JPH0339798Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、電子写真複写機等の複写装置に関
し、特に黒板に書かれた文字，図形等の複写を行
う複写装置に関するものである。

〔従来技術〕

従来、会議，講演等において黒板に書かれた文
字図形等をノートに転記していた。しかし、転記
の際のわずらわしさや誤記を防止するものとし
て、黒板に書かれた文字等を直接複写することの
できる複写装置が提案されている。

例えば、書き込み可能な平板状パネルに文字等
をフエルトペン等で書き込み、これをローラ対に
より挾持し、上下に往復移動することによりパネ
ル面に記載された文字を複写する装置が提案され
ている。

また、通常の原稿ガラス上に載置された原稿を
複写する装置を用いて黒板（表示シート）上の画
像を複写する複写装置もある。

〔従来技術の問題点〕

しかし、以上のような構成の黒板複写機におい
ては、パネル上の画像のみしか複写することが出
来ず通常の原稿複写は不可能であつた。また、複
写装置の内部にパネルが出入りするため大きなパ
ネルを使用することができず、黒板として書込め
る面積が少なく黒板としての実用性に乏しかつ
た。さらに、複写装置全体を小型化することが出
来なかつた。

また、通常の複写装置を用いて黒板の画像を複
写した場合には、黒板画像の複写サイズと一致し
ない複写紙を用いて複写を行うと黒板上に描かれ
た画像以外の不必要な部分が複写紙上に複写され
たり、複写紙サイズを越えた不必要な部分の画像
形成のためにトナー等を浪費する問題点を有して
いる。

〔考案の目的〕

本考案は上記従来の欠点に鑑み、通常の複写機
能を有すると共にパネル上に描かれた文字，図形
等の画像を簡単な構成で複写することを可能と
し、同時にトナーを浪費するような無駄な複写動
作を行うことのない複写装置を提供することを目
的とするものである。

〔考案の要点〕

本考案は、上記目的を達成するために、書き込
み消去可能なボードシートを移動させ該ボードシ
ート上の画像を縮小光学系により特定の倍率に縮
小して感光体上に結像させ該結像画像を現像し、
供給される複写紙上に転写する複写装置におい
て、前記ボードシートの位置を検知する位置検知
手段と、複写紙搬送路上に位置し複写紙の存在を
検知する複写紙検知手段と、前記感光体周囲に配
設された帯電手段と現像手段間に設けられ前記感
光体上の不要電荷を除去する除電手段と、該除電
手段の動作を制御する制御手段を有し、該制御手
段は前記複写紙のサイズに対応する前記感光体側
部の電荷の除去及び前記位置検知手段と前記複写
紙検知手段との出力に基づき前記感光体の移動方
向の電荷の除去を行うことを特徴とする。

〔考案の実施例〕

以下本考案の実施例について図面を参照しなが
ら詳述する。

第２図は、本考案複写装置の全体構成を示す斜
視図、第３図は本考案複写装置の黒板複写状態を
示す斜視図である。

同図において、複写装置はボード部１と複写部
２とから構成されており、ボード部１はフレーム
１ａ，ボードシート３，ボード操作部４とで構成
され、内部にはボード光学系と巻取り装置とを有
している。複写部２は上部に原稿カバー２ａを含
む原稿台が設けられ、複写機台５上に設けられた
レール５ａ上を前後に移動可能に取り付けられて
いる。

通常原稿カバー２ａの下に原稿を載置して複写
する時は第２図に示す様に複写部２を前に出し、
ボードシート３上の画像を複写する時は第３図に
示すように複写部２を後に引つ込めて使用する。

第１図は複写部２内の構成を示す図である。通
常の原稿ガラス６上に載置された原稿（図示せ
ず）を複写する場合には、光源７の光を原稿に照
射し、原稿からの反射光を複写用第１ミラー８，
複写用レンズ９ａ，複写用第２ミラー１０を介し
て感光体ドラム１１の感光面１２に照射（露光）
する。この時、感光面１２は予め帯電器１３によ
り一様な電荷が付与されており、本考案の要部で
ある、ブランクランプ１４により非画像部分が除
電され、上述の露光により感光面１２上には静電
潜像が形成される。感光面１２上に形成された静
電潜像が形成される。感光面１２上に形成された
静電潜像は、現像器１６により可視像化されトナ
ー像となり、転写器１７においてトナー像の先端
に後述する方法によりタイミングを合せて給紙カ
セツト１８から給紙コロ１９，タイミングローラ
２０を介して送られてきた転写紙に転写される。
転写された転写紙上のトナー像は定着器２１で熱
定着された後、排紙ローラ２２により機外に排出
される。一方、転写器１７で完全に転写されなか
つた感光面１２上の残留トナーはクリーナ２３で
除去され、再度の露光に備えて感光面１２には帯
電器１３により一様な電荷が付与される。

一方、原稿ガラス６の下側で複写部２の筐体２
にはボード複写用露光口（以下露光口で示す）２
４と原稿複写用露光口２５とが設けられ、露光口
２４の下には外光を機外に進入させないためのシ
ヤツター２６が設けられている。また、原稿ガラ
ス６の前部には先端指示板２７が設けられてい
る。

次に簡単に第４図，第５図ａ，ｂにより転写紙
の先端とトナー像の先端合わせのタイミング制御
動作を説明する。転写紙の搬送通路上でタイミン
グローラ２０の直前には転写紙の先端を検知する
待機センサ２８（第１図）が設けられていて、転
写部２の筐体２ｂ上にはマイクロスイツチ２９，
３０が並列に設けられている。マイクロスイツチ
２９、３０には各々アクチユエータ２９ａ，３０
ａが設けられ、原稿ガラス６の下部にはマイクロ
スイツチ２９に対応した位置に押片３１，３２が
設けられ、マイクロスイツチ３０に対応した位置
には押片３３が設けられている。したがつて、押
片３１，３２はアクチユエータ２９ａを押す位置
に、押片３３はアクチユエータ３０ａを押す位置
に設けられていることになる。複写スタート時は
第５図ａに示すように押片３３がアクチユエータ
３０ａを押下げた状態で停止している。図示しな
い複写スイツチをオンすると、給紙コロ１９によ
り転写紙は搬送路に送出され、待機センサ２８で
転写紙の先端を検出した後一定時間後タイミング
ローラ２０に転写紙の先端が当接した状態で転写
紙は停止する。

一方、待機センサ２８が転写紙の先端を検出す
ると同時に光源７は点灯し、同時に原稿ガラス６
は矢印３４ａ方向に前進走査を開始する。原稿ガ
ラス６が前進中押片３１がアクチユエータ２９ａ
を再度押下げると同時または複写倍率によつて定
まる所定時間経過後にタイミングローラ２０が回
転を開始し、一旦停止していた転写紙は感光面１
２上のトナー像と同期して転写器１７に送られ
る。

さらに転写が行なわれ、原稿ガラス６は転写紙
の後端が待機センサ２８を通過するまで前進し、
転写紙の後端が待機センサ２８を通過すると前進
走査を停止し、矢印３４ｂ方向に後退し押片３３
がアクチユエータ３０ａを押下げた状態で停止す
る。また、転写紙として最大サイズの用紙を用い
縮小コピーを行なつた場合には転写紙後端が待機
センサ２８を通過する以前に押片３２がアクチユ
エータ２９ａを押下げるが転写紙後端が待機セン
サ２８を通過するまで原稿ガラス６は停止しその
後に後退走査を行う。

次に第６図を用いてボード部１の構成を説明す
る。巻取り装置は巻取りローラ３５，３６、送り
ローラ３７ａ〜３７ｄ等で構成され、ボードシー
ト３の巻取りローラ３６に多数回巻かれたボード
シート３を送りローラ３７ａ〜３７ｄを介して巻
取りローラ３５に巻取り、この時の巻取り速度は
図示しない駆動機構により等速でおこなわれ、巻
戻しは、巻取りローラ３６に巻取ることにより行
われる。また、巻取られたボードシート３は送り
ローラ３７ｃ〜３７ｄによりフレーム１ａに対し
て水平な面を形成する。また、ボードシート３は
バツクアツプボード３８によつても水平が保たれ
ている。

また、黒板光学系は蛍光灯３９，第１ミラー４
０，第２ミラー４１，黒板用レンズ４２等で構成
され、上述の送りローラ３７ａ，３７ｂ間に平面
状に形成されたボードシート３に蛍光灯３９の光
照射が行なわれる。

また、ボードシート３には第７図に示すよう
に、上端の１箇所に第１ページ検出マーク４３が
設けられ、下端には一定間隔ｍをおいてページ検
出マーク４４ａ，４４ｂ……，及びタイミングマ
ーク４５ａ，４５ｂ……が設けられ、本実施例で
はページ検出マーク４４ｅ（図示せず）まで設け
られ、従つてボードシート３上に５ページ分の区
分が行われていることになる。またボード部１内
には第１ページ検出マーク４３とページ検出マー
ク４４ａ，４４ｂ〜４４ｅタイミングマーク４５
ａ，４５ｂ〜４５ｅとに対応した位置に各々マー
クセンサ４６，４７が設けられている。

一方、ボード操作部４は第８図に示すように電
源スイツチ４８，各ページ指示スイツチ４９ａ〜
４９ｅ，プリントスイツチ５０，及び電源スイツ
チ４８をオンすると点灯する電源ランプ５１，各
ページ指示スイツチ４９ａ〜４９ｅをオンすると
点灯するページ表示ランプ５２ａ〜５２ｅ及びア
ラームランプ５３で構成されている。

アラームランプ５３は、複写部２が図示しない
検出手段によりボードシート３上の画像を複写す
る位置にないことを検出している時点灯し、転写
紙が無い場合や定着器２１所定温度に達していな
い場合等の複写条件の整つていない時点滅する。

又、電源スイツチ４８を投入した時、マークセ
ンサ４６が第１ページ検出マーク４３を検出して
いないと、図示しない制御機構により、巻取りロ
ーラ３６が駆動し、マークセンサ４６が 第１ペ
ージ検出マーク４３を検出する位置にボードシー
ト３を移動する。

次に、ボードシート３上に描かれた文字，図形
等の画像を複写する工程について説明する。

第９図は、蛍光灯３９の光を文字，図形等が描
かれたボードシート３に照射した際のボードシー
ト３からの反射光５４の光路を示すものである。

同図に示すように反射光５４は、反射光５４に
対して45度傾いて配位された第１ミラー４０によ
り90度折曲され、さらに第２ミラー４１により下
方に90度折曲され、黒板用レンズ４２を介して複
写部２内の感光体ドラム１１上に露光される。
又、反射光５４の光路上に位置するシヤツタ２
６，原稿ガラス６，複写用レンズ９ａ等は電源ス
イツチ４８の投入時に各々移動しており、例えば
第１図に示すシヤツタ２６は点線で示す位置に移
動しており、原稿ガラス６，原稿カバー２ａも露
光口２４を塞がない位置に移動しており、黒板用
レンズ４２を通過した反射光５４は、筐体２ｂに
設けられた露光口２４を通過して感光面１２に光
照射することができる。さらに、複写用レンズ９
ａも反射光５４の光路を塞がない点線の等倍位置
９ｂに移動し、他のミラー等の光学系において
も、反射光５４の光路を塞ぐ位置にある時は塞が
ない位置に移動しており、反射光５４が感光体面
１２に露光された後は、前述した原稿複写と同様
な現像，転写，クリーニング等の工程をへて転写
紙にボードシート３に描いた画像が複写される。
この時の画像と転写紙とのタイミング合せは上述
した第１ページ検出マーク４３，ページ検出マー
ク４４ａ〜４４ｅ，タイミングマーク４５ａ〜４
５ｅ及びマークセンサ４６，４７を用いて行われ
る。例えば、ボードシート３上に描いた３ページ
目の画像を複写したい場合には、ページ指示スイ
ツチ４９ｃをオンして３ページ目の複写を示すペ
ージ表示ランプ５２ｃを点灯させると共に図示し
ない制御機構により、巻取りローラ３５を駆動
し、ページ検出マークをカウントし、３ページ目
すなわちページ検出マーク４４ｃを検出すると巻
取りローラ３５を停止させる。次にプリントスイ
ツチ５０を押すと給紙コロ１９が回転を開始し、
給紙カセツト１８から転写紙を搬送路に送出す
る。搬送路に送出された転写紙は待機センサ２８
を通過後、所定時間給紙コロ１９の回転を続行さ
せタイミングローラ２０に転写紙の先端を当接さ
せて停止する。また待機センサ２８が転写紙の先
端を検出すると同時に図示しない制御回路により
巻取り信号がボード部１に送られ、巻取りローラ
３５を駆動する。このことによりボードシート３
は移動し、ボードシート３上のタイミングマーク
４５ｃがマークセンサに検出されるとボード部１
から複写部２にタイミング信号が送られ、タイミ
ングローラ２０の回転を開始させ転写器１７に転
写紙を搬送させる。この動作により感光面１２上
のトナー像の先端と転写紙の先端は一致し、トナ
ー像を転写紙の正しい位置に転写させることがで
きる。さらにマークセンサ４７が次のページ検出
マーク４４ｄを検出すると巻取りローラ３５の駆
動を停止する。

また、ボードシート３の１ページ目，２ページ
目，４ページ目を複写する場合も同様の動作によ
り行うことが出来る。

以上のような構成と複写工程を有する複写装置
において、以下に複写に不要な部分を転写紙上に
複写させない機構について詳しく説明する。

通常、転写紙上に不要な画像を複写しないため
には、転写紙の幅方向（すなわち感光体ドラム１
１の軸方向）の複写領域（以下サイドブランクで
示す）を制御することと、転写紙の長さ方向（す
なわち感光体ドラム１１の周方向）の複写領域
（以下長さブランクで示す）を制御することによ
り行われる。

先ず、原稿ガラス６上に載置した原稿複写にお
いて、感光面１２上のサイドブランクの制御は、
転写紙の幅方向の複写領域が制御できるようにブ
ランクランプ１４を第１０図に示すように９個の
ランプ１４ａ〜１４ｉで構成し、予め、転写紙の
幅を検出するか又はそのデータを図示しない制御
回路に入力しておくことにより行われる。また、
長さブランクの制御は前述の待機センサ２８を用
いて行われる。例えば、第１１ａのタイムチヤー
トに示すようにB4サイズの転写紙を用いて原稿
ガラス６上の原稿複写を行うとすれば、図示しな
い複写スイツチをオンすることによりブランクラ
ンプ１４内のランプ１４ａ〜１４ｉの全てを点灯
させる。このランプ１４ａ〜１４ｉの点灯によつ
て、帯電器１３により予め一様な電荷が付与され
ていた感光面１２の全幅でしかも一定領域が除電
される。この一定領域の除電により、感光面１２
の長さブランクが形成される。

次に、転写紙が給紙コロ１９により搬送路に送
り出され、転写紙の先端が待機センサ２８を通過
すると待機センサ２８はオンし、待機センサ２８
のオンによりランプ１４ｂ〜１４ｈは消灯する。
このランプ１４ｂ〜１４ｈが消灯することにより
（従つてランプ１４ａ，１４ｉが点灯を続けるこ
とにより）、感光面１２の周辺領域が除電される。
この感光面１２の周辺領域の除電によりサイドブ
ランクが作成される。さらに、転写紙が搬送され
て複写紙の後端が待機センサ２８を通過すると待
機センサ２８はオフし、待機センサ２８のオフに
よりランプ１４ｂ〜１４ｈは再び点灯し、再度感
光面の全幅でしかも、一定領域が除電される。こ
の除電により感光面１２の長さブランクが作成さ
れる。

次にボードシート上に描かれた画像を複写する
場合においてサイドブランク、長さブランクの制
御方法を説明する。ボードシート３の複写ではサ
イドブランク幅は黒板側の光学系により規定され
る。例えば黒板側の光学系がボードシート３の像
をA3サイズに縮小して複写する場合について、
第１１図ｂのタイムチヤートを用いて動作説明す
る。

先ず、プリントスイツチ５０をオンすることに
よりランプ１４ａ〜１４ｉの全てを点灯させる。
この全ランプの点灯により、上述と同様感光面１
２の長さブランクの一方が制御される。次に転写
紙が給紙コロ１９により搬送路に送り出され、上
述と同様に転写紙の先端が待機センサ２８を通過
し所定時間通過後にランプ１４ｃ〜１４ｇが消灯
し（従つてランプ１４ａ，及び１４ｈ，ｉが点灯
を続けることにより）、感光面１２上にサイドブ
ランクを作成する。ここで待機センサ２８がON
してからランプ１４ｃ〜１４ｇを消灯させるまで
に所定時間遅延させるのは、ボードシート３の複
写の場合、感光面１２上の像露光位置が、通常複
写の場合の像露光位置と異なる為である。さら
に、転写紙が搬送され転写紙の後端が待機センサ
２８を通過する前に前述のマークセンサ４７がペ
ージ検出マーク４４ｂ〜４４ｅを検出すると、ボ
ードシート３の巻取終了し信号がマークセンサ４
７から出力されランプ１４ｃ〜１４ｇが再度点灯
する。この点灯により感光面１２には長さブラン
クが作成される。

また、転写紙としてA4サイズより小さなサイ
ズを用いた場合にはマークセンサ４７がページ検
出マーク４４ａ〜４４ｅを検出する前に待機セン
サ２８が転写紙の後端を検出する。この場合には
待機センサ２８の信号によりランプ１４ｃ〜１４
ｇを再度点灯させる。

以上のように本実施例によればボードシート３
上に描かれた画像をボードシートの１ページ分の
後端検知すなわちマークセンサ４７から出力され
る巻取終了信号と、待機センサ２８から出力され
る転写紙後端信号のどちらか先に出力された信号
に従つて、ランプ１４ａ〜１４ｉの点灯タイミン
グを制御することにより感光面１２のサイドブラ
ンク、長さブランクを制御し，複写に必要な領域
のみ複写を行うことができる。

又、本実施例ではボードシート３に５個のペー
ジ検出マーク，タイミングマークを付して５ペー
ジ分の画像を複写できるように構成したが、ペー
ジ検出マーク，タイミングマークを６個，７個…
…と設けてさらに多数のページの複写を行うこと
を可能にしても良い。

また本実施例ではブランクランプ１４を９個の
ランプで構成したが使用するランプは９個に限ら
ず他の個数のランプを設けても良いことは勿論で
ある。

〔考案の効果〕

以上詳細に説明したように本考案によれば、黒
板上に描かれた画像を複写する際、パネル自体を
複写装置内に入れたりする必要もなく、簡単な構
成で装置を小型にできると共に、余分な複写動作
又は不必要な複写画像を作成することが少なくト
ナーを浪費することがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の複写装置を構成する複写部の
構成図、第２図は本考案の複写装置の斜視図、第
３図は黒板複写状態を示す複写装置の斜視図、第
４図はマイクロスイツチ及び押片の構成図、第５
図ａ，ｂはマイクロスイツチ及び押片の配置構成
図、第６図はボード部の構成図、第７図はボード
シートの構成図、第８図はボード操作部の構成
図、第９図はボードシート複写時の反射光の光路
を示す概略構成図、第１０図はブランクランプの
構成図、第１１図はタイムチヤート図である。 １……ボード部、２……複写部、３……ボード
シート、６……原稿台ガラス、１１……感光体ド
ラム、１４……ブランクランプ、１４ａ〜１４ｉ
……ランプ、２４……露光口、２６……シヤツ
タ、２８……待機センサ、４０……第１ミラー、
４１……第２ミラー、４２……黒板用レンズ、４
３……第１ページ検出マーク、４４ａ，４４ｂ…
…ページ検出マーク、４５ａ，４５ｂ……タイミ
ングマーク、５４……反射光。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 書き込み消去可能なボードシートを移動させ該
   ボードシート上の画像を縮小光学系により特定の
   倍率に縮小して感光体上に結像させ該結像画像を
   現像し、供給される複写紙上に転写する複写装置
   において、 前記ボードシートの位置を検知する位置検知手
   段と、複写紙搬送路上に位置し複写紙の存在を検
   知する複写紙検知手段と、前記感光体周囲に配設
   された帯電手段と現像手段間に設けられ前記感光
   体上の不要電荷を除去する除電手段と、該除電手
   段の動作を制御する制御手段を有し、 該制御手段は前記複写紙のサイズに対応する前
   記感光体側部の電荷の除去及び前記位置検知手段
   と前記複写紙検知手段との出力に基づき前記感光
   体の移動方向の電荷の除去を行うことを特徴とす
   る複写装置。