JPS5928907B2 - 複写機 - Google Patents
複写機Info
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- JPS5928907B2 JPS5928907B2 JP12117677A JP12117677A JPS5928907B2 JP S5928907 B2 JPS5928907 B2 JP S5928907B2 JP 12117677 A JP12117677 A JP 12117677A JP 12117677 A JP12117677 A JP 12117677A JP S5928907 B2 JPS5928907 B2 JP S5928907B2
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- Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
- Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は原稿の複写すべき領域を可変設定できる複写機
に関する。
に関する。
従来の複写機の原稿台は、原稿を複写する時に置く原稿
載置面を持ち、それは一般的には、最大原稿サイズをカ
バーする長方形の平面や円筒面で構成され、且つ原稿を
置く位置を規定する原稿基準を持つている。
載置面を持ち、それは一般的には、最大原稿サイズをカ
バーする長方形の平面や円筒面で構成され、且つ原稿を
置く位置を規定する原稿基準を持つている。
原稿基準は例えば長方形の原稿載置面(横長、縦長どち
らでも良い)の左右方向(以後X方向と呼ぷ)と前後方
向(以後Y方向と呼ぷ)のそれぞれ或る位置を原稿を合
せる基準としたものであり、原稿の端部や中心線等をそ
れぞれ合せることにより原稿載置面に対する原稿の位置
を決定するものである。(第1図、第2図)ここで原稿
とは、複写をするコピー紙のサイズに対応して長方形の
画像面を有するシートや本を想定するのが通常であるが
、立体物とかサイズの大きな書類とか、サイズの小さい
書類の複写等、被複写体の総称である。従来は原稿基準
の位置が定位置に決められており、それに対して原稿の
複写すべき部分を位置決めしたのである。
らでも良い)の左右方向(以後X方向と呼ぷ)と前後方
向(以後Y方向と呼ぷ)のそれぞれ或る位置を原稿を合
せる基準としたものであり、原稿の端部や中心線等をそ
れぞれ合せることにより原稿載置面に対する原稿の位置
を決定するものである。(第1図、第2図)ここで原稿
とは、複写をするコピー紙のサイズに対応して長方形の
画像面を有するシートや本を想定するのが通常であるが
、立体物とかサイズの大きな書類とか、サイズの小さい
書類の複写等、被複写体の総称である。従来は原稿基準
の位置が定位置に決められており、それに対して原稿の
複写すべき部分を位置決めしたのである。
又複写を行なう時基準位置には一つの原稿しか置くこと
はできない。しかし、原稿載置面は最大原稿サイズをカ
バーしているので、小さい原稿を複写する場合、例えば
A3サイズをカバーする原稿載置面に、A4、A5、A
6等の原稿を同時に複数個置くことも可能である。この
時、,原稿基準を変えて行けば、各原稿を原稿載置面に
配置したまま順に複写できる。又原稿載置面に適宜原稿
を置き、その複写すべき一部分に対応して原稿基準を設
定することができれば、原稿載置面に置かれた原稿の複
数の複写すべき部分を原稿を移動することなく複写する
ことができる。綴じられた書類を開いて原稿載置面に置
き、その開かれた両頁のそれぞれを別々に複写する場合
はその一例である。本発明の目的は、原稿の複写すべき
領域を原稿載置面上に於いて任意に指定できる、或いは
任意の位置に配置した原稿を複写できる転写型の複写機
を提供することである。
はできない。しかし、原稿載置面は最大原稿サイズをカ
バーしているので、小さい原稿を複写する場合、例えば
A3サイズをカバーする原稿載置面に、A4、A5、A
6等の原稿を同時に複数個置くことも可能である。この
時、,原稿基準を変えて行けば、各原稿を原稿載置面に
配置したまま順に複写できる。又原稿載置面に適宜原稿
を置き、その複写すべき一部分に対応して原稿基準を設
定することができれば、原稿載置面に置かれた原稿の複
数の複写すべき部分を原稿を移動することなく複写する
ことができる。綴じられた書類を開いて原稿載置面に置
き、その開かれた両頁のそれぞれを別々に複写する場合
はその一例である。本発明の目的は、原稿の複写すべき
領域を原稿載置面上に於いて任意に指定できる、或いは
任意の位置に配置した原稿を複写できる転写型の複写機
を提供することである。
以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図示例は、ミラー走査系を有する複写機について示して
あるが、本発明の目的からしてミラー走査系に限定され
るものでなく、原稿台移動型及びフラツシ露光型につい
ても適用される事は当然である。第4図に本発明の実施
に適した複写機の断面図を示す。
あるが、本発明の目的からしてミラー走査系に限定され
るものでなく、原稿台移動型及びフラツシ露光型につい
ても適用される事は当然である。第4図に本発明の実施
に適した複写機の断面図を示す。
原稿載置面2上の原稿は、該原稿載置面直下に位置し、
これと平行に移動可能に、しかるべきレールに支持され
た反射笠3及び照明ランプ6及び第1ミラー4で構成さ
れる第1走査系と、その2/1の速度で同方向に移動す
る第2ミラー5で構成される第2走査系により走査され
、レンズ7及び固定ミラー8,9を経て、感光ドラム1
上に結像される。
これと平行に移動可能に、しかるべきレールに支持され
た反射笠3及び照明ランプ6及び第1ミラー4で構成さ
れる第1走査系と、その2/1の速度で同方向に移動す
る第2ミラー5で構成される第2走査系により走査され
、レンズ7及び固定ミラー8,9を経て、感光ドラム1
上に結像される。
一方感光ドラム1は本体に固定された軸上を矢印方向に
回動し、帯電器11により1次帯電を受けた後除電器1
2によりAC除電(又は1次と逆極性帯電)を受けると
同時に、先述の如く原稿像露光を行ない、更に全面露光
ランプ14で照射され高コントラストの潜像を得る。該
潜像は、次に現像器15により顕像化され次いで力セツ
ト16から給送された転写材17に転写部署に於いて転
写帯電器18により転写され、更に転写材は感光体から
分離された後定着器20で加熱加圧され粉像を転写材上
に定着して機外に排出される。一方転写後感光体は、ク
リーニング装置21によりその表面の残留粉像を除去せ
しめられ次の複写サイクルに入る。
回動し、帯電器11により1次帯電を受けた後除電器1
2によりAC除電(又は1次と逆極性帯電)を受けると
同時に、先述の如く原稿像露光を行ない、更に全面露光
ランプ14で照射され高コントラストの潜像を得る。該
潜像は、次に現像器15により顕像化され次いで力セツ
ト16から給送された転写材17に転写部署に於いて転
写帯電器18により転写され、更に転写材は感光体から
分離された後定着器20で加熱加圧され粉像を転写材上
に定着して機外に排出される。一方転写後感光体は、ク
リーニング装置21によりその表面の残留粉像を除去せ
しめられ次の複写サイクルに入る。
前記複写機は、第5図に示す如く、感光ドラム1と歯車
系によつて結合されたクロツクパルス発生装置30を有
し、該クロツクパルス発生装置はランプ32と光電変換
素子31又はホールICと磁石及び回転円板33で構成
され、該パルス発生装置30が発生するパルス数を数え
て種々の制御を行なつている。第1走査系の移動径路中
には、第1走査系のホームポジシヨン検出器H1及び原
稿の被複写領域の走査開始検出器H2を有し、各々例え
ばホールICを使用し、一方第1走査系側には上記検出
器の作動片として磁石M1を固定してある。第4図に示
す始発位置においては第1走査系の磁石M1はホームポ
ジシヨン検出器H1と相対して静止している。この状態
でプリントボタンを押すと感光ドラム1は回転し、そし
て同時にクロツクパルス発生装置30及びパルスカウン
ターも作動する。必要なパルス数をカウントした後給紙
信号を出すと力セツト16中に保持されている転写材1
7は、ピツクアツプロール21の作動により力セツト1
6から給送され、搬送ローラー22を経てレジスターロ
ール29に到る。レジスターロール29は力セツトから
給送される転写材が到達する直前にその回動を停止する
ため、給送された転写材はその先端をレジスターロール
29に当接した状態で若干のループを作り停止する。一
方第1走査系の方は、やはり所定のパルス数後に照明ラ
ンプ6が点灯し、往動クラツ几L−1がオンとなり往動
を開始し、原稿台上の原稿の像露光を開始する。
系によつて結合されたクロツクパルス発生装置30を有
し、該クロツクパルス発生装置はランプ32と光電変換
素子31又はホールICと磁石及び回転円板33で構成
され、該パルス発生装置30が発生するパルス数を数え
て種々の制御を行なつている。第1走査系の移動径路中
には、第1走査系のホームポジシヨン検出器H1及び原
稿の被複写領域の走査開始検出器H2を有し、各々例え
ばホールICを使用し、一方第1走査系側には上記検出
器の作動片として磁石M1を固定してある。第4図に示
す始発位置においては第1走査系の磁石M1はホームポ
ジシヨン検出器H1と相対して静止している。この状態
でプリントボタンを押すと感光ドラム1は回転し、そし
て同時にクロツクパルス発生装置30及びパルスカウン
ターも作動する。必要なパルス数をカウントした後給紙
信号を出すと力セツト16中に保持されている転写材1
7は、ピツクアツプロール21の作動により力セツト1
6から給送され、搬送ローラー22を経てレジスターロ
ール29に到る。レジスターロール29は力セツトから
給送される転写材が到達する直前にその回動を停止する
ため、給送された転写材はその先端をレジスターロール
29に当接した状態で若干のループを作り停止する。一
方第1走査系の方は、やはり所定のパルス数後に照明ラ
ンプ6が点灯し、往動クラツ几L−1がオンとなり往動
を開始し、原稿台上の原稿の像露光を開始する。
次に感光体上の像と転写材の同期(転写部署において転
写材と感光体上の顕画像と一致させる)については、第
1走査系が原稿被複写領域の先端を走査する矢印23で
示した位置に前述の検出器H2が設けられており、第1
走査系が該位置を通過する事により信号を出す。
写材と感光体上の顕画像と一致させる)については、第
1走査系が原稿被複写領域の先端を走査する矢印23で
示した位置に前述の検出器H2が設けられており、第1
走査系が該位置を通過する事により信号を出す。
該信号は丁度感光ドラム上の被複写画像先端と対応して
いる。該信号を基準として以後ドラム回動と同期して発
生されるクロツクパルスをカウントし、丁度転写位置か
らレジスターロールまでの距離と等しい転写位置からの
感光ドラム土での距離を残す位置まで感光体上の被複写
画像先端が来るとレジスターロール作動信号を発し、転
写材を再び給送し、感光ドラム上の顕画と同期せしめ転
写を行なう。一方第1走査系は、原稿のサイズ又は装填
されている転写材のサイズによりその走査距離を制御す
る事が望ましく、これも予め転写材のサイズ毎に設定さ
れたカウント数(走査系が原稿被複写領域先端検知素子
H2を通過してからの)で、往動から復動に切り換える
ようにする。
いる。該信号を基準として以後ドラム回動と同期して発
生されるクロツクパルスをカウントし、丁度転写位置か
らレジスターロールまでの距離と等しい転写位置からの
感光ドラム土での距離を残す位置まで感光体上の被複写
画像先端が来るとレジスターロール作動信号を発し、転
写材を再び給送し、感光ドラム上の顕画と同期せしめ転
写を行なう。一方第1走査系は、原稿のサイズ又は装填
されている転写材のサイズによりその走査距離を制御す
る事が望ましく、これも予め転写材のサイズ毎に設定さ
れたカウント数(走査系が原稿被複写領域先端検知素子
H2を通過してからの)で、往動から復動に切り換える
ようにする。
そして復動後第1走査系はホームポジシヨン検出器H1
を作動させて停止する。
を作動させて停止する。
以上の如き構成の複写機において、本発明の装置を具体
的に述べる。本発明の目的は前述の如く、原稿載置面上
の原稿の設置位置を自由に変え得る事、並びに1つの原
稿の中の任意の部分を複写出来る様にする事である。そ
のために原稿台上の原稿載置面近傍に原稿設置用の指標
を該原稿台近傍に固定されたガイド手段上を移動可能に
設ける。
的に述べる。本発明の目的は前述の如く、原稿載置面上
の原稿の設置位置を自由に変え得る事、並びに1つの原
稿の中の任意の部分を複写出来る様にする事である。そ
のために原稿台上の原稿載置面近傍に原稿設置用の指標
を該原稿台近傍に固定されたガイド手段上を移動可能に
設ける。
該指標はその目的からして、各々X方向(原稿走査方向
)及びY方向(X方向と垂直な方向であり、転写材給送
通路を横断する方向に対応する)に独立して移動可能に
設ける。先ずX方向の指標について述べる。(X指標と
称す)X一指標は第6図に示す如く原稿の走査方向の設
置基準又は複写すべき原稿領域の先端を規制すべきもの
である。
)及びY方向(X方向と垂直な方向であり、転写材給送
通路を横断する方向に対応する)に独立して移動可能に
設ける。先ずX方向の指標について述べる。(X指標と
称す)X一指標は第6図に示す如く原稿の走査方向の設
置基準又は複写すべき原稿領域の先端を規制すべきもの
である。
従つて、X一指標の移動により第1走査系のホームポジ
シヨン並びにレジスターロールの作動時点を制御する必
要がある。第6図に示す如く、X−指標は、レール36
、原稿の被複写領域の先端を規制する指標部34、ガイ
ド保持部35及びホームポジシヨン検出器H1、原稿被
複写領域先端検知素子H2から構成される。先の説明で
明らかな如く、X一指標を複写すべき部分の先端部に相
当するE位置に移動させる。しかる後にプリントボタン
を押すと感光ドラム、帯電器等必要な前処理工程が作動
を開始すると共にX一指標と共にホームポジシヨン検出
器H1も移動しているので、第1走査系は復動クラツチ
CL−2が作動し第7図に示す如く矢印A方向に若干移
動するが、本来のホームポジシヨンより少しずらした位
置に固定されたリミツタ一L−1により移動を規制され
ると共に往動クラツチCL−1が作動して第1走査系が
往動すると共に、次にX指標と一体的に設けられたホー
ムポジシヨン検出器H1を第1走査系と一体的に設けら
れた磁石M1が作動させると、該検出器H1の信号によ
り第8図に示す様に1度この位置に停止する。その後、
前処理工程を完了すると、制御装置からの信号により走
査系往動クラツチCL−1が作動すると共に照明ランプ
も点灯し、原稿走査を開始する。走査長は前述の如くセ
ツトされている転写材サイズ又は力セツトの種類により
一義的に設定されるパルス数をカウントして制御される
。又安全対策上、最大走査長を走査完了する右端部にも
リミツタ一L−2を設け、該リミツタ一は設定された転
写材又は力セツトに無関係に走査系の往動クラツチCL
−1をオフせしめ、復動クラツチCL−2を作動させる
。給紙は前述の如くコピーサイクル中又は必要ならこれ
に先立つて所定力セツトから給送されレジスターロール
29に到達し停止する。しかる後第1走査系の移動によ
り検出器H2から発せられる原稿被複写領域先端検知の
信号を基準としたクロツクパルス数でレジスターロール
29を作動せしめるため、像先端と転写材とは正確に一
致し、しかも走査長は転写材サイズ又は力セツトサイズ
により制御されているので、原稿の先端さえ指示してや
れば、走査方向の長さは転写材により一義的に決定され
る。又設定されたX一指標の位置から原稿の終端まで(
実質複写される長さ)の距離が、設定された転写材より
短い場合は前述のリミツタ一L−2を走査系が作動せし
める事により、走査を完了するので転写材を後端部に余
白を生ずるものの、複写には何ら支障はない。次に原稿
の被複写領域の側端を規制するY一指標について述べる
。
シヨン並びにレジスターロールの作動時点を制御する必
要がある。第6図に示す如く、X−指標は、レール36
、原稿の被複写領域の先端を規制する指標部34、ガイ
ド保持部35及びホームポジシヨン検出器H1、原稿被
複写領域先端検知素子H2から構成される。先の説明で
明らかな如く、X一指標を複写すべき部分の先端部に相
当するE位置に移動させる。しかる後にプリントボタン
を押すと感光ドラム、帯電器等必要な前処理工程が作動
を開始すると共にX一指標と共にホームポジシヨン検出
器H1も移動しているので、第1走査系は復動クラツチ
CL−2が作動し第7図に示す如く矢印A方向に若干移
動するが、本来のホームポジシヨンより少しずらした位
置に固定されたリミツタ一L−1により移動を規制され
ると共に往動クラツチCL−1が作動して第1走査系が
往動すると共に、次にX指標と一体的に設けられたホー
ムポジシヨン検出器H1を第1走査系と一体的に設けら
れた磁石M1が作動させると、該検出器H1の信号によ
り第8図に示す様に1度この位置に停止する。その後、
前処理工程を完了すると、制御装置からの信号により走
査系往動クラツチCL−1が作動すると共に照明ランプ
も点灯し、原稿走査を開始する。走査長は前述の如くセ
ツトされている転写材サイズ又は力セツトの種類により
一義的に設定されるパルス数をカウントして制御される
。又安全対策上、最大走査長を走査完了する右端部にも
リミツタ一L−2を設け、該リミツタ一は設定された転
写材又は力セツトに無関係に走査系の往動クラツチCL
−1をオフせしめ、復動クラツチCL−2を作動させる
。給紙は前述の如くコピーサイクル中又は必要ならこれ
に先立つて所定力セツトから給送されレジスターロール
29に到達し停止する。しかる後第1走査系の移動によ
り検出器H2から発せられる原稿被複写領域先端検知の
信号を基準としたクロツクパルス数でレジスターロール
29を作動せしめるため、像先端と転写材とは正確に一
致し、しかも走査長は転写材サイズ又は力セツトサイズ
により制御されているので、原稿の先端さえ指示してや
れば、走査方向の長さは転写材により一義的に決定され
る。又設定されたX一指標の位置から原稿の終端まで(
実質複写される長さ)の距離が、設定された転写材より
短い場合は前述のリミツタ一L−2を走査系が作動せし
める事により、走査を完了するので転写材を後端部に余
白を生ずるものの、複写には何ら支障はない。次に原稿
の被複写領域の側端を規制するY一指標について述べる
。
Y一方向に関しては、第9図に示す如くX一指標と同様
Y一指標38も原稿台先端近くに設けられたガイド37
に移動可能に支持されており、Y−指標は、走査方向と
直交する方向(この方向は転写材給送通路を横断する方
向である)に基準を移動させるのみで、基準と逆側は転
写材のサイズで決まる。この場合基準をC位置まで移動
させたままでは、第10図に示す如く、感光体上の転写
すべき像も転写材に対してずれたままになる。この場合
転写材の給送位置(通路)は固定されているので、所定
の転写材に対し基準を移動したDに相当する分だけ転写
すべき像を移動させないと、転写される像はカツトされ
る。従つて、Y−指標の移動に際しては、レンズも同方
向に所定の距離動かす必要を生じる。即ち、第11図に
示す如く移動後のY一指標により設定された基準に対応
した像が、移動前の基準に対応した位置に投影される様
にレンズを移動する訳で、等倍複写の場合基準の移動量
つまりY一指標の移動量の1/2レンズを同方向に移動
すれば良い。第9図に実施例を示す。レンズ7の1端部
にレール39を光軸と直交する方向に設け、該レール3
9上にレンズ・ホルダー40を移動可能に支持し、該レ
ンズ・ホルダーの1部にプーリ−41を回動自在に軸支
せしめ、ワイヤー42を各々端部を固定し、該プーリ−
41にかけ渡した後本体に固定された偏向プーリ−43
にかけ渡すとともに、Y一指標38に固定してある。図
から明らかな如くプーリ−41は、動滑車として働くの
で、Y指標38を移動するとレンズ7はレンズ・ホルダ
ー40と一体的にその動きの1/2だけ同方向に移動す
る。かくして第3図に示すように、X一指標34、Y一
指標38を移動させることにより、この指標によつて設
定される例えばハツチングで示した所望の領域を複写で
きる。
Y一指標38も原稿台先端近くに設けられたガイド37
に移動可能に支持されており、Y−指標は、走査方向と
直交する方向(この方向は転写材給送通路を横断する方
向である)に基準を移動させるのみで、基準と逆側は転
写材のサイズで決まる。この場合基準をC位置まで移動
させたままでは、第10図に示す如く、感光体上の転写
すべき像も転写材に対してずれたままになる。この場合
転写材の給送位置(通路)は固定されているので、所定
の転写材に対し基準を移動したDに相当する分だけ転写
すべき像を移動させないと、転写される像はカツトされ
る。従つて、Y−指標の移動に際しては、レンズも同方
向に所定の距離動かす必要を生じる。即ち、第11図に
示す如く移動後のY一指標により設定された基準に対応
した像が、移動前の基準に対応した位置に投影される様
にレンズを移動する訳で、等倍複写の場合基準の移動量
つまりY一指標の移動量の1/2レンズを同方向に移動
すれば良い。第9図に実施例を示す。レンズ7の1端部
にレール39を光軸と直交する方向に設け、該レール3
9上にレンズ・ホルダー40を移動可能に支持し、該レ
ンズ・ホルダーの1部にプーリ−41を回動自在に軸支
せしめ、ワイヤー42を各々端部を固定し、該プーリ−
41にかけ渡した後本体に固定された偏向プーリ−43
にかけ渡すとともに、Y一指標38に固定してある。図
から明らかな如くプーリ−41は、動滑車として働くの
で、Y指標38を移動するとレンズ7はレンズ・ホルダ
ー40と一体的にその動きの1/2だけ同方向に移動す
る。かくして第3図に示すように、X一指標34、Y一
指標38を移動させることにより、この指標によつて設
定される例えばハツチングで示した所望の領域を複写で
きる。
また原稿支持面の任意の位置に配置された原稿の先端、
側端に指標34,38を合せるようにしてもよい。以上
実施例について説明したが、本発明は前記実施例に限定
されるものでなくX方向と(又は)Y方向の複写領域基
準を移動し、原稿支持面上の原稿の1部、乃至任意位置
に配置された原稿を所定サイズの転写材上に複写するも
のである。
側端に指標34,38を合せるようにしてもよい。以上
実施例について説明したが、本発明は前記実施例に限定
されるものでなくX方向と(又は)Y方向の複写領域基
準を移動し、原稿支持面上の原稿の1部、乃至任意位置
に配置された原稿を所定サイズの転写材上に複写するも
のである。
又前述の如く、原稿台移動型の複写装置においては、X
一指標により原稿台のホームポジシヨンを移動せしめれ
ば良く、フラツシユ露光型のように全面露光系の場合は
レンズを移動せしめる事により目的を達せられる。以上
、本発明によれば原稿の任意の領域、又は原稿支持面上
の任意の位置に配置された原稿を、像の端部を転写材の
端部に合せて複写できるものである。
一指標により原稿台のホームポジシヨンを移動せしめれ
ば良く、フラツシユ露光型のように全面露光系の場合は
レンズを移動せしめる事により目的を達せられる。以上
、本発明によれば原稿の任意の領域、又は原稿支持面上
の任意の位置に配置された原稿を、像の端部を転写材の
端部に合せて複写できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は原稿載置面に対する原稿基準位置の
例を示した説明図、第3図は本発明の原稿基準位置設定
例を示した説明図、第4図は本発明の実施例を適用した
複写機の断面図、第5図は複写機の駆動部を示す斜視図
、第6図は原稿基準を設定する指標を示す斜視図、第7
図及び第8図は原稿基準位置と光学走査系との関係を示
した説明図、第9図はレンズと原稿基準との関連を示す
斜視図、第10図及び第11図は原稿基準とレンズ結像
位置関係を示した説明図である。 M1・・・・・・磁石、Hl,H2・−・・・検出器、
2・・・−・・原稿載置台、4,5・・・・・・ミラー
、7・・・・・・レンズ、34,38・・・・・・指標
、42・・・・・・ワイヤー。
例を示した説明図、第3図は本発明の原稿基準位置設定
例を示した説明図、第4図は本発明の実施例を適用した
複写機の断面図、第5図は複写機の駆動部を示す斜視図
、第6図は原稿基準を設定する指標を示す斜視図、第7
図及び第8図は原稿基準位置と光学走査系との関係を示
した説明図、第9図はレンズと原稿基準との関連を示す
斜視図、第10図及び第11図は原稿基準とレンズ結像
位置関係を示した説明図である。 M1・・・・・・磁石、Hl,H2・−・・・検出器、
2・・・−・・原稿載置台、4,5・・・・・・ミラー
、7・・・・・・レンズ、34,38・・・・・・指標
、42・・・・・・ワイヤー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 原稿を載置するための原稿載置面を有する原稿台、
該原稿載置面上の原稿を走査して、原稿の像を感光体に
投影する光学手段、該感光体に形成された原稿像を転写
部署で転写材に転写する転写手段、該転写部署に対して
転写材を給送する転写材給送手段、該原稿載置面上の原
稿の複写すべき領域の先端を規定する、原稿走査方向に
ついて位置変更可能な指標、該指標の位置変更に対応し
て該転写材給送手段の転写材給送開始時点を、該転写材
が感光体に形成された原稿像と同期して転写部署に到達
するように制御する制御手段、を具備した複写機。 2 原稿を載置するための原稿載置面を有する原稿台、
該原稿載置面上の原稿の像を感光体に投影するレンズ、
該感光体に形成された原稿像を転写部署で転写材に転写
する転写手段、該転写部署に対して転写材を給送する、
給送通路の固定された転写材給送手段、該原稿載置面上
の原稿の複写すべき領域の側端を規定する、該給送通路
を横断する方向と対応する方向について位置変更可能な
指標、該指標の位置変更に対応して該レンズを指標移動
方向と同じ方向に移動させるレンズ移動手段、を具備し
た複写機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12117677A JPS5928907B2 (ja) | 1977-10-08 | 1977-10-08 | 複写機 |
US05/948,401 US4256400A (en) | 1977-10-08 | 1978-10-04 | Copying machine provided with means for selectively setting original base line |
DE19782843975 DE2843975A1 (de) | 1977-10-08 | 1978-10-09 | Kopiergeraet mit wahlweise einstellbarer vorlagengrundlinie |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12117677A JPS5928907B2 (ja) | 1977-10-08 | 1977-10-08 | 複写機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5454623A JPS5454623A (en) | 1979-05-01 |
JPS5928907B2 true JPS5928907B2 (ja) | 1984-07-17 |
Family
ID=14804722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12117677A Expired JPS5928907B2 (ja) | 1977-10-08 | 1977-10-08 | 複写機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5928907B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55138753A (en) * | 1979-04-16 | 1980-10-29 | Ricoh Co Ltd | Optical system driving control unit |
JPS561955A (en) * | 1979-06-20 | 1981-01-10 | Canon Inc | Copying machine capable of registering |
JPS56144471A (en) * | 1980-04-14 | 1981-11-10 | Canon Inc | Image forming apparatus |
DE3224344C2 (de) * | 1982-06-30 | 1986-01-23 | Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen | Optisches Kopiergerät |
JPH02119262U (ja) * | 1990-03-15 | 1990-09-26 |
-
1977
- 1977-10-08 JP JP12117677A patent/JPS5928907B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5454623A (en) | 1979-05-01 |
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