JPS62282071A - ポリエステル系合成繊維およびその製造方法 - Google Patents

ポリエステル系合成繊維およびその製造方法

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JPS62282071A
JPS62282071A JP61121971A JP12197186A JPS62282071A JP S62282071 A JPS62282071 A JP S62282071A JP 61121971 A JP61121971 A JP 61121971A JP 12197186 A JP12197186 A JP 12197186A JP S62282071 A JPS62282071 A JP S62282071A
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polyester
ridge
fibers
fabric
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JP61121971A
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良司 中村
大口 正勝
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Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明     ・6 (産業上の利用分野) 本発明は、ドライタッチな触感特性と絹様風合を有し且
つ、深色性に優れたポリエステル系繊維に関し、更に詳
しくは、繊維表面が繊維軸方向に実質的に連続し略規則
的に配列した畝状凹凸を形成しており、さらにその略規
則的に配列した畝状凹凸内に微細凹部が存在するポリエ
ステル系合成繊維とその製造方法に関するものである。
(従来の技術) ポリエステル繊維は、他の繊維たとえばアセテート、レ
ーヨン、羊毛、絹などに比べて繊維表面が平滑であるた
め深色効果が得られにくいという欠点を有し、ヌメリ感
がある、吸水性がない、帯電し易いという欠点を持って
いる。
上記ポリエステル繊維特有の性能を改良するべく多くの
改質技術が知られている。例えば、特公昭59−242
33号公報により繊維表面に不規則な凹凸のランダム表
面を形成せしめ、さらにそのランダム表面を形成する凹
凸内に超微細な凹凸を有するポリエステル系合成繊維が
知られている。また、特開昭52−99400号により
プラズマ照照により繊維表面に繊維軸に直角な方向に規
則的畝吠凹凸を材付した合成繊維が知られている。更に
特開昭59−192716号公報により、ポリエステル
布帛の欠点である帯電性の改良手段として少量のポリオ
キシアルキレングリコールまたはその誘導体を含をせし
めた繊維形成性重含体を紡糸孔単孔の開口面積が0.2
m1以上の大孔径の紡糸ノズルを用いて溶融紡糸するこ
とが知られている。更にまた、特開昭57−14354
1号公報により、2種類の繊維、即ち微細表面凹凸を有
するポリエステル系繊維と親水性ポリマーをすし状に含
有するポリエステル系繊維とを混用した布帛を用いるこ
とによって制電制および発色性を改善することが知られ
ている。ところが上記いずれの公知技術から見ても、ポ
リエステル繊維の有する欠点の一部は改良されるものの
多くの性能の改良を同時に達成することは出来ず、殊に
ドライタッチな触感特性、絹様風合、深色性、好ましく
は制電性を同時に満たすポリエステル系繊維の出現は広
く希まれでいるのが実情である。
(発明が解決しようとする問題点) 絹の布帛の特徴は、すぐれたドレープ性、弾発性等の風
合特性とドライな触感、キシミ、絹鳴りの摩擦特性を同
時に満足することにある。ドレープ性は布帛組織の経糸
と緯糸の交差点の自由度に依存し、交点圧が低いことと
交点摩擦力が小さい方が良い。また弾発性は、繊維のヤ
ング率と繊維の繊維軸方向への相互の移動し易さに支配
される。絹は繊維軸方向及び直交時の摩擦力が低く、繊
維軸に直角な方向のみが摩擦力が高くキシミ感や絹鳴り
の源となっている。
上記特公昭59−24233号公報にみられる繊維表面
に均一にランダムな凹凸をもつ繊維はあらゆる方向に摩
擦力を低減する結果となり、風合の改善効果が得られる
もののキシミ、ドライ感や絹鳴り効果は期特出来ない。
また上記特開昭52−99400号公報にみられるよう
な繊維表面に形成した繊維軸に直角な方向に畝をもつ繊
維表面形態では繊維軸方向の摩擦力が高くなり、ある程
度の触感や絹鳴り効果の改善は期特出来るものの繊維相
互の繊維軸方向の移動が不自由となり、弾発性はかえっ
て悪くなる結果となり、触感と風合とを同時に改善出来
る手段ではない。
更に上記特開昭59−192716号公報による方法を
用いれば合成繊維の欠点である帯電性を改良し、優れた
制電性能が得られるものの、ドライタッチな触感、深色
性効果、絹様風合効果については改良することは出来な
い。
更にまた上記特開昭57−143541号公報によれば
、ポリエステル系繊維よりなる布帛の制電性および発色
性が改善されるもののそれぞれ別異な特性を有する2種
の繊維を製造し、それらを混用し組合せるといった方法
によらざるを得ず工程が複雑化し、単独繊維の多性能改
良をすることは出来ない。
本発明は上記従来技術では達成することが出来なかった
問題点をすべて解決し、ポリエステル繊維の、ぬめり感
を除去した触感改善効果と深色性及び風合特性を同時に
絹に最も近ずけ得た繊維の提供を目的とし更に必要に応
じ、制電性能を同時に満足し得るポリエステル繊維及び
その製造方法を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するための手段、即ち本発明の構成は
、 (1)  繊維表面が、繊維軸方向に実質的に連続し、
略規則的に配列した畝状凹凸を形成しており、該畝状凹
凸は繊維軸に対して直角な外周方向において隣接する凹
部中心点間距離が平面距離で0.3〜0.9ミクロンを
満足し、該凹部は繊維軸に対して直角な外周平面距離1
0ミクロン当たり7〜30個存在し、かつ該畝状凹凸内
には四部幅が0.05〜0.4ミクロンの微細凹部が存
在することを特徴とするポリエステル系合成繊維。
■ 内部析出系微細粒子及び/又は外部添加微細粒子並
びにポリオキシアルキレングリコール系水溶性高分子又
はその誘導体を0.5重量%以上含有するポリエステル
を溶融紡糸し、得られた未延伸糸を延伸した後、該繊維
の溶剤あるいは分解剤により減量処理することを特徴と
するポリエステル系合成繊維の製造方法である。
本発明において言うポリエステルとは、主たる酸成分が
テレフタル酸またはそのエステル形成性誘導体、主たる
グリコール成分がエチレングリコールから成るものであ
るが酸成分として20モル%以下の蓚酸、マロン酸、マ
レイン酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、■、
4−シクロヘキサンジカルボン酸、2,5−ノルボルナ
ンジカルボン酸などに例示される脂肪族ジカルボン酸ま
たはこれらのエステル形成性誘導体、フタル酸、イソフ
タル酸、5−(アルカリ金属)スルホイソフタル酸、シ
フエニン酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸、2,6
−ナフタレンジカルボン酸、1,2−ビス(フェノキシ
)エタン−p 、p ’−ジカルボン酸などの芳香族ジ
カルボン酸またはこれらのエステル形成性誘導体を共重
合成分として含むことができる。また酸成分の20モル
%以下のp−(2−ヒドロキシエトキシ)安息香酸のよ
うなオキシカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体
を含むこともできる。
グリコール成分としては20%以下のプロピレングリコ
ール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコール
、1,4−ブタンジオール、1.6−ヘキサンジオール
、1,4−シクロヘキサンジメタツール、1.10−デ
カメチレングリコール、4.4’−ジヒドロキシビスフ
ェノール、1゜4−ビス(β−ヒドロキシエトキシ)ベ
ンゼン、2.5−ナフタレンジオールこれらのグリコー
ルにエチレンオキシドが付加したグリコール、ポリエチ
レングリコールなどを含むことができる。
本発明の繊維の表面形態を図により説明する。
第1図は、本発明繊維の5000倍の走査型電子顕微鏡
写真、第2図は同1oooo倍の走査型電子顕微鏡写真
である。第1〜2図から明らかなように繊維表面には、
繊維軸方向に実質的に連続し、略規則的に配列した畝状
凹凸が形成されており、かかる畝状凹凸は繊維軸に直角
な方向の外周平面距離で隣接する凹部中心点間距離が0
.3〜0゜9μmを満足している。この畝状凹凸を繊維
軸方向に連続して観察することにより確認出来る長さは
少なくとも80μm1好ましくは150μm以上であり
、実質的に連続であると判断できる。
該畝状凹凸部の隣接する凹部中心点間距離は第1図に示
す如<5000倍の走査型電子顕微鏡写真より、隣接す
る凹部の繊維軸に直角な方向の写真上の平面距離を求め
ることにより得られ、50力所以上の測定値を平均して
求める。第2図に示すように繊維表面を10000倍に
拡大することにより観察される上記畝状凹凸内には凹部
幅が0.05〜0.4μの微細凹部が存在することが認
められる。
ここで言う微細凹部最大幅は繊維軸に直角な方向の最大
凹部寸法をいう。
かかる微細凹部について更に詳細に述べれば次のとおり
である。
即ち、該微細凹部の幅方向の長さをDとし、これに対し
て長軸方向の長さをLとすれば、L/Dが10以下であ
るものを言う。
本発明の要点は繊維表面に異方性のある略規則的に配列
した畝状凹凸を付与し、繊維表面の摩擦特性に異方性を
付与することにある。
更に上記繊維軸方向に連続した略規則的に配列した敵状
の縦長の凹凸と該畝状凹凸内に微細凹部を形成する必要
がある。実質的に連続な畝状凹凸の隣り合う凹部中心点
間距離が、0.3μm未満では繊維軸に直角な方向の摩
擦力の増大効果が少なくドライタッチな触感効果の改善
効果が少なく、0.9μより大きくなると金属調の光沢
となり、好ましくない。
かかる畝状凹凸の長さは、特に規定するものではないが
、80ミクロン以上、好ましくは150ミクロン以上と
することが良い。
上記畝状凹凸が80ミリミクロン以下では、アルカリ溶
出時にフィブリル化しやすく、外観をそこねる結果にな
り、更に繊維表面の摩擦異方性が少なくなり本発明の目
的である風合とドライタ・ソチな触感効果を同時満足し
得ない。
本発明のドライタッチ触感効果を満足するため布−布間
の経−経の摩擦力を高める必要がある。
そのためには、例えば平織り組織の布帛を仮定すれば構
成布帛中の経糸が交叉する緯糸との関係で布帛表面に出
る最小長さとして、緯糸と緯糸の間隔の2倍(約500
ミクロン)の10%以上の長さが必要とされる。このこ
とから、畝状凹凸の長さは、長けれ゛ば長いほど摩擦力
を高める上で良いが好ましくは80ミクロン以上、特に
150ミクロン以上を有することが好ましい。殊にこの
畝状凹凸が繊維軸方向に連続して長くなる程、ドライタ
ッチな触感効果が得られることが本発明により判明して
いる。
また本発明により得られる連続した畝状凹凸を形成する
凹部は、比較的鋭い工、ッジを有しこのことも触感効果
の改善に効果があるものと考えられる。
また該凹部の表面からの深さについては特に限定するも
のではないが、発明者らの知見より、凹部深さは、凹部
幅の0.8〜1.5倍程度であり凹部幅の2倍以上にな
ると繊維中の光路をさまたげると考えられる結果深色効
果が低減することも実験的に確かめられている。
また連続した畝状凹凸内に更に微細な凹凸が存在するこ
とにより、更にマイルドな光沢と深色物の深色化効果が
得られるとともに繊維表面の摩擦力も改善され繊維相互
が直交して摩擦される時や相互に繊維軸方向に摩擦され
る時の摩擦力が低減され、繊維軸に直角な方向に繊維相
互に摩擦される時のみ摩擦力が増大することになる。繊
維軸方向に連続する畝状凹凸内に存在する微細凹部は光
沢や深色性の面から、可視光の波長オーダーであること
が好ましいが帯電防止剤の連続層を分断しないことを考
慮するとその凹部最大幅は0.05〜0.4μmである
ことが必要である。その数は特に限定するものではない
が、繊維表面を均一におおっていることがより好ましい
またその形状は、繊維表面の摩擦異方性をより強調する
目的より繊維軸方向に細長い縦長であることが、より好
ましい。繊維軸方向に連続する畝状凹凸の密度はドライ
タッチな触感効果を改良する上で最低限、繊維軸に直角
な方向10μm当り7コが必要でありまたその数が30
を越えるとドライタッチな触感効果は低減し、本発明の
目的を達し得ないことになる。
次に本発明、繊維の製造方法について説明する。
本発明は、繊維表面に繊維軸方向に実質的に連続し略規
則的に配列した畝状凹凸を付与することと、更に該畝状
凹凸内に微細な二次凹凸を付与することが必要である。
上記表面形状を形成するためには、内部析出系微細粒子
及び/又は外部添加微細粒子並びにポリオキシアルキレ
ングリコール系水溶性高分子又はその誘導体を0.5重
量%以上含有するポリエステルを溶融紡糸し、得られた
未延伸糸を延伸した後、該繊維の溶剤あるいは分解剤に
より減量処理することを要件とする。本発明に言う内部
析出系微細粒子とはポリエステルの製造に際し、該ポリ
エステルの合成が完了する迄の任意の段階において添加
された化合物の反応によって生成される微細粒子であっ
て、例えばジルコニウム化合物およびリン化合物の組合
せが挙げられる。
ジルコニウム化合物としては反応系に可溶なものであれ
ばすべて使用できる。代表的なものとしてはテトラ−n
−プロピオジルコネート、テトライソプロピオジルコネ
ート、テトラ−n−ブチルジルコネート、テトラ−n−
アミルジルコネート等のジルコニウムアルコキサイド、
酢酸ジルコニル、ギ酸ジルコニル、酒石酸ジルコニル、
シュウ酸ジルコニル、ステアリン酸ジルコニル、安息香
酸ジルコニル等の有機酸ジルコニル塩、塩化ジルコニル
、臭化ジルコニル、炭酸ジルコニル、炭酸ジルコニルア
ンモニウム等の無機酸ジルコニル等が例示される。
これらジルコニルラム化合物の添加量は、生成ポリエス
テルに対しジルコニウム原子換算で80〜2500 p
pmの範囲に設定することが好まく、ここで添加量が8
0pprrI未満では微細粒子の生成量が少なく深色性
、風合改善の効果が得られなくなるので好ましくない。
一方2500 ppmを越えると深色性は飽和状態に達
しむしろ粗大粒子が生成して背圧上昇の要因となると共
にポリマー色が悪化するので好ましくない。特に好まし
い添加量は、200〜1500 ppmである。ジルコ
ニウム化合物は固体状および液体状のいずれの形態で添
加してもよいが、生成粒子を均一に分散させるうえでは
アルキレングリコール溶液として添加するのが最も好ま
しい。固体状で添加する場合は、ポリエステル製の容器
に封入して反応系へ加えるのがよい。
リン化合物はジルコニウム化合物によって析出される粒
子の濃度や大きさをコントロールするという特有の効果
がありジルコニウム化合物と共に本発明で最も特徴的な
成分である。
この様なリン化合物としては5価のリン化合物が好まし
く、より好適にはリン酸、ホスボン酸およびそれらの誘
導体が挙げられる。具体的な化合物としてはリン酸、リ
ン酸のアルカリ金属塩、リン酸トリメチルエステル、リ
ン酸トリエチルエステル、リン酸トリブチルエステル、
リン酸トリフェニルエステル、リン酸モノメチルエステ
ル、リン酸ジメチルエステル、リン酸モノエチルエステ
ル、リン酸ジエチルエステル、リン酸モノブチルエステ
ル、リン酸ジブチルエステル、ポスボン酸、ホスホン酸
のアルカリ金属塩、メチルホスボン酸、メチルホスホン
酸ジメチルエステル、エチルホスホン酸ジメチルエステ
ル、フェニルポスホン酸ジメチルエステル、ベンジンホ
スホン酸ジエチルエステル、フェニルホスホン酸、ジフ
ェニルエステル、ジエチルホスホノエチルプロピオネー
ト等が例示され、これらは単独で使用してもよいし、2
種以上を併用してもよい。特に2種以上の併用は粒径の
コントロール範囲を広くする点で好ましい。
これらのリン化合物は前述の如くジルコニウム化合物に
よって形成される不溶性粒子の濃度や粒径をコントロー
ルするものであるからその添加量はジルコニウムの添加
量とのかね合いで定めるべきであり、実験により確認し
たところではZr/Pのモル比が0.5〜2.5の範囲
に入る添加量を設定することによってリン化合物の添加
効果が有効に発揮されることが確認された。しかしリン
化合物量が少なすぎるとポリマー中に形成される不溶性
粒子を十分に微細化することができず、最終製品の深色
性効果が不充分であり又、ポリマーの安定性が低下する
ので好ましくない。一方多すぎると重合速度が低下し工
業的に不利になる。またポリマーの軟化点や安定性が低
下するので好ましくない。
リン化合物の添加時期はジルコニウムの添加時期と同様
にポリエステルの合成が完了するまでの何時でもよいが
、エーテル結合の生成を少なくする意味で第1段階反応
であるエステル化反応終了時以降に加えるのが好ましい
。また同じ理由によりジルコニウム化合物を添加した後
に加えるのが好ましい。
本発明に言う外部添加微細粒子とは、特に限定するもの
ではないが例えばカオリン、タルク、炭酸カルシウム、
水酸化マグネシウム、硫酸バリウム、シリカ、酸化アル
ミニウム、水酸化カルシウム等が挙げられる。
本発明に言うポリオキシアルキレングリコール系水溶性
高分子またはその誘導体(以下POGと略称する)とは
、例えばポリエチレングリコ−ピ ル、ポリプロ電しンゲリコール、エチレンオキシドとプ
ロピレンオキシドとのランダムまたはブロック共重合体
、ポリテトラメチレングリコール、ポリテトラメチレン
グリコールにエチレンオキシドを付加して得られるブロ
ック共重合体、ネオペンチルグリコールやビスフェノー
ル系グリコールにエチレンオキシドを付加した化合物の
ごとき両末端が水酸基のポリオキシアルキレン化合物、
モノフェノキシポリエチレングリコール、ノニルフェノ
キシポリエチレングリコ ール、ナトリウムスルホフェノキシポリエチレングリコ
ール、ジフェノキシポリエチレングリコール、2モルの
モノフェノキシポリエチレングリコールを1モルのトリ
レンジイソシアナートで結合させた化合物のごとき片末
端または両末端がエーテル結合を介して封鎖されたポリ
オキシアルキレン化合物、ポリエチレングリコールのラ
ウレート、ポリエチレングリコールのホスフェートアル
いはその部分アルカリ塩、ポリエチレングリコールのホ
スホネートあるいは、その部分アルカリ塩のごとき片末
端または両末端がエステル化されたポリエーテル化合物
、ポリエチレングリコールとポリエチレンテレフタレー
トのブロック共重合体、ポリテトラメチレングリコール
とポリエチレンテレフタレートあるいはポリブチレンテ
レフタレートとのブロック共重合体、ポリエチレングリ
コールとポリ−カプラミドとのブロック共重合体、片末
端または両末端がシアンエチル化されたポリエチレング
リコールあるいはこのシアノ基をアミノ基にしたポリエ
チレングリコール、1級または2級のアルキルアミンに
エチレンオキシドを付加して得られる化合物及びテレフ
タル酸とエチレングリコール及び5イソジユームスルホ
イソフタル酸またはその誘導体との共重合体及びテレフ
タル酸とエチレングリコールとエチレンオキサイド付加
物との共重合体などがあげられる。本発明でいうPOG
は以上の具体例に限定されるもので、はないし、又これ
ら化合物の単独あるいは2種以上の混合物であってもよ
いことは言うまでもない。
本発明で使用されるべきPOGは、以上のべたようなP
OGであればよい。更に、この添加量をされるべきPO
Gにあらかじめ酸化防止剤、紫外線吸収剤、顔料、有機
または無機のイオン性化合物、その他の添加剤を混合し
ておいてもよい。
添加すべきPOGの量は、0.5重量%未満では、アル
カリ減量処理後の繊維表面に、繊維軸方向に実質的に連
続し略規則的に配列した畝状凹凸が明瞭に認められず、
ドライタッチな触感が得られなくなる。
よって本発明でのPOGの繊維形成性熱可塑性重合体へ
の添加量は、0.5重量%以上とすることが必要であり
、より好ましくは、ドライタッチな触感を得ることはも
ちろんこの特性に加えて制電性効果を得る上で、1.0
重量%以上である。−POGの含有量の上限は本発明で
は特に限定するものではないが、一般にPOG含有量が
増大するにつれて得られる繊維の染色物における耐光堅
牢度が悪化するので、この染色物における耐光堅牢度が
実用上問題とならない範囲内でPOG含有量の上限を適
宜選定する必要が生じる。本発□明者等の知見によれば
、POGの種類、POGの分子量、耐光性向上剤併用の
有無等によ・っても差異があるが、一般的にはPOGの
含有量が約7重量%を超えると耐光性の低下が顕著とな
るので、通常は約7重量%がPOG含有量の上限の目安
となる。しかしながらより長く連続した畝状凹凸の発現
性はPOG含有量が多い程良好となるから、実際的には
より長い畝状凹凸の形成性と耐光性の両面から、目的、
用途に応じてPOG含有量を決定することになる。  
′ 本発明の繊維の製造に際して、POGのポリエステルへ
の添加方法は、紡糸以前であれば、限定されるものでは
なく、可紡性等に悪影響をおよぼさないかぎり、該熱可
塑性重合体の重合初期段階から紡糸直前の段階のいかな
る時点でも良い。
本発明の方法においては上記した内部析出系微細粒子及
び/又は外部添加微細粒子並びにポリエステルに対して
は不溶性でかつアルカリ水溶液に対してはポリエステル
よりも溶解性の高い特性を有するポリアルキングリコー
ル系水溶性高分子又はその誘導体を添加したポリエステ
ルを溶融紡糸し得られた未延伸糸を延伸してポリエステ
ル系延伸糸を得る。溶融紡糸条件としては特に限定する
ものではなく、次の条件を満たす範囲であればいずれの
方法であってもよい。
紡糸温度     275〜290℃ 単孔当り吐出量  0.5〜3.0g/分・孔紡糸ノズ
ル孔径  0.2〜1.5龍φ紡速       60
0〜8000m/分特に、制電性能を向上することはも
ちろん、繊維表面に形成し得る繊維軸方向に実質的に連
続した特に長い畝状凹凸を得て、ドライタッチな触感を
より向上させる場合にあっては、次の溶融紡糸条件を満
足することが好ましい。即ち、従来一般に実用されてい
るものよりも紡糸孔単孔の開口面積が大きい充実繊維製
造用紡糸口金を使用し、かつ、紡糸口金単孔の開口面積
S (+n♂)と単孔あたりの吐出量Q(g/分)との
関係が次式(1)を満足する条件、好ましくは次式■を
満足する条件で溶融紡糸する。
S≧0.02Q”  +0.2         ・・
・(1)S≧0.IQ’  +0.2        
  ・・・■かかる(1)式を満たす条件で前記したポ
リエステルを溶融紡糸し、紡出糸条を延伸後アルカリ減
量処理することにより得られた繊維の表面には、従来に
見ない繊維軸方向に実質的に連続した(連続長さが80
ミクロン以上、特に150μ以上長く連続する)略規則
的に配列した畝状凹凸が形成され、その結果として制電
性能の向上はもちろんドライタッチな触感効果の優れた
ポリエステル系繊維が得られる。
本発明における延伸条件としては特に限定するものでは
なく次の条件を満たす範囲であればいずれの方法であっ
てもよい。
延伸温度     70〜200℃ 延伸倍率     1.5〜6.0倍 かくして得られる延伸糸は延伸熱セント後、製織又は製
編して、布帛を形成し、繊維の溶剤あるいは分解剤、好
ましくはアルカリ溶液で溶出処理を行う。
本発明において繊維の減量処理に用いる繊維の溶剤ある
いは分解剤とは、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ
化合物水溶液およびクロルフェノール、ニトロベンゼン
、フェノール・テトラクロロエタンなどの有機溶剤、モ
ノメチルアミン、モノエチルアミン、ノルマル−プロピ
ルアミン、ノルマル−ブチルアミン、イソブチルアミン
、エチレンジアミン、モノエタノールアミン等で代表さ
れるアルキルアミン類、またはこれらと他の有機化合物
の溶液等が用いられる。
中でも水酸化ナトリウム、水酸化カリウムが特に好まし
い。
かかるアルカリ化合物の水溶性の濃度はアルカリ化合物
の種類、処理条件などによって異なるが通常0.01〜
4.0重量%の範囲が好ましい。処理温度は常温〜10
0℃の範囲が好ましく、処理時間は1分〜4時間の範囲
で通常行なわれる。またこのアルカリ化合物の水溶液の
処理によって溶出除去する量は2〜30重量%の範囲に
するのが・ 24 適当であり特に15〜30重量%が良好な風合とドライ
タッチな触感を得る面より好ましい。
このようにアルカリ性水溶液で処理することによって、
本発明のポリエステル系繊維表面の特徴的形態、即ち繊
維軸方向に実質的に連続し、略規則的に配列した畝状凹
凸と該畝状凹凸内に凹部幅が0.05〜0.4ミクロン
の微細凹部が形成される。
本発明繊維の断面形態は中実、中空、異形中実、異形中
空いずれであってもよい。
(作 用) 本発明繊維のドライチックな触感と風合は以下の如く評
価される。
繊維の摩擦異方性は、布と布との摩擦力を測定すること
により得られる。布帛はサテン、デシン、パレス等やよ
うに布帛表面が経糸により主体的に構成されている場合
はそのままで用いるが、タフタ、羽二重のようケ布帛表
面が経緯両方が主体となって構成される場合は最終熱セ
ツト時に経方向に布をおし入れ、緯方向に伸長セットし
、経糸の織曲率を高<シ、布帛表層を経糸が主体的に構
成するようにする。第3〜4図に示したようにこの布帛
をすべり方向に直角な方向にある布帛幅の経糸もしくは
緯糸により表示し、経−経、緯−緯、経−緯の3ケース
につ′いて測定する。
布帛表面は、経糸が主体的に構成していることより布帛
摩擦特性は、経糸相互の摩擦力を示し、HFIは、経糸
相互が、繊維軸に直角な方向に滑る場合の摩擦力であり
、本発明の触感効果に寄与する因子であり、高い方がよ
りドライでキシミのある布帛となる。
緯−緯は、経糸相互が繊維軸方向に滑る場合の摩擦力を
示し、布帛の曲げ時の布帛変形抵抗に関与し、布帛の弾
発性に影響するため、緯−緯の摩擦力は低い方が弾発性
が良くなる。
また経−緯は、経糸相互が直交する時の摩擦力を示し、
構成織布幅の経糸と緯糸の交点摩擦に対応し、ドレープ
性に関与する。交点摩擦力が低い方が良いドレープ性を
示し経−緯摩擦力は低い方が好ましい。
(実施例) 以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はもと
よりこれらの実施例に限定されるものではない。なお実
施例中、特別に記載のないかぎり百分率は重量百分率、
部は重量部を表わす。また実施例における電荷漏洩半減
期(以下単に半減期という)、耐光性の測定法は下記の
方法によった。
(イ) 半減期; 半減期の測定は得られたフィラメントの編成物をJ l
5−L−1094−1980(織物及び編物の帯電性試
験方法)に規定のA法(半減期測定法)により測定した
なお、制電性の耐久性を評価するために、得られたフィ
ラメントを編成し、以下に示す洗濯処理を行ない、風乾
後、上記半減期の測定の試料に共した。
洗濯処理; 編成物を中性洗剤0.5g/Q水溶液で、40°Cで2
0分間、家庭洗濯機による洗濯を行い、脱水をした後、
常温流水下で20分間すすぎ、再度脱水をした後、40
℃の温水で5分間すすぎを行って脱水する。以上の操作
を20回くり返し風乾後、帯電性試験の試料に共した。
(ロ) 耐光性; 前記同様に得られたフィラメントを編成し、洗濯処理前
後の編成物を、レゾリンブルーFBL(バイエル社製分
散染料)の1.0%owfq溶比1:50の染液で、1
30℃で60分間常法により染色し、還元洗浄して風乾
後、JIS−L−0842−1971(カーボンアーク
燈光に対する染色堅ろう度試験方法)に定める方法で耐
光性を測定した。
(ハ) 布と布との摩擦力 平板上に試料(布)を水平に固定するとともに、同じ試
料を滑り方向に経糸又は緯糸を合わせて滑子上に固定し
た。滑子のすべり面はすべり方向に2011同方向に直
角な方向にIC11の長方形を有している。平板上の布
試料の経糸又は緯糸を滑り方向に合わせて固定し、同す
べり方向に合わせて滑子を置き、同滑子上に滑子自体の
重量も含めて50gとなるように荷重をかけ、1分間に
2cmの速度で滑子を引き、その時の応力を測定した。
平板上の試料布、滑子上の布の滑り方向と直角な糸を表
示し、経−経、経−緯、緯−緯の3つの組み合せの場合
について測定した。
に) 深色性:減量処理ずみの編地をダイヤニックスブ
ラックHG−FS (三菱化成社の分散性染料)の20
%owf水分散液により浴比1 : 100.130℃
で60分染色したのち還元洗浄した。ついで乾燥した編
地につき、ハンター型色差計でL値を測った。L値が低
い程、深い色調である。
(ホ) ドライタッチ二減量処理ずみの織物を手で触っ
て評価した。
〔実施例−1〕 テレフタル酸1000部、エチレングリコール787部
、トリエチルアミン1.8部及び二酸化アンチモン0.
4部をオートクレーブに仕込み窒素置換後、ゲージ圧2
.5kg/cJに加圧して240℃で生成する水を蒸留
塔より連続的に除去しながらエステル化反応を行った。
反応開始後120分経過後放圧しエステル化率が95%
の生成物を得た。この生成物に0.1モル/Q濃度の酢
酸シリコニルのエチレングリコール溶液を53.3容量
部(生成するポリエステルに対しジルコニウム原子換算
で1000 ppm添加)加え次いで100g/gの濃
度のトリメチルホスフェートのエチレングリコール溶液
8.0容量部(シリコニウムに対して2倍モル)を加え
て、常圧にて同温度で10分間撹拝した。ついで240
 ’Cに昇温した重縮合反応器に移送し、60分を要し
て275°Cまて昇温しつつ反応系の圧力を徐々に下げ
て0.1mm11gとして更に同温同圧で100分間重
縮合反応を行なった。
窒素で常圧にもとした後、ポリエチレングリコール(平
均分子4120 、 OOO)にあらかじめヒンダード
フェノール系の酸化防止剤である、1゜3.5−トリメ
チル2.4.6i −)リス(3,5−ジターシャリ−
ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン(チバガイ
ギー社製、商品名イルガノックス・1330)を1.0
%添加し、溶融化混合したものを、ポリエチレングリコ
ール含有量が2重量%となるように加えて重合を完結し
、極限粘度〔η:10.635(フェノール/テトラク
ロルエタン=6/4の混合溶媒中30℃で測定)のポリ
エチレングリコール含有ポリエステルを得た。このポリ
エステルを緯糸温度285°Cで溶融押し出し桟を用い
、第1表に示す条件下で150デニール、36フイラメ
ントの未延伸糸を得た。この未延伸糸を3.0倍に延伸
し、50デニール36フイラメントの延伸糸を得、これ
がら経密度103木/吋、緯密度866木/の平織組織
の織物を得た。該織物を精練、プレセット後60g/Q
の水酸化ナトリウムの水溶液中により、90°Cて57
分間処理し、減量率が23重(i1%の織物とした。
同右をダイヤ二ノクスブラックl−■G−FS(三菱化
成社の分散染料)の20%owf水分散液により浴比1
:100で130°C160分染色した後、還元洗浄し
た。ついで、160℃で30秒間伸長セットして、最終
的に完成した布を得た。同右をハンター型色差計でL値
を測定すると同時にポリエステル薄地織物に関する有識
者10名により、触感を評価し、5段階の級付け、(ド
ライ感の大なるものを5級、ヌルヌルするもの(レギュ
ラーポリエステルフィラメント布帛)を1級)をして判
定した。
また前述の方法により、減量加工後の布帛を染色し耐光
性を判定した。また同布帛から半減期を求め、第1表に
まとめた。更に同布帛の走査型電子顕微鏡の5000倍
の写真より繊維軸にそった連続する敵状の凹凸数と隣り
合う凹部間の平均距離を測定した。また同toooo倍
の写真より連続凹凸内の四部最大幅が0.05〜0.4
ミクロンの凹凸の有無を確認した。また染色−セットし
た最終布より前述の方法で布と布の摩擦力も測定して、
第1表に示した。(実験番号1) 〔比較例−1〕 −1と全く同様にして布帛を試作し、その結果を第1表
に実験番号2として示した。
ポリエチレングリコール量が0.5重量%よりも少なく
なると実質的に連続する畝状凹凸が少なくなりドライな
触感効果が低下するばかりか制電性能が著しく低下する
〔比較例−2〕 ポリエチレングリコール(平均分子量20.000)の
ブレンド量を8重量%とした以外は実施例−1と全く同
様にして布帛を試作し、その結果を第1表に実験番号3
として示した。
ポリエチレングリコールのブレンドIi1が5重量%を
越えると制電性能が著しく増加し、触感効果も著しく改
善されるが、耐光性がきわめて悪く実用にたえない。そ
ればかりか、アルカリ溶出時の減量速度がきわめて速く
通常ポリエステルとの速度差が大きく、交織する場合は
問題がある。また内部に空洞を生じたためか深色効果は
みられない。
〔比較例−3〕 酢散ジルコニウムのエチレングリコール溶液及びトリメ
チルホスフェートのエチレングリコールを添加をしなか
った以外は実施例−1と全く同様の方法で布帛を試作し
評価した結果を第1表に実験番号4に示した。
内部粒子により発現する畝杖凹凸内の0.05〜0.4
ミクロンの微細凹凸を付与してないものは触感効果が低
下し、特に黒染布の深色効果はみられない。
〔実施例−2〕 紡糸時の紡糸ノズルの孔径をφ0.3關とする以外は、
実施例−1と同様な方法によって布帛を作成し評価した
結果を第1表の実験番号5に示した。
ノズル孔径が小さくなり孔中の流動ポリマーのせん断速
度が速くなりノズル下のノズルドラフトが小さくなると
ブレンドしたポリエチレングリコール層が敵状に連続す
るものが少なくなり寸断される結果連続する畝状凹凸得
られず、ドライタッチな触感特性は改善されるがその効
果低く、制電性能の改善が出来ない。
〔実施例−3〕 実施例−1の重合段階でポリエチレングリコールをブレ
ンドすることなくポリエステルを取り出し内部粒子含有
ポリエステルポリマーを得た。ついでジメチルテレフタ
レート1000部、5−ナトリウムスルホイソフタル酸
ジメチルエステル810部、エチレングリコール108
0部、下記式(II)で示されるグリコール1016部
を常法によりエステル交換反応し、ついで重縮合反応し
て得た還元粘度0.40のポリエステル10部を前記内
部粒子含有ポリエステル90部とテップブレンドし、以
下実施例−1と同様な方法により、製糸し布帛を作って
評価した。その結果を第1表の実験番号6として示した
得られた布帛は実質的に連続する畝状凹凸と更に該敵状
し凹凸内に凹部最大幅が0.05〜0.4ミクロンの二
次的凹部を有する。表面形態が得られ、布の摩擦異方性
が得られ触感改善効果もすぐれたドライ感に富む布帛が
得られ、本発明の目的を達成されるものが得られる。し
かしポリエチレングリコールをブレンドした場合のよう
な制電効果は得られない。
m+n=5 (平均値) 〔実施例−4〕 内部粒子を生成するための酢酸ジルコニウム及びトリメ
チルフォスフェートのエチレングリコール溶液を添加す
る代りに炭酸カルシウム(平均粒子径0.4μm)のエ
チレングリコール分散液(200g/(りを676部添
加すること以外は実施例−1と全く同様にして布帛を試
作し、それを評価した。その結果を第1表の実験番号7
に示した。
本発明は、内部で生成する不活性粒子を用いる方法以外
に外部から不活性粒子を導入する方法でも実施出来、実
質的に連続な凹凸とその凹凸内に存在する微細凹凸の付
与により目的を達し得る。
〔比較例−4〕 重合完了時にポリエチレングリコール(平均分子量20
,000)を添加しない以外は実施例−1と同様にして
布帛を試作し評価した。その結果を第1表に実験番号8
として示した。
繊維表面には微細な凹凸が均一に付与されているがその
凹凸が均一なため、摩擦異方性が少なくドライタッチな
触感の改善効果は少なく、がっ、弾発性、ドレープ性の
風合特性は不充分であった。
〔比較例−5〕 あらかじめヒンダードフェノール系の酸化防止剤である
1、3,5.)ジメチル、2,4.6−)リス(3,5
−ジターシャリ−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベ
ンゼンを、1.0%添加し溶融混合したポリエチレング
リコール(平均分子量20.000)の添加量を0.0
2重量%とすること以外は実施例−1と同様の方法で布
帛を作製し、評価した結果を第1表の実験Na 9に示
した。
実質的に繊維軸方向に連続で隣り合う凹部間距離が0.
3〜0.9ミクロン栃満足する畝状凹凸の凹部の数が3
細末tlj hなり制電性能が著しく低下しまた1Ii
H(表面の摩擦異方性が低下し、特に経−紅の摩擦力が
低くなり、触感効果も低下する結果を得た。
〔比較例−6〕 比較例−6に示すポリエチレングリコール(平均分子量
20,000)を15重量%ブレンドすること以外は、
実施例−1と同様の方法で布帛を作製し、評価した結果
を第1表の実験Nα1oに示した。
実質的に繊維軸方向に連続する畝状凹凸の数は増大し繊
維表面識i(f軸に直角な方向に10ミクロン当り30
以」二となり、制電性能が著しく増大するが耐光堅牢性
に問題があることやアルカリ溶出後の繊維表面は1部フ
ィブリル化しており摩擦耐久性におとる。また発生した
フィブリルのためか織f、ff表面の摩擦異方性も低下
し、ドライタッチな触感とは異なる触感となり絹様の1
」的とする触感性能が得られずまた比較例−2の場合と
同様に深色効果も得られない。
〔比較例−7〕 ポリエステル中にジルコニウム化合物とリン化合物によ
る内部粒子を生成させず、ポリエチレングリコールの添
加量をポリエステルに対し6重量%とじた以外は実施例
−2と同様の方法で製糸製織、評価した。その結果を第
1表、実験Nα11に示した。
得られた繊維の表面は0.3〜0.9ミクロンの四部間
距離を満足した凹部が存在するが実質的に連続する敵状
凹部の形成数が少なく触感の改良効果が低く、布面摩擦
力の経−経摩擦力も高くなっていない。また内部に空洞
が生じたためが深色性効果も低く耐光性にも問題がある
〔実施例−5〕 内部粒子に変えエステル化が完了した時点でシリカ粒子
(日本エアロジルKKW  0X50) を200g/
Qの割合で含むエチレングリコール分散液を添加し得ら
れるポリエステルに対しシリカ粒子が3.0重量%とな
るように添加する以外は実施例−1と同様の方法で製糸
、製織、評価を実施しその結果を第1表実験Nα12に
示した。
触感、深色、風合とも充分な効果がみられ制電性能も良
好な結果を得た。
以ト一余白 (発明の効果) 本発明によれば、従来技術では、達成することが出来な
かった、ポリエステル系締紐の改質に関し、殊にドライ
タッチな触感特性と絹様風合および深色性の優れるとい
った特性を同時に満足すると共に必要に応じて高度な制
電性能をも同時にを明繊維の側表面を示す10000倍
での走査型電子顕微鏡写真を示す。
第3図は本発明の評価に用いた布と布との摩擦方向(経
−経、tel −<77 )を示す図である。
第4図は本発明の評価に用いた布と布との摩擦方向(経
−縛)を示す図である。
1:経−経 2:緯−緯 3:経−緯

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊維表面が、繊維軸方向に実質的に連続し、略規
    則的に配列した畝状凹凸を形成しており、該畝状凹凸は
    繊維軸に対して直角な外周方向において隣接する凹部中
    心点間距離が平面距離で0.3〜0.9ミクロンを満足
    し、該凹部は繊維軸に対して直角な外周平面距離10ミ
    クロン当り7〜30個存在し、かつ該畝状凹凸内には凹
    部幅が0.05〜0.4ミクロンの微細凹部が存在する
    ことを特徴とするポリエステル系合成繊維。
  2. (2)ポリエステル系合成繊維がポリアルキレングリコ
    ール又はその誘導体を0.5〜5重量%含有し、かつリ
    ン化合物とジルコニウム化合物より生成した内部粒子を
    ジルコニウムの原子換算で80〜2500ppm含有す
    る特許請求の範囲第1項記載のポリエステル系合成繊維
  3. (3)内部析出系微細粒子及び/又は外部添加微細粒子
    並びにポリオキシアルキレングリコール系水溶性高分子
    又はその誘導体を0.5重量%以上含有するポリエステ
    ルを溶融紡糸し、得られた未延伸糸を延伸した後、該繊
    維の溶剤あるいは分解剤により減量処理することを特徴
    とするポリエステル系合成繊維の製造方法。
  4. (4)溶融紡糸条件が、紡糸孔単孔の開口面積が0.2
    mm^2以上である充実繊維製造用紡糸孔を有する紡糸
    口金を用い、該紡糸口金単孔の開口面積S(mm^2)
    と単孔あたりの吐出量Q(g/分)との関係が次式(1
    )を満たす特許請求の範囲第3項記載のポリエステル系
    合成繊維の製造方法。 S≧0.02Q^2+0.2・・・(1)
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