JPS62275648A - 含気チヨコレ−ト及びその製造法 - Google Patents

含気チヨコレ−ト及びその製造法

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JPS62275648A
JPS62275648A JP61199607A JP19960786A JPS62275648A JP S62275648 A JPS62275648 A JP S62275648A JP 61199607 A JP61199607 A JP 61199607A JP 19960786 A JP19960786 A JP 19960786A JP S62275648 A JPS62275648 A JP S62275648A
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chocolate
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chocolate dough
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 この発明は、今までなかった組織の含気チョコレートを
製造するのに利用され、また該含気チョコレートを供す
るのに利用される。
従来の技術 チョコレート生地に気体の泡が含まれた含気チョコレー
トは、テンバリングを行ったチョコレート生地をモール
ドなどの型に充填し、それを減圧とし・ながら冷却する
ことによりチョコレート生地の製造時に自然に混入した
気泡を膨イヒし、固化することにより造られている。
また、テンバリングしたチョコレート生地を撹拌して気
泡を混入した後、型に充填して冷却内1ヒしても造られ
ている。また、この際加圧下でIff I?することも
行われている。
発明が解決しようとする問題点 しかし、これらの従来技術により造られた含気チョコレ
ートは、例えばその−例の断面を拡大した写真を第2図
に示すように、いずれもチョコレート生地の連続相の中
に不連続の気体相が分散したものとなり、気体は泡の状
態でチョコレート生地の中に分散している。
従って、チョコレート生地は気泡の壁として存在するた
め、通常一定割合以上の量のチョコレート生地が必要で
あり、チョコレート生地の量に比べ気体の量が少なく、
食べたときの口溶け、軽さが十分てなかった。
また、気泡の含量を大きくしてチョコレート生地のWl
j合が少ないものとしようとしても、従来の方法ではチ
ョコレート生地の粘度が高くなりすぎたりして造ること
が出来ず、たとえ造れてもチョコレートの壁に厚い所と
極端に薄い所ができ、食べたときの食感があまり良いも
のとはならず、しかも破損しやすいものとなった。
この発明の発明者は、気体の含量が多く、しかも食べた
とき生クリームを食べるような軽い食感の含気チョコレ
ートとする方法を研究し、チョコレート生地をtf l
’4! 1.、て気体を含ませるとき冷却しながら行う
こと、しかも温度、圧力、比重なとの処理条件を一定の
範囲に保って固化することにより、気相とチョコレート
相の状態が反転し、このものが生クリームのように軽い
食感のものとなることを見いだ肱 この発明を完成させ
た。
問題点を解決するための手段 この発明の含気チョコレートは、含まれている油脂の融
点より高い温度で融解しているチョコレート生地を激し
く撹拌して気体を含ませながら冷却することによりチョ
コレート生地の温度を油脂の融点より8〜14℃低くし
、しかもその比重が1.1〜0.7の状態となるように
含気させ、次いでまだ固化していないチョコレート生地
を50T。
「r以下の減圧下に放置して膨化させ、この際比重が0
.35〜0.48となったところで丁度固化するように
あらかしめチョコレート生地並びに減圧雰囲気の温度及
び減圧度を調整しておくことにより造られ、その結果気
相が連続相をなしチョコレート生地が粒状の集塊物とな
って固化したものとなる。
この発明では、チョコレート生地としてチョコレート生
地、ホワイトチョコレート生地、カラーチョコレート生
地なとの油脂としてココアバターを用いた生地のみなら
ず、ココアバターの代わりに他の固形脂を用いた準チョ
コレート生地なとのチョコレートblの油脂性菓子生地
も使用可能である。
すなわち、この発明のチョコレート生地は、常温で固化
する油脂に塘、その池の原料を混ぜ、必要により磨砕、
混練、精練を行い、流動性を有する生地としたものであ
る。
このようなチョコレート生地を含気チョコレートとする
には、まず油脂の融点より高い温度で融解しているチョ
コレート生地を激しく撹拌して気体を含ませながら冷却
する。
チョコレート生地の撹拌は、チョコレート生地の中に気
体を混入させるために行うものであり、この際なるべく
細かい気泡となるようにする。
そのためには、例えば泡立器、オーバーミギサーなとて
空気を混入する、或はマシュマロビータ−、アイスクリ
ームフリーザー、オークスミキサ−なとの気体を送りな
がら撹拌、混合するバッチ式或は連続式の含気装置で処
理することが可能である。また、この気体の混入処理を
加圧状態で行うことも可能である。
なお、気体として空気のみならず、所望により窒素ガス
、炭酸ガスなとの油脂を酸化するおそれの少ない気体を
用いるのもよい。
この撹拌は、冷却しながら行い、チョコレート生地の温
度が油脂の融点より8〜14℃低い温度となるまで行う
この場合、チョコレート生地は、油脂の融点より低い温
度としてもすぐには固化せず、流動性を保っている。
すなわち、冷却により油脂の一部が結晶化して微細な結
晶となるも、全体が固化することなくチョコレート生地
の粘度が上昇し、気体を含ませるのに望ましい状態とな
る。
なお、冷え過ぎるとチョコレート生地の粘度が大きくな
り流動性が失われ、ときには処理の途中で固化が始まる
ため望ましい状態のものが得られない。
このとき、通常1.25前後のチョコレート生地の比重
が1.1〜0.7となる量の気体を含ませるようにする
すなわち、気体の混入量が少なく1.1より大きな比重
の場合、得られる含気チョコレートの気相は、従来の方
法で造ったものと同じように多数の小泡として存在し、
連続相とはならなかった。
また、含気量が多く出直が0.7より小さくなると、減
圧したとき膨張しすぎてモールドなとの容器からあふれ
出したり、反転、固化する前に気泡が大きくなり過ぎ破
裂して脱気したり、固化したときチョコレート生地の中
に大き過ぎる空洞が生じ商品価値の著しく劣ったものと
なったり、ときにはチョコレート化と気相が分離してし
まい、粒状のチョコレート生地が一つのまとまった固形
物とならなくなったりした。
次いて、まだ固化しないで流動性を有するチョコレート
生地を、必要によりモールドなどの容器に入れ、50 
Torr以下の減圧下に放置して膨化させろ。
減圧下で膨化する際、チョコレート生地の比重が丁度0
.35〜0.48となったところで同化するように、撹
拌、冷却した後のチョコレート生地の温度を油脂の融点
より8〜14℃低い範囲で調整しておくと同時に、減圧
雰囲気の温度も調整する。
このような条件て膨化、同化を行った場合、それまで連
続相のチョコレート生地の中に% ’tfiが分散した
状態であったのが、固化する際に相の反転が起る。
その結果、第1図にその断面の拡大写真を示すように、
チョコレート生地は小さい粒状の集塊物となって固まり
、粒状チョコレートの間の気相は連続した相となった。
すなわち、比重が0.48より大きい状態で固化すると
相の反転が見られず従来の含気チョコレートのようにチ
ョコレート生地の中に気相が不連続相で存在するものと
なり、0.35より小さいと犬きな空洞が生じたり、一
つζこまとまった形となり難くなる。
また、チョコレート生地や減圧雰O1i!気のを温度力
≦高いと、チョコレート生地が固化するのζこ11%間
カイかかり、その間にチョコレート化を也の中ξこ含ま
れた気l包の一部が逃げ、従来の含気チョコレートと同
じような気相が不連続の5− >B入りチョコレートと
なる。
なお、減圧したときの圧力が50 Torrより大きな
場合も、固化するときに相の反転b1見られず、従来の
含気チョコレートと同じよう之こ気相カイ不連続相のも
のとなる。
発明の効果 この発明による含気チョコレート心よ、その1ヒ重が0
135〜0.48であり、し力)もチョコレートの中で
気相である気体相と固相であるチョコレート生地の状態
が従来の含気チョコレートとζよ反対となり、気相が連
続相をなし、その上固相力≦/1%さい粒状のチョコレ
ート生地力S集まった集塊物力)ら成ろ固化物となって
いる。
このように相が反転した含気チョコレートは、従来の含
気チョコレートに比べ食べたとき非常に軽く、あたかも
生クリーム様のおいしいものとなった。
これは、従来の含気チョコレートに比べ比重が小さく、
気体の比率が大きいため一度に食べるチョコレートの電
が少なくなるだけでなく、相が反転して気相が連続相と
なっているため、口の中ての溶解が優れたものとなり、
しかも同化操作の際、味覚に悪い影響を与える悪臭成分
が1敗するためと考えられろ。
また、冷却しながら撹拌して気体を混入するためか、従
来のチョコレートのようにテンバリング操作をしなくて
も容易に固化し、しかもブルームの生しないチョコレー
トとなった。
実施例 l 油脂としてココアバターと乳脂が含まれたミルクチョコ
レート生地をオーバーミキサーの金属性容器に入れ、容
器を冷水で冷却しながらおよそ6分間撹拌してチョコレ
ート生地に空気を混入した。
この空気を混入したチョコレート生地は、比重が0.9
8、温度が25.0℃であった。
次いで、この空気が混入されまだ固化していないチョコ
レート生地をモールドに充填し、このモールドを減圧容
器に入れ、8 Torrの減圧下に放置して膨化させた
。このときの減圧雰囲気の温度は、5.5℃であった・ チョコレート生地は、膨化して比重がo、tx3となっ
たとき固化した。このものをモールドから取り出して含
気チョコレートを得た。
この含気チョコレートは、軽い食感でクリーミーな味が
し、大変おいしかった。
実施例 2 油脂としてココアバターのみを含むチョコレート生地を
アイスクリームフリーザーに入れ、炭酸ガスを吹き込み
ながら3分間撹拌し、同時に冷却して細かい気)包を多
数含むチョコレート生地とした。 このときのチョコレ
ート生地の比重は1.01、温度は24.5℃であった
このチョコレート生地を最中の皮に充填し、5Torr
、  15℃とした減圧容器に入れ膨化させ、チョコレ
ート生地の比重が0.38となったとき固化するように
した。
このようにして造った最中皮入り含気チョコレートは、
クリーミーで軽い食感のものとなった。
実施例 3 常法に従って、テンパリングしたチョコレート生地をモ
ールドに充填した後述さにして余分のチョコレート生地
を流し出してから冷却、固化して造ったチョコレートシ
ェル(容器状のチョコレート)に実施例2に記載の炭酸
ガスを吹き込みながら撹拌、冷却したチョコレート生地
を充填し、これを7 Torr、18℃の減圧容器に放
置して、膨化させ比重が0.40となったとき固化する
ようにして金気チョコレートを得た。
この含気チョコレートは、生クリーム入りチョコレート
のように軽くてマイルドな味のチョコレートとなった。
実施例 4 外周面から冷却でき、空気の注入装置及び撹拌装置を有
する筒体から成る連続式の冷却含気Haに、油脂として
ココアバターを有する融解したチョコレート生地を供給
して冷却、含気処理した。
この処理したチョコレート生地の比重は1.05、温度
は25.0℃であった。
次いて、冷却含気装置から連続して流出してくる処理し
たチョコレート生地をデボジターに導き、モールドに注
入した。
このモールドを減圧容器に収納し、7 Torrの減圧
下に放置して膨化させた。この時の減圧雰囲気の温度は
15℃であった。
膨化したチョコレート生地は、比1が0.39となった
ところで固化して含気チョコレートとなった。
この含気チョコレートは、軽い食感で口の中で崩れるよ
うに溶け、クリーミーな大変おいしいものとなった。
実施例 5 実施例4に記載の連続式の冷却含気装置に、油脂として
ココアバターを有する融解したチョコレート生地を供給
して冷却、含気処理した。この処理したチョコレート生
地の比重は0.75、温度は25.0℃であった。
次いで、冷却含気装置から連続して流出してくる処理し
たチョコレート生地をデボジターに導き、モールドに注
入した。
このモールドを減圧容器に収納し、38 Torrの減
圧下に放置して膨化させた。この時の減圧雰囲気のン=
度は15℃であった。
膨化したチョコレート生地は、出獄が0.42となった
ところで同化して含気チョコレートとなった。
この含気チョコレートは、軽い食感で口の中で崩れるよ
うに溶け、クリーミーな大変おいしいものとなった。
実施例 日 油脂としてココアバターのみを含むチョコレート生地を
アイスクリームフリーザーに入れ、窒素ガスを吹き込み
ながら撹拌し、同時に冷却して細かい気泡を多数含むチ
ョコレート生地とした。 このときのチョコレート生地
の比重は0,73、温度は25.5℃であった。
このチョコレート生地を2枚のビスケットに挟み、25
 Torr、15℃とした減圧容器に入れ膨化させ、チ
ョコレート生地の比重が0.46となったとき固化する
ようにした。
このようにして造ったビスケットに挟まれた含気チョコ
レートは、クリーミーで軽い食感のものとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の含気チョコレートの一例の断面を拡大
した顕yi鏡写真(30倍)、  第2図は従来の含気
チョコレートの一例の断面を拡大した顕微鏡写真(30
倍)である。 特許出願人      森永製菓株式会社第1図 第2図 手  続  補  正  書  (方式)l、事件の表
示 昭和6j年特許願第199607号 2、発明の名称 含気チョコレート及びその製造法 3、補正をずろ者 事件との関係 特許出願人 昭和61年IO月9日 (発送日 昭和61年IO月21日) (1)明細書第15頁の図面の簡単な説明を次のと−3
り補正する。 4、図面の簡単な説明 第1図は、本発明により製造した場合の不連続相となっ
たチョコレートの粒子の構造の顕微鏡写真の一例(30
倍)、第2図は、従来法による含気チョコレート中の連
続相に気泡を包含した構造の顕微鏡写真の一例(30倍
)である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)比重が0.35〜0.48でかつチョコレート生
    地と気体から成る固形物であり、しかも気相は連続相、
    固相は小さい粒状のチョコレート生地の集塊物から成る
    ことを特徴とする含気チョコレート。
  2. (2)チョコレート生地に含まれる油脂の融点より高い
    温度で融解している生地を激しく撹拌して気体を含ませ
    ながら冷却し、油脂の融点より8〜140℃低く、しか
    もその比重が1.1〜0.7となるようにし、次いでま
    だ固化していないチョコレート生地を50Torr以下
    の減圧下に放置して膨化させ、この比重が0.35〜0
    .48となったところで丁度固化するようにチョコレー
    ト生地並びに減圧雰囲気の温度を調整し、気相が連続相
    をなし、チョコレート生地が小さい粒状の集塊物から成
    る固化物とすることを特徴とする含気チョコレートの製
    造法。
JP61199607A 1985-12-20 1986-08-26 含気チヨコレ−ト及びその製造法 Granted JPS62275648A (ja)

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EP86309930A EP0230763B1 (en) 1985-12-20 1986-12-18 Confectionary products
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