JPS6227033Y2 - - Google Patents

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JPS6227033Y2
JPS6227033Y2 JP1980080522U JP8052280U JPS6227033Y2 JP S6227033 Y2 JPS6227033 Y2 JP S6227033Y2 JP 1980080522 U JP1980080522 U JP 1980080522U JP 8052280 U JP8052280 U JP 8052280U JP S6227033 Y2 JPS6227033 Y2 JP S6227033Y2
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JP
Japan
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transistor
resistor
terminal
motor
base
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JP1980080522U
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JPS576395U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、テープレコーダに用いる直流モー
タを制御する制御回路に関する。
従来、上記の回路には例えば実開昭56−36009
号公報に開示されているものがある。しかし、こ
れはモータの回転方向を変更することができるだ
けであり、モータの回転速度を変更することはで
きなかつた。また回転速度の変更もできるものと
して例えば第1図に示すようなものがある。
第1図において1はリール駆動用モータで、こ
のモータ1は、巻戻し、早送りのための高回転端
子2と、再生時の遅送りのための低回転端子3
と、共通端子4とを有している。
高速端子2は、スイツチ5の常閉端子6、共通
端子7を介してPNP型のトランジスタ8のコレク
タ及びNPN型のトランジスタ9のコレクタに接
続されている。トランジスタ8のエミツタは電源
端子10に接続され、トランジスタ9のエミツタ
は接地されている。
共通端子4は、PNP型のトランジスタ12のコ
レクタ及びNPN型のトランジスタ13のコレク
タに接続され、トランジスタ12のエミツタは電
源端子10に接続され、トランジスタ13のエミ
ツタは接地されている。トランジスタ8のベース
は、抵抗14を介して共通端子4に、トランジス
タ12のベースは抵抗15を介して共通端子7に
接続され、さらに低速端子3はスイツチ5の常開
接点16に接続されている。
トランジスタ9のベースは、PNP型のトランジ
スタ17のコレクタに接続され、同様にトランジ
スタ13のベースは、PNP型のトランジスタ18
のコレクタに接続されている。
トランジスタ17のエミツタは、抵抗19を介
して電源端子10に接続され、ベースは抵抗20
を介して電源端子10に接続されると共に、抵抗
21及び常開スイツチ22を介して接地されてい
る。同様に、トランジスタ18のエミツタは、抵
抗19aを介して電源端子10に接続され、ベー
スは抵抗23を介して電源端子10に接続される
と共に、抵抗24及び常開スイツチ25を介して
接地されている。
また、スイツチ25と並列に、常開スイツチ2
6が接続され、このスイツチ26は、スイツチ5
と連動する。
今、スイツチ22,25,5及び26がいずれ
も開かれているとすれば、すべてのトランジスタ
8,9,12,13,17,18のエミツタ、コ
レクタ間は、非導通状態であるので、モータ1は
回転しない。
次に、スイツチ22を閉じると、トランジスタ
17が導通し、トランジスタ9に抵抗19を介し
てベース電流Ib9を供給し、トランジスタ9が導
通する。トランジスタ9が導通すると、抵抗15
を介してトランジスタ12のベース電流Ib12が流
れてトランジスタ12が導通し、トランジスタ1
2、共通端子4、高速端子2、トランジスタ9の
方向にモータ電流Iaが流れてモータ1は早送り方
向に回転する。
同様に、スイツチ22を開きスイツチ25を閉
じると、トランジスタ18、トランジスタ13及
びトランジスタ8が導通し、モータ1にモータ電
流Idが流れて巻戻し方向に回転する。
またスイツチ5を常開接点16側に切り換える
とスイツチ5に連動されたスイツチ26が閉じ、
トランジスタ17、トランジスタ9及びトランジ
スタ12が導通し、モータ1にモータ電流Igが流
れて低速回転する。
モータ電流Iaは、トランジスタ9のコレクタ電
流をIc9、トランジスタ12のコレクタ電流をIc12
とすれば、 Ia=Ic9=Ic12 ……(1) と表わされる。
トランジスタ9のコレクタ電流Ic9は、このト
ランジスタ9の直流増幅率をhFE9とすれば、次
式で表される。
Ic9=Ib9×hFE9 ……(2) 同様にトランジスタ12のコレクタ電流Ic12
は、トランジスタ12の直流増幅率をhFE12とす
れば、 Ic12=Ib12×hFE12 ……(3) で表される。
トランジスタ9のベース電流Ib9は、トランジ
スタ17が完全に導通状態であるとすると、抵抗
19の抵抗値によつて定まり、トランジスタ12
のベース電流Ib12は、抵抗15の抵抗値によつて
定まるので、抵抗19もしくは抵抗15のいずれ
か一方の抵抗値が大きすぎて充分なベース電流Ib
を流すことができないとすると、(2)式、(3)式に示
すようにトランジスタ12もしくはトランジスタ
9に流すことのできるコレクタ電流Icは小さくな
る。コレクタ電流Icが小さくなると、(1)式により
モータ電流Iaが小さくなり、充分な回転数及び回
転力が得られない。
同様に、トランジスタ8及びトランジスタ13
に流すことのできるコレクタ電流Ic8及びIc18によ
つても、モータ電流Idが制限される。
従つて、抵抗14,15,19,19aの抵孔
値のばらつきによつては、モータ1に充分なモー
タ電流Iを供給できないことがあつた。さらにス
イツチ5にはモータ電流Ia及びIdが流れるため容
量の大きなスイツチを必要とした。また、モータ
1を低速回転させるには、トランジスタ9,12
を導通させる必要上、連動するスイツチ5,26
を設けなければならず、回路構成が複雑になつて
いた。
この考案は上記のような欠点を解消しようとす
るものである。
以下、この考案を図示の一実施例に基づいて説
明する。
なお、従来例と同一部分については同一符号を
付し、説明を省略する。
第2図において、トランジスタ8のベースは抵
抗27を介してトランジスタ18のエミツタに接
続され、同様にトランジスタ12のベースは、抵
抗28を介してトランジスタ17のエミツタに接
続されている。さらにトランジスタ12のベース
は抵抗29を介して低速端子3に接続されてい
る。
低速端子3は、トランジスタ30のコレクタ、
エミツタを介して接地され、トランジスタ30の
ベースは抵抗31を介して接地されると共に、抵
抗32、常開スイツチ33を介して電源端子10
に接続されている。
このように構成された制御回路は次のように作
動する。
今、スイツチ22,25,33いずれも開かれ
ているとすると、すべてのトランジスタは非導通
状態でありモータ1は回転しない。
次に、スイツチ22を閉じると、トランジスタ
17のエミツタ、コレクタ間が導通し、トランジ
スタ12のベース電流Ib12及びトランジスタ9の
ベース電流Ib9が、トランジスタ12のエミツ
タ、ベース抵抗28、トランジスタ17のエミツ
タ、コレクタ、トランジスタ9のベース、エミツ
タへと流れる。
この際、トランジスタ17のエミツタからベー
スに流れるベース電流Ib17は、ベース電流Ib12
比べて充分小さいので、ベース電流Ib12とベース
電流Ib9とはほぼ等しい。
今、抵抗28の抵抗値をR1とし、トランジス
タ17のベース、エミツタ間及びトランジスタ1
2のベース、エミツタ間の電圧降下を無視し、ト
ランジスタ17のベース電圧をVb〔V〕、電源端
子10の電圧をVccとすれば、 Vcc−Vb/R=Ib12=Ib9 ……(4) となる。
従つて、トランジスタ12とトランジスタ9と
の直流増幅率hFEが等しければ、トランジスタ1
2及びトランジスタ9の流すことのできるコレク
タ電流Icは(2)式及び(3)式より相等しい大きさとな
る。
同様に、スイツチ22を開きスイツチ25を閉
じた場合も、トランジスタ8のベース電流Ib8
びトランジスタ13のベース電流Ib13も相等し
く、その大きさは、抵抗27の抵抗値をR2、ト
ランジスタ18のベース電圧をVb′とすれば、(4)
式同様 Vcc−Vb′/R=Ib8=Ib13 ……(5) となる。
従つて、トランジスタ8とトランジスタ13と
の直流増幅率hFEが等しければ、トランジスタ8
とトランジスタ13が流すことのできるコレクタ
電流Icは相等しい。
また、スイツチ33を閉じると、トランジスタ
30のコレクタ、エミツタ間が導通し、低速端子
3を接地するとともに、抵抗29を介してトラン
ジスタ12にベース電流Ib12を流し、トランジス
タ12を導通させてモータ1にモータ電流Igを流
す。
この場合、トランジスタ12及びトランジスタ
30に流すことのできるコレクタ電流Icの大きさ
は異なるが、遅送りの場合にモータ1に流れる電
流Igは、早送り、巻戻し時のモータ電流Ia、Idに
比べて小さいので問題はない。
なお、上記実施例において、抵抗20,21,
23、24,31,32、スイツチ22,25,
23及びトランジスタ17,18を省略し、抵抗
28とトランジスタ9のベース間、抵抗27とト
ランジスタ13のベース間及び抵抗29とトラン
ジスタ30のベース間をそれぞれ常開スイツチで
接続してもよい。
この場合は、トランジスタ及び抵抗の使用数を
減少させることができ、製造コストを下げること
できる。また抵抗29はトランジスタ12のベー
スに接続したが、モータ1の共通端子4をトラン
ジスタ8,9のコレクタに接続した場合、トラン
ジスタ8のベースに接続してもよい。
以上説明したように、この考案によれば、モー
タ1の低速端子3と接地点との間にトランジスタ
30のコレクタ・エミツタを接続し、トランジス
タ30のコレクタを抵抗29を介してトランジス
タ12のベースに接続しているので、スイツチ3
3を閉成するだけで、モータ1を低速回転させる
ことができる。しかも、低速回転させるための構
成は、トランジスタ30とスイツチ33とだけで
よく、回路構成を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の制御回路の回路図、第2図はこ
の考案に基づく一実施例の回路図である。 1……モータ、8,12,17,18……PNP
型トランジスタ、9,13……NPN型トランジ
スタ、10……電源端子、22,25,33……
スイツチ、27,28……抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流電源の一方の端子に共にエミツタが接続さ
    れている同一方向極性の第1及び第2のトランジ
    スタと、上記と異なる方向極性を有し電源の他方
    の端子に共にエミツタが接続され第1及び第2の
    トランジスタのコレクタにそれぞれコレクタが接
    続されている第3及び第4のトランジスタと、第
    2及び第3のトランジスタのベース間に接続され
    ている抵抗及びスイツチ素子からなる直列回路
    と、第1及び第4のトランジスタのベース間に接
    続されている抵抗及びスイツチ素子からなる直列
    回路と、第1及び第2のトランジスタのコレクタ
    間に共通端子と高速端子とが接続されている可逆
    転直流電動機と、この電動機の低速端子と上記電
    源の他方の端子との間にエミツタ・コレクタ導電
    路が接続された第5のトランジスタと、上記低速
    端子と第1または第2のトランジスタのベースと
    の間に接続した抵抗とを有し、第1及び第4のト
    ランジスタの直流増幅率が相等しく、第2及び第
    3のトランジスタの直流増幅率が相等しくされて
    いるテープレコーダ用電動機制御回路。
JP1980080522U 1980-06-09 1980-06-09 Expired JPS6227033Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980080522U JPS6227033Y2 (ja) 1980-06-09 1980-06-09

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JP1980080522U JPS6227033Y2 (ja) 1980-06-09 1980-06-09

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JPS576395U JPS576395U (ja) 1982-01-13
JPS6227033Y2 true JPS6227033Y2 (ja) 1987-07-10

Family

ID=29442958

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JP1980080522U Expired JPS6227033Y2 (ja) 1980-06-09 1980-06-09

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Families Citing this family (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0213355Y2 (ja) * 1984-10-09 1990-04-12
JPH0219431Y2 (ja) * 1984-11-26 1990-05-29
JPS6367496U (ja) * 1986-10-21 1988-05-06
JPH0237900U (ja) * 1988-09-02 1990-03-13
JP2500178Y2 (ja) * 1989-05-19 1996-06-05 三菱樹脂株式会社 組立式貯液槽

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JPS576395U (ja) 1982-01-13

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