JP2500178Y2 - 組立式貯液槽 - Google Patents

組立式貯液槽

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JP2500178Y2
JP2500178Y2 JP1989058028U JP5802889U JP2500178Y2 JP 2500178 Y2 JP2500178 Y2 JP 2500178Y2 JP 1989058028 U JP1989058028 U JP 1989058028U JP 5802889 U JP5802889 U JP 5802889U JP 2500178 Y2 JP2500178 Y2 JP 2500178Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、組立式貯液槽に関し、とくに側壁と底壁と
天井壁とからなり、直角四辺形の基板の四周に接合縁を
立設した単位板の接合縁を、それらの接合縁を下方に向
け相互に結合して天井壁および/または底壁を構成し、
該天井壁および/または底壁を補強材により強固に補強
した組立式貯液槽に関する。
(従来技術およびその課題) 従来、直角四辺形の基板の四周に接合縁を立設した単
位板の接合縁を、それらの接合縁を下方に向け相互に結
合して天井壁を構成した組立式貯液槽においては、該天
井壁を補強するために、天井壁の4枚の単位板の十字状
結合箇所で、隣接する単位板の2枚の接合縁を跨ぐに十
分な切欠部を有し、該切欠部の背部の幅が板厚みより大
である略コ字状平面形状を有する平板よりなる補強ブラ
ケットにより、隣接する少なくとも2枚の単位板の接合
縁を、4枚の単位板の接合縁の十字状つき合わせ部を差
し渡すように補強ブラケットで固着し、天井壁の変形や
破壊、撓みを防止するものが知られている。(例えば、
実公昭57−6395号公報参照) この場合4枚の単位板の十字状結合箇所は補強される
が、天井壁を構成している全体の単位板が一体的に補強
されないために、天井壁の中間部が撓んで天井全体が凹
状となり、そこに水が溜るという問題点があった。しか
も従来の補強ブラケット自体は、単に平板状であるため
剛性に乏しく、単位板の接合縁に取り付けるに際して
は、ボルト・ナットを4組以上使用して、補強ブラケッ
トと接合縁とが回転しないように確実に取付ける必要が
あった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記従来の点に鑑みなされたものであって、
側壁と底壁と天井壁とからなり、直角四辺形の基板の四
周に接合縁を立設した単位板の接合縁を、それらの接合
縁を下方に向け相互に結合して天井壁および/または底
壁を構成した組立式貯液槽において、天井壁および/ま
たは底壁を構成する単位板の接合縁に補強材を添設し固
着すると共に、天井壁および/または底壁の4枚の単位
板の各十字状結合箇所において、隣接する単位板の接合
縁を跨ぐ切欠部を設けた垂壁部と、該垂壁部の下端より
水平方向に延びる水平部とからなる断面略L字状の連結
材を介して、上記補強材同士を一体に連結固着して、天
井壁および/または底壁を強固に補強したものである。
(実施例) 以下、本考案の具体的構成を第1〜3図に示す実施例
に基づいて説明する。
第1図は本考案の組立式貯液槽を示す部分斜視図、第
2図は第1図の要部を示す分解斜視図、第3図は本考案
の別の実施例を示す部分斜視図である。
本考案の組立式貯液槽は、第1図に示す如く、側壁X
と天井壁Yと底壁Zとからなり、天井壁Yは複数の単位
板1を順次結合することにより構成してある。単位板1
は基板の四周に接合縁2を立設し、該接合縁2を下方に
向け相互に結合して天井壁Yを構成してある。
天井壁Yを構成する単位板1の接合縁2には、補強材
3を添設固着してある。該補強材3により接合縁2が補
強される。該補強材3は平板状のものを図示したが、L
字状等他の形状であっても良い。天井壁Yの4枚の単位
板1の各十字状結合箇所において、隣接する2枚の単位
板1に跨る長さを有する連結材4を介して上記補強材3
同士を一体に連結固着してある。
連結材4は、第2図に示す如く、垂壁部と、該垂壁部
の下端より水平方向に延びる水平部とからなる断面略L
字形状であって、垂壁部の上部中央には、切欠部41が設
けられている。切欠部41は隣接する単位板1の接合縁2
を跨ぐ大きさで、これに結合された単位板1の2枚の接
合縁2が嵌入するようになっている。第2図に示す如
く、補強材3は、接合縁2に添設固着され、また連結材
4は、補強材3の反対側の接合縁2に添設固着してあ
る。補強材3は接合縁2を接合するボルト5により接合
縁2に固着し、また連結材4は接合縁2および補強材3
を貫通するボルト6により一体に固着してある。こうし
て、補強材3が接合縁2を補強すると共に、補強材3同
士は連結材4を介して一体に固着され、天井壁Yの十字
状結合箇所が撓んで天井壁Yが凹状となるのを確実に防
止する。この時連結材4の水平部が接合縁2の下端ある
いは補強材3の下端に接していると、連結材4と接合縁
2とが滑って回転することがなくなるので、確実に支持
することができる。
第3図は本考案の別の実施例を示す斜視図であって、
補強材3は接合縁2の長さより幅広とし、接合縁2の端
縁より突出させたもので、結合縁2の補強効果が向上す
る。この場合、連結材4は、補強材3の端部に固着し、
補強材3同士を一体に連結固着してある。7は天井支柱
であって、貯液槽が大型の場合、適宜箇所に立設して天
井壁Yを支持する。この時連結材4の水平部が天井支柱
7の上端に固定されるので、天井壁Yを確実に支持する
ことができる。
以上、天井壁Yを補強材3および連結材4で補強した
ものを図示したが、本考案はこれに限定されず、単位板
1の接合縁2を下方に向け、相互に結合して底壁Zを構
成し、該底壁Zを上記の如く補強材3および連結材4で
補強しても良いし、また、天井壁Yおよび底壁Zの両方
を上記の如く補強材3および連結材4で補強しても勿論
良い。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、補強材により天井壁
および/または底壁を構成している単位板の接合縁が補
強されると共に、天井壁および/または底壁の各十字状
結合箇所において、隣接する単位板の接合縁を跨ぐ切欠
部を設けた連結材によって、補強材同士が一体に連結固
着される。しかも連結材は垂壁部と水平部とによって、
断面略L字状をなしているため剛性が高まり、水平部で
直接あるいは天井支柱を介して確実に支持されるから、
天井壁および/または底壁の十字状結合箇所が撓んで天
井壁および/または底壁が凹状になるのを確実に防止す
ることができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の組立式貯液槽を示す部分斜視図、第2
図は第1図の要部を示す分解斜視図、第3図は本考案の
別の実施例を示す部分斜視図である。 図中、Xは側壁、Yは天井壁、Zは底壁、1は単位板、
2は接合縁、3は補強材、4は連結材である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】側壁と底壁と天井壁とからなり、直角四辺
    形の基板の四周に接合縁を立設した単位板の接合縁を、
    それらの接合縁を下方に向け相互に結合して天井壁およ
    び/または底壁を構成した組立式貯液槽において、天井
    壁および/または底壁を構成する単位板の接合縁に補強
    板を添接し固着すると共に、天井壁および/または底壁
    の4枚の単位板の各十字状結合箇所において、隣接する
    単位板の接合縁を跨ぐ切欠部を設けた垂壁部と、該垂壁
    部の下端より水平方向に延びる水平部とからなる断面略
    L字状の連結材を介して、上記補強材同士を一体に連結
    固着したことを特徴とする組立式貯液槽。
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