JPS62251996A - 媒体処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 金融機関の窓口で使用される自動取引装置等の媒体搬送
装置であって、媒体状態判断手段、即ち、検出手段によ
る媒体の検出が解除された時に起動して所定時間を計数
する媒体監視手段、即ち、時間計数手段を設けて、所定
時間が計数されるまで搬送動作終了を保留することによ
り、挿入された媒体の抜取り後の再挿入に対応すること
ができ、再操作を不要とすることができる。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、金融機関の窓口で使用される自動取引装置等
の媒体搬送に係り、特に通帳等の挿入時の抜取後に再操
作の必要がない媒体搬送装置に関するものである。

近来、金融機関の窓口において、自動取引装置等が広く
背反しており、これらの装置では通帳等を挿入してから
挿入方向やページの誤りに気付いて抜き取った場合には
直ちに動作を終了とし、再挿入する時は改めて操作をし
直すため面倒である。

よって再操作を必要としない方法が望まれている。

〔従来の技術〕

自動取引装置は通帳５或いは磁気カード等のカードの挿
入によって預金、払出し等の取引が行われ、通帳を使用
した場合には装置内の媒体搬送機構を有する記帳ユニッ
トによって取引内容が記入される。

第４図に示すように、記帳ユニットは挿入口ｌから続り
搬送路２．挿入口Ｉの内部に設けられたシャフタ３．１
ｆｆｉ帳１０ａを搬送するメ／ｆメｆｌｉｔ送りローラ
Ｒ１，ＲＩＲ１押えローラＲＩ＋閂４＋Ｒ６＋挿入され
た通帳１０ａの先端を検出するセンサＳＩ＋Ｓ！＋及び
搬送路２の後方に印字部４が設けられている。

送りローラＲ０Ｒ：＋、Ｒａは図示省略したモータに連
結されており、常態では送りローラｌ？、と押えローラ
Ｒ，はオープン状態になっており、通帳１０ａを搬送す
る時にクローズ状態となる。

このような構成及び機能を有するので、■通帳１０ａを
挿入口Ｉから矢印六方向に挿入すると、通帳１０ａの先
端はセンサＳ１によって検出され、シャッタ３が開い°
ζ通４１！ＩＯａが内部にｉＩＬ人し、送りローラＲ，
と押えローラＲ２がりＩ：Ｊ−ズして通帳１０ａを挟ん
で送られる。

■更にセンサＳ、の検出が解除され、センサＳ２による
検出により通帳ｔＯａの通過が確認されると、シャッタ
３が閉じ、通帳１０ａは送りローラ１７．、Ｒ，と押え
ローラＲ４，Ｒ６によって送られ印字位置で停止して印
字部４にセットされる。

０次に図示省略したキーボードより１例えば預金額等の
取引内容が人力されると、コンピュータセンタと交信し
て、印字部４によって通帳１０ａに預金残高等を含めた
印字が行われる。印字が複数行に亙る時は改行動作を行
って印字される。

■印字が終了するとシャッタ３が開き、送りローラＲ＋
、Ｒｉ、Ｒｓが逆方向駆動して通帳１０ａは矢印Ｂ方向
に送られて挿入口ｌより排出される。その後シャッタ３
が閉じ、送りローラＲ３と押えローラＲ２がオーブン状
態に復帰して動作終了とする。

■もしセンサＳｌの検出が解除されてもセンサｓ８によ
る検出がない時、即ら、通帳１０ａの通過確認がされな
い時は、通帳１０ａが抜き取られたものと判断して、送
りローラＲ＋、ｌｈ、Ｒｓの駆動を停止し、シャフタ３
を閉じて動作終了となる。即ち、通１１１３！　１０ａ
を挿入した途端に、挿入方向やページの誤りに気付いた
り、ｒ６ｔいはシャッタ３に突当てたりして通帳１０ａ
を抜き取った場合には、装置は動作終了状態になる。こ
のようにして通帳１０ａを搬送して印字が行われる。

（発明が解決しようとする問題点〕 」１記従来方法によると、通帳１０ａを挿入後、直ちに
抜き取った場合には、装置は動作終了状態になるので、
再度挿入する時は改めて始めからキーボード操作により
処理指示を行う必要があり操作が面倒であるという問題
点がある。

Ｃ問題点を解決するための手段〕 第１図は本発明の原理図である。

図において、１０は媒体、 ７は第１の検出手段５及び第２の検出手段６により媒体
ＩＯの挿入及び媒体抜取りを判断し、媒体挿入及び媒体
抜取信号を発生する媒体状態判断手段、 ８は媒体抜取信号の発生によって所定時間媒体の挿入を
監視する媒体監視手段である。

従って媒体が抜取られた時に、所定時間内は媒体搬送処
理を継続するように構成されている。

〔作用〕

挿入された媒体１０の搬送途中で媒体１０が抜取られた
時は、媒体状態判断手段７は第１の検出手段５、或いは
第２の検出手段６によって媒体抜取信号を発信し、所定
時間は媒体１０の挿入持ちをｍ続して装置の動作終了を
保留することにより、媒体１０の再挿入による処理動作
が行われるの゛で、媒体ＩＯの挿入方向やページの誤り
等により挿入直後に抜き取った場合にも所定時間内に再
挿入すれば、改めて始めから処理指示操作を行う必要が
ない。

従って装置の媒体操作性が向上する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第２図及び第３図を参照して
説明する。機構は第４図と同様である。

第２図で第１図に対応するものは１点鎖線で示している
。企図を通じ同一符号は同一対象物を示す。

第２図において、タイムカウンタ８ａは、センサＳ１が
通帳１０ａの検出を解除した時に起動して、時間設定部
８ｂより所定時間Ｔ（例えば５秒）を読み出して設定し
、この所定時間Ｔよりカウントダウンして、カウントが
０になるとカウントアツプ信号を発信する。時間設定部
８ｂは、所定時間Ｔが記憶されているメモリである。

動作終了禁止制御部９は、センサＳ、が通帳ＬＯａのヰ
★出を解除した時に起動して、主制御部１４の処理動作
の終了処置を禁止し、タイムカウンタ８８が所定時間Ｔ
をカウントすると禁止を解除する。

また１１はセンサアンプ、１２はシャッタ駆動制御部、
１３はラインフィード（以下ＬＦという）駆動制御部、
Ｍ、、Ｒ２はモータ、Ｓ、Ｓｚはセンサを示ず。

また主制御部１４は、上記各部を制御し通帳１０ａの検
出、Ｖｉ送、印字等の処理動作を遂行させ、動作終了禁
止制御部９からの禁止指令中は動作終了処理を保留する
機能を有する。

このような構成及び機能を有するので、第３図のフロー
チャートにより作用を説明すると、■まず、キーボード
Ｉ５より処理指示操作をして、通帳１０ａを挿入口ｌか
ら矢印入方向に挿入する。

■通帳１０ａの先端がセンサＳ１によって検出されてシ
ャッタ３が開いて通帳１０ａが内部に進入し、送りロー
ラＲ５と押えローラＲ２により通帳１０ａは搬送される
。

■更にセンサＳ、の検出が解除されると、動作終了禁止
制御部９より指令が出て動作終了が禁止されると共に、
タイムカウンタ８ａが起動して所定時間Ｔがカウントダ
ウンされる。

■カウント中にセンサＳ２による検出により通帳ｌＯａ
の通過が確認されると、タイムカウンタ８ａはクリアさ
れ、シャッタ３が閉じ、通帳１０ａは送りローラＲ３，
Ｒｓと押えローラＲ４，Ｒ６によって送られ印字位置で
停止して印字部子にセットされ、キーボードから取引内
容が入力されると、コンピュータセンタと交信して印字
部４によって印字が行われる。

印字が複数行に亙る時は改行動作を行って印字される。

■印字が終了するとシャッタ３が開き、送りローラＲ１
，Ｒ３，Ｒ５が逆方向駆動して通帳１０ａは矢印Ｂ方向
に送られて挿入口■に排出され、通帳１０ａが抜き取ら
れるとセンサＳ１の検出が解除されてシャッタ３が閉じ
、送りローラＲ，と押えローラＲ２がオーブン状態に復
帰して動作終了とする。

■もしタイムカウンタ８ａのカウント中にセンサＳｌに
より通帳１０ａの先端が検出されるとタイムカウンタ８
ａはクリアされ、■のフローに戻って処理が継続される
。即ち、再挿入された場合である。

■所定時間Ｔのカウントが終了してもセンサＳ２による
通帳１０ａの通過が検出されない時は、動作終了禁止制
御部９による動作終了の禁止が解除されて、送りローラ
Ｒ＋、Ｒ，Ｉ、Ｒｓの駆動を停止し、シャッタ３を閉じ
て動作終了となる。

このようにして通帳ＩＱａの挿入時にシャッタ３への衝
突、或いは方向やページの誤りに気付いて抜取った場合
にも所定時間Ｔ以内で再挿入すれば、継続して処理を行
うことができるので、キーボード１５による再操作の必
要がない。

上記例では通帳１０ａへの印字の場合を説明したが、伝
票等の単票印字用紙の場合にも同様に適用することがで
きる。また記帳機の例を説明したが、通帳１０ａ等の印
字媒体を扱う自動取引装置等の場合にも適用することが
でき同様の効果が得られる。

また上記例はセンサＳ、で媒体挿入信号を発し、センサ
Ｓ１から通帳１０ａが無となった時に、センサＳ２に通
帳１０ａが無ければ媒体抜取信号を発信する場合を説明
したが、次のような検出方法の装置の場合も媒体抜取信
号の発信により同様の効果が得られる。即ち、 ■センサＳ、、Ｓ、Ｌの何れか一方で通帳１０ａを検出
した時、即ち、論理和、またはセンサＳ、、Ｓ、の検出
の論理積で媒体抜取信号を発信する。

■センサＳ２で媒体挿入信号を発する場合で、センサＳ
１で通帳１０ａを検出している時、或いはセンサＳ１で
通帳１０ａが無となった時に、センサＳ２に通帳１０ａ
がなければ媒体抜取信号を発信する。

なお、センサＳ、、Ｓ、は夫々１個で検出する必要はな
く、複数でも同様の効果が得られることは勿論である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、挿入した媒体を抜
取って再び挿入する時に、改めて始めから操作を行う必
要がなく操作が簡単になるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブＩ１．！ツク図、第２図は本発
明の実施例を示す制御ブロック図、第３図は第２図のフ
ローチャート、 第４図は記帳ユニットの従来例を示す側面図である。 図において、 ２は搬送路、　　　　　　３はシャッタ、４は印字部、
　　　　　５は第１の検出手段、６は第２の検出手段、
　７は媒体状態判断手段、８は媒体監視手段、　　８ａ
はタイムカウンタ、８ｂは時間設定部、　　　９は動作
終了禁止制御部、１０は媒体、　　　　　　　１０ａは
通帳、１１はセンサアンプ、　　１２はシャッタ駆動制
御部、１３はＬＦ駆動制御部、　１４は主制御部、Ｓ＋
、Ｓｔはセンサ、　　　Ｒ＋、Ｒ３，Ｒｓは送りローラ
、Ｒ２＋　Ｒ４，Ｒ６は押えローラを示ず。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 挿入口から挿入された媒体（１０）を搬送処理する媒体
   搬送装置において、 挿入口に挿入された媒体（１０）が搬送される搬送路と
   、 該搬送路に設けられた該媒体（１０）を検出する第１の
   検出手段（５）及び第２の検出手段（６）と、該第１の
   検出手段（５）及び第２の検出手段（６）により媒体（
   １０）の挿入、抜取りを判断し、媒体挿入及び媒体抜取
   信号を発生する媒体状態判断手段（７）と、 媒体抜取信号の発生により所定時間、媒体挿入信号を監
   視する媒体監視手段（８）とを備え、媒体抜取り発生時
   に所定時間内に媒体（１０）が挿入された場合は搬送処
   理を継続することを特徴とする媒体搬送装置。