JPS6117036B2 - - Google Patents

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JPS6117036B2
JPS6117036B2 JP17082979A JP17082979A JPS6117036B2 JP S6117036 B2 JPS6117036 B2 JP S6117036B2 JP 17082979 A JP17082979 A JP 17082979A JP 17082979 A JP17082979 A JP 17082979A JP S6117036 B2 JPS6117036 B2 JP S6117036B2
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Haruyuki Nishikawa
Kazuyoshi Ookawa
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えば銀行業務に使用される通帳の如
き冊子状媒体に対して改頁が必要とされたとき自
動的に新しい頁をめくることができるターンペー
ジ機構の制御方法に関するものである。
従来の記帳機はそれ自身がターンページ機能を
有していないために、未だ記帳すべきデータが残
つているにも拘らず印字していた頁の印字行が満
了すると、一旦印字部より排出してオペレータの
手によつて改頁させ、再び記帳機の印字部にセツ
トしていた。そのためオペレータの負担が増大す
るとともに、記帳機を現金支払機や現金預金機な
どに組み込んだ場合には操作が不慣れな顧客によ
つて改頁作業がなされるために操作ミス(例えば
2枚めくり等)が生じていた。
そのような点に鑑み、記帳機内部に自動的に改
頁する機能を有するターンページ機構を設けるこ
とが提案されている。このターンページ機構によ
り、改頁が必要とされたときに自動的に改頁され
るのでオペレータあるいは顧客に対する負担は軽
減される。
上記のようにターンページ機構によつて改頁を
行なう場合は、改頁処理を行なつたにも拘らず、
機構部の動作不良等の原因により実際には改頁さ
れていないととき、このまま印字処理を行なうと
既に印字されている部分に重ねて印字されたり、
充分改頁されない状態で印字部に移送することに
なり通帳がパスウエイ途中でジヤム現象を生じる
等の欠点を有する。
このような欠点をなくすためにはターンページ
機構において改頁が完全に終了したことをチエツ
クすればよい。特開昭54−104738号公報はそのた
めに通帳に頁マークを付し、改頁前と改頁後の頁
マーク読取信号が同一の場合は再度改頁動作を行
なわせることを提案している。
しかし、この方法はあくまでも通帳に頁マーク
を付していることを前提条件としておるために、
頁マークを有さない通帳には適用できないし、ま
た改頁動作が完全に終了しないと、改頁動作が所
期の目的を成し遂げたかどうか判断することはで
きない。更に再び改頁する際は前回の改頁動作と
全く同じ条件にて行なわれるため、再度改頁動作
が失敗する確率が高くなる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたもので
あり、改頁動作の不良状態を早く検出することに
より、改頁動作の迅速化を計ることを目的として
おり、その目的は分離動作開始後所定の時間内に
1放の用紙が所定の分離状態になつていないと
き、前記1枚の用紙を元に戻す動作を経て再度前
記1枚の用紙に対する分離動作を行なうことによ
つて達成される。
以下本発明によるターンページ制御方法を図面
に沿つて詳細に説明する。
第1図は冊子状媒体の一例として銀行通帳10
0を全開状態で示す。101は通帳表紙、102
は裏表紙、103は中紙、104は冊子のとじ合
せ線、105はページ識別マーク、106は裏表
紙102の表面所定位置に貼着けられた磁気スト
ライプを示す。
第2図は第1図の通帳を半開状態にし裏表紙側
からの斜視図。
第3図は一例として現金自動支払機107の全
体図で、顧客はキヤツシユカードをカード挿入口
112から挿入した後キーボード109により暗
証キーをキーインする。続いて通帳100の所定
ページを開き、通帳挿入用ポケツト111にセツ
トする。装置107はセツトされた通帳を自動的
に吸入する。
次に顧客は、支払希望金額をキーボード109
でキーインし、金額表示器114に表示された額
を確認後、確認キー110を押下する。装置10
7は吸入されている通帳100に所定の記帳を行
ないポケツト111へ返却するとともに、指定さ
れた支払希望金額を装置107内の金庫から計数
取り出し現金支払口113から前述キヤツシユカ
ードとともに放出する。
これらの取引操作は表示器108に操作方法、
順序等が表示され、顧客はこのガイダンスに従い
前記の如き操作を行なう。
キヤツシユカードには顧客の暗証番号が記録さ
れておりこの番号とキーボード109からキーイ
ンされた暗証及び通帳裏表紙102上の磁気スト
ライプ106に記録されている暗証は全て一致し
なければならない。又装置107は中央処理装置
と結ばれており、通帳なしで、キヤツシユカード
のみの顧客取引に対しては、このときの取引内容
を中央処理装置内に記憶しておき、通帳使用時に
記帳することもできる。
第5図は現金自動支払機107における媒体処
理装置内のみを示す側断面図である。ポケツト1
11に通帳100が上下方向に正しくセツトされ
ると媒体検出センサ122が、媒体セツトを検出
し、矢印124′方向に移動するシヤツタ124
を開く。同時にモータが回転し、移送ローラ12
6,130,134,142,146,152が
回転し通帳を吸入する。
吸入された通帳100が媒体検出センサ128
を通過し、センサ132に下端が達すると一旦モ
ータが停止する。同時にシヤツタ124が閉じ
る。
次にモータが吸入方向に再起動することによ
り、ローラ126,130,134,142,1
46,152が回転し、通帳はさらに吸入され
る。
媒体下端がセンサ138に達すると磁気ヘツド
136が、通帳裏表紙上の磁気ストライプ106
に記録されているデータを読み取り始め、通帳下
端がセンサ140に達すると読み取りを終了す
る。
センサ138と140間の距離は磁気ストライ
プ106のデータ記録エリアを十分にカバーでき
るように位置決めされる。又磁気ストライプ10
6に記録されているデータは例えば今度印字すべ
きページデータの他に次に印字すべき印字行情
報、口座番号、残高等である。
通帳はターンページ機構部144を通過した後
センサ151に下端が達するとセンサ150によ
り次に印字すべき行(印字行)の検出を開始す
る。印字行検出はセンサ150により通帳100
の第1印字行から最終印字行(図1の例は1行目
から14行目までの14行)間のエリアに最後に印字
されている印字文字を見つけることにより行なわ
れる。つまり第1図の例では次の印字行は4行目
となる。
第4図はこの原理を示す断面図で、通帳100
は矢印120方向へ、ローラ117,118によ
り送られている。ランプ115からの光の一部が
通帳面で矢印の如く反射し、光電素子116へ達
する。
この反射光は通帳表面に印字がある場合に光量
が変化するため光電変換素子116の出力が変化
したことにより印字の有無を検出することができ
る。
印字行検出は1行目まで行なわれ、印字なしの
ときは1行目が次の印字行となる。印字行が決定
すると媒体はローラにより印字位置(図5ではプ
ラテン154の位置)にセツトされる。
一方このセツト中に媒体上端がセンサ148を
通過するとセンサ150により通帳100のペー
ジ識別マーク105の読み取りを開始する。マー
クの読み取りは前述の如く第4図に示す一例のと
おりで行なうことができる。
尚、例ではページ識別マーク105の読み取り
と、印字行検出を同一センサ150で行なつてい
る。
マークの読取り終了点は、あらかじめ規定され
ている時間又は所定の距離だけ通帳が吸入された
ことを判定して行なうことができる。
ページ識別マーク105が検出されると、例え
ば前述の如き磁気ヘツド136で読み取られた磁
気ストライプ106に記録されていたページデー
タと比較し一致するときは印字行にセツト後印字
処理を行なう。両者が一致しないときは、通帳を
ターンページ機構部144へ逆移送しターンペー
ジ動作(後述)を行なう。
ターンページ動作が終了すると通帳はふたたび
吸入方向に移送され通帳下端がセンサ152に達
すると、センサ150により印字行検出を開始
し、通帳上端がセンサ148に達するとセンサ1
50によりページ識別マーク読み取りを開始す
る。
このとき読み取つたページ識別データを前述の
如く比較し一致すれば印字処理へと進み、一致し
ないときは一致するまで前述の動作をくり返し行
なう。
次に印字処理が行なわれ、開ページ印字が満了
したにも拘らず、さらに記帳すべき情報が残つた
とき、ローラを排出方向に回転し通帳を印字部よ
り排出し、ターンページ機構部144へ送り改ペ
ージ動作を行なう。その動作については後述す
る。
改ページ動作が終了するとローラを吸入方向に
回転し、前述の如く印字行検出及びページ識別マ
ーク読み取りを行なう。このとき読み取つたペー
ジが所望のページジであればターンページが正し
く行なわれており、通帳を印字部へ送り印字処理
を行なうが、所望のページでないときはローラを
逆転させ通帳を、ポケツト111へ返却するか又
は再度前述の如くターンページ動作を行なう。こ
のとき開ージが所望ページより少ない場合は開ペ
ージが増加する方向へ、開ページが所望ページよ
り多い場合は開ページが減少する方向へそれぞれ
ターンページ動作を行なう。
全ての印字処理が終了すると通帳はポケツト1
11へ返却される。返却時は、磁気ヘツド136
により磁気ストライプ106の内容が書替られ
る。
次にターンページ機構部144の構成を第6図
にもとづいて説明する。ターンページ機構部14
4は第5図においても明らかなように、挿入ポケ
ツト111と印字部との間に設けられる。
パスウエイ156の1部は開口とされ、プレツ
シヤ158とターニングローラ160とがパスウ
エイ156の通路空間を介して対向している。タ
ーニングローラ160の上方には送りローラ14
2が位置している。パスウエイ156の一部はオ
ープンガイドとなつており、パスウエイの空間が
増加するように回動可能となつている。このオー
プンガイド162の外側には遮蔽板162aが固
定されており、これはオープンガイド162の回
転とともに第1の検出器164に検出される。該
検出器164は発光素子164aおよび受光素子
164bよりなり、通帳100の用紙の湾曲状態
を検出するものである。ターニングローラ160
の付近には1対のセパレータ166が設けられて
いる。このセパレータ166は通常は第6図に示
す位置にあり、用紙がターニングローラ160に
接触することを妨げないが、所定の時点でマグネ
ツト等により駆動され互いに離れる方向に移動す
ることにより、用紙のターニングローラ160に
対する接触を妨げる。
168は第2の検出器であり、発光素子168
a、受光素子168bよりなる。この検出器16
8は通帳100の用紙の反転状態を検出するもの
である。
ターニングローラ160付近には通帳100を
検出するための透過型の通帳センサ178が設け
られ、これによつて通帳の下端あるいは上端が検
出された時点より所定の時間だけ通帳100を移
送することによつて通帳100を所定の位置にセ
ツトする。
第7図は通帳機の制御回路をブロツク図として
示すものである。尚、この制御部はターンページ
機構部と通帳の搬送の一部のみを示し、印字部、
他の搬送に関する部分は省略している。
中央制御部172は各種の入力系と出出力系と
を有している。入力系はセンサ178,164,
168の各々が増幅器Amp1〜Amp3を介して
入力している。出力系は2つのパルスモータ系と
2つのマグネツト系に分けられる。パルスモータ
駆動回路PDU1はパルスモータPM1によりロー
ラ126,130,134,142,146,1
52を介して通帳100を吸入、排出方向に移送
する。
またパルスモータ駆動回路PDU2はパルスモ
ータPM2によりターニングローラ160を正逆
両方向に回転する。
マグネツト駆動回路MDU1はマグネツトMG1
を介してプレツシヤ158を動作する。このプレ
ツシヤ158は通帳100をターニングローラ1
60に対して圧接する位置と、それを解除する2
つの位置間を移動可能である。
マグネツト駆動回路MDU2はマグネツトMG2
を介してセパレータ166のオープン・クローズ
を制御する。このセパレータ166は通帳100
の中紙103が跳ね上げられた状態で通帳100
を移動する場合(後述)、中紙103がターニン
グローラ160に接触しないようにオープンす
る。
次に、ターンページ動作についてその概略を説
明する。
ターンページ動作は以下の4つの動作に大別さ
れる。
1 通帳100をターンページ機構部144の所
定位置に位置決め、保持する動作。(位置決め
動作) 2 通帳100の中紙103をターニングローラ
160によつて湾曲させる動作。(湾曲動作) 3 中紙103を更にターニングローラ160に
よつて反転させる動作。(反転動作) 4 通帳100をパルスモータPM1によつて所
定方向に移動して中紙103をそろえる動作。
(揃え動作) 第8図は第7図における中央制御部172の機
能ブロツクの概略を示す。CPUは中央処理装
置、MEMは記憶部、TIMはタイマ、Reg1はレ
ジスタ、IOPは入出力ポートである。中央処理装
置CPUと前記各部はデータ線、制御線よりなる
バス線にて接続されており、IOPには第7図にお
ける各入出力系が接続されていると考えてよい。
記憶部MEMはカウンタ部CNTとテーブル部
TABに分割されておりその記憶内容および作用
については後述する。
カウンタ部CNTは2つの回数カウンタCNT1
(通帳セツト回数用)とCNT2(湾曲動作回数
用)および1つのクロツクカウンタCLTを備え
ており、テーブル部TABは3つのテーブルTAB
1〜TAB3を有している。
次に第9図に示すフローチヤートに沿つて、第
6〜8図を参照しながら本発明によるターンペー
ジ制御方法を説明する。
まづ、第9図においてターンページがスタート
されると、中央処理装置CPUによつて回数カウ
ンタCNT1はリセツトされ、そしてパルスモー
タ駆動回路PDU1によつてパルスモータPM1を
所定方向に回転し、ローラ系を介して通帳100
を吸入方向に移送する。通帳100がターンペー
ジ機構部144に到達し、センサ178によつて
通帳100の下端が検出された時に、クロツクカ
ウンタCLTをリセツトし、続いてそのクロツク
カウンタCLTの内容をパルスモータ駆動回路
PDU1に与えるクロツクパルスに同期して+1
する。そして、そのクロツクカウンタCLTの内
容がn1になるまで通帳00は吸入方向に移送さ
れつづけ、n1になるとパルスモータPM1の回転
を停止することで、ローラ系の回転停止と通帳1
00の保持を行なう。この位置決め動作状態を第
6図bに示す。
通帳100がターンページのために所定の位置
にセツトされると、中央処理装置FPUは回数カ
ウンタCNT2をリセツトするとともにマグネツ
トMG1を励磁する。これによつて、プレツシヤ
158は通帳100をターニングローラ160に
押し付ける。マグネツトMG1を励磁してから所
定時間経過の後に、パルスモータ駆動回路PDU
2はパルスモータPM2を介してターニングロー
ラ160を排出方向(図で時計方向)に回転さ
せ、同時にタイマTIMの計数も開始する。
この回転により、ターニングローラ160との
摩擦力によつてターニングローラ160と当接し
ている中紙103が1枚だけすり上げられ湾曲さ
せられる。ここでタイマTIMがタイマオーバす
る前に、センサ164によつオープンガイド16
2の遮光板162aが検出されたならば、中紙1
03の2枚めくりを防止するためにパルスモータ
PM2の回転を中止することで、ターニングロー
ラ160の回転を中止し、且つマグネツトMG1
の励磁も解除され、プレツシヤ158は退避す
る。第6図c参照。
タイマTIMがタイマオーバしても未だ遮光板
162aが検出されないならば、ターニングロー
ラ160と中紙103との摩擦力不足(静止摩擦
力が回転摩擦力に移行したことによる摩擦力低
下)による中紙103のすり上げ不良、即ち湾曲
動作が失敗したことになるので、一旦マグネツト
MG1の励磁を解除するとともにパルスモータ
PM2の回転つまりターニングローラ160の回
転を中止し、回数カウンタCNT2の内容を+1
する。
そのとき、回数カウンタCNT2の内容がN以
下の場合は、再びマグネツトMG1の励磁とパル
スモータPM2の回転を行ない、プレツシヤ15
8を押圧してターニングローラ160を図で時計
方向に回転するとともにタイマTIMの計数も開
始する。そして、再びタイマオーバしても遮光板
162aがセンサ164によつて検出されない場
合には、回数カウンタCNT2の内容を+1し、
回数カウンタ部CNT2の内容がNになつたなら
ば通帳100をポケツト111の返却するなどの
エラー処理を行ない、その通帳100に対するタ
ーンページ動作は行なわない。
湾曲動作がタイマTIMのタイマオーバ時間内
に成功した場合は、次に反転動作に移るが、それ
はターニングローラ160を再び随で時計方向に
回転させるとともに、タイマTIMを零よりスタ
ートさせる。そして、タイマオーバ以前にセンサ
168によつて中紙103が検出された場合は反
転動作が成功したものと做す。第6図d参照。
タイマTIMがタイマオーバしてもセンサ16
8によつて中紙103が検出されない場合は反転
動作が成功しなかつた場合なので、ターニングロ
ーラ160の回転を中止し、回数カウンタCNT
1の内容がMになつたときは、通帳100の返却
などの前記と同様なエラー処理を行なう。
一方、回数カウンタCNT1の内容がM以下の
場合には、パルスモータPM1を逆回転させて、
通帳100を一旦排出方向に移送し、下端がセン
サ178によつて検出されたならば、パルスモー
タPM1を一旦停止し、こんどは吸入方向に回転
する。そして再び、通帳100を所定位置にセツ
トし直して再びターンページ動作を最初から始め
る。
タイマTIMのタイマオーバ以前にセンサ16
8によつて中紙103が検出されるとと、パルス
モータPM2によるターニングローラ160の回
転を停止し、マグネツトMG2の励磁を行なう。
それによつて、セパレータ166はオープンされ
るので、反転された中紙103はこのセパレータ
166によつてターニングローラ160との接触
は阻止される。そこで、パルスモータPM1を回
転させローラ系によつて通帳100を吸入方向に
移送し、中紙103の新しいページが露出するよ
うに揃える。第6図e参照。
以上のように、夫々の動作(位置決め、湾曲、
反転)のいずれでもが成功しない場合は、位置決
め動作1回当りで反転動作が1回、従つて最大大
M回行ない、また湾曲動作は前記の位置決め動作
1回当りで最大N回、行なうことになるが、以上
の動作を単に所定の回数だけ同一条件で行なうも
のであり、初回に失敗すれば、次回以降に成功す
る確率は小さくなる。そこで本発明ではリトライ
する場合に諸々の条件を変更することにより、そ
の成功の確率を高めている。
即ち、本発明では、 (i) ターンページ機構部144に対する通帳10
0のセツト位置、 (ii) 湾曲状態におけるターニングローラ160の
図で時計方向の回転量、 (iii) 湾曲状態からの通帳100の移動、 をそれぞれ単独あるいは全てを変化させている。
(i)について第10図aに沿つて説する。
通帳100の下端がセンサ178によつて検出
されると、回数カウンタCNT1の内容によつて
テーブルTAB1の項目1の数値をレジスタReg1
にセツトする。この場合、初回目とすると、回数
カウンタCNT1の内容はリセツトされているの
で、初項の数値S1がレジスタReg1にセツトされ
る。クロツクカウンタCLTがS1になるとローラ
系は停止され、通帳100は所定の位置にセツト
される。2回目であれば、回数カウンタCNT1
の内容はカウントアツプされて1となつているの
で、1項の数値S2がレジスタReg1にセツトされ
る。このように、トライされる回数目によつて、
センサ178が通帳100の下端をセンスしてか
らパルスモータPM1が停止されるまでの時間す
なわちターンページ機構に対する通帳100のセ
ツト位置が変動し、中紙103に対するターニン
グローラ160の接触位置が異なることになるの
で、次の湾曲動作から反転動作に到るまでの動作
に影響が及ぶことになる。
(ii)について第10図bに沿つて説明する。
第10図bは上記のセツト位置をを異ならした
ときに対応する湾曲動作の際のターニングローラ
160の回転量を変化せしめられるものであり、
初回目ならば回数カウンタCNT1の内容はリセ
ツトされているので、テーブルTAB2の初項の
ステツプ数U1をレジスタReg1にセツトし、ク
ロツクカウンタCLTがレジスタReg1の内容にな
るまでターニングローラ160を回転してから停
止する。同様にして、2回目であればレジスタ
Reg1にはテーブルTAB2の2項のステツプ数
U2がセツトされるので、初回目の回転量とは異
なり、ターニングローラ160によつてすり上げ
られた中紙103の湾曲度も異なる。この時の設
定値に関しては、通帳100のセツト位置がター
ニングローラ160に対して深い(ペーじの綴じ
目側寄り)ときには中紙103の湾曲を浅くして
ペーじの折れ曲りによる破損を防止し、逆に、通
帳100のセツト位置がターニングローラ160
に対して浅い(ペーじの外側寄り)ときには中紙
103の湾曲を可能なかぎり深くするように、
各々の設定値を定めればよい。
(iii)について第10図cに沿つて説明する。
第10図cはセツト位置に対応して反転動作に
移るまでに、中紙1003の過剰湾曲度を修正せ
しめる(中紙103の折れ曲りを防止する)ため
のものであり、第10図bの機能を補償するもの
である。初回目であれば回数カウンタCNT1の
内容はリセツトされているので、テーブルTAB
3より初項のV1をレジスタReg1にセツトし反転
動作する前にパルスモータPM1をして通帳10
0をセツト位置より排出方向にレジスタReg1に
セツトされた内容に対応する量だけ移動する。
以上の条件の他にプレツシヤ158の押圧力を
変化することも同様にして可能であり、その場合
はプレツシヤ158の駆動源としてはバリアブル
な位置決めが可能なものを用いる必要がある。
以上説明したように本発明によれば、ターンペ
ージ動作の途中において用紙が所定の状態になつ
ていないことを検出し、再度分離動作を行なうよ
うにしたものであるから、従来のように分離動作
を終了したのちにページマークを読みとつてその
正否を判断するものに対し早い時点で失敗を知る
ことができる。また途中で検出し、各動作を確実
にした後に次動作に移行しているので用紙を損傷
することもない。また、リトライする場合、前回
の条件を変化させることにより失敗の確率を小さ
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は通帳のオープン状態、第2図はクロー
ズ状態の斜視図、第3図は自動現金支払機の外観
図、第4図はページマーク検出あるいは次行印字
位置検出の一例、第5図は記帳機の概略図、第6
図はターンページ機構の概略図であり、aは構成
図、bは位置決め動作終了時、cは湾曲動作終了
時、dは反転動作終了時、eは揃え動作終了時を
示す。第7図は制御回路のブロツク図、第8図は
第7図における制御回路172の機能ブロツク
図、第9図、第10図はフローチヤートを示す。 図中、100……通帳、144……ターンペー
ジ機構部、160……ターニングローラ、16
4,168,178……センサを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 多数の用紙を冊子状に構成した冊子状媒体を
    所定位置に位置決めする位置決め手段、及び該位
    置決め手段により位置決めされた冊子状媒体の頁
    に接する位置に設けられ、該用紙に接して回転す
    る回転手段を備え、該回転手段の回転によりめく
    られるべき該用紙を湾曲させて、他の用紙から分
    離させた後、該分離された用紙の裏面を該回転手
    段に対向させ反転させるターンページ制御方法に
    おいて、前記の頁めくり過程における該用紙の湾
    曲状態を検知する第1の検知手段と、該用紙の反
    転状態を検知する第2の検知手段と、該回転手段
    を回転して該第1、第2の検知手段が検知出力す
    る迄の各動作の時間を計時するタイマ手段とを設
    け、該タイマの計時する所定計時時間内に第1又
    は第2の検知手段から検知出力がないときは、当
    該各検知手段の検知する動作の開始位置に該冊子
    状媒体の状態を戻して試行することを特徴とする
    ターンページ制御方法。 2 前記湾曲させ分離させる動作はN回の試行回
    数を上限とし、試行回数がN+1回目になるとき
    は該冊子状媒体を排出することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のターンページ制御方法。 3 前記回転手段は試行毎の所定の動作量を変更
    する手段を具えることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のターンページ制御方法。
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