JPS62251747A - ハロゲン化銀カラ−感光材料の処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀カラ−感光材料の処理方法

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JPS62251747A
JPS62251747A JP9546586A JP9546586A JPS62251747A JP S62251747 A JPS62251747 A JP S62251747A JP 9546586 A JP9546586 A JP 9546586A JP 9546586 A JP9546586 A JP 9546586A JP S62251747 A JPS62251747 A JP S62251747A
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acid
solution
air
silver halide
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JP9546586A
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Takashi Nakamura
敬 中村
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Fuji Photo Film Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/42Bleach-fixing or agents therefor ; Desilvering processes

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はハロゲン化銀カラー感光材料(以下、単に「感
光材料」という。)の処理方法に関し、特に漂白定着処
理工程を改善したカラー写真処理方法に関する。
〔従来の技術〕
カラー感光材料は露光後、発色現像、脱銀、安定化環よ
び/または水洗の各処理工程を経てカラー写真画像を現
出する。ところで、脱銀のための漂白定着工程において
は、酸化反応である漂白と還元反応である定着とを同一
浴内で行うために種々のトラブルが発生し、安定した処
理を行うことが困難であるという問題があった。例えば
、漂白速度を向上させるために空気発泡をして液の酸化
還元電位を上げると、定着成分が酸化されて硫化し易い
という問題、あるいは、定着速度を速めると漂白速度に
制約が生ずるという問題があり、このため、漂白定着処
理はある程度長い時間を必要とすると同時に、感光材料
の種類ごとにその処方を細かく調整することが必要であ
るという問題があった。更に最も重要な問題点は、液の
酸化力をあげるために空気発泡を行うと、漂白定着液中
に泡が発生し、タンクからこぼれたり、飛沫が現像液中
に入りこむという事であった。また空気発泡の代りに漂
白定着液を空中に噴霧させ回収する方法も知られている
が、装置が大きくなり、しかも飛沫が現像液に入りこむ
危険もあった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、従来のカラー写真処理方法における上述
の如き問題を解消し、漂白定着液の管理を容易にしたカ
ラー写真処理方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、ハロゲン化銀カラー感光材料を画
像露光後、自動現像機を用いて、発色現像、漂白定着、
水洗および/または安定化の各処理を行うハロゲン化銀
カラー感光材料の処理方法において、多孔性材料を介し
て漂白定着液と空気を接触させ、L 1〜10気圧、好
ましくは1.2〜3気圧に加圧した空気を多孔性材料を
透過せしめ、漂白定着液を酸化再生することにより達成
される。
特に、漂白定着補充液の補充量が、1時間当り、漂白定
着液タンク容量の1/200〜5倍、好ましくは1/1
00〜1倍であるときのみ、1.1〜10気圧、好まし
くは1.2〜3気圧に加圧した空気を透過せしめること
が望ましい。
本発明方法に使用する多孔性材料の孔径は0.02〜1
0μ、好ましくは1〜10μが適当である。
孔径が0.02μより小さいと、空気を透過させるのに
過大な圧力を必要とし、また10μより大きいと、漂白
定着液中で気泡が発生するので好ましくない。
本発明方法を具体化するには種々の方法が可能である。
たとえば多孔性材料でつくられたパイプ、典型的には円
筒型のパイプを用意し、これを漂白定着液中に浸漬して
パイプ内に加圧空気を導入する方法、あるいは、漂白定
着液を循環ポンプ等を用いてパイプ内を循環させ、この
パイプの外部から加圧空気を導入する方法などが利用で
きる。しかし本発明方法はこれらの具体的な方法に限定
されるものではない。
多孔性材料の材質は特に限定されるものではなく、素焼
、ガラス、などのセラミック材料、各種多孔性プラスチ
ック材料、焼結金属のような金属材料等、漂白定着液に
悪影響を及ぼさない材料である限り、任意に使用できる
多孔性材料の肉厚は、加圧に耐える程度のものであれば
よく、材質によっても異なるが、一般に1mm〜5Qm
mが適当である。
多孔性円筒型パイプを使用するばあい、たとえば第1図
に示すように、パイプを漂白定着液タンク外に配置し、
漂白定着液をパイプの内部を通過せしめ、パイプの外部
から加圧空気を導入するようにするか、あるいは第2図
に示すように、パイプを漂白定着液タンク内に配置し、
パイプ内に加圧空気を導入するようにすることができる
第1図において、漂白定着液タンク1に、多孔性円筒パ
イプ2を連結し、この円筒パイプ2の外面を放圧用パイ
プ3で被う。循環ポンプP2 により、多孔性円筒パイ
プ2内を、漂白定着液が循環するようにする。この際、
加圧ポンプP+  により外筒3内を1.1〜10気圧
となるように加圧する。
圧力は、たとえば圧力調節弁■により調節す゛る。
実用的には、空気圧が一定値以上になったときに、加圧
ポンプP+ が自動的に停止するようにすればよい。ま
た感光材料の処理量が少ないときには漂白定着液を酸化
再生する必要性も少ないので、感光材料の処理量あるい
は処理速度に連動して加圧ポンプP1を作動させるよう
にすることが望ましい。さらに具体的には、感光材料の
処理量が多いとき、すなわち漂白定着補充液の補充量が
1時間当り漂白定着液タンク容量の1/200〜5倍、
さらに好ましくは1/100〜1倍の範囲のときのみ加
圧ポンプP+ を作動させるようにすることが望ましい
また、循環液のタンクへの入口に配流板4を配置し、再
生液が均等に混合されるようにしてもよい。
第2図においては、多孔性円筒型パイプ2をタンク内に
配置し、加圧ポンプP+ を用いてパイプ内に加圧空気
を導入し、調節弁■を用いて圧力を調節する。
また、多孔性材料中を加圧空気を透過させるかわりに、
漂白定着液を透過させても、同様の効果が達成される。
すなわち、多孔性材料を介して漂白定着液と空気を接触
させ、漂白定着液を、たとえば1.5〜20気圧程度に
加圧して多孔性材料中を透過せしめることにより、漂白
定着液の酸化再生を行うことができる。
上記いずれの方法によっても、漂白定着液中に泡を発生
させることなく、漂白定着液を酸化し、その酸化力を増
大させることができ、復色不良などのトラブルを防止す
ることができる。
本発明において、漂白定着液とは、漂白成分(酸化剤)
と定着成分(定着剤)とを含む液を指し、漂白成分とは
ポリカルボン酸の鉄塩、赤血塩、ブロメート化合物、コ
バルトへキサミン等の酸化剤を、また定着成分とはチオ
硫酸アンモニウム、チオ゛硫酸ナトリウム、ハロゲン化
アンモニウム、チオ原票等のハロゲン化銀に対して定着
作用のある化合物を指す。
ここでいうポリカルボン酸とは2個以上のカルボキシル
基を有する有機化合物を言い、具体的な化合物としては
、シニウ酸、コハク酸、マロン酸、グルタル酸、アジピ
ン酸、フマル酸、マレイン酸、フタル酸、テレフタル酸
、エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)、ジエチレ
ントリアミンペンタ酢酸、エチレンジアミン−N−(β
−オキシエチル)−N、N’、N’−)り酢酸、プロピ
レンジアミンテトラ酢酸、ニトリロトリ酢酸、シクロヘ
キサンジアミンテトラ酢酸、イミノジ酢酸、アルキルイ
ミノジ酢酸、ジヒドロキシエチルグリシン、エチルエー
テルジアミンテトラ酢酸、グリコールエーテルジアミン
テトラ酢酸、エチレンジアミンテトラプロピオン酸、フ
ェニレンジアミンテトラ酢酸、1.3−ジアミノ−2−
プロパツールテトラ酢酸、トリエチレンテトラミン六酢
酸、ヒドロキシエチルイミノ酢酸、N−ヒドロキシエチ
ルエチレンジアミントリ酢酸、オキシビス(エチレンオ
キシニトリロ)テトラ酢酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン
酸、グルタル酸、アジピン酸、乳酸、クロトン酸、アコ
ニット酸、イタコン酸、ジグリコール酸、シトラコン酸
等を挙げることができる。
これらの化合物のうち、特に好ましいものとしては、エ
チレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)、ジエチレント
リアミンペンタ酢酸、エチレンシアミン−N−(β−オ
キシエチル)−N、N’、N’−トリ酢酸、プロピレン
ジアミンテトラ酢酸等のアミノポリカルボン酸を挙げる
ことができる。
漂白定着液には、米国特許第3.042.520号、同
第3.241.966号、特公昭45−8506号、特
公昭45−8836号等に記載の漂白促進剤、特開昭5
3−65732号に記載のチオール化合物の他、種々の
添加剤を加えることもできる。また、本発明に用いられ
る漂白定着液は、特開昭46−781号、同48−49
437号、同48−18191号、同50−14523
1号、同51−18541号、同51−19535号、
同5l−ta’462o号、特公昭51−23178号
等に記載の方法で再生処理したものでもよい。
本発明において水洗処理とは、感光材料中に残留する処
理薬品を洗い出す工程を意味し、流水水洗のほか、節水
した水洗、あるいは節水した水洗において、カビの発生
を防止するなど、単に水洗水の安定性を保持するために
、キレート剤、防ばい剤などを添加した水による水洗な
ども意味する。
一方、安定化処理とは、画像安定化付与効果を有する、
たとえばアンモニア等の安定剤を添加した安定液による
処理を意味する。
本発明の感光材料の写真処理には、例えばリサーチ・デ
ィスクロージ+ −(Research Disclo
sure )176号第28〜30頁(RD−1764
3)に記載されているような、公知の方法及び公知の色
素像を形成する処理液のいずれをも適用することができ
る。
処理温度は通常18℃から50℃に間に選ばれるが、1
8℃より低い温度または50℃を越える温度としてもよ
い。
現像処理の特殊な形式として、現像主薬を感光材料中、
たとえば乳剤層中に含み、感光材料をアルカリ水溶液中
で処理して現像を行わせる方法を用いてもよい。
発色現像液は、一般に発色現像主薬を含むアルカリ性水
溶液から成る。発色現像主薬は公知の一級芳香族アミン
現像剤、例えばフェニレンジアミン類(例えば4−アミ
ノ−N、N−ジエチルアニリン、3−メチル−4−アミ
ノ−N、N−ジエチルアニリン、4−アミノ−N−エチ
ル−N−β−ヒドロキシエチルアニリン、3−メチル−
4−アミノ−N−エチル−N−β−ヒドロキシエチルア
ニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−β
−メタンスルホンアミドエチルアニリン、。
4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−β−メトキ
シエチルアニリン等)を用いることができる。
発色現像液はそのほかpH緩衝剤、現像抑制剤ないしカ
ブリ防止剤等を含むことができる。
また必要に応じて、硬水軟化剤、保恒剤、有機溶剤、現
像促進剤、色素形成カプラー、競争カプラー、かぶらせ
剤、補助現像薬、粘性付与剤、ポリカルボン酸系キレー
ト剤、酸化防止剤、アルカリ剤、溶解助剤、界面活性剤
、消泡剤等を含んでいてもよい。
本発明に用いられる感光材料は、特開昭51−8463
6号、特開昭52−119934号、特開昭53−46
732号、特開昭54−9626号、特開昭54−19
741号、特開昭54−37731号、特開昭56−1
048号、特開昭56−1049号、特開昭56−27
142号等に記載された方法で補充又は維持管理されて
いる現像液で処理されてもよい。
本発明に用いられる感光材料の写真乳剤層にはハロゲン
化銀として臭化銀、沃臭化銀、沃塩臭化銀、塩臭化銀お
よび塩化銀のいずれを用いてもよい。好ましいハロゲン
化銀は25モル%以下の沃化銀を含む塩臭化銀、沃臭化
銀または沃塩臭化銀である。
前記写真乳剤中のハロゲン化銀粒子の平均粒子サイズ(
球状または球に近似の粒子の場合は粒子直径、立方体粒
子の場合は校長を粒子サイズとし、投影面積に基づく平
均で表す。)は粒子サイズ分布はせまくても広くてもい
ずれでもよい。
本発明に用いられる感光材料は、メチン色素類その他に
よって分光増感されていてもよい。これらの増感色素は
単独に用いてもよいが、それらの組合せを用いてもよく
、増感色素の組合せは特に強色増感の目的でしばしば用
いられる。増感色素とともに、それ自身分光増感作用を
もたない色素あるいは可視光を実質的に吸収しない物質
であって、強色増感を示す物質を乳剤中に含んでもよい
有用な増感色素、強色増感を示す色素の組合せ及び強色
増感を示す物質は前記リサーチ・ディスクロージ+ −
(Research Disclosure) 176
巻17643 (1978年12月発行)第23頁■の
3項に記載されている。
本発明に用いられる感光材料の写真乳剤層には色形成カ
プラー、すなわち発色現像処理において芳香族1級アミ
ン現像薬(例えば、フェニレンジアミン誘導体やアミノ
フェノール誘導体など)との酸化カップリングによって
発色しうる化合物を含むものとする。例えば、マゼンタ
カプラーとして、5−ピラゾロンカプラー、ピラゾロベ
ンツイミダゾールカプラー、シアノアセチルクマロンカ
プラー、開鎖アシルアセトニトリルカプラー等があり、
イエローカプラーとして、アシルアセトアミドカプラー
(例えば、ベンゾイルアセトアニリド類、ピバロイルア
セトアニリド類)等があり、シアンカプラーとして、ナ
フトールカプラーおよびフェノールカプラー等がある。
これらのカプラーは分子中にバラスト基とよばれる疎水
基を有する非拡散性のものが望ましい。カプラーは銀イ
オンに対し4当量性あるいは2当量性のどちらでもよい
。また、色補正の効果をもつカラードカプラーあるいは
現像にともなって現像抑制剤を放出するカプラー(いわ
ゆるDIRカプラー)であってもよい。また、DIRカ
プラー以外にも、カップリング反応の生成物が無色であ
って現像抑制剤を放出する無呈色DIRカップリング化
合物を含んでいでもよい。カプラーをハロゲン化銀乳剤
層に導入するには公知の方法、たとえば、米国特許第2
、322.027号に記載の方法等が用いられる。例え
ば、フタール酸アルキルエステル(ジブチルフタレート
、ジオクチルフタレート等)、リン酸エステル(ジフェ
ニルフォスフェート、トリフェニルフォスフェート、ト
リクレジルフォスフェート、ジオクチルブチルフォスフ
ェート等)、クエン酸エステル(例えば、アセチルクエ
ン酸トリブチル等)、安息香酸エステル(例えば安息香
酸オクチル等)、アルキルアミド(例えばジエチルラウ
リルアミド等)、脂肪酸エステル類(例えばジブトキシ
エチルサクシネート、ジオクチルアゼレート等)、トリ
メシン酸エステル類(例えばトリメシン酸トリブチル等
)等、または沸点約30℃乃至150℃の有機溶媒(例
えば酢酸エチル、酢酸ブチルのごとき低級アルキルアセ
テート、プロピオン酸エチル、2級ブチルアルコール、
メチルイソブチルケトン、β−エトキシエチルアセテー
ト、メチルセロソルブアセテート等)に溶解したのち、
親水性コロイドに分散される。上記の高沸点有機溶媒と
低沸点有機溶媒とを混合して用いてもよい。
本発明に用いられる感光材料には、写真乳剤層その他の
親水性コロイド層に無機または有機の硬膜剤を含有させ
てもよい。例えばクロム塩(クロム明ばん、酢酸クロム
等)、アルデヒド順(ホルムアルデヒド、グリオキサー
ル、ゲルタールアルデヒド等)、N−メチロール化合物
(ジメチロール尿素、メチロールジメチルヒダントイン
等)、ジオキサン誘導体(2,3−ジヒドロキシジオキ
サン等)、活性ビニル化合物(1,3,5−)!Jアク
リロイルーへキサヒドロ−8−トリアジン、1.3−ビ
ニルスルホニル−2−7’ロバノール等)、活性ハロゲ
ン化合物(2,4−ジクロル−6−ヒドロキシ−3−)
リアジン等)、ムコハロゲン酸類(ムコクロル酸、ムコ
フェノキシクロルin)等を単独または組合わせて用い
ることができる。
本発明の感光材料の写真乳剤層または他の親水性コロイ
ド層には塗布助剤、帯電防止、スベリ性改良、乳化分散
、接着防止および写真特性改良(例えば現像促進、硬調
化、増感等)等種々の目的で種々の界面活性剤を含有さ
せてもよい。
本発明に用いられる感光材料の写真乳剤には、感光材料
の製造工程、保存中あるいは写真処理中のカブリを防止
し、あるいは写真性能を安定化させる目的で、通常用い
られている種々の化合物を含有させることができる。
本発明に用いられる感光材料において、写真乳剤層その
他の層は感光材料に通常用いられているプラスチックフ
ィルム、紙、布等の可撓性支持体またはガラス、陶器、
金属等の剛性の支持体に塗布される。可撓性支持体とし
て有用なものは、硝酸セルロース、酢酸セルロース、酢
酸酪酸セルロース、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリカーボネート等の半合
成または合成高分子から成るフィルム、バライタ履また
はα−オレフィンポリマー(例えばポリエチレン、ポリ
プロピレン、エチレン/ブテン共重合体等)等を塗布ま
たはラミネートした紙等である。
本発°明に用いられる感光材料において、写真乳剤層そ
の他の親水性コロイド層は公知の種々の塗布法により支
持体または他の層の上に塗布できる。
塗布には、ディップ塗布法、ローラー塗布法、カーテン
塗布法、押出し塗布法等を用いることができる。米国特
許2.681.294号、同2.76L 791号、同
第3.526.528 号に記載の方法は有効な方法で
ある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
実施例1゜ 赤感性の沃臭化銀乳剤(沃化銀7モル%)の乳剤にシア
ンカプラーとして1−ヒドロキシ−2−N−r−(2,
4−ジ−t−アミルフェノキシブチル)ナフトアミドを
乳化混合し、緑感性沃臭化銀乳剤(沃化銀6モル%)−
にはマゼンタカプラーとして1− (2’、 4’、 
6 ’−トリクロロフェノール)3’−C2’−クロロ
−3’−(2’。
4′−ジ−t−アミルフェノキシアセグアミド)アニリ
ノツー5−ピラゾロンを乳化混合し、青感性沃臭化銀乳
剤(沃化銀6モル%)に対して、イエローカプラーとし
てα−ベンゾイル−〔2−クロル−5−α−(ドデシル
オキシカルボニル)フロビルオキシカルボニル)アセド
アニライドを乳化混合してレジンコーチイツトペーパー
上に順次塗布して反転カラーペーパー写真感光材料を調
製した(塗布銀量2.21 g /m2)。
なお、各カプラーの乳化にはジブチルフタレートとトリ
クレジルホスフェートをカプラー溶剤として使用し、ソ
ルビタンモノラウレートとドデシルベンゼンスルホン酸
ソーダを乳化材として使用し、他に1− (p−ノニル
フェノキジトリオキシエチレン)ブタン−4−スルホン
酸ソータト蔗糖のラウリル酸エステルを塗布助剤として
添加した。
さらに試料中の緑感性乳剤層と青感性乳剤層の間にはヨ
ウ化カリを含む黄色コロイド銀のフィルタ一層を、緑感
性乳剤層と赤感性乳剤層の間にはジー1−アミルヒドロ
キノンを分散させて含ませたゼラチンからなる中間層を
また青感性乳剤層の上にはゼラチンを主体とする保護層
を設けた。
こめ゛ハロゲン化銀カラー写真感光材料はセンシトメト
リー法に従って露光し次いで下記処理液を用い、下記処
理工程に従ってカラー自動現像機を用いて38℃の温度
で処理を行った。
〔処理工程〕
第1現像(白黒現像)38℃  1分30秒第1水洗 
      38℃  2分カラー現像      3
8℃  2分第2水洗       38℃    3
0秒漂白定着液      38℃  2分第3水洗 
      38℃  2分計   10分 〔処理液組成〕 第1現像液(白黒現像)  母 液  補充液テトラポ
リリン酸ソーダ 3.0g   3.0g炭酸水素ナト
リウム   2.3g   2.3g1−フェニル−3
−0,45g  0.50gピラゾリドン 無水亜硫酸カリウム   47g   51gハイドロ
キノン      6g   6.5g炭酸カリウム 
     25g   28g臭化ナトリウム    
 1.4g   0.4g沃化カリウム(0,1%) 
   3mf    0mNジエチレングリコール 2
0.0rn120.0rnlポリエチレングリコール 
5. Og    5.0 g#400 水を加えて        11   11力性ソーダ
を加えて(ptl;10.2及び10.3 )にする。
カラー現像液 ベンジルアルコール   12mf   15m1’テ
トラポリリン酸ソーダ 3.0g   3.6g無水亜
硫酸ナトリウム  7.5g   8.5g炭酸カリウ
ム     32.0g   36g臭化カリウム  
    0.3 g    Og沃化カリウム(0,1
%)90.0mA’    Om!!苛性ソーダ   
    2.3g   4.0gLL、Ug    1
6.  υ g エチレングリコール   20m42  20mj!水
を加えて        1β    11力性ソーダ
を加えて(pH;10.75及び10.90)にする。
漂白定着液 ビスチオ尿素      3.0 g    4.0 
g臭化アンモニウム   50.0g   60.0g
アンモニア水(28%)30.0m!!38.0ml無
水亜硫酸ナトリウム  10g    17gチオ硫酸
アンモニウム 160.0ml 189.Ord!氷酢
酸          5.9m18.6ml’水を加
えて        IIl    1f!(pH; 
6.7 )  (pH; 6.3)自動現像機での補充
方法は第1現像、カラー現像は感光材料1m2当り1!
、漂白定着液は感光材料1m2当り0.33βで補充し
、次の処理方法にて処理を続けた。なお自動現像機の漂
白定着液のタンク容量は約601、補充タンクのタンク
容量は約60βであった。
多孔性セラミックスパイプ(平均孔径約1μ)を第1図
のように取りつけ、調節弁を閉にして加圧ポンプのスイ
ッチが入った時圧力が1.3気圧付近になると自動的に
スイッチ回路が切れるように設定した。
更に感光材料の処理量が多い時、即ち漂白定着液補充量
が1時間当り11以上のとき、いいかえれば1時間当り
3 m 2以上処理されるときのみ加圧ポンプのスイッ
チが入るように設定した。
この多孔性セラミックスパイプを用いたばあいと用いな
いばあいにおいて、以下の条件下で感光材料を処理し、
仕上った感光材料のセンシトメトリーから多孔性セラミ
ックスパイプの効果の有無を調べた。結果を次表に示す
本発明の方法では感光材料処理量変化に対して写真性の
変化がほとんど発生しないことがわかる。
実施例2゜ セルロース・トリアセテート・支持体上にシアンカプラ
ー分散物を含む赤感性沃臭化銀乳剤層(沃化銀7モル%
を含む)、2.5−ジ−t−アミルハイドロキノン分散
物を含むゼラチン層、マゼンタカプラー分散物を含む緑
感性沃臭化銀乳剤層(沃化銀6モル%を含む)、黄色コ
ロイド銀を含むゼラチン層、イエローカプラー分散物を
含む青感性沃臭化銀乳剤層(沃化銀6モル%を含む)及
びゼラチン保護層を順次塗布して、重層カラー感光材料
をつくった。
シアンカプラーには1−ヒドロキシ−4−クロロ−2−
n−ドデシルナフトアミド、マゼンタカプラーには1−
 (2,4,6−)リクロロフェニル)−3−(3−(
2,4−ジ二t−アミルフェノキシアセタミド)ベンズ
アミド〕−5−ピラゾロン、イエローカプラーにはα−
ピバロイル−2−クロロ−5−Cr−(2,4−ジ−t
−アミルフェノキシ)ブチルアミド〕アセトアニリドを
夫々用いた。カプラーの分散には、ジブチルフタレート
及びトリクレジルフォスフェートをカプラー溶剤として
用いた。
塗布された銀量は、赤感性乳剤層で1.5 g A g
7 m 2、緑感性乳剤層で1.5 g A g 7m
2、青感性乳剤層で0.9gAg/m2であった。
また、各乳剤層の銀/カプラー比はモル比で示すと、赤
感性乳剤層は8.0、緑感性乳剤層は9.5、青感性乳
剤層は8.0であった。
この感光材料に、タングステン電灯を光源とし、光楔を
通して1/100秒露光を行なったのち、カラー自動現
像機を用いて、38℃で以下の反転カラー写真処理を行
なった。
処理工程 第一現像      6分 第−停止浴     1分 第1水洗      2分 カブらせ浴     2分 発色現像      6分 第二停止浴     2分 第2水洗      2分 漂白定着      4分 第3水洗      2分 乾   燥 第−現像液 母 液  補充液 亜硫酸ナトリウム    60.0g  70.0g炭
酸ナトリウム(−水塩)4L、Og  47.0g臭化
カリウム       2.0g   0.6g水酸化
ナトリウムを加えてpH=9.7とする。
水を加えて        全 量   11第−停止
液 母 液  補充液 酢酸ナトリウム      30g   45g氷  
酢  酸               8ml!  
   12rd水を加えて   全 量   If  
  1j2カブらせ浴 水酸化ナトリウム     rag   15g水  
酢  酸              8mf    
12mf塩化第1スズ(2水銀)    2g    
3gへキサメタリン酸 ナトリウム       32g   48g水を加え
て         IA    1!pH6±0.2
pH5,9±0.1 発色現像液 ベンジルアルコール    5.0ml’   6.0
mf’水酸化ナトリウム     0.5g   0.
8gジエチレングリコール   3.0mj!   3
.31n1亜硫酸ナトリウム     2.0g   
2.2g臭化カリウム       2.0g   0
.8gシトラジン酸       0.4g   0.
7gメタ硼酸         0.5g   0.7
5g水を加えて   全 量  1.O401,Oji
!第二停止液 第一停止液と同じ組成 漂白・定着液        母 液 補充液尿  素
               10.0g   14
.0gエチレンジアミンテトラ 酢酸2ナトリウム     5.0g   7.0gチ
オ硫酸アンモニウム  150g  196g亜硫酸ア
ンモニウム    15g   20g水を加えて  
 全 量   11  1β自動現像機での補充方法は
全波とも感光材料1m2当り°’1.31で補充し次の
処理方法にて処理を続けた。
なお自動現像機の漂白定着液のタンク容量は約401、
補充タンクのタンク容量は約40βであった。
多孔性セラミックスパイプの取りつけ法は実施例1と同
じである。実施例1と同様に以下の条件下で感光材料を
処理し、仕上った感光材料のセンントメトリーから多孔
性セラミックスパイプの効果を調べた。結果を次表に示
す。
本発明の方法では感光材料の処理量が変化しても写真性
の変化がみとめられないことがわかる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、漂白定着液中に泡を発生させることな
く、漂白定着液の酸化力を維持することができ、復色不
良などの問題を起すことなく漂白定着処理を長期間安定
に行うことができる。
また感光材料の処理量が変化しても写真性にすぐれた画
像が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明方法の具体的な実施態様
を示す図面である。 1・・・・・・漂白定着液タンク、 2・・・・・・多孔性円筒型パイプ、 3・・・・・・外筒、   4・・・・・・配流管、P
、・・・・・・加圧ポンプ、P2・・・・・・循環ポン
プ、■・・・・・・圧力調節弁。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハロゲン化銀カラー感光材料を画像露光後、自動
    現像機を用いて、発色現像、漂白定着、水洗および1ま
    たは安定化の各処理を行うハロゲン化銀カラー感光材料
    の処理方法において、多孔性材料を介して漂白定着液と
    空気を接触させ、1.1〜10気圧に加圧した空気を多
    孔性材料を透過せしめ、漂白定着液を酸化再生すること
    を特徴とするハロゲン化銀カラー感光材料の処理方法。
  2. (2)漂白定着補充液の補充量が、1時間当り、漂白定
    着液タンク容量の1/200〜5倍であるときのみ、1
    .1〜10気圧に加圧した空気を透過せしめることを特
    徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02176747A (ja) * 1988-12-28 1990-07-09 Konica Corp ハロゲン化銀カラー写真感光材料用自動現像機及びそれを用いた処理方法
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