JPH04177244A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH04177244A
JPH04177244A JP30554190A JP30554190A JPH04177244A JP H04177244 A JPH04177244 A JP H04177244A JP 30554190 A JP30554190 A JP 30554190A JP 30554190 A JP30554190 A JP 30554190A JP H04177244 A JPH04177244 A JP H04177244A
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JP
Japan
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group
silver halide
compound
groups
compounds
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JP30554190A
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Hiroshi Kita
弘志 北
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真感光材料に関し、更に詳しくは写真処理過
程において写真用有用基を放出するブロックされたプレ
カーサー化合物を含む写真感光材料に関する。
〔発明の背景〕
写真用有用基をブロックした形で感光材料に含有させる
ことにより種々の効果を発揮させることができる。写真
用有用基がカプラーである場合にはプレカーサー化する
ことにより保存安定性を向上させることができる。写真
用有用基か色素である場合は、色素の発色団や助色団を
ブロックすることにより、−時的に無色化や短波化をさ
せて、対応する感光スペクトル領域をもつハロゲン化銀
写真感光材料と同一層に共存していてもフィルター効果
による感度低下が起きないようにすることができる。
また写真用有用基がイラジェーション防止染料の場合に
は処理時に感光材料から流出することか望ましいため、
通常大きな拡散性をもたせている。
そのため感光材料に添加させた場合、特定の層にのみ含
有させることが困難であり、大きな感度低下が避けられ
ないものであった。このように拡散性の写真用有用基を
耐拡散化能を有する基でブロックすることにより特定の
層のみに固定化させることかできる。
写真用有用基が現像抑制剤やカブリ防止剤である場合は
ブロフクすることにより、保存中のハロゲン化銀への影
響を抑えることができ、感度を低下させることなく現像
を抑制したり、カブリを防止することができる。
写真用有用基が処理液中の成分である場合は、ブロック
化して感光材料に内蔵することにより、処理液組成を簡
巣化できる。
このように写真用有用基をブロックして感光材料中に含
有させ写真処理過程において、写真用有用基を放出する
プレカーサー技術は、きわめて有効なものと期待される
が、保存時には安定であってかつ処理時には速やかに写
真用有用基を放出する必要があり、両者を満足すること
は容易なことではない。
このようなプレカーサー化合物のブロック基としていく
つかのものが既に知られている。代表的なものとしては
、例えは特公昭54−39727号、同63−6166
493号、同63−616563号、特開昭58−20
9736号に記載されている電子移動によりキノンメチ
ドおよび類似化合物の生成にともなって写真用有用基を
放出するブロック基、特開昭55−53330号に記載
されている分子内求核置換反応により写真用有用基を放
出するブロック基特開昭57−76541号、同57−
135949号、同57−179842号に記載されて
いる5員または6員の環開裂を利用したブロック基、特
公昭54−39723号、同55−96963号、同5
5−34927号に記載の逆マイケル反応を利用したブ
ロック基等がある。
しかしながらこれらのブロック基は、保存安定性が悪い
かもしくは放出速度が遅いものであって処理pHが低い
コンベンショナル写真感光材料においては実用化にはほ
と遠い性能のものであった。
一方特開昭60−35729号に記載のブロック基は処
理液中の水酸イオンだけでなく、ヒドロキシルアミンや
、亜@酸イオン等によっても写真用有用基を放出するこ
とができるため、保存時の安定性と処理時の放出性の両
立という点で幾分有利である。
また、欧州特許公開公報394.974号に記載のブロ
ック基は、水酸イオンでは写真用有用基がほとんど放出
されず、ヒドロキシルアミン等のdinucleoph
ileによってのみ写真用有用基を放出するという点で
、それまでのブロック基に比べてかなり有利になってい
る。しかしながらこれらのブロック基は、まだ保存時の
安定性と処理時の放出性との両立という点で不十分であ
り、更なる改良が望まれている。
〔発明の目的〕
従って本発明の目的は、保存条件下では完全に安定であ
り、処理時には低pHの処理液中であっても、速やかに
写真用有用基を放出するプレカーサー化合物を含有する
ハロゲン化銀写真感光材料を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、一般式〔工〕で表わされる化合物
によって達成された。
一般式[I] 式中R3及びR3はそれぞれ独立にアルキル基、アリー
ル基、アルケニル基及びシクロアルキル基を表わし、こ
れらはさらに置換基を有していてもよく、また互いに縮
合してもよく、R3は水素原子または置換基を表わし、
Timeはタイミング基を表わし、nは0またはlを表
わす。
以下、より具体的に本発明を説明する。
一般式[I]におけるR、及びR3の表わすアルキル基
としては炭素数1〜32のものが好ましく、直鎖のもの
でも分岐のものでもよく、例えばメチル基、n−オクチ
ル基、2−エチルヘキシル基等が挙げられる。
アリール基としては、例えばフェニル基、ナフチル基等
が挙げられる。
アルケニル基としては炭素数2〜32のものが好ましく
、例えばビニル基、アリル基、2−ブテニル基、10−
ウンデセニル基等が挙げられる。
シクロアルキル基としては炭素数3〜12、特に5〜7
のものが好ましく、例えばシクロペンチル基、シクロヘ
キシル基等が挙げられる。
一般式[I]におけるR1の表わす置換基としては、特
に制限はないが、代表的には、アルキル、アリール、ア
ニリノ、アシルアミノ、スルホンアミド、アルキルチオ
、アリールチオ、アリケニル、シクロアルキル等の多基
が挙げられるが、この他にハロゲン原子及びシクロアル
ケニル、アルキニル、複素環、スルホニル、スルフィニ
ル、ホスホニル、アシル、カルバモイル、スルファモイ
ル、シアノ、アルコキシ、スルホニルオキシ、アリール
オキシ、複素環オキシ、シロキシ、アシルオキシ、カル
バモイルオキシ アルコキシカルボニルアミノ、アリールオキシカルボニ
ルアミノ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカル
ボニル、複素環チオ、チオウレイド、カルボキシ、ヒド
ロキシ、メルカプト、ニトロ、スルホン酸等の多基、な
らびにスピロ化合物残基、有橋炭化水素化合物残基等も
挙げられる。
R,の表わす置換基のうち、アルキル基としては、炭素
数1〜32のものが好ましく、直鎖でも分岐でもよい。
アリール基としては、フェニル基が好ましい。
アシルアミノ基としては、アルキルカルボニルアミノ基
、アリールカルボニルアミノ基等が挙げられる。
スルホンアミド基としては、アルキルスルホニルアミノ
基、アリールスルホニルアミノ基等が挙げられる。
アルキルチオ基、アリールチオ基におけるアルキル成分
、アリール成分は上記R1で表されるアルキル基、アリ
ール基が挙げられる。
アルケニル基としては、炭素数2〜32のもの、シクロ
アルキル基としては炭素数3〜12、特に5〜7のもの
が好ましく、アルケニル基は直鎖でも分岐でもよい。
シクロアルケニル基としては、炭素数3〜12、特に5
〜7のものが好ましい。
スルホニル基としてはアルキルスルホニル基、アリール
スルホニル基等: スルフィニル基としてはアルキルスルフィニル基、アリ
ールスルフィニル基等; ホスホニル基としてはアルキルホスホニル基、アルコキ
シホスホニル基、アリールオキンホスホニル基、アリー
ルホスホニル基等; アシル基としてはアルキルカルボニル基、アリールカル
ボニル基等; カルバモイル基としてはアルキルカルバモイル基、アリ
ールカルバモイル基等; スルファモイル基としてはアルキルスルファモイル基、
アリールスルファモイル基等;アンルオキシ基としては
アルキルカルボニルオキン基、アリールカルボニルオキ
シ基等;カルバモイルオキン基としてはアルキルカルバ
モイルオキシ 等; ウレイド基としてはアルキルウレイド基、アリールウレ
イド基等: スル7アモイルアミノ基としてはアルキルスル7アモイ
ルアミノ基、アリールスルファモイルアミノ基等; 複素環基としては5〜7員のものが好ましく、具体的に
は2−フリル基、2−チエニル基、2−ピリミジニル基
、2−ベンゾチアゾリル基、l−ピロリル基、1−テト
ラゾリル基等; 複素環オキシ基としては5〜7員の複素環を有するもの
が好ましく、例えば3,4,5.6−テトラヒドロビラ
ニル−2−オキシ基、■ーフェニルテトラゾールー5ー
オキシ基等: 複素環チオ基としては、5〜7員の複素環チオ基が好ま
しく、例えば2−ピリジルチオ基、2−ベンゾチアゾリ
ルチオ基、2.4−ジフェノキン−1.3.5−トリア
ゾール−6一チオ基等; シロキシ基としてはトリメチルシロキシ基、トリエチル
シロキシ基、ジメチルブチルシロキシ基等; イミド基としてはコハク酸イミド基、3−へプタデンル
コハク酸イミド基、フタイルイミド基、グルタルイミド
基部ニ スピロ化合物残基としてはスピロ[3,31へブタン−
1−イル等; 有橋炭化水素化合物残基としてはビシクロ[2゜2、■
]へブタン−1−イル、トリシクロ[3,3,1,1”
・7]デカン−1−イル、7.7−シメチルービシクロ
[2,2,11ヘプタン−1〜イル等が挙げられる。
上記の基は、更に長鎖炭化水素基やポリマー残基などの
耐拡散性基等の置換基を有していてもよい。
一般式[Nにおいて、EWGの表わす置換基としてはハ
メットの置換基定数σpが0.3以上の置換基であり、
代表的には、シアノ基、ニトロ基、スルホニルIllえ
ばオクチルスルホニル基、フェニルスルホニル基、トル
フルオロメチルスルホニル基、ペンタフルオロフェニル
スルホニル基等)、β−カルボキシビニル基、スルフィ
ニル基(例えハt〜ブチルスルフィニル基、トリルスル
フィニル基、トリフルオロメチルスルフィニル基、ペン
タフルオロフェニルスルフィニル基等)、β、β−ジシ
アノビニル基、ハロゲン化アルキル基(例えばトリフル
オロメチル基、バーフルロオクチル基、ω−ヒドロパー
フルオロドデシル基等)、ホルミル基、カルボキシル基
、カルボニル基(例えばアセチル基、ピバロイル基、ベ
ンゾイル基、トリフルオロアセチル基等)、アルキル及
びアリールオキシカルボニル基(例えばエトキシカルボ
ニル基、フェノキシカルボニル基等)、1−テトラゾリ
ル基、5−クロル−1−テトラゾリル基、カルバモイル
基(例えばドデシルカルバモイル基、フェニルカルバモ
イル基等)、スルファモイル基(例えばトリフルオロメ
チルスルファモイル基、フェニルスルファモイル基、エ
チルスルファモイル基等)などが挙げられる。
これらの置換基の中で好ましいものは、シアノ基、スル
ホニル基、スルファモイル基である。
これらの置換基の中で最も好ましいものは、シアノ基で
ある。
Timeで表される基としては、例えば(1)共役系に
沿った電子移動反応を利用して開裂反応を起こさせる基
、(2)分子内求核置換反応を利用して開裂反応を起こ
させる基、(3)へミアセクールの開裂反応を利用する
基、(4)イミノケタールの開裂反応を用いた基、(5
)エステルの加水分解開裂反応を用いた基が挙げられる
(1)の基については、例えば特開昭56−11494
6号、r5157−154234号、同57−1880
35号、同58−98728号、同58−160954
号、同58−209736号、同58−209737号
、同58−209738号、同58−209739号、
同58−209740号、同62−86361号及び同
62−87958号に、(2)の基については、例えば
特開昭57−56837号、米国特許4,248.96
2号に、 (3)の基については、例えば特開昭60−24914
8号、同6G−249149号、米国特許4.146.
396号に、(4)の基については、例えば米国特許4
,546゜073号に、 又、(5)基については、例えば西独公開特許2゜62
6.315号に詳しく述べられている。
Timeで表される基のうち、次に示すものが好ましい
。構造式中、*lは             と本2
はPUGと結合する部位を示す。
b Raは置換基を表し、Rh、Rcは水素原子又は置換基
を表し、pは0.1又は2を表し、pが2のときRaは
同じでも互いに異なってもよく、又、Ra同士で縮合環
を形成してもよい。qは0.1又は2を表す。
Raで表される置換基としては、例えばハロゲン原子、
アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アルコキシ
カルボニル基、アニリノ基、アシルアミノ基、ウレイド
基、シアノ基、ニトロ基、スルホンアミド基、スルファ
モイル基、カルバモイル基、アリール基、カルボキシル
基、スルホ基、シクロアルキル基、アルカンスルホニル
基、アリールスルホニル基又はアシル基が挙げられ、こ
れらは更に置換基を有するものを含む。
Rh及びReで表される置換基としては、例えばアルキ
ル基、アルケニル基、シクロアルキル基又はアリール基
が挙げられ、これらは更に置換基を有するものを含む。
写真用有用基であるPUGとしては、例えばカブリ防止
剤、現像抑制剤、カラーおよび白黒現像主薬、補助現像
剤、現像促進剤、カブラセ剤、画像形成カプラー、競合
カプラー、DIRカプラー、カラードカプラー、無呈色
カプラー、ブラックカプラー、色素、染料、漂白促進剤
、漂白抑制剤、ハロゲン化銀溶剤、銀錯形成剤、定着剤
、硬化剤、DP′スカベンジャー、画像安定剤等を挙げ
ることができる。カブリ防止剤、現像抑制剤の具体例ト
ルては、ベンゾトリアゾール化合物、ベンツイミダゾー
ル化合物、メルカプトイミダゾール化合物、メルカプト
チアゾール化合物、メルカプトテトラゾール化合物、メ
ルカプトチアジアゾール化合物、メルカプトトリアゾー
ル化合物、メルカプトオキサジアゾール化合物等がある
。現像生栗、補助現像剤、現像促進剤の具体例としては
、/\イドロキノン化合物、カテコール化合物、アミノ
フェノール化合物、p−7ユニレンジアミン化合物、ピ
ラゾリドン化合物、アスコルビン酸化合物等がある。カ
ブラセ剤の具体例としては、ヒドラジン化合物、ヒドラ
ジド化合物、テトラゾリウム塩等がある。画像形成カプ
ラーの具体例としては、ベンゾイルアセトアニリド系お
よびピバロイルアセトアニリド系黄色カプラー、フェノ
ール系、ナフトール系、イミダゾール系およびピラゾロ
アゾール系シアンカプラー、ピラゾロン系、インダシロ
ン系、シアノアセチル系、ピラゾロアゾール系マゼンタ
カプラー等がある。DIRカプラーの具体例としては、
米国特許第3,227.554号、同3,384.65
7号、同3,615,506号、同3,617,291
号、同3,733.201号、特公昭61−27738
号、特開昭56−114946号、同57−11153
6号、同57−154234号、同58−160954
号、同58−162949号、同60−185950号
、同61−233741号、同57−151944号等
がある。カラードカプラーとしては、カラードマゼンタ
カプラー、カラードシアンカプラー等がある。無呈色カ
プラーの代表例としては、インダノン塁化合物がある。
色素の具体例としてはアゾ芳香族色素、アゾメチン色素
、アントラキノン色素、インドフェノール色素等がある
。染料の具体例としては、アゾ染料、アゾメチン染料、
アゾピラゾロン染料、インドアニリン染料、インドフェ
ノール染料、アントラキノン染料、トリアリールメタン
染料、アリザリン染料、キノリン染料、オキソノール染
料、フタロシアニン染料、メロシアニン染料、アゾメチ
ン染料、スチリル染料等がある。漂白促進剤の具体例と
しては、アミノエタンチオール化合物、スルホエタンチ
オール化合物、アミノエタンチオカルバメート化合物、
カルボキシエタンチオール化合物等がある。
ハロゲン化銀溶剤の具体例としては、チオエーテル化合
物、ローダニン化合物、ハイポ、メチレンビススルホン
化合物等がある。定着剤としてはハイポがある。
PUGとして好ましいものは、現像抑制剤、カラーおよ
び白黒現像主薬、補助現像剤、カブラセ剤、画像形成カ
プラー、競合カプラー、DIRカプラー、カラードカプ
ラー、色素、染料、漂白促例示化合物29 しU 合成例(例示化合物lの合成) 〔合成経路〕 (中間体1)                 (中
間体3)中間体3の合成 中間体1 、13.0g ヲD M F 30+*l:
: 溶解L、ココに28%ナトリウムメトキシドメタノ
ール溶液381aを室温で滴下した後中間体26.6g
を加え80℃で4時間加熱撹拌した。反応液に3N塩酸
を加え弱酸性とした後、氷100 gと酢酸エチル30
0■aを加えて分液した。さらに有機相を水洗した後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒の酢酸エチルを減
圧留去した。得られた生成物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで精製することにより5.5gの中間体3
を得た。(’HNMR,IR,FDマススペクトルによ
り構造を確認した。)例示化合物lの合成 中間体3.5.3gにオキザリルクロライド7.6gと
トリエチルアミン1滴を加えて室温で24時間撹拌した
後、過剰のオキザリルクロライドを減圧留去した。(中
間体3′) 中間体4.11.6gを酢酸エチル200−αに溶解し
、ここに無水酢酸ナトリウム2.5gと水5(ls12
を加え、水冷下撹拌して5℃としたところに中間体3′
の50@a酢酸エチル溶液を滴下した。滴下終了後、室
温で3時間撹拌した後、有機相を分液し、さらにこれを
3%炭酸水素ナトリウム水溶液100mffで洗浄した
検水100+affiで2回洗浄した。この有機相を無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒の酢酸エチルを減圧
留去した。得られた生成物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーで精製することにより例示化合物1.12.
4gを得た。(’HNMR,rR,FDマススペクトル
により構造を確認した。)本発明の化合物の感光材料へ
の添加量は、感光材料やPUGの種類などにより一様で
はないが、ハロゲン化銀1モル当たりlo−9〜10モ
ルであり、好ましくは10−’−1モルである。
本発明の感光材料は、次のような種々のタイプの感光材
料に適用できる。
例えば、カラーポジ用、カラーネガ用、カラーペーパー
用、反転カラー用、直接ポジ用、カラー拡散転写用、熱
現像用などの感光材料に用いることができるが、特に多
層構成のカラー感光材料への適用が有利である。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、ハロゲン化銀
として、臭化銀、沃臭化銀、沃塩化銀、塩臭化銀、また
は塩化銀等の通常のハロゲン化銀乳剤に使用される任意
のものを用いることができる。
ハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒子は、粒
子内において均一なハロゲン化銀組成分布を有するもの
でも、粒子の内部と表面層とで7・ロゲン化銀組成が異
なるコア/シェル粒子であってもよい。
ハロゲン化銀粒子は、潜像が主として表面に形成される
ような粒子であってもよく、また主として粒子内部に形
成されるような粒子でもよい。
ハロゲン化銀乳剤は、いかなる粒子サイズ分布を持つも
のを用いても構わない。粒子サイズ分布の広い乳剤(多
分散乳剤と称する)を用いてもよいし、粒子サイズ分布
の狭い乳剤(単分散乳剤と称する)を単独または数種類
混合してもよい。また、多分散乳剤と単分散乳剤を混合
して用いてもよい。
ハロゲン化銀乳剤は、別々に形成した2種以上のハロゲ
ン化銀乳剤を混合して用いてもよい。
該乳剤は常法により化学増感することができ、また、増
感色素を用いて所望の波長域に光学的に増感できる。
ハロゲン化銀乳剤には、カブリ防止剤、安定剤等を加え
ることができる。該乳剤の/くインダーとしては、ゼラ
チンを用いるのが有利である。
乳剤層、その他の親水性コロイド層は、硬膜することが
でき、また、可塑剤、水不溶性または難溶性合成ポリマ
ーの分散物(ラテ・7クス)を含有させることができる
カラー感光材料の乳剤層には、一般にカプラーが用いら
れる。更に色補正の効果を有している競合カプラー及び
現像主薬の酸化体との力・ノブリングによって現像促進
剤、漂白促進剤、現像剤、ノ\ロゲン化銀溶剤、調色剤
、硬膜剤、カブリ剤、カブリ防止剤、化学増感剤、分光
増感剤及び減感剤のような写真的に有用なフラグメント
を放出する、化合物を用いることができる。
イエロー色素形成カプラーとしては、公知のアシルアセ
トアニリド系カプラーを好ましく用いることができる。
これらのうち、ベンゾイルアセトアニリド系及びピバロ
イルアセトアニリド系化合物は有利である。
マゼンタ色素形成カプラーとしては、5−ピラゾロン系
カプラー、ビラソロアソール系カプラー、ビラゾロベン
ツイミタソール系カプラー、開鎖アンルアセトニトリル
系カプラー、インダシロン系カプラー等を用いることか
できる。
シアン色素形成カプラーとしては、フェノールまたはナ
フトール系カプラーか一般的に用いられる。
感光材料には、フィルター層、ツル−ジョン防止層、イ
ラジェーション防止層等の補助層を設けることかできる
。これらの層中及び/まt;は乳剤層中には現像処理中
に感光材料から流出するか、もしくは漂白される染料が
含有されてもよい。
感光材料には、マット剤、滑剤、画像安定剤、ホルマリ
ンスカベンジャ−1紫外線吸収剤、蛍光増白剤、界面活
性剤、現像促進剤、現像遅延剤や漂白増進剤を添加でき
る。
支持体としては、ポリエチレン等をラミネートした紙、
ポリエチレンテレフタレートフィルム、バライタ紙、三
酢酸セルロース等を用いることができる。
〔実施例〕
実施例1 (塗布液の調整) ゼラチン35gを1.012の水に溶解した後、塗布助
剤(Su−1)、硬膜剤(H−1)を添加して塗布液を
調整した。
(染料プレカーサー分散液) 比較化合物(A)の2.5X 10−”モルを高沸点溶
媒(Oil −1) 1.6mL酢酸エチル6m<2に
溶解し、この溶液を界面活性剤(S u −2)を含む
10%ゼラチン水溶液44gに加えて乳化分散させた。
前記塗布液と染料分散液を以下の組成になるように混合
溶解し、塗布助剤(Su−1)、硬膜剤(H−1)を添
加して乳剤層用塗布液を調整した。
(試料の作成) 特開昭59−19941号に記載のラテックス下引き加
工を施した100μmのポリエチレンテレフタレートフ
ィルムベース上に、上記乳剤層用塗布液を塗布し、乾燥
して試料lotを作製した。染料プレカー 。
サー(化合物)付量は3X 10−’モル/m”であっ
た。
(処理) これらの各試料を以下組成の現像液及び以下組成の現像
液から硫酸ヒドロキシルアミンのみ除し・た現像液で処
理を行なった。
現像処理条件 現像処理    30秒    38°C水   洗 
      30秒 乾   燥       2分      60〜80
°C[発色現像液1 純水               800mQベンジ
ルアルコール         15mQトリエタノー
ルアミン        io、0g硫酸ヒドロキシア
ミン        2.0g臭化カリウム     
       1.5g塩化ナトリウム       
    l 、0g亜硫酸カリウム         
 2.0gN−エチル−N−β−メタンスルホンアミド
エチル−3−メチル−4−アミノアニリン硫酸塩   
           4.5g炭酸カリウム    
       32.0g■−ヒドロキシエチリデンー
1.1 −ジスルホン酸(60%水溶液)     1.5m(
2Whitex B B (50%水溶液)(蛍光増白
剤、住友化学工業社製) 純水を加えて1gとし、20%水酸化カリウム又は10
%希硫酸でpH1O,1に調整する。
(評価) 処理後の残色の有無は次に示した評価を行なった。処理
後の各試料の可視スペクトルを測定し、吸収極大におけ
る吸光度(E2)及び下記Elの差から下式によって脱
色率を求めた。
(Elは処理前の各試料の吸収極大における吸光度を表
す。) 結果を表−1に示す。
以下同様にして、試料101に用いた化合物を表−1に
示す化合物に代えて試料を作成し、これら(Su  l
)          (Su  2)比較化合物A 比較化合物B 例示化合物19 例示化合物20 例示化合物21 ? 例示化合物22 表−1から明らかなように、本発明の化合物はヒドロキ
シルアミン存在下でのみ染料を放出することかわかる。
これは処理前の保存中に水酸イオンの攻撃を受は染料を
放出してしまう従来のプレカーサーの欠点が改良された
ことを意味する。また、比較化合物(B)もヒドロキシ
ルアミン無しの系では確かに放出が押さえられるが、ヒ
ドロキンルアミン有りの時の染料放出が不充分である。
これと比較して本発明の化合物はともに充分な値を示し
ており本発明の目的が充分達成されていることがわかる
実施例2 紙支持体の片面にポリエチレンを、もう一方の面に酸化
チタンを含有するポリエチレンをラミネートしt;支持
体上に、以下に示す構成の各層を酸化チタンを含有する
ポリエチレン層の側に塗設し、ハロゲン化銀カラー写真
感光材料を作製した。塗布液は下記のごとく調整した。
(第1層塗布液) イエローカプラー(Y −1) 26.7g、色素画像
安定化剤(ST −1) IO,Og、色素画像安定化
剤(ST−2)6.67g、添加剤(HQ−1)OJ7
g。
および高沸点有機溶媒(DNP)6.67gに酢酸エチ
ル60+mαを加え溶解し、この溶液を20%界面活性
荊(SU  l)7m4を含有する10%ゼラチン水溶
液220+i(2に超音波ホモジナイザーを用いて乳化
分散させてイエローカプラー分散液を作製した。この分
散液を下記条件にて作製した青感性ハロケン化銀乳剤(
銀10g含*>と混合し第1層塗布液を調整した。
(第2層塗布液) ゼラチン水溶液に界面活性剤(SU−2)、(SU−3
)及び硬膜剤(H−1)、(H−2)、防黴剤(F−1
)を添加、混合して第2層塗布液を調整した。
第2層(保護層)        添加量(g/m2)
ゼラチン              2・0第1層(
冑感性層) ゼラチン              2.5青感光性
塩臭化銀乳剤        0.26イエローカプラ
ー(Y−1)       0.69色素画像安定剤(
S T −1)0.26(S T −2)      
0.17ステイン防止剤(HQ−1)      0.
02支持体 ポリエチレンラミネート紙 ただし、ハロゲン化銀乳剤の量は銀に換算して示した。
青感光性乳剤は、常法により平均粒径0.70p m。
臭化銀含有率90モル%の塩臭化銀乳剤を調整しチオ硫
酸ナトリウム1.5mg1モル1モルA用イテ、57°
Cテ最適4’ニー 増感し、増感色素CB S −1)
 5 xlO−’モル1モルAgX及び安定剤として(
STAB−1)を5X 10−’モル1モルAgXを添
加し調整した。また、各化合物は実施例Iと同様の方法
で高沸点溶媒に溶解することにより添加した。添加量は
5X 10−’モル1モルAgXである。
(Y−1) (DNP)ジノニルフタレート (SU−2) (H−2) (F−1)下記3成分の混合物 (成分A)     (成分B)      (成分C
)成分A:成分B:成分C−50: 46 : 4(モ
ル比)(BS−1) (STAB−1) 比較化合物C m−刊 比較化合物り 例示化合物1 例示化合物2 (評価) 常法による露光の後、以下の処理を行ない得られたイエ
ロー色素像をP D A−65濃度計(コニカ(株)製
)で濃度測定を行なった。
現像処理条件 発色現像  38℃     3分30秒漂白定11r
   33°c      1分30秒水洗処理  2
5〜30℃   3分 乾    燥    75〜80℃     約2分結
果を表2に示す。表中試料202〜205の化合物添加
量は、試料202の5TAB−1と同量である。
処理液組成 (発色現像液) ベンジルアルコール        15m12エチレ
ングリコール        15ni12亜硫酸カリ
ウム          2.0g臭化カリウム   
        0.7g塩化ナトリウム      
    0.2g炭酸カリウム           
30.0gヒドロキンルアミン硫酸塩     3.0
gポリリン酸(TPPS)          2.5
g3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−(β−メ
タンスルホンアミドエチル −アニリン硫酸塩           5.5g蛍光
増白剤( 4,4 ’ージアミノ スチルベンジスルホンlilt4体)   1.0g水
酸化カリウム          2.0g水を加えて
全量IQとし、pH10.20に調整する。
(漂白定着液) エチレンジアミンテトラ酢酸第2鉄 アンモニウム2水塩        60gエチレンジ
アミンテトラ酢酸    3gチオ硫酸アンモニウム(
70%溶液)  100m(2亜硫酸アンモニウム (
40%溶液)  27.5mff炭酸カリウムまたは氷
酢酸でpH7.1に調整し、水を加えて全量lQとする
表  2 表2から明らかなように、本発明の化合物は感度を落と
すことなくカブリが押さえられていることがわかる。
責感性乳剤と、平均粒径0.7μl、臭化銀含有率0.
5モル%の塩臭化銀乳剤を調整し、チオ硫酸ナトリウム
0.8mg1モル1モルA塩化金酸0.511Ig1モ
ルAgxを用いて50℃にて最適に増感し、増感色素B
5−1 4XIQ−’モル1モルAgX、増感色素B5
−21X10−4モル1モルAgX及び安定剤として5
TAB−2を3XIQ−’%ル/%ルAgX%S TA
B −3ヲ3 X1O−4モル1モル^gX添加し調整
した。これらを先と同様に塗布乾燥し、評価を行なった
ところ本発明の効果が得られた。
(BS−2) (STAB−2)       (STAB−3)実施
例3 実施例2で用いた/・ロゲン化銀乳剤と同様で、化合物
のみ表2に示すように変えた試料をそれぞれ301〜3
06とした結果を表3に示す。
表3の結果から明らかなように、本発明の化合物はカブ
リを上昇させることなく、ガンマ、感度を上昇させるこ
とがわかる。
比較化合物E 比較化合物F H,I;     L;H3 例示化合物6 例示化合物7 実施例4 フィルム支持体の上に、下記に示すような組成の各層を
順次支持体側から形成して、多層カラー写真要素試料N
O,401を作成した。ただし、ことわりのない限り、
塗布量は1m2当たりの重量で示した。
第1層:ハレーション防止層 黒色コロイド銀           0.15gUV
吸収剤(UV−1)        0.20gカラー
ドカプラー(CC−1)      0.02g高沸点
溶媒(Oi12−1 )        0.20g1
1     (○lQ−2)            
 0.20gゼラチン               
1.6g第2層:中間層 ゼラチン              1.3g第3層
:低感度赤感性乳剤層 沃臭化銀乳剤(Em−1)        0.4gl
l(Em  2)        0.4g増感色素(
S −1) 3.2X 10−’(モル/銀1モル)/
/   (S−2)3.2XIO−’(//    )
//   (S−3)0.2XlO−’(//    
)シアンカプラー(C−1,)       0.50
g/’    (C−2)       0.13gカ
ラートンアンカプラー(CC−1)  0.07gDI
R化合物(D−1)        0.006gDI
R化合物(D −1)        0.01g添加
剤  (S c −1)        0.003g
高沸点溶媒(01Q −1)        0−55
gゼラチン              1.0g第4
層:高感度赤感性乳剤層 沃臭化銀乳剤(E m −3)        0.9
g増感色素(S −1) 1.7X 10−’Cモル/
銀Iモル)//   (S−2)1.6XlO−’(/
/    )//   (S−3)O,1XlO−’(
//    )ンアンカプラー(C−2)      
  0.23gカラードシアンカブ−y −(CC−1
)  0.03gDIR化合物(D −2)     
   0.02gX l 点Wl 媒(Oi(2−1)
        0.25g添加剤  (S C−1)
        0.003gゼラチン       
        1.0g第5層:中間層 ゼラチン              0.8g第6層
;低感度緑感性乳剤層 沃臭化銀乳剤(Em−1)        0.6g/
/    (Em−2)        0.4g増感
色素(S −4) 6.7X 10−’(モル/銀1モ
ル)//   (S−5)0.8X10−’(//  
  )マゼンタカプラー(M −1)      0.
17g//     (M−2)      0−43
gカラードマゼンタカプラー(CM −1’)  O,
lOgDIR化合物(D −3)        0.
02g高沸点溶媒(OIQ −2)        0
.7g添加剤  (S C−1)        0.
003gゼラチン              1.0
g第7層;高感度緑感性乳剤層 沃臭化銀乳剤(Em−3)        0.9g増
感色素(S −6)1.lX 10−’(モル/銀1モ
ル)//   (S−7)2.0XlO−’(//  
 )//   (S−8)0.3XIO−’(//  
  )マゼンタカプラー(M −1)      0.
30g//     (M−2)      0.13
gカラードマゼンタカプラー(CM−1)  0.04
gDIR化合物CD −3)        0.00
4g高沸点溶媒(Oi(+ −2)        0
.35g添加剤  (S C−1)        0
.003gゼラチン              1.
0g第8層;イエローフィルタ層 黄色コロイド銀           0.1g添加剤
(M S −1)          0.07g//
   (H3−2)                
0.07gtt   (SC−2)         
       0912g高沸点溶媒(01Q −2)
        0.15gゼラチン        
      1.0g第9層;低感度胃感性乳剤層 沃臭化銀乳剤(Em −1)        0.25
g//    (Em−2)        0.4g
増感色素(S −9) 5.8x 10−’(モル/銀
1モル)イエローカプラー(Y−1)      0.
6g〃(Y−2)      0.32g DIR化合物(D −1)        0.003
gtt     (D−2)        0.00
6g高沸点溶媒(OiQ −2)        O,
18g添加剤  (S C−1)        0.
004gゼラチン              1.3
g第1O層:高感度青感性乳剤層 沃臭化銀乳剤(Em−4)        0.5g増
感色素(S −10)  3x 10−’(モル/銀1
モル)//   (S −11) 1.2X 10−’
(/I   )イエローカプラー(Y −1)    
   O,18g//        (Y−2)  
        0.lOgDIR化合物(D −4)
        0.002g1A m 点Fj 媒(
OIQ  2 )        0−05g添加剤 
 (S C−1)        0.002gゼラチ
ン              1.1g第11層;第
1保護層 沃臭化銀乳剤(Em−5)        0.3gU
v吸収剤(UV−1)   ’      0.07g
tt    (UV−2)        0.lOg
X m 点溶媒(OiQ −1)        0.
07g/’   (OiQ −3)        0
.07gホルマリンスカベンジャ−(M S −1) 
 (L2g〃(H52)  0.1g ゼラチン              0.8g第12
層:第2保護層 界面活性剤(S U −1)        0.00
4gtt    (SU−2)          0
.02gアルカリ可溶性マット化剤   ゛ (平均粒径2μm)       0.13gポリメチ
ルメタクリレート (平均粒径3μm)       0−02gシアン染
料 (No、 9 )         0.005g
マゼンタ染料(No、 7 )         0−
01g滑り剤(WA X −1)        0.
04gゼラチン              0.5g
尚、上記組成物の他に塗布助剤5O−4、分散助剤5U
−3、安定剤ST−1、防腐剤DI−1.カブリ防止剤
AF−1、AF−2を必要に応じて適宜添加しtこ 。
又、上記試料中に使用した乳剤は以下のものである。E
m−1〜4はいずれも内部高ヨウ度型のコア/シェル型
単分散乳剤である。
Em−1:平均Ag+含有率7.5モル%、8面体0.
55μmEm−2:平均Agl含有率2.5モル%、8
面体0.36μ…Em−3:平均Agl含有率8.0モ
ル%、8面体0.84p rnEm−4:平均Agl含
有率8.5モル%、8面体0.95μmEm−5:平均
Agl含有率2.0モル%、8面体0.08p ra上
記各乳剤はそれぞれ目的に応して化学増感及び分光増感
されて添加された。
試料No 、 201に使用した化合物を以下に示す。
(S−1) (S−2) (S−3) (S−4) (S−5) (S −6) (S−7) (S−8) (S−9) (S −to) (S −11) C−C −2C1 C!H。
u−4 H NaOsS−C−COOC,H、。
C)12  C00CsH+y T−1 H AF−IAF−2 の混合物 試料4旧の第3層と第4層のカラードシアンカプラーC
C−1を本発明の化合物16に変更した以外は全く同様
にして試料402を作製した。
試料401および402に対して、常法に従ってセンシ
トメトリー用露光を与え、後述の現像処理を行なった。
処理済試料を緑色光にて濃度測定し、感度を求めた。本
発明の化合物を含有する試料は比較のカラードカプラー
を含有する試料に比べて10%の感度上昇がみられ、マ
スク特性は良好であった。
次に、試料401の第6層と第7層のマゼンタカプラー
M−1を本発明の化合物28に変更した以外は全く同様
にして試料403を作製した。また、試料401の第6
層と第7層のマゼンタカプラーM−1を本発明の化合物
28に変更し、更に第8層と第11層の■S−1および
H8−2の添加量をそれぞれ半分に減らした以外は試料
401と同様にして試料404を作製した。試料401
.403および404に常法に従いウェッジ露光を与え
た後、それぞれ以下の処理を行った。
処理1 密閉容器の底部に35%グリセリン水溶液を300mQ
置き、これと平衡に保った空気中で30°Cにて3日間
試料を保持する。
処理2 密閉容器の底部に35%グリセリン水溶液300mQ当
たり35%ホルムアルデヒド水溶液6mQを含んだ液を
置き、二′れと平衡に保った空気中で30°Cにて3日
間試料を保持する。
上記2種の処理を施した試料に後述の現像処理を行なっ
た。各試料についてマゼンタ発色濃度をコニカ(株)製
、光学濃度計P D A−65を用いて緑色光より測定
し、処理1を施した試料と処理2を施した試料とを比較
した。本発明の化合物を含有する試料403および40
4は試料401に比べて処理lと処理2での変化が小さ
かった。
現像処理は、下記の処理工程で行った。
処理工程(38℃) 発色現像       3分10秒 漂   白            6分30秒水  
 洗            3分15秒定   着 
           6分30秒水    洗   
         3分15秒安定化     1分3
0秒 乾    燥 各処理工程において使用した処理液組成は下記の通りで
ある。
〈発色現像液〉 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−ヒド
ロキンエチル)アニリン ・硫酸塩             4.75g無水亜
硫酸ナトリウム        4.25gヒドロキシ
ルアミン・1/2硫酸塩   2,0g無水炭酸カリウ
ム         37.5g臭化ナトリウム   
        1.3gニトリロ三酢酸・3ナトリウ
ム塩 (1水塩)                2.5g
水酸化カリウム           1.0g水を加
えて112とする。(pH−10,1)く漂白液〉 エチレンジアミン四酢酸鉄 アンモニウム塩         100.0gエチレ
ンジアミン四酢酸2 アンモニウム塩         10.0g臭化アン
モニウム         150.0g水  酢  
酸                   10.0 
 mQ水を加えてlQとし、アンモニア水を用いてpH
=6.0に調整する。
〈定蒼液〉 チオ硫酸アンモニウム       175.0g無水
亜硫酸ナトリウム        8.5gメタ亜硫酸
ナトリウム        2.3g水を加えてIQと
し、酢酸を用いてpH−6,0に調整する。
〈安定液〉 ホルマリン(37%水溶液)       1.5mQ
コニダックス(コニカ社製)      7.5m(2
水を加えてIQとする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式[I]で表わされる化合物を含有することを特徴
    とするハロゲン化銀写真感光材料。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R_1及びR_2はそれぞれ独立にアルキル基、
    アリール基、アルケニル基及びシクロアルキル基を表わ
    し、これらはさらに置換基を有していてもよく、また互
    いに縮合してもよく、R_3は水素原子または置換基を
    表わし、Timeはタイミング基を表わし、nは0また
    は1を表わす。]
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