JPS62250949A - 排気ガス浄化用触媒の金属担持母体およびその製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔庸秦上の利用分骨〕 本発明は、一般に自動車の排気ガスの浄化子役として排
気管の途中に介装される触媒をｍ持させるための金属担
持母体とその制令法に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の金属担持母体及びその制令法としては、
例えば使用時の耐高温性、耐ｈ１車性或いは耐振動性に
十分に対処でき、且つ単位体積当りの担持面積を大きく
得ることに関連して、耐熱性の薄肉鋼板からなる平板状
の金属帯材と波形板状の金属帯材とを互に重積して一括
渦巻き状に形成した←１１芯方向に無数の網目状通気孔
路を有する積層体を１両端間口するケースだ内装せしめ
、更にその両側端縁部での各積層当接部、並びに積層体
とケースとをその薄肉鋼板からなる帯材とに関連して、
電子ビーム溶接、或いはレーザー溶接等、または通常の
半田付は等によって固着構成していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、前記従来の金属担持母体及びそのｍ　Ａ
法にあっては、前者においては前記電子ビーム溶接、或
いはレーザー溶接による特殊にして且つ高価な設備装置
を必要とし、（Ｋ両側端縁部の狭い重積当接部或いは内
装当接部での点溶接による煩わしい作業により、生産性
の低減を余儀なくされることとなった。また、後者にお
いては、半田のもつ低い熔融点によシ高温からなる排気
ガスの雰囲気での長時間に亘る使用に乏ぼしく、しばし
ば熔出して固着部に離体を生ぜしめ、車体振動に相俟っ
て積層体に騒音、或いは位置ずれ等の不具合を招く自照
を有するものであった。

本発明は、従来のＦｖＴ配問題を極めて効果的に解決す
るため、予め少なくとも一方帯材の表面にＮｉ−Ｐ合金
の鍍金層を施して一括渦巻き状例形成した積層体をなす
相互の帯材の重積当接部並びに積！＃体の筒状ケースへ
の重装当接部を、いずね、も該Ｎｉ−Ｐ合金の榊金層に
より加熱鋼熔着して固着構成せしめることにより、極め
て部属に一括同時に機熔着することができ、また、Ｎｉ
−Ｐ合金にょる禰熔着槽造によって高温での排気ガスの
雰囲気における長時間の使用にも慣用の憂いが全くなく
、従って積層体による騒音の＃発、或いは相互の位置ず
れ等の不具合の生ずることのない排気ガス浄化用触媒の
金属担持母体及びその？３造法を提案することを目的と
するものである。

〔問題を解決するための手段〕

本発明は、耐熱性の薄肉鋼板からなる平板状の金属帯材
と波形板状の金属帯材とを互に重積して一括渦巻き状に
形成した軸芯方向に無数の網目状通気孔路を有する積層
体を１両端間口する筒状ケースに横裂して構成した金属
担持母体において。

前記平板状の金属帯材と波形板状の金属帯材との相互の
重積当接部及び積層体の外周面と筒状ケースの内周面と
の横裂当接部を、Ｎｉ−Ｐ合金による鍍金層によって鑞
溶着して固着構成した排気ガス浄化用触媒の金属担持母
体、及び耐熱性の薄肉鋼板からなる平板状の金属帯材と
波形板状の金属帯材との少なくとも一方帯材の表面に、
Ｎｉ−Ｐ合金の儒金層を施して前記帯材を互Ｋｊｔ楕し
て一括渦巻き状に形成した軸芯方向に無数の網目状通気
孔路を有する積層体を構成せしめ、しかる後に該積層体
を両端開口する筒状ケースに積装した状態で、壇元性雰
囲気炉、或いは真空炉内で前記Ｎｉ−Ｐ合金の熔融点以
上の温度に加熱処理せしめることにより、前記帯材相互
の重積当接部並びに積層体の外周面と筒状ケースの内周
面との横裂当接部を、前記Ｎｉ−Ｐ合金の鍍金層によっ
て′＠熔着して固着構成せしめた排気ガス浄化用触媒の
金属担持母体の製造法を要旨とするものである。

〔実施例〕

以下１本発明の実施例を図面に基づいて説明すれば、第
１図は本発明の排気ガス浄化用触媒の金属担持母体の製
造法だよって構成した金属担持母体の平面図、第２図は
第１図Ａ−Ａ線の断面を示す線図、第３図は第２図の積
層体の一部の拡大図、第４図は他の実施例を示す第３図
相当図であって、（１）は積層体であり、厚さ０．０５
％、幅１２０％のステンレス材の薄肉鋼板からなる平板
状の金属帯材１２）と、同様にして該金属帯材と略同じ
厚さのステンレス材からなる波形板状の金属帯材（３）
とを互に重積して一括渦巻き状に形成し、軸芯方向に理
数の網目状通気孔路を有して構成するものである。（４
）は通常の化学Ｎｉ鍍金法によ抄予め金属帯材（２）、
（３）の少なくとも一方帯材の表面に施した約３μ程度
のＮｉ　−Ｐ合金の鍍金層である。

そして前記積層体（１１をステンレス材からなる筒状ケ
ース（６）に圧入状に横裂した状態で還元性雰囲気の炉
内を通過せしめて、Ｎｉ−Ｐ合金のもつ熔融点以上の約
９５０℃乃至ｉ　ｏｏｏ℃附近の温度に加熱処理を行い
、前記Ｎｉ−Ｐ合金の鍍金層（４）を熔融せしめて、金
属帯材（２１、（３１の相伝の重積当接部（７）及び偵
［＠体（１）の外周面と筒状ケース（６）の内周面との
積装当接部（８）をそれぞれ鑞溶着（５）して固着構成
せしめるのである。

〔作　用〕

本発明はこのように構成され、且つ前記製造法によるた
め、平板状の金属帯材（２）と波形板状の金属帯材（３
）との互の重積当接部をなす少なくとも一方帯材の表面
に施したＮｉ−Ｐ合金の鍍金層（４）の状態で、積層体
（１）を形成し、しかる後に筒状ケース（６）に重装し
て全体を炉内通過等によって加熱処理せ［７めることに
より、Ｎｉ−Ｐ合金の鍍金層（４）を熔融して相互の重
積当接部（力及び積層体（１）と筒状ケース（６）とを
一括同時に鑞溶着（５）して固着構成する結果となる。

〔発明の効果〕

以上説明したように１本発明による金属担持母体及びそ
の製造法は、炉内通過等による加熱処理により一括同時
に鑞溶着（５）して固着せしめることとなり、高度な技
術を不要として極めて簡易にして、且つ能率的に固着す
ることができて著しく生産性を向上することができ、更
に確実な責熔着効果によって高温からなる排気ガスの雰
囲気のもとでの長時間の使用に際しても、積層体（１）
の帯材相互間並びに該積層体と筒状ケースとの離体によ
る騒音の誘発、或いは相互の位置ずｔ′Ｌ等の不具合発
生の憂いを全くなくすことができて十分く対処できる極
めて有用な排気ガス浄化用触媒の金属担持母体及びその
製造法である。

【図面の簡単な説明】

！１図は本発明の排気ザス浄化用触媒の金属担持母体及
びその製造法に係る金属担持母体の平面図、第２図は第
１図Ａ−Ａ＃Ｑの断面を示す轡図、第３図は第２図の積
層体の一部の拡大図、第４図は他の実施例の第３図相当
図である。 （１）・・・積層体、（２）・・・平板状の金属帯材、
（３）・・・波形板状の金属帯材、（４）・・・Ｎｉ−
Ｐ合金の黄金層、＋５１・・・−濃溶ｆＩ！％（６）・
・・筒状ケース％（７）・・・重積当接部％（８）・・
・積装当接部 ！Ｆｉ１１図 柄さ図 劉２Ｕ！Ｊ ！Ｆ’１４ｍ１！］

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）耐熱性の薄肉鋼板からなる平板状の金属帯材と波形
   板状の金属帯材とを互に重積して一括渦巻き状に形成し
   た軸芯方向に無数の網目状通気孔路を有する積層体を、
   両端開口する筒状ケースに填装して構成した金属担持母
   体において、前記平板状の金属帯材（２）と波形板状の
   金属帯材（３）との相互の重積当接部（７）及び積層体
   （１）の外周面と筒状ケース（６）の内周面との填装当
   接部（８）を、Ｎｉ−Ｐ合金による鍍金層（４）によつ
   て鑞溶着（５）して固着構成したことを特徴とする排気
   ガス浄化用触媒の金属担持母体。 ２）耐熱性の薄肉鋼板からなる平板状の金属帯材と波形
   板状の金属帯材との少なくとも一方帯材の表面に、Ｎｉ
   −Ｐ合金の鍍金層を施して前記帯材を互に重積して一括
   渦巻き状に形成した軸芯方向に無数の網目状通気孔路を
   有する積層体を構成せしめ、しかる後に該積層体を両端
   開口する筒状ケースに填装した状態で、還元性雰囲気炉
   、或いは真空炉内で前記Ｎｉ−Ｐ合金の熔融点以上の温
   度に加熱処理せしめることにより、前記帯材相互の重積
   当接部並びに積層体の外周面と筒状ケースの内周面との
   填装当接部を、前記Ｎｉ−Ｐ合金の鍍金層によつて鑞溶
   着して固着構成せしめたことを特徴とする排気ガス浄化
   用触媒の金属担持母体の製造法。