JPS62247334A - 液晶表示素子の製造方法 - Google Patents

液晶表示素子の製造方法

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JPS62247334A
JPS62247334A JP9186786A JP9186786A JPS62247334A JP S62247334 A JPS62247334 A JP S62247334A JP 9186786 A JP9186786 A JP 9186786A JP 9186786 A JP9186786 A JP 9186786A JP S62247334 A JPS62247334 A JP S62247334A
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JP
Japan
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liquid crystal
water
aqueous solution
dmoap
vertical alignment
Prior art date
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Pending
Application number
JP9186786A
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English (en)
Inventor
Minoru Tanaka
実 田中
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Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62247334A publication Critical patent/JPS62247334A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野] 本発明は自動1■、事!yJIl!1などの表示装置と
して広く用いられている液晶表示装置に関するしので、
詳細には、動的散乱効果型(DS)、電界制御複屈折効
果型(DAP)、相転移効果型(P C)、ゲスト・ホ
スト効果型(GH)、超ねじれ複屈折効果ff(SBE
)などの垂直配向処理を行なう液晶表示素子の製造方法
に係るものである。
【従来の技術】
従来この種の垂直配向処理をN、N−ラメブルーN−オ
クタデシル−3−アミノブロビルトリメトキシルクOラ
イド(以下DMOAPと略称する)を用いて行なうとき
の工程を、以下に手順の順に記すと、 ■ 透明電極を設けた液晶基板の前記透明電極を覆うよ
うにシリコン酸化物などによる絶縁膜を形成したものに
、 ■ 前記液晶基板を前記DMOAPのIm/リットルの
水溶液の静水中に約15分間浸漬した後に、 ■ 次いで、純水の静水中に約15分間浸漬して水洗し
、 ■ 室温など適宜の条件で乾燥させ、 ■ 120℃にて30分間の加熱乾燥を行なうものであ
って、 以上に述べた手順により前記DMOAPにより垂直配向
処理が行われていた。 K発明が解決しようとする問題点】 しかしながら、前記した従来の垂直配向の方法は、 第一の問題点として、しばしば部分的な配向斑を生ずる
ものであり、この配向斑が表示コントラストなどにも斑
となって表示され、観祝者に不快感を与えるものであっ
た。 第二の問題点としては、この様にして処理された前記配
向膜が耐久性に劣るものであることで、発明者による信
頼性試験の結果では、温疫60℃、湿度95%の雰囲気
中に放置したところ、240時間で前記した垂直配向特
性は全くに失われるものであることが判明した。 に問題点を解決するための手段】 本発明は前記した従来の問題点を解決するための具体的
手段としで、透明電極と垂直配向膜とが設置ノられた少
なくとも二枚の基板を前記透明電極と前記垂直配向膜と
が内面側となるように定間隔に対峙し周辺部をシール材
でシールして液晶セルを形成し、該液晶セル内に液晶材
を封止して成る・液晶表示素子において、該液晶表示素
子の少なくとも表示領域は前記透明電極を含めて全面を
覆うように絶縁膜で被覆し、N、N−ジメチル−N−オ
クタデシル−3−アミノプロピルトリメトキシルクロラ
イドの0.1g/リットル乃至10g/リットルの水溶
液に加振、攪拌など動的状態で接触させたのちに動水に
よる水洗を行ない、以模、乾燥、熱処理して前記垂直配
向膜を形成したことを特徴とする液晶表示素子の製造方
法を提供することで、前記した従来の垂直配向処理に生
じていた問題点を解決するものである。 K実 施 例】 つぎに、本発明を第1図に示す一実施例に基づいて詳細
に説明する。 図に符号1aで示すものは液晶基板であり、ガラス、樹
脂など適宜の透明な部材で形成され、一方の側の面には
酸化インジュウム、或いは酸化錫で透明1m2aが形成
されている。  この液晶基板1aに垂直配向処理を行
なうときには、前記透明電極2aが設けられた側の少な
くとも表示領域に前記透明電極2aを覆うように、シリ
コン、チタンなどの金l1ll!I化物、或いはアクリ
ル、エポキシなどの樹脂により透明な絶縁膜3aを膜厚
100〜2000人に形成し、該絶縁113aに前記処
理を行なう。 ここで、本発明による垂直配向処理を説明すると前記の
ように処理が行われた液晶基板1aはDMOAP (N
、N−ジメチル−N−オクタデシル−3−アミノプロピ
ルトリメトキシルクロライド)の水溶液中に浸漬される
が、このときのftJ記DMOAPの濃度は0.1g/
リットル乃至10グ/リツトルが適宜であり、液温は室
温以上であれば良く、浸漬時間は10秒乃至30分が適
宜なものであるが、特にこの浸漬の際に従来の方法と異
なり該DMOAP水溶液をポンプ、攪拌機などの適宜な
方法で攪拌し水流を生ずるようにするか、或いは前記液
晶基板1aの側を撮動させるかなどの方法で、前記DM
O八Pへ溶液と前記液晶基板1aとが相対的には動水の
状態で接していることが重要であり、この様な状態は他
の方法、例えばシャワーなどの方法でも容易に実施でき
るものであり、要はどのような方法でも前記した動水の
状態で接していることに本発明の第一の要旨があるもの
である。  次いで水洗が行われるが、この洗浄水は純
水が好ましく、水温は室温以上であれば良く、水洗時間
は2秒乃至30秒が適宜であるが、このときにも、前記
DMOAP水溶液に浸漬したときと同様に動水の状態で
行ない、その方法は上記した方法のいずれかを選択して
良く、ここに本発明の第二の要旨がある。  以上の処
理の復に前記液晶基板1aは80℃乃至200℃で10
分乃至11間の熱処理が行われて本発明の方法による垂
直配向膜4aが形成されるが、このときの前記垂直配向
膜4aの膜厚は一分子乃至数分子である。 以上に説明した本発明の方法で垂直配向処理が行われた
前記液晶基板を、発明者において温度60℃、湿度95
%の従来例の方法に行なったものと全くに同じ条件の耐
久試験を行なったところ、従来例のものが240時間で
垂直配向特性を全くに失ったのに対して、本発明の方法
のものは10ooai間の杼道後においても垂直配向特
性は、全く正常であり、問題点となる配向斑を生ずるこ
ともなく表示は正常に行われ、僅かにその消費電力が2
倍に増加したのみであり、実用上に何等の問題点もない
ものであることが認められ、本発明の効果が確認された
。 以上の説明は一方の液晶基板1aについて行なったが、
他の一方の液晶基板1bに垂直配向処理を行ない垂直配
向!A4bを形成するときも上記で説明したものと全く
に同様であるので、説明は省略する。 以上に説明したようにして垂直配向膜4a14bが形成
された液晶基板1a、1bの夫々は、前記垂直配向膜4
a、4bが内面になるように対峙され、周辺部をシール
材5でシールされ、内部に液晶6が14止されて目的と
する液晶表示素子として完成される。 に発明の効果】 以上に説明したように、本発明によりDMOAP水溶液
に浸漬するときには、その水溶液と液晶基板とが動水の
状態で触れるようにしたことで、垂直配向膜の形成を完
全で強固なものとし−(k4久性を高くし、更に前記し
たものと同様な動水の状態で水洗も行なうようにしたこ
とで、形成された以外の余分の前記DMOAPを完全に
除去して従来生じていた配向斑もなくして表示品位も向
上して、この種の液晶表示素子の実用性の向上に擾れた
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る液晶表示素子の製造方法の一実施
例を示す断面図である。 1a、1b・・・・・・液晶基板 2a、2b・・・・・・透明電極 3a、3b・・・・・・絶縁膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 透明電極と垂直配向膜とが設けられた少なくとも二枚の
    基板を前記透明電極と前記垂直配向膜とが内面側となる
    ように定間隔に対峙し周辺部をシール材でシールして液
    晶セルを形成し、該液晶セル内に液晶材を封止して成る
    液晶表示素子において、該液晶表示素子の少なくとも表
    示領域は前記透明電極を含めて全面を覆うように絶縁膜
    で被覆し、N,N−ジメチル−N−オクタデシル−3−
    アミノプロピルトリメトキシルクロライドの0.1g/
    リットル乃至10g/リットルの水溶液に加振、攪拌な
    ど動的状態で接触させたのちに動水による水洗を行ない
    、以後、乾燥、熱処理して前記垂直配向膜を形成したこ
    とを特徴とする液晶表示素子の製造方法。
JP9186786A 1986-04-21 1986-04-21 液晶表示素子の製造方法 Pending JPS62247334A (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56138716A (en) * 1980-04-01 1981-10-29 Asahi Glass Co Ltd Liquid crystal element
JPS57105722A (en) * 1980-12-24 1982-07-01 Alps Electric Co Ltd Liquid crystal display element
JPS57114121A (en) * 1981-01-07 1982-07-15 Hitachi Ltd Formation of liquid crystal orienting film
JPS581129A (ja) * 1981-06-26 1983-01-06 Alps Electric Co Ltd 二層型ゲスト・ホスト型液晶表示素子の製造方法
JPS60136717A (ja) * 1983-12-26 1985-07-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 垂直配向用液晶配向膜

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