JPS581129A - 二層型ゲスト・ホスト型液晶表示素子の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、３枚のガラス基板の間に、液晶を耐大してな
る二層型ゲスト−ホスト型液晶表示素子とその製造方法
に関する。

ゲスト・ホスト形のポジ型カラー液晶表示とし〉　　、
ては、誘電異方性が負のＮｎ型液晶に、二色性色素を混
合し、基板に対して喬直から若干傾斜させて一方向に配
向させる方式が一般的であり、さらにコントラストを上
げるために偏光板を使用してい次が、偏光板により光透
過度が落ち、視認性が島るくなってい友。又偏光板を使
わずにコントラストをあげる方法として、透明ガラス基
板の両側に液晶層を設けた二層構造を採用し、二層の液
晶層で同一パターンを表示し、その際、一方の液晶層中
の色素の光吸収軸の方向を、他方の液晶層中の吸収軸方
向と垂直になるように液晶を配列させる方法が提案され
ている。しかし、従来のポジ型カラー液晶表示素子の配
向膜形成は、斜方蒸着により基板上に形成していた次め
、大型の蒸着装置が必要であり、量産性に乏しい欠点が
あり九。更に液晶を二層構造とした場合、各絶縁基板上
の電極パターンの位置合せ本困難で、製造工程も祷雑と
ならざるを先ず、得られる液晶表示素子も高価になる欠
点があった。

本発明は、斜上の欠点を解消し、簡単な製造工程・方法
で製作可能で、しかも透明電極形成及び外部接続端子と
の導電線の引き回しも簡単にでき、製造歩留りもよく安
価でコントラストのよい二層型ゲスト・ホスト型液晶表
示素子を提供する目的でなされ次ものである。

本発明の特徴は、第１に、液晶内己向１−を、ポリビニ
ルアルコール（ＰＶＡ）　　の薄膜により形成された水
平配向部分と、垂直配向剤からなる垂直配向層部分とに
分けたことであり、第２に液晶表示素子の表示部に対応
した液晶配向１一部分を水平配向層とし、背景部に対応
した液晶配向層部分を垂直配向層としたことである。さ
らに第３に、紡配水平配向層を、感光性ポリビニルアル
コールを露光して得られるポリビニルアルコールの薄膜
で形成し、二層型乞２ト・ホスト液晶表示素子を嘴成し
ている３枚のガラス基板のうちの中間ガラス基板の表裏
両面に、−回の露光により同一形状の水平配向層を同時
に形成させ次ことである。

以下図面をもとに、本発明を説明する。

第１図（イ）〜に）は、本発明液晶表示素子の中間ガラ
ス基板への水平配向層形成工程を示したものである。ま
ず第１図（イ）に示すごとく、ガラス基板（１）の両面
に、スクリーン印刷法、蒸着法等によりＩｎｋ。

などの透明電極（２ｍ）、（２ｂ）を所定の形状に形成
する。ここで本発明における如く、水平配向１−を表示
部に対応させてバター／化し、背景部に対応し次液晶と
の配向性を変え危液晶表示素子においては、表示される
パターンは、透明電極（２ａ）、（２ｂ）のパターンに
よらず、配向層パターンにより決定されるので、透明′
１１１ｆｉ＃ｉパターンは、表示すべきパターンの外形
より大きければよく、又、外Ｗ６接続端子との導線引き
回し本、対向電極との重なりを無視して引き回わす事が
可能である。次に、第１図（ロ）に示したように、前記
ガラス基板（１）の表裏両面に、浸漬法、回転塗布法、
スプレー法等により、感光性ポリビニルアルコール塗膜
（３ａ）、（３ｂ）を形成する。さらに、同図（ハ）に
示す如く、表示部に対応した形状のパターン（４）を有
したマスク（５）を、位置合せを行って、ガラス基板（
１）にあてがい、前記マスク１５）の上方（図で矢印方
向）より紫外光を照射すると、ガラス幕板（１）、透明
電体（２１１）、（２ｂ）、感光性ポリビニルアルコー
ル塗−（３ａ）、（３ｂ）はすべて紫外光を遭遇させる
ので、ガラス基板（１）両面の感光性ポリビニルアルコ
ール塗膜（３ａ）、（３ｂ）は、前記マスク（５）のノ
くターン（４）に対応した部分のみ硬化する。次に、未
硬化部分の感光性ポリビニルアルコールを、水洗して除
去した後、ガラス基板全体を１２０℃〜１５０℃にて熱
処理を行い、第１図に）に示したように、表示部に対応
した形状のポリビニルアルコールの４膜からなる水平配
向層（３Ａ）、（３Ｂ）　を形成する。

このようにして形成された水平配向層（３人）、（３Ｂ
）は、ガラス基板（１）両面での位置ずれもなく、ノ（
ターン外形も全く同一のものとなる。

次に、本発明液晶表示素子の製造方法を説明する。第２
図は、本発明液晶表示素子の構造を示す図である。液晶
表示素子製造にあたりては、まず、斜上のようにして形
成した水平配向層（３Ａ）、（３Ｂ）を表裏両面上に有
するガラス基板（１）を、Ｎ、Ｎ−ジメチル−Ｎ−オク
タデシル−３−アミノプロピルトリメトキシシルクロラ
イド（ＤＭＯＡＰ）、ミリスチン酸クロム錯体などの液
晶に対して垂直配向性を与える配向剤の溶液中に浸漬し
、前記水平配向層（３Ａ）、（３Ｂ）以外のガラス基板
（１）の両面Ｆに垂直配向処理を行う。このとき、前記
垂直配向性を与える配向剤の溶液は、前記水平配向層（
３Ａ）、（３Ｂ）に対する吸着力は極めて弱く、水平配
向１１１（３Ａ）、（３Ｂ）上には付着しない。次に、
脱脂綿等によりガラス基板（１）の表面をラビングし、
水平配向層（３Ａ）、（３Ｂ）上の液晶分子の配列に一
定の方位づけを行う。この際、ガラス基板（１）の両輪
で方位が直角となるようにラビング方向を選択しなけれ
ばならない。こうすることによりコントラストが良くな
る。一方、このガラス基板（１）に対向して、配設すべ
１に２枚のガラス基板（６）、（カの表面は、斜上の垂
直配向処理と同様の処理を施こしておく。

そして、ガラス基板（１）と、該ガラス基板（１）と対
向する２枚のガラス基板（６）、（刀とを、各々、間隔
が５〜２０μｍ　に保って、エポキシ樹脂などの接着剤
１８）にて、接着させ、液晶セルを作製する。該液晶セ
ルに、２色性色素を混合した誘電異方性が正の液晶（９
）を封入して、液晶表示素子を完成する。

なお、（２Ｃ）、（２ｄ）は、それぞれ（２ａ）、（２
ｂ）に対する対向電極である。

このようにして製造した二Ｉ−型ゲストーホスト型液晶
表示素子は、コントラストの良いものであった。

斜上の説明のとうり、本発明においては、衣示部に対応
し次液晶配向層部分を、感光性ポリビニルアルコールを
露光して得られるポリビニルアルコールの薄膜からなる
水平配向層とし、背景部に対応した液晶配向層部分を、
垂直配向層とすることにより、製造工程が簡単で、透明
ａ成及び導電線配線も簡単にでき、型造歩留りの良い、
従って安価で、コントラストの良い二層型ゲス）−ホス
ト型液晶表示素子を提供できる大きな利点がある。

【図面の簡単な説明】

図面は、すべて本発明の実施例で、第１図（イ）〜に）
は、本発明液晶表示素子の水平配向層形成工程を示す図
で、第２図は、第１図で示し念力法によって得られる本
発明液晶表示素子の側断面図である。 （１）　　ガラス基板　　　　（２ａ）、（２ｂ）透明
電極（２Ｃ）、（２ｄ）対向電極 （３ａ）、（３ｂ）感光性ポリビニルアルコール塗膜（
３人）、（３Ｂ）　　水平配向層 （４）パターン　　　　　（５）マスク（６）、（７）
ガラス基板　　（８）接着剤（９）液晶 特許出願人　アルプス電気株式会社 代表者片岡　勝太部 ＠１図　　　　。イ。 （ハ） 菟 （ニ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１それぞれの表面上に液晶配向層を有する３杉、の
   ガラス基板からなる二層型ゲスト−ホスト４液晶表示素
   子において、前記液晶配向層が　寸すビニルアルコール
   の薄膜により形成された褥平配向Ｎ１部分と、Ｎ、Ｎ−
   ジメチル−Ｎ−オ多タデシルー３−アミノグロビルトリ
   メトキシラリルクロライド（ＤＭＯＡＰ）、ミリスチン
   ＃クロム錯体などの垂直配向剤からなる垂直配向一部分
   とからなることを特徴とする二層型ゲストｌホスト型液
   晶表示素子。 ｒ２）　　前記水平配向層部分が、感光性ポリビニルフ
   ルコールを露光して得られるポリビニルアルコールの薄
   膜であることを特徴とする特許請求Ｃ範囲第（１）項の
   二層型ゲスト・ホスト型液晶表ガ素子つ （３）表示部に灼応し友液晶配向噛部分を、水平配向層
   部分とし、背景部に対応した液晶配向層部晶表示素子。 〔（４）ガラス基板の表裏両面に、感光性ポリビニルリ
   　　　　アルコールを塗布した後、−回の露光によりガ
   ラス基板両面の感光性ポリビニルアルコールの偕化を行
   い、ガラス基板両面に、ポリビニルアルコールの薄膜か
   らなる水平配向一部分を−−形状に同時に形成すること
   を％徴とする二層型ゲストｌホスト型液晶表示素子の製
   造方法。