JPS62223172A - 2−(4′−アルコキシフエニル)−5−アルキルピリジン - Google Patents

2−(4′−アルコキシフエニル)−5−アルキルピリジン

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JPS62223172A
JPS62223172A JP61067961A JP6796186A JPS62223172A JP S62223172 A JPS62223172 A JP S62223172A JP 61067961 A JP61067961 A JP 61067961A JP 6796186 A JP6796186 A JP 6796186A JP S62223172 A JPS62223172 A JP S62223172A
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    • C07D213/04Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔利用分野〕 本発明は、表示素子用として有用な新規な液晶化合物及
び該液晶化合物と光学活性化合物とよりなるカイラルス
メクチックC液晶組成物に関する。
〔従来の技術〕
現在、液晶表示素子としてはTN(ねじれネマチ、り)
型表示方式が最も広く用いられているが、応答速度の点
に於いて発光型表示素子(エレクトロルミネッセンス、
プラズマディスプレイ等)色比較して劣っており、この
点に於ける改善は種々試みられているにも拘らず、大巾
な改善の可能性はあまυ残っていないようである。その
ためTN型表示索子に代わる別の原理による液晶表示装
置が種々試みられているが、その一つに強銹電性液晶を
利用する表示方法がある(N、A、 C1arkら;A
pplied Phys、 1ett、、36,899
(1980))。この方式は強誘電、性液晶のカイラル
スメクチックC相(以下SC4相と略称する)あるいは
カイラルスメクチックH相(以下SH”相と略称する)
を利用するもので、それらの相を呈する温度範囲が室温
付近にあることが望ましい。
これらのカイラルスメクチック液晶材料はそれ自身カイ
ラルスメクチック相を呈する単一化合物の複数を混合す
ることによって得ることができるが、又、カイラルでな
いスメクチック液晶(スメクチックC(SC)相、スメ
クチック)I(SH)相などを示す液晶化合物)に光学
活性液晶化合物、好ましくはカイラルスメクチック液晶
化合物を添加することによっても得られることが知られ
ている。
SC相を呈する物質はすでに各種知られているがこれら
に光学活性液晶を添加することによって得られるカイラ
ルスメクチック液晶材料が強誘電性を利用する液晶表示
に於いてすぐれた性能を示すか否かについては未だ最終
的な評価が得られていない。それは強誘電性を利用する
液晶表示が技術的に完成していないことによるものであ
る。従って、現状では新しいSC材料を種々試験してみ
ることが必要である。
〔発明の目的〕
本発明者の主なる目的は・上記の如き用途に使用するに
適した。SC相を呈する新規な液晶化合物を提供するこ
とにある。
〔発明の構成〕
即ち、本発明は、一般式 (但し、上式においてR1は炭素数7〜18のアルキル
基を示し、R2は炭素数1〜18のアルキル基を示す) で表わされる液晶化合物及び少くともその1種と、少く
とも1種の光学活性液晶化合物とからなるカイラルスメ
クチック液晶組成物である。
(1)式の化合物のうち代表的なものの相転移点を第1
表に示す。
〔発明の作用、効果〕
本兄明の(1)式の化合物はスメクチックC(SC);
[を示し、(1)式の化合物と他の光学活性液晶化合物
特にカイラルスメクチック液晶化合物と混合することに
より広い温度範囲でSc*相を呈するカイラルスメクチ
ックC液晶組成物を得ることができる(+)式の化合物
の中でも特にRがC7H45〜C1oH21、R2がC
4H,〜C42H25のものが好ましいものである。
又、本発明の化合物と混合する光学活性液晶化合物とし
てはカイラルスメクチックC相を示すものが好ましいが
、カイラルスメクチックC相を示さないものでも、本発
明の化合物と混合することによりカイラルスメクチック
C相を示す液晶組成物が得られるものもある。
ここで本発明の化合物と類似の化学構造を持つ公知の化
合物と本発明の化合物との関係について述べておく。(
1)式に於てR1が炭素数4及び6のアルキル基でR2
が炭素数が1.4.5.6及び7のアルキル基である化
合物がPavulchenkoら(L、Bala編;A
dvance  in  Ijquid  Cry@t
al  Re5earch  andApplicat
ions: Pergarnon Press−p 1
980 r plo07)によって既に報告されている
が、同報告によれば1、 次に示す1つの化合物以外は
すべてスメクチック人相のみを示し、(1)式テR’カ
CI(、R21)Z C3H11のものけS S sの
3つのスメクチック相及び5’   2’   1 ゜ ネマチック(N)相を示すとされ、このs2相カs
c相であると推定される。しかしこの報告がらは本1発
明のRがCH以上のものがSC相を示す様になるという
ことは全く水製されていない。
〔化合物の製法〕
(1)式の化合物は次の経路により好適に製造される。
化合物(イ)を溶媒中、酢酸アンモニウムと反応させて
化合物□□□を得る。
化合物(財)を溶媒中臭化水素と反応させて化合物(ト
)を得る。
化合物(ト)を溶媒中アルキルプロミド(又は、アルキ
ルトシレート)、水酸化カリウムと共に加熱して目的の
(1)式の化合物類を得る。
〔実施例〕
以下実施例により本発明の液晶化合物及び液晶組成物に
つき更に詳細に説明する。
実施例I C2−1:p−(オクチルオキシ)フェニル〕−5−へ
ブチルピリジン((I)式に於いてR1=C7H15’
 ”  ’8H16のもの(試料屋2))の製造〕 (i)5−へブチル−2−(p−メトキシフェニルピリ
リウム)・千−クロレートの製造N−へプテニルビ檀り
・シン41.8.!9(0,20モル)、トリエチルア
ミン20!!(o、2oモル)をエチルエーテル100
1!!に攪拌溶解した。ここへ系の温度を35七以下に
保ちなからp−メトキシフェニルβ−クロルビニルケト
ン(U)39g(0,20モル)、エチルエーテル20
0rnlノ溶液を滴下し、室温で8時間攪拌した。水1
00m1とトルエン50m1を加え、有機層を水洗した
溶媒を減圧下で留去した残留物に70チ過塩素酸I Q
 Q rnlを加えた後、水100Mを加え、還流下に
10分間保った。冷却し、結晶をとりこれをエチルエー
テルで洗浄して、結晶を乾燥して5−へグチル−2−(
p−メトキシフェニルピリリウム)バークロレート48
.0 gを得た。
(ii)  5−へブチル−2−(p−メトキンフェニ
ル)ピリ・シンの製造 (i)で得られた5−へブチル−2−(p−メトキシフ
ェニルヒIJ IJウム)ノぐ一クロレート48.0、
!9(0,125モル)、酢酸アンモニウム96g(1
,25モ# ) 、酢酸5Q□mA’を還流下に4時間
攪拌した。反応液を水に注ぎ、結晶をトルエンに溶解し
、水洗した後、溶媒を減圧下で留去し残留物をメタノー
ルから再結晶して5−ヘプチル−2−(p−メトキシフ
ェニル)ぎりジン(v)テR1カC7H15ノモノ)2
0gヲ得た。
このものの融点は54.4〜56.5℃であった。
尚(財)式でR1がC8H15,C2H1,およびC1
oH21のものの柚点はそれぞれ5−オクチル−2−(
p−メトキシフェニル)ピリジンmp60.7〜62.
2℃、5−ノニル−2−(p−メトキシフェニル)ピリ
ジンmp55.0〜57.4℃、5−デシル−2−(p
−メトキシフェニル)ピリノンmp61.1〜62.9
℃であった。
01D5−へブチル−2−(p−ヒドロキシフェニル)
ピリジンの製造 (11)で得られた5−へブチル−2−(p−メトキシ
フェニル)ピリシン20g(0,071モル)に臭化水
素酸(47%)130m/、酢酸300m1を加え、還
流下に30時間保った。冷却後水に注ぎ結晶を戸別した
。この結晶を2N−苛性ソーダ水溶液に溶解し、更に酢
酸を加えて酸性とした。析出した結晶を戸別し、メタノ
ール−水混合系から再結晶して5−へブチル−2−(p
−ヒドロキシフェニル)ピリジン((v)式でC,H4
5のもの)13gを得た。
このものの融点は105.2〜105.9℃であった。
尚(ト)式でR1がC8H17’ C9H19およびC
10H21のものの融点は、それぞれ5−オクチル−2
−(p−ヒドロキシフェニル)ピリノンrnp 93.
2〜95.0℃、5−ノニル−2−(p−ヒドロキシフ
ェニル)ピリジンmp85.0〜87.5℃、5−デシ
ル−2−(p−ヒドロキシフェニル)ピリジンmp90
.4〜91.8℃であった。
(IV)2−(p−(オクチルオキシ)フェニル〕−5
−へグチルピリノ/の製造 611)で得られた5−へブチル−2−(p−ヒドロキ
シフェニル)ピリジン10.9(0,037モル)をエ
タノール100m1、水酸化カリウム3.0I(0,0
45モル)、オクチルプロミド99(0,048モル)
と共に還流下に4時間加熱攪拌した。冷却し水とトルエ
ンを加え、有機層を2N=苛性ソーダ水溶液で洗浄し、
次いで水洗し、溶媒を減圧下で留去した。残留物をエタ
ノールから再結晶して最終目的物である2−[p−(オ
クチルオキシ)フェニル〕−5−へブチルピリジン6.
5.!i+を得た。
このものの相転移点は、C−SC点45.0℃、SG 
−SF点45.4℃、SF −SC点56.5℃、SC
−I点80.4℃であった。
(i)の段階で使用したN−へグチニルピペリジンの代
シに他のN−アルケニルピペリシンを用い1■)の段階
でのオクチルプロミドの代りに他のアルキルブロマイド
又はアルキルトシレートを用い、他は上記と同様にして
、他の(1)式の化合物すべてを得ることができる。
実施例2(組成物例1) 本発明の化合物である試料41,2,3.4及び6の5
81の化合物の等お′づつ混合して液晶組成物Aを調製
した。
この液晶組成物Aの融点は12℃であり、その高温側で
SB相となり、52℃でSC相、75℃でSA相となり
、78℃で等方性液体となる。
この液晶組成物A60重量%に、下記の2独のカイラル
スメクチック液晶化合物を各々20% 重がi加混合して、カイラルスメクチック液晶組成物B
を調製した。
(化合物D) 得られたカイラルスメクチック液晶組成物Bの融点は一
10℃であり、これ以上の温度領域でSC相を示し、5
4℃でSA相になり、68℃で等方性液体となる。過冷
却状態は一15℃まで観察され、この温度までSC*相
を有し、他のスメクチック相は認められなかった。尚、
自発分極の大きさは25℃にて、10nc/crn2で
あり、チルト角は24°であった。
尚前記化合物Cと化合物りの等量混合物の相転移点は である。
前記のカイラルスメクチック液晶組成物Bを、配向処理
剤としてPVA (ポリビニールアルコール)を塗布し
、表面をラビングして千行配向処浬を施した透DA電極
を備えたセル厚2μmのセルに注入し、この液晶素子を
2枚の直交する偏光子の間に設置し、電界を印加したと
ころ、15Vの印加によって透過光強度の変化が観察さ
れた。
この時の透過光強度の変化から応答時間を求めると、2
5℃で約100μ811eであった。
以上のように、本発明の(1)式の化合物と光学活性液
晶化合物を混合することによシ、sc”相の範囲の広い
、応答性に優れた強誘電性カイラルスメクチックC液晶
組成物が得られることが判る。
少人工

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式▲数式、化学式、表等があります▼( I
    ) (但し上式においてR^1は炭素数7〜18のアルキル
    基を示し、R^2は炭素数1〜18のアルキル基を示す
    ) で表わされる液晶化合物。
  2. (2)一般式▲数式、化学式、表等があります▼( I
    ) (但し上式においてR^1は炭素数6〜18のアルキル
    基を示し、R^2は炭素数1〜18のアルキル基を示す
    ) で表わされる液晶性化合物を少なくとも1種と、少くと
    も1種の光学活性液晶化合物とからなることを特徴とす
    るカイラルスメクチックC(SC^*)液晶組成物。
  3. (3)一般式▲数式、化学式、表等があります▼( I
    A) (但し上式において、R^1は炭素数6〜18のアルキ
    ル基を示し、R^2は炭素数1〜18のアルキル基を示
    す。) で表わされる液晶性化合物を少なくとも1種と、少なく
    とも1種の光学活性液晶化合物とからなるカイラルスメ
    クチックC液晶組成物を使用して構成された、強誘電性
    を利用した光スイッチング素子。
JP61067961A 1986-03-26 1986-03-26 2−(4′−アルコキシフエニル)−5−アルキルピリジン Expired - Lifetime JPH0739393B2 (ja)

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