JPS62204913A - 成形方法 - Google Patents
成形方法Info
- Publication number
- JPS62204913A JPS62204913A JP4810686A JP4810686A JPS62204913A JP S62204913 A JPS62204913 A JP S62204913A JP 4810686 A JP4810686 A JP 4810686A JP 4810686 A JP4810686 A JP 4810686A JP S62204913 A JPS62204913 A JP S62204913A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- mold
- resin
- bottom force
- force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 title claims abstract description 57
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 8
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 49
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 49
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 14
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 13
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract description 16
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 8
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 abstract description 5
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 abstract description 5
- 238000007664 blowing Methods 0.000 abstract description 3
- 238000010791 quenching Methods 0.000 abstract 1
- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 abstract 1
- VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L Calcium carbonate Chemical compound [Ca+2].[O-]C([O-])=O VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 3
- 239000006082 mold release agent Substances 0.000 description 3
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 3
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 3
- 229910000019 calcium carbonate Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 2
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 description 2
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 2
- 238000007730 finishing process Methods 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 2
- 238000009966 trimming Methods 0.000 description 2
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- 241000269821 Scombridae Species 0.000 description 1
- WNROFYMDJYEPJX-UHFFFAOYSA-K aluminium hydroxide Chemical compound [OH-].[OH-].[OH-].[Al+3] WNROFYMDJYEPJX-UHFFFAOYSA-K 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009472 formulation Methods 0.000 description 1
- 235000020640 mackerel Nutrition 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000010445 mica Substances 0.000 description 1
- 229910052618 mica group Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 description 1
- 238000007348 radical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は、洗面化粧台等の天板、壁材、浴槽、ハウジン
グ及びケーシング等を注型成形やFRPのハンドレーア
ツブ成形により製造するにあたって、短時間で製造でき
るようにした成形方法に賀するものである。
グ及びケーシング等を注型成形やFRPのハンドレーア
ツブ成形により製造するにあたって、短時間で製造でき
るようにした成形方法に賀するものである。
[背景技術]
従来、例えば洗面化粧台の天板を91造する場合に1キ
、FRP等で上型と下型とを作製し、そしてデルコート
と呼ばれるポリエステルなどの樹脂を下型の表面に塗布
した後、この下型を加熱炉内に入れて50℃程度で硬化
させ、次いでこの下型内に成形用樹脂を注入し、振動さ
せて成形用樹脂内の空気を脱泡し、次いで上型な成形用
樹脂の上にセットした後再び加熱炉内に入れて50℃程
度で硬化させ、次に上型を脱型して下型及び樹脂を冷却
し、その後下型から成形品を脱型した後、成形品の端部
等を仕上げ加工して製品としているものであった。
、FRP等で上型と下型とを作製し、そしてデルコート
と呼ばれるポリエステルなどの樹脂を下型の表面に塗布
した後、この下型を加熱炉内に入れて50℃程度で硬化
させ、次いでこの下型内に成形用樹脂を注入し、振動さ
せて成形用樹脂内の空気を脱泡し、次いで上型な成形用
樹脂の上にセットした後再び加熱炉内に入れて50℃程
度で硬化させ、次に上型を脱型して下型及び樹脂を冷却
し、その後下型から成形品を脱型した後、成形品の端部
等を仕上げ加工して製品としているものであった。
従来では、このように成形型としてFRP製のものを使
用していた姓めに、50℃程度しか成形型の温度を上げ
ることができず、従って成形用樹脂の硬化に長時間を要
するものであり、また成形後冷却する場合でも長時間か
かり(例えば従来では40分程度)、従って成形時間が
長くかかっているものであった。また、鋼材や匍造型等
の厚みの厚い金型を用いて成形するようにした場合では
、成形型を高温に加熱して樹脂の硬化時間を短縮するこ
とはできるものの、金型費用が高くつく上に、加熱に要
する時間及V冷却時間が長くかかるという欠点を有して
おり、成形時間を大幅に短縮することはできないもので
あった。
用していた姓めに、50℃程度しか成形型の温度を上げ
ることができず、従って成形用樹脂の硬化に長時間を要
するものであり、また成形後冷却する場合でも長時間か
かり(例えば従来では40分程度)、従って成形時間が
長くかかっているものであった。また、鋼材や匍造型等
の厚みの厚い金型を用いて成形するようにした場合では
、成形型を高温に加熱して樹脂の硬化時間を短縮するこ
とはできるものの、金型費用が高くつく上に、加熱に要
する時間及V冷却時間が長くかかるという欠点を有して
おり、成形時間を大幅に短縮することはできないもので
あった。
[発明の目的1
本発明は上記の点に鑑みて成されたものであって、成形
型を安価に作製することができ、しかも成形時間を大幅
に短縮することができる成形方法を提供することを目的
とするものである。
型を安価に作製することができ、しかも成形時間を大幅
に短縮することができる成形方法を提供することを目的
とするものである。
[発明の開示1
すなわち、本発明に係る成形方法は、薄肉金属板にて形
成した成形型1に成形用樹脂2を充填し、次いで成形型
1を加熱して成形用樹脂2を硬化させ、その後急冷して
脱型することを特徴とするもので、成形型1を薄肉の金
属板で形成することにより、高温の加熱及び急熱、急冷
を可能として成形時間を大幅に短縮することがで勝ると
共に、鋼材型や債造型などに比べて成形型1の費用を安
価に作製できるようにしたものである。
成した成形型1に成形用樹脂2を充填し、次いで成形型
1を加熱して成形用樹脂2を硬化させ、その後急冷して
脱型することを特徴とするもので、成形型1を薄肉の金
属板で形成することにより、高温の加熱及び急熱、急冷
を可能として成形時間を大幅に短縮することがで勝ると
共に、鋼材型や債造型などに比べて成形型1の費用を安
価に作製できるようにしたものである。
以下本発明を実施例に基づいて詳述する。まず、第1図
及び第2図に本発明で使用する成形装置Aの概略平面図
と概略正面図を示す1図中3は上面に回転駆動自在な第
1のチェーンコンベア5aとヒーター4がそれぞれ設け
られた架台であり、18は台車である。また、5bは上
面に下型1aが載せられて搬送される$2のチェーンコ
ンベアであり、第2のチェーンコンベア5bの前端部に
は樹脂注入部19が設けられている。この樹脂注入部1
9には下型1aを振動できるように振動機(図示せず)
が配設されている。また第2チエーンコンベア5bの前
端部には複数のリミットスイッチ16m、 16b、
16eが配設され、また搬送側にてストッパー17が
配a@れている。第2のチェーンコンベア5&上に載せ
られて送られてきた下型1aはこのストッパー17に当
たり、一旦停止するようになっている。*た、第2チエ
ーンコンベア5bの上面にはヒーター線を面状に配置し
た面状ヒーター6 at 6 b、 6 eが搬送方向
に複数列配設され、上記各リミットスイッチ16等の検
知手段が下型1aを検知して各面状ヒーター6a、6b
。
及び第2図に本発明で使用する成形装置Aの概略平面図
と概略正面図を示す1図中3は上面に回転駆動自在な第
1のチェーンコンベア5aとヒーター4がそれぞれ設け
られた架台であり、18は台車である。また、5bは上
面に下型1aが載せられて搬送される$2のチェーンコ
ンベアであり、第2のチェーンコンベア5bの前端部に
は樹脂注入部19が設けられている。この樹脂注入部1
9には下型1aを振動できるように振動機(図示せず)
が配設されている。また第2チエーンコンベア5bの前
端部には複数のリミットスイッチ16m、 16b、
16eが配設され、また搬送側にてストッパー17が
配a@れている。第2のチェーンコンベア5&上に載せ
られて送られてきた下型1aはこのストッパー17に当
たり、一旦停止するようになっている。*た、第2チエ
ーンコンベア5bの上面にはヒーター線を面状に配置し
た面状ヒーター6 at 6 b、 6 eが搬送方向
に複数列配設され、上記各リミットスイッチ16等の検
知手段が下型1aを検知して各面状ヒーター6a、6b
。
6cのスイッチを入れるようになっている。すなわち、
下型1aの長さに応じて下型1aの下面には異なった位
置にて突起部(図示せず)が設けられており、突起部が
リミットスイッチ16を選択して接触する二′とで各面
状ヒーター6が加熱されるようになっており、例えば下
型1aの長さ寸法が短く形成されている場合にはIfl
l所の面状ヒーター6aにだけスイッチが入り、下型1
aの長さ寸法が長い場合には複数の面状ヒーター6m、
6b、 6cにスイッチが入るようになっている。*
た、第2のチェーンコンベア5bの中央部にはスチーム
等で加熱される加熱炉7が設けられている。また、第2
チエーンコンベア5bの後部には下側位置にて冷風を吹
訃出すクー2−8と上側位置にて冷風グクト9が配設さ
れている。また、図中10は成形型返送用のリバースコ
ンベア、20は下型1bを加熱する際に停止させるスト
ッパーである。
下型1aの長さに応じて下型1aの下面には異なった位
置にて突起部(図示せず)が設けられており、突起部が
リミットスイッチ16を選択して接触する二′とで各面
状ヒーター6が加熱されるようになっており、例えば下
型1aの長さ寸法が短く形成されている場合にはIfl
l所の面状ヒーター6aにだけスイッチが入り、下型1
aの長さ寸法が長い場合には複数の面状ヒーター6m、
6b、 6cにスイッチが入るようになっている。*
た、第2のチェーンコンベア5bの中央部にはスチーム
等で加熱される加熱炉7が設けられている。また、第2
チエーンコンベア5bの後部には下側位置にて冷風を吹
訃出すクー2−8と上側位置にて冷風グクト9が配設さ
れている。また、図中10は成形型返送用のリバースコ
ンベア、20は下型1bを加熱する際に停止させるスト
ッパーである。
さて、上記成形装置Aにあって、例えば洗面化粧台の天
板などを製造するにあたっては、ステンレス、鋼板等の
薄肉の金属板で形成された下型1a及び上型1bを使用
するものである。各成形型1の厚みとしては何等限定す
るものではないが、例えば0.3〜10m5程度(好ま
しくは1.2〜1゜5mm程度)の金属板が使用される
(ここで0.3mm以上としたのは強度上の理由で0.
3mII以上としたものであり、また101以下とした
のは板金製作の限度が略10mm程度であるので板金製
作ができるように10+*鋤以下とするのである)。
板などを製造するにあたっては、ステンレス、鋼板等の
薄肉の金属板で形成された下型1a及び上型1bを使用
するものである。各成形型1の厚みとしては何等限定す
るものではないが、例えば0.3〜10m5程度(好ま
しくは1.2〜1゜5mm程度)の金属板が使用される
(ここで0.3mm以上としたのは強度上の理由で0.
3mII以上としたものであり、また101以下とした
のは板金製作の限度が略10mm程度であるので板金製
作ができるように10+*鋤以下とするのである)。
まず、台車18の上面に下型1aを載せて下型1aの内
面にポリエステル樹脂等で形成されたデルフート11を
スプレーなどで塗布した後、上記架台3の上面にまで下
型1aを移送する1次いで、架台3の上面に配設された
上記ヒーター4を100℃程度に加熱して下型1aを加
熱し、デルコート11を硬化させる。ここで、下型1a
の下面には遠赤外線を待に吸収する黒色等の吸収膜が塗
着されており、ステンレスなどの反射し易い金属板で下
型1aが形成されている場合でも効率的に遠赤外線を吸
収することができるようになっている。
面にポリエステル樹脂等で形成されたデルフート11を
スプレーなどで塗布した後、上記架台3の上面にまで下
型1aを移送する1次いで、架台3の上面に配設された
上記ヒーター4を100℃程度に加熱して下型1aを加
熱し、デルコート11を硬化させる。ここで、下型1a
の下面には遠赤外線を待に吸収する黒色等の吸収膜が塗
着されており、ステンレスなどの反射し易い金属板で下
型1aが形成されている場合でも効率的に遠赤外線を吸
収することができるようになっている。
次いで、Jlチェーンコンベア5&から第2チエーンコ
ンベア5bに下型1aを移送して下型1aをストッパー
17に当て、下型1aを樹脂注入部19に一旦停止させ
、ここで第4図(b)に示すように下型1aの上面に成
形用樹脂2を注入する。この成形用樹脂2の組成として
は、例えばポリエステル0(脂、炭酸カルシウム、硬化
剤、離型剤等を混練して成形用樹脂2として用いるもの
であり、この成形用樹脂2には60℃程度でラジカル反
応を起こす硬化剤が配合されており、60℃以上に加熱
することによって急速に反応速度が上がることになる。
ンベア5bに下型1aを移送して下型1aをストッパー
17に当て、下型1aを樹脂注入部19に一旦停止させ
、ここで第4図(b)に示すように下型1aの上面に成
形用樹脂2を注入する。この成形用樹脂2の組成として
は、例えばポリエステル0(脂、炭酸カルシウム、硬化
剤、離型剤等を混練して成形用樹脂2として用いるもの
であり、この成形用樹脂2には60℃程度でラジカル反
応を起こす硬化剤が配合されており、60℃以上に加熱
することによって急速に反応速度が上がることになる。
また、離型剤の配合量は従来の成形用樹脂より少なくな
っている。
っている。
この成形用樹脂2が注入された下型1aを次に振動させ
ることにより成形用樹脂2中の空気を抜くものである0
次に、上型1bを成形用樹脂2の上面にセットした後、
ストッパー17を解除して下型1aを第2チエーンコン
ベア5bの駆動により搬送させる。その際、上記したよ
うにリミットスイッチ16にスイッチが入り面状ヒータ
ー6が加熱されることになり、面状ヒーター6により下
型1aの下面から100℃程度の温度で成形用樹脂2を
加熱する。成形用樹脂2は下部から次第に硬化すること
になり、上部の成形用0(脂2が未硬化状態の時に、第
3図及V第4図(d)のように上型1bの外側における
未硬化状態の樹脂をヘラ14などで除去すると共に表面
を均すものである。このようにして上型1bと下型I1
1との間から溢れた樹脂をヘラ14で均すことにより、
仕上げ工程の工数を削減することができるものである0
次に、このものを加熱炉7内に搬送して50℃程度で加
熱して成形用樹脂2の硬化を完全に行わせ、その後上型
1bを離型した後、クーラー8により冷却する。ここで
の冷却は、下型1aが薄い金属板で形成されているため
に下型1aの下面に冷風を吹き付けることにより急冷さ
せることができ、例えば10分以内で常温程度に冷却さ
せることかで鰺る。その後、下型1aから成形品を脱型
して、端面の仕上げ加工を経て第5図に示すような製品
Bとするものである。この天板の断面図を第6図に示す
と注型層12の表面にデルコート層13が形成されてお
り、上記成形用樹脂2の充填剤として炭酸カルシウムと
マイカを使用することにより白色の天理石調の天板を得
ることができ、また水酸化アルミニウムを充填剤として
使用することによりオニックス柄の天板を得ることがで
きる。
ることにより成形用樹脂2中の空気を抜くものである0
次に、上型1bを成形用樹脂2の上面にセットした後、
ストッパー17を解除して下型1aを第2チエーンコン
ベア5bの駆動により搬送させる。その際、上記したよ
うにリミットスイッチ16にスイッチが入り面状ヒータ
ー6が加熱されることになり、面状ヒーター6により下
型1aの下面から100℃程度の温度で成形用樹脂2を
加熱する。成形用樹脂2は下部から次第に硬化すること
になり、上部の成形用0(脂2が未硬化状態の時に、第
3図及V第4図(d)のように上型1bの外側における
未硬化状態の樹脂をヘラ14などで除去すると共に表面
を均すものである。このようにして上型1bと下型I1
1との間から溢れた樹脂をヘラ14で均すことにより、
仕上げ工程の工数を削減することができるものである0
次に、このものを加熱炉7内に搬送して50℃程度で加
熱して成形用樹脂2の硬化を完全に行わせ、その後上型
1bを離型した後、クーラー8により冷却する。ここで
の冷却は、下型1aが薄い金属板で形成されているため
に下型1aの下面に冷風を吹き付けることにより急冷さ
せることができ、例えば10分以内で常温程度に冷却さ
せることかで鰺る。その後、下型1aから成形品を脱型
して、端面の仕上げ加工を経て第5図に示すような製品
Bとするものである。この天板の断面図を第6図に示す
と注型層12の表面にデルコート層13が形成されてお
り、上記成形用樹脂2の充填剤として炭酸カルシウムと
マイカを使用することにより白色の天理石調の天板を得
ることができ、また水酸化アルミニウムを充填剤として
使用することによりオニックス柄の天板を得ることがで
きる。
しかして、下型1aとして上記のような薄肉の金属板で
形成することにより、例えば100℃程度の高温に加熱
することがで務、成形用樹脂2の反応速度を早めて硬化
時間を短縮することができるものであり、しかも急熱及
び急冷が可能であるため加熱時間及び冷却時間を大幅に
短縮することができる。また、冷却時には金属製の下型
1aと成形品との収縮率が大きく異なるために、急冷に
よって下型1aと成形品との間にずれが生じることにな
り、脱型が容易に行えるようになる。また、下型1aと
してステンレスのもので形成することにより、内面に形
成された鏡面を成形品に転写することができ、表面奇麗
な製品Bを得ることができるものであり、また下型1a
の表面をメッキして仕上げるような必要もなく、単に下
型1aの表面を磨いて仕上げるだけで平滑な鏡面を形成
することができるものであって、例えば真ちゅうなどで
下型1aを作製した場合には内面にメッキ仕上げを施す
必要があり、またメッキ層がはげ落ちた場合には再びメ
ッキを施す必要があるのであるが、ステンレス製の下型
1aにあってはそのような手間が不要となるものである
。
形成することにより、例えば100℃程度の高温に加熱
することがで務、成形用樹脂2の反応速度を早めて硬化
時間を短縮することができるものであり、しかも急熱及
び急冷が可能であるため加熱時間及び冷却時間を大幅に
短縮することができる。また、冷却時には金属製の下型
1aと成形品との収縮率が大きく異なるために、急冷に
よって下型1aと成形品との間にずれが生じることにな
り、脱型が容易に行えるようになる。また、下型1aと
してステンレスのもので形成することにより、内面に形
成された鏡面を成形品に転写することができ、表面奇麗
な製品Bを得ることができるものであり、また下型1a
の表面をメッキして仕上げるような必要もなく、単に下
型1aの表面を磨いて仕上げるだけで平滑な鏡面を形成
することができるものであって、例えば真ちゅうなどで
下型1aを作製した場合には内面にメッキ仕上げを施す
必要があり、またメッキ層がはげ落ちた場合には再びメ
ッキを施す必要があるのであるが、ステンレス製の下型
1aにあってはそのような手間が不要となるものである
。
さらに、下型1aの熱分布は中央部と端部とで±5℃程
度差があり、早く硬化した所は早く離型しようとして、
遅く硬化する所との間に段差が生じることになるが、上
記のように成形用樹脂2の配合として離型剤の量を少な
くしておくことにより、早く硬化した所の離型性を悪く
して下型1aと成形品との間にできる段差を少なくする
ことができるものである。*た、成形用樹脂の触媒とし
て高温で反応を開始する硬化剤を用いることにより、成
形用樹脂を触媒を混合した状態で常温でも放置しておく
ことができ、−々成形する毎に樹脂を混合するような手
間を省(ことができるものである、また、上記したよう
に硬化の途中でパリとなる部分をヘラ14で削り取る、
いわゆるウェットトリミングを行うことにより、硬化後
にはサンドペーパーで1,2回削るだけで仕上げること
ができ、仕上げ工程の工数を大幅に削減することができ
る。
度差があり、早く硬化した所は早く離型しようとして、
遅く硬化する所との間に段差が生じることになるが、上
記のように成形用樹脂2の配合として離型剤の量を少な
くしておくことにより、早く硬化した所の離型性を悪く
して下型1aと成形品との間にできる段差を少なくする
ことができるものである。*た、成形用樹脂の触媒とし
て高温で反応を開始する硬化剤を用いることにより、成
形用樹脂を触媒を混合した状態で常温でも放置しておく
ことができ、−々成形する毎に樹脂を混合するような手
間を省(ことができるものである、また、上記したよう
に硬化の途中でパリとなる部分をヘラ14で削り取る、
いわゆるウェットトリミングを行うことにより、硬化後
にはサンドペーパーで1,2回削るだけで仕上げること
ができ、仕上げ工程の工数を大幅に削減することができ
る。
尚、上記実施例では下型1bの下面側から加熱するよう
にしたが、下型1b上に上型1aをセットした後、上型
1bも加熱して上下両面から成形用樹脂2を硬化させる
ようにしても良く、また上記実施例では上型1bを成形
用樹脂2の上面にセットした後、ヘラ14で未硬化状態
の樹脂2を除去した後、完全に硬化させるようにしたが
、ウェットトリミング操作を経ないで樹脂2を加熱硬化
させ、その後仕上げをするようにしても良いものである
。
にしたが、下型1b上に上型1aをセットした後、上型
1bも加熱して上下両面から成形用樹脂2を硬化させる
ようにしても良く、また上記実施例では上型1bを成形
用樹脂2の上面にセットした後、ヘラ14で未硬化状態
の樹脂2を除去した後、完全に硬化させるようにしたが
、ウェットトリミング操作を経ないで樹脂2を加熱硬化
させ、その後仕上げをするようにしても良いものである
。
[発明の効果]
上記のように本発明は、薄肉金属板にて形成した成形型
に成形用樹脂を充填し、次いで成形型を加熱して成形用
樹脂を硬化させ、その後急冷して脱型したので、高温の
加熱及び急熱、急冷を可能として成形時間を大幅に短縮
することができて生産性を上げることができる利点があ
り、しかも鋼材型や鋳造型などに比べて成形型の費用を
安価に作製することができる利点がある。また、冷却時
には金属製の下型と成形品との収縮率が大きく異なるた
めに、急冷によって下型と成形品との間にずれが生じる
ことになり、脱型が容易に行えるという利点がある。
に成形用樹脂を充填し、次いで成形型を加熱して成形用
樹脂を硬化させ、その後急冷して脱型したので、高温の
加熱及び急熱、急冷を可能として成形時間を大幅に短縮
することができて生産性を上げることができる利点があ
り、しかも鋼材型や鋳造型などに比べて成形型の費用を
安価に作製することができる利点がある。また、冷却時
には金属製の下型と成形品との収縮率が大きく異なるた
めに、急冷によって下型と成形品との間にずれが生じる
ことになり、脱型が容易に行えるという利点がある。
第1図は本発明一実施例の成形装置の平面図、第2図は
同上の正面図、#I3図(a)(b)は同上の要部斜視
図と要部断面図、第4図ta)乃至(d)は同上の製造
方法を示す断面図、第5図は同上により得られた天板の
斜視図、第6図は同上の要部断面図、第7図は洗面化粧
台の斜視図である。 1は成形型、2は成形用樹脂である。 代理人 弁理士 石 1)長 七 第3図 第4図 第5図 第7図
同上の正面図、#I3図(a)(b)は同上の要部斜視
図と要部断面図、第4図ta)乃至(d)は同上の製造
方法を示す断面図、第5図は同上により得られた天板の
斜視図、第6図は同上の要部断面図、第7図は洗面化粧
台の斜視図である。 1は成形型、2は成形用樹脂である。 代理人 弁理士 石 1)長 七 第3図 第4図 第5図 第7図
Claims (1)
- (1)薄肉金属板にて形成した成形型に成形用樹脂を充
填し、次いで成形型を加熱して成形用樹脂を硬化させ、
その後急冷して脱型することを特徴とする成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4810686A JPS62204913A (ja) | 1986-03-05 | 1986-03-05 | 成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4810686A JPS62204913A (ja) | 1986-03-05 | 1986-03-05 | 成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62204913A true JPS62204913A (ja) | 1987-09-09 |
JPH0344884B2 JPH0344884B2 (ja) | 1991-07-09 |
Family
ID=12794062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4810686A Granted JPS62204913A (ja) | 1986-03-05 | 1986-03-05 | 成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62204913A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015123188A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | 信越ポリマー株式会社 | シリコーンゴム製飲料容器及びその製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5474865A (en) * | 1977-11-28 | 1979-06-15 | Olympus Optical Co | Forced cooling molding method |
JPS57174225A (en) * | 1981-04-21 | 1982-10-26 | Toshiba Corp | Production of foamed polyurethane panel body |
JPS5919120A (ja) * | 1982-07-21 | 1984-01-31 | Toshiba Corp | ウレタン発泡体の製造方法 |
-
1986
- 1986-03-05 JP JP4810686A patent/JPS62204913A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5474865A (en) * | 1977-11-28 | 1979-06-15 | Olympus Optical Co | Forced cooling molding method |
JPS57174225A (en) * | 1981-04-21 | 1982-10-26 | Toshiba Corp | Production of foamed polyurethane panel body |
JPS5919120A (ja) * | 1982-07-21 | 1984-01-31 | Toshiba Corp | ウレタン発泡体の製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015123188A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | 信越ポリマー株式会社 | シリコーンゴム製飲料容器及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0344884B2 (ja) | 1991-07-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6049426B2 (ja) | 軽量且つ高寸法精度のレジコン成形体及びその製造方法 | |
JPS62204913A (ja) | 成形方法 | |
JPS62204911A (ja) | 成形方法 | |
JPS62204912A (ja) | 成形方法 | |
JPH0318805B2 (ja) | ||
JPH11276363A (ja) | ボール一体カウンター | |
JP3263116B2 (ja) | 凹凸模様を具備した人造石の製造方法、その方法に使用する型の製造方法及び母型 | |
JPS5856511B2 (ja) | 熱硬化型材料の成型法 | |
JPH09277268A (ja) | エポキシ樹脂型の製造方法及びエポキシ樹脂型 | |
JPH06179221A (ja) | アクリル製品の成形法 | |
JPH05116149A (ja) | 樹脂成形用型の温水流路構造 | |
JPS63178012A (ja) | 反応成形用成形型 | |
JPS60149417A (ja) | 表面高硬度成形品の製造法 | |
JP2507142Y2 (ja) | 樹脂成形用型の注入口構造 | |
JP2525995B2 (ja) | 建材の製造方法 | |
JPS6169855A (ja) | 樹脂成形品用組成物 | |
KR0118762B1 (ko) | 무광 표면 아크릴계 인조대리석판의 제조방법 | |
JPH08276439A (ja) | 注型人造大理石浴槽の製造法 | |
JPH04197609A (ja) | 人造大理石製品の硬化方法 | |
JPH04197608A (ja) | 人造大理石製品の硬化方法 | |
JPH0539917U (ja) | 樹脂成形用型のクランプ構造 | |
JPH07186133A (ja) | コンクリート成形における即時脱型方法 | |
JPH05269763A (ja) | 凹凸模様を具備した人造石の製造方法及びその方法に使用する型 | |
JPS63246213A (ja) | 成形品の製造方法 | |
JPH01125204A (ja) | 異形製品の一体成形方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |