JPS6220377Y2 - - Google Patents

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JPS6220377Y2
JPS6220377Y2 JP1982103373U JP10337382U JPS6220377Y2 JP S6220377 Y2 JPS6220377 Y2 JP S6220377Y2 JP 1982103373 U JP1982103373 U JP 1982103373U JP 10337382 U JP10337382 U JP 10337382U JP S6220377 Y2 JPS6220377 Y2 JP S6220377Y2
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JP
Japan
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sliding door
truck
door
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JP1982103373U
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JPS596577U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、トラツクの煽戸のロツク構造に関
するものである。
一般にトラツクの煽戸のロツク構造は、トラツ
クの荷台フロアにヒンジ結合された煽戸をその閉
状態に保持するためのものである。ところで荷台
フロアの後端部及び左、右側端部にそれぞれ後部
煽戸及び側部煽戸を設けたいわゆる三方開きのト
ラツクは、これに長い荷物を積載する場合等は、
上記後部煽戸を開いて側部煽戸だけを閉じて走行
することがあり、このような場合は側部煽戸はそ
の後端部が固定されていないため、ぐらぐらして
安全上好ましくないという問題があつた。
そこでこのような問題を解決するために、従来
実開昭48−105216号公報に示されているように、
側部煽戸の後端部に係合ピンを後方に向けて突設
し、荷台フロア下端に上記側部煽戸を保持する支
持部材を回動自在に取付けるとともに、該支持部
材の上端部に上記係合ピンと係合するカムを有す
るハンドルを設け、これによつて上記側部煽戸を
その閉状態に保持するようにした煽戸のロツク構
造があつた。しかしこのような従来構造では、該
煽戸を開く場合は、先ず上記ハンドルを回動して
そのカムの係合ピンとの係合を外し、次に支持部
材を回動せしめてロツクを解除し、上記煽戸を開
くという、二段階の操作が必要であり、操作が煩
雑になるという問題があつた。
この考案はこのような従来のものの問題点に鑑
みてなされたもので、煽戸の回転軸と直交する回
転軸により荷台フロアに軸支された支持部材を設
けるとともに、該支持部材の上部に係合し、該支
持部材の回転軸と平行な回転軸により煽戸の側部
に軸支されるクランプを設け、さらに該クランプ
に、これが所定角度その外れ方向に回動したとき
上記支持部材の当接部と当接する支持部材傾倒部
を形成することにより、非常に簡単な操作でロツ
クを外せるトラツクの煽戸のロツク構造を提供す
ることを目的としている。
以下本考案の一実施例を図について説明する。
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示
し、図において、トラツク1の荷台フロア2の後
端部2aには、後部煽戸であるバツクドア3が回
転自在に取付けられている。該バツクドア3は上
記荷台フロア2の車幅方向の長さとほぼ等しい長
さを有する平板状のもので、その下端が車幅方向
に向けて配設された複数の回転軸3aによつて軸
支されている。また上記荷台フロア2の左、右側
端部には、側部煽戸であるサイドドア4が回動自
在に取付けられている。該サイドドア4は上記荷
台フロア2の前後方向の長さとほぼ等しい長さを
有する平板状のもので、その下端がトラツク1の
前後方向に向けて配設された複数の回転軸4aに
よつて軸支されている。
そして上記荷台フロア2の上記左、右のサイド
ドア4の後側の側部、即ち後端部4bの下方に
は、各々2個の支持ブラケツト5が後方に向けて
固設されており、該支持ブラケツト5は略半円状
のもので、その中央には支持孔5aが穿設されて
いる。そして該2個の支持ブラケツト5間には、
支持部材6が嵌挿されており、該支持部材6は横
断面L字状のもので、その側面部6d上端には車
体前方に向かつて低くなる傾斜摺動部6fが形成
され、また該側面部6d中央付近には当接ピン6
aが車体外方に向けて植設されている。また上記
支持部材6の後面部6e下端にはその一部を車体
内方に突出せしめた支持部6bが形成されてお
り、該支持部材6の下端部には回転孔6cが貫通
穿設されている。そして該回転孔6cには支持回
転軸7が、上記支持ブラケツト5の支持孔5aを
通つて上記サイドドア4の回転軸4aと直交する
方向に、即ち車幅方向に挿入されており、これに
より上記支持部材6は上記荷台フロア2に回動自
在に軸支されている。また上記支持回転軸7の先
端部にはワツシヤ7aが嵌装され、その外方には
止め輪7bが装着されており、これによつて該支
持回転軸7が抜けるのを防止している。
また上記サイドドア4の後端部4bの中央付近
には、鋼板等を横断面コ字状に折曲げ形成したク
ランプブラケツト8がその左、右側辺部8aを車
体後方に向けて固設されている。該クランプブラ
ケツト8の左、右側辺部8aにはクランプ支持孔
(ピン挿通孔)8bが車幅方向に貫通穿設されて
おり、該左、右側辺部8aにはクランプ9が嵌装
されている。該クランプ9の上面部9aの後端に
は、略J字状の押圧部9bが下方にかつその下端
部を前方に向けて一体に折曲げ形成されており、
また上記上面部9a前部の左、右端部には、上下
方向に長い長孔(ピン挿通孔)9eを有する左、
右側面部9c,9dが下方に一体に折曲げ形成さ
れている。そして該左側面部9cの後端下部に
は、上記当接ピン6aと当接し得るなめらかな曲
線状の支持部材傾倒部9fが形成されており、ま
た該支持部材傾倒部9fの上方には長方形状の把
持部9gが車体外方に折曲げ形成されている。ま
た上記長孔9eにはクランプ回転軸(ピン)10
が上記クランプブラケツト8のクランプ支持孔8
bを通つて上記支持回転軸7と平行に挿入されて
いる。また該クランプ回転軸10にはキツクバネ
11が嵌装され、該キツクバネ11の前、後端部
11a,11bはそれぞれ上記クランプブラケツ
ト8、クランプ9の上面部9aと係止しており、
これにより上記クランプ9は第3図時計方向に回
転付勢されている。なお、10a,10bはクラ
ンプ回転軸10が外方に抜けるのを防止するため
のワツシヤ、スナツプリングである。
また、上記サイドドア4後端部4bの上部には
フツク4cが固設され、さらにバツクドア3の側
端部3b上部にはロツクハンドル3cが回動自在
に設けられており、これらはサイドドア4とバツ
クドア3を閉状態に互いにロツクするためのもの
である。
次に本装置の操作方法を第4図について説明す
る。
支持部材6がロツクされている状態では、クラ
ンプ9はキツクバネ11により、同図時計方向に
付勢され、その押圧部9b内側が支持部材6の後
面部6e上端付近を同図a左方に押圧しており、
これにより支持部材6は同図反時計方向に付勢さ
れている。
そして該支持部材6のロツクを外す場合は、ク
ランプ9の把持部9gを持つて該クランプ9を上
記キツクばね11の付勢力に抗して反時計方向
(同図a矢印方向)に回動せしめるとよい。する
と該クランプ9の押圧部9b内側と支持部材6の
後面部6e上端部との間には少し隙間ができると
ともに、該クランプ9の支持部材傾倒部9fが上
記当接ピン6aと当接してこれを右方に押し、こ
れにより支持部材6は時計方向に回転される。こ
の際上記押圧部9bの下端部はクランプ回転軸1
0を中心に反時計方向に回動するとともに少し上
方に移動し、また支持部材6の上端部は上記支持
回転軸7を中心に時計方向に回動するとともに少
し下方に移動し、上記押圧部9bの下端と支持部
材6の上端との間には同図bに示すように少し隙
間ができるので、クランプ9と支持部材6とが互
いに干渉して回動できなくなるということはな
い。またさらにクランプ9を回動せしめると同図
cに示すように支持部材6のロツクは完全に外
れ、同図dに示すように支持部材6はその下方位
置まで回動し、またクランプ6はこれに加えてい
る付勢力を除くとキツクばね11によつて回動さ
れて元の位置に戻ることとなる。
次に支持部材6をクランプ9でロツクする場合
は、上記ロツクを外す場合と逆に支持部材6を反
時計方向に回動せしめ、その側面部6dの傾斜摺
動部6fでクランプ9を押圧すればよい。すると
クランプ9はその押圧部9bの下端部が上記傾斜
摺動部6fで上方に押され、上記長孔9eに沿つ
て上昇し、また支持部材6はその上端部が上記キ
ツクばね11の付勢力に抗して上記クランプ9を
上方に押し上げつつ回動し、該上端部が上記押圧
部9b内方まで移動すると、クランプ9はキツク
ばね11によつて下降されるとともに時計方向に
付勢され、これにより該クランプ9は支持部材6
上端部を前方に押圧してロツクする。
以上のように構成される本実施例では、クラン
プ9にこれが所定角度外れ方向に回動したとき、
支持部材6の当接ピン6aと当接して該支持部材
6を回動せしめる支持部材傾倒部9fを設けたの
で、クランプ9を回動せしめるだけの非常に簡単
な操作で支持部材6のロツクをはずすことができ
る。またクランプ9に長孔9eを設けて該クラン
プ9が上昇できるようにしたので、支持部材6を
回動せしめるだけの非常に簡単な操作で該支持部
材6をロツクできる。
尚、上記実施例では、当接部として棒状の当接
ピン6aを支持部材6に植設したがこの当接部は
これに限らず、例えば支持部材6の一部を車体外
方に突出せしめてもよい。また上記実施例ではク
ランプ9に長孔9eを設けてロツクが容易にでき
るようにしたが、該長孔9eはクランプブラケツ
ト8に形成してもよい。
以上のように本考案に係るトラツクの煽戸のロ
ツク構造によれば、煽戸の回転軸と直交する回転
軸により荷台フロアに軸支された支持部材及び該
支持部材の回転軸と平行な回転軸により煽戸の側
部に軸支されたクランプを設け、さらに上記クラ
ンプにこれが所定角度外れ方向に回動したとき上
記支持部材の当接部に当接する支持部材傾倒部を
形成したので、支持部材のロツクを非常に簡単な
操作でもつて外せる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例による
トラツクの煽戸のロツク構造を示す図で、第1図
はトラツクの斜視図、第2図は上記ロツク構造の
斜視図、第3図はその分解斜視図、第4図a〜d
は上記実施例の操作方法を説明するための図であ
る。 1……トラツク、2……荷台フロア、4……煽
戸、4a……煽戸の回転軸、4b……側部(後端
部)、6……支持部材、6a……当接部(当接ピ
ン)、7……支持部材の回転軸、8……ブラケツ
ト(クランプブラケツト)、9……クランプ、9
e……長孔、9f……支持部材傾倒部、10……
クランプの回転軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 下部が荷台フロアにヒンジ結合されている煽
    戸のロツク構造において、上記荷台フロアには
    支持部材が上記煽戸の回転軸とは直交する回転
    軸によりその下部が軸支されて取付けられてお
    り、上記支持部材の上部に係合するクランプは
    上記支持部材の回転軸と平行な回転軸により上
    記煽戸の側部に軸支されており、上記クランプ
    には該クランプが所定角度外れ方向に回動した
    とき上記支持部材に形成されている当接部に当
    接する支持部材傾倒部が形成されていることを
    特徴とするトラツクの煽戸のロツク構造。 (2) 上記クランプは、上記煽戸の側部に取付けら
    れたブラケツトにピンによつて軸支され、上記
    クランプとブラケツトのいずれか一方のピン挿
    通孔は長孔に形成されていることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のトラツク
    の煽戸のロツク構造。
JP1982103373U 1982-07-07 1982-07-07 トラツクの煽戸のロツク構造 Granted JPS596577U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982103373U JPS596577U (ja) 1982-07-07 1982-07-07 トラツクの煽戸のロツク構造

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JP1982103373U JPS596577U (ja) 1982-07-07 1982-07-07 トラツクの煽戸のロツク構造

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Publication Number Publication Date
JPS596577U JPS596577U (ja) 1984-01-17
JPS6220377Y2 true JPS6220377Y2 (ja) 1987-05-25

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ID=30243221

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JP1982103373U Granted JPS596577U (ja) 1982-07-07 1982-07-07 トラツクの煽戸のロツク構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55144452A (en) * 1979-04-25 1980-11-11 Fujitsu Ltd Resin coating on optical transmission fiber

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55144452A (en) * 1979-04-25 1980-11-11 Fujitsu Ltd Resin coating on optical transmission fiber

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Publication number Publication date
JPS596577U (ja) 1984-01-17

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