JP2514361Y2 - ドアロック装置 - Google Patents
ドアロック装置Info
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- JP2514361Y2 JP2514361Y2 JP10189290U JP10189290U JP2514361Y2 JP 2514361 Y2 JP2514361 Y2 JP 2514361Y2 JP 10189290 U JP10189290 U JP 10189290U JP 10189290 U JP10189290 U JP 10189290U JP 2514361 Y2 JP2514361 Y2 JP 2514361Y2
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- Japan
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- locking
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- engaging
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Description
【考案の詳細な説明】 「技術分野」 本考案は、自動車に用いられるドアロック装置に関す
る。
る。
「従来技術およびその問題点」 車両のドアロック装置は、ドアと車両ボディのいずれ
か一方にストライカを固定し、他方に、このストライカ
を把持または開放するロック機構を設けてなっている。
このロック機構は、ストライカを把持または開放するフ
ックと、このフックの回動を規制するラチェットとを有
し、ラチェットは常時はフックをロック位置に保持する
方向に回動付勢されている。ロックの解除は、ラチェッ
トをこの付勢力に抗して回動させることによって行なわ
れる。
か一方にストライカを固定し、他方に、このストライカ
を把持または開放するロック機構を設けてなっている。
このロック機構は、ストライカを把持または開放するフ
ックと、このフックの回動を規制するラチェットとを有
し、ラチェットは常時はフックをロック位置に保持する
方向に回動付勢されている。ロックの解除は、ラチェッ
トをこの付勢力に抗して回動させることによって行なわ
れる。
そして、上記ロック機構を操作するドアロック装置
は、上記ラチェット部材とフック部材との係合を解除し
てロック機構を開放させる開放リンクと、この開放リン
クに、ロック機構を開放させる操作力を付与する操作リ
ンクと、この操作リンクを介して開放リンクに上記ロッ
ク開放操作力を付与する解除リンクと、上記操作リンク
を、開放リンクとの非係合位置に移動させるロッキング
リンクと、上記開放リンク、操作リンク、解除リンク、
およびロッキングリンクを支持するベースを有してい
る。
は、上記ラチェット部材とフック部材との係合を解除し
てロック機構を開放させる開放リンクと、この開放リン
クに、ロック機構を開放させる操作力を付与する操作リ
ンクと、この操作リンクを介して開放リンクに上記ロッ
ク開放操作力を付与する解除リンクと、上記操作リンク
を、開放リンクとの非係合位置に移動させるロッキング
リンクと、上記開放リンク、操作リンク、解除リンク、
およびロッキングリンクを支持するベースを有してい
る。
ところで上記ドアロック装置は、その組み立てに際し
て、操作リンクに、ピンをかしめる等によりロッキング
リンクと解除リンク等のリンクを組付け、このアッシー
状の複数のリンクをベースに組み付けていた。このアッ
シー状となった複数のリンクは重く、大型となるため、
他の部位、部材を邪魔にしてしまい、組み立て作業を効
率良く行なうことができなかった。
て、操作リンクに、ピンをかしめる等によりロッキング
リンクと解除リンク等のリンクを組付け、このアッシー
状の複数のリンクをベースに組み付けていた。このアッ
シー状となった複数のリンクは重く、大型となるため、
他の部位、部材を邪魔にしてしまい、組み立て作業を効
率良く行なうことができなかった。
「考案の目的」 本考案は、ドアロック装置についての上述の問題意識
に基づき、各リンクの組み付けを簡単にして作業効率を
向上させることのできるドアロック装置を得ることを目
的としている。
に基づき、各リンクの組み付けを簡単にして作業効率を
向上させることのできるドアロック装置を得ることを目
的としている。
「考案の概要」 本考案は、操作リンクが、ロッキングリンクと係合す
るロッキング用係合部、および解除リンクと係合する解
除用係合部を有していて、開放リンク、ロッキングリン
ク、および解除リンクをベースに組み付けた状態におい
て、ロッキング用係合部をロッキングリンクに係合させ
ることが可能であり、さらに解除用係合部を解除リンク
に係合させることが可能であることに特徴を有する。
るロッキング用係合部、および解除リンクと係合する解
除用係合部を有していて、開放リンク、ロッキングリン
ク、および解除リンクをベースに組み付けた状態におい
て、ロッキング用係合部をロッキングリンクに係合させ
ることが可能であり、さらに解除用係合部を解除リンク
に係合させることが可能であることに特徴を有する。
以上の構成によるドアロック装置によれば、解除リン
ク等、操作リンク以外のリンクを順序にベースに組み付
けてから、操作リンクで、連動連結させることができ、
組立て作業を簡略化させることができる。
ク等、操作リンク以外のリンクを順序にベースに組み付
けてから、操作リンクで、連動連結させることができ、
組立て作業を簡略化させることができる。
「考案の実施例」 以下図示実施例について本考案を説明する。第1A図に
示すように、ドアロック装置11はベース12を有し、この
ベース12に、第1ロッキングリンク13(第2A図)が枢支
ピン26で枢着されている。この第1ロッキングリンク13
は、トーションスプリング27により時計方向に回動付勢
されている。この第1ロッキングリンク13には、車内に
設けたロッキングノブ(図示せず)に連動連結された連
結ロッド29が回動自在に支持されている。
示すように、ドアロック装置11はベース12を有し、この
ベース12に、第1ロッキングリンク13(第2A図)が枢支
ピン26で枢着されている。この第1ロッキングリンク13
は、トーションスプリング27により時計方向に回動付勢
されている。この第1ロッキングリンク13には、車内に
設けたロッキングノブ(図示せず)に連動連結された連
結ロッド29が回動自在に支持されている。
ベース12にはさらに、解除リンク16(第2B図)が枢支
ピン30で枢着されている。この解除リンク16は、一端部
16a、他端部16c、およびこの一端部16aと他端部16cの中
央から側方に突出させたスプリング保持部16bを有して
いる。他端部16cには、支持ピン19を嵌合させる嵌合孔1
8が形成されている。スプリング保持部16bには、その一
端をベース12に掛けた引張りスプリング31の他端が掛け
られており、これにより解除リンク16は図の反時計方向
に回動付勢されている。
ピン30で枢着されている。この解除リンク16は、一端部
16a、他端部16c、およびこの一端部16aと他端部16cの中
央から側方に突出させたスプリング保持部16bを有して
いる。他端部16cには、支持ピン19を嵌合させる嵌合孔1
8が形成されている。スプリング保持部16bには、その一
端をベース12に掛けた引張りスプリング31の他端が掛け
られており、これにより解除リンク16は図の反時計方向
に回動付勢されている。
解除リンク16の一端部16aを臨んで回動リンク32が配
置されている。この回動リンク32は第2C図に示すよう
に、枢支ピン14によりベース12に枢着されたL字状のリ
ンクである。回動リンク32は、その一端部32aに連動ワ
イヤ33が連結されていて、他端部32bは、解除リンク16
の一端部16aに当接されている。連動ワイヤ33は、車内
に設けられたインサイドハンドル(図示せず)に連動連
結されている。
置されている。この回動リンク32は第2C図に示すよう
に、枢支ピン14によりベース12に枢着されたL字状のリ
ンクである。回動リンク32は、その一端部32aに連動ワ
イヤ33が連結されていて、他端部32bは、解除リンク16
の一端部16aに当接されている。連動ワイヤ33は、車内
に設けられたインサイドハンドル(図示せず)に連動連
結されている。
枢支ピン26は、さらに開放リンク35(第2D図)および
第2ロッキングリンク36を、それぞれ第1ロッキングリ
ンク13上に順に重ねた状態で枢支している。開放リンク
35は、第1ロッキングリンク13と枢支ピン26とに挟まれ
ていて、その先端に係合部35bが折曲して形成され、そ
のやや枢支ピン26寄りに連動操作部35aを有している。
この連動操作部35aは、図示しない上記ロック機構に連
動連結されており、これにより開放リンク35を、時計方
向に回動させることにより、ドアを開放させることがで
きる。また第2ロッキングリンク36は、一端部に第1ロ
ッキングリンク13に設けたロッキングピン15に係合する
係合突部37を有し、他端部に、車外のキー装置(図示せ
ず)に連動連結している連結ロッド39が枢着されてい
る。
第2ロッキングリンク36を、それぞれ第1ロッキングリ
ンク13上に順に重ねた状態で枢支している。開放リンク
35は、第1ロッキングリンク13と枢支ピン26とに挟まれ
ていて、その先端に係合部35bが折曲して形成され、そ
のやや枢支ピン26寄りに連動操作部35aを有している。
この連動操作部35aは、図示しない上記ロック機構に連
動連結されており、これにより開放リンク35を、時計方
向に回動させることにより、ドアを開放させることがで
きる。また第2ロッキングリンク36は、一端部に第1ロ
ッキングリンク13に設けたロッキングピン15に係合する
係合突部37を有し、他端部に、車外のキー装置(図示せ
ず)に連動連結している連結ロッド39が枢着されてい
る。
さらに、操作リンク20が解除リンク16と第2ロッキン
グリンク36の上方に配置されている。この操作リンク20
は、第3A、3B図に示すように、図の左右方向に切り欠い
た連動長孔21を有する長尺部42、その下方の短尺部43、
およびこの短尺部43の右方に突出させた支持端部45を有
している。長尺部42は、その先端部に折曲部40を有し、
連動長孔21の右方に、ロッキングピン15の頭部より大き
い径の円孔21aを有している。短尺部43はその先端部
に、押圧操作部41が折曲形成されている。また支持端部
45の上側面および下側面には、係合切欠部25および22が
形成されている。
グリンク36の上方に配置されている。この操作リンク20
は、第3A、3B図に示すように、図の左右方向に切り欠い
た連動長孔21を有する長尺部42、その下方の短尺部43、
およびこの短尺部43の右方に突出させた支持端部45を有
している。長尺部42は、その先端部に折曲部40を有し、
連動長孔21の右方に、ロッキングピン15の頭部より大き
い径の円孔21aを有している。短尺部43はその先端部
に、押圧操作部41が折曲形成されている。また支持端部
45の上側面および下側面には、係合切欠部25および22が
形成されている。
操作リンク20は、ロッキングピン15に連動長孔21を係
合させ、係合切欠部22を支持ピン19に係合させることに
より、ベース12に組み付けられる。この場合、係合切欠
部22を支持ピン19に脱落不能に保持するために、取付プ
レート17が使用される。この取付プレート17は、第4A〜
4C図に示すように、プレート本体44を有しており、この
プレート本体44の上方に、係合鉤部23が回動可能に設け
られていて、下方に、支持ピン19を嵌合させる嵌合孔46
を有するボス部47を有している。
合させ、係合切欠部22を支持ピン19に係合させることに
より、ベース12に組み付けられる。この場合、係合切欠
部22を支持ピン19に脱落不能に保持するために、取付プ
レート17が使用される。この取付プレート17は、第4A〜
4C図に示すように、プレート本体44を有しており、この
プレート本体44の上方に、係合鉤部23が回動可能に設け
られていて、下方に、支持ピン19を嵌合させる嵌合孔46
を有するボス部47を有している。
次に、本考案によるドアロック装置11の組み立て工程
を説明する。
を説明する。
まず、第1ロッキングリンク13を枢支ピン26によって
ベース12に枢支させる。このとき、枢支ピン26により開
放リンク35と第2ロッキングリンク36を第1ロッキング
リンク13と同軸に枢着する。
ベース12に枢支させる。このとき、枢支ピン26により開
放リンク35と第2ロッキングリンク36を第1ロッキング
リンク13と同軸に枢着する。
さらに、支持ピン19を取付プレート17の嵌合孔46に挿
通させた状態で解除リンク16に、かしめにより固定す
る。このとき、車外に設けたキー装置に連動連結された
連結ロッド50の長孔50aに支持ピン19を挿入した後、取
付プレート17の嵌合孔46に嵌合する。
通させた状態で解除リンク16に、かしめにより固定す
る。このとき、車外に設けたキー装置に連動連結された
連結ロッド50の長孔50aに支持ピン19を挿入した後、取
付プレート17の嵌合孔46に嵌合する。
そして操作リンク20の円孔21aをロッキングピン15の
頭に嵌合させ、操作リンク20を第1A図の矢印A方向に移
動させる。そして連動長孔21aの端部がロッキングピン1
5と当接する状態において、操作リンク20を時計方向に
回動させながら、その係合切欠部22を支持ピン19の上方
から嵌め込む。このとき操作リンク20は、取付プレート
17と連結ロッド50の間に位置される。また取付プレート
17の係合鉤部23を、操作リンク20側(第4A図矢印B方
向)に回動させて、この操作リンク20の切欠部25に係止
面23aを嵌込む。これにより、操作リンク20は支持ピン1
9に確実に回動支持される。
頭に嵌合させ、操作リンク20を第1A図の矢印A方向に移
動させる。そして連動長孔21aの端部がロッキングピン1
5と当接する状態において、操作リンク20を時計方向に
回動させながら、その係合切欠部22を支持ピン19の上方
から嵌め込む。このとき操作リンク20は、取付プレート
17と連結ロッド50の間に位置される。また取付プレート
17の係合鉤部23を、操作リンク20側(第4A図矢印B方
向)に回動させて、この操作リンク20の切欠部25に係止
面23aを嵌込む。これにより、操作リンク20は支持ピン1
9に確実に回動支持される。
以上のように組立てられたドアロック装置11の作動を
説明する。
説明する。
第1A図の、ロック機構によりドアの開閉がロックされ
た状態において、車内でインサイドハンドルを操作する
と、連動ワイヤ33が第2C図の上方に牽引され、回動リン
ク32が同図の反時計方向に回動し、他端部32bが解除リ
ンク16の一端部16aを押圧する。これにより、解除リン
ク16が、引張りスプリング31に抗して第1A図の時計方向
に回動する。すると、支持ピン19が第1A図の左方に回動
しながら移動するため、操作リンク20が、連動長孔21を
ロッキングピン15に沿わせながら左方に移動する。この
とき、操作リンク20はロッキングピン15を中心に時計方
向にやや回動しながら、その押圧操作部41により開放リ
ンク35の係合部35bを押圧する。これにより、開放リン
ク35は図の時計方向に回動され、その連動操作部35aを
介してロック機構のロックを解除させる。
た状態において、車内でインサイドハンドルを操作する
と、連動ワイヤ33が第2C図の上方に牽引され、回動リン
ク32が同図の反時計方向に回動し、他端部32bが解除リ
ンク16の一端部16aを押圧する。これにより、解除リン
ク16が、引張りスプリング31に抗して第1A図の時計方向
に回動する。すると、支持ピン19が第1A図の左方に回動
しながら移動するため、操作リンク20が、連動長孔21を
ロッキングピン15に沿わせながら左方に移動する。この
とき、操作リンク20はロッキングピン15を中心に時計方
向にやや回動しながら、その押圧操作部41により開放リ
ンク35の係合部35bを押圧する。これにより、開放リン
ク35は図の時計方向に回動され、その連動操作部35aを
介してロック機構のロックを解除させる。
また、ロック機構によりドアの開閉をロックした状態
において、車外のハンドルを、ドアを開放させる方向に
回動させると、これに連動して連結ロッド50が第1A図の
左方に移動する。すると連結ロッド50が、その長孔50a
の右端部を支持ピン19に当接させて、該支持ピン19を同
方向に移動させる。これにより操作リンク20は、連動上
記解除ハンドルの操作時と同様にして、開放リンク35を
図の時計方向に回動させ、ロック機構を解除させて、ド
アを開放させる。
において、車外のハンドルを、ドアを開放させる方向に
回動させると、これに連動して連結ロッド50が第1A図の
左方に移動する。すると連結ロッド50が、その長孔50a
の右端部を支持ピン19に当接させて、該支持ピン19を同
方向に移動させる。これにより操作リンク20は、連動上
記解除ハンドルの操作時と同様にして、開放リンク35を
図の時計方向に回動させ、ロック機構を解除させて、ド
アを開放させる。
ロック機構によりドアの開閉をロックした状態におい
て、車内のロッキングノブを操作すると、連結ロッド29
が図の左方に移動されて第1ロッキングリンク13を枢支
ピン26を中心に図の反時計方向に回動させる。するとロ
ッキングピン15が、連動長孔21に沿って移動しながら操
作リンク20を反時計方向に回動させる。この際、操作リ
ンク20は、支持ピン19を中心に同方向に回動するため、
その押圧操作部41が次第に係合部35bから下方に離れ
て、当接不能な位置に移動してしまう。
て、車内のロッキングノブを操作すると、連結ロッド29
が図の左方に移動されて第1ロッキングリンク13を枢支
ピン26を中心に図の反時計方向に回動させる。するとロ
ッキングピン15が、連動長孔21に沿って移動しながら操
作リンク20を反時計方向に回動させる。この際、操作リ
ンク20は、支持ピン19を中心に同方向に回動するため、
その押圧操作部41が次第に係合部35bから下方に離れ
て、当接不能な位置に移動してしまう。
この状態でインサイドハンドルを操作したり、車外ハ
ンドルロックを操作してドアを開けようとしても、移動
する押圧操作部41は連動操作部35aに当接できずにいわ
ゆる空振りをするため、ロック機構は解錠しない。
ンドルロックを操作してドアを開けようとしても、移動
する押圧操作部41は連動操作部35aに当接できずにいわ
ゆる空振りをするため、ロック機構は解錠しない。
またロック機構のロック状態において、車外からのキ
ー操作に連動して連結ロッド39が図の右方に移動され
る。これにより、第2ロッキングリンク36が、枢支ピン
26を中心に反時計方向に回動して、係合突部37により連
動長孔21を下方に押圧し、操作リンク20を図の反時計方
向に回動させる。したがって、連結ロッド29の操作時と
同様に、インサイドハンドルによっても車外ハンドルに
よっても、ドアを開放させることができないロック状態
とされる。
ー操作に連動して連結ロッド39が図の右方に移動され
る。これにより、第2ロッキングリンク36が、枢支ピン
26を中心に反時計方向に回動して、係合突部37により連
動長孔21を下方に押圧し、操作リンク20を図の反時計方
向に回動させる。したがって、連結ロッド29の操作時と
同様に、インサイドハンドルによっても車外ハンドルに
よっても、ドアを開放させることができないロック状態
とされる。
「考案の効果」 以上のように本考案によれば、操作リンクが、開放リ
ンク、ロッキングリンク、および解除リンクをベースに
組み付けた状態において、ロッキング用係合部をロッキ
ングリンクに係合させ、さらに、この状態から解除用係
合部を解除リンクに係合させることが可能であるから、
解除リンク等、操作リンク以外のリンクを順序にベース
に組み付けてから、操作リンクで、連動連結させること
ができる。これにより、ドアロック装置を組み立てる作
業を簡略化させることができる。
ンク、ロッキングリンク、および解除リンクをベースに
組み付けた状態において、ロッキング用係合部をロッキ
ングリンクに係合させ、さらに、この状態から解除用係
合部を解除リンクに係合させることが可能であるから、
解除リンク等、操作リンク以外のリンクを順序にベース
に組み付けてから、操作リンクで、連動連結させること
ができる。これにより、ドアロック装置を組み立てる作
業を簡略化させることができる。
第1A図は、本考案によるドアロック装置の構造を詳示す
る正面図、 第1B図は、第1A図のIB−IB線による断面図、 第2A図は、第1ロッキングリンクを示す正面図、 第2B図は、解除リンクを示す正面図、 第2C図は、回動リンクと解除リンクとの係合状態を示す
図、 第2D図は、開放リンクを示す正面図、 第3A図は、操作リンクを拡大して示す正面図、 第3B図は、第3A図の平面図、 第4A図は、取付プレートの側面図、 第4B図は、第4A図の正面図、 第4C図は、第4B図のIVC−IVCによる断面図である。 11……ドアロック装置、12……ベース、13……第1ロッ
キングリンク(ロッキングリンク)、15……ロッキング
ピン、16……解除リンク、17……取付プレート、19……
支持ピン、20……操作リンク、21……連動長孔、22,25
……係合切欠部、23……係合鉤部、26,30……枢支ピ
ン、29,39,50……連結ロッド、31……引張りスプリン
グ、32……回動リンク、33……連動ワイヤ、35……開放
リンク、36……第2ロッキングリンク(ロッキングリン
ク)、37……係合突部、39……連結ロッド、40……折曲
部、41……押圧操作部、42……長尺部、43……短尺部、
44……プレート本体、45……支持端部、46……嵌合孔、
47……ボス部。
る正面図、 第1B図は、第1A図のIB−IB線による断面図、 第2A図は、第1ロッキングリンクを示す正面図、 第2B図は、解除リンクを示す正面図、 第2C図は、回動リンクと解除リンクとの係合状態を示す
図、 第2D図は、開放リンクを示す正面図、 第3A図は、操作リンクを拡大して示す正面図、 第3B図は、第3A図の平面図、 第4A図は、取付プレートの側面図、 第4B図は、第4A図の正面図、 第4C図は、第4B図のIVC−IVCによる断面図である。 11……ドアロック装置、12……ベース、13……第1ロッ
キングリンク(ロッキングリンク)、15……ロッキング
ピン、16……解除リンク、17……取付プレート、19……
支持ピン、20……操作リンク、21……連動長孔、22,25
……係合切欠部、23……係合鉤部、26,30……枢支ピ
ン、29,39,50……連結ロッド、31……引張りスプリン
グ、32……回動リンク、33……連動ワイヤ、35……開放
リンク、36……第2ロッキングリンク(ロッキングリン
ク)、37……係合突部、39……連結ロッド、40……折曲
部、41……押圧操作部、42……長尺部、43……短尺部、
44……プレート本体、45……支持端部、46……嵌合孔、
47……ボス部。
Claims (7)
- 【請求項1】ドアと車両ボディのいずれか一方に固定し
たストライカと、他方に設けた、ラチェット部材および
フック部材との係合動作により上記ストライカを把持す
るロック機構;上記ラチェット部材とフック部材との係
合を解除してロック機構を開放させる開放リンク;この
開放リンクに、ロック機構を開放させる操作力を付与す
る操作リンク;この操作リンクを介して開放リンクに上
記ロック開放操作力を付与する解除リンク;上記操作リ
ンクを、開放リンクとの非係合位置に移動させるロッキ
ングリンク;および上記開放リンク、操作リンク、解除
リンク、およびロッキングリンクを支持するベースを有
するドアロック装置において、 上記操作リンクは、ロッキングリンクと係合するロッキ
ング用係合部、および解除リンクと係合する解除用係合
部を有し、上記開放リンク、ロッキングリンク、および
解除リンクを上記ベースに組み付けた状態において、ロ
ッキング用係合部をロッキングリンクに係合させること
が可能であり、さらに解除用係合部を解除リンクに係合
させることが可能であることを特徴とするドアロック装
置。 - 【請求項2】請求項1において、さらに、ロッキングリ
ンクは係合部を有し、この係合部は、ロッキングリンク
に設けたロッキングピンまたは係合突部であり、ロッキ
ング用係合部は、このロッキングピンまたは係合突部に
嵌め込み可能な長孔であるドアロック装置。 - 【請求項3】請求項1において、ロッキングリンクは、
ロッキングピンを有する第1ロッキングリンク、および
係合突部を有する第2ロッキングリンクであるドアロッ
ク装置。 - 【請求項4】請求項1において、さらに、解除リンクは
係合部を有し、この係合部は、解除リンクに設けた支持
ピンであり、解除用係合部は、この支持ピンに嵌め込み
可能な切欠部であるドアロック装置。 - 【請求項5】請求項4において、解除リンクに設けた支
持ピンにはあらかじめ取付プレートが嵌合支持されてい
て、この取付プレートが、支持ピンに嵌め込まれた解除
リンクの係合部付近を把持して該支持ピンに対し回動支
持するドアロック装置。 - 【請求項6】請求項5において、取付プレートは、支持
ピンに嵌合される嵌合孔を有するプレート本体;および
このプレート本体に対して回動可能で、支持ピンに嵌め
込まれた解除リンクの係合部付近に、その回動により係
合する係合鉤部を有するドアロック装置。 - 【請求項7】請求項6において、支持ピンに嵌め込まれ
た解除リンクの係合部付近には、取付プレートの係合鉤
部と係合可能な切欠部が形成されているドアロック装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10189290U JP2514361Y2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | ドアロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10189290U JP2514361Y2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | ドアロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0459278U JPH0459278U (ja) | 1992-05-21 |
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1990
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