JPS6220043B2 - - Google Patents
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- JPS6220043B2 JPS6220043B2 JP57013232A JP1323282A JPS6220043B2 JP S6220043 B2 JPS6220043 B2 JP S6220043B2 JP 57013232 A JP57013232 A JP 57013232A JP 1323282 A JP1323282 A JP 1323282A JP S6220043 B2 JPS6220043 B2 JP S6220043B2
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- Japan
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- air
- mix door
- calculation circuit
- heater
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 3
- 206010016326 Feeling cold Diseases 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 description 1
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 description 1
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、空気調和装置に関する。
従来の空気調和装置としては、第１図及び第２
図に示すようなものがある。即ち、１がフロント
側エアコンデイシヨナで、空気取入口２から空気
を取入れるモータフアン３、この空気を冷却する
エバポレータ４、一旦冷却された空気を加熱する
ヒータのヒータコア５、運転モードや設定温度に
よりヒータコア５への空気流入量を制御するエア
ミツクスドア６、適温風とされた空気を車室内へ
吹出す吹出口７，８，９及び上記エアミツクスド
ア６の開度調節器１０を備えている。尚、図中７
ａ，８ａ，９ａはアクチユエータ、７ｂ，８ｂ，
９ｂはソレノイドバルブで、夫々上記吹出口７，
８，９駆動用で、エアミツクスドア６の開度に応
じて吹出口７，８，９を開閉するものである。
図に示すようなものがある。即ち、１がフロント
側エアコンデイシヨナで、空気取入口２から空気
を取入れるモータフアン３、この空気を冷却する
エバポレータ４、一旦冷却された空気を加熱する
ヒータのヒータコア５、運転モードや設定温度に
よりヒータコア５への空気流入量を制御するエア
ミツクスドア６、適温風とされた空気を車室内へ
吹出す吹出口７，８，９及び上記エアミツクスド
ア６の開度調節器１０を備えている。尚、図中７
ａ，８ａ，９ａはアクチユエータ、７ｂ，８ｂ，
９ｂはソレノイドバルブで、夫々上記吹出口７，
８，９駆動用で、エアミツクスドア６の開度に応
じて吹出口７，８，９を開閉するものである。
開度調節器１０は、エアミツクスドア駆動用の
アクチユエータ１１、エアミツクスドア６の開度
により上記吹出口７，８，９を開閉駆動するスラ
イドスイツチ１２、エアミツクスドア６の開度を
検出するポテンシヨメータを用いた開度センサ１
３、上記アクチユエータ１１を駆動するエンジン
吸気管〔図示せず〕のバキユームを上記アクチユ
エータ１１に導びくためのソレノイドバルブ１４
及びこのアクチユエータ１１を大気解放するため
のソレノイドバルブ１５を備えている。
アクチユエータ１１、エアミツクスドア６の開度
により上記吹出口７，８，９を開閉駆動するスラ
イドスイツチ１２、エアミツクスドア６の開度を
検出するポテンシヨメータを用いた開度センサ１
３、上記アクチユエータ１１を駆動するエンジン
吸気管〔図示せず〕のバキユームを上記アクチユ
エータ１１に導びくためのソレノイドバルブ１４
及びこのアクチユエータ１１を大気解放するため
のソレノイドバルブ１５を備えている。
２０はリヤ側クーラで、空気取入口２１の近辺
に一体的に設けた車室内空気の浄化、脱臭及び殺
菌を行なう空気清浄器２２、空気取入れ用のモー
タフアン２３、この空気を冷却するエバポレータ
２４、及び車室上方へ向けた上部吹出口２５を備
えている。そしてこの空気清浄器２２は、リヤ側
クーラ２０のON―OFFと連動することも、また
空気清浄器２２のみ単独でON―OFFすることも
共に可能としてある。そして、２６は冷媒用止弁
で、フロント側エアコンデイシヨナ１及びリヤ側
クーラ２０のエバポレータ４，２４が並列接続と
してあるので、リヤ側のエバポレータ２４のみを
OFFとする際そこに冷媒が流入せぬように冷媒
の流路を閉じるものである。（実開昭56―168408
号公報参照） 尚、図中２７はコンプレツサ、２８はコンデン
サ、２９は受液器、３０，３１は膨張弁である。
に一体的に設けた車室内空気の浄化、脱臭及び殺
菌を行なう空気清浄器２２、空気取入れ用のモー
タフアン２３、この空気を冷却するエバポレータ
２４、及び車室上方へ向けた上部吹出口２５を備
えている。そしてこの空気清浄器２２は、リヤ側
クーラ２０のON―OFFと連動することも、また
空気清浄器２２のみ単独でON―OFFすることも
共に可能としてある。そして、２６は冷媒用止弁
で、フロント側エアコンデイシヨナ１及びリヤ側
クーラ２０のエバポレータ４，２４が並列接続と
してあるので、リヤ側のエバポレータ２４のみを
OFFとする際そこに冷媒が流入せぬように冷媒
の流路を閉じるものである。（実開昭56―168408
号公報参照） 尚、図中２７はコンプレツサ、２８はコンデン
サ、２９は受液器、３０，３１は膨張弁である。
しかしながら、このような従来の空気調和装置
にあつては、空気清浄器２２をONとすると、リ
ヤ側クーラ２０がONとしてある場合は勿論OFF
としてある場合でも乗員、特に後席乗員が上部吹
出口２５からの吹出風のために体表面の気化熱が
奪われて、寒さを感じることがあり、その都度、
空気清浄器２２を一旦OFFとしたり、フロント
側エアコンデイシヨナ１の運転モードを変えて乗
員が寒さを感じないように車室内温度を調節しな
ければならないという面倒さがある、という問題
点があつた。
にあつては、空気清浄器２２をONとすると、リ
ヤ側クーラ２０がONとしてある場合は勿論OFF
としてある場合でも乗員、特に後席乗員が上部吹
出口２５からの吹出風のために体表面の気化熱が
奪われて、寒さを感じることがあり、その都度、
空気清浄器２２を一旦OFFとしたり、フロント
側エアコンデイシヨナ１の運転モードを変えて乗
員が寒さを感じないように車室内温度を調節しな
ければならないという面倒さがある、という問題
点があつた。
この発明は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、エアコンデイシヨナに空気清
浄器を一体的に備えエアコンデイシヨナのヒータ
と上記空気清浄器を連動せしめ、空気清浄器とヒ
ータとを共に作動させたときのヒータへのエア流
量をエアミツクスドアにて制御する空気調和装置
であつて、上記エアコンデイシヨナには、室温設
定器により設定された設定室温と、外気温センサ
にて検出された外気温と、室内センサにより検出
された室温より、所定の目標吹出温を設定する目
標吹出温演算回路と、吸込空気温センサにより検
出された吸込空気温よりエバポレータ出口温を算
出するエバポレータ出口温演算回路と、空気清浄
器作動用の空気清浄スイツチを作動することによ
り、エアミツクスドア開度設定信号を算出・発生
するエアミツクスドア開度演算回路と、前記エア
ミツクスドア開度設定信号及びエアミツクスドア
の開度センサにて検出されるエアミツクスドア開
度信号を、比較して開度制御信号を発生させる比
較器を含む演算部とが備えられ、この演算部より
発生せしめられた開度制御信号に基づきアクチユ
エータを介して上記エアミツクスドアの開度を制
御自在とし、更に、上記空気清浄スイツチには、
モータフアンへの印加電圧を算出する電圧演算回
路及びモータフアンの駆動制御を行うモータ電圧
制御回路が接続され、上記ヒータへのエア流量を
制御自在とすることにより従来の不具合を解決せ
んとしている。
てなされたもので、エアコンデイシヨナに空気清
浄器を一体的に備えエアコンデイシヨナのヒータ
と上記空気清浄器を連動せしめ、空気清浄器とヒ
ータとを共に作動させたときのヒータへのエア流
量をエアミツクスドアにて制御する空気調和装置
であつて、上記エアコンデイシヨナには、室温設
定器により設定された設定室温と、外気温センサ
にて検出された外気温と、室内センサにより検出
された室温より、所定の目標吹出温を設定する目
標吹出温演算回路と、吸込空気温センサにより検
出された吸込空気温よりエバポレータ出口温を算
出するエバポレータ出口温演算回路と、空気清浄
器作動用の空気清浄スイツチを作動することによ
り、エアミツクスドア開度設定信号を算出・発生
するエアミツクスドア開度演算回路と、前記エア
ミツクスドア開度設定信号及びエアミツクスドア
の開度センサにて検出されるエアミツクスドア開
度信号を、比較して開度制御信号を発生させる比
較器を含む演算部とが備えられ、この演算部より
発生せしめられた開度制御信号に基づきアクチユ
エータを介して上記エアミツクスドアの開度を制
御自在とし、更に、上記空気清浄スイツチには、
モータフアンへの印加電圧を算出する電圧演算回
路及びモータフアンの駆動制御を行うモータ電圧
制御回路が接続され、上記ヒータへのエア流量を
制御自在とすることにより従来の不具合を解決せ
んとしている。
以下この発明の詳細を、図面に示す実施例を参
照して説明する。尚、以下の説明では従来と共通
部分には共通符号を付し、重複説明は省略する。
照して説明する。尚、以下の説明では従来と共通
部分には共通符号を付し、重複説明は省略する。
第３図〜第６図は、この発明の一実施例を示す
図である。まず構成を説明すると、５０はリヤ側
エアコンデイシヨナで、空気取入口２１、空気清
浄器２２、モータフアン２３、エバポレータ２４
に加えて、エバポレータ２４で一旦冷却した空気
を加熱するヒータのヒータコア５１、運転モード
や設定温度によりヒータコア５１への空気流入量
を制御するエアミツクスドア５２、適温風とされ
た空気を車室上方へ吹出す上部吹出口５３、後席
乗員の足元付近へ適温風を吹出す下部吹出口５
４、両吹出口５３，５４の開閉を切換るモードド
ア５５、及び上記エアミツクスドア５２の開度調
節器５６を備えている。尚、図中５７はアクチユ
エータ、５８，５９はソレノイドバルブで、エア
ミツクスドア５２の開度に応じて上記モードドア
５５を駆動するものである。
図である。まず構成を説明すると、５０はリヤ側
エアコンデイシヨナで、空気取入口２１、空気清
浄器２２、モータフアン２３、エバポレータ２４
に加えて、エバポレータ２４で一旦冷却した空気
を加熱するヒータのヒータコア５１、運転モード
や設定温度によりヒータコア５１への空気流入量
を制御するエアミツクスドア５２、適温風とされ
た空気を車室上方へ吹出す上部吹出口５３、後席
乗員の足元付近へ適温風を吹出す下部吹出口５
４、両吹出口５３，５４の開閉を切換るモードド
ア５５、及び上記エアミツクスドア５２の開度調
節器５６を備えている。尚、図中５７はアクチユ
エータ、５８，５９はソレノイドバルブで、エア
ミツクスドア５２の開度に応じて上記モードドア
５５を駆動するものである。
開度調節器５６は、エアミツクスドア駆動用の
アクチユエータ６０、エアミツクスドア５２の開
度によりモードドア５５の位置決めを行なうスラ
イドスイツチ６１、エアミツクスドア５２の開度
を検出する開度センサ６２、上記アクチユエータ
６０を駆動するエンジン吸気管〔図示せず〕のバ
キユームをアクチユエータ６０に導びくソレノイ
ドバルブ６３及びこのアクチユエータ６０を大気
解放するためのソレノイドバルブ６４を備えてい
る。
アクチユエータ６０、エアミツクスドア５２の開
度によりモードドア５５の位置決めを行なうスラ
イドスイツチ６１、エアミツクスドア５２の開度
を検出する開度センサ６２、上記アクチユエータ
６０を駆動するエンジン吸気管〔図示せず〕のバ
キユームをアクチユエータ６０に導びくソレノイ
ドバルブ６３及びこのアクチユエータ６０を大気
解放するためのソレノイドバルブ６４を備えてい
る。
７０は作動制御部で、後記する各センサ等から
のアナログ信号をデジタル信号に変換するAD変
換器７１、このAD変換器７１からの信号により
エアミツクスドア６，５２駆動用信号を演算・出
力する演算部７２及び演算部７２からの上記駆動
用信号をアナログ信号に変換するDA変換器７３
とにより構成してあり、エアミツクスドアアクチ
ユエータ駆動制御回路７４〔例えばパワーサー
ボ〕及びエアミツクスドア駆動用のアクチユエー
タ１１，６０を介してエアミツクスドア６，５２
の開度を調節するものとしてある。図中７５は外
気温センサ、７６は室温センサ、７７はフロント
側吸込空気温センサ、７８はリヤ側吸込空気温セ
ンサで、各々車両の適宜位置に設けてあり、夫々
検出値〔外気温ＴA、室温ＴR、フロント側吸込空
気温T1、リヤ側吸込空気温T2〕を上記AD変換器
７１へ入力するものである。また、このAD変換
器７１へは、計器盤７９に設けた室温設定器８０
から設定室温T0が、更にフロント側及びリヤ側
の開度センサ１３，６２から夫々エアミツクスド
ア開度信号X1，X2が入力するようにしてある。
のアナログ信号をデジタル信号に変換するAD変
換器７１、このAD変換器７１からの信号により
エアミツクスドア６，５２駆動用信号を演算・出
力する演算部７２及び演算部７２からの上記駆動
用信号をアナログ信号に変換するDA変換器７３
とにより構成してあり、エアミツクスドアアクチ
ユエータ駆動制御回路７４〔例えばパワーサー
ボ〕及びエアミツクスドア駆動用のアクチユエー
タ１１，６０を介してエアミツクスドア６，５２
の開度を調節するものとしてある。図中７５は外
気温センサ、７６は室温センサ、７７はフロント
側吸込空気温センサ、７８はリヤ側吸込空気温セ
ンサで、各々車両の適宜位置に設けてあり、夫々
検出値〔外気温ＴA、室温ＴR、フロント側吸込空
気温T1、リヤ側吸込空気温T2〕を上記AD変換器
７１へ入力するものである。また、このAD変換
器７１へは、計器盤７９に設けた室温設定器８０
から設定室温T0が、更にフロント側及びリヤ側
の開度センサ１３，６２から夫々エアミツクスド
ア開度信号X1，X2が入力するようにしてある。
演算部７２は、目標吹出温演算回路８１、エバ
ポレータ出口温演算回路８２、エアミツクスドア
開度演算回路８３及び比較器８４から構成してあ
る。目標吹出温演算回路８１は、AD変換器７１
を介して入力する設定室温ＴO、室温ＴR及び外気
温ＴAにより目標吹出温ＴACを算出する回路であ
る（例えばＴAC＝Ａ・ＴO＋Ｂ（ＴO−ＴR）＋Ｃ・
ＴA＋Ｄ：但しＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄは定数）。エバポレ
ータ出口温演算回路８２はAD変換器７１を介し
て入力するフロント側吸込空気温T1、リヤ側吸
込空気温T2によりエバポレータ出口温度ＴE，Ｔ
E′を算出する回路である。そしてエアミツクスド
ア開度演算回路８３は、上記目標吹出温ＴAC及び
エバポレータ出口温ＴE，ＴE′により、或いは空
気清浄器作動用の空気清浄スイツチ８８をONと
して作動させることによりエアミツクスドア開度
設定信号Ｙを算出・発生させる回路である。更に
比較器８４は、上記エアミツクスドア開度設定信
号Ｙ及びAD変換器７１を介して入力するエアミ
ツクスドア開度信号X1，X2とを比較し、DA変換
器７３エアミツクスドアアクチユエータ駆動回路
７４、エアミツクスドア駆動用のアクチユエータ
１１，６０を介してエアミツクスドア６，５２の
開度を制御自在とする開度制御信号Ｚを発生させ
るものである。即ち、エアミツクスドア開度設定
信号Ｙとエアミツクスドア開度信号X1，X2とが
等しくなるよう制御する信号を発生させるもので
ある。また、エバポレータ出口温演算回路８２は
計器盤７９に設けたコンプレツサ２７ON―OFF
用のエアコンスイツチ８５と接続し、コンプレツ
サ２７がOFFの時は作動せぬようにしてある。
ポレータ出口温演算回路８２、エアミツクスドア
開度演算回路８３及び比較器８４から構成してあ
る。目標吹出温演算回路８１は、AD変換器７１
を介して入力する設定室温ＴO、室温ＴR及び外気
温ＴAにより目標吹出温ＴACを算出する回路であ
る（例えばＴAC＝Ａ・ＴO＋Ｂ（ＴO−ＴR）＋Ｃ・
ＴA＋Ｄ：但しＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄは定数）。エバポレ
ータ出口温演算回路８２はAD変換器７１を介し
て入力するフロント側吸込空気温T1、リヤ側吸
込空気温T2によりエバポレータ出口温度ＴE，Ｔ
E′を算出する回路である。そしてエアミツクスド
ア開度演算回路８３は、上記目標吹出温ＴAC及び
エバポレータ出口温ＴE，ＴE′により、或いは空
気清浄器作動用の空気清浄スイツチ８８をONと
して作動させることによりエアミツクスドア開度
設定信号Ｙを算出・発生させる回路である。更に
比較器８４は、上記エアミツクスドア開度設定信
号Ｙ及びAD変換器７１を介して入力するエアミ
ツクスドア開度信号X1，X2とを比較し、DA変換
器７３エアミツクスドアアクチユエータ駆動回路
７４、エアミツクスドア駆動用のアクチユエータ
１１，６０を介してエアミツクスドア６，５２の
開度を制御自在とする開度制御信号Ｚを発生させ
るものである。即ち、エアミツクスドア開度設定
信号Ｙとエアミツクスドア開度信号X1，X2とが
等しくなるよう制御する信号を発生させるもので
ある。また、エバポレータ出口温演算回路８２は
計器盤７９に設けたコンプレツサ２７ON―OFF
用のエアコンスイツチ８５と接続し、コンプレツ
サ２７がOFFの時は作動せぬようにしてある。
モータフアン３，２３の風量制御は、AD変換
器７１と接続する電圧演算回路８６、モータ電圧
制御回路８７によつて行われるものとしてある。
即ち、電圧演算回路８６は、AD変換器７１から
入力する設定室温ＴO及び室温ＴRによりモータフ
アン３，２３への印加電圧を算出・出力する回
路、モータ電圧制御回路８７は、上記印加電圧に
よりモータフアン３，２３への夫々の印加電圧を
制御する回路としてあるものである。
器７１と接続する電圧演算回路８６、モータ電圧
制御回路８７によつて行われるものとしてある。
即ち、電圧演算回路８６は、AD変換器７１から
入力する設定室温ＴO及び室温ＴRによりモータフ
アン３，２３への印加電圧を算出・出力する回
路、モータ電圧制御回路８７は、上記印加電圧に
よりモータフアン３，２３への夫々の印加電圧を
制御する回路としてあるものである。
８８は空気清浄器スイツチで、空気清浄器を
ON―OFFするスイツチで、計器盤７９に設けて
あり、上記エアミツクスドア開度演算回路８３及
び電圧演算回路８６と接続している。そしてフロ
ント側エアコンデイシヨナ１のヒータモード時、
即ち運転モードがAUTO.HEAT.BI―LEVEL.
DEF等〔第４図参照〕でヒータコア５が作動す
ることがあるモード時、又はフロント、リヤ両側
エアコンデイシヨナ１，５０の非ヒータモード
時、即ち双方共にOFFの時や、運転モードが
VENT.AUTO時で室温設定器８０による設定室
温ＴOが室温ＴRを上過つている状態に於いて、こ
の空気清浄器スイツチ８８をONとして空気清浄
器２２が作動すると、電圧演算回路８６、モータ
電圧制御回路８７を介してリヤ側のモータフアン
２３の駆動制御を行ないモータフアン２３を一定
風量運転とし、更にリヤ側のヒータコア５１を自
動的にONとして室温ＴRを自動調整とすべく、エ
アミツクスドア開度演算回路８３よりエアミツク
スドア開度設定信号Ｙを算出・発生せしめるもの
である。
ON―OFFするスイツチで、計器盤７９に設けて
あり、上記エアミツクスドア開度演算回路８３及
び電圧演算回路８６と接続している。そしてフロ
ント側エアコンデイシヨナ１のヒータモード時、
即ち運転モードがAUTO.HEAT.BI―LEVEL.
DEF等〔第４図参照〕でヒータコア５が作動す
ることがあるモード時、又はフロント、リヤ両側
エアコンデイシヨナ１，５０の非ヒータモード
時、即ち双方共にOFFの時や、運転モードが
VENT.AUTO時で室温設定器８０による設定室
温ＴOが室温ＴRを上過つている状態に於いて、こ
の空気清浄器スイツチ８８をONとして空気清浄
器２２が作動すると、電圧演算回路８６、モータ
電圧制御回路８７を介してリヤ側のモータフアン
２３の駆動制御を行ないモータフアン２３を一定
風量運転とし、更にリヤ側のヒータコア５１を自
動的にONとして室温ＴRを自動調整とすべく、エ
アミツクスドア開度演算回路８３よりエアミツク
スドア開度設定信号Ｙを算出・発生せしめるもの
である。
計器盤７９には、上記した室温設定器８０とし
てフロント側設定スイツチ８９、リヤ側設定スイ
ツチ９０、更に、上記したエアコンスイツチ８５
及び空気清浄器スイツチ８８に加えて、フロント
側及びリヤ側のモータフアンスイツチ９１，９
２、モード切換スイツチ９３、リヤ側エアコン
ON―OFFスイツチ９４が設けてあり、夫々必要
に応じて乗員が操作するものとしてある。
てフロント側設定スイツチ８９、リヤ側設定スイ
ツチ９０、更に、上記したエアコンスイツチ８５
及び空気清浄器スイツチ８８に加えて、フロント
側及びリヤ側のモータフアンスイツチ９１，９
２、モード切換スイツチ９３、リヤ側エアコン
ON―OFFスイツチ９４が設けてあり、夫々必要
に応じて乗員が操作するものとしてある。
尚、図示せぬがモータフアンスイツチ９１，９
２が第６図中に示すAUTO位置となつている場
合、両側のエアコンデイシヨナ１，５０が共に風
量、モード、温度調節を設定室温に従つて自動制
御するモード自動切換装置が設けてある。また、
上記エアコンスイツチ８５、空気清浄器スイツチ
８８、リヤ側エアコンON―OFFスイツチ９４
は、両側エアコンデイシヨナ１，５０の運転状態
にかかわらず任意にON―OFFできるものとして
ある。
２が第６図中に示すAUTO位置となつている場
合、両側のエアコンデイシヨナ１，５０が共に風
量、モード、温度調節を設定室温に従つて自動制
御するモード自動切換装置が設けてある。また、
上記エアコンスイツチ８５、空気清浄器スイツチ
８８、リヤ側エアコンON―OFFスイツチ９４
は、両側エアコンデイシヨナ１，５０の運転状態
にかかわらず任意にON―OFFできるものとして
ある。
次に作用を説明する。
〔フロント側エアコンデイシヨナのヒータモ
ード時又はフロント、リヤ両側エアコンデイシ
ヨナの非ヒータモード時〕 この時、空気清浄器スイツチ８８をONとし
空気清浄器２２を作動させると、空気清浄器ス
イツチ８８からの信号がエアミツクスドア開度
演算回路８３及び電圧演算回路８６へ入力す
る。するとリヤ側のモータフアン２３への印加
電圧が電圧演算回路８６、モータ電圧制御回路
８７によつて一定電圧となり、モータフアン２
３は一定風量、即ち吐出風量が固定、となつて
作動し、加えてリヤ側のエアミツクスドア５２
を暖房側に回動させ自動的に吹出温を調節する
ように作動する。そしてリヤ側のエアコンデイ
シヨナ５０からは清浄された空気がヒータコア
５１により加熱され適温風となつて上部吹出口
５３から吹出す。
ード時又はフロント、リヤ両側エアコンデイシ
ヨナの非ヒータモード時〕 この時、空気清浄器スイツチ８８をONとし
空気清浄器２２を作動させると、空気清浄器ス
イツチ８８からの信号がエアミツクスドア開度
演算回路８３及び電圧演算回路８６へ入力す
る。するとリヤ側のモータフアン２３への印加
電圧が電圧演算回路８６、モータ電圧制御回路
８７によつて一定電圧となり、モータフアン２
３は一定風量、即ち吐出風量が固定、となつて
作動し、加えてリヤ側のエアミツクスドア５２
を暖房側に回動させ自動的に吹出温を調節する
ように作動する。そしてリヤ側のエアコンデイ
シヨナ５０からは清浄された空気がヒータコア
５１により加熱され適温風となつて上部吹出口
５３から吹出す。
〔フロント、リヤ側両エアコンデイシヨナの
AUTOモード時〕 上記のように両側のエアコンデイシヨナ１、
５０は共に風量、運転モード、温度調節及び吹
出口の選択は、設定室温に従つて自動制御さ
れ、空気清浄器２２も空気清浄器スイツチ８８
を改めてOFFとしないかぎり自動的にONして
車室内空気を清浄する。
AUTOモード時〕 上記のように両側のエアコンデイシヨナ１、
５０は共に風量、運転モード、温度調節及び吹
出口の選択は、設定室温に従つて自動制御さ
れ、空気清浄器２２も空気清浄器スイツチ８８
を改めてOFFとしないかぎり自動的にONして
車室内空気を清浄する。
〔上記以外のモード時〕
上記以外のモード、例えばVENTモード時の
場合も、吹出口がモードに合わせて選択固定さ
れる他は、上記の場合と同様である。
場合も、吹出口がモードに合わせて選択固定さ
れる他は、上記の場合と同様である。
即ちこの空気調和装置にあつては全ての空気
調和装置運転モードで、リヤ側エアコンデイシ
ヨナ５０の上部吹出口５３からの吹出風が乗員
に当つても寒さを感じさせないようにして空気
清浄器２２が作動する。
調和装置運転モードで、リヤ側エアコンデイシ
ヨナ５０の上部吹出口５３からの吹出風が乗員
に当つても寒さを感じさせないようにして空気
清浄器２２が作動する。
以上説明してきたように、この発明に係る空気
調和装置は、以上説明してきたような内容のもの
なので、エアミツクスドア開度演算回路によるエ
アミツクスドアの開度調整と、電圧演算回路、モ
ータ電圧制御回路によるヒータへのエア流量調整
とが、自動制御されて、清浄化されたエアはその
時の車室内雰囲気に一番見合つた状態に温度調整
された吹出風となつて吹出すので、乗員に体感温
度の変化をほとんど与えず、しかもエアコンデイ
シヨナのエバポレータの作動時、非作動時いかん
にかかわらず清浄化された、そして最適温に温度
調整された吹出風を吹出さすことができ、更にエ
バポレータの作動時には清浄化されたエアがいわ
ゆる空気調和されたエアとして吹出されることに
なり高精度の微妙な温度調整の行なわれた清浄エ
アが乗員に当るので、単に寒さを感じさせぬだけ
でなく、むしろ乗員を好適な雰囲気下におくこと
ができるという効果がある。
調和装置は、以上説明してきたような内容のもの
なので、エアミツクスドア開度演算回路によるエ
アミツクスドアの開度調整と、電圧演算回路、モ
ータ電圧制御回路によるヒータへのエア流量調整
とが、自動制御されて、清浄化されたエアはその
時の車室内雰囲気に一番見合つた状態に温度調整
された吹出風となつて吹出すので、乗員に体感温
度の変化をほとんど与えず、しかもエアコンデイ
シヨナのエバポレータの作動時、非作動時いかん
にかかわらず清浄化された、そして最適温に温度
調整された吹出風を吹出さすことができ、更にエ
バポレータの作動時には清浄化されたエアがいわ
ゆる空気調和されたエアとして吹出されることに
なり高精度の微妙な温度調整の行なわれた清浄エ
アが乗員に当るので、単に寒さを感じさせぬだけ
でなく、むしろ乗員を好適な雰囲気下におくこと
ができるという効果がある。
第１図は、従来の空気調和装置を示す説明図、
第２図は、第１図の空気調和装置の一部を拡大し
て示す概略説明図、第３図は、この発明の空気調
和装置を示す説明図、第４図は、第３図の空気調
和装置の一部を拡大して示す概略説明図、第５図
は、第４図の空気調和装置の作動制御部の回路を
示す概略説明図、そして、第６図は、計器盤の説
明図である。 １……フロント側エアコンデイシヨナ、５……
フロント側のヒータのヒータコア、１０……フロ
ント側のエアミツクスドアの開度調節器、２０…
…リヤ側クーラ、２２……空気清浄器、２７……
コンプレツサ、５０……リヤ側エアコンデイシヨ
ナ、５１……リヤ側のヒータのヒータコア、５６
……リヤ側のエアミツクスドアの開度調節器、Ｔ
A……外気温、ＴR……室温、ＴAC……目標吹出
温、８５……エアコンスイツチ、８８……空気清
浄器スイツチ。
第２図は、第１図の空気調和装置の一部を拡大し
て示す概略説明図、第３図は、この発明の空気調
和装置を示す説明図、第４図は、第３図の空気調
和装置の一部を拡大して示す概略説明図、第５図
は、第４図の空気調和装置の作動制御部の回路を
示す概略説明図、そして、第６図は、計器盤の説
明図である。 １……フロント側エアコンデイシヨナ、５……
フロント側のヒータのヒータコア、１０……フロ
ント側のエアミツクスドアの開度調節器、２０…
…リヤ側クーラ、２２……空気清浄器、２７……
コンプレツサ、５０……リヤ側エアコンデイシヨ
ナ、５１……リヤ側のヒータのヒータコア、５６
……リヤ側のエアミツクスドアの開度調節器、Ｔ
A……外気温、ＴR……室温、ＴAC……目標吹出
温、８５……エアコンスイツチ、８８……空気清
浄器スイツチ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ エアコンデイシヨナに空気清浄器を一体的に
備えエアコンデイシヨナのヒータと上記空気清浄
器を連動せしめ、空気清浄器とヒータとを共に作
動させたときのヒータへのエア流量をエアミツク
スドアにて制御する空気調和装置であつて、 上記エアコンデイシヨナには、 室温設定器により設定された設定室温と、外気
温センサにて検出された外気温と、室内センサに
より検出された室温より、所定の目標吹出温を設
定する目標吹出温演算回路と、 吸込空気温センサにより検出された吸込空気温
よりエバポレータ出口温を算出するエバポレータ
出口温演算回路と、 空気清浄器作動用の空気清浄スイツチを作動す
ることにより、エアミツクスドア開度設定信号を
算出・発生するエアミツクスドア開度演算回路
と、 前記エアミツクスドア開度設定信号及びエアミ
ツクスドアの開度センサにて検出されるエアミツ
クスドア開度信号を、比較して開度制御信号を発
生させる比較器を含む演算部とが備えられ、 この演算部より発生せしめられた開度制御信号
に基づきアクチユエータを介して上記エアミツク
スドアの開度を制御自在とし、 更に、上記空気清浄スイツチには、モータフア
ンへの印加電圧を算出する電圧演算回路及びモー
タフアンの駆動制御を行うモータ電圧制御回路が
接続され、上記ヒータへのエア流量を制御自在と
したことを特徴とする空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1323282A JPS58133911A (ja) | 1982-02-01 | 1982-02-01 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1323282A JPS58133911A (ja) | 1982-02-01 | 1982-02-01 | 空気調和装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58133911A JPS58133911A (ja) | 1983-08-09 |
| JPS6220043B2 true JPS6220043B2 (ja) | 1987-05-02 |
Family
ID=11827435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1323282A Granted JPS58133911A (ja) | 1982-02-01 | 1982-02-01 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58133911A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6133313A (ja) * | 1984-07-25 | 1986-02-17 | Diesel Kiki Co Ltd | 自動車用空気調和装置 |
| US4763564A (en) * | 1987-04-17 | 1988-08-16 | Ford Motor Company | Multiple unit automotive climate control system |
| JP3239378B2 (ja) * | 1991-08-09 | 2001-12-17 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置 |
| JP4508483B2 (ja) * | 2001-07-25 | 2010-07-21 | 三菱重工業株式会社 | 車両用空気調和装置 |
| KR101094845B1 (ko) * | 2004-06-18 | 2011-12-15 | 한라공조주식회사 | 차량용 공기 조화 장치 |
| JP7186890B2 (ja) * | 2019-09-27 | 2022-12-09 | 三菱電機株式会社 | 車両 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56161814U (ja) * | 1980-05-06 | 1981-12-02 |
-
1982
- 1982-02-01 JP JP1323282A patent/JPS58133911A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58133911A (ja) | 1983-08-09 |
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