JPS62195520A - 波形記憶装置用波形判定方法 - Google Patents

波形記憶装置用波形判定方法

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JPS62195520A
JPS62195520A JP61038917A JP3891786A JPS62195520A JP S62195520 A JPS62195520 A JP S62195520A JP 61038917 A JP61038917 A JP 61038917A JP 3891786 A JP3891786 A JP 3891786A JP S62195520 A JPS62195520 A JP S62195520A
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JP61038917A
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Kiyoto Tezuka
手塚 清登
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Hioki EE Corp
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Hioki Denki KK
Hioki EE Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はデジタルウェーブメモリ、デジタルオシログラ
フ、波形記録計、FFT(高速フリエ変換)アナライザ
などの波形記憶装置における波形判定方法に関する。
従来の技術 従来、製造ラインなどでは製品の良否を判別するために
波形の歪率や波高率などを測定する特性試験を行なって
いる。又、測定波形の判定にはサンプリング毎に、設定
した上限ないしは下限データとの比較を行なったり、基
準波形のデータとの差を演算したりする一般的に良く知
られた方法もある。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、そのような波形の判定方法では、通常、
時間軸入力に対してY軸方向の波高値等に対して判定基
準を設けるため、矩形波のような急激な変化を有する波
形に対しては時間軸方向の判定が十分に行なえず、これ
を実現しようとすると時間軸方向の高速データサンプリ
ング等が必要となり高価なものとなるなどの欠点を有し
ている。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた
ものであり、波形記憶装置に入力などするX−Y波形を
X軸、Y輪画方向の判定を同時に可能とすることによっ
て、急激に変化するX−Y波形に対しても精度の高い波
形判定方法を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するための手段を、以下本発明の構成を
示す第1図を用いて説明する。この波形記憶装置用波形
判定方法では、自〜P5のステップを踏む。先ず自で、
X−Y座標軸に対応して配列した記憶素子を用意する。
このような記憶素子を用いると、X−Y座標軸を使って
表わされる波形データに対応する位置にある記憶素子を
その記憶場所として選択できる。P2で、基準波形のデ
ータをそれらの記憶素子に記憶する。P3で、設定され
た判定基準によりその基準波形のデータを起点として、
少なくともX−Y座標軸の任意の一方向に判定基準範囲
のデータを作成し、記憶する。P4で、被測定波形のデ
ータを入力する。最後のP5で、被測定波形のデータを
判定基準範囲のデータと比較し、その適否を判定する。
作用 上記手段は次のように作用する。
X−Y座標軸に対応して配列された記憶素子を用意する
Plに関しては、波形記憶装置に備えられているRAM
をそのような記憶素子としてそのまま用い、又は他のメ
モリを新たに加えるだけでX−Y波形などをそのデータ
に対応する位置にあるメモリセルを指定して簡単に書き
込むことができるようになる。そこで、先ずP2で、そ
のようなRAMに基準波形のデータを記憶すると、判定
に必要な基準データが確保される。P3で、設定された
判定基準によりその基準波形のデータを起点として、少
なくともX−Y座標軸の任意の一方向に判定基準範囲の
データを作成する。そのため、基準波形のデータを起点
として、X−Y座標軸のいずれの方向にも判定基準範囲
のデータを作成することが可能となる。結局、判定基準
範囲のデータは基準波形のデータを起点として、その1
方向から全方向(周囲)に亘って適宜作成することがで
きる。その判定基準範囲のデータを記憶した後、P4で
、被測定波形のデータを入力すると、判定に必要な対比
データが得られたことになる。最終のP5で、被測定波
形のデータを判定基準範囲のデータと比較し、判定する
と、被測定波形のデータと判定基準範囲のデータとの一
致を適、不一致を否と判断したり、逆に一致を否、不一
致を適と判断したりすることが可能となる。
実施例 以下、添附図面に基づいて、本発明の実施例を詳細に説
明する。
第2図は、本発明を適用した波形記憶装置の一例の概略
を示すブロック図である。図中、10(10a、10b
)はアナログデータをデジタルデータに変換するA/D
コンバータ例えば8ビットA/Dコンバータである。即
ち、X−Y波形などのX−Y座標軸を使って表わされる
アナログ入力は、そのX成分、Y成分をそれぞれ対応す
るA/Dコンバータ10でデジタル出力に変換される。
12はマイクロコンピュータの中心となる周辺装置に対
する制御やデータなどの演算を行なうCPU(中央処理
装置)である。なお、このCPUI2は固有の対応する
ROM (読出し専用メモリ〉、RAM (読出し書込
み可能メモリ)などを備えている。即ち、8ビットCP
Uに対しては1ワード8ビット構成のROM、RAMで
おる。14(14a、14b)はX−Y波形などのデー
タを記憶するRAMであり、マトリックス状に配列した
メモリセル(記憶素、子)アレイを有し、X−Y座標軸
を使って表わされる波形データに対応する位置にあるメ
モリセルをその記憶場所として選択できるものである。
ここで、先ず、X−Y波形の判定方法に簡単に触れてお
く。今、X−Y波形(被測定波形)入力に対する分解能
を、仮にX軸、Y軸共にO〜9の10段階とする。する
と、X−Y座標の全ての考えられる座標点は100 (
”1OX10)点となる。
そこで、この100点に対応する10X10ビット=1
00ビットのメモリを用意する。そして、第3図に示す
ようにX−Y波形の適(OK>と判定する範囲(判定基
準範囲)にある各メモリセル(1ビット)を全て“1゛
′とじ、他を“Otpとする。なお、基準波形のデータ
の記憶から設定した判定基準範囲のデータの作成、記憶
に関しては後述する。いま、入力したX−Y波形の1デ
ータが、X=5、Y=6だとしたら、第3図に示された
RAMの(5,6)の座標に対応する1ビットを見る(
1ワード1ビット方式)。その際、その1ビットが“1
″だったら適(OK)、1(OIFだったら否(NG)
と判定する。
本発明の一実施例による波形記憶装置用波形判定方法を
i体内に説明する。そこで前述したRAM14には例え
ば1ワード1ビット方式で64にビットの容聞のものを
用いる。なお、市販されている汎用の16ビットCPU
では、アドレス1番地につき8ビットのデータ構成が多
いが、その内の1ビットだけを使って残りの7ビットは
空けておくものとする。結局、256X256ビットの
RAM14には、1ワード1ビット方式で64にビット
のデータが記憶されることになる。第4図に示すように
RAM14aには10000番地〜1FFFF番地(1
6進数表示)を指定する。又同様に、RAM14bには
20000番地〜2FFFF番地を指定する。なお、第
5図では、そのようなRAM14aとX−Y座標軸との
関係を示している。
このようなRAM14を用いてX=Y波形を判定するに
は、先ず判定に必要な基準データを確保しなければなら
ない。そのために、基準となるX−Y波形(基準波形)
をAIDコンバータ10に入力する。その際、基準波形
のX軸データ(X入力)、Y軸データ(Y入力)はそれ
ぞれ対応するxlyの各チャンネルを通りA/Dコンバ
ータ10から読み込まれ、CPtJ12に統括されてR
AM14aに書き込まれて行く。なお、基準波形には正
常又は模範的な波形を用いる。そのようなRAM14a
に対する書き込み動作は、1ワード1ビット方式とし、
サンプリング時間毎に、サンプリングデータに対応する
位置にあるメモリセルのレベルを0″から1″にして、
順次口き込みを続け、記憶すべきメモリセルに既にサン
プリングデータが入り1″となっている時にはそのまま
として書き込みを継続する。なお、本出願人は先に出願
した特願昭57−178633号(波形記録装置)にお
いて、1ワード1ビット方式を詳述している。
次に、設定した判定基準範囲のデータを基準波形のデー
タに基づいて作成し、記憶する過程を説明する。第6図
は、18X18ビットのメモリに仮託して設定した判定
基準範囲のデータの一例を示す説明図でおり、基準波形
の各データの左右上下方向に1ビット分の判定基準範囲
のデータを加えたものである。図中、黒く塗り潰した各
ビットは基準波形のデータを示す′1″のビット、斜線
を引いた各ビットは演算で加えた判定基準範囲のデータ
を示す“1″のビット、他の各ビットはOatのビット
を示している。実際には演算で加えた判定基準範囲のデ
ータは基準波形のデータ毎に、そのデータを起点として
、少なくともX−Y座標軸の任意の一方向に、任意のマ
ージンで作成することができる。そのため、第7図に示
すように基準波形を示す1データ(1ビット)を起点と
して、X軸方向にはa(左側マージン)、b(右側マー
ジン)、Y軸方向にはC(上側マージン)、d(下側マ
ージン)の各マージンを判定基準として設定し、処理プ
ログラムにより基準波形の各データより判定基準範囲の
各データを演算により作成し、記憶することが可能であ
る。
そこで、第8図、第9図、第10図及び第11図に示し
た処理プログラムのフローチャートに基づいて、設定し
た判定基準範囲のデータの作成と書き込み動作とを説明
する。第8図に示された左側マージン用処理プログラム
は、Plo”P2Oのステップにより実行される。先ず
自0で、設定した左側マージンaがOか判断する。YE
Sの場合には、直ちに次の右側マージン用処理プログラ
ムに入る。NOの場合にはPllに移る。Pllでは、
APを10000に指定する。なお、APはアドレスポ
インタを示す変数名である。PI3では、指定された番
地の内容(AP)が1″であるか、判断する。Noの場
合にはPI3で番地を増して上位番地に変えながら、P
2Oで最上位の1FFFF番地に達するまで、PI3で
、全番地の内容を繰り返して調べることになる。なお、
番地の内容がta 1 ppでおることは、その番地に
基準波形のデータが書き込まれて記憶されていることを
示している。YESの場合P13で、n(変数)をaに
する。次にPI3で、BPをAP−(100xn)に指
定する。
なお、BPはAPと同様な変数名である。自、で、その
BPが10000未満か、判断する。YESの場合には
、PI3、自8で、nを減じてQになるまで、BPを調
べる。何故ならBPが10000以上でなCプれば、左
側マージンにおける判定基準範囲データを作成しても、
記憶させることができないからである。したがって、N
Oの場合にはP1Oで、(BP)と(AP)との論理和
を取り、BPの内容として記憶させる。なお、(BP>
はBPで指定した番地の内容、■は論理和を示す。とこ
ろが、この(BP>は自2で、(AP)が“1″である
と、常に゛1パとなる。このため、PI3のステップは
省略してもよいが、無駄な処理を繰り返さないために設
けておくものである。なお、PI3のステップがある場
合には自らのステップはCBP>=1としてもよい。こ
のようにして、P15がNoの場合には、更にP1□、
PlBで、nを減じなからnがOになるまで、左側マー
ジンにおける判定基準範囲のデータを繰り返し演算して
作成し、記憶させて行く。このようなデータの作成と記
憶とは、基準波形の各データ毎に、それらの各データを
起点として、PI3で番地を増して上位番地に変えなが
ら、P2Oで1 FFFF番地に達するまで繰り返され
ることになる。結局、設定された判定基準(左側マージ
ン)により、記憶されている基準となる波形データを起
点として、X−Y座標軸の左側方向に、それらの基準と
なる波形データの全データを平行移動させると共に、基
準波形のデータを含むその平行移動範囲に含まれる全デ
ータをもって、被測定波形のために設定した判定基準範
囲とするものである。左側マージンにおける判定基準範
囲のデータの作成と記憶とが全て終了すると、P2Oで
、YESの場合に当たり、次の処理プログラムに入る。
第9図に示された石側マージン用処理プログラムはP2
5〜P35のステップにより実行される。この処理プロ
グラムの各ステップは、上述した左側マージン用のもの
といずれも順次対応する。ただ、マージンがbとなり、
APによる指定が1 FFFFより開始するため、判定
基準範囲のデータの作成と記憶とが、最上位番地(1F
FFF番地)から最下位番地(10000番地)に向か
い、かつ最左側性から最左側性に向って、各々実行され
ていく点が異なる。他は同様であり、P35で、YES
の場合には次の処理プログラムに入る。
第10図に示された上側マージン用処理プログラムはP
2O”P51のステップにより実行される。
先ずP2Oで、設定した上側マージンCがOか、判断す
る。YESの場合には、直ちに次の下側マージン用処理
プログラムに入る。Noの場合にはPd2に移る。Pd
2では、APを1 FFFFに指定する。Pd2では指
定された番地の内容(AP)が“1″であるか、判断す
る。Noの場合にはP2Oで、番地を減じて下位番地に
変えながら、P51で、最下位の10000番地に達す
るまで、Pd2で、全番地の内容を調べることになる。
なお、番地の内容が“1″でおることは、その番地に基
準波形のデータが、既に設定した左右マージンによる判
定基準範囲のデータが書き込まれて記憶されていること
を示しており、YESの場合P43で、n(変数)をC
にする。次にPd2で、APL (変数)をAPとOF
Fの論理積に定める。この処理により、APより下位の
8ビット分がそのまま残り、列を示すことになる。次に
P45で、APL+rlがOFFより大か、判定する。
YESの場合には、最上位列を超えることになるため、
Pd2、Pd2で、nを減じてOになるまで、APL+
nを調べる。
何故ならAPL+nが最上位列以下でなければ、上側マ
ージンにおける判定基準範囲のデータを作成しても、記
憶させることができないからである。
したがって、Noの場合にはPd2で、BPをAP十n
にする。次にP47で、(AP)と(BP)の論理和を
とり、BPの内容として記憶させる。このようにして、
P がNoの場合には、更にP4B、P2Oで、nを減
じなからOになるまで、上側マージンにおける判定基準
範囲のデータを繰り返し演算して作成し、記憶させて行
く。このようなデータの作成と記憶とは、既に記憶され
た基準波形と左右マージンによる判定基準範囲の各デー
タ毎に、それらの各データを起点として、P2Oで番地
を減らして下位番地に変えながら、P51で10000
番地に達するまで繰り返されることになる。結局、設定
された判定基準(上側マージン)により、記憶されてい
る基準となる波形データなどを起点として、X−Y座標
軸の上側方向に、それらの基準となる波形データなどの
全データを平行移動させると共に、基準波形のデータな
どを含むその平行移動範囲に含まれる全データをもって
、被測定波形のために設定した判定基準範囲とするもの
である。上側マージンにおける判定基準範囲のデータの
作成と記憶とが全て終了すると、P51で、YESの場
合に当たり、次の処理プログラムに入る。
第11図に示された下側マージン用処理プログラムはP
61〜P72のステップにより実行される。
この処理プログラムの各ステップは、上述した上側マー
ジン用のものといずれも順次対応する。ただ、マージン
がdとなり、APにより指定が10000番地より開始
するため、判定基準範囲のデータの作成と記憶とが、最
下位番地(10000番地)から最上位番地(’lFF
FF番地)に向かい、かつ最下側列から最上側列に向っ
て、各々実行されていく点が異なる。他は同様であり、
P71で、YESの場合には設定した判定基準範囲の全
データの作成と記憶とが全て終了する。なお、基準波形
のデータと後に演算によって加えた判定基準範囲のデー
タ間には差はなく、合せて設定した判定基準範囲のデー
タとなる。
次に被測定用のX−Y波形をA/Dコンバータ10から
入力し、基準波形と同様にRAM14bに書ぎ込んで記
憶する。なお、上述した基準波形のデータなどを記憶さ
せるRAM14aとRAM14bとは番地が異なるのみ
で、マトリックス状の構造は同一である。このようにし
て、判定に必要な対比データはそれぞれのRAM14に
全て格納されたことになる。
次に、被測定波形の判定をする。第12図は一括波形判
定用処理プログラムのフローチャートであり、P 70
” P 7Bのステップにより実行される。
先ずP7Oで、APを20000.BPを10000に
指定する。なお、20000番地はRAMl4bの最下
位番地、10000番地はRAM14aの最下位番地で
あり、両者はX−Y座標軸の同一座標を占め、対応して
いる。P71で、RAM14bの指定された番地の内容
(AP)が1″か、判断する。YESの場合には更にP
72で、RAM14aの指定された番地の内容(BP>
がパ1′′か、判断する。YESの場合には、被測定波
形のデータは判定基準範囲に含まれていることになる。
そこで、P73にてAP、BP共に次の対応する上位番
地に変える。PI3で、APが2FFFFを超えたか、
判断する。NOの場合にはP71に戻り、被測定波形と
判定基準範囲との判断を繰り返すことになる。なお、P
I3と同様なりPに対する判断はAPとBPとが対応し
ているため必要ない。PI3で、YESの場合は被測定
波形が記憶されているかぎり、その全データが判定基準
範囲に含まれていることになり、P76へ行き、適(O
K)と判定する。P71でNoの場合、その番地に被測
定波形のデータが存在しないのでP73へ行く。次のP
I3でYESと判断されるまで、被測定波形のデータを
順次上位番地で繰り返して捜すことになる。
P72でNoの場合には、被測定波形のデータが“1゛
′でおっても、対応する判定基準範囲のデータが′O″
となっている。すると、直ちに被測定波形は判定基準範
囲から離脱していることになり、P75で否(NG)の
判定となる。このようにして、被測定波形のデータが1
ビットでも判定基準範囲から外れていればNGと判定さ
れることになる。
以下では、上述した実施例に関する各変形例を順次説明
する。
変形例1 上記実施例では、1ワード1ビット方式によりRAM1
4を用いたが、当然1ワード複数ビット方式によりRA
Mを用いることもできる。なお、第13図では、1ワー
ド8ビット方式によるRAMを示している。
変形例2 上記実施例では、マトリックス状に配列したメモリセル
アレイを有するRAM14を用い、X−Y座標軸を使っ
て表わせる波形データと座標的にまったく対応する位置
にあるメモリセルをその記憶場所として選択したが、高
級プログラミング言語を使った場合には、配列(添字付
変数)を用いて波形データに対応する位置にあるメモリ
セルをその記憶場所として選択できる。
変形例3 上記実施例では、基準波形や被測定波形を入力して、直
接マトリックス状に配列したメモリセルアレイを有する
RAM14へ書き込んでいたが、通常のデジタルウェー
ブメモリ式に、第14図に示すように一旦時系列的に他
のRAM80 (80a、80b)に書き込み、それを
RAM14へ書ぎ直すこともできる。結局、最終的にR
AM14へ記憶させればよいことになる。
変形例4 上記実施例では、基準波形のデータをA/Dコンバータ
10から入力していたが、そのようなA/Dコンバータ
を介さず外部のコンピュータなどからCPU12に直接
供給したり、CPU”12の内部で算術的に計算して出
したり、更に手動で一点一点入力したりすることができ
る。又、判定基準範囲のデータの作成についても同様の
ことが言える。
変形例5 上記実施例では、被測定波形のデータを全て入力し、R
AM14bに記憶させた後に、全体を一括して順次判定
基準範囲のデータと比較していたが、被測定波形の各デ
ータの入力毎に、逐次判定基準範囲のデータとの比較を
繰り返して判定をすることもできる。第15図は、逐次
波形判定用処理プログラムのフローチャートであり、P
90〜P98のステップにより実行される。先ずP2O
で、被測定波形のX成分はXチャンネルより入れ、その
A−D変換値をCPU内のレジスタのX(変数名)に記
憶する。なお、このXはOより始まる正数で必る。又、
P91で、Y成分をyチャンネルより入れ、そのA−D
変換値をCPU内のレジスタのY(変数名)に記憶する
。なお、YもXと同様の正数である。次にPO2で、X
を上位方向へ8ビットシフトする。このシフトによりX
を256倍することになる。P93で、20000番地
から始まるRAMに対し、A(変数名)を20000と
XとYとの論理和に指定する。なお、Aはデータを記憶
するアドレスポインタでおる。P94で、その番地に“
1′′を書き込む。結局、上述したP9o−PO2のス
テップは、20000番地から始まるRAMに対し、デ
ータに対応する番地をP93のステップで算出するため
の準備ステップとなる。そのためにPO2で、Xを上位
方向へ8ビットシフトするのは、Xを256倍すること
になり、そのXはYを含む行の直前までの行数を示して
いるので、それらの行数に含まれる番地数を算出するこ
ととなるのである。次に、既にAと対応位置に記憶され
ている判定基準範囲のデータとの比較を行なうために、
PO2で、10000番地から始まるRAMのB(変数
名)を10000とXとYとの論理和に指定する。Bは
Aと同様なアドレスポインタである。P96で、その番
地の内容(B)が1″か、判断する。YESの場合には
P97で、波形の判定がGo(適)となり、次のデータ
判定へと移り、被測定波形の全データの判定を逐次同様
に繰り返すことになる。Noの場合にはP98でNGと
判定され、次のデータ判定へと移る。なお、被測定波形
を記憶させる必要はなく、判定だけでよいならP93、
P94の各ステップと第2図のRAM14bは必要ない
変形例6 上記実施例では、被測定波形のデータが、判定基準範囲
のデータから外れた場合にNGとしたが、逆に判定基準
範囲に掛った場合にNGとすることもできる。
変形例7 上記実施例では、X−Y座標軸を使ってデータを表わし
たが、そのX軸(又はY軸)は時間(T>軸とすること
もできる。その際には、第16図に示すようにXチャン
ネルのA−D変換値の代わりにタイマ100を用いて時
間軸のデータを使うが、他は同様である。
変形例8 上記実施例では、基準波形や被測定波形としてX−Y波
形を用いたが、単なるX−Y波形や時間軸波形ではなく
、FFT(高速フリエ変換)などの演算結果の波形を用
いることもできる。なお、FFTでは波形を振幅と時間
から演算して、振幅(Y軸)と周波数(X軸)とのデー
タに直すものでおる。
変形例9 上記実施例では、被測定波形のデータが1点でも判定基
準範囲のデータから外れていると、NGとしているが、
当然これを3点以上とか10点以上とか、複数点外れた
場合に、NGと判定することもできる。
発明の詳細 な説明した本発明によれば、波形記憶装置に入力などし
たX−Y波形に対し、X軸、Y軸筒方向の判定が同時に
可能であるため、X軸を時間軸データとすれば矩形波等
の急激な変化を有する波形の時間軸方向に対しても判定
を加えることが簡単にでき、精度の高い波形の判定が行
なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の構成を示すフローチャートである。 第2図は、本発明を適用した波形記憶装置の一例の概略
を示すブロック図である。 第3図は、本発明による判定基準範囲のデータを10X
10ビットのメモリに仮託して示す図である。 第4図は、本発明の一実施例による波形記憶装置用波形
判定方法に用いる1ワード1ビット方式によるRAMを
示す図である。 第5図は、第4図に示したRAMとX−Y座標軸との関
係を示す図である。 第6図は、本発明による設定した判定基準範囲のデータ
を18X18ビットのメモリに仮託して示す図である。 第7図は、本発明の一実施例による波形記憶装置用波形
判定方法による各マージンの設定を示す図である。 第8図、第9図、第10図及び第11図は、第7図に示
した各マージンに対応する設定した判定基準範囲のデー
タ処理プログラムを示すフローチャートである。 第12図は、本発明の一実施例による波形記憶装置用波
形判定方法による一括波形判定用処理プログラムのフロ
ーチャートである。 第13図は、第4図に示したRAMの変形例に当たる1
ワード8ビット方式によるRAMを示す図である。 第14図は、第2図に示した波形記憶装置の変形例に当
たる時系列的に書き込み可能な他のRAMを備えた図で
ある。 第15図は、第12図に示したフローチャートの変形例
に当たる遂次波形判定用処理プログラムのフローチャー
トである。 第16図は、第2図に示した波形記憶装置の変形例に当
たるXチャンネルのA/Dコンバータに変えて、タイマ
を備えた図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)X−Y座標軸に対応して配列された記憶素子に、
    先ず基準とする波形データをX−Y座標にて記憶させ、
    次に設定された判定基準により上記波形データを起点と
    してX−Y座標上に判定基準範囲を作成記憶させた後、
    被測定波形データを入力し、上記判定基準範囲とのデー
    タ比較により上記被測定波形を判定することを特徴とす
    る波形記憶装置用波形判定方法。
  2. (2)設定された判定基準により記憶されている基準と
    なる波形データを起点として、X−Y座標軸の少なくと
    も一方向に上記基準となる波形データの全データを平行
    移動させると共に、上記基準となる波形データを含みそ
    の平行移動範囲に含まれる全データをもつて被測定波形
    の判定基準範囲を作成することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の波形判定方法。
  3. (3)RAMを、波形データに対応する位置にあるメモ
    リセル1ビットをその記憶場所として選択する1ワード
    1ビット方式として用いることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の波形判定方法。
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