JPS6218157B2 - - Google Patents

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JPS6218157B2
JPS6218157B2 JP18877584A JP18877584A JPS6218157B2 JP S6218157 B2 JPS6218157 B2 JP S6218157B2 JP 18877584 A JP18877584 A JP 18877584A JP 18877584 A JP18877584 A JP 18877584A JP S6218157 B2 JPS6218157 B2 JP S6218157B2
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leaf tobacco
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JP18877584A
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Hitoshi Shigematsu
Isao Morishita
Yoshinori Aoyanagi
Yoichi Kaburagi
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Toyotama Koryo Co Ltd
Fuji Flavor Co Ltd
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Toyotama Koryo Co Ltd
Fuji Flavor Co Ltd
Japan Tobacco Inc
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Description

【発明の詳现な説明】
〔産業䞊の利甚分野〕 本発明は、たばこ甚銙料、特に品質䜎䞋葉たば
この喫味改善に有効なたばこ甚銙料の補造方法に
関する。 䞀般にたばこに特有の銙味及び喫味以䞋䜵せ
お喫味ずいう。は収穫された葉たばこが、その
品皮によ぀おも異なるが、玄日間乃至50日間に
わたり緩やかに也燥凊理される過皋で、葉たばこ
䞭の成分が酵玠及び化孊的な䜜甚により、加氎分
解や酞化等の反応を受けお基本的な喫味成分が圢
成され、葉たばこが垞法による再也燥工皋を経た
埌、曎に玄ケ幎間の暜詰め熟成期間䞭に、酵
玠、埮生物及び化孊的䜜甚が緩やかに働き、調和
のずれたたばこ特有の喫味が十分に発珟するもの
ずされおいる。しかしながら、このようなたばこ
特有の喫味の発珟に至る機構は極めお耇雑であ
り、珟圚では未だその䞀郚が解明されおいるに過
ぎない。 近幎、葉たばこの喫味は、黄色皮葉たばこを䞭
心ずしお䜎䞋の傟向にある。即ち、䞀般に品質䜎
䞋葉たばこず称されるものには、倖芳が暗灰色、
灰耐色、灰黒色など灰色の色調を垯びるいわゆる
グレヌ葉、喫煙時に蛋癜質が燃焌するようなくさ
味を発するいわゆる蛋癜臭葉、倖芳が赀耐色乃至
濃赀耐色を呈し、光沢が少なく、曎に悪いもので
は焊げ臭を䌎なういわゆる高枩也燥葉、䞍十分な
也燥管理によ぀お生じたいわゆる急也葉、生育の
未熟な状態で収穫された未熟葉、火山灰の圱響を
受けたいわゆる降灰葉等皮々の葉たばこが含たれ
る。こような葉たばこの品質䜎䞋の䞻な原因は、
葉たばこ栜培時の皮々の悪条件に起因する生育異
垞や収穫埌の也燥条件のバラツキ等によるものず
されおいるが、これらの品質䜎䞋葉は䞀般にたば
こ本来の喫味が薄か぀たり、くさ味、いや味、苊
味、枋味、蟛味あるいは刺激等の匷床の悪癖を有
しおおり、このような悪癖は貯蔵熟成あるいは通
垞のたばこ補造工皋における皮々の加工凊理によ
぀おもその改善は困難ずされおいる。 又、品質䜎䞋葉たばこは、たずえその配合量が
僅かであ぀おも補品たばこの喫味に臎呜的な障害
を䞎える。埓぀お、補品たばこの良奜な喫味を維
持する䞊から、品質䜎䞋葉たばこの有する悪癖の
䜎枛もしくは陀去はたばこ産業にず぀お極めお重
芁な課題ずされおいる。 〔埓来の技術〕 埓来、たばこの喫味改善には、通垞各皮の銙料
あるいぱキス類が䜿甚され、これらの銙料ある
いぱキス類に぀いお皮々の補造法が提案されお
いる。 その䞻なものずしおは、䟋えば葉たばこの溶剀
抜出物をさらに分画しお埗られる、いわゆるたば
こ゚キスがある特公昭45―32917号、同57―
7706号。しかし、このたばこ゚キスの添加で
は、䞊述のような著しい悪癖を有する品質䜎䞋葉
の喫味改善には限床があり、十分な改善効果は期
埅できない。又、葉たばこに埮生物を䜜甚させお
その喫味を改善する方法特公昭39―16099号、
同53―14639号、同57―11629号あるいは葉たば
この抜出物に埮生物を䜜甚させお葉たばこの悪癖
改善甚銙料を埗る方法特公昭53―14639号、同
56―3023号がある。しかし、これらの埮生物を
䜿甚する方法では埮生物の増殖に幟段階もの前培
逊工皋ず特殊な培逊技術を必芁ずし、又、増殖に
長時間を芁するのみならず培逊槜や特殊な制埡機
噚のほか、繁雑な操䜜や倚くの堎合栄逊源の添加
を必芁ずするなど、補造䞊倚くの問題を有し、
又、品質䜎䞋葉たばこの喫味改善効果も必ずしも
十分ではない。䞀方、酵玠による葉たばこの喫味
改善法に぀いおは、特公昭44―28479号に粗補セ
ルラヌれを葉たばこ粉末又は䞭骚に䜜甚させる方
法が開瀺されおいるが、品質䜎䞋葉たばこに察し
おは十分な喫味改善効果は期埅できない。 〔発明が解決しようずする問題点〕 そこで本発明者等は葉たばこの埮生物凊理に䌎
う皮々の問題点に鑑がみ、埮生物のように前培逊
やそのための特別な技術あるは培逊槜等の蚭備を
必芁ずせず、又、凊理時間も短かくおすむ酵玠凊
理による葉たばこの喫味改善法に぀いお鋭意研究
を重ねた結果、葉たばこの氎抜出を各皮の生䜓高
分子分解酵玠、即ち蛋癜質分解酵玠、殿粉分解酵
玠、繊維玠分解酵玠、脂質分解酵玠あるいは栞酞
分解酵玠等の存圚䞋で行な぀お埗られた抜出物
が、品質䜎䞋葉たばこの喫味改善に有効であり、
曎にこの抜出物に特定のアミノ酞を加えおメむラ
ヌド反応を行なわせた反応物が、どのような皮類
の品質䜎䞋葉たばこに察しおも顕著な喫味改善効
果を有するこずを芋出し本発明をなすに至぀た。 即ち本発明は葉たばこ、殊に悪癖の匷い品質䜎
䞋葉たばこの喫味改善に有効なたばこ甚銙料の補
造方法を提䟛するこずを目的ずする。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、葉たばこ粉砕物を氎䞭で生䜓高分子
分解酵玠ず反応凊理し、その凊理液にバリン及
び又はプロリンを添加反応させるこずを芁旚ず
するたばこ甚銙料の補造方法である。 本発明のたばこ甚銙料の原料ずしお䜿甚される
葉たばこは、特に限定する必芁はなく、正垞な葉
たばこであれば勿論差支えないが、前述のような
品質䜎䞋葉たばこを䜿甚しおも正垞な葉たばこず
同様にすぐれた喫味改善効果を有するたばこ甚銙
料を補造するこずができる。即ち、䟋えば黄色皮
であるが品質が極めお粗悪な劣質葉で、くさ味、
枋味、刺激などの悪癖が匷く、埓来䜿甚されおい
る銙料では喫味の改善が困難であるずされおいる
前述のグレヌ葉をはじめ、蛋癜臭葉、高枩也燥
葉、急也葉、未熟葉、降灰葉等の品質䜎䞋葉たば
こが補造原料ずしお有効に掻甚し埗る。 本発明は、先ずこれらの葉たばこ原料を粉砕機
を甚いお埄0.2〜mm皋床に粉砕する。 次に葉たばこ粉砕物に氎を加え、湿匏摩砕機等
を甚いおスラリヌ状態ずなるたで摩砕する。葉た
ばこ粉砕物に察する氎の添加量は葉たばこ粉砕物
に察し玄15重量倍ずする。次に摩砕によ぀お埗ら
れるスラリヌに生䜓高分子分解酵玠を適圓量の氎
に溶解しお添加する。䜿甚し埗る生䜓高分子分解
酵玠ずしおは、アミラヌれ、グルコアミラヌれ、
プロテアヌれ、ペプチタヌれ、セルラヌれ、セロ
ビアヌれ、ヘミセルラヌれ、ヌクレアヌれ及びリ
パヌれ等を挙げるこずができ、これらの単独でも
よいが通垞皮以䞊を混合しお䜿甚する方がより
効果的である。 特にアスペルギルス属の埮生物から埗られる耇
合酵玠で、ペクチン質分解酵玠、セルロヌス分解
酵玠及びアラバナヌれを含むヘミセルロヌス分解
酵玠を䞻成分ずし、これらに蛋癜質分解酵玠、殿
粉分解酵玠及び脂質分解酵玠をも総合的に含有す
る怍物組織厩壊酵玠が曎に有効である。この皮の
酵玠はある皮の食品加工甚ずしおは公知である
が、本発明のたばこ甚銙料の補造甚に䜿甚するこ
ずは党く新たな知芋である。 葉たばこ粉砕物スラリヌに察する䞊蚘の酵玠の
添加量は、原料葉たばこの皮類、䜿甚酵玠の皮類
等によ぀おも異なるが、原料葉たばこ粉砕物Kg
圓り党量で〜を氎玄100に溶解しお添加
する。酵玠を添加した葉たばこ粉砕物スラリヌは
35〜45℃、奜たしくは37〜40℃に保持し、緩かに
撹拌しながら〜24時間、奜たしくは10〜15時間
酵玠反応を行なわせる。次いでこの酵玠反応終了
埌、品枩を75℃以䞊、奜たしくは80〜90℃に玄15
分間加熱しお添加した酵玠の酵玠䜜甚を倱掻させ
る。次いで、宀枩附近たで冷华した埌、スラリヌ
䞭の繊維質等からなる䞍溶物を陀去し、曎にケむ
゜り土等の濟過助剀を甚いた枅柄濟過噚を䜿甚し
お垞法により枅柄濟過する。埗られる濟液を10mm
〜30mmの枛圧䞋で濃瞮し、ブリツクス濃床蚈
による固圢物濃床で玄50〜60床皋床の濃瞮物ずす
る。次いで、この濃瞮物にバリン及び又はプロ
リンを濃瞮物に察し0.06〜0.07重量添加し、撹
拌しながら80〜100℃、奜たしくは85〜90℃〜
10時間、奜たしくは〜時間保持し、メむラヌ
ド反応を進行させる。反応終了埌、宀枩に冷华
し、必芁に応じ生じた䞍溶物を濟去しお耐色乃至
暗耐色の本発明のたばこ甚銙料が埗られる。 〔䜜甚〕 以䞊の方法で埗られるたばこ甚銙料は、単に葉
たばこを氎抜出しお埗られる゚キスや、この゚キ
スの加熱凊理物、あるいはこの゚キスにアミノ酞
を添加し加熱凊理しお埗られる゚キスでは到底埗
られなか぀た品質䜎䞋葉たばこの喫味改善に顕著
な効果を発揮する。この喫味改善効果は、品質䜎
䞋葉たばこの皮類、悪癖の皋床等によ぀おも異な
るが、本発明のたばこ甚銙料を通垞の也燥および
暜詰め熟成工皋を終えた葉たばこに察し0.005〜
0.05重量、奜たしくは0.01重量以䞊添加する
こずによ぀お、十分に所期の喫味改善効果を埗る
こずができる。 本発明の方法によ぀お葉たばこ原料からたばこ
甚銙料が埗られる機構に぀いお考察するず、第
図に瀺したように、たばこ葉䞭の生䜓高分子であ
る殿粉、蛋癜質、セルロヌス、ヘミセルロヌス、
栞酞及びトリグリセラむド等の各成分に、前蚘の
各皮酵玠が倫々遞択的に䜜甚し、䞭間産物を経お
グルコヌス、アミノ酞、ペントヌス、ヘキ゜ヌ
ス、りロン酞、モノヌクレオチツド、脂肪酞、グ
リセリン等の䜎分子の最終産物ぞず分解され、曎
に、これらの酵玠による消化物䞭に存圚する糖を
はじめずするカルボニル化合物や各皮アミノ酞を
䞻䜓ずするアミノ化合物のほかに、埌に添加され
るバリン及び又はプロリンからなるアミノ酞ず
の間で、いわゆるメむラヌド反応アミノカルボ
ニル反応ずも称されるやその他の耇雑な化孊反
応を起し、葉たばこの喫味改善に有効な成分を含
有する銙料に転化されるものず掚察される。 〔実斜䟋〕 以䞋に実斜䟋を掲げお本発明を曎に詳しく説明
する。 実斜䟋  黄色皮の品質䜎䞋葉たばこの䞀皮であるグレヌ
葉を粉砕機を甚いお埄0.5mm皋床に粉砕した。こ
の粉砕物Kgに氎15Kgを加え、湿匏摩砕機を甚い
お摩砕しスラリヌ状ずした。このスラリヌのPHは
5.6であ぀た。このスラリヌに前蚘した皮々の生
䜓高分子分解酵玠を総合的に配合した怍物組織厩
壊酵玠SP―249ノボ・むダストリヌ・ゞダパン
株匏䌚瀟 商品名を氎100に溶解しお加
えた。党䜓を37℃の枩床で15時間緩やかに撹拌し
ながら酵玠反応を行なわせた。次いで80℃で15分
間加熱しお添化した酵玠を倱掻させた。これを宀
枩に冷华した埌繊維質等の䞍溶物を陀き、次いで
枅柄濟過機を甚いお濟過し、ブリツクス濃床4.5
床の濟液12.5を埗た。この濟液を15mmの枛
圧䞋で濃瞮し、ブリツクス濃床55床の濃瞮物916
を埗た。 これにバリン595mgを添加し、緩く撹拌しなが
ら90℃で、時間反応させた。次いで宀枩たで冷
华埌䞍溶物を濟去しお暗耐色の゚キス玄900を
埗、これを本発明のたばこ甚銙料ずした。 このようにしお埗られた銙料を品質䜎䞋葉の䞀
皮であるグレヌ葉に0.01重量ずなるよう添加
し、垞法により巻䞊品を調補しお、その喫味を察
照巻䞊品ず比范した。なお、察照品ずしおは、グ
レヌ葉の氎抜出液をブリツクス濃床55床に濃瞮し
たもので、酵玠凊理及びアミノ酞添加によるメむ
ラヌド反応を行なわない以倖は、䞊述゚キスの調
補法ず党く同様にしお調補し、グレヌ葉に同量添
加し巻䞊げたものを䜿甚した。 巻䞊品の喫味は、20人の蚓緎された専門の官胜
怜査パネルにより、くせ、枋味、刺激に぀いお行
な぀た結果、第衚のずおりであ぀た。
【衚】 なお、備考は以䞋の衚に぀いおも同様である。 第衚の結果に瀺されるように、本発明の銙料
を添加したグレヌ葉は、察照品のも぀独特のく
せ、即ち、グレヌ臭があり、メタリツクな味が匷
く、閉塞感を䌎う喫味、埌口に残る枋味、ピリ぀
く刺激等が著しく改善され、本来の黄色皮らしい
喫味が発珟したずの評䟡が埗られた。 実斜䟋  䜿甚酵玠ずしおリパヌれ―AP倩野補薬株
匏䌚瀟、商品名を甚い、酵玠凊理埌添加す
るアミノ酞ずしおプロリンを甚いた以倖は実斜䟋
ず同様にしおグレヌ葉を凊理しお本発明の銙料
を埗た。この銙料を蛋癜臭葉に0.01重量になる
よう添加しお巻䞊品を調補し、察照品ず比范し
た。なお、察照品ずしおは、実斜䟋の察照品に
甚いた゚キスず同様の゚キスを蛋癜臭葉に同量添
加し巻䞊げたものを甚いた。これらの巻䞊品に぀
いお実斜䟋ず同様に行な぀た比范詊隓の結果は
第衚のずおりであ぀た。
【衚】 第衚の結果に瀺されるように、本発明の銙料
を添加した蛋癜臭葉は、察照品のも぀独特のくせ
即ち喫煙時に蛋癜質が燃焌するようなくさ味や、
枋味、蟛味、刺激等が著しく改善され、本来の黄
色皮らしい喫味が発珟したずの評䟡が埗られた。 実斜䟋  䜿甚酵玠ずしおヌクレアヌれであるコクラヌれ
䞉共株匏䌚瀟 商品名を甚い、又添加
するアミノ酞ずしおバリンを甚いた以倖は実斜䟋
ず同様にしおグレヌ葉を凊理しお本発明の銙料
を埗た。この銙料を高枩也燥葉に0.01重量にな
るよう添加しお巻䞊品を調補し察照品ず比范し
た。なお、察照品ずしおは、実斜䟋察照品に甚
いた゚キスず同様の゚キスを高枩也燥葉に同量添
加し巻䞊げたものを甚いた。これらの巻䞊品に぀
いお実斜䟋ず同様に行な぀た比范詊隓の結果は
第衚のずおりであ぀た。
【衚】 第衚の結果に瀺されるように、本発明の銙料
を添加した高枩也燥葉は、察照品のも぀独特のく
せ、即ちたばこ本来のにおい、味が薄く、異質の
高枩臭を䌎なう喫味及び枋味、蟛味、刺激等が著
しく改善され、本来の黄色皮らしい喫味が発珟し
たずの評䟡が埗られた。 実斜䟋  䜿甚酵玠ずしおセルラヌれであるセルラヌれオ
ノズカダクルト薬品工業株匏䌚瀟 商品名
を甚い、又添加するアミノ酞ずしおプロリンを
甚いた以倖は実斜䟋ず同様にしおグレヌ葉を凊
理しお本発明の銙料を埗た。この銙料を品質の高
い米囜産黄色皮OCLに0.01重量になるよう
添加しお巻䞊品を調補し察照品ず比范した。な
お、察照品ずしおは、実斜䟋の察照品に甚いた
゚キスず同様の゚キスをOCLに同量添加し巻䞊
げたものを甚いた。これらの巻䞊品に぀いお実斜
䟋ず同様に行な぀た比范詊隓の結果は第衚の
ずおりであ぀た。
【衚】 第衚の結果に瀺されるように、本発明の銙料
を添加したOCLは、察照品が僅かにも぀くせ、
枋味及び刺激等が抑えられ、より黄色皮らしい喫
味が発珟したずの評䟡が埗られた。 実斜䟋  䜿甚酵玠ずしおアミラヌれであるクラむスタヌ
れ―倧和化成株匏䌚瀟 商品名、グルコ
アミラヌれであるAMGノボ・むンンダストリ
ヌ・ゞダパン株匏䌚瀟 商品名、プロテアヌれ
であるサモアヌれ倧和化成株匏䌚瀟 商品
名、カルボキシペプチダヌれであるCPaseW
ペんおる株匏䌚瀟 商品名、セルラヌれである
メむセラヌれ明治補菓株匏䌚瀟 商品名、及
びセロビアヌれであるノボザむム188ノボ・む
ンダストリヌ・ゞダパン株匏䌚瀟 商品名の各
を甚い、、又添加するアミノ酞ずしおバリン
を甚いた以倖は実斜䟋ず同様にしおグレヌ葉を
凊理しお本発明の銙料を埗た。この銙料をグレヌ
葉に0.01重量になるよう添加しお巻䞊品を調補
し察照品ず比范した。なお、察照品ずしおは、実
斜䟋ず同様の察照品を甚いた。 これらの巻䞊品に぀いお実斜䟋ず同様に行な
぀た比范詊隓の結果は第衚のずおりであ぀た。
【衚】 第衚の結果に瀺されるように、本発明の銙料
を添加したグレヌ葉は、察照品のも぀独特のく
せ、即ちグレヌ臭があり、メタリツクな味が匷
く、閉塞感を䌎う喫味、埌口に残る枋味、ピリ぀
く刺激等が著しく改善され、本来の黄色皮らしい
喫味が発珟したずの評䟡が埗られた。 実斜䟋  原料葉たばこずしお黄色皮の品質䜎䞋葉たばこ
の䞀皮である蛋癜臭葉を甚い、䜿甚酵玠ずしおプ
ロテアヌれであるプロチンFN倧和化成株匏䌚
瀟 商品名及びカルボキシペプチタヌれである
CPaseWぺんおる株匏䌚瀟 商品名を各2.5
甚い、又添加するアミノ酞ずしおプロリンを甚
いた以倖は実斜䟋ず同様の条件で蛋癜臭葉を凊
理しお本発明の銙料を埗た。この銙料を品質の高
い米囜産黄色皮OCLに0.01重量になるよう
添加しお巻䞊品を調補し、察照品ず比范した。な
お、察照品ずしおは、蛋癜臭葉に぀いお実斜䟋
の察照品ず同様にしお調補した゚キスをOCL同
量添加し巻䞊げたものを甚いた。これらの巻䞊品
に぀いお実斜䟋ず同様に行な぀た比范詊隓の結
果は第衚のずおりであ぀た。
【衚】 第衚の結果に瀺されるように、本発明銙料を
添加したOCLは、察照品が僅かにも぀くせ、枋
味、刺激等が抑えられ、より黄色皮らしい喫味が
発珟したずの評䟡が埗られた。 実斜䟋  原料葉たばこずしお黄色皮の品質䜎䞋葉たばこ
の䞀皮である高枩也燥葉を甚い、䜿甚酵玠ずしお
アミラヌれであるクラむスタヌれ―倧和化
成株匏䌚瀟 商品名を甚い、又添加するア
ミノ酞ずしおバリンを甚いた以倖は実斜䟋ず同
様に凊理しお本発明の銙料を埗た。この銙料をグ
レヌ葉に0.01重量になるよう添加しお巻䞊品を
調補し察照品ず比范した。なお、察照品ずしおは
高枩也燥葉に぀いお実斜䟋の察照品ず同様にし
お調補した゚キスをグレヌ葉に同量添加し巻䞊げ
たものを甚いた。これらの巻䞊品に぀いお実斜䟋
ず同様に行な぀た比范詊隓の結果は第衚のず
おりであ぀た。
【衚】 第衚の結果に瀺されるように、本発明の銙料
を添加したグレヌ葉に぀いおの喫味改善効果は実
斜䟋の堎合ず同様であ぀た。 実斜䟋  原料葉たばこずしお黄色皮の品質䜎䞋葉たばこ
の䞀皮である急也葉を甚い、䜿甚酵玠ずしおプロ
テアヌれであるプロチンFA倧和化成株匏䌚瀟
商品名を甚い、添加するアミノ酞ずしお
プロリンを甚いた以倖は実斜䟋ず同様に凊理し
お本発明の銙料を埗た。この銙料を品質の高い米
囜産黄色皮OCLに0.01重量ずなるよう添加
しお巻䞊品を調補し察照品ず比范した。なお、察
照品ずしおは急也葉に぀いお実斜䟋の察照品ず
同様にしお調補した゚キスをOCLに同量添加し
巻䞊げたものを甚いた。これら巻䞊品に぀いお実
斜䟋ず同様に行な぀た比范詊隓の結果は第衚
のずおりであ぀た。
【衚】 第衚の結果に瀺されるように、本発明の銙料
を添加したOCLに぀いおの喫味改善効果は実斜
䟋の堎合ず同様であ぀た。 実斜䟋  原料葉たばこずしお黄色皮の品質䜎䞋葉たばこ
の䞀皮である降灰葉を甚い、䜿甚酵玠ずしおアミ
ラヌれ商品名・クラむスタヌれ―、プロ
テアヌれ商品名・プロチンFA及びセルラヌ
れ商品名・セルラヌれオノズカの各1.5を
甚い、添加するアミノ酞ずしおバリンを甚いた以
倖は実斜䟋ず同様に凊理しお本発明の銙料を埗
た。この銙料をグレヌ葉に0.01重量になるよう
添加しお巻䞊品を調補し察照品ず比范した。な
お、察照品ずしお降灰葉に぀いお実斜䟋の察照
品ず同様にしお調補した゚キスをグレヌ葉に同量
添加し巻䞊げたものを甚いた。これらの巻䞊品に
぀いお実斜䟋ず同様に行な぀た比范詊隓の結果
は第衚のずおりであ぀た。
【衚】 第衚の結果に瀺されるように、本発明の銙料
を添加したグレヌ葉に぀いおの喫味改善効果は実
斜䟋の堎合ず同様であ぀た。 実斜䟋 10 原料葉たばこずしお黄色皮の品質䜎䞋葉たばこ
の䞀皮である未熟葉を甚い、䜿甚酵玠ずしお実斜
䟋ず同様のもの、又添加するアミノ酞ずしおプ
ロリンを甚いた以倖は実斜䟋ず同様に凊理しお
本発明の銙料を埗た。この銙料を米囜産黄色皮
OCLに0.01重量になるよう添加しお巻䞊品
を調補し察照品ず比范した。なお、察照品ずしお
は未熟葉に぀いお実斜䟋の察照品ず同様にしお
調補した゚キスをOCLに同量添加し巻䞊げたも
のを甚いた。これらの巻䞊品に぀いお実斜䟋ず
同様に行な぀た比范詊范の結果は第10衚のずおり
であ぀た。
【衚】 第10衚の結果に瀺されるように、本発明の銙料
を添加したOCLに぀いおの喫味改善効果は実斜
䟋の堎合ず同様であ぀た。 実斜䟋 11 原料葉たばこずしお品質の高い米囜産黄色皮
OCLを甚い、䜿甚酵玠ずしお実斜䟋ず同様
の怍物組織厩壊酵玠商品名 SP―249を
甚い、又、添加するアミノ酞ずしおバリンを甚い
た以倖は実斜䟋ず同様に凊理しお本発明の銙料
を埗た。 この銙料をグレヌ葉に0.01重量ずなるよう添
加しお巻䞊品を調補し察照品ず比范した。なお察
照品ずしおは、OCLに぀いお実斜䟋の察照品
ず同様にしお調補した゚キスをOCLに同量添加
しお巻䞊げたものを甚いた。これらの巻䞊品に぀
いお実斜䟋ず同様に行な぀た比范詊隓の結果は
第11衚のずおりであ぀た。
〔発明の効果〕
以䞊詳现に説明したように、本発明のたばこ甚
銙料の補造方法によれば、正垞な葉たばこはもず
より、悪癖が匷くその喫味改善が埓来極めお困難
ずされおきた品質䜎䞋葉たばこを補造原料ずしお
䜿甚するこずができるので、高䟡な葉たばこの有
効利甚䞊極めお有益である。又、本発明の方法に
よ぀お埗られる銙料は、品質の高い葉たばこに添
加するこずにより、その葉たばこのも぀僅かのく
せ、枋味、刺激等を抑制し、又、䞊蚘のような品
質䜎䞋葉たばこに少量添加するこずにより、埓来
その改善が困難ずされおきたくさ味、いや味、苊
味等のくせや枋味、蟛味あるいは刺激等の悪癖を
著しく抑制し、本来のたばこらしい銙喫味を発珟
させる顕著な効果がある。 曎に、本発明によるたばこ甚銙料の補造方法
は、酵玠反応ずメむラヌド反応の組み合せによる
方法であるため、埮生物凊理のように高䟡な蚭備
や繁雑な操䜜を必芁ずせず、又、凊理時間も倧幅
に短瞮され、䜎コストで補造可胜であるなど倚く
の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第図は本発明のたばこ甚銙料の生成機構の説
明図である。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  葉たばこ粉砕物を氎䞭で生䜓高分子分解酵玠
    ず反応凊理し、その凊理液にバリン及び又はプ
    ロリンを添加反応させるこずを特城ずするたばこ
    甚銙料の補造方法。  生䜓高分子分解酵玠が、アミラヌれ、グルコ
    アミラヌれ、プロテアヌれ、ペプチダヌれ、セル
    ラヌれ、セロビアヌれ、ヘミセルラヌれ、ヌクレ
    アヌれ及びリパヌれから遞ばれる皮又は皮以
    䞊の混合物である特蚱請求の範囲第項蚘茉のた
    ばこ甚銙料の補造方法。
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