JPS62175288A - 2サイクルエンジンの排気装置 - Google Patents

2サイクルエンジンの排気装置

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JPS62175288A
JPS62175288A JP1837286A JP1837286A JPS62175288A JP S62175288 A JPS62175288 A JP S62175288A JP 1837286 A JP1837286 A JP 1837286A JP 1837286 A JP1837286 A JP 1837286A JP S62175288 A JPS62175288 A JP S62175288A
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exhaust
vehicle
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雅彦 相原
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、V型2サイクルエンジンの排気装置におりる
排気管のレイアウト構造に関する。
(従来技術) 自動二輪車などの車両の高速性能を高めるためには、主
としてエンジンの出力性能の向上と車両が受ける走行抵
抗の減少を図ることが知られている。そして出力の向上
を図るには、■エンジン排気量の増大と、過給機等によ
る排気ψ当りの充填される新気重量の増大および、■単
位時間当りの新気重量を増加させるために最大出力回転
数を増加させることが挙げられる。
ところで、前者のエンジンの排気量の増大および充填効
率の増大については、エンジン重量の増加やコスト高を
もたらす場合があり、制約を受ける。また、後者の最大
出力回転数の増大に関しては、特に2気筒エンジンの場
合、クランク軸の回転角方向に対してシリンダが同一前
傾斜角を有するものでは各気筒の掃気通路の干渉がなく
なるまで互いの気筒間隔を離すと、特に各気筒間の爆発
間隔が1800の場合、大きな偶ノコが発生する。
この偶力は同一往復質量の場合でもクランク回転数や気
筒間中心ピッチ距離が大きい程大きくなる。
従って、このような偶力発生作用を抑制するには、気筒
間中心ピッチ距離はできるたり小さくしだいとの要請が
ある。
また、気筒間ビッヂが大きいと車両にエンジンを搭載し
た場合、車両の巾が広くなり、従って前面の車両投影面
積が増大し、走行時の空気抵抗が大きくなる。このよう
な抵抗を小ざくするためにも各気筒間ピッチを小ざくし
たいとの要請がある。
そこで、クランク軸の回転角に対して各々の掃気通路形
状が干渉しないように各々のシリンダの前傾角を変えて
各気筒のシリンダがV型に配設されて、各気筒間ピッチ
を少なくすることが考えられる。このような構成にする
と、上記のごとき偶力および空気抵抗の問題は解決され
るものの、通常、車両においては、複数の排気系が取付
けられる空間は左右対称の処が多いことから、上記のご
とくV型エンジンとしてシリンダの前傾角を異ならせる
と、排気孔より排気系の断面の変化する割合が異なって
くる可能性が出てきたり、また本来、等管長でなければ
ならない各気筒から延びる排気管長を等しくすることが
困難となったりする。一方、2サイクルTンジンにおい
ては、排気系のエンジン性能へ及ぼす影響が大きく、各
排気孔より車両後部(テール)までの任意の距離に対す
る断面積変化率は、最適性能を得るために、可能な限り
同一としなければならない。従って複数の排気系の相互
のレイアウト、取り廻しには工夫を要する。
なお、従来から多気筒エンジンから導出される2本以上
の排気管をエンジンの前面において交差させるようにし
たものがあるが(例えば実公昭44−6243号公報)
、上記のごとき従来装置は各気筒のシリンダの前傾角が
同一のものであって、気筒間ピッチを小さくしエンジン
1】を狭くし、あるいは各排気系の取り廻しに工夫を施
すといった技術思想は何ら考慮されていないものである
(発明の目的) 本発明は上記背景に基づきなされたもので、2サイクル
エンジンにおいて各気筒のシリンダをV望に配設し、気
筒間ピッチ距離を小さくし、クランク軸に発生する偶力
を小さくすることができ、エンジンの高回転化を図るこ
とができ、また、エンジンの巾寸法を狭くし、走行時の
空気抵抗を減少し、出力性能の向−Fを図ることができ
る2サイクルエンジンの排気装置を提供するものである
(発明の構成) 本発明は、クランク軸が車両進行方向に対し直角に位置
する並列2気筒の2サイクルエンジンの排気装置であっ
て、各気筒のシリンダがV型に配設されるとともに、車
両進行方向前方に位置する前気筒のシリンダより導出さ
れる排気管と、車両進行方向後方に位置する後気筒のシ
リンダより導出される損気管とをエンジンの前部または
下部にて交差させ、かつ、上記前気筒側の排気管は上記
後気筒側の排気管よりも外側を通過させたものである。
この構成により、各気筒間ビッヂを小さくすることがで
き、クランク軸に生じる偶力を小さくすることができ、
またエンジン巾を狭めることができ、さらには各気筒か
ら延びる排気管を等管長にすることができ、しかも排気
系の断面積変化率を同一にすることが容易となる。
(実施例) 本発明の一実施例について第1図、第2図により説明す
る。
エンジン1はクランク軸(図示せず)が車両進行方向に
対し直角に位置する並列2気筒の2サイクルエンジンで
、各気筒のシリンダは車両進行方向前方に位置する前気
筒のシリンダ2と、車両進行方向後方に位置する後気筒
のシリンダ3とがV型に配設されている。
これら各シリンダ2.3の下方にはクランクケース4が
連設されている。上記前気筒のシリンダ2より導出され
る排気管5と上記後気筒のシリンダ3より導出される排
気管6とはエンジン1の前部または下部にて交差されて
おり、しかも前気筒側の排気管5は後気筒側の排気管6
よりも外側を通過させている。つまり前気筒側の排気管
5は後気筒側の排気管6よりも下側または前側を通過す
るようにレイアウトされている。また、7はエンジン1
の吸気ボートに連設されたキャブレター、8はステアリ
ングヘッドパイプ、9は上記ステアリングヘッドバイブ
8から後方に延設されたフレーム、10はフレームの一
部であるダウンチコー1.11は上記ダウンチコーブ1
0に取付けられたエンジン冷却用のラジェータ、12は
前輪、13は後輪である。
なお、排気管5.6はエンジンの排気ボートから下流側
に行くにつれて拡張されTキスパンションヂVンバー5
a、6aが形成され、また下流端部にはマフラー5b、
6bが連結されている。
上記のごどく各気筒のシリンダ2,3をV型に配設した
ことにより、クランク軸の回転角に対してシリンダ壁に
設けられた掃気通路が干渉しないようにレイアウトし、
各気筒間ピッチ(第1図の長さQ)を小さくすることが
でき、クランク軸に生じる偶力を低減することができる
。従って、エンジンの高回転化を支障なく図ることがで
き、出力性能の向上が図れ、しかも、エンジンの巾を狭
くすることができ、走行時の空気抵抗の低減を図れる。
したがって、発生した出力を有効に利用することが可能
となる。
また、上記のごとく前気筒側および後気筒側の各々の排
気管5,6を交差さぜることにより、左右の排気管出口
の車両後端からの寸法を同一にすることができ、等管長
として性能のバランスを図ることができ、しかもデザイ
ン的にも左右が釣り合いバンク角も左右同等にとること
ができる。しかも排気管の排気孔からの距頗に対する断
面積変化率は左右同一にすることができ、左右の排気系
の最適形状を得ることができる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、並列2気筒の2サイクル
エンジンにおいて各気筒のシリンダがV型に配設され、
車両進行方向前方に位置する前気筒のシリンダからの排
気管と、車両進行方向後方に位置する後気筒のシリンダ
からの排気管とをエンジンの前部または下部にて交差さ
せるとともに、前気筒側の排気管を後気筒側の排気管よ
りも外側を通過させるようにしたことにより、各気筒間
ピッチを小さくすることができるので、クランク軸に生
じる偶力は低減され、エンジンの高速化を図ることがで
き、出力性能の向上が可能となり、またエンジンの巾寸
法が狭くなり走行時の空気抵抗を低減することができ、
したがって発生出力を有効に利用することができる。
また、車両の左右にレイアウトされる排気管の対称性を
高め、バンク角等を左右同等に保ちつつ、各気筒より延
びる排気管の各々の管長を等しくするとともに、エンジ
ンの各抽気孔からの距離に対する左右の排気管の断面積
変化率を同一にすることが可能で、左右の排気系の最適
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の2サイクルエンジンの排気装置の要部
上面図、第2図は同排気装置が搭載された自動二輪車の
側面図である。 1・・・エンジン、2・・・前気筒のシリンダ、3・・
・後気筒のシリンダ、5・・・前気筒側の排気管、6・
・・後気筒側の排気管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、クランク軸が車両進行方向に対し直角に位置する並
    列2気筒の2サイクルエンジンの排気装置であつて、各
    気筒のシリンダがV型に配設されるとともに、車両進行
    方向前方に位置する前気筒のシリンダより導出される排
    気管と、車両進行方向後方に位置する後気筒のシリンダ
    より導出される排気管とをエンジンの前部または下部に
    て交差させ、かつ、上記前気筒側の排気管は上記後気筒
    側の排気管よりも外側を通過させたことを特徴とする2
    サイクルエンジンの排気装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045227U (ja) * 1983-09-06 1985-03-30 本田技研工業株式会社 自動二輪車における前後v型エンジンの排気口構造
JPS6069230A (ja) * 1983-09-26 1985-04-19 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車の排気装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045227U (ja) * 1983-09-06 1985-03-30 本田技研工業株式会社 自動二輪車における前後v型エンジンの排気口構造
JPS6069230A (ja) * 1983-09-26 1985-04-19 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車の排気装置

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