JPH0236887Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0236887Y2 JPH0236887Y2 JP1982063823U JP6382382U JPH0236887Y2 JP H0236887 Y2 JPH0236887 Y2 JP H0236887Y2 JP 1982063823 U JP1982063823 U JP 1982063823U JP 6382382 U JP6382382 U JP 6382382U JP H0236887 Y2 JPH0236887 Y2 JP H0236887Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- cylinder
- exhaust pipe
- vehicle body
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 3
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
（産業上の利用分野）
この考案は、２サイクルエンジンを搭載したオ
ートバイの排気装置の改良に関する。
ートバイの排気装置の改良に関する。
（従来の技術）
エンジンのシリンダの排気孔に連結するマフラ
は、その長さを排気ガスの脈動に合わせることに
より脈動効果を利用して排気の排出をよくし、背
圧を少くしてエンジンの出力増加を図ることがで
きる。
は、その長さを排気ガスの脈動に合わせることに
より脈動効果を利用して排気の排出をよくし、背
圧を少くしてエンジンの出力増加を図ることがで
きる。
一般に、オートバイに搭載されるエンジンのマ
フラは、シリンダの排気孔から車体の側面に沿つ
て後側に延長されている。
フラは、シリンダの排気孔から車体の側面に沿つ
て後側に延長されている。
（考案が解決しようとする課題）
ところが上記のように、シリンダの後面に排気
孔があるものでは、それだけマフラの長さが短く
なり、脈動効果が得られる長さにすると、車体の
後端より後側に突出させなければできないことが
ある。このように、マフラが車体の後側まで突出
していることは車体が長くなり、また、デザイン
上スマートでない等の問題があつた。
孔があるものでは、それだけマフラの長さが短く
なり、脈動効果が得られる長さにすると、車体の
後端より後側に突出させなければできないことが
ある。このように、マフラが車体の後側まで突出
していることは車体が長くなり、また、デザイン
上スマートでない等の問題があつた。
本考案はこれに鑑み、２つの排気管を後輪の前
側上方位置で屈曲させて互いに交差させ、この交
差部位より後方へ互いに平行に延長することによ
り、排気チヤンバを連設する排気管路を長くとれ
るようにした排気効率のよい２サイクルエンジン
を搭載したオートバイの排気装置を提供すること
を目的としてなされたものである。
側上方位置で屈曲させて互いに交差させ、この交
差部位より後方へ互いに平行に延長することによ
り、排気チヤンバを連設する排気管路を長くとれ
るようにした排気効率のよい２サイクルエンジン
を搭載したオートバイの排気装置を提供すること
を目的としてなされたものである。
（課題を解決するための手段）
上記の目的を達成するため本考案においては、
前側シリンダと後側シリンダとを有する多気筒２
サイクルエンジンにおいて、前側シリンダの排気
系は、シリンダ前面からエンジン下側方を通る排
気管と、この排気管に連設して車体下方後方に延
びる排気チヤンバとからなり、後側シリンダの排
気系は、シリンダ後面から後方に前記排気管に平
行に延び、後輪の前側位置で屈曲させてその一方
を下位とし、他方を上位として互いに交差させた
排気管と、この排気管に続いて後輪の上方の左右
に平行配置した排気チヤンバとからなることを特
徴とするものである。
前側シリンダと後側シリンダとを有する多気筒２
サイクルエンジンにおいて、前側シリンダの排気
系は、シリンダ前面からエンジン下側方を通る排
気管と、この排気管に連設して車体下方後方に延
びる排気チヤンバとからなり、後側シリンダの排
気系は、シリンダ後面から後方に前記排気管に平
行に延び、後輪の前側位置で屈曲させてその一方
を下位とし、他方を上位として互いに交差させた
排気管と、この排気管に続いて後輪の上方の左右
に平行配置した排気チヤンバとからなることを特
徴とするものである。
（作用）
本考案によれば、排気管は後輪の前側位置で屈
曲させ、その一方を下位とし、他方を上位として
互いに交差させることによりその曲げた部分の長
さ分だけ排気管路が長くなり排気ガスの脈動効果
が得られる。
曲させ、その一方を下位とし、他方を上位として
互いに交差させることによりその曲げた部分の長
さ分だけ排気管路が長くなり排気ガスの脈動効果
が得られる。
（実施例）
以下図面に示す本考案の実施例について説明す
る。
る。
図に示すオートバイのエンジン１は、スクエア
ーフオアと呼ばれる前側に並ぶ２つのシリンダ
２，３と、後側に並ぶ２つのシリンダ４，５とか
らなる４気筒エンジンで、前側のシリンダ２，３
には、前方に排気孔６，７があり、この排気孔
６，７に排気チヤンバ６ｂ，７ｂを連設する排気
管６ａ，７ａを介して連結したマフラ８，９は、
車体の下方側面に沿つて、後方に延びており、排
気孔６，７が前側にあるので、車体から後方に突
出させなくても十分な長さにすることができる。
問題は、後側の左右のシリンダ４，５で、排気孔
１０，１１は後向きに開口されているため、この
排気孔１０，１１に連結する排気管およびマフラ
をそのまま車体側面に沿つて後方に延すと、マフ
ラを車体の後方に突出させなければ有効な長さが
得られない。
ーフオアと呼ばれる前側に並ぶ２つのシリンダ
２，３と、後側に並ぶ２つのシリンダ４，５とか
らなる４気筒エンジンで、前側のシリンダ２，３
には、前方に排気孔６，７があり、この排気孔
６，７に排気チヤンバ６ｂ，７ｂを連設する排気
管６ａ，７ａを介して連結したマフラ８，９は、
車体の下方側面に沿つて、後方に延びており、排
気孔６，７が前側にあるので、車体から後方に突
出させなくても十分な長さにすることができる。
問題は、後側の左右のシリンダ４，５で、排気孔
１０，１１は後向きに開口されているため、この
排気孔１０，１１に連結する排気管およびマフラ
をそのまま車体側面に沿つて後方に延すと、マフ
ラを車体の後方に突出させなければ有効な長さが
得られない。
そこで本考案では、右側のシリンダ５の排気孔
１１に連結する排気チヤンバ１１１ｂを連設する
排気管１１ａを車体の中央で屈曲して後部を車体
の左側面に沿わせて延し、左側のシリンダ４の排
気孔１０に連結される排気チヤンバ１０ｂを連設
する排気管１０ａを車体中央で屈曲して後部を車
体の右側面に沿わせて延す。こうして、排気管１
０ａ，１１ａは車体の後輪１４の前側上方位置で
交差させ、これら排気管１０ａ，１１ａにマフラ
１２，１３が連設され、これらマフラ１２，１３
は後輪１４の上方位置の左右部に平行配置され
る。なお、排気管１０ａ，１１ａを交差させたと
き、後輪１４との間にできる間〓には、後ホーク
１５のクツシヨンユニツト１６を収容することが
できるようにしてある。
１１に連結する排気チヤンバ１１１ｂを連設する
排気管１１ａを車体の中央で屈曲して後部を車体
の左側面に沿わせて延し、左側のシリンダ４の排
気孔１０に連結される排気チヤンバ１０ｂを連設
する排気管１０ａを車体中央で屈曲して後部を車
体の右側面に沿わせて延す。こうして、排気管１
０ａ，１１ａは車体の後輪１４の前側上方位置で
交差させ、これら排気管１０ａ，１１ａにマフラ
１２，１３が連設され、これらマフラ１２，１３
は後輪１４の上方位置の左右部に平行配置され
る。なお、排気管１０ａ，１１ａを交差させたと
き、後輪１４との間にできる間〓には、後ホーク
１５のクツシヨンユニツト１６を収容することが
できるようにしてある。
つぎに作用について説明する。
排気管１０ａ，１１ａは、右側から左側へ、ま
た左側から右側へ屈曲することによつて、その曲
げた部分の長さ分だれ排気管路が長くなり、した
がつてマフラ１２，１３を車体の後端から後方へ
突出させなくても、排気チヤンバ１０ｂ，１１ｂ
を連設する排気管１０ａ，１１ｂにより排気ガス
の脈動効果を利用できる長さを十分に確保するこ
とができる。こうして、マフラ１２，１３の後端
が、車体の後方に突出しないので、外観デザイン
が向上する。
た左側から右側へ屈曲することによつて、その曲
げた部分の長さ分だれ排気管路が長くなり、した
がつてマフラ１２，１３を車体の後端から後方へ
突出させなくても、排気チヤンバ１０ｂ，１１ｂ
を連設する排気管１０ａ，１１ｂにより排気ガス
の脈動効果を利用できる長さを十分に確保するこ
とができる。こうして、マフラ１２，１３の後端
が、車体の後方に突出しないので、外観デザイン
が向上する。
以上説明したように、この考案は、前側シリン
ダと後側シリンダとを有する多気筒２サイクルエ
ンジンにおいて、前側シリンダの排気系は、シリ
ンダ前面からエンジン下側方を通る排気管と、こ
の排気管に連設して車体下方後方に延びる排気チ
ヤンバとからなり、後側シリンダの排気系は、シ
リンダ後面から後方に前記排気管に平行に延び、
後輪の前側位置で屈曲させてその一方を下位と
し、他方を上位として互いに交差させた排気管
と、この排気管に続いて後輪の上方の左右に平行
配置した排気チヤンバとからなるので、排気チヤ
ンバを連設した排気管路を右側から左側へ、左側
から右側へ各々曲げた分だけ、排気管路を長くす
ることができる。このため、マフラを車体後端よ
り後方へ突出させなくても、脈動効果が得られる
有効長さにすることができる。また、マフラが後
方へ突出しないので、車体の長さは短くなりデザ
インも向上する。
ダと後側シリンダとを有する多気筒２サイクルエ
ンジンにおいて、前側シリンダの排気系は、シリ
ンダ前面からエンジン下側方を通る排気管と、こ
の排気管に連設して車体下方後方に延びる排気チ
ヤンバとからなり、後側シリンダの排気系は、シ
リンダ後面から後方に前記排気管に平行に延び、
後輪の前側位置で屈曲させてその一方を下位と
し、他方を上位として互いに交差させた排気管
と、この排気管に続いて後輪の上方の左右に平行
配置した排気チヤンバとからなるので、排気チヤ
ンバを連設した排気管路を右側から左側へ、左側
から右側へ各々曲げた分だけ、排気管路を長くす
ることができる。このため、マフラを車体後端よ
り後方へ突出させなくても、脈動効果が得られる
有効長さにすることができる。また、マフラが後
方へ突出しないので、車体の長さは短くなりデザ
インも向上する。
図は本考案の実施例を示し、第１図は側面図、
第２図は平面図である。 ４，５……シリンダ、１０……排気孔、１１…
…排気孔、１０ａ，１１ａ……排気管、１２，１
３……マフラ。
第２図は平面図である。 ４，５……シリンダ、１０……排気孔、１１…
…排気孔、１０ａ，１１ａ……排気管、１２，１
３……マフラ。
Claims (1)
- 前側シリンダと後側シリンダとを有する多気筒
２サイクルエンジンにおいて、前側シリンダの排
気系は、シリンダ前面からエンジン下側方を通る
排気管と、この排気管に連設して車体下方後方に
延びる排気チヤンバとからなり、後側シリンダの
排気系は、シリンダ後面から後方に前記排気管に
平行に延び、後輪の前側位置で屈曲させてその一
方を下位とし、他方を上位として互いに交差させ
た排気管と、この排気管に続いて後輪の上方の左
右に平行配置した排気チヤンバとからなる２サイ
クルエンジンを搭載したオートバイの排気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982063823U JPS58167716U (ja) | 1982-05-04 | 1982-05-04 | オ−トバイのマフラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982063823U JPS58167716U (ja) | 1982-05-04 | 1982-05-04 | オ−トバイのマフラ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58167716U JPS58167716U (ja) | 1983-11-09 |
| JPH0236887Y2 true JPH0236887Y2 (ja) | 1990-10-05 |
Family
ID=30073905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982063823U Granted JPS58167716U (ja) | 1982-05-04 | 1982-05-04 | オ−トバイのマフラ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58167716U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59103918A (ja) * | 1982-12-07 | 1984-06-15 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車の排気装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS446243Y1 (ja) * | 1966-04-01 | 1969-03-07 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5090038U (ja) * | 1973-12-22 | 1975-07-30 |
-
1982
- 1982-05-04 JP JP1982063823U patent/JPS58167716U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS446243Y1 (ja) * | 1966-04-01 | 1969-03-07 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58167716U (ja) | 1983-11-09 |
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