JPS6217522Y2 - - Google Patents

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JPS6217522Y2
JPS6217522Y2 JP13142180U JP13142180U JPS6217522Y2 JP S6217522 Y2 JPS6217522 Y2 JP S6217522Y2 JP 13142180 U JP13142180 U JP 13142180U JP 13142180 U JP13142180 U JP 13142180U JP S6217522 Y2 JPS6217522 Y2 JP S6217522Y2
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JP
Japan
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wall
water
outdoor side
exterior
wall attachment
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JP13142180U
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JPS5754514U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は外壁下部に装着する水切ジヨイナの改
良に関する。
一般に外壁下部には外装板として下見板がとり
つけられるか或いは下見板を用いないで、防水壁
材が張設されて吹風による雨雪から土台付近への
水の浸入を防いでいるが、これら外装板は、従来
の取付方法によると、風により浮き上つたり、取
付部分の排水性能が悪いため、一旦外装板内側に
浸入した雨水はそのまま滞溜し、土台の木口面か
ら吸水されてこの部分を腐らせたり、冬季には凍
害による被害が発生することが多かつた。
本考案は上記欠点を除き、外装板を強固に固定
させ、雨水の浸入を防止し、万一外装板の裏面側
へ浸入した雨水は、速かに屋外側へ排出させるよ
うにしたジヨイナを提供することを目的とする。
以下本考案の一実施例を図面にもとづいて説明
する。
図において、1は下見板で壁2の屋外側に防水
用のアスフアルトフエルト3を介してジヨイナ4
によつて支持されている。
5は土台、6は基礎を示す。
前記下見板1は外側面が長い垂下片11とさ
れ、内側面に短かい垂下片12をもつ中空体から
なる。しかして、本考案にかかる水切ジヨイナ4
は、アルミ製で、水平方向に長く鉛直に立上つた
平板状の壁取付部41の上端部に壁と下見板との
隙間を保持するため所定厚みを有する厚板部42
が形成され、前記壁取付部41の下端には、該下
端から屋外側へ下向傾斜して張り出し、更にその
先端部を下方に垂下させて、基礎6を覆うように
した水よけ部43が設けられる。更に、前記壁取
付部41の高さ方向略中間部分の屋外側には、上
向鈎状をなす外装板支持部44が突設される。そ
して、該外装板支持部44の水平板部分には、複
数の水抜孔44aが設けられている。
該水切ジヨイナ4はその壁取付部41に釘7が
打たれて柱、間柱、土台、胴縁等に固定される。
以上の構造において、その使用態様を説明す
る。本考案の水切ジヨイナ4はその鈎状をなす外
装板支持部44によつて下見板の内側垂下片12
を引つかけ支持している。そのため下見板1は強
固に支持され、風によつてめくれることがない。
水切ジヨイナ4の厚板部42は下見板1と壁2の
屋外側面とに適当な隙間を付与する。このため、
下見板1の屋内側裏面に浸入した雨水はこの隙間
を流下し、外装板支持部の水平板部分に設けられ
た水抜孔44aから容易に屋外へと排出される。
水切ジヨイナ4の水よけ部43は建物基礎を完全
に覆うので、この部分から内部へ雨水が浸入する
ことはなく、表面に吹きつけられた雨水は、前記
下向傾斜部上を流下排出される。
また、本考案の水切ジヨイナは上記特性を有す
る他、釘打ち部分が表面に現われないため体裁よ
く、下見板やサツシの色に合わせて彩色されるこ
とにより美観の向上も期待できる。
なお、本考案の水切ジヨイナ4は第2図、第3
図に示す如き、下見板の代りに防水壁材100を
用いた場合の土台部分の取付用としても用いられ
る。即ち、壁材100は石綿セメント押出材より
なり、該壁材100の長さ方向に沿つて等間隔平
行に貫通される複数本の空洞111が設けられ
る。そして該空洞111は長さ方向に沿う仕切条
112によつて仕切られる。また壁材100には
上接合部113と下接合部114とが形成され
る。しかして、前記上接合部113では壁外面た
る表面から順に表向き傾斜段部113a、該段部
113aの上方には重合面たる表向き傾斜面11
bが、更に、上向き凸条部113cおよび上向き
肩部113dが連なる。そして、これらは壁材1
00の長さ方向に連続形成される。一方、下接合
部114は表面から順に下向き面114a、重合
面たる裏向き傾斜面114b、下向き凹条部11
4c、下向き面114dより成る。なお、符号3
0は間柱である。
そしてこの壁材100は、第2図示の如く、左
右上下方向に夫々端面を合わせて張設される。こ
のとき、下第1段の前記上向凸条部113cが第
2段の下向き凹条部114cに嵌合し、第1段の
上向き肩部113d上に第2段の下向き面114
dが接するように載置される。従つて、第1段の
傾斜表向き斜面113bに第2段の裏向き傾斜面
114bが接して、第2段下部が第1段上部の壁
厚み方向前面で重合される。これらによつて、壁
材の位置決めが確実で、かつ、接合部よりの雨水
の侵入が阻止される。
以上の如く本考案は、水平方向に長く鉛直に立
上つた平板状の壁取付部と、前記壁取付部の下端
から建物基礎を覆うように張出された水よけ部
と、前記壁取付部の高さ方向略中間部分の屋外側
に突設された外装板支持部が一体形成され、前記
水よけ部は壁取付部の下端から屋外側へ下向傾斜
して張り出し、更にその先端部を下方に垂下して
なり、外装板支持部は上向鈎状をなし、その水平
板部分には複数の水抜孔が設けられている。従つ
て、高度な防水性、排水性が付与され、風により
外装板がめくれたり、外装板の下木口面よりの吸
水による凍害や腐蝕が防止されることとなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す組付端面図、
第2図は壁材の張設態様を示す斜視図、第3図は
要部拡大側面図である。 1……下見板、2……壁、4……水切ジヨイ
ナ、41……壁取付部、42……厚板部、43…
…水よけ部、44……外装板支持部、5……土
台、6……建物基礎。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平方向に長く鉛直に立上つた平板状の壁取付
    部と、前記壁取付部の下端から建築基礎を覆うよ
    うに張出された水よけ部と、前記壁取付部の高さ
    方向略中間部分の屋外側に突設された外装板支持
    部が一体形成され、前記水よけ部は壁取付部の下
    端から屋外側へ下向傾斜して張り出し、更にその
    先端部を下方に垂下してなり、外装板支持部は上
    向鈎状をなし、その水平板部分には複数の水抜孔
    が設けられていることを特徴とする水切ジヨイ
    ナ。
JP13142180U 1980-09-15 1980-09-15 Expired JPS6217522Y2 (ja)

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JP13142180U JPS6217522Y2 (ja) 1980-09-15 1980-09-15

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JP13142180U JPS6217522Y2 (ja) 1980-09-15 1980-09-15

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JPS5754514U JPS5754514U (ja) 1982-03-30
JPS6217522Y2 true JPS6217522Y2 (ja) 1987-05-07

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60104651U (ja) * 1983-12-22 1985-07-17 東芝機器株式会社 ル−バ装置
JPH0428961Y2 (ja) * 1987-05-29 1992-07-14

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JPS5754514U (ja) 1982-03-30

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