JP3183827B2 - 建物の軒先構造及び建物の軒先用面戸並びに建物の軒先支持具 - Google Patents

建物の軒先構造及び建物の軒先用面戸並びに建物の軒先支持具

Info

Publication number
JP3183827B2
JP3183827B2 JP16955996A JP16955996A JP3183827B2 JP 3183827 B2 JP3183827 B2 JP 3183827B2 JP 16955996 A JP16955996 A JP 16955996A JP 16955996 A JP16955996 A JP 16955996A JP 3183827 B2 JP3183827 B2 JP 3183827B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
cross
door
building
face door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16955996A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1018530A (ja
Inventor
勝夫 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP16955996A priority Critical patent/JP3183827B2/ja
Publication of JPH1018530A publication Critical patent/JPH1018530A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3183827B2 publication Critical patent/JP3183827B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の軒先端部の
支持構造に関し,特に,凹凸断面状の屋根材と,これを
支える支柱との間の隙間を閉鎖する面戸を備えた建物の
軒先構造に関する。
【0002】
【従来の技術】屋根瓦や凹凸断面を有する屋根材を備え
る建物には、屋根の軒先側端部を支える支柱に、屋根瓦
や切版屋根材との隙間を塞ぐ面戸が設けられているもの
として図12に示すようなものがある。
【0003】図12に示すものでは、屋根の軒下端部に
沿って水平に延びる支柱1の上部に凹凸断面形状の屋根
材2の受け金具3が突設されている。受け金具3は凹凸
断面を有する屋根材2の上方に凸となる部分の内壁面に
嵌め込まれて、屋根材2を支持している。屋根材2の下
部の下に凸となる部分と支柱との間には若干の隙間が設
けられている。なお、受け金具3と支柱1との間の板材
4を外側に延ばして、そこに乾燥用の長孔つき面戸が立
設される場合もある。
【0004】また,実開昭57−140531号公報の
「波形瓦用面戸」では、波形瓦用面戸本体の上面部を波
形に形成し、この波形面に粘着層を形成して波形瓦と波
形瓦用面戸との密着性を良くしている。
【0005】実開昭56−97346号公報の「換気孔
付面戸板」は、面戸に水平に延びる長孔を複数形成して
屋根と屋根下地との乾燥を早め、屋根下地の老朽化を防
止しようとしている。
【0006】さらに、実開昭57−205331号公報
の「波形状屋根の軒先構造」は、軒先端部に沿って水平
に延びるように、配設される細長い平板上に、複数の面
戸をあらかじめ突設しておくことにより、屋根と屋根下
地との隙間を塞ぐ面戸の取付作業を短縮化し、面戸にス
リットを開口して、屋根下地の乾燥を促進させている。
【0007】その他の面戸に関する考案としては、実開
昭63−98918号公報のような、面戸と波状屋根板
との嵌合を図ったものも提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図12
に示すものでは、受け金具3のみでは雨水や小動物が入
り込み易いので、板材4を外側に延ばして孔付き面戸を
取付けるのが良いが、孔付き面戸を設けると,つららの
体積増大により氷が面戸の内部に進入して解け、水や結
露水が貯留して室内天井が老朽化するという問題があ
る。
【0009】また,実開昭57−140531号公報及
び実開昭63−98918号公報の場合、面戸本体と屋
根瓦とが密着するので、隣合う屋根瓦同士の間から浸入
した水が屋根下地上に溜り、屋根下地の老朽化が懸念さ
れる。
【0010】さらに,実開昭56−97346号公報、
実開昭57−205331号公報では冬期、面戸に付着
した水が凍結してつららとなった場合、つららの体積が
増えると、乾燥用の長孔からつららが屋根内部に浸入し
て、長孔下部と屋根下地との間に水が溜ってしまい、居
室にも雨もれが生じたり、居室天井部が老朽化する問題
がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる問題に
着目してなされたものであり、屋根裏や室内天井等の通
気を向上させつつ、室内天井への雨水等の貯留を防止
し、冬期においてつららなどが面戸を越えて屋根裏内に
入ったときでも、つららの溶けた水が室内天井上に貯留
することを防止することを目的とする。
【0012】かかる課題を解決するために、本発明の請
求項1の建物の軒先構造は,凹凸断面を有する屋根材の
軒先端部下方に沿って水平に延び,前記軒先端部を支持
する支柱上に、この支柱の長手方向に延びるプレートを
敷設し、このプレートを、建物の外側方向に水平に延ば
して面戸支持板部を形成し、この面戸支持板部に排水口
を形成すると共に、この排水口の外側に位置する縁部
に,前記屋根材の凹凸断面部と嵌合して前記屋根材の断
面部内部の空間を遮る面戸を立設し、この面戸の上端部
と前記凹凸部断面部の上部内壁面との間に通気口を形成
したことを特徴とする。
【0013】また,本発明の請求項2の建物の軒先構造
は,請求項1の建物の軒先構造において,前記面戸の上
部と前記凹凸断面部との間にシールを介在させ,このシ
ールの前記面戸の上端部の上に搭載される部位と前記凹
凸断面部の上部内壁面との間に前記通気口を形成したこ
とを特徴とする。
【0014】さらに,本発明の請求項3の建物の軒先構
造は,請求項1の建物の軒先構造において,前記面戸の
上部と前記凹凸断面部との間に,前記面戸の上端部の上
を除いて第1のシールを介在させて,前記面戸の上端部
と前記凹凸断面部の上部内壁面との間に前記通気口を形
成し,前記面戸支持板部の第1のシールより外側の縁部
に前記屋根材の凹凸断面部下部と密着する第2のシール
を敷設したことを特徴とする。
【0015】又,本発明の請求項4の建物の軒先用面戸
は,凹凸断面形状の屋根材の軒先端部を支持する支柱上
に排水口付きのプレートを介して突設され,前記屋根材
の凹凸断面部と嵌合して前記屋根材の断面部内部の空間
を遮る面戸であって、この面戸の上端部と前記凹凸部断
面部の上部内壁面との間に通気口形成部を有することを
特徴とする。
【0016】本発明の請求項5の建物の軒先支持具は,
凹凸断面を有する屋根材の軒先端部下方に沿って水平に
延びて前記軒先端部を支持する支柱上に敷設され,この
支柱から建物の外側方向に水平に延びると共に,この外
側に突出する部位に排水口が形成されてなるプレート
と,このプレートの前記支柱の上に載る部位に突設さ
れ,前記屋根材の凹凸断面部と嵌合して前記屋根材を支
える受け金具と,前記プレートの前記排水口の外側に位
置する縁部に突設され,前記屋根材の凹凸断面部と嵌合
して前記屋根材の断面部内部の空間を遮ると共に,この
面戸の上端部と前記凹凸部断面部の上部内壁面との間に
通気口を形成する面戸とを備えたことを特徴とする。
【0017】請求項1の発明によれば、面戸と屋根材と
の間に通気口が形成されているので、屋根裏の通気が促
進され、屋根下地や室内天井部上部の乾燥通気が行われ
る。また,面戸の内側には、排水口が形成されているの
で、冬期の氷結時等において、つららの体積が成長し、
面戸と屋根材との間の通気口から屋根裏につららが浸入
しても、溶けた水や結露の水が水抜き開口部から排水さ
れる。
【0018】請求項2の建物の軒先構造によれば,請求
項1の作用に加えて,面戸の上部と凹凸断面部との間に
シールが介在しているので,屋根材と面戸との水密生が
向上し,しかも,シールの面戸の上端部に搭載される部
位と凹凸断面部の上部内壁面の間に通気口が形成される
ので,通気性も十分に確保される。
【0019】請求項3の建物の軒先構造によれば,請求
項1の作用に加えて,第1のシールにより面戸と屋根材
の凹凸断面部の水密性を確保し,第2のシールにより面
戸支持板部と第2のシールの水密性を確保するので,面
戸と屋根材との凹凸断面部との高さが異なっても,面戸
支持板部及び屋根材との水密性が著しく向上すると共に
通気性が向上する。
【0020】請求項4の軒先用の面戸によれば,小動物
の浸入を防止できると共に雨水の吹き付けるときでも屋
根の裏側に雨水が浸入することを極力防ぐことができ,
また,冬季においてつららが大きくなって面戸の内側に
入り込んでも溶けた水を排水口から排出できる。また,
面戸と凹凸断面部の上部内壁面との間に通気口が形成さ
れるので,屋根裏や室内天井の通気性も確保できる。
【0021】請求項5の軒先の支持具によれば,雨水や
小動物の浸入を防止できると共に,つららが面戸の内側
に入りにくく,万一面戸の内側につららが入り込んでも
溶けた水を排水口から排出できる。また,通気口の他に
排水口からの換気効果もあるので,屋根裏や室内天井の
通気性が一段と向上する。さらに,プレートと受け金具
と面戸とが一体に形成されているので,施工の短縮化を
図ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の建物の
軒先部構造を図面に基づいて説明する。
【0023】図1は、第1の実施形態の軒先部の断面構
造を示す。図1において、10はC型鋼からなる支柱で
あり、支柱10は台形状の凹凸断面形状が連続する屋根
材12の軒先部端部を支持する。
【0024】支柱10の上には、プレートとしてのタイ
トフレームベース11がボルト固定されている。タイト
フレームベース11はタイトフレーム13と面戸14と
で,屋根材12を支持する軒先の受け金具H(図6参
照)を構成している。
【0025】タイトフレームベース11は,図7、図8
に示すように,支柱10の長手方向に延びるものであ
る。タイトフレームベース11は図5、図6に示す断面
形状を有しており,支柱10状に支持される第1平板部
11aと、支柱10から室外側に突出する第2平板部1
1b(面戸支持板部)とを有し、第1平板部11aと第
2平板部11との間に縦板部11cが設けられている。
【0026】第1平板部11aには屋根材12の凸状部
分の内壁面を支えるタイトフレーム13が、第1平板部
11a及び支柱10の上部フランジと共締めされてい
る。他とフレーム13は,支柱10の上部フランジに固
定されて屋根材12の凹凸断面部が延びる方向に対して
直角に向けられる縦板部と,この縦板部の上部に水平方
向に沿って延びて屋根材12の上部内壁面と密着する横
板部とを備えている。この横板部13aは屋根材12の
凹凸断面部の上部内壁面と嵌合する。13bは横板部1
3aから突出し,屋根材12に嵌合する突起である。
【0027】第2平板部11bは、第1平板部11aよ
り高くなっている。第2平板部11bの外側縁部には、
面戸14が接合されている。第2平板部11bには、図
5に示すように6×6cm大の排水口17が多数開口さ
れている。面戸14は、図2、図3にも示すように、台
形状の形状をしている。面戸14の上辺部14aと、斜
辺部14bには、図4に示すようにシールラバー15が
接着される。シールラバー15は屋根材12の断面形状
に合わせた断面形状を有し,屋根材12と嵌合するが,
屋根材12の凹凸形状の上に凸となる壁面部との間に隙
間が設けられ,通気口16が形成される。
【0028】タイトフレーム13は,図1,図4に示す
ように,シールラバー15の凹凸断面部の上方に凸とな
る最高部位より高く設定されており、シールラバー15
の上辺部15aと屋根剤12の凸状部最高部位12aと
の間に隙間が形成されている。この隙間が屋根裏用の通
気口16とされる。排水口17は通気口16の近傍に集
められて開口されている。
【0029】尚、タイトフレームベース11の左右端に
は、三角状の端用の面戸14´が突設される。端用の面
戸14´とタイトフレーム13´との隙間は、例えば他
の部材により封鎖される。
【0030】第1縦板部11bは軒樋18を配設するた
めの高さ調整を行っている。タイトフレームベース11
の第2平板部11bの外縁部には、第2縦板部11dが
形成されている。第2縦板部11dは、軒樋18の内側
に突出し、第2平板部11bの下側に雨水等が浸入する
のを防止している。
【0031】軒樋18は、支柱10にボルト固定された
軒天井19に固定されており、ドレンキャップ20から
水を吸い込んで、ドレンパイプ21に流すようになって
いる。22は軒先端部の外観向上のための化粧カバーで
ある。
【0032】この建物の軒先構造によれば、雨水等が屋
根材12の裏側に吹き付けても面戸14により遮られ
る。また,第2縦板部11dが軒樋18の内側に突出し
ているので、屋根裏には雨水が浸入できない。屋根裏等
に通気孔16から万一雨水が入っても、排水口17から
排水される。通気口16が設けられているので、屋根裏
が結露しても通気性が確保されており、屋根裏及び屋根
下地等の乾燥が早く、老朽化防止となる。
【0033】冬期において、つららが面戸14に出来て
も、仲々中に入り難く、つららの体積が増えて面戸14
上の通気口16から中に入っても、排水口から溶けた水
が流れ出るため,屋根裏や室内天井に水がたまることが
ない。屋根材12には、タイトフレーム13で支持され
るほか面戸14によっても支持されるため、剛性が向上
する。更に、シールラバー15が水密性を向上させてい
る。
【0034】図9は、本発明の第2の実施形態を示す。
この軒先構造では、タイトフレームベース20の断面形
状はタイトフレームベース11の断面構成と同一であ
り,第2平板部20aに開口される排水穴21の形状が
長丸円形である。支柱10の上部フランジにボルト固定
される第1平板部20bにはタイトフレーム13が立設
され,タイトフレーム13に屋根材12が保持されてい
る。建物の外側に位置する先端部には雨水の進入を防止
する縦板部20cが形成されている。又、面戸22の形
状は面戸14と同一であるが、シールラバー23,24
の配設位置及び形状が第1の実施形態と異なる。
【0035】シールラバー23は、面戸22の更に建物
の外側に位置する先端部に設けられ、面戸22の斜辺部
22bにシールラバー23が接着されている。屋根材1
2は、シールラバー23,24及びタイトフレーム13
に支持されている。屋根材12の凸状部最高部位12a
と面戸22の上辺部22aとの間に、通気口25が形成
されている。通気口25の近傍には排水口21が集中的
に形成されている。この実施形態では面戸24の上辺部
22aにシールラバーが載らないので、凹凸の浅い屋根
材でも十分な通気口24の開口面積を得ることが出来
る。
【0036】
【発明の効果】この発明の請求項1の発明によれば、面
戸と屋根材との間に通気口が形成されているので、屋根
裏の通気が促進され、屋根下地や室内天井部上部の乾燥
通気が行われる。また,面戸の内側には、排水口が形成
されているので、冬期の氷結時等において、つららの体
積が成長し、面戸と屋根材との間の通気口から屋根裏に
つららが浸入しても、溶けた水や結露の水が水抜き開口
部から排水される。
【0037】また,請求項2の建物の軒先構造によれ
ば,請求項1の効果に加えて,面戸の上部と凹凸断面部
との間にシールが介在しているので,屋根材と面戸との
水密生が向上し,しかも,シールの面戸の上端部に搭載
される部位と凹凸断面部の上部内壁面の間に通気口が形
成されるので,通気性も十分に確保される。
【0038】さらに,請求項3の建物の軒先構造によれ
ば,請求項1の効果に加えて,第1のシールにより面戸
と屋根材の凹凸断面部の水密性を確保し,第2のシール
により面戸支持板部と第2のシールの水密性を確保する
ので,面戸と屋根材との凹凸断面部との高さが異なって
も,面戸支持板部及び屋根材との水密性が著しく向上す
ると共に通気性が向上する。
【0039】また,請求項4の軒先用の面戸によれば,
小動物の浸入を防止できると共に雨水の吹き付けるとき
でも屋根の裏側に雨水が浸入することを極力防ぐことが
でき,また,冬季においてつららが大きくなって面戸の
内側に入り込んでも溶けた水を排水口から排出できる。
また,面戸と凹凸断面部の上部内壁面との間に通気口が
形成されるので,屋根裏や室内天井の通気性も確保でき
る。
【0040】請求項5の軒先の支持具によれば,雨水や
小動物の浸入を防止できると共に,つららが面戸の内側
に入りにくく,万一面戸の内側につららが入り込んでも
溶けた水を排水口から排出できる。また,通気口の他に
排水口からの換気効果もあるので,屋根裏や室内天井の
通気性が一段と向上する。さらに,プレートと受け金具
と面戸とが一体に形成されているので,施工の短縮化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の軒先構造の断面図
である。
【図2】 図1のタイトフレームベースと面戸との組付
関係を示す概念図である。
【図3】 図1のタイトフレームベースと面戸との接着
状態を示す概念図である。
【図4】 図1の面戸とタイトフレーム及び屋根材との
組立状態を示す部分図である。
【図5】 図4の平面図である。
【図6】 図5のV−V断面図である。
【図7】 タイトフレームベースと面戸の配設関係を示
す部分平面図である。
【図8】 タイトフレームベースと面戸の高さ関係を示
す図である。
【図9】 第2の実施形態の軒先構造の断面図である。
【図10】 図9のタイトフレームベースと面戸及びシ
ールラバーの配設位置を示す平面図である。
【図11】 図10の正面図である。
【図12】 従来の軒先構造の例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 支柱 11 タイトフレームベース 12 屋根材 13 タイトフレーム 14 面戸 15 シールラバー 16 通気口 17 排水口 18 軒樋 19 軒天井

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】凹凸断面を有する屋根材の軒先端部下方に
    沿って水平に延び,前記軒先端部を支持する支柱上に、
    この支柱の長手方向に延びるプレートを敷設し、このプ
    レートを、建物の外側方向に水平に延ばして面戸支持板
    部を形成し、この面戸支持板部に排水口を形成すると共
    に、この排水口の外側に位置する縁部に,前記屋根材の
    凹凸断面部と嵌合して前記屋根材の断面部内部の空間を
    遮る面戸を立設し、この面戸の上端部と前記凹凸部断面
    部の上部内壁面との間に通気口を形成したことを特徴と
    する建物の軒先構造。
  2. 【請求項2】請求項1の建物の軒先構造において,前記
    面戸の上部と前記凹凸断面部との間にシールを介在さ
    せ,このシールの前記面戸の上端部の上に搭載される部
    位と前記凹凸断面部の上部内壁面との間に前記通気口を
    形成したことを特徴とする建物の軒先構造。
  3. 【請求項3】請求項1の建物の軒先構造において,前記
    面戸の上部と前記凹凸断面部との間に,前記面戸の上端
    部の上を除いて第1のシールを介在させて,前記面戸の
    上端部と前記凹凸断面部の上部内壁面との間に前記通気
    口を形成し,前記面戸支持板部の第1のシールより外側
    の縁部に前記屋根材の凹凸断面部下部と密着する第2の
    シールを敷設したことを特徴とする建物の軒先構造。
  4. 【請求項4】凹凸断面形状の屋根材の軒先端部を支持す
    る支柱上に排水口付きのプレートを介して突設され,前
    記屋根材の凹凸断面部と嵌合して前記屋根材の断面部内
    部の空間を遮る面戸であって、この面戸の上端部と前記
    凹凸部断面部の上部内壁面との間に通気口形成部を有す
    ることを特徴とする建物の軒先用面戸。
  5. 【請求項5】凹凸断面を有する屋根材の軒先端部下方に
    沿って水平に延びて前記軒先端部を支持する支柱上に敷
    設され,この支柱から建物の外側方向に水平に延びると
    共に,この外側に突出する部位に排水口が形成されてな
    るプレートと,このプレートの前記支柱の上に載る部位
    に突設され,前記屋根材の凹凸断面部と嵌合して前記屋
    根材を支える受け金具と,前記プレートの前記排水口の
    外側に位置する縁部に突設され,前記屋根材の凹凸断面
    部と嵌合して前記屋根材の断面部内部の空間を遮ると共
    に,この面戸の上端部と前記凹凸部断面部の上部内壁面
    との間に通気口を形成する面戸とを備えたことを特徴と
    する建物の軒先支持具。
JP16955996A 1996-06-28 1996-06-28 建物の軒先構造及び建物の軒先用面戸並びに建物の軒先支持具 Expired - Fee Related JP3183827B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16955996A JP3183827B2 (ja) 1996-06-28 1996-06-28 建物の軒先構造及び建物の軒先用面戸並びに建物の軒先支持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16955996A JP3183827B2 (ja) 1996-06-28 1996-06-28 建物の軒先構造及び建物の軒先用面戸並びに建物の軒先支持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1018530A JPH1018530A (ja) 1998-01-20
JP3183827B2 true JP3183827B2 (ja) 2001-07-09

Family

ID=15888716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16955996A Expired - Fee Related JP3183827B2 (ja) 1996-06-28 1996-06-28 建物の軒先構造及び建物の軒先用面戸並びに建物の軒先支持具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3183827B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1018530A (ja) 1998-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2001044598A1 (fr) Toit et materiau de panneau de toit
JPS6244014Y2 (ja)
JP3183827B2 (ja) 建物の軒先構造及び建物の軒先用面戸並びに建物の軒先支持具
JP2004092298A (ja) 建築物用中空防水換気プレート及び該建築物用中空防水換気プレートを使用した換気構造
JP2518830Y2 (ja) 換気片流れ棟部材
CA2280320C (en) Roof vent
JPS6224705B2 (ja)
JPS6217522Y2 (ja)
JPH0217073Y2 (ja)
JPS6144100Y2 (ja)
JP3408605B2 (ja) 無落雪屋根の換気構造
JP2562230B2 (ja) 屋根の軒先換気構造
JP2701936B2 (ja) 換気用嵌合屋根構造
JP3744398B2 (ja) 等圧排水ジョイント
JPH04119505U (ja) 外壁縦目地の雨仕舞装置
JPH0512404Y2 (ja)
JP3607099B2 (ja) 瓦棟構造及び棟排気システム
JP2577624B2 (ja) 通気防水構造屋根
JPS6017452Y2 (ja) 屋根裏の換気装置
JPH0529285Y2 (ja)
JP2000110316A (ja) 棟換気構造および棟換気装置
JP3094722U (ja) 建築物用雨返しプレート
JP2603412Y2 (ja) 外廊下排水構造
JPH07925B2 (ja) 屋根構造における雨樋装置と換気装置との組み合せ構造
JP2764244B2 (ja) 建築用パネル

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees