JPS6313295Y2 - - Google Patents

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JPS6313295Y2
JPS6313295Y2 JP1982038165U JP3816582U JPS6313295Y2 JP S6313295 Y2 JPS6313295 Y2 JP S6313295Y2 JP 1982038165 U JP1982038165 U JP 1982038165U JP 3816582 U JP3816582 U JP 3816582U JP S6313295 Y2 JPS6313295 Y2 JP S6313295Y2
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frame
dome
skylight
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fixed
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JP1982038165U
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JPS58141028U (ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は透光性合成樹脂製ドームと合成樹脂製
枠体とが一体結着され一般家屋の傾斜屋根に設置
される採光用天窓に於ける枠体の取付構造に関す
る。
近年、住居用家屋に於て、採光性を向上させる
意味から通常の窓に加えて屋根の一部を切開し
て、そこに天窓を設け居室内に自然光を導入する
方法が用いられるようになつた。その一例として
本出願人に係る実用新案登録願(昭和57年2月12
日出願)「採光用天窓構造」(実願昭57−019197
号,実開昭58−121931号公報)に記載された合成
樹脂製天窓がある。
本考案は上記動向に鑑み、更にその施工の利便
さを向上することを目的としたものである。本考
案の実施例を図に採り詳述すると、第1図は本考
案に用いられる天窓の分解斜視図、第2図は本考
案の構造が採用された取付状態を示す部分縦断面
図、第3図は第2図線部分の拡大縦断面図、第
4図は本考案の他の実施例の第3図に対応する縦
断面図である。即ち、本考案は透光性合成樹脂製
ドーム1と合成樹脂製枠体2とが一体結着され一
般家屋の傾斜屋根Rに設置される採光用天窓に於
て、上記枠体2は中央に採光用開口部20を有し
且つ上記ドーム1を支持固定し得るようになした
ドーム支持枠21と、該支持枠21の全周囲を囲
繞するべく連成された鍔板22とより成り、該枠
体2の内面と、天窓取付用孔41の開口部411
に配設された母屋もしくは垂木等の当て木5とを
弾力性のある金属製の取付用別部材3で連架して
係着させることによつて該枠体2を前記傾斜屋根
に固定すると共に、上記枠体2の上面開口縁部2
01と野縁8との間に内装材7を懸架結着して上
記取付用別部材3による固定部位を隠蔽するよう
にした採光用天窓枠体の取付構造である。第1図
は方形の天窓を示し、ドーム支持枠21は断面略
倒L形で上面平坦部に開口部20を有している。
該支持枠21の周囲を囲繞する鍔板22の三方に
は傾斜流水溝221,223及び振り分け流水溝
222がコ字状に凹設されて居り、第2図に示す
如く傾斜屋根Rに対して該振り分け流水溝222
が棟側に配されるものである。この三方の流水溝
221,222及び223は天窓の設置状態に於
てその上方傾斜屋根Rの棟側からの雨水を、スム
ーズに軒側に流下させる為に設けたもので、該天
窓近傍での雨水の乱れを防ぐに効果を奏するもの
である。このようなドーム1と枠体2とは、ドー
ム1に穿設された穿孔11と支持枠21に穿設さ
れた穿孔211とを介してボルト・ナツト12,
121により結着され、天窓取付用孔41の形成
により野地板4が切開された傾斜屋根Rに前記枠
体2の振り分け流水溝222が棟側になるよう設
置される。枠体2と傾斜屋根Rとの間に雨仕舞は
前記流水溝221,222,223の存する鍔板
22の三方のシール剤等を施与してふき板6と野
地板4との間に挟持し、残る一方の鍔板22を軒
側にして同じくシール剤等を施与してふき板6の
上に載置してなされる。この時、上記鍔板22を
野地板4又はふき板6に対して釘等の止具で固定
すれば天窓全体が安定したものとなる。しかし、
野地板4は一般には木板であるので、これに釘等
を用いて鍔板22を固定させることは問題ない
が、ふき板6は木板、スレート板、トタン板ある
いは瓦等多様であつてこれに釘を用いて鍔板22
を載置固定することは、打ち込みが不可能であつ
たり、該ふき板6を破損させることがある。また
釘穴からの漏水を防ぐ為の防水施工を必要とする
等必ずしも適当ではない。そこで本考案では、枠
体2と内面と、取付用孔41の開口部411に配
設された母屋もしくは垂木等の当て木5とを取付
用別部材3で連架係着させて、ふき板6に直接鍔
板22を係止固定することを避けるよう図つてい
る。即ち、第2図及び第3図に示す如く、前記ボ
ルト12を長めにしてドーム1と枠体2とを結着
した後、補助当て木214を介して上記取付用別
部材3の一端をナツト121で枠体2の内面(支
持枠21平坦部下面)に固定し、一方該取付用別
部材3の他端を釘等の止具51で上記開口部41
1の当て木5(図の場合、母屋)に固定するよう
にしている。ここで補助当て木214は内装材7
を支持枠21の開口縁部201と野縁8との間に
懸架結着し得るよう採用したもので、内装材7の
結着部分はその角度に合わせて適宜切除して用い
られ、また該当て木214にはボルト・ナツト1
2,121を嵌装及び貫通し得る窪孔及び貫通孔
が穿設されている。この当て木214は枠体2が
内装材取付用手段を他に有している場合は必要な
く、この場合上記取付用別部材3を直接枠体2に
固定しても良いが、作業性の面からはドーム1と
枠体2とをボルト・ナツト12,121により結
着した後、別のナツト121で行う方が能率的で
ある。取付用別部材3は弾力性のある金属製であ
り、この両端の結着部にはボルトもしくは止具用
の長孔を穿設しておけば上記弾力性であることも
加えて取付の調整が自在であるので便利である。
第2図では取付用別部材3,3により棟側及び軒
側の母屋5,5に固定している状態を示すが両側
部の垂木(不図示)に同様の方法で固定すること
も本考案を逸脱するものではない。
上記構成に於ては、本考案の構造は取付用別部
材3を、枠体2の内面と、開口部411に配設さ
れた母屋もしくは垂木等の当て木5とに係着させ
ることによつて、ドーム1を結着した枠体2を傾
斜屋根Rに設置固定する構造であるから、鍔板2
2を釘等の止具でふき板6に直接係止する場合の
ように、ふき板6が破損することがなく、また釘
の打ち込みが不可能でその部分の係止固定が不完
全となるようなことがない。更に鍔板22上面に
はこのような止具が不要とされるから漏水の虞れ
もなく外観が損なわれることがない。更に、支持
枠21の採光用開口部20の縁部201と野縁8
との間には内装材7を懸架結着するようにしたか
ら、上記取付用別部材3による固定部材が隠蔽さ
れて居室からも視覚されず、内外両方からの外観
が良好に維持される。
第4図は本考案の他の実施例であつて、支持枠
21の側壁内面に断熱材215が止具216によ
り添設されている場合に、該止具216を用いて
上記取付用別部材3の一端を枠体2の内面に固定
し、他端を上述と同様に当て木5に対して止具5
1を介して固定するようにしたことを示す。上記
断熱材215は枠体2の内面に於て、結露水発生
防止に効果的で好ましく採用されるものである
が、該断熱材215を用いない場合あるいは断熱
材215を接着剤等で添設する場合でも上記別部
材3を適宜手段で枠体2の内面に結着され得るこ
とは云うまでもなく、この実施例でも上記第1の
実施例の効果と同様であることは自明である。
尚、本考案に採用される天窓を構成するドーム
1は、透光性塩ビもしくはアクリル樹脂等で、一
方枠体2は塩ビ、アクリルあるいはFRP樹脂等
で夫々一体成形して製せられ、意匠性に応じて適
宜その色彩形状等が選択されるものである。従つ
て図例の天窓の全体形状は方形であるが、使用者
の好みによつて円形その他の多角形も好ましく採
用されるものである。また第1図に於て、振り分
け流水溝222の溝底はその中心線を分水嶺とし
て左右に傾斜し両側の流水溝221及び223の
出会点で最も深くなつているが、この溝底は平坦
であつて且つ出会点と同じ深さであつても良い。
但し、該両側の流水溝221及び223の溝底は
この出会点を起点として徐々に浅くなり、軒側の
鍔板22においてそれとほぼ同一面域となるよう
設けられることが、雨水の流れをスムースにさせ
る上で効果的であるが、これらの流水溝221,
222及び223が存しなくとも本考案を逸脱す
るものではないこともまた自明である。更に、上
記支持枠21の上面にはパツキン材等で成る不連
続なスペーサー212…が添着され、その開口縁
部201には上向きの仕切板213が延設されて
いるが、これらはドーム1と枠体2との結着関係
においてドーム1内面に付着した結露水がその内
面を伝つて流れ落ちる時に、該支持枠21の外側
に流出し、結露水が直接室内に落下するのを防止
するよう図つたものである。
叙述の通り、本考案取付構造においては鍔板に
対し釘等の止具を何等用いることを要しないか
ら、天窓の傾斜屋根に対する施工の際ふき板を破
損させることがなく、また鍔板の露出部分には少
なくとも止具が現出せず、しかも取付用別部材に
よる固定部分は内装材により隠蔽されるから、天
窓の内外ともシンプルで体裁良く整えられる。そ
して取付用別部材が弾力性のある金属によりなる
から、枠体の内面の形状或いは当て木とのスペー
ス的条件に応じた現場的対応がとり易いと云う利
点も付加される。更にこの固定作業は傾斜屋根R
の下面で、内装施工作業と共にそれと一連の作業
で行い得るから作業上の煩わしさが半減されるこ
とにもなる。…等本考案の利点大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に用いられる天窓の分解斜視
図、第2図は本考案の構造が採用された取付状態
を示す部分縦断面図、第3図は第2図線部分の
拡大縦断面図、第4図は本考案の他の実施例の第
3図に対応する縦断面図である。 符号の説明、1……ドーム、2……枠体、21
……支持枠、22……鍔板、3……取付用別部
材、4……野地板、41……天窓取付用孔、41
1……取付用孔の開口部、5……当て木、R……
傾斜屋根。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透光性合成樹脂製ドームと合成樹脂製枠体とが
    一体結着され一般家屋の傾斜屋根に設置される採
    光用天窓に於て、上記枠体は中央に採光用開口部
    を有し且つ上記ドームを支持固定し得るようにな
    したドーム支持枠と、該支持枠の全周囲を囲繞す
    るべく連成された鍔板とより成り、該枠体の内面
    と、天窓取付用孔の開口部に配設された母屋もし
    くは垂木等の当て木とを弾力性のある金属製の取
    付用別部材で連架して係着させることによつて該
    枠体を前記傾斜屋根に固定すると共に、上記枠体
    の上面開口縁部と野縁との間に内装材を懸架結着
    して上記取付用別部材による固定部位を隠蔽する
    ようにした採光用天窓枠体の取付構造。
JP3816582U 1982-03-17 1982-03-17 採光用天窓枠体の取付構造 Granted JPS58141028U (ja)

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JP3816582U JPS58141028U (ja) 1982-03-17 1982-03-17 採光用天窓枠体の取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS58141028U JPS58141028U (ja) 1983-09-22
JPS6313295Y2 true JPS6313295Y2 (ja) 1988-04-15

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5324167B2 (ja) * 2008-09-11 2013-10-23 株式会社井之商 採光装置
JP5379215B2 (ja) * 2011-11-16 2013-12-25 特殊技研金属株式会社 太陽光の採光システム及び発電パネルを備えたトップライト

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5223821A (en) * 1975-08-16 1977-02-23 Jiyuu Kenkiyuushiyo Kk Roof component for top lighting

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JPS5652531U (ja) * 1979-09-29 1981-05-09

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JPS58141028U (ja) 1983-09-22

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