JPS6217403Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6217403Y2 JPS6217403Y2 JP6854681U JP6854681U JPS6217403Y2 JP S6217403 Y2 JPS6217403 Y2 JP S6217403Y2 JP 6854681 U JP6854681 U JP 6854681U JP 6854681 U JP6854681 U JP 6854681U JP S6217403 Y2 JPS6217403 Y2 JP S6217403Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- case
- protrusion
- shaft support
- support hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は比較的小さな物を収納するケースに関
するものである。
するものである。
従来の技術
従来この種のケースは、例えば実公昭51−
48984号公報に示されているように第５図のよう
な構造になつていた。すなわち蓋１０１の脚部１
０２を本体１０５の支持溝１０７に係止させ、本
体１０５に取り付けられた弾性部材１０３，１０
４を蓋１０１の脚部に摺接させ蓋１０１の回動を
行なつていた。
48984号公報に示されているように第５図のよう
な構造になつていた。すなわち蓋１０１の脚部１
０２を本体１０５の支持溝１０７に係止させ、本
体１０５に取り付けられた弾性部材１０３，１０
４を蓋１０１の脚部に摺接させ蓋１０１の回動を
行なつていた。
考案が解決しようとする問題点
しかし、このような構造のものでは、蓋１０１
と本体１０５の他に弾性部材１０３，１０４が必
要になり構造が複雑になつてコストアツプになつ
ていた。又、蓋１０１が開放方向に大きな力が加
わり、本体１０５から外れて再び組み立てる場
合、組み立てにくいという問題があつた。
と本体１０５の他に弾性部材１０３，１０４が必
要になり構造が複雑になつてコストアツプになつ
ていた。又、蓋１０１が開放方向に大きな力が加
わり、本体１０５から外れて再び組み立てる場
合、組み立てにくいという問題があつた。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本考案は両側面に
軸支孔を設けたケースと、前記軸支孔に挿入され
る突起を有した蓋とを備え、前記ケースの内側面
であつて前記軸支孔より前面側近傍にリブを設
け、また前記蓋の突起の下面側に傾斜面を設け、
さらに前記蓋を一定以上開けると前記ケースのリ
ブに乗り上げる側面部を前記蓋の突起よりも下方
に設けた構成である。
軸支孔を設けたケースと、前記軸支孔に挿入され
る突起を有した蓋とを備え、前記ケースの内側面
であつて前記軸支孔より前面側近傍にリブを設
け、また前記蓋の突起の下面側に傾斜面を設け、
さらに前記蓋を一定以上開けると前記ケースのリ
ブに乗り上げる側面部を前記蓋の突起よりも下方
に設けた構成である。
作 用
すなわちフタに開放方向に一定以上回転すると
フタの回転軸突起を設けた側壁がケース内側面に
設けたリブに乗り上げ、フタの側壁とケース側面
の間のスキマが大きくなり、フタの回転軸突起が
ケース側面の軸支孔から外れることとなる。
フタの回転軸突起を設けた側壁がケース内側面に
設けたリブに乗り上げ、フタの側壁とケース側面
の間のスキマが大きくなり、フタの回転軸突起が
ケース側面の軸支孔から外れることとなる。
実施例
以下本考案の実施例を第１図〜第４図にもとづ
いて説明する。図において、１は上方開放のケー
ス、２はケース１の開放部をおおう蓋、３は蓋２
の上面後方に設けられた突起、４はケース１の前
面に設けられた取手で、係止部４′を有する。５
は蓋２の前面に設けられた取手で、係止部４′と
係合する係止部５′を有する。６はケース１の両
側面にあけられた円形の軸支孔、７はケース１の
後面にあけられた壁掛け用の穴、８は軸支孔６の
近傍でケース１の内側両側面に縦設したリブで、
断面は半円形又は三角形をしている。９は蓋２の
側面に設けた円筒形の突起であり、端面の下方半
分が根元に向つた傾斜面９′となつており、円形
の軸支孔６に嵌合する。１０はケース１の後面壁
の穴で、突起３と嵌合する。１１は突起９を設け
た蓋２の側面部で、蓋２を所定以上開けるとリブ
８に乗り上げるよう設計されている。
いて説明する。図において、１は上方開放のケー
ス、２はケース１の開放部をおおう蓋、３は蓋２
の上面後方に設けられた突起、４はケース１の前
面に設けられた取手で、係止部４′を有する。５
は蓋２の前面に設けられた取手で、係止部４′と
係合する係止部５′を有する。６はケース１の両
側面にあけられた円形の軸支孔、７はケース１の
後面にあけられた壁掛け用の穴、８は軸支孔６の
近傍でケース１の内側両側面に縦設したリブで、
断面は半円形又は三角形をしている。９は蓋２の
側面に設けた円筒形の突起であり、端面の下方半
分が根元に向つた傾斜面９′となつており、円形
の軸支孔６に嵌合する。１０はケース１の後面壁
の穴で、突起３と嵌合する。１１は突起９を設け
た蓋２の側面部で、蓋２を所定以上開けるとリブ
８に乗り上げるよう設計されている。
上記構成において、蓋２はケース１の円形の軸
支孔６に嵌合した突起９により、突起９を中心と
して回転運動をする。第３図により詳しく説明す
ると、蓋２を約90゜開くと、蓋２の上面の突起３
はケース１の後面壁の穴１０に嵌合し、この位置
で蓋２は固定される（第３図Ａ，Ｂ，Ｃの操
作）。さらに蓋２を開けると、蓋２の側面部１１
がケース１の内側両側面のリブ８に当たると同時
に、蓋２の上面がケース１の後壁の上端面１′に
当たる。さらに蓋２をを開けていくと、蓋２の側
面部１１はケース１の内側両側面に設けられたリ
ブ８に乗り上げ、蓋２の側面部１１とケース１の
側面の間はリブ８の高さ分隙間があく。さらに蓋
２に開放方向に力を加えると、蓋２の上面とケー
ス１の後壁の上端面１′との接触点を支点として
蓋２は回転し、蓋２の突起９はケース１側面と蓋
２の側面部１１の間の隙間が大きいため傾斜面
９′の方からケース１の円形の穴６より自動的に
外れる。なお実施例では、ケース１の内面に蓋の
側面部１１がくるようにしたが、外側であつても
よく、この場合、実施例の構成を多少変形させる
ことで同等な効果が得られる。
支孔６に嵌合した突起９により、突起９を中心と
して回転運動をする。第３図により詳しく説明す
ると、蓋２を約90゜開くと、蓋２の上面の突起３
はケース１の後面壁の穴１０に嵌合し、この位置
で蓋２は固定される（第３図Ａ，Ｂ，Ｃの操
作）。さらに蓋２を開けると、蓋２の側面部１１
がケース１の内側両側面のリブ８に当たると同時
に、蓋２の上面がケース１の後壁の上端面１′に
当たる。さらに蓋２をを開けていくと、蓋２の側
面部１１はケース１の内側両側面に設けられたリ
ブ８に乗り上げ、蓋２の側面部１１とケース１の
側面の間はリブ８の高さ分隙間があく。さらに蓋
２に開放方向に力を加えると、蓋２の上面とケー
ス１の後壁の上端面１′との接触点を支点として
蓋２は回転し、蓋２の突起９はケース１側面と蓋
２の側面部１１の間の隙間が大きいため傾斜面
９′の方からケース１の円形の穴６より自動的に
外れる。なお実施例では、ケース１の内面に蓋の
側面部１１がくるようにしたが、外側であつても
よく、この場合、実施例の構成を多少変形させる
ことで同等な効果が得られる。
考案の効果
このように本考案の収納ケースは蓋を一定開け
た状態からさらに開けると蓋を容易に外すことが
でき清掃が容易であるとともに誤まつて蓋を開け
過ぎても蓋がはずれるにとどまりヒンジ部分が破
壊することがないなどすぐれた効果を奏してい
る。又、ケース、蓋のみで構成しているため、組
立が容易であり、コストも安価である。
た状態からさらに開けると蓋を容易に外すことが
でき清掃が容易であるとともに誤まつて蓋を開け
過ぎても蓋がはずれるにとどまりヒンジ部分が破
壊することがないなどすぐれた効果を奏してい
る。又、ケース、蓋のみで構成しているため、組
立が容易であり、コストも安価である。
第１図は本考案収納ケースの一実施例を示す斜
視図、第２図はケースと蓋を外した時の分解斜視
図、第３図Ａ〜Ｄはケースと蓋の動きの位置関係
を示す部分断面図、第４図Ａ，Ｂは蓋側面の拡大
斜視図および断面図、第５図は従来のケースのフ
タ部を示す断面図である。 １……ケース、２……蓋、６……軸支孔、８…
…リブ、９……突起、９′……傾斜面、１１……
側面部。
視図、第２図はケースと蓋を外した時の分解斜視
図、第３図Ａ〜Ｄはケースと蓋の動きの位置関係
を示す部分断面図、第４図Ａ，Ｂは蓋側面の拡大
斜視図および断面図、第５図は従来のケースのフ
タ部を示す断面図である。 １……ケース、２……蓋、６……軸支孔、８…
…リブ、９……突起、９′……傾斜面、１１……
側面部。
Claims (1)
- 両側面に軸支孔を設けたケースと、前記軸支孔
に挿入される突起を有した蓋とを備え、前記ケー
スの内側面であつて前記軸支孔より前面側近傍に
リブを設け、また前記蓋の突起の下面側に傾斜面
を設け、さらに前記蓋を一定以上開けると前記ケ
ースのリブに乗り上げる側面部を前記蓋の突起よ
りも下方に設けてなる収納ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6854681U JPS6217403Y2 (ja) | 1981-05-12 | 1981-05-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6854681U JPS6217403Y2 (ja) | 1981-05-12 | 1981-05-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57180652U JPS57180652U (ja) | 1982-11-16 |
| JPS6217403Y2 true JPS6217403Y2 (ja) | 1987-05-06 |
Family
ID=29864485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6854681U Expired JPS6217403Y2 (ja) | 1981-05-12 | 1981-05-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6217403Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63268897A (ja) * | 1987-04-25 | 1988-11-07 | 清水建設株式会社 | 地中掘削機の姿勢制御方法 |
| JP2000062822A (ja) * | 1998-08-13 | 2000-02-29 | Oka Kk | 開閉蓋のロック構造 |
| JP5236399B2 (ja) * | 2008-08-29 | 2013-07-17 | 王子ネピア株式会社 | 蓋付き容器 |
| JP5765929B2 (ja) * | 2010-12-16 | 2015-08-19 | ホシザキ電機株式会社 | 飲料ディスペンサ |
-
1981
- 1981-05-12 JP JP6854681U patent/JPS6217403Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57180652U (ja) | 1982-11-16 |
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