JPH0730515Y2 - 樹脂ケ−ス - Google Patents

樹脂ケ−ス

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JPH0730515Y2
JPH0730515Y2 JP1987144448U JP14444887U JPH0730515Y2 JP H0730515 Y2 JPH0730515 Y2 JP H0730515Y2 JP 1987144448 U JP1987144448 U JP 1987144448U JP 14444887 U JP14444887 U JP 14444887U JP H0730515 Y2 JPH0730515 Y2 JP H0730515Y2
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JP
Japan
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case
wall
shaft portion
cases
shaft
Prior art date
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JP1987144448U
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English (en)
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JPS6451047U (ja
Inventor
光秀 村松
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は上下ケースを回動自在に連結した樹脂ケースに
係り、特に、その結合構造を改良した樹脂ケースに関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来より、種々の装置を収納するケースとして、上下2
つのケースを回動自在に連結して、ケースを開閉するよ
うにした樹脂ケースが数多く知られている。
このケースにおいては、連結構造として所謂蝶番が用い
られる。蝶番は周知のものであって、第3図に示すよう
に、筒状の軸受け部1a,2aを有する2枚の板材1,2を組み
合わせ、軸受け部1a,2a内に1本の軸部材3を貫通して
両者を回動自在に連結するものである。
このような蝶番にて上下ケースを連結するには、2枚の
板材1,2の各々を上下のケースにネジ固定する。
また、上記例の他に、2枚の板材1,2による蝶番を用い
ずに、例えば、ケースの側壁に軸受け部(孔)を形成
し、この軸受け部に軸部材(ピン)を貫挿する蝶番機構
を用いる場合もある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記樹脂ケースにあっては、部品点数が多く、蝶番の取
り付け作業が煩雑であったり、また、ケース自身に孔を
あけるため、意匠上好ましくないという問題があった。
本考案は、上記した点に鑑みてなされたもので、安価で
外観上も優れた樹脂ケースを提供することを目的として
いる。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、上下のケースを
回動自在に連結し、ケースを開閉できるようにした樹脂
ケースにおいて、上記下ケースの外壁部の上下ケースの
枢着部を設ける位置に、下ケースの上端側が開放した切
欠き部を形成し、この切欠き部の両側位置に、下ケース
内に突出した対向壁を設けると共に、この対向壁間の上
端側に、上記外壁部と略平行な軸部を形成し、上記外壁
部より下ケース内に突出して上記切欠き部の下端部から
少なくとも上記軸部の下面の高さまで延び、該下面まで
湾曲して上記対向壁間の下端側に位置する湾曲片を形成
して、上記対向壁と湾曲片とで凹部を形成し、上記上ケ
ースの内壁部に、上記凹部内に挿入され、上記軸部に回
動自在に係合する腕部を有する軸受け部を形成すると共
に、上記軸部に回動自在に係合し、上記軸受け部と協働
して上ケースを軸部に脱落不能に保持する保持片を固定
したことを特徴とするものである。
〔作用〕
上下ケースの組み立ては、上ケースの軸受け部を下ケー
スの凹部内に挿入して、上ケースの軸受け部を下ケース
の軸部に係合させ、この状態で、保持片を上ケースに固
定すれば、上記軸受け部と保持片の協働により、上ケー
スが下ケースの軸部に回動自在に保持されるようにな
る。
〔実施例〕
第1図は実施例の樹脂ケースにおける上ケースと下ケー
スとの連結部の分解斜視図であり、第2図は組み立て後
の断面図である。
図において、上ケース4は、その内壁部に一対の軸受け
部4aとネジ挿入用ボス4bとを一体に有している。
軸受け部4aは、図に示すように、所定の間隔をあけて配
された一対の腕部4dを有しており、この腕部4dには、内
方が開口するように設けられた略半円弧状の内面を有す
る切欠き状凹部4cが形成されている。ネジ挿入用ボス4b
は、上ケース4の上壁から垂直に下方へ突出するように
設けられており、後述する保持片6の固定に用いられる
ようになっている。
下ケース5の外壁部5eは、上下ケースの枢着位置、即
ち、上ケース4の軸受け部4aと対応する位置が、下ケー
スの上端側に開放して切り欠かれており、この切欠き部
5fの両側部分には、下ケース内方に突出した一対の相対
向する壁部5cが設けられている。
また、上記一対の壁部5c間の上端側には、外壁部5eと略
平行な軸部5aが一体に形成されており、さらに、上記壁
部5c間には、上記外壁部より下ケース内に突出して上記
切欠き部5fの下端部から少なくとも上記軸部5aの下面5
a′の高さまで延びる軸部の形状に沿って湾曲形成され
てたカバー5bが一体に形成されている。
そして、斯かる一対の壁部5cと、軸部5aの周囲の下半分
を覆うカバー5bとにより、上記切欠き部5fには、上記軸
受け部4aの腕部4dが挿入される凹部5dが形成されるよう
になっている。
6は保持片であり、金属材料からなり、ネジ挿入用の孔
6aを有する水平部6bと、この水平部6bより略直角方向に
屈曲され先端を円弧状に湾曲した垂直部6cとからなり、
水平部6bはネジ7により上記上ケース4のボス4b固定さ
れ、垂直部6dは上記凹部5d内に配され、先端の湾曲部6d
は軸部5aの下方より係合するようになっている。
従って、第2図からわかるように、上ケース4の軸受け
部4aの腕部4dが下ケース5に形成された凹部5d内に挿入
されて、軸受け部4aの切欠き状凹部4cが右方より軸部5a
に係合すると共に、保持片6の湾曲部6dが左方より軸部
5aに係合するようになり、この両者の協働により、上ケ
ース4が下ケース5の軸部5aに回動自在に保持されるよ
うになっている。
組み立ての際は、上ケース4の軸受け部4aを下ケース5
の軸部5aに係合した状態で、保持片6を上ケースにネジ
止めすればよい。
なお、第2図において、8は、外部からケース内にゴキ
ブリ等の虫、埃等の侵入防止のためのスポンジである。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように、上下ケースを連結する部
品として、上下ケースの他に1枚の保持片を必要とする
だけであるから、部品点数が少なく、また、組み立て作
業は、単に保持片を上ケースに固定するだけであるか
ら、製造、組み立てコストを低減させることができる。
また、ケースに連結軸挿入用の孔等を設ける必要がない
から、外観上も優れた樹脂ケースとすることができる。
さらに、上ケースの内壁部に形成した軸受け部が下ケー
スの外壁部の切欠き部に形成した凹部内に挿入されて、
凹部内に形成した軸部と係合するようにしたから、上下
ケースを回動自在に連結する軸受け部及び軸部が上下ケ
ースの外壁部より突出することとがなくなり、外観上美
観を損なわずに上下ケースを連結する軸受け部及び軸部
を樹脂ケースに形成することができる。
またさらに、下ケースの外壁部に形成した切欠き部の凹
部を、切欠き部の両側の軸部が形成された対向壁と、上
記外壁から下ケース内に突出して上記切欠き部の下端部
から少なくとも上記軸部の下面の高さまで延びる湾曲し
た湾曲片とで形成したので、ケース内部が外部より見え
るのを防止、およびケース内に収容されたものが外部に
こぼれ出るのを防止すると共に、外部よりケース内にゴ
キブリ等の虫や埃等の侵入を防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の要部分解斜視図、 第2図は実施例の要部断面図、 第3図は従来の蝶番構造を示す説明図である。 4……上ケース、4a……軸受け部、5……下ケース、5a
……軸部、6……保持片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下のケースを回動自在に連結し、ケース
    を開閉できるようにした樹脂ケースにおいて、 上記下ケースの外壁部の上下ケースの枢着部を設ける位
    置に、下ケースの上端側が開放した切欠き部を形成し、
    この切欠き部の両側位置に、下ケース内に突出した対向
    壁を設けると共に、この対向壁間の上端側に、上記外壁
    部と略平行な軸部を形成し、上記外壁部より下ケース内
    に突出して上記切欠き部の下端部から少なくとも上記軸
    部の下面の高さまで延び、該下面まで湾曲して上記対向
    壁間の下端側に位置する湾曲片を形成して、上記対向壁
    と湾曲片とで凹部を形成し、上記上ケースの内壁部に、
    上記凹部内に挿入され、上記軸部に回動自在に係合する
    腕部を有する軸受け部を形成すると共に、上記軸部に回
    動自在に係合し、上記軸受け部と協働して上ケースを軸
    部に脱落不能に保持する保持片を固定したことを特徴と
    する樹脂ケース。
JP1987144448U 1987-09-24 1987-09-24 樹脂ケ−ス Expired - Lifetime JPH0730515Y2 (ja)

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JPS6451047U JPS6451047U (ja) 1989-03-29
JPH0730515Y2 true JPH0730515Y2 (ja) 1995-07-12

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JP1987144448U Expired - Lifetime JPH0730515Y2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24 樹脂ケ−ス

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JPS61141240U (ja) * 1985-02-20 1986-09-01

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JPS6451047U (ja) 1989-03-29

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