JPH026594Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH026594Y2 JPH026594Y2 JP7305383U JP7305383U JPH026594Y2 JP H026594 Y2 JPH026594 Y2 JP H026594Y2 JP 7305383 U JP7305383 U JP 7305383U JP 7305383 U JP7305383 U JP 7305383U JP H026594 Y2 JPH026594 Y2 JP H026594Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- eye
- string
- plate
- tether
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、電池ケース等のケース本体の開口
面に、ふた板が着脱自在に覆設されて成るふた装
置に関するものである。
面に、ふた板が着脱自在に覆設されて成るふた装
置に関するものである。
例えば、天井面に設置される保安用熱検知器の
構造においては、その電源として2個の単乾電池
が内蔵されていて、同電池は電池ケース内に収納
されており、しかして電源容量の低下により電池
切れ信号が出された時に、新品の電池と交換する
ようにしている。
構造においては、その電源として2個の単乾電池
が内蔵されていて、同電池は電池ケース内に収納
されており、しかして電源容量の低下により電池
切れ信号が出された時に、新品の電池と交換する
ようにしている。
ところで、この種の電池ケースの従来の構造で
は、電池が嵌置されたケース本体の開口面に、別
体のふた板が着脱自在に覆設された構造になつて
いて、これにより電池の出し入れ作業を容易にす
ると共に、電池の外れやケース内への外部からの
漏水を防止するなどの作用を行わせている。
は、電池が嵌置されたケース本体の開口面に、別
体のふた板が着脱自在に覆設された構造になつて
いて、これにより電池の出し入れ作業を容易にす
ると共に、電池の外れやケース内への外部からの
漏水を防止するなどの作用を行わせている。
しかし、ふた板をケース本体から遊離させたこ
のような電池ケースによると、ふた板がケース本
体から自由に移動し得ることから、電池交換の際
に、ケース本体から取外したふた板を床に落して
一々捨う面倒があつたり、また床に落したまま粉
失してしまうことが多いほか、ふた板を閉め忘れ
たままでケース本体を組付けてしまうような不具
合があつた。
のような電池ケースによると、ふた板がケース本
体から自由に移動し得ることから、電池交換の際
に、ケース本体から取外したふた板を床に落して
一々捨う面倒があつたり、また床に落したまま粉
失してしまうことが多いほか、ふた板を閉め忘れ
たままでケース本体を組付けてしまうような不具
合があつた。
本考案は、上記不具合を解消するためになされ
たものであつて、すなわち、本考案の目的は、ケ
ース本体から開いたふた板の落下や粉失を防止す
ると共に、ふた板の閉め忘れをなくすようにした
ふた装置を提供することにある。
たものであつて、すなわち、本考案の目的は、ケ
ース本体から開いたふた板の落下や粉失を防止す
ると共に、ふた板の閉め忘れをなくすようにした
ふた装置を提供することにある。
その目的を達成する手段として、本考案のふた
装置においては、ふた板側端面の1箇所から延出
して1体形成されたひもであつて、かつひもの付
け根が細肉部をなすと共に、ひもの先端に抜け止
め用のこぶが成形されてなるつなぎひもと、上記
ふた板側端面の近傍の不動部に固設されたアイで
あつて、上記つなぎひもの中間部が挿通されたア
イ中空孔の周縁の1箇所に、同ひもの上記細肉部
を通し入れ得る幅のスリツトが開けられて成るひ
も係止用のアイとを具備したことを特徴としてい
る。
装置においては、ふた板側端面の1箇所から延出
して1体形成されたひもであつて、かつひもの付
け根が細肉部をなすと共に、ひもの先端に抜け止
め用のこぶが成形されてなるつなぎひもと、上記
ふた板側端面の近傍の不動部に固設されたアイで
あつて、上記つなぎひもの中間部が挿通されたア
イ中空孔の周縁の1箇所に、同ひもの上記細肉部
を通し入れ得る幅のスリツトが開けられて成るひ
も係止用のアイとを具備したことを特徴としてい
る。
以下、図示の一実施例に基づいて本考案を説明
する。
する。
第1図ないし第8図は、実施例のふた装置が内
装された検知器を示すが、この検知器の構成で
は、電池ケースのケース本体7は、円板より成る
シヤシ基板1の1部分をなしており、しかして同
シヤシ基板1と輪形のシヤシ側板2とにより形成
されたシヤシは、その側板2の上半部の内周面
が、天井3にネジ締着された丸皿形の取付板4に
取付けられると共に、同側板2の下端面には、グ
ローブ形のカバー5が取付けられていて、これに
より、基板1中央の方形の高段部1aに設置され
た検出機構6は、カバー5により覆われている。
装された検知器を示すが、この検知器の構成で
は、電池ケースのケース本体7は、円板より成る
シヤシ基板1の1部分をなしており、しかして同
シヤシ基板1と輪形のシヤシ側板2とにより形成
されたシヤシは、その側板2の上半部の内周面
が、天井3にネジ締着された丸皿形の取付板4に
取付けられると共に、同側板2の下端面には、グ
ローブ形のカバー5が取付けられていて、これに
より、基板1中央の方形の高段部1aに設置され
た検出機構6は、カバー5により覆われている。
ところで、上面を開口させて奥行方向(すなわ
ち、第4図、第5図の上方)に長手方形を成すケ
ース本体7は、その断面形状が、電池B2個が並
置されるU形を成していて、かつその上面高さ
は、基板1の高段部1aに連続する高さになつて
いる。
ち、第4図、第5図の上方)に長手方形を成すケ
ース本体7は、その断面形状が、電池B2個が並
置されるU形を成していて、かつその上面高さ
は、基板1の高段部1aに連続する高さになつて
いる。
しかしてケース本体7の上縁には、その手前側
と左右の各側に、後述するふた板8が載置される
側段部7aが成形されると共に、その奥行側と右
側には、ふた板8を摺動案内するつば7bが成形
されており、かつ、その奥行側の中央には、下面
にフツク段部が成形されたクリツク片7cが突設
されると共に、その手前側の左右各側には係合ス
リツト7dが穿開されている。
と左右の各側に、後述するふた板8が載置される
側段部7aが成形されると共に、その奥行側と右
側には、ふた板8を摺動案内するつば7bが成形
されており、かつ、その奥行側の中央には、下面
にフツク段部が成形されたクリツク片7cが突設
されると共に、その手前側の左右各側には係合ス
リツト7dが穿開されている。
次に、ケース本体7の側段部7aに載置された
方板よりなるふた板8は、その奥行側の中央に、
下面から張出するフツク片8aが突出すると共
に、その手前側の下向きつば8bの左右各側に
は、係合片8cが内方に突出していて、ふた板8
が奥行方向に摺動して押込まれた図示(第4図、
第8図)状態では、ふた板8は、フツク片8aが
クリツク片7cに係合することにより、閉成位置
にクリツクされると共に、係合片8cが係合スリ
ツト7dに係入することにより、浮き上がりが抑
止される。
方板よりなるふた板8は、その奥行側の中央に、
下面から張出するフツク片8aが突出すると共
に、その手前側の下向きつば8bの左右各側に
は、係合片8cが内方に突出していて、ふた板8
が奥行方向に摺動して押込まれた図示(第4図、
第8図)状態では、ふた板8は、フツク片8aが
クリツク片7cに係合することにより、閉成位置
にクリツクされると共に、係合片8cが係合スリ
ツト7dに係入することにより、浮き上がりが抑
止される。
そのほか、ふた8の手前側のつば8bの左側寄
りには、弾質樹脂材よりなるふた板8と1体成形
されたつなぎひも9が延出していて、同ひも9
は、その付け根が細肉部9aをなすと共に、その
先端は、抜け止め用のこぶ9bが成形されてい
る。
りには、弾質樹脂材よりなるふた板8と1体成形
されたつなぎひも9が延出していて、同ひも9
は、その付け根が細肉部9aをなすと共に、その
先端は、抜け止め用のこぶ9bが成形されてい
る。
なお、ふた板8上面の奥行寄りには、手掛け用
の凹凸溝8dが成形されている。
の凹凸溝8dが成形されている。
一方、シヤシ基板1の高段部1aの手前側壁面
には、角形のアイ10が張出し成形されていて、
つなぎひも9の中間部9cが挿通されたアイ中空
孔の上方には、ひも9の細肉部9aを差し込んで
通し入れ得る幅のスリツト10aが開けられてお
り、これによりつなぎひも9をアイ10の中空孔
に容易に挿通させることができると共に、ひも9
はこぶ9bにより抜け止めされている。
には、角形のアイ10が張出し成形されていて、
つなぎひも9の中間部9cが挿通されたアイ中空
孔の上方には、ひも9の細肉部9aを差し込んで
通し入れ得る幅のスリツト10aが開けられてお
り、これによりつなぎひも9をアイ10の中空孔
に容易に挿通させることができると共に、ひも9
はこぶ9bにより抜け止めされている。
また本考案については種々の変形が考えられ
る。例えば、アイ10の中空孔の周縁につなぎひ
もを通り入れる事のできるスリツト10aを設け
ているが、このスリツト10aを設けなくともつ
なぎひものこぶ9bを三角形に構成し、かつすと
う性の材料にて形成することにより前記こぶ9b
をアイの中空孔に押入れ係入することが可能とな
る。
る。例えば、アイ10の中空孔の周縁につなぎひ
もを通り入れる事のできるスリツト10aを設け
ているが、このスリツト10aを設けなくともつ
なぎひものこぶ9bを三角形に構成し、かつすと
う性の材料にて形成することにより前記こぶ9b
をアイの中空孔に押入れ係入することが可能とな
る。
このように構成された実施例のふた装置におい
ては、つなぎひも9が弾力による可撓性を有する
ことから、ふた板8を手前側にわずかに引き摺動
させることにより、ふた板8を容易にケース本体
7から浮上らせて、第5図に示すように、ケース
本体の手前側に開かせることができ、かつふた板
8を開いた状態では、ふた板8はつなぎひも9に
よりアイ10につながれているので、電池Bの交
換作業にふた8を落としたり、あるいは粉失した
りする虞れがない。
ては、つなぎひも9が弾力による可撓性を有する
ことから、ふた板8を手前側にわずかに引き摺動
させることにより、ふた板8を容易にケース本体
7から浮上らせて、第5図に示すように、ケース
本体の手前側に開かせることができ、かつふた板
8を開いた状態では、ふた板8はつなぎひも9に
よりアイ10につながれているので、電池Bの交
換作業にふた8を落としたり、あるいは粉失した
りする虞れがない。
また、電池B入替え後にふた板8を閉じ忘れて
検知器を組付けようとしても、ふた板8が邪魔に
なつて取付板4に取付けられないので、ふた板8
を閉め忘れることがない。
検知器を組付けようとしても、ふた板8が邪魔に
なつて取付板4に取付けられないので、ふた板8
を閉め忘れることがない。
そのほか、a、ふた板8が閉じた状態では、ふ
た板8とケース本体7の上縁との間に隙間が生じ
ないので、水漏れの虞れがないこと、b、ふた板
8を回動によつて開かせるので、ケース本体7の
上面を完全にクリヤにすることができること、
c、ふた板8が閉じた状態では、つなぎひも9が
直角に曲つているので、ふた板8の開き摺動が抑
止されて閉成を確実にするほか、ひも9にスペー
スを取られないこと、等のメリツトがある。
た板8とケース本体7の上縁との間に隙間が生じ
ないので、水漏れの虞れがないこと、b、ふた板
8を回動によつて開かせるので、ケース本体7の
上面を完全にクリヤにすることができること、
c、ふた板8が閉じた状態では、つなぎひも9が
直角に曲つているので、ふた板8の開き摺動が抑
止されて閉成を確実にするほか、ひも9にスペー
スを取られないこと、等のメリツトがある。
以上述べたように、本考案に係るふた装置によ
れば、ケース本体と別体のケースふた板を、つな
ぎひもを介してケース開口面近傍の不動部につな
ぎ止めさせ、これによりふた板を回動させて本体
開口面から退出、開成させるように構成したの
で、ふた板開閉作業時におけるふた板の落下、粉
失を防止し得るほか、ふた板の閉め忘れの虞れが
なく、ふた板開閉作業の安全性と信頼性を向上さ
せる効果がある。
れば、ケース本体と別体のケースふた板を、つな
ぎひもを介してケース開口面近傍の不動部につな
ぎ止めさせ、これによりふた板を回動させて本体
開口面から退出、開成させるように構成したの
で、ふた板開閉作業時におけるふた板の落下、粉
失を防止し得るほか、ふた板の閉め忘れの虞れが
なく、ふた板開閉作業の安全性と信頼性を向上さ
せる効果がある。
第1図は、本考案の一実施例を示すふた装置を
内装した検知器の側面図、第2図は、同側断面
図、第3図は、同下面図、第4図は、同ふた装置
の上面図、第5図は、第4図の作動図、第6図、
第7図および第8図は、夫々第4図の−線、
−線、および−線における各断面図であ
る。 7……ケース本体、8……ふた板、9……つな
ぎひも、9a……細肉部、9b……こぶ、9c…
…中間部、10……アイ、10a……スリツト。
内装した検知器の側面図、第2図は、同側断面
図、第3図は、同下面図、第4図は、同ふた装置
の上面図、第5図は、第4図の作動図、第6図、
第7図および第8図は、夫々第4図の−線、
−線、および−線における各断面図であ
る。 7……ケース本体、8……ふた板、9……つな
ぎひも、9a……細肉部、9b……こぶ、9c…
…中間部、10……アイ、10a……スリツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ケース本体の開口面に、ふた板が着脱自在に
覆設されて成るふた装置において、ふた板側端
面の1箇所から延出して1体形成されたひもで
あつて、かつひもの付け根が細肉部をなすと共
に、ひもの先端に抜け止め用のこぶが成形され
てなるつなぎひもと、上記ふた板側端面の近傍
の不動部に固設されたアイであつて、上記つな
ぎひもの中間部が挿通されるアイ中空孔である
ひも係止用のアイとを具備したことを特徴とす
るふた装置。 (2) 前記アイは、アイ中空孔の周縁の1ケ所に前
記つなぎひもの細肉部を通し入れ得る幅のスリ
ツトが開けられていることを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第1項記載のふた装置。 (3) 前記つなぎひもの先端であるこぶは三角形の
形状であることを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項記載のふた装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7305383U JPS59180366U (ja) | 1983-05-18 | 1983-05-18 | ふた装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7305383U JPS59180366U (ja) | 1983-05-18 | 1983-05-18 | ふた装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59180366U JPS59180366U (ja) | 1984-12-01 |
JPH026594Y2 true JPH026594Y2 (ja) | 1990-02-16 |
Family
ID=30203190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7305383U Granted JPS59180366U (ja) | 1983-05-18 | 1983-05-18 | ふた装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59180366U (ja) |
-
1983
- 1983-05-18 JP JP7305383U patent/JPS59180366U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59180366U (ja) | 1984-12-01 |
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