JPH0418142Y2 - - Google Patents

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JPH0418142Y2
JPH0418142Y2 JP7893886U JP7893886U JPH0418142Y2 JP H0418142 Y2 JPH0418142 Y2 JP H0418142Y2 JP 7893886 U JP7893886 U JP 7893886U JP 7893886 U JP7893886 U JP 7893886U JP H0418142 Y2 JPH0418142 Y2 JP H0418142Y2
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JP7893886U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、デジタル・オーデイオ・テープカセ
ツトにおいて、前面蓋と係合するブレーキ体の改
良に関するものである。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする問題点〕
この種、テープカセツトは例えば特開昭60−
187982号公報によつて知られているが、第3図及
び第5図に従つてその内容を概略的に説明する。
図中、1,2はカセツト本体を構成する上ハーフ
及び下ハーフ、3は該下ハーフ2に摺動可能に取
り付けられるスライダ、4はバネ5によつてカセ
ツト内方へ弾圧されていて、そのブレーキ爪4
a,4a′がカセツト本体に内蔵されたテープリー
ルの回転を係止するブレーキ体、6は両側部に設
けられたアーム部6a,6a′にてカセツト本体に
軸支される前面蓋である。前面蓋6は矢印Aの方
向へ回動されることにより、第5図に示す如く、
カセツト本体の前面部を開放すると共に上記アー
ム部6a,6a′が上記ブレーキ体4の両側端に設
けられた操作子4b,4b′と係合し該ブレーキ体
4を前面方向へ押動せしめる。これら各構成部品
は合成樹脂により射出成形されている。又、上記
操作子4b,4b′とアーム部6a,6a′との係合
構造を第4図に拡大して例示される如く構成した
ものもある。これは、アーム部6aの先端にテー
パ部6bを形成すると共に操作子4bには該テー
パ部6bが嵌入されるようフツク4cが形成され
ていて、アーム部6aと操作子4bとの係合によ
り、操作子4b,4b′の押動が確実になされるよ
うに構成されていた。
しかしながらかかる従来のテープカセツトの前
面蓋6,操作子4b,4b′等は肉薄で極めて撓み
易い性質を有し、その組立は容易になされるもの
の組立後にガタツキが生じるという問題があつ
た。この組付におけるアーム部6a,6a′と操作
子4b,4b′との間の位置づれに基づき、前面蓋
6が回動する際両者の適確な係合が確保されず動
作不良が生ずる不都合があつた。
本考案はかかる実情に鑑み、ブレーキ体の操作
子と前面蓋のアーム部とが確実に係合され得るテ
ープカセツトを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案によるテープカセツトでは、操作子の先
端に突起が形成されると共に、アーム部には該突
起が挿入され得る孔が穿設されている。従つて、
前面蓋が回動するとこれら突起と孔とが適確に係
合し合い、操作子はアーム部により確実に押動せ
しめられる。
〔実施例〕
第1図及び第2図は本考案によるテープカセツ
トにおけるアーム部等の改良の一実施例について
示し、図中、7は操作子4bの先端においてアー
ム部6aが対向して回動され得る側にテーパ状に
成形されている突起、8はアーム部6aの先端に
穿設されていて突起7が挿入され得、この突起7
が挿入されたとき前面蓋6の回動を妨げない程度
の形状と深さを有する穴状の凹部である。
本案テープカセツトは上記のように構成されて
いるから、前面蓋6が回動されると、これに伴い
アーム部6aが矢印Bの方向に沿つて操作子4b
に向かつて移動する。そして、凹部8に突起7が
挿入係合され(第2図参照)、この状態で操作子
4bはアーム部6aによつて押動せしめられ、ブ
レーキ体4はカセツト本体の前面部側へと移動す
る。この場合、突起7はテーパ状に成形されてい
るから凹部8への挿入は容易且つ確実になされ得
ると共に、一旦挿入されれば両者の係合は外れる
ことなく、引つ掛かつて動作位置がずれることも
ない。従つて、ブレーキ体のブレーキ爪(第3図
参照)のテープ用リールハブに対する係止の解除
も適確になされる。
尚、上記実施例における突起7及び凹部8の形
状等については、図示された角形の他例えば多角
形、円形等必要により種々のものが採用され得、
その寸法も適宜調整され得る。
〔考案の効果〕
上述のように本考案のテープリールによれば、
極めて適確且つ円滑な前面蓋及びブレーキ体の作
動が行われると共にこれらの部品が合成樹脂で形
成されることにより組立て易さの向上が図られ得
る等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案によるテープカセツ
トの一実施例のアーム部及び操作子について示す
夫々斜視図及び部分断面図、第3図は従来のテー
プカセツトの構造を示す分解斜視図、第4図は従
来のテープカセツトのアーム部及び操作子につい
て示す斜視図、第5図は従来のテープカセツトの
一例で前面蓋を開放した状態の下側斜視図であ
る。 4b……操作子、6a……アーム部、7……突
起、8……孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内蔵されたテープリールの周縁歯部に弾性的に
    摺動係合してその回転を係止するブレーキ体4が
    設けられ、その操作子4bがカセツト本体前面を
    開閉するように回動可能に枢着された前面蓋6の
    アーム部6aによつて上記弾性に抗して係合移動
    せしめられることにより、上記テープリールの係
    止が解除され得るように構成されているテープカ
    セツトにおいて、 上記操作子4bの先端に上記前面蓋6のアーム
    部6aと係合し得る突起7を形成すると共に、ア
    ーム部6aには突起7が挿入係合されたとき前面
    蓋6の回動を妨げない程度に遊嵌する穴状の凹部
    8を設け、突起7と凹部8とが挿入係合されて、
    操作子4bをアーム部6aにより押動操作するよ
    うに構成したことを特徴とするテープカセツト。
JP7893886U 1986-05-26 1986-05-26 Expired JPH0418142Y2 (ja)

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JP7893886U JPH0418142Y2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26

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JP7893886U JPH0418142Y2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26

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Publication Number Publication Date
JPS62190981U JPS62190981U (ja) 1987-12-04
JPH0418142Y2 true JPH0418142Y2 (ja) 1992-04-22

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