JPH0540123Y2 - - Google Patents

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JPH0540123Y2
JPH0540123Y2 JP12112387U JP12112387U JPH0540123Y2 JP H0540123 Y2 JPH0540123 Y2 JP H0540123Y2 JP 12112387 U JP12112387 U JP 12112387U JP 12112387 U JP12112387 U JP 12112387U JP H0540123 Y2 JPH0540123 Y2 JP H0540123Y2
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lid
movable piece
small
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vertical
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はマンホールやハンドホールその他の地
下構造物に於る蓋体の縦(垂直)方向、横(水
平)方向の移動を抑制する装置に関するものであ
る。
(従来の技術) この種の蓋体には、方形蓋を対角線で2分し、
3点で支持させたものと、任意形状の蓋で周縁下
部を枠体内周の段部によつて受止める構造のもの
とがある。前者は安定性は良いが、外力が加わる
と3点の支持部が枠体をずれ動いて磨耗し、次第
に蓋面が低下する傾向がある。また後者のタイプ
は、蓋体外周と枠体内周を共にテーパー面として
喰込みを起させる構造の所謂テーパー鉄蓋と比較
して、蓋の開閉殊に蓋開き操作が容易であり、ま
た製造段階でもテーパー面の摺り合せが不要であ
るなどの利点を有する。しかし外力によつて磨
耗、がたつきを生じ易い問題もあり、そのため施
工上制限を受ける場合がある。
(技術的課題) 本考案の目的は前記の問題等を解決し、外力が
加わつても縦方向、横方向の移動を起さずがたつ
きを生じない蓋体の縦、横移動抑制装置を提供す
ることにある。
(技術的手段) 前記目的を達する本考案は、蓋体1を受止める
枠体2の内側に1個又は2個以上の小柱3を上向
きに突設し、蓋体1の下面周縁部に、前記小柱3
と嵌合する貫通孔4を有する可動駒5を自由状態
で略水平となるように軸6により取付け、さらに
閉蓋状態で可動駒5を傾斜させ小柱3と係合させ
る枕部材7を小柱3の近傍に設けて成る地下構造
物用蓋体の縦、横移動抑制装置である。
(実施例) 図示実施例により説明すると、第1図乃至第3
図は長方形の蓋体1を対角線で2部分1A,1B
に2分した所謂方形蓋で、蓋体1は周縁に垂下縁
11を有し、その下面3隅の支持点1c,1d,
1eが枠体2の内周に突設された段部12に当接
して受止められる。1fは部分1A,1Bの連結
具を示す。小柱3は段部12に突設された基片1
3上に上向きに突設されており、半径方向に縦長
の角柱形で、四面に縦方向の凹溝14を有し、残
りの面が相対的に突出して上下方向の係合部8を
成している。9は角縁を示す。
可動駒5は前記小柱3よりやや大形の四角な貫
通孔4を有し、左右に突出した周方向の軸6によ
り、他の物と接触しない自由状態で略水平を保つ
ように、軸受片15,15部分へ装着されてい
る。16は垂下縁11の切欠部、17は軸受溝、
18は軸6の抜止め部材を示す。
枕部材7は基片13上に於て小柱3よりも外方
に固設されており、閉蓋時、可動片5がこの枕部
材7によつて傾斜させられることにより、貫通孔
4の孔縁が小柱3の外面に当つて喰込み、係合を
生じさせたり、間隙をより少なくするように構成
されている。この喰込みをより効果的に起させる
ように前記係合部8及び角縁9が設けられ、また
嵌通孔4の孔縁に角ばつた角縁19が設けられて
いるものである。
第4図は、円形の鉄蓋に関するもので、蓋体1
は垂下縁11の下面11aが段部12に当接して
受止められる。他の構成は第1図の場合と同様で
あるのて符号を援用し詳細な説明は省略する。
第5図は変形例であり、小柱3が周方向へ長い
角柱形で特に凹溝14などを設けず側面全面を係
合部8とし、また可動駒5もその回動方向を90度
変えるため中間枠20を介して軸受片15,15
に取付けている。21は中間軸を示す。
而して、小柱3は前記四角柱状のもののほか、
第8図に例示したようなテーパー六角柱状で6個
の係合面8と角縁9を有するもの、或いはテーパ
ー円柱状で円筒面形の係合面8を有するものなど
が実施可能である。以上の場合、係合相手の貫通
孔4の形状も小柱3とがた少なく係合する形状が
良い(同図a)。上記の如く構成された本案装置
10は、第1図、又は第7図に例示するように、
出来れば複数箇所、望ましくは3箇所以上設置す
るのが良い。
(考案の作用及び効果) 上記構成の抑制装置10を実施した蓋体1は、
閉塞時枠体2に受止められると、可動駒5が枕部
材7に接して傾斜し、その貫通孔4が小柱3の係
合部8及び角縁9に当つて喰込みを生じたり、間
隙が少なくなるので、可動駒5が取付けられた蓋
体1は外力に対抗することができ、その移動は抑
制される。また閉じている蓋体1をあけるとき
は、開蓋部材22を孔23に挿入し、回して係止
状態で引上げるが、そのとき可動駒5は自由状態
で水平を保とうとするから小柱3とも引掛りにく
い。
従つて本考案によれば、小柱3と可動駒5との
係合により蓋体1は枠体2の相対的な動きを抑制
するから、外力が加えられても、蓋体1が左右に
ずれ動いたり上下に揺れてがたつきを起すことが
なく、そのため特に3点支持蓋に於ては枠体2と
の3点の接触部で移動が抑制されるため磨損を著
しく低減でき、また可動駒5は自由状態で略水平
を保つから開蓋操作のときは引掛らず、取扱い易
い効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る地下構造物用蓋体の縦、横
移動抑制装置に関するもので、第1図は第1実施
例の分解斜視図、第2図は要部拡大斜視図、第3
図は断面図、第4図は第2実施例の要部拡大斜視
図、第5図は変形例の拡大斜視図、第6図は断面
図、第7図は本案装置を実施した地下構造物の上
面図、第8図a,b,cはさらに他の変形例の斜
視図である。 1……蓋体、2……枠体、3……小柱、4……
貫通孔、5……可動駒、6……軸、7……枕部
材、8……係合部、9……角縁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 蓋体1を受止める枠体2の内側に1個又は2
    個以上の小柱3を上向きに突設し、蓋体1の下
    面周縁部に、前記小柱3と嵌合する貫通孔4を
    有する可動駒5を自由状態で略水平となるよう
    に軸6により取付け、さらに閉蓋状態で可動駒
    5を傾斜させ小柱3と係合させる枕部材7を小
    柱3の近傍に設けて成る地下構造物用蓋体の
    縦、横移動抑制装置。 (2) 小柱3は、貫通孔4の孔縁と係合する上下方
    向の係合部8と角縁9を有する角柱形である実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の地下構造物
    用蓋体の縦、横移動抑制装置。
JP12112387U 1987-08-07 1987-08-07 Expired - Lifetime JPH0540123Y2 (ja)

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JP12112387U JPH0540123Y2 (ja) 1987-08-07 1987-08-07

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Publication Number Publication Date
JPS6428444U JPS6428444U (ja) 1989-02-20
JPH0540123Y2 true JPH0540123Y2 (ja) 1993-10-12

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