JPS6033171Y2 - マンホ−ル蓋取付装置 - Google Patents

マンホ−ル蓋取付装置

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Publication number
JPS6033171Y2
JPS6033171Y2 JP10520582U JP10520582U JPS6033171Y2 JP S6033171 Y2 JPS6033171 Y2 JP S6033171Y2 JP 10520582 U JP10520582 U JP 10520582U JP 10520582 U JP10520582 U JP 10520582U JP S6033171 Y2 JPS6033171 Y2 JP S6033171Y2
Authority
JP
Japan
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lid
connector
side plates
receiving frame
spherical
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Expired
Application number
JP10520582U
Other languages
English (en)
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JPS5910350U (ja
Inventor
武治 安部
Original Assignee
日豊金属工業株式会社
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Publication date
Application filed by 日豊金属工業株式会社 filed Critical 日豊金属工業株式会社
Priority to JP10520582U priority Critical patent/JPS6033171Y2/ja
Publication of JPS5910350U publication Critical patent/JPS5910350U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は重荷重を受けるマンホール蓋の蝶番に関する
従来のマンホール蓋の蝶番に於ては、受枠と蓋部を連結
する連結具の上端部が蓋部裏面に回転自在に配設され、
蓋部を開いた状態で連結具と蓋部の縁部が当接するのを
避ける為に蓋部の縁部に切欠部を配設していた。
しかし、蓋部の縁部に切欠部を配設することは、蓋部表
面に重荷重が印加される状態では切欠部に集中応力が生
じて、蓋部が破壊されてしまう虞れが存在した。
実開昭55−11055崎公報及び実開間部−9295
5号公報にありでは、連結具の軸着部における蓋の受枠
への外周傾斜嵌合部が打ち抜かれているためマンホール
内の外部との遮断効果が悪く、蓋と連結具との組立て、
分解の作業性が悪い。
そこで本考案は蓋部に切欠部を設けないで、前述の欠点
を解消したマンホール蓋の蝶番を提供することを目的と
する。
この考案の実施例につき図面に基づいて説明する。
まず最初に受枠に蓋部が配設された状態について第1図
に基づいて述べると、受枠10の上部内周面には受枠傾
斜部11が配設され、この受枠傾斜部11の下部内周に
は棚部12が突設され、この棚部12には受枠10の直
犀方向に長孔13が穿設されている。
また蓋部20の下面外周には受枠傾斜部11と嵌合する
蓋部20の傾斜嵌合部21が配設され、蓋部20の裏面
に側板23,24が相対向して隔設され、この側板23
,24は傾斜嵌合部21に連設され、この側板23,2
4の相対向する面には円弧状の凹部25,26が配設さ
れ、また側板23.24の内側下縁面は相対向して同間
隔の係合部28.29として構成されている。
そして側板23,24の中央左方の蓋部20の裏面には
突起27が突設されている。
受枠10と蓋部20の開閉自在に連結する為に連結具3
0が配設され、この連結具30は側板23.24の円弧
状の凹部25,26内に先端に配設された円球部31が
回転自在に配設され、この円球部31の表面には、円球
部31の直径位置で溝部32が配設され、また円球部3
1に溝部32の方向と同じ位置に略四角柱部33が連設
され、この略四角柱部33はく字形に形成されて配設さ
れ、この略四角柱部33の側面は側板23,24の係合
部28,29に摺動可能に配設されている。
そして略四角柱部33の下部には円柱部35が連設され
、この円柱部35は受枠10の棚部12の長孔13に遊
設され、また円柱部35の下端には両側に水平突起36
.37が水平に突設されて配設されいる。
この場合に連結具30の円球部31は、側板23,24
の円弧状の凹部25,26内に配設されると共に、蓋部
20の裏面に突設された突起27によっても規制されて
いるので側板23,24内より離脱することはない。
また連結具30は受枠10に蓋部20が嵌合された状態
では、略四角柱部33の側部は側板23,24の係合部
28,29と係合するので連結具30は自由に回転する
ことがない。
次に蓋部20が受枠10より開かれる場合について第2
図に基づいて述べると、蓋部20は受枠10に嵌合され
ていたときよりも上方に移動するので、連結具30も同
時に上方に持上げられ、その為に連結具30の下部に配
設された円柱部35が棚部12の長孔13部分に位置し
、その為に連結具30は棚部12内で受枠10に対し水
平方向のみ回転することが可能になる。
一方、蓋部20の側板23,24の円弧状の凹部25,
26は、連結具30の円球部31に対して回転し、その
為に連結具30の略四角柱部33は側板23,24の係
合部2B、29に係合するので、連結具30は蓋部20
に対し直径方向のみ回転可能になる。
次に蓋部20が完全に開かれた状態について第3図に基
づいて述べると、蓋部20が完全に開かれて路面上等に
載置されると、連結具30の略四角柱部33は蓋部20
の傾斜嵌合部33に当接しない様に配設され、また連結
具30は蓋部20と共に上方に持上げられるが、連結具
30の下端に突設された水平突起36.37が棚部12
の下面に当接するので、連結具30が受枠10より離脱
してしまうことない。
次に連結具30を受枠10と蓋部20に配設して組立て
る方法について第1図及び第4図に基づいて述べると、
まず最初に蓋部20に連結具30を配設する場合には、
連結具30の円球部31の溝部32を上部に位置するよ
うに配設し、この状態で蓋部20の裏面に突設された突
起27を溝部32に嵌合し、円球部31を側板23,2
4の円弧状の凹部25,26内に挿入し、円球部31が
側板23,24内に配設された後に連結具30を下方に
回動させると、円球部31は側板23,24より係脱す
ることがない。
次に連結具30を受枠10に配設するには、連結具30
の下端の突起36.37を90°回転させると、受枠1
0の棚部12の長孔13に水平突起36.37が平行に
配設されるので、この水平突起36.37を長孔13に
挿嵌し、その後に連結具30を90°回転させると、水
平突起36,37が棚部12の下面に係止するので、連
結具・30は受枠10より係脱することがない。
この考案は以上に述べた実施例に基づいて実用新案登録
請求の範囲の様に構成したので、蓋部の傾斜嵌合部に蓋
部連結具との当接を避ける為の切欠部を設けないので、
蓋部に重荷重が印加されても、蓋部が破壊されてしまう
ことがなくなった。
従って重荷重の印加される場所で使用されるマンホール
蓋として適当である。
【図面の簡単な説明】
第1図は受枠に蓋部が配設された状態の断面図、第2図
は蓋部を開く状態の断面図、第3図は蓋部を完全に開い
た状態の断面図、第4図は蓋部裏面の斜視図を表わす。 10・・・・・・受枠、11・・・・・・受枠傾斜部、
12・・・・・・棚部、13・・・・・・長孔、20・
・・・・・蓋部、21・・曲傾斜嵌合部、23,24・
・・・・・側板、25,26・・凹円弧状の凹部、27
・・・・・・突起、28,29・・・・・・係合部、3
0・・・・・・連結具、31・・・・・・円球部、32
・・・・・・溝部、33・・・・・・四角柱部、35・
・・・・・円柱部、36.37・・・・・・水平突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部内周面に受枠傾斜部11が配設され、下部内周に受
    枠10の直径方向に長い長孔13が穿設された棚部12
    が突設された受枠10と、蓋部20の下面外周に受枠傾
    斜部11と嵌合する傾斜嵌合部21が配設され、蓋部2
    0の裏面に傾斜嵌合部214こ連設された連結具30の
    円球部31が嵌合される側板23,24が相対向して隔
    設され、側板23,24の相対向する面には円球部31
    が係合する円弧状の凹部25,26が配設され、側板2
    3,24の間において蓋部20の裏面に突起27が突設
    され、側板23,24の内側下縁面には相対向して円球
    部31が係合する係合部28゜29が配設された蓋部2
    0と、側板23,24の円弧状の凹部25,26と係合
    部28,29の間に嵌合され直径位置に溝部32が配設
    された円球部31を先端に設け、上端に四角柱部33を
    有し四角柱部33の下部に円柱部35が連設され円柱部
    35の下端に水平突起36.37が水平に突設”された
    連結具30とよりなり、閉蓋したとき円球部31が突起
    27にて規制されて側板23,24内より離脱しないよ
    うにすると共に連結具30の四角柱部33が側板23,
    24め係合部28,29に係合して連結具30の自由回
    転を行わせることなく、開蓋するとき蓋部20と共に連
    結具30を上方に移動し円柱部35を棚部12の長孔1
    3の部分に位置させ、連結具30を受枠10に対して水
    平方向にのみ回転することを可能となし、蓋部20の側
    板23,24の円弧状の凹部25,26が連結具30の
    円球部31に対して回転し連結具30の四角柱部33を
    側板23,24の係合部2B、29に係合して差部シ0
    の直径方向にのみ連結具30を回転可能となし、蓋部2
    0が完全に開かれたとき連結具30の四角柱部33が蓋
    部20の傾斜嵌合部21に当接せず連結具30の水平突
    起36,37が棚部12゛の下面に当接するように構成
    したマンホール蓋取付装置。
JP10520582U 1982-07-13 1982-07-13 マンホ−ル蓋取付装置 Expired JPS6033171Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10520582U JPS6033171Y2 (ja) 1982-07-13 1982-07-13 マンホ−ル蓋取付装置

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JP10520582U JPS6033171Y2 (ja) 1982-07-13 1982-07-13 マンホ−ル蓋取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5910350U JPS5910350U (ja) 1984-01-23
JPS6033171Y2 true JPS6033171Y2 (ja) 1985-10-03

Family

ID=30246702

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10520582U Expired JPS6033171Y2 (ja) 1982-07-13 1982-07-13 マンホ−ル蓋取付装置

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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH048246Y2 (ja) * 1985-02-15 1992-03-03
JPH048252Y2 (ja) * 1985-04-19 1992-03-03
JPH0424107Y2 (ja) * 1986-09-24 1992-06-05
JPS63123735U (ja) * 1987-02-04 1988-08-11

Also Published As

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JPS5910350U (ja) 1984-01-23

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