JPS5834026Y2 - 筐体扉の開閉機構 - Google Patents
筐体扉の開閉機構Info
- Publication number
- JPS5834026Y2 JPS5834026Y2 JP4130679U JP4130679U JPS5834026Y2 JP S5834026 Y2 JPS5834026 Y2 JP S5834026Y2 JP 4130679 U JP4130679 U JP 4130679U JP 4130679 U JP4130679 U JP 4130679U JP S5834026 Y2 JPS5834026 Y2 JP S5834026Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- housing
- door
- housing door
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、筐体本体と筐体扉で構成される筐体、例え
ば金銭取扱い機器等において、筐体本体に筐体扉を閉成
させた時に開閉機構のヒンジ部が筐体外面より見えず、
かつ筐体本体と筐体扉との隙間を少なく構成しうる筐体
扉の開閉機構に関するものである。
ば金銭取扱い機器等において、筐体本体に筐体扉を閉成
させた時に開閉機構のヒンジ部が筐体外面より見えず、
かつ筐体本体と筐体扉との隙間を少なく構成しうる筐体
扉の開閉機構に関するものである。
一般的に金銭取扱い機器等において、テ゛ザイン等の面
からその開閉機構のヒンジ部が筐体外部に露出しない構
造のものが従来より使用されている。
からその開閉機構のヒンジ部が筐体外部に露出しない構
造のものが従来より使用されている。
第1図はこの種の筐体扉の従来の一例を示すもので、筐
体本体1に当板2を挾持する形で固着されたL字状の番
板3と筐体扉4の一端に固着されたU字状の番板5とが
軸6により回動自在に連結され、筐体扉4に固着される
番板5は前記筐体扉4が二点鎖線で示す位置まで開放す
る際に、筐体本体1と干渉しないようU字状の逃げ5a
を持つように構成されている。
体本体1に当板2を挾持する形で固着されたL字状の番
板3と筐体扉4の一端に固着されたU字状の番板5とが
軸6により回動自在に連結され、筐体扉4に固着される
番板5は前記筐体扉4が二点鎖線で示す位置まで開放す
る際に、筐体本体1と干渉しないようU字状の逃げ5a
を持つように構成されている。
また、筐体扉4の他端には筐体扉4が閉成状態のとき図
示しない筐体錠前と係合して筐体扉4をロックさせるた
めの係合金具7が固着されている。
示しない筐体錠前と係合して筐体扉4をロックさせるた
めの係合金具7が固着されている。
このような構成の筐体扉の開閉機構においては、筐体扉
4が開放状態をとる際に筐体扉4の端面4aも軸6を中
心として曲線■に沿って回転するので、この端面4aと
筐体本体1の端面1aとの干渉が生じる。
4が開放状態をとる際に筐体扉4の端面4aも軸6を中
心として曲線■に沿って回転するので、この端面4aと
筐体本体1の端面1aとの干渉が生じる。
この干渉を防ぐため、通常は端面1aに面取りを施した
り、端面1aと端面4aとの間に比較的大きな隙間を与
えた構造をとっている。
り、端面1aと端面4aとの間に比較的大きな隙間を与
えた構造をとっている。
しかしながら、このような構造をとる場合はいたずらを
されることが多い。
されることが多い。
特に、屋外に設置される金銭取扱い機器の筐体に用いる
場合などは筐体扉4の係合金具7側の隙間は係合金具7
があるためこじられ難いが、端面1aと端面4aの隙間
はドライバーなどの工具でこじられ、筐体扉4が変形破
損されることがあった。
場合などは筐体扉4の係合金具7側の隙間は係合金具7
があるためこじられ難いが、端面1aと端面4aの隙間
はドライバーなどの工具でこじられ、筐体扉4が変形破
損されることがあった。
この考案は上記のような欠点をなくすためになされたも
ので、筐体本体と筐体扉とを回動自在に連結するヒンジ
部に新規な形式のものを用い、筐体扉の閉成状態にあっ
ては筐体本体側に形式された溝部に筐体扉側に形式され
た突起部が嵌合する構成としたものである。
ので、筐体本体と筐体扉とを回動自在に連結するヒンジ
部に新規な形式のものを用い、筐体扉の閉成状態にあっ
ては筐体本体側に形式された溝部に筐体扉側に形式され
た突起部が嵌合する構成としたものである。
以下、図面について説明する。
第2.第3図および第4図はこの考案の一実施例で、筐
体本体10に固着された第1当板11にはヒンジ部の基
板となる第1番板12が取付けねじ13により固着され
る。
体本体10に固着された第1当板11にはヒンジ部の基
板となる第1番板12が取付けねじ13により固着され
る。
第1番板12には、第1軸14を介して第2番板15が
回動自在に、また、第2軸16を介して第3番板17が
回動自在にそれぞれ連結される。
回動自在に、また、第2軸16を介して第3番板17が
回動自在にそれぞれ連結される。
さらに、第2番板15には第3軸18を介して第4番板
19が回動自在に、また、第3番板17には第4軸20
を介して第5番板21が回動自在にそれぞれ連結される
。
19が回動自在に、また、第3番板17には第4軸20
を介して第5番板21が回動自在にそれぞれ連結される
。
さらに、第4番板19および第5番板21の一端はそれ
ぞれ筐体扉22に固着された第2当板23に取付けねじ
24により固着され、筐体扉の開閉機構が構成される。
ぞれ筐体扉22に固着された第2当板23に取付けねじ
24により固着され、筐体扉の開閉機構が構成される。
そして、第1当板11の一端11 aと第1番板12の
立上り部12aとは対向して配置され溝25が形式され
、第2当板23の一端には突起部23 aが形成される
。
立上り部12aとは対向して配置され溝25が形式され
、第2当板23の一端には突起部23 aが形成される
。
また、筐体扉22には図示しない筐体錠前と係合し、筐
体扉22が閉成状態にあるときこれをロックするための
係合金具26が固着され、さらに筐体扉22の先端部は
それが閉成状態にあるときは筐体本体10に固着された
第3当板27に当接状態をとる。
体扉22が閉成状態にあるときこれをロックするための
係合金具26が固着され、さらに筐体扉22の先端部は
それが閉成状態にあるときは筐体本体10に固着された
第3当板27に当接状態をとる。
なお、第5番板21には第4番板19が接触しないよう
切欠部21 aが設けられる。
切欠部21 aが設けられる。
このような構成をとる筐体扉の開閉機構の動作時におい
ては、第3軸18は第1軸14を中心として回動し、ま
た第4軸20は第2軸16を中心として回動する軌跡を
たどるが、第3軸18と第4軸20間の距離が一定に保
たれるごとく筐体扉22に固着されているので、筐体扉
22全体としては第1軸14の中心と第3軸18の中心
を結ぶ直線と第2軸16の中心と第4軸20の中心を結
ぶ直線との交点を中心として回動する。
ては、第3軸18は第1軸14を中心として回動し、ま
た第4軸20は第2軸16を中心として回動する軌跡を
たどるが、第3軸18と第4軸20間の距離が一定に保
たれるごとく筐体扉22に固着されているので、筐体扉
22全体としては第1軸14の中心と第3軸18の中心
を結ぶ直線と第2軸16の中心と第4軸20の中心を結
ぶ直線との交点を中心として回動する。
こ・で、回転中心は刻々と変わるが第1軸14の中心と
、第3軸18の中心とを結ぶ直線および第2軸16の中
心と第4軸20の中心とを結ぶ直線とがそれぞれ溝部2
5の近傍をよぎり、しかも溝部25の側壁部分である一
端11 aおよび立上り部12 aと大略直交するごと
き関係位置をとらしめることにより、筐体扉22の開閉
動作時における突起部23 aの軌跡を第4図の曲線I
Vのようにとることができる。
、第3軸18の中心とを結ぶ直線および第2軸16の中
心と第4軸20の中心とを結ぶ直線とがそれぞれ溝部2
5の近傍をよぎり、しかも溝部25の側壁部分である一
端11 aおよび立上り部12 aと大略直交するごと
き関係位置をとらしめることにより、筐体扉22の開閉
動作時における突起部23 aの軌跡を第4図の曲線I
Vのようにとることができる。
すなわち、筐体扉22の閉成時において、第1当板11
の一端11aと第1番板12の立上り部12aにより形
成される溝25に嵌合している突起部23 aを筐体扉
22の開放開始時には、まず溝25の開口部の方向へ変
位させ、突起部23 aを溝25から抜き出ししてから
筐体扉22を回転させ、第3図、第4図に示すように筐
体扉22を開放させることができる。
の一端11aと第1番板12の立上り部12aにより形
成される溝25に嵌合している突起部23 aを筐体扉
22の開放開始時には、まず溝25の開口部の方向へ変
位させ、突起部23 aを溝25から抜き出ししてから
筐体扉22を回転させ、第3図、第4図に示すように筐
体扉22を開放させることができる。
次に、第5図、第6図によりさらに説明を加える。
第5図a、l)、cは第2図の符号14〜21で形式さ
れるヒンジの構成を示すもので、第5図aは平面図、第
5図すは第5図aのA矢視図、第5図Cは第5図aのB
矢視図、第6図は第5図のヒンジを途中まで回動した場
合の態様を示す斜視図である。
れるヒンジの構成を示すもので、第5図aは平面図、第
5図すは第5図aのA矢視図、第5図Cは第5図aのB
矢視図、第6図は第5図のヒンジを途中まで回動した場
合の態様を示す斜視図である。
そして、第2図〜第4図は第5図すのX−X線で断面し
たときに相当する図である。
たときに相当する図である。
これらの図において、第2図と同一符号は同一部分を示
し、28は前記第1番板12を取付けねじ13で第1当
板11に取り付けるための長円孔、29は前記第5番板
21を取付けねじ24で第2当板23に取り付けるため
の長円孔である。
し、28は前記第1番板12を取付けねじ13で第1当
板11に取り付けるための長円孔、29は前記第5番板
21を取付けねじ24で第2当板23に取り付けるため
の長円孔である。
なお、上記の実施例では筐体扉22と第2当板23、筐
体本体10と第3当板27が別体構成であるが、一体構
成としてもよいことは言うまでもない。
体本体10と第3当板27が別体構成であるが、一体構
成としてもよいことは言うまでもない。
以上説明したようにこの考案の筐体扉の開閉機構によれ
ば、筐体扉の開放時に筐体扉の端部を形成する突起部が
筐体本体側に形式される溝内から抜は出るようにして回
動するので開放に何等の支障がなく、また閉成時には突
起部を溝内に嵌合させることができるので、筐体本体と
筐体扉との隙間を小さくで゛きる。
ば、筐体扉の開放時に筐体扉の端部を形成する突起部が
筐体本体側に形式される溝内から抜は出るようにして回
動するので開放に何等の支障がなく、また閉成時には突
起部を溝内に嵌合させることができるので、筐体本体と
筐体扉との隙間を小さくで゛きる。
また、この隙間をドライバーなどでこじあけられた場合
の筐体本体や筐体扉の変形破損に対する強度を極めて大
きくとることができるので、特に屋外に設置される金銭
取扱い機器の筐体などのいたずらによる変化破損を防止
する上で大きな効果がある。
の筐体本体や筐体扉の変形破損に対する強度を極めて大
きくとることができるので、特に屋外に設置される金銭
取扱い機器の筐体などのいたずらによる変化破損を防止
する上で大きな効果がある。
第1図は従来の筐体扉の開閉機構の平面略図、第2図、
第3図および第4図はこの考案の筐体扉開閉機構の一実
施例を示す平面略図、第5図ab、Cは第2図のヒンジ
の形状を示すもので、第5図aは平面図、第5図すは第
5図a(7)A矢視図、第5図Cは第5図aのB矢視図
、第6図は第5図のヒンジを途中まで回動した場合の態
様を示す斜視図で゛ある。 図中、10は筐体本体、11は第1当板、12は第1番
板、13.24は取付けねじ、14は第1軸、15は第
2番板、16は第2軸、17は第3番板、18は第3軸
、19は第4番板、20は第4軸、21は第5番板、2
2は筐体扉、23は第2当板、23 aは突起部、25
は溝、26は係合金具、27は第3当板である。
第3図および第4図はこの考案の筐体扉開閉機構の一実
施例を示す平面略図、第5図ab、Cは第2図のヒンジ
の形状を示すもので、第5図aは平面図、第5図すは第
5図a(7)A矢視図、第5図Cは第5図aのB矢視図
、第6図は第5図のヒンジを途中まで回動した場合の態
様を示す斜視図で゛ある。 図中、10は筐体本体、11は第1当板、12は第1番
板、13.24は取付けねじ、14は第1軸、15は第
2番板、16は第2軸、17は第3番板、18は第3軸
、19は第4番板、20は第4軸、21は第5番板、2
2は筐体扉、23は第2当板、23 aは突起部、25
は溝、26は係合金具、27は第3当板である。
Claims (1)
- 筐体本体に第1番板を固着し、前記第1番板の一端と第
2番板の一端を第1軸にまり回動自在に連結し、前記第
1番板の他端と第3番板の一端を第2軸により回動自在
に連結し、前記第2番板の他端と第4番板の一端を第3
軸により回動自在に連結し、前記第3番板の他端と第5
番板の一端を第4軸により回動自在に連結し、前記第4
番板の他端と第5番板の他端とを筐体扉に固着し、筐体
扉の閉成時に前記筐体本体の内側に形成された溝に嵌入
する突起部を前記筐体扉に設は前記筐体扉の開放時に前
記突起部が前記溝部がら抜は出しながら回動するように
前記各番板の長さを定めたことを特徴とする筐体扉の開
閉機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4130679U JPS5834026Y2 (ja) | 1979-03-31 | 1979-03-31 | 筐体扉の開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4130679U JPS5834026Y2 (ja) | 1979-03-31 | 1979-03-31 | 筐体扉の開閉機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55142450U JPS55142450U (ja) | 1980-10-13 |
| JPS5834026Y2 true JPS5834026Y2 (ja) | 1983-07-30 |
Family
ID=28911650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4130679U Expired JPS5834026Y2 (ja) | 1979-03-31 | 1979-03-31 | 筐体扉の開閉機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5834026Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-31 JP JP4130679U patent/JPS5834026Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55142450U (ja) | 1980-10-13 |
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