JPH0529337Y2 - - Google Patents

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JPH0529337Y2
JPH0529337Y2 JP442087U JP442087U JPH0529337Y2 JP H0529337 Y2 JPH0529337 Y2 JP H0529337Y2 JP 442087 U JP442087 U JP 442087U JP 442087 U JP442087 U JP 442087U JP H0529337 Y2 JPH0529337 Y2 JP H0529337Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、既設扉に補助扉(防虫扉等)を取
付けるための補助扉用丁番に関するものである。
[従来の技術] 従来開口部に丁番を介して取付けられた扉に更
に扉を取付けて二重扉あるいは多重扉にして断熱
又は防音扉としたりあるいは既説の扉に防虫扉を
取付けて二重扉とするには、(1)開口部に取付けら
れた既設の扉の丁番に並設して新しく丁番を取付
けこの丁番に扉を取付けるか、または(2)既設の扉
の丁番を外して二重扉あるいは多重扉用の丁番を
取付け、これに各種の扉を取付ける必要があつ
た。
第2図は補助扉用丁番を補助扉(以下防虫扉と
称す)の回動部分に使用したところを示す説明図
である。
図において、Aは扉Eに沿つて開閉自在に設け
られた防虫扉、Bは扉E及び防虫扉Aを取付ける
ための柱を含む開口部、101は扉Eを支持する
柱に固定されると共に防虫扉Aにも固定される補
助扉用丁番、111は扉Eと柱との間に介装さ
れ、前記扉Eの回動を助ける丁番である。
第3図と第4図は丁番111と、この丁番11
1に係合して回動する従来の補助扉用丁番101
の分解斜視図とこの取付け状態を示す平面図であ
る。
図において、従来の補助扉用丁番101は、補
助回動羽根102と補助支持羽根103とから主
に構成されており、前記補助回動羽根102は、
一端に堅穴108を形成した芯金109を有し、
他端に補助扉固定部104及び防虫扉Aを取付け
るためのビス(図示せず)が挿入するビスホール
106を備えている。尚、110は芯金109の
堅穴108に挿入する軸である。また、前記補助
支持羽根103は、一端に前記軸110及び丁番
111の突出部114が挿入できるように形成さ
れた軸挿入孔113を有し、他端に柱Fに固定す
るための固定部105及びビスホール106aを
備えている。また、115は補助支持羽根103
と芯金109との間に介装されるリング、11
2,112aは丁番111を柱F及び扉Eに取付
けるためのビスホール106b,106cを有す
る支持羽根である。
第5図は従来の補助扉用丁番101を用いて固
定された防虫扉Aと、丁番111(第3図参照)
によつて固定された扉Eとが開口部Bに納められ
た状態を示す説明図である。
図において、101,102,103,10
4,109,A,B,E,Fは第2,3,4図に
示したものと同一であり、107は補助回動羽根
102を防虫扉Aに固定するための固着ビス、C
は補助扉固定部104の裏側が接触する戸当りで
ある。
第6図は第5図に示した従来の扉E及び防虫扉
Aを開扉した状態を示す図である。
図において、101,102,103,10
7,109,A,B,E,Fは第5図に示したも
のと同一であり、Dは防虫扉Aの回動方向を示す
矢印である。
次に第2,3,4,5,6図を用いて従来の補
助扉用丁番101の取付け方法及びその動作につ
いて説明する。まず、既設扉の丁番111のぎぼ
し等の突出部114に補助支持羽根103の一端
に形成された軸挿入孔113を挿入すると共に、
ビスホール106aから固着ビス107を挿入し
開口部Bの柱F部分に固定する。次に、補助回動
羽根102の一端に形成された堅穴108に挿入
された軸110がリングを介して軸挿入孔113
に挿入される。そして、補助回動羽根102の他
端に形成された補助扉固定部のビスホール106
から固着ビス107を挿入することにより防虫扉
Aを取付ける。
このようにすれば、補助扉用丁番101の補助
回動羽根102に取付けた防虫扉Aを開口部Bに
回動自在に支持されることになる。
[考案が解決しようとする課題] 上記のような従来の補助扉用丁番においては、
その機能においてはかなりよい効果を有するもの
の補助扉は既設の扉に追加して工事をすることが
多く、従つて部品点数が多いと、この補助部品を
紛失したりする問題があつた。
この考案においては、簡単な構成で、しかも補
助扉用丁番の部品点数を少しでも減少させること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案に係る補助扉用丁番においては、一端
に縦長の軸部を備え、他端に補助扉を固定するた
めの補助扉固定部を有する補助回動羽根と、端部
に縦長の軸挿入孔と、該軸挿入孔から水平方向延
在する支持部と、該支持部に連続して鉛直方向に
延在し、既設扉用丁番の支持羽根の端部に重ね合
わされ柱等に取付けられると共に、前記軸挿入孔
を、その中心線が前記既設扉用丁番の回動の中心
線とほぼ一致するように固定する固定部を有する
補助支持羽根と、から構成され、前記補助回動羽
根の縦長の軸部を前記軸挿入孔に回動自在に係合
してなることを特徴とするものである。
[作用] 本考案の補助扉用丁番は、既設の扉に取付けら
れている丁番に取付けられるものであつて、補助
回動羽根は、一端に縦長の軸部を備え、他端に補
助扉を固定するための補助扉固定部を有する。補
助支持羽根は、端部に縦長の軸挿入孔と、該軸挿
入孔から水平方向延在する支持部と、該支持部に
連続して鉛直方向に延在し、既設扉用丁番の支持
羽根の端部に重ね合わされ柱等に取付けられると
共に、前記軸挿入孔を、その中心線が前記既設扉
用丁番の回動の中心線とほぼ一致するように固定
する固定部を有する。そして、前記補助回動羽根
の縦長の軸部を前記軸挿入孔に回動自在に係合さ
せる。
つまり、開口部を形成する柱と扉とをつなぐ丁
番の回動の中心と補助支持羽根の軸挿入孔、及び
前記丁番の支持羽根のビスホールと前記補助支持
羽根のビスホールとを一致させるように取付け、
前記ビスホールから柱にビス止めする。そして補
助扉を固定して補助回動羽根の縦長の軸部を前記
補助支持羽根の軸挿入孔に挿入する。
従つて、柱等に丁番によつて取付けられた扉
と、軸を介して補助支持羽根に係合する補助回動
羽根に固定された補助扉とが回動することができ
る。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例に係る補助扉用丁番
の分解斜視図である。第1図に示す通り、本考案
の一実施例に係る補助扉用丁番1は、補助回動羽
根2と補助支持羽根3とから主に構成されてお
り、補助回動羽根2は、一端に芯金9より形成し
た縦長の軸部10を有し、他端に補助扉A(以下
防虫扉Aと称す)を固定するためのビスホール6
を形成した補助扉固定部4を有している。また、
補助支持羽根3は、端部に縦長の軸挿入孔13
と、該軸挿入孔13から水平方向延在する支持部
8と、該支持部8に連続して鉛直方向に延在し、
ビスホール6aを形成した固定部5を有してお
り、該固定部5は、既設扉Eの丁番11の支持羽
根12の端部に重ね合わせられる。
次にこれらの取付け方法について説明する。ま
ず丁番11を該丁番11の支持羽根12aに形成
したビスホール6cよりビス7(図示せず)を挿
入することにより扉Eの上下部に固定する。次に
丁番11の支持羽根12に形成されたビスホール
6bよりビス7(図示せず)を挿入することによ
り柱Fに丁番11を固定する。この時同時に補助
支持羽根3に設けた軸挿入孔13の中心線と丁番
11の回動の中心線とをほぼ一致させながら固定
部5に形成したビスホール6aを支持羽根12に
形成されたビスホール6bとピツチが等しくなる
ように重ね合わせられ、柱Fに固定する。次に軸
10を軸挿入孔13に挿入した後、補助回動羽根
2に形成したビスホール6よりビス7(図示せ
ず)を挿入することにより防虫扉Aの上下2個所
に固定する。従つて、従来例で示したものと同様
に扉E及び防虫扉Aを個々に回動させることがで
きる。
[考案の効果] 以上のようにこの考案においては、一端に縦長
の軸部10を備え、他端に補助扉Aを固定するた
めの補助扉固定部4を有する補助回動羽根2と、
端部に縦長の軸挿入孔13と、該軸挿入孔13か
ら水平方向延在する支持部8と、該支持部8に連
続して鉛直方向に延在し、既設扉用丁番11の支
持羽根12の端部に重ね合わされ柱等に取付けら
れると共に、前記軸挿入孔13を、その中心線が
前記既設扉用丁番11の回動の中心線とほぼ一致
するように固定する固定部5を有する補助支持羽
根3とから構成したため、全体として補助扉用丁
番1の部品数を減少させることが可能となり、作
業現場等による部品管理が容易になり、部品の紛
失する確率を減少させることができるという効果
がある。
また、補助支持羽根3と支持羽根12に設けた
ビスホール6のピツチを合わせることにより、同
一のビスで柱等に取付けることができ、冬場に補
助扉(防虫扉)を取り外すときに補助回動羽根2
と補助支持羽根3も同時に取り外しても、補助支
持羽根3が支持羽根12に設けたビスホール6に
同一のビスで取付けられていたので、柱等にビス
の跡が残ることがないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の分解斜視図であ
る。第2図は補助扉用丁番を補助扉の回動部分に
使用したところを示す説明図である。第3図は既
設扉用丁番に係合して回動する従来の補助扉用丁
番の分解斜視図である。第4図は従来の補助扉用
丁番の取付け状態を示す平面図である。第5図は
従来の補助扉用丁番を用いて固定された補助扉と
丁番によつて固定された扉とが開口部に納められ
た状態を示す説明図である。第6図は第5図に示
した従来の扉及び補助扉を開扉した状態を示す説
明図である。 符号の説明、1……補助扉用丁番、2……補助
回動羽根、3……補助支持羽根、4……補助扉固
定部、5……固定部、6,6a,6b,6c……
ビスホール、7……ビス、8……支持部、9……
芯金、10……軸部、11……丁番、12,12
a……支持羽根、13……軸挿入孔、14……突
出部、15……リング、A……補助扉(防虫扉)、
B……開口部、E……扉、F……柱、尚、各図中
同一符号は同一又は相当分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端に縦長の軸部10を備え、他端に補助扉A
    を固定するための補助扉固定部4を有する補助回
    動羽根2と、 端部に縦長の軸挿入孔13と、該軸挿入孔13
    から水平方向延在する支持部8と、該支持部8に
    連続して鉛直方向に延在し、既設扉用丁番11の
    支持羽根12の端部に重ね合わされ柱等に取付け
    られると共に、前記軸挿入孔13を、その中心線
    が前記既設扉用丁番11の回動の中心線とほぼ一
    致するように固定する固定部5を有する補助支持
    羽根3と、から構成され、 前記補助回動羽根2の縦長の軸部10を前記軸
    挿入孔13に回動自在に係合してなることを特徴
    とする補助扉用丁番。
JP442087U 1987-01-17 1987-01-17 Expired - Lifetime JPH0529337Y2 (ja)

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