JP2020127625A - 物品収受装置 - Google Patents

物品収受装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020127625A
JP2020127625A JP2019021601A JP2019021601A JP2020127625A JP 2020127625 A JP2020127625 A JP 2020127625A JP 2019021601 A JP2019021601 A JP 2019021601A JP 2019021601 A JP2019021601 A JP 2019021601A JP 2020127625 A JP2020127625 A JP 2020127625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
closing member
article receiving
article
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019021601A
Other languages
English (en)
Inventor
泰夫 淺井
Yasuo Asai
泰夫 淺井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JAPAN DELIVERY SYSTEM CORP
Original Assignee
JAPAN DELIVERY SYSTEM CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JAPAN DELIVERY SYSTEM CORP filed Critical JAPAN DELIVERY SYSTEM CORP
Priority to JP2019021601A priority Critical patent/JP2020127625A/ja
Publication of JP2020127625A publication Critical patent/JP2020127625A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Abstract

【課題】外観の見栄えを損なうことなく物品を容易に収受することの可能な物品収受装置を提供する。【解決手段】物品収受装置は、前面に開口部を有する横長形状のボックス本体11を含む物品収受ボックス10であって、物品をボックス本体11内に投入するための投入口12と、ボックス本体11の開口部を開閉する第1開閉部材13と、第1開閉部材13の施解錠操作を行うための操作部14と、を前面に有する物品収受ボックス10と、物品収受ボックス10の前方を開閉可能に覆う第2開閉部材20と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば宅配物や郵便物等の物品の収受に用いられる物品収受装置に関する。
従来、物品収受装置は、宅配物や郵便物等の物品を受け取るために用いられており、例えば、マンション等の集合住宅の玄関ホール、企業や施設等のエントランスホール、鉄道駅頭、コンビニエンスストア店頭等の種々の場所に設置されている。
このような物品収受装置としては、物品収受装置の前面に設けられた投入口から投入された物品を物品収受装置の前面側から取り出す前入れ前出し式の物品収受装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載された物品収受装置は、投入防止プレート付き郵便受箱であって、郵便受箱本体に回動可動に取り付けられた扉と、扉の上方に形成された投入口を開閉するように郵便受箱本体に回動可動に取り付けられたフラップと、扉の前面に設けられたボタン錠と、を備えており、ボタン錠を操作して扉を解錠した後に当該扉を開くように回動させることによって、投入口から投入された郵便物を取り出すことが可能になっている。
特開2013−42898号公報
ところで、このような前入れ前出し式の物品収受装置は、投入口だけではなく操作部も物品収受装置の前面に配置されているので、物品収受装置の外観の見栄えを損なう虞があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、外観の見栄えを損なうことなく物品を容易に収受することの可能な物品収受装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、前面に開口部を有する横長形状のボックス本体を含む物品収受ボックスであって、物品を前記ボックス本体内に投入するための投入口と、前記ボックス本体の開口部を開閉する第1開閉部材と、前記第1開閉部材の施解錠操作を行うための操作部と、を前面に有する物品収受ボックスと、前記物品収受ボックスの前方を開閉可能に覆う第2開閉部材と、を備える物品収受装置を提供する(発明1)。
ここで、横長形状とは、例えば、横方向(幅方向)の寸法が上下方向(高さ方向)の寸法よりも大きい形状であってもよい。
かかる発明(発明1)によれば、第2開閉部材が閉じた状態では、第2開閉部材が物品収受ボックスの前面を覆うことによって物品収受ボックスの投入口や操作部が外部に露出しなくなることから、外観の見栄えを損なうのを抑制することができる。また、かかる発明(発明1)によれば、第2開閉部材を開くことによって露出した投入口から物品をボックス本体内に投入し、さらに、操作部を操作して第1開閉部材を解錠した後に第1開閉部材を開くことによって、ボックス本体内に投入された物品を取り出すことができるので、物品を容易に収受することができる。
さらに、かかる発明(発明1)によれば、ボックス本体が横長形状を有しているので、物品収受装置全体を横長形状に形成することが可能になる。これにより、例えば、物品収受装置を配置するための上下方向のスペースが制限されている場合であっても、複数の物品収受装置を、上下方向に重ねることによって効率良く配置することができる。
上記発明(発明1)においては、前記第2開閉部材は、上下方向及び/又は横方向に配列された複数の物品収受ボックスの前方を開閉可能に覆うように形成されてもよい(発明2)。
かかる発明(発明2)によれば、第2開閉部材を開閉することによって、複数の物品収受ボックスの前方を一括して開閉することが可能になる。
上記発明(発明1〜2)においては、前記第1開閉部材は、前記物品収受ボックスの横方向一端側において上下方向に延在する第1回動軸を中心に回動可能に支持されてもよい(発明3)。
かかる発明(発明3)によれば、第1回動軸を中心に第1開閉部材を回動させることによって、ボックス本体の開口部を容易に開閉することができる。
上記発明(発明3)においては、前記第2開閉部材は、前記物品収受ボックスの前記横方向一端側において上下方向に延在する第2回動軸を中心に回動可能に支持されてもよい(発明4)。
かかる発明(発明4)によれば、第2回動軸を中心に第2開閉部材を回動させることによって、物品収受ボックスの前方を容易に開閉することができる。また、かかる発明(発明4)によれば、第1回動軸及び第2回動軸が物品収受ボックスの横方向同一端側に位置しているので、第1開閉部材及び第2開閉部材の各々を支持するためには、物品収受装置全体ではなく物品収受装置の横方向一端側の強度を確保すればよいことから、物品収受装置の製造コストが嵩むのを抑制することができる。
上記発明(発明4)においては、前記第2開閉部材の少なくとも上下方向両端側において前記第2開閉部材を回動可能に支持するヒンジ部を備えてもよい(発明5)。
かかる発明(発明5)によれば、第2開閉部材の上下方向両端側がヒンジ部によって支持されているので、例えば、第2開閉部材を支持可能な強度を有する部材を用いてヒンジ部を構成することによって、第2開閉部材を安定して回動させることができる。
上記発明(発明5)においては、前記ヒンジ部は、前記第1回動軸の延在方向の少なくとも一端側において前記第1開閉部材を回動可能に支持してもよい(発明6)。
かかる発明(発明6)によれば、第2開閉部材だけでなく第1開閉部材もヒンジ部によって支持されているので、例えば、第1開閉部材及び第2開閉部材の各々を支持可能な強度を有する部材を用いてヒンジ部を構成することによって、第1開閉部材及び第2開閉部材の各々を安定して回動させることができる。
上記発明(発明1〜3)においては、前記第2開閉部材は、上下方向及び/又は横方向に移動することによって前記物品収受ボックスの前方を開閉するように形成されてもよい(発明7)。
かかる発明(発明7)によれば、第2開閉部材を上下方向及び/又は横方向に移動することによって、物品収受ボックスの前方を容易に開閉することができる。
上記発明(発明1〜7)においては、前記投入口を開閉する蓋部を備えてもよい(発明8)。
かかる発明(発明8)によれば、例えば、物品収受ボックスの前方が開放されている場合であっても、投入口が蓋部によって閉じられている場合には、例えば雨風等によって水滴や埃等が投入口を介してボックス本体内に侵入するのを蓋部によって防ぐことができる。
本発明の物品収受装置によれば、外観の見栄えを損なうことなく物品を容易に収受することができる。
本発明の一実施形態に係る物品収受装置の斜視図である。 第1開閉部材を開いた状態の物品収受装置の斜視図である。 第1開閉部材及び第2開閉部材の取付構造の一例を示す図である。 変形例に係る物品収受装置の正面図である。 変形例に係る物品収受装置の斜視図である。 変形例に係る物品収受装置の斜視図である。 変形例に係る物品収受装置の正面図である。 変形例に係る物品収受装置の正面図である。 変形例に係る物品収受装置の斜視図である。
以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。ただし、この実施形態は例示であり、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る物品収受装置の斜視図である。図2は、第1開閉部材を開いた状態の物品収受装置の斜視図である。図3は、第1開閉部材及び第2開閉部材の取付構造の一例を示す図である。本実施形態に係る物品収受装置は、例えば宅配物(例えば、宅配業者によって配達される荷物や、新聞、広告ビラ、回覧板等を含む)や郵便物等の物品を収受するための装置であって、図1に示すように、上下方向(図中Z方向)に配列された複数(図1の例では、2つ)の物品収受ボックス10を備えている。
各物品収受ボックス10は、前面に開口部を有する横長形状のボックス本体11を含む。ここで、横長形状とは、横方向(図中X方向)の寸法が上下方向(図中Z方向)の寸法よりも大きい形状であってもよい。なお、ボックス本体11の横方向の寸法は、ボックス本体11の奥行方向(図中Y方向)の寸法以上であってもよいし、奥行方向の寸法未満であってもよい。ボックス本体11は、例えば、金属(例えばアルミニウム、ステンレス等の合金を含む)や硬質のプラスチック等から構成されており、例えば一枚又は複数枚のプレートを折り曲げて溶接することにより、横長形状の開口部を前面に有する矩形の箱型に形成されている。
また、各物品収受ボックス10は、物品をボックス本体11内に投入するための投入口12と、ボックス本体11の開口部を開閉する第1開閉部材13と、第1開閉部材13の施解錠操作を行うための操作部14と、を前面に有する。投入口12は、ボックス本体11の開口部の上部を露出するように形成されている。
本実施形態において、投入口12は、ボックス本体11の上部において横方向に延在する横長形状を有しているので、外部から投入口12を介してボックス本体11内を覗いたときの視界を、例えば投入口12が縦長形状を有している場合と比較して、横方向に制限することができる。これにより、投入口12からボックス本体11内に投入された後に当該投入口12の下方に位置する物品が、投入口12の外部から容易に視認されるのを抑制することが可能になる。
第1開閉部材13は、ボックス本体11の開口部の下部において当該下部を開閉するように設けられている。ここで、第1開閉部材13は、物品収受ボックス10の横方向一端側において上下方向に延在する第1回動軸A1(図2に示す)を中心に回動可能に支持されてもよい。これにより、第1回動軸A1を中心に第1開閉部材13を回動させることによって、ボックス本体11の開口部を容易に開閉することができる。第1開閉部材13は、例えば、ボックス本体11と同様の材料で形成されてもよいし、異なる材料で形成されてもよい。
操作部14は、例えば、カムロック式のダイヤル錠であってもよいし、シリンダープッシュ錠であってもよいし、ボタン錠であってもよい。また、操作部14は、例えば非接触ICカード等の情報記憶媒体に記憶された情報を読み取るための情報読取装置(例えば、カードリーダ等)であってもよく、情報読取装置は、情報記憶媒体から読み出した情報に基づいて第1開閉部材13の解錠を決定した場合に、所定のロック機構(図示省略)に対して第1開閉部材13の解錠を行うように指示してもよい。
本実施形態に係る物品収受装置は、各物品収受ボックス10の前方を開閉可能に覆う第2開閉部材20を備える。本実施形態において、第2開閉部材20は、上下方向に配列された複数の物品収受ボックス10の前方を開閉可能に覆うように形成されているので、複数の物品収受ボックス10の前方を一括して開閉することが可能になる。
また、第2開閉部材20は、各物品収受ボックス10の横方向一端側において上下方向に延在する第2回動軸A2(図2に示す)を中心に回動可能に支持されてもよい。これにより、第2回動軸A2を中心に第2開閉部材20を回動させることによって、各物品収受ボックス10の前方を容易に開閉することができる。また、図2に示すように、第1回動軸A1及び第2回動軸A2が物品収受ボックス10の横方向同一端側に位置しているので、第1開閉部材13及び第2開閉部材20の各々を支持するためには、物品収受装置全体ではなく物品収受装置の横方向一端側の強度を確保すればよいことから、物品収受装置の製造コストが嵩むのを抑制することができる。第2開閉部材20は、例えば、ボックス本体11と同様の材料で形成されてもよいし、異なる材料で形成されてもよい。
次に、図3を参照して、第1開閉部材13及び第2開閉部材20の取付構造の一例を説明する。物品収受装置は、第2開閉部材20の少なくとも上下方向両端側において第2開閉部材20を回動可能に支持するヒンジ部30を備えてもよい。これにより、第2開閉部材20の上下方向両端側がヒンジ部30によって支持されているので、例えば、第2開閉部材20を支持可能な強度を有する部材を用いてヒンジ部30を構成することによって、第2開閉部材20を安定して回動させることができる。
また、ヒンジ部30は、第1回動軸A1の延在方向(上下方向)の少なくとも一端側において第1開閉部材13を回動可能に支持してもよい。これにより、第2開閉部材20だけでなく第1開閉部材13もヒンジ部30によって支持されているので、例えば、第1開閉部材13及び第2開閉部材20の各々を支持可能な強度を有する部材を用いてヒンジ部30を構成することによって、第1開閉部材13及び第2開閉部材20の各々を安定して回動させることができる。
本実施形態において、ヒンジ部30は、一端側がボックス本体11の内側表面に固定された第1ヒンジ片31と、一端側が第2開閉部材20の裏面に固定された第2ヒンジ片32と、第1ヒンジ片31及び第1開閉部材13を、第1回動軸A1を中心に回動可能に連結する第1ヒンジ軸33と、第1ヒンジ片31の他端側及び第2ヒンジ片32の他端側を、第2回動軸A2を中心に回動可能に連結する第2ヒンジ軸34と、を備える。また、第1ヒンジ軸33は、一端側がボックス本体11の内側表面に固定された支持片15の他端側と第1開閉部材13とを、第1回動軸A1を中心に回動可能に連結してもよい。
この構成により、ヒンジ部30は、第2開閉部材20の少なくとも上下方向両端側において第2開閉部材20を回動可能に支持することができる。また、ヒンジ部30は、第1回動軸A1の延在方向(上下方向)の下端側において第1開閉部材13を回動可能に支持することができる。なお、ヒンジ部30が支持片15を含む場合には、第1回動軸A1の延在方向(上下方向)の両端側において第1開閉部材13を回動可能に支持することができる。
以上のように構成された物品収受装置の作用の一例について説明する。先ず、物品収受装置の各物品収受ボックス10の第1開閉部材13と、第2開閉部材20とが閉じられている場合を想定する。この場合、各物品収受ボックス10の前面が第2開閉部材20によって覆われているので、各物品収受ボックス10の投入口12及び操作部14が外部に露出していない。また、投入口12は、第2開閉部材20によって閉じられた状態になっているので、例えば雨風等によって水滴や埃等が投入口を介してボックス本体内に侵入するのを防ぐことができる。
次に、図1に示すように第2開閉部材20を開くと、各物品収受ボックス10の投入口12及び操作部14が外部に露出する。この場合、物品を何れかの物品収受ボックス10の投入口12からボックス本体11内に投入することができる。また、何れかの物品収受ボックス10の操作部14を操作して第1開閉部材13を解錠した後に当該第1開閉部材13を開くことによって、当該物品収受ボックス10のボックス本体11内に投入された物品を取り出すことができる。
上述したように、本実施形態の物品収受装置によれば、第2開閉部材20が閉じた状態では、第2開閉部材20が物品収受ボックス10の前面を覆うことによって物品収受ボックス10の投入口12や操作部14が外部に露出しなくなることから、外観の見栄えを損なうのを抑制することができる。また、本実施形態の物品収受装置によれば、第2開閉部材20を開くことによって露出した投入口12から物品をボックス本体11内に投入し、さらに、操作部14を操作して第1開閉部材13を解錠した後に第1開閉部材13を開くことによって、ボックス本体11内に投入された物品を取り出すことができるので、物品を容易に収受することができる。
さらに、本実施形態の物品収受装置によれば、ボックス本体11が横長形状を有しているので、物品収受装置全体を横長形状に形成することが可能になる。これにより、例えば、物品収受装置を配置するための上下方向のスペースが制限されている場合であっても、複数の物品収受装置を、上下方向に重ねることによって効率良く配置することができる。
以下、上述した実施形態の変形例について説明する。
(変形例1)
上記実施形態では、上下方向(図中Z方向)に配列された複数(図1の例では、2つ)の物品収受ボックス10を備える場合を一例として説明したが、この場合に限られない。例えば、物品収受装置は、横方向(図中X方向)に配列された複数の物品収受ボックス10を備えてもよいし、図4に示すように、上下方向及び横方向に配列された複数(図4の例では、6つ)の物品収受ボックス10を備えてもよい。この場合においても、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。
(変形例2)
本変形例において、各物品収受ボックス10は、図5に示すように、投入口12を開閉するフラップ16を備える。これにより、例えば、各物品収受ボックス10の前方が開放されている場合であっても、投入口12がフラップ16によって閉じられている場合には、例えば雨風等によって水滴や埃等が投入口12を介してボックス本体11内に侵入するのをフラップ16によって防ぐことができる。なお、フラップ16は、本発明の「蓋部」の一例である。
フラップ16は、自重又はスプリング(図示省略)の付勢力により第1開閉部材13の上面に当接して投入口12を塞ぐように、又は、該付勢力に抗して第1開閉部材13の上面から後方に離れて投入口12を開放するように、第1開閉部材13の上方のボックス本体11の内側表面において横方向に延在する回動軸(図示省略)を中心に回動するように取り付けられている。フラップ16は、ボックス本体11と同様の材料で形成されてもよいし、異なる材料で形成されてもよい。
(変形例3)
本変形例において、各物品収受ボックス10は、図6に示すように、投入口12を開閉するガイドプレート17を備える。これにより、例えば、各物品収受ボックス10の前方が開放されている場合であっても、投入口12がガイドプレート17によって閉じられている場合には、例えば雨風等によって水滴や埃等が投入口12を介してボックス本体11内に侵入するのをガイドプレート17によって防ぐことができる。なお、ガイドプレート17は、本発明の「蓋部」の一例である。
ガイドプレート17は、例えばスプリング(図示省略)の付勢力により第1開閉部材13の上方のボックス本体11の内側表面に当接して投入口12を塞ぐように、又は、該付勢力に抗して当該内側表面から後方に離れて投入口12を開放するように、第1開閉部材13の後面側の上部において横方向に延在する回動軸(図示省略)を中心に回動するように取り付けられている。ガイドプレート17は、所定位置まで後方に回動すると当該回動が規制されるように形成されてもよく、当該所定位置に達した場合に、投入口12の下端からボックス本体11内に向かって上方に傾斜しながら延在するように形成されてもよい。この場合、投入口12からボックス本体11内に手を入れたり道具を入れたりすることにより、ボックス本体11内に投入された物品が抜き取られるのを抑制することができ、物品の盗難を防止することができる。
なお、本変形例では、ガイドプレート17が投入口12を開閉するように構成されている場合を一例として説明したが、この場合に限られない。例えば、ガイドプレート17は、投入口12の下端からボックス本体11内に向かって上方に傾斜しながら延在した状態で例えば第1開閉部材13の後面側に固定されてもよい。
(変形例4)
上記実施形態では、第2開閉部材20が、各物品収受ボックス10の横方向一端側において回動可能に支持されている場合を一例として説明したが、この場合に限られない。例えば、第2開閉部材20は、各物品収受ボックス10の横方向両端側において回動可能に支持されてもよいし、図7に示すように、各物品収受ボックス10のうち一部の物品収受ボックス10の横方向一端側と、各物品収受ボックス10のうち他の物品収受ボックス10の横方向他端側と、において回動可能に支持されてもよいし、図8に示すように、各物品収受ボックス10の上下方向の少なくとも一端側(図8の例では、上端側)において回動可能に支持されてもよい。この場合においても、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。
(変形例5)
上記実施形態では、第2開閉部材20が、各物品収受ボックス10の横方向一端側において回動可能に支持されている場合を一例として説明したが、この場合に限られない。例えば、第2開閉部材20は、図9に示すように、上下方向及び/又は横方向に移動することによって各物品収受ボックス10の前方を開閉するように形成されてもよい。この場合、第2開閉部材20を上下方向及び/又は横方向に移動することによって、各物品収受ボックス10の前方を容易に開閉することができる。
本変形例において、第2開閉部材20は、例えば、各物品収受ボックス10の横方向及び/又は上下方向に延在するレール部(図示省略)によって支持されており、当該レール部に沿って横方向及び/又は上下方向にスライド移動してもよい。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
上記実施形態では、投入口12が第1開閉部材13の上方に形成される場合を一例として説明したが、この場合に限られない。例えば、第1開閉部材13がボックス本体11の開口部の全てを開閉するように形成されている場合には、投入口12は、第1開閉部材13の前面に設けられてもよい。
また、上記実施形態では、図3に示すヒンジ部30を第2開閉部材20の上下方向両端側に備える場合を一例として説明したが、この場合に限られない。例えば、平蝶番やスプリング蝶番等の周知のヒンジ部材をヒンジ部30として用いてもよい。また、ヒンジ部30の位置及び数は、第2開閉部材20のサイズ等に応じて適宜設定されてもよい。
上述したような本発明の物品収受装置は、外観の見栄えを損なうことなく物品を容易に収受することができ、例えば集合住宅の玄関ホール、企業や施設等のエントランスホール、鉄道駅頭、コンビニエンスストア店頭等の種々の場所に設置される物品収受装置として有用であることから、その産業上の利用可能性は極めて大きい。
10…物品収受ボックス
11…ボックス本体
12…投入口
13…第1開閉部材
14…操作部
15…支持片
16…フラップ
17…ガイドプレート
20…第2開閉部材
30…ヒンジ部
31…第1ヒンジ片
32…第2ヒンジ片
33…第1ヒンジ軸
34…第2ヒンジ軸
A1…第1回動軸
A2…第2回動軸

Claims (8)

  1. 前面に開口部を有する横長形状のボックス本体を含む物品収受ボックスであって、物品を前記ボックス本体内に投入するための投入口と、前記ボックス本体の開口部を開閉する第1開閉部材と、前記第1開閉部材の施解錠操作を行うための操作部と、を前面に有する物品収受ボックスと、
    前記物品収受ボックスの前方を開閉可能に覆う第2開閉部材と、
    を備える物品収受装置。
  2. 前記第2開閉部材は、上下方向及び/又は横方向に配列された複数の物品収受ボックスの前方を開閉可能に覆うように形成されている、請求項1に記載の物品収受装置。
  3. 前記第1開閉部材は、前記物品収受ボックスの横方向一端側において上下方向に延在する第1回動軸を中心に回動可能に支持されている、請求項1又は2に記載の物品収受装置。
  4. 前記第2開閉部材は、前記物品収受ボックスの前記横方向一端側において上下方向に延在する第2回動軸を中心に回動可能に支持されている、請求項3に記載の物品収受装置。
  5. 前記第2開閉部材の少なくとも上下方向両端側において前記第2開閉部材を回動可能に支持するヒンジ部を備える、請求項4に記載の物品収受装置。
  6. 前記ヒンジ部は、前記第1回動軸の延在方向の少なくとも一端側において前記第1開閉部材を回動可能に支持する、請求項5に記載の物品収受装置。
  7. 前記第2開閉部材は、上下方向及び/又は横方向に移動することによって前記物品収受ボックスの前方を開閉するように形成されている、請求項1〜3の何れかに記載の物品収受装置。
  8. 前記投入口を開閉する蓋部を備える、請求項1〜7の何れかに記載の物品収受装置。
JP2019021601A 2019-02-08 2019-02-08 物品収受装置 Pending JP2020127625A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019021601A JP2020127625A (ja) 2019-02-08 2019-02-08 物品収受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019021601A JP2020127625A (ja) 2019-02-08 2019-02-08 物品収受装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020127625A true JP2020127625A (ja) 2020-08-27

Family

ID=72175073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019021601A Pending JP2020127625A (ja) 2019-02-08 2019-02-08 物品収受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020127625A (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63163376U (ja) * 1987-01-17 1988-10-25
JPS63187979U (ja) * 1987-05-27 1988-12-01
JPS6443778U (ja) * 1987-09-14 1989-03-15
JPH02147542U (ja) * 1989-05-17 1990-12-14
JPH09276120A (ja) * 1996-04-16 1997-10-28 Inaba Seisakusho:Kk 組立て物置
JP2000225052A (ja) * 1999-02-05 2000-08-15 Alpha Corp 宅配用ロッカー装置および宅配用ロッカーシステム
JP2003184384A (ja) * 2001-12-21 2003-07-03 Alpha Corp ロッカー装置
JP2011069612A (ja) * 2010-12-21 2011-04-07 Yoshikazu Aoki 二重収納扉付き冷蔵庫
JP2015177857A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 株式会社オシザワ 郵便受け箱

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63163376U (ja) * 1987-01-17 1988-10-25
JPS63187979U (ja) * 1987-05-27 1988-12-01
JPS6443778U (ja) * 1987-09-14 1989-03-15
JPH02147542U (ja) * 1989-05-17 1990-12-14
JPH09276120A (ja) * 1996-04-16 1997-10-28 Inaba Seisakusho:Kk 組立て物置
JP2000225052A (ja) * 1999-02-05 2000-08-15 Alpha Corp 宅配用ロッカー装置および宅配用ロッカーシステム
JP2003184384A (ja) * 2001-12-21 2003-07-03 Alpha Corp ロッカー装置
JP2011069612A (ja) * 2010-12-21 2011-04-07 Yoshikazu Aoki 二重収納扉付き冷蔵庫
JP2015177857A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 株式会社オシザワ 郵便受け箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7182246B1 (en) Secure collection box for mail pieces
US11672369B2 (en) Theft-resistant deposit box
US20170295980A1 (en) Parcel depository
EP2712524A1 (en) Delivery receptacles
GB2510575A (en) Parcel depositary
US2068275A (en) Mail box
JP2020127625A (ja) 物品収受装置
WO2006082394A2 (en) Parcel postage box
JP6806469B2 (ja) 物品収受装置
EP1427318A1 (en) Device for the home delivery of a plurality of relatively large items of mail and/or parcels
US6871779B1 (en) Mailbox
CA3082644C (en) Theft-resistant deposit box
GB2449734A (en) Secure Parcel Reception Unit With Separate Lockable Reception Compartments and proof of delivery
JP7082511B2 (ja) 宅配ボックス
JP4360322B2 (ja) 郵便ポスト
JP2021104227A (ja) 宅配ボックス
JP2021065364A (ja) 物品収受装置
JP2023157509A (ja) 投函装置
JP7418680B2 (ja) 宅配ロッカー
JP2020130318A (ja) 物品収受装置及び盗難抑止具
EP4252594A1 (en) Anti-theft package receiving device for arrangement on a barrier having an opening
JP2005185694A (ja) 郵便受
US7051921B1 (en) Security mailbox for preventing unauthorized access to mail
AU2017101720A4 (en) A legal tender and bill of exchange dispensing and depositing apparatus enclosure
JP6397336B2 (ja) ポスト

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230404