JPH074749U - 家具用ヒンジ - Google Patents

家具用ヒンジ

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JPH074749U
JPH074749U JP3919993U JP3919993U JPH074749U JP H074749 U JPH074749 U JP H074749U JP 3919993 U JP3919993 U JP 3919993U JP 3919993 U JP3919993 U JP 3919993U JP H074749 U JPH074749 U JP H074749U
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JP
Japan
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door
furniture
flat plate
shaft
plate
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Pending
Application number
JP3919993U
Other languages
English (en)
Inventor
一二三 辻岡
Original Assignee
伸光商事株式会社
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Publication date
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Publication of JPH074749U publication Critical patent/JPH074749U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 家具本体を組み立てた後に、扉を回転可能に
取付け得、しかも扉と家具本体の側板との間に隙間が生
じず、家具本体内の引出し部をスムーズに引出し得、且
つ取付け作業の容易な家具用ヒンジを提供することを目
的とする。 【構成】 家具本体3に設けられた穴部に、先端部が突
出状態で嵌着固定される扉回転用バネ出没軸2と、矩形
平板部11の面内適所に扉の仮止め穴部41に嵌入する
仮止用軸部12を突設すると共に、この仮止め状態を固
定する仮止状態固定部13を形成し、矩形平板部11の
一端部には前記扉回転用バネ出没軸2の先端部が嵌入す
る出没軸嵌入孔部14を設けた平板状取付板1とから成
ることを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、家具用ヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5及び図6は、従来の家具用ヒンジを示す斜視図である。図5に示す家具用 ヒンジ5は、円板状鍔板部51の上面と下面に、それぞれ円柱軸部52、53を 垂直状に突設している。扉4の上端面に設けたバカ穴に下側の円柱軸部53を嵌 合し、家具本体3の天板31に設けたバカ穴に上側の円柱軸部52を嵌合するこ とで、扉4を回動(開閉)させる。 また、図6に示す家具用ヒンジ6は、枢軸部61の両側にそれぞれ回動取付板 62、63を取付けたもので、一方の回動取付板62を扉4にビス64で止着し 、他方の回動取付板63を家具本体3の側板33にビス64止着して、扉4を回 動(開閉)させる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記、図5に示す家具用ヒンジでは、扉と天板に設けたバカ穴に突出軸部を嵌 合するだけのものである。従って、扉が大きい場合(幅広である場合)は扉とヒ ンジの固定状態が悪く、扉自体の重さにより扉の回動(開閉)が円滑にいかない 。また、家具本体の側板と扉との隙間を小さくするためには、ヒンジの嵌合位置 は出来る限り扉の端部(一端面側)に配備することが好ましい。しかし、厚みの 薄い扉の端部に突出軸部嵌合用のバカ穴を開設すると、扉の端面がヒビ割れする 虞れがある。このため、通常、ヒンジ(扉のバカ穴位置)は、扉の端部よりやや 中央よりに配備している(図5参照)。この結果、扉と側板との間に大きな隙間 が開く不利がある。更に、所謂ノックダウン商品と称するユーザーが組み立てる 方式の家具では、家具本体を組み立てた後では、扉を取付けられない。つまり、 天板か或いは底板のいずれか一方を固着する前に、扉を取付けねばならない。 また、図6に示す家具用ヒンジ(蝶番)では、上記ヒンジ(図5に示すヒンジ )の不利がない反面、家具本体の両側板長さに等しい長さの引出し部34がある 場合には、蝶番の突出する取付板部63及び枢軸部61が邪魔となって外方へ引 き出せない等の不利がある。
【0004】 この考案は、以上のような課題を解消させ、家具本体を組み立てた後に扉を回 転可能に取付け得、しかも扉と家具本体の側板との間に隙間が生じず、家具本体 内の引出し部をスムーズに引出し得、且つ取付け作業の容易な家具用ヒンジを提 供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】
この目的を達成させるために、この考案の家具用ヒンジでは、次のような構成 としている。 家具用ヒンジは、家具本体に設けられた穴部に、先端部が突出状態で嵌着固定 される扉回転用バネ出没軸と、矩形平板部の面内適所に扉の仮止め穴部に嵌入す る仮止用軸部を突設すると共に、この仮止め状態を固定する仮止め状態固定部を 形成し、矩形平板部の一端部には前記扉回転用バネ出没軸の先端部が嵌入する嵌 入用孔部を設けた平板状取付板とから成ることを特徴としている。
【0006】 このような構成を有する家具用ヒンジは、扉回転用バネ出没軸と平板状取付板 とから成る。扉回転用バネ出没軸は、外筒部が家具本体の天板部に設けられた穴 部に嵌着固定される。この固定状態において、外筒部に対しバネで外方へ突出付 勢される出没軸部が天板部より下方へ突出する。一方、平板状取付板は扉の上端 面に予め設けられた仮止め穴に対し、仮止め用軸部を嵌合する。これにより、平 板状取付板は扉の上端面に重合接面した状態が仮止めされる。ここで、取付け用 矩形平板部の面内に設けられた仮止め状態固定部(ビス貫通孔)を介して、上方 からビスを扉に対しねじ込む。取付用矩形平板部は、仮止めされているため、ネ ジ込み作業に両手が使用できる。従って、扉に対し取付用矩形平板部を正確且つ 強固に固定し得る。この状態において、扉を組上がった家具本体に対応させる。 この時、天板部より突出する扉回転用バネ出没軸の先端面が、扉の上端面に位置 する平板状取付板で押され、出没軸部がバネに抗して外筒部(天板部)内に没入 する。そして、平板状取付板の嵌入用孔部が、出没軸部に対応位置する時、出没 軸部が嵌入用孔部内に嵌入し、扉が家具本体に対し回動可能に取付けられる。 回転用バネ出没軸は、扉の一端部、つまり扉の一端面とほぼ同一線上に位置ずけ されており、平板状取付板の出没軸嵌入孔部は取付け状態において、扉の一端部 の端面側に位置するから、扉を開放した際、扉と家具本体の側板との隙間は僅か で済む許かりでなく、扉の90度開放状態において扉の内面と家具本体の側板内 面とは、ほぼ同一面上となり、家具本体の引出し部を容易に外方へ引出し得る。
【0007】
【実施例】
図1は、この考案に係る家具用ヒンジの具体的な一実施例を示す斜視図である 。
【0008】 家具用ヒンジは、家具本体3に取付けられる扉回転用バネ出没軸2と、扉4に 取付けられる平板状取付板1とから構成される。
【0009】 扉回転用バネ出没軸2は、先端が開口し、開口周縁に鍔板部21aを備えた有 底の外筒部21と、この外筒部21に嵌合され、底面がバネ23を介して外筒部 に連結され外方へ付勢された出没軸22とから成る。この扉回転用バネ出没軸2 は、家具本体3の天板部31に予め設けられたバカ穴部31a(底板部32に設 けられたバカ穴部32a)に対し、外筒部21を嵌着固定する。この嵌着固定状 態において、鍔板部21aが天板部31の内面に露出し、且つ出没軸22の先端 が天板部31より突出する。
【0010】 平板状取付板1は、ステンレス、アルミニウム等の金属板、或いは硬質合成樹 脂板で成形される厚みの薄い短冊状の平板部11で、この矩形平板部11の面内 に仮止め状態固定部13が設けられる。仮止め状態固定部13は、ビス貫通用孔 であり、平板部11の面内長さ中央部に開設される。また、仮止め用軸部12は 、平板部11の一方の面に突設される。実施例では、2本の仮止め用軸部12、 12がビス貫通孔13の両側にそれぞれ垂直状に突設してある。更に、平板部1 1の一端部面内には、上記扉回転用バネ出没軸2の出没軸部22に対応する出没 軸嵌入孔14が貫通形成してある。
【0011】 このような構成を有する家具用ヒンジは、所謂ノックダウン製品と称する家具 (例えばレコードラック等のように、天板、側板、底板、奥板及び扉板等の各部 品がバラ状態で販売され、ユーザーが組み立てる家具)に使用される。図1及び 図2で示すように、扉4の上端面4a及び下端面4cにバカ穴(仮止用穴)41 が予め設けられ、家具本体3の天板部31及び底板部32の適所には、予めバカ 穴31a、32aが開設されている。 家具本体3は、扉4とは関係なく最初に組み立てられる。家具本体3の組み立 てが終了した後に、天板部31及び底板部32のバカ穴31a、32aに対し、 それぞれ扉回転用バネ出没軸2が嵌着固定される。つまり、外筒部21が緊密嵌 着(あるいは接着剤を介して嵌着固定)される。ついで、扉4の上端面4a及び 下端面4cの一端部に対し、予め設けられた凹部4bに対し、平板状取付板1を 取付ける。つまり、平板部11を凹部4bに嵌合させる。この時、仮止用軸部1 2、12が仮止用穴部41、41に嵌合し、回り止め状態で仮止めされる。この 状態で、ビス挿入孔13からビス13aを扉4にネジ込み、扉4に平板状取付板 1を固定する。平板状取付板1は、仮止め状態のままビス固定でき、固定作業が 素人でも容易、且つ正確に実行し得る。また、この固定状態において、出没軸嵌 入孔部14は扉4の一端部に位置している。 図3で示すように、取付板1を備えた扉4を、既に組み立てられた家具本体3 に対し取付けるには、扉4の上端面4a及び下端面4cを、天板部31、底板部 32の扉回転用バネ出没軸2に押しつける。つまり、平板部11を出没軸部22 に押し当てる。これにより、出没軸部22がバネ23に抗して外筒部21内に没 入する。この状態で、図4に示すように、平板部11の出没軸嵌入孔部14を出 没軸部22に対応位置させると、出没軸部22が出没軸嵌入孔部14内に嵌入し 、扉4は家具本体3に対し回動可能(開閉可能)となる。平板状取付板1は、扉 4の一端部の端面側に取付けられるから、扉4を開放した際、扉4と家具本体3 の側板33との隙間は僅かで済む許かりでなく、図2で示すように、扉4の90 度開放状態において、扉4の内面と家具本体の側板33内面とは、ほぼ同一面上 となり、家具本体3の引出し部34を容易に外方へ引出し得る。
【0012】
【考案の効果】
この考案では、以上のように、家具本体側に扉回転用バネ出没軸を取付け、扉 の一端部側に平板状取付板を取付け、出没軸の先端部が平板状取付板の出没軸嵌 入孔に嵌合するようにしたから、家具本体を組み立てた後に、家具本体に対し扉 を回動可能に取付け得る。また、扉の一端部には、扉自体に回転軸嵌入穴を形成 する必要がないから、扉の一端部(端面側)に回転軸を配備でき、扉と家具本体 の側板との間に大きな隙間が生じることがない許かりでなく、扉開放時、扉内面 と家具本体の側板内面とが同一面上となり、引出し部の円滑な引出し操作が実現 し得る等、考案目的を達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例家具用ヒンジを示す斜視図である。
【図2】実施例家具用ヒンジの取付け状態を示す説明斜
視図である。
【図3】実施例家具用ヒンジの取付け状態を示す説明図
である。
【図4】実施例家具用ヒンジの取付け状態を示す説明図
である。
【図5】従来の家具用ヒンジの取付け状態を示す説明斜
視図である。
【図6】従来の家具用ヒンジの取付け状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 平板状取付板 2 扉回転用バネ出没軸 3 家具本体 4 扉 14 出没軸嵌入孔部 22 出没軸部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家具本体に設けられた穴部に、先端部が
    突出状態で嵌着固定される扉回転用バネ出没軸と、矩形
    平板部の面内適所に扉の仮止め穴部に嵌入する仮止用軸
    部を突設すると共に、この仮止め状態を固定する仮止め
    状態固定部を形成し、矩形平板部の一端部には前記扉回
    転用バネ出没軸の先端部が嵌入する出没軸嵌入孔部を設
    けた平板状取付板とから成る家具用ヒンジ。
JP3919993U 1993-06-24 1993-06-24 家具用ヒンジ Pending JPH074749U (ja)

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JP3919993U JPH074749U (ja) 1993-06-24 1993-06-24 家具用ヒンジ

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JPH074749U true JPH074749U (ja) 1995-01-24

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JP3919993U Pending JPH074749U (ja) 1993-06-24 1993-06-24 家具用ヒンジ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57153229A (en) * 1981-03-17 1982-09-21 Mitsubishi Electric Corp Detecting device for abnormal temperature of gas insulating apparatus
TWI679338B (zh) * 2018-10-18 2019-12-11 沅聖科技股份有限公司 門樞軸結構及具有該門樞軸結構之智慧物流櫃

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JPS53142393A (en) * 1977-05-17 1978-12-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd Production of gas purification catalyst
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JPH0220392U (ja) * 1988-07-25 1990-02-09

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