JPS62166185A - 車両におけるスイツチ操作子の取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は車両におけるスイッチ操作子の取付構造に関す
る− （従来の技術） 自動二輪車、三輪車等のハンドルグリップの近傍には複
数のスイッチ操作子が親指で操作し得るように配設され
ている。

斯かるスイッチ操作子は一般にハンドルグリップの内端
側でハンドルパイプに装着した円筒状のケース上に、ハ
ンドルパイプの周方向に間隔をおいて配設されている。

（発明が解決しようとする問題点） そのため従来においてはスイッチ操作子が取着されたケ
ース部分は円筒状になるためスイッチ操作子が後方には
り出し易く、また長時間停車させておくとスイッチ操作
子に塵埃が付着し易い等の不具合があった。

本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって１本発
明の目的とする処は、スイッチ操作子のはり出し陽を少
なくし、また長時間停車させた場合であっても塵埃の付
着を可及的に防止することができる車両におけるスイッ
チ操作子の取付構造を提供するにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明は前記目的を達成するため、 複数のスイッチ操作子（５１）　、（５３）、（５５）
をハンドルグリップ（２５）の長手方向内端側のスイッ
チ配設部（６５）に上下に並べ、 且つ隣接する上下のスイッチ操作子（５１）、（５３）
　。

（５５）のうち下位のスイッチ操作子を上位のスイッチ
操作子よりもハンドル（１１）の前方側に変位させて配
設した。

（作用） スイッチ操作子（５１）　、（５３）、（５５）をほぼ
上下に並べて配設するので、従来のスイッチ操作子取着
用の円筒状のケースの前後中を薄くシてハンドル（１１
）の外観性を高め、また下位のスイッチ操作子を上位の
スイッチ操作子よりもハンドル（１１）の前方側へ変位
させて、スイッチ操作子への塵埃の付着を可及的に防止
するようにした。

（実施例） 以下、本発明の好適一実施例を添付図面に従って説明す
る。

第１図はスクータの平面図、第２図は同分解斜視図、第
３図はハンドルグリップ部分の斜視図を示す・ （１）はスクータ、（３）は前輪、（５）は後輪で、ス
クータ（１）の車体フレーム（７）のハンドルポスト（
９）上にはバーハンドル（１１）が、ロアーパイプ（１
３）上にはフロア（１５）が夫々設けられ、図中（１７
）はシート、（１８）はパワーユニットを示す。

前記ハンドル（１１）は左右に延出するハンドルパイプ
（２１）と、ハンドルカバー（２１）中央から垂設され
たブラケッ）　（２３）と、ハンドルパイプ（２１）の
両端に形成されたグリップ（２５）　、　（２５）とか
ら構成し、右側のグリップ（２５）に臨ませてフロント
ブレーキレバー（２７）を、左（Ｉｌｌのグリップ（２
５）に臨ませてリヤブレーキレバー（２９）を配設スる
。

前記ハンドル（１１）におけるハンドルパイプ（２１）
及びブラケット（２３）部分は前後のカバー半休（３１
）。

（３３）及びウィンカカバー（３５）、ウィンカレンズ
（３７）、ウィンカケース（３９）からなるハンドルカ
バー（４１）で覆う。ねじ（４２Ａ）を介してハンドル
（１１）の前方から取付ける前力へ−半”体（３１）の
中央前面にはハンドル（１１）にねじ（４２Ｂ）を介し
てヘッドライト（４３）を、ねじ（４４Ａ）　、　（４
４Ｂ）を介してハンドル（１１）の後方から取付ける後
カバー半体（３３）の中央上面にはメータユニッ）　（
４５）を夫々組込む。

そして左側のハンドルグリップ（２５）の近傍に配設す
るスイッチ操作子（５１）　、（５３）、（５５）の取
付構造に本発明を適用した。

前記スイッチ操作子（５１）、（５３）、（５５）は夫
々ディマー２インチ、ウィンカ−スイッチ、ホーンスイ
ッチ操作用のもので、スイッチ操作子（５１）。

（５３）、（５５）はグリップ（２５）を握った状態で
親指で容易に操作し得るようにハンドルグリップ（２５
）の内端側で、ハンドルグリップ（２５）の軸心（２５
ｃ）に対して夫々鋭角（θ１）方向に向けてほぼ上下に
並設すると共に、各スイッチ操作子（５１）、（５３）
、（５５）のうち隣接する上下のスイッチ操作子（５１
）、（５３）と（５３）、（５５）を、親指の軌跡に対
応させて下位のスイッチ操作子が上位のスイッチ操作子
よりも／＼１、＋−’　、ｌ　／　＋　＋　Ｓ　７１％
　Ｗ、ｔ　＋　７１１１１１”ノーｒ栗＋ヱヒ２　亦１
ｆｒ七詠プＮ設する。

実施例では各スイッチ操作子（５１）、（５３）　、（
５５）の取付面（５１Ａ）　、（５３Ａ）　、（５５Ａ
）はハンドルグリップ軸心（２５ｃ）に対して鈍角（０
２）をなしている。

前記後カバー半体（３３）の円筒状部（３３Ａ）の端部
には前記スイッチ操作子（５１）、（５３）、（５５）
の配設箇所及び向きに対応させ、ハンドルグリップ（２
５）の鍔部（２５Ａ）の内端に位着する側壁（１３５Ａ
）から屈曲させてハンドル（１１）のほぼ後方に臨む縦
面部（８１）。

（ｅｌ）、（８１）と、はぼ下方に臨む平面部（８３）
、（８３）とからなる段状の部分（６５）を形成し、円
筒状部（３３Ａ）と段状の部分（８５）を側壁（８５Ｂ
）で接続する。従って実施例では段状の部分（６５）に
よりスイッチ配設部が形成され、各スイッチ操作子（５
１）。

（５３）、（５５）は第４図に示すように、縦面部（６
１）の開口（５１Ｂ）　、　（５３Ｂ）　、　（５５Ｂ
）にフランジ部（６７）及び突起（６８）を介して後カ
バー（３３）の後方から嵌着し、各スイッチ操作子（５
１）、（５３）、（５５）を後カバー半休（３３）に取
付け、図中（７０）は前記開口（５１Ｂ）　、（５３Ｂ
）　。

（５５Ｂ）から出し入れできる大きさのカブラである。

第５図はヘッドライト用のスイッチ操作子（５１）と、
ウィンカ用のスイッチ操作子（５３）として可倒（シー
ソー）式の操作子を、ホーン用のスイッチ操作子（５５
）として押ボタン式の操作子を組込んだ状態の斜視図を
示す。

本実施例は前記のように構成したの、従来のスイッチ操
作子取着用の円筒状のケースの前＠［［Ｊを薄くシてハ
ンドル（１１）の外観性を高めることができ、またハン
ドルカバー（４１）の剛性を高めることができる。

また、下位のスイッチ操作子（５３）、（５５）を夫々
隣接する上位のスイッチ操作子（５１）　、（５３）よ
りもハンドル（１１）のほぼ前方側に変位させて配設し
たので、特に下位のスイッチ操作子（５３）　、（５５
）への塵埃の付着を防止することができる。

また、スイッチ操作子（５１）　、（５３）　、（５５
）をハンドルグリップ（２５）の内端側でほぼ上下に並
設するので、実施例の如くハンドルカバー（４１）を備
えるものにあっては複数のスイッチ操作子（５１）、（
５３）　。

（５５）をハンドルカバ−（４１）に一体重に配設する
ことも可能となり、ハンドル（１１）の外観性を一層高
めることができる。

またスイッチ操作子（５１）、（５３）、（５５）を上
下に並設するにも拘らず、下位のスイッチ操作子をハン
ドル（１１）の前方側に変位させて配設したので、実施
例つ如くハンドル（１１）の斜め後方に運転者の膝が位
置する車両の場合であっても、下位のスイッチ操作子（
５５）と膝との間に十分なスペースを確保することも可
能となる。

尚、実施例においてはノーントルカパー（４１）の部分
をスイッチ操作子（５１）　、（５３）、（５５）のス
イッチ配設部（８５）として兼用した場合について説明
したが、ハンドル力、＜−（４１）を用いなくてもよく
、例えばスイッチ操作子取着用のケース或いはステー等
を別に設けてスイッチ操作子（５１）、（５３）、（５
５）を配設してもよい。

（発明の効果） 以上の説明で明らかなように本発明によれば、ハンドル
外周のスイッチ配設部の前後巾を薄くでき、また、スイ
ッチ操作子への匹埃の付着を可及的に防止することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図はスクータの平面図、第２図は同分解斜視図、第
３図及び第５図はハンドルグリップ部分の斜視図、第４
図はスイッチ操作子の取付構造を示す断面図である。 尚図面中（１）はスクータ、（３）は前輪、（５）は後
輪、（１１）はハンドル、　（２１）はハンドルパイプ
、（２５）はハンドルグリップ、（４１）はハンドルカ
バー、（５１）、（５３）、（５５）はスイッチ操作子
である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 両端にハンドルグリップを有するハンドルと、ハンドル
   グリップの近傍に配設された複数のスイッチ操作子とを
   備える車両におけるスイッチ操作子の取付構造において
   、 前記複数のスイッチ操作子をハンドルグリップの長手方
   向内端側のスイッチ配設部に上下に並べ、 且つ隣接する上下のスイッチ操作子のうち下位のスイッ
   チ操作子を上位のスイッチ操作子よりもハンドルの前方
   側に変位させて配設したことことを特徴とする車両にお
   けるスイッチ操作子の取付構造。