JPS633577Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS633577Y2
JPS633577Y2 JP1983050754U JP5075483U JPS633577Y2 JP S633577 Y2 JPS633577 Y2 JP S633577Y2 JP 1983050754 U JP1983050754 U JP 1983050754U JP 5075483 U JP5075483 U JP 5075483U JP S633577 Y2 JPS633577 Y2 JP S633577Y2
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JP
Japan
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handle
grip
cover
grip cover
hole
Prior art date
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Application number
JP1983050754U
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English (en)
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JPS59155286U (ja
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Publication date
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Priority to JP5075483U priority Critical patent/JPS59155286U/ja
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Publication of JPS633577Y2 publication Critical patent/JPS633577Y2/ja
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  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はオートバイ、スクータの如き二輪車等
に適する二輪車等のハンドルグリツプカバーに関
する。
従来、オートバイ等のバー状ステアリングハン
ドルの両グリツプ部分に運転者の手を風、寒さ等
から保護するためのカバーが設けられていること
は知られている。従来のグリツプカバーは、一般
にハンドルのグリツプ部、ブレーキレバー或いは
クラツチレバー、及び各種のスイツチを備えたス
イツチ部等を被覆する如くして装着され、一端に
形成された開口部より運転者が手を差し入れ、グ
リツプカバー内で各種の操作を行い得るように構
成されている。グリツプカバー内の運転操作に関
し、アクセル、ブレーキ等の操作は操作される部
材が寸法的に大きく、また一つしか配設されてい
ないことから操作ミスもほとんど生じないが、こ
れに返しスイツチ類については種類も多く寸法的
にも小さいものであるから操作しにくい場合があ
る。そこで、この不都合を防止すべく、従来のグ
リツプカバーにおいて、グリツプカバー内のスイ
ツチ部が視認し得るように透視窓も設けたものが
ある。しかしながら、このようなグリツプカバー
によれば、スイツチ操作の際常に該透視窓を通し
てスイツチの場所等を確認することになり、スイ
ツチ確認のための視野が制限されている。また前
記透視窓は時間が経過すると泥れ等によつて見ず
らくなる場合も生じることがあり、他方グリツプ
カバーの製作にあたつてはグリツプカバーを形成
する材料に透明性を有する異種の材料を付加する
必要も生じ、製作工程が複雑となり、製作作業に
手間がかかるという不具合を有する。
本考案者は二輪車のハンドルグリツプカバーに
生じる問題に鑑み、これを解決すべく本考案を成
したものである。
本考案の目的は、オートバイ、スクータ等の如
き二輪車等のハンドルグリツプカバーにおいて、
グリツプ近傍に付設されたスイツチ部の各種スイ
ツチの操作を、車両前方への注意力を欠くことな
く簡単且つ確実に行うことができると共に、容易
且つ安価に製作することができ、更には着脱が極
めて容易である二輪車等のハンドルグリツプカバ
ーを提供することにある。
而して本考案の特徴は、一端に手を差し込むた
めの開口部を有する袋状のグリツプカバーであつ
て、ハンドルグリツプを略全体に亘り挿通させる
孔と、これと別のハンドルレバーを挿通させる孔
と、ハンドルグリツプに隣接した各種スイツチを
操作し得る操作指専用の突出部とを設け、前記突
出部の基部と前記二箇所の孔を略同一平面上に配
設したことにある。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
第1図は本考案に係るハンドルグリツプカバー
が適用されるスクータ形式の自動二輪車の前方斜
視図であり、第2図は同車両の後方斜視図であ
る。また第3図、第4図は同自動二輪車のハンド
ル端部を拡大して示したものであり、第3図はハ
ンドルグリツプ部分とハンドルグリツプカバーの
関係を示す図、第4図はハンドルグリツプ部分に
ハンドルグリツプカバーを装着した図である。
第1図、第2図に基づき車両の構成及びグリツ
プカバーの配設個所を述べる。車両は足載せフロ
ア1を備えるスクータ形式の自動二輪車であり、
バー状のステアリングハンドルを備えるものであ
る。バー状のハンドルはハンドルカバー2内に収
納され、前輪3を下端で回転自在に軸支するフロ
ントフオークの上端部に固設される。またフロン
トフオーク自身も、フロントレツグシールド4と
トランクリツドシエルとの間に縦通する如く配設
され、外側より見ることはできない。トランクリ
ツドシエルの前側には開閉自在なトランクリツド
5が配設され、これが車両前部の外装を形成する
と共に、小荷物収納用の前側トランクを形作つて
いる。
上記ハンドルカバー2の前面中央にはヘツドラ
イト6等のライト類が、また上面には速度計等の
各種計器が配設される。
足載せフロア1の後側には、センタカバー7及
びリヤカバー8により外装形状が形成され、その
内部にはシート9を載置固定するシートポスト、
燃料タンク、或いはフレームボデイにその先部を
揺動自在に枢着されたパワーユニツト、リヤクツ
シヨン等が配設される。パワーユニツトには回転
自在に後輪10が軸支され、動力伝達機構を介し
てパワーユニツトから回転動力が伝達され得るよ
う構成される。
上記構成を有する自動二輪車のバー状のステア
リングハンドルの上記ハンドルカバー2両端より
延出されたグリツプ部分に本考案に係るハンドル
グリツプカバー11,11が設けられる。このグ
リツプカバー11は車両後方に向つて開放された
開口部12を有する袋状の部材であり、この開口
部12は運転者が手を差し入れるために使用され
るものである。グリツプカバー11を形造る材質
は適宜に選定することができる。通常、前記ヘツ
ドライト6の両側には左右のウインカランプが配
設されるが、このグリツプカバー11はウインカ
ランプを覆うことなくグリツプ部分に装着され
る。
第2図で明らかなように、本考案に係るグリツ
プカバー11は親指のみを挿入することのできる
袋状突出部13を形成して成り、親指のみ分離し
て独自に動かすことのできるような構成が設けら
れている。この詳細は下記にて述べられる。
なお本考案は係るハンドルグリツプカバー11
は前記自動二輪車に限られず、バー状のステアリ
ングハンドルを備える各種の車両に適用できるの
は勿論である。
次に第3図、第4図に基づきハンドルグリツプ
カバー11について詳述する。ハンドルの右端部
には、ハンドルカバー2の外側位置にスイツチア
センブリ14、グリツプ15が設けられ、スイツ
チアセンブリ14の前側にはブラケツトにバツク
ミラー16や回動自在なブレーキレバー17等が
取り付けられている。スイツチアセンブリ14に
おける18は例えばライトスイツチ、19はホー
ンスイツチである。他方前述したグリツプカバー
11は一端に手差込み用の開口部12を有する袋
状の部材で全体を同一材質によつて図示される如
き形状に形成して成るものである。
グリツプカバー11の図中グリツプ側の側面に
は前側より小径孔20及びこれより径の大きい孔
21が並べて形成され、そして略中央位置に前述
した親指のみを挿入して動かすことのできる突出
部13が形成されており、前記二箇所の孔20,
21と状突出部13の基部とは略同一面上に設け
られる。なお上記孔20,21及び前記の開口部
12の開口内周縁には孔或いは開口部の開口面積
を適当に小さくせしめる伸縮部材22,23,2
4が設けられ、孔21にはハンドルグリツプ15
が略全体に亘り挿通されるようになつている。
斯くの如きハンドル部の端部に対してグリツプ
カバー11が装着される。グリツプカバー11に
おける上記孔21はグリツプ15が挿入される孔
であり、また孔20はブレーキレバー17を挿入
せしめるための孔である。そこで、グリツプ15
を孔21に挿入し、併せてブレーキレバー17を
孔20に挿入して、夫々グリツプカバー11内に
押し込めば第4図に示される如くハンドル端部に
グリツプカバー11が装着されることになる。
上記装着状態によれば、ハンドルカバー2に設
けられたウインカーランプ25がグリツプカバー
11の外に位置するために不都合が生ぜず、また
前記親指用突出部13がスイツチアセンブリ14
に近接することになり、この突出部13に親指を
挿入して使用すれば、各スイツチ18,19の操
作を確認しつつ極めて容易に行うことができる。
しかも確認が容易に行い得ることから走行中車両
前方への注意力が欠けるということが生じない。
上記実施例ではハンドル部の右端部について説
明したが、左端部についても同様に構成される。
以上の説明で明らかなように本考案によれば、
ハンドルグリツプカバーにおいて、ハンドルグリ
ツプ、ハンドルレバーのみをカバー内に収納させ
ると共に、カバー外に位置するスイツチ類の操作
は前記二箇所の孔20,21とその基部とが略同
一平面上に設けられた親指専用の突出部によつて
行うようにし、これによつて、グリツプカバーを
設けていてもスイツチ類がむき出しになつている
ので、カバーなしと同様の状態でスイツチ類の操
作を行うことができると共に、各種の操作を簡単
且つ確実に行うことができる。また同種材料によ
つてグリツプカバーの全体を作ることができるた
めに、容易且つ安価に製作することができる。ま
たグリツプカバーのハンドル端部への着脱も極め
て容易に行うことができる。特に最近ではデザイ
ン上の要請からウインカランプとハンドルカバー
とが一体になつたものが多く提案されているが、
本考案のグリツプカバーによればグリツプ部分の
みに装着されるので、装着上ウインカランプを覆
うことがなく都合がよいという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は本考
案が適用される車両の前方斜視図、第2図は同車
両の後方斜視図、第3図は同車両のハンドルグリ
ツプ部分とハンドルグリツプカバーの関係を示す
図、第4図はハンドルグリツプ部分にハンドルグ
リツプカバーを装着した状態の斜視図である。 図面中、2はハンドルカバー、11はハンドル
グリツプカバー、12は開口部、13は親指専用
突出部、14はスイツチアセンブリ、15はハン
ドルグリツプ、17はブレーキレバー、20はレ
バー用孔、21はグリツプ用孔、25はウインカ
ランプである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転者の手を差入れる開口部を有する本体側面
    に、バーハンドル端部のハンドルグリツプを略全
    体に亘り挿通させる孔と、これと別のハンドルレ
    バーを挿通させる孔と、前記ハンドルグリツプに
    隣接した各種スイツチを操作し得る操作指専用の
    突出部とを設け、前記突出部の基部及び前記二筒
    所の孔を略同一平面上に配設して成ることを特徴
    とする二輪車等のハンドルグリツプカバー。
JP5075483U 1983-04-05 1983-04-05 二輪車等のハンドルグリツプカバ− Granted JPS59155286U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5075483U JPS59155286U (ja) 1983-04-05 1983-04-05 二輪車等のハンドルグリツプカバ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5075483U JPS59155286U (ja) 1983-04-05 1983-04-05 二輪車等のハンドルグリツプカバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59155286U JPS59155286U (ja) 1984-10-18
JPS633577Y2 true JPS633577Y2 (ja) 1988-01-28

Family

ID=30181208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5075483U Granted JPS59155286U (ja) 1983-04-05 1983-04-05 二輪車等のハンドルグリツプカバ−

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JP (1) JPS59155286U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59155286U (ja) 1984-10-18

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