JPS6216431Y2 - - Google Patents

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JPS6216431Y2
JPS6216431Y2 JP1983085674U JP8567483U JPS6216431Y2 JP S6216431 Y2 JPS6216431 Y2 JP S6216431Y2 JP 1983085674 U JP1983085674 U JP 1983085674U JP 8567483 U JP8567483 U JP 8567483U JP S6216431 Y2 JPS6216431 Y2 JP S6216431Y2
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thin
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JP1983085674U
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JPS59190727U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、積層された薄板材、特に多数の穴
が穿設されたプリント基板を1枚ずつ取り出すた
めの薄板材供給装置に関する。
(ロ) 従来技術 従来は、この種装置においては第4図に示すよ
うに、積載テーブル2に多数の薄板材1を積載
し、真空吸着部材4で最上部の薄板材1を吸着
し、シリンダー5で持ち上げ、水平移動手段6で
薄板材を必要個所、例えば無端ベルト7の位置へ
搬送していた。
このとき2枚同時に吸着しないように、複数個
のシリンダー5のうち一部のシリンダーと他のシ
リンダーの上昇する時期に差を設けて、最上部の
薄板材の一部を持上げ、他は押えた状態で薄板材
をたわませながら、一部持ち上げた部分にノズル
3からエアーをふきこんで2枚同時に薄板材を持
ち上げないようにしていた。
また、さらには第5図に示し、本出願人が出願
し実開昭49−135975号(考案の名称…印刷版材の
自動給送装置)として開示したように、斜めに立
てて、積載した薄板材1を吸着し、アーム8を、
微少角度回転させて一時停止させ、最上部の薄板
材1のみ吸着した後、アーム8を回転させて無端
ベルト7に薄板材2を載置し、搬送させる方法も
ある。
いずれの場合も従来技術には、 (1) 薄板材の大きさが異なる場合、供給装置をそ
のまま使用できない場合がある。すなわち吸着
部の位置調整が必要である。
(2) 薄板材がプリント基板のように多数の小径の
穴が穿設されている場合、2枚同時に吸着する
ことにより確実に1枚ずつ薄板材を供給でき
ず、搬送途中でそのうちの1枚を落下させると
いうことも起こる、等の問題点があつた。
(ハ) 目的 本考案の目的は、簡易な装置で異なる寸法の薄
板材であつても、1枚ずつ、確実に、所定の間隔
で、薄板材を供給できるような薄板材供給装置を
提供することである。
(ニ) 構成 この考案は、上記課題を解決するためにつぎの
ように構成されている。すなわち、本考案に係る
薄板材供給装置は、積載された複数の薄板材か
ら、薄板材を一枚づつ供給する薄板材供給装置に
おいて、複数の薄板材を、その供給方向先端下方
に傾斜した姿勢で積載し、昇降自在の積載テーブ
ルと、積載テーブルに積載された薄板材の先端と
当接し、斜めに立設したガイド板と、積載テーブ
ルに積載された薄板材のうち最上部の薄板材がガ
イド板上端とほぼ同一の位置であることを検知す
るセンサーと、最上部に位置する薄板材の上面先
端部付近を真空吸着し、該薄板材を持ち上げるた
めの吸着部材と、この吸着部材によつて持ち上げ
られた該薄板材とそれ以外の薄板材との間に、そ
の下部側がくし歯形の切欠き状のプレートを積載
薄板材とほぼ平行に挿入し、そのプレート上に該
薄板材を載置して移送するための移送部材と、プ
レートの切欠き部に挿通する複数の無端ベルトと
を備えたことを特徴とする。
(ホ) 実施例 以下、第1図ないし第3図に基づいて本考案の
実施例について説明する。
第1図は本考案の実施例である薄板材供給装置
の側面図、第2図は平面図である。積載テーブル
2は薄板材1を多数積載し、この積載テーブル2
に固設したブロツク9と螺合した軸10に沿つて
移動でき、この軸10は軸受11に保持されてお
り、平歯車12を介してモータ13により、回転
できる。第1図実施例の場合、軸10は垂直方向
に対し少し傾いて設けられている。
薄板材1は、軸10と平行なガイド板15の表
面に案内されて積載テーブル2の上下動により上
下する。ガイド板15はフレーム14に固定さ
れ、このガイド板15の最上部の中央位置にフオ
トセンサー16を付設している。そして、フオト
センサー16の位置に、必ず薄板材の最上部が来
るように、モーター13によりテーブル2を上昇
させる。
尚、積載テーブル2の、最上部、及び最下部の
検出センサーは図では省略しているが、フレーム
14の所定の位置に設けている。また、吸着部材
4は、図示していない真空源と接続され、アーム
21にバネを介して取付けられている。アーム2
1は支軸22を中心に一定角度揺動できる。その
駆動部は図では省略されている。吸着個所は、薄
板材の端部を吸着し、薄板材に穿設された孔部を
吸着しない。
移送部材23は、図示のものでは、ボス18を
案内軸19に螺合させ、プレート17が案内軸1
9に沿つて、薄板材1の最上部の上を、ほぼ薄板
材と平行に移動できるようにされている。案内軸
19は図示されていない駆動モータによつて回転
させられる。案内軸19はフレーム14に固着し
た軸受20にて保持されている。第2図に示すよ
うに案内軸19はプレート17の両端の2個所に
設けられている。またプレート17の下部側はく
し歯形の切欠き状となつており、その切り欠き部
が無端ベルト7間に挿通できるようになつてい
る。
次に動作について説明する。
一定枚数の薄板材1を、所要の工程へ1枚ずつ
送る場合、積載テーブル2にまず積載する。図示
していない操作盤の「自動」のスイツチを押せ
ば、フオトセンサー16の位置に薄板材1の最上
部がくるまでモータ13が回転し、積載テーブル
2に載置した積層状の薄板材1はガイド板15に
沿いながら上昇する。
次に吸着部材4が支軸22を中心に時計まわり
に揺動し、最上部の薄板材1′の端部を吸着す
る。このとき、薄板材に多数の小孔(プリント基
板のスルホール)が穿設されている場合、吸着個
所は端部の孔の穿設されていない部分となる。
最上部の薄板材1′の端部は吸着後、支軸22
は反時計方向に回転し、吸着部材4は反時計方向
に揺動して薄板材1′を、吸着部材4と反対側を
積層された薄板材1に接触した状態で薄板材1′
を第3図イに示すように持ち上げる。
次に案内軸19を回転させて、プレート17を
右上方向に移動させ、片側を持ち上げられた薄板
材1′とそれ以外の積層された薄板材1との間に
挿入させる。尚、プレート17は薄板材1′の表
面にキズをつけないようにテフロン等の摩擦の少
ない材質の物を使用する。
プレート17が薄板材1′の下方に挿入後、吸
着部4の吸着を図示していない電磁弁等で解除す
ると、薄板材1′はプレート17に載置される
(第3図ロ)。
次にプレート17を左下に移動すればプレート
17の切欠部が無端ベルト7の間に挿入され、薄
板材1′の右端部が無端ベルト7の上に乗り、薄
板材1′の右端部はプレート17の上をスライド
しながら、無端ベルト7に移され搬送される(第
3図ハ)。
以上の動作を1サイクルとして、薄板材を1枚
づつ、搬送ベルトに移すことができる。そして、
1サイクルの時間設定によつて、薄板材の送りピ
ツチが決まつてくる。
(ヘ) 効果 この考案は、以上説明したような構成を有する
ので、以下のような効果を有する。
(1) 薄板材の寸法が異なる場合でも、大きさに合
わせて吸着装置を調整する必要がなく、薄板材
の左端をガイド板に当てておけば、確実に1枚
毎、薄板材を取り出すことができる。
(2) 吸着部材の移動距離が少なく、真空ホースを
大幅に移動させる必要がない。
(3) 薄板材の端部のみ吸着するため、多数の穴の
ある薄板材であつても、穴のない端部を確実に
吸着し、持ち上げることができる。
(4) 最上部の薄板材を吸着して片方を持ち上げた
時、第2番目の薄板材は、ガイド板15にその
供給方向先端を下方にして接触しており、か
つ、重力により、同時に持ち上げることがな
い。
(5) プレート17を薄板材にほぼ平行に斜めに挿
入することにより、容易に吸着部材より薄板材
をプレートに移すから、薄板材の落下という事
故が全くなくなる。
(6) 一定間隔で搬送できる。その間隔を各タイマ
の設定で可変にできる。
(7) 装置が簡易であり安価となる。
(8) 薄板材を積載する積載テーブルの上方は、端
部に吸着部があるだけで、他には何もないた
め、作業性が良い。
(9) プレートが斜めにコンベアと係合するため薄
板材を滑らかに排出できる。
この考案は、以上のような薄板材供給装置を提
供し得たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、この考案の1実施例で
ある薄板材供給装置の側面図および平面図、第3
図は、その薄板材供給装置の動作説明図であり、
第4図および第5図は、従来の薄板材供給装置の
概略構成を示す側面図である。 1……薄板材、2……積載テーブル、4……吸
着部材、7……無端ベルト、17……プレート、
23……移送部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 積載された複数の薄板材1から、薄板材1を一
    枚づつ供給する薄板材供給装置において、 複数の薄板材1を、その供給方向先端下方に傾
    斜した姿勢で積載し、昇降自在の積載テーブル2
    と、 積載テーブル2に積載された薄板材1の先端と
    当接し、斜めに立設したガイド板15と、 積載テーブル2に積載された薄板材1のうち最
    上部の薄板材1′がガイド板15上端とほぼ同一
    の位置であることを検知するセンサー16と、 最上部に位置する薄板材1′の上面先端部付近
    を真空吸着し、該薄板材1′を持ち上げるための
    吸着部材4と、 この吸着部材によつて持ち上げられた該薄板材
    1′とそれ以外の薄板材1との間に、その下部側
    がくし歯形の切欠き状のプレート17を積載薄板
    材1とほぼ平行に挿入し、そのプレート17上に
    該薄板材1′を載置して移送するための移送部材
    23と、 プレート17の切欠き部に挿通する複数の無端
    ベルト7とを備えてなる薄板材供給装置。
JP8567483U 1983-06-02 1983-06-02 薄板材供給装置 Granted JPS59190727U (ja)

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JP8567483U JPS59190727U (ja) 1983-06-02 1983-06-02 薄板材供給装置

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JP8567483U JPS59190727U (ja) 1983-06-02 1983-06-02 薄板材供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59190727U JPS59190727U (ja) 1984-12-18
JPS6216431Y2 true JPS6216431Y2 (ja) 1987-04-25

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ID=30215637

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JP8567483U Granted JPS59190727U (ja) 1983-06-02 1983-06-02 薄板材供給装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6368858A (ja) * 1986-09-10 1988-03-28 Dainippon Ink & Chem Inc 印刷版の製造方法並びに製造装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5327540A (en) * 1976-08-16 1978-03-14 Mitsui Toatsu Chemicals Light shading film for tea tree
JPS544150A (en) * 1977-06-10 1979-01-12 Nec Corp Cleaner for optical connector
JPS544147A (en) * 1977-06-13 1979-01-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Spectroscope
JPS5461770A (en) * 1977-10-27 1979-05-18 Nec Corp Sheet feeder

Patent Citations (4)

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