JPH06192Y2 - ディスタックフィーダのブランクピックアップ装置 - Google Patents

ディスタックフィーダのブランクピックアップ装置

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JPH06192Y2
JPH06192Y2 JP1987171957U JP17195787U JPH06192Y2 JP H06192 Y2 JPH06192 Y2 JP H06192Y2 JP 1987171957 U JP1987171957 U JP 1987171957U JP 17195787 U JP17195787 U JP 17195787U JP H06192 Y2 JPH06192 Y2 JP H06192Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blank
electromagnetic magnet
floater
pickup
magnet floater
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987171957U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0180232U (ja
Inventor
浩二 早川
裕紀 山田
正哉 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Oyabe Seiki Co Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Oyabe Seiki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0180232U publication Critical patent/JPH0180232U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電磁ピックアップマグネットによりブランク
を吸着するようにしたディスタックフィーダのブランク
ピックアップ装置に関する。
〔従来の技術〕
従来プレスラインへブランクを供給するディスタックフ
ィーダは第3図及び第4図に示すようにテーブルa上に
スタックされたブランクbを所定高さに上昇させるリフ
タcと、上記ブランクbの上層部を磁力を利用されて浮
上させるマグネットフロータdと、マグネットフロータ
dにより浮上されたブランクbを1枚ずつ吸着して搬送
位置まで上昇させるピックアップ装置eと、搬送位置へ
上昇されたブランクbを永久磁石fにより搬送ベルトg
に圧着させ、搬送ベルトgの回転に伴いブランクbをプ
レスへと搬入する搬送手段hとより構成されていて、リ
フタcのテーブルa上にスタックされたブランクbを連
続的にプレスラインへと供給できるようになっている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし上記従来のディスタックフィーダとピックアップ
装置には次のような問題点があった。
1.ブランクbをピックアップするバキュームカップi
が昇降シリンダjにより昇降される昇降フレームkに取
付けられて上下動するため、動作時間が長くなって単位
時間当りの搬送枚数が少なく、その結果生産性が低い。
2.昇降シリンダjを圧縮性のあるエアにより駆動して
いるため、ショックを少なくして高速で動作させるのが
難かしく、調整に多くの時間を要すると共に、調整が悪
いと元の位置へ復帰できなくなったり、調整を完全にし
ても温度変化によりバラツキが生じる。
3.ピックアップ装置eにより搬送手段hに受け渡され
たブランクbがスタック上方より完全に抜け切らないう
ちにバキュームカップiが下降すると、バキュームカッ
プiにより搬送中のブランクbがたたき落されるため、
単位時間当りの供給量に制限を受ける。
4.バキュームカップiより搬送手段hにブランクbを
受け渡す際、搬送手段hの搬送面よりバキュームカップ
iが高く上昇するとブランクbgが変形するなどの不具
合が生じ、逆に低いとブランクbと搬送ベルトgの間に
すべりが生じて搬送できなくなるため、両者の高さ調整
が難かしい。
また両者の高さが同一面に調整されていてもブランクb
にソリがあると同様な不具合が生じる。
5.マグネットフロータdにより分離されたブランクb
を上方よりバキュームカップiを圧着して吸着するた
め、ダブルブランクが発生しやすい。
6.バキュームカップiはブランクサイズ毎に選択使用
できるよう構成されているため、可動部品が多くなって
構造が複雑であると共に、動作中の振動などにより取付
け部に緩みなどが生じやすいため、動作不良などが発生
して信頼性が低い。
7.故障やミスフィード等が生じた場合、ブランクbを
取り外そうとしても、マグネットフロータdや搬送手段
eに設けられた永久磁石fなどの磁力で簡単にブランク
bが外せない。
8.バキュームカップiを選択するためのシリンダや昇
降させるためのシリンダ、これらを制御するための制御
バルブなどの精密機器を必要とするため、装置全体が高
価となる。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
この考案は上記従来の問題点を解消する目的でなされた
もので、リフトテーブル上にスタックされたブランクを
ピックアップ位置へリフトさせるリフタと、スタック最
上部のブランクを磁力により分離するマグネットフロー
タと、分離されたブランクを吸着して搬送手段へと受け
渡すピックアップ部とよりなるディスタックフィーダに
おいて、上記ブランクのピックアップ位置に、オンオフ
制御されてスタックされたブランクを上から順に分離す
る電磁マグネットフロータと、上記電磁マグネットフロ
ータと交互にオンオフ制御されて、電磁マグネットフロ
ータが分離したブランクを吸着し、かつ搬送手段へ受け
渡す電磁マグネットを設置すると共に、最上部のブラン
クが常にピックアップ位置となるようにリフタを制御す
るようにしたもので、ブランク吸着手段を上下動させず
にスタックされたブランクを1枚ずつラインヘ供給でき
るため、単位時間当りの搬送枚数が増大して生産性が向
上する。
〔実施例〕
この考案の一実施例を図面を参照して詳述する。
図において1は図示しないプレスラインの上流側に設置
されたディスタックフィーダで、リフトシリンダ2及び
このリフトシリンダ2により上下動されるリフトテーブ
ル3よりなるリフタ4と、リフタ4により所定高さに上
昇されたブランク5の上層部を磁力により分離する電磁
マグネットフロータ6と、上記磁気マグネットフロータ
6により分離された最上部のブランク5を吸着するピッ
クアップ部7及びピックアップ部7に吸着されたブラン
ク5を搬送する搬送手段8とよりなる。
上記搬送手段8の幅方向に分割された複数の搬送ベルト
8aよりなり、これら搬送ベルト8aの下辺側裏面に電磁
マグネット7aよりなるピックアップ部7及び永久マグ
ネット8bが搬送方向に前後して設置されている。
また電磁マグネットフロータ6は各電磁マグネット7a
及び搬送ベルト8aの間に位置するように設けられてい
て、プレスへ供給すべきブランク5のサイズに応じて図
示しない駆動手段によりブランク5の接離方向に移動自
在となっており、上記磁気マグネット7aとともに次の
ようにオン、オフされて、リフタ4によりピックアップ
位置にまで上昇されたブランク5を搬送手段8へ受け渡
すようになっている。
いま下降位置にあるリフトテーブル3上にスタックされ
たブランク5が搬入されると、リフトシリンダ2により
リフトテーブル3は上昇されると共に、ブランク5の最
上面がピックアップ位置に達すると、これを近接センサ
10が検出してリフトテーブル3の上昇が停止される。
次に電磁マグネットフロータ6がスタックへ向けて前進
されて、スタックの上層部へと押し当てられ、この状態
で電磁マグネットフロータ6に通電されてスタック最上
部のブランク5が反発力により分離浮上される。
そして最上部のブランク5が浮上した瞬間ピックアップ
部7の電磁マグネット7aに通電されて、浮上されたブ
ランク5が電磁マグネット7aに吸着され、搬送ベルト
8aの搬送面へ圧着される。
次に電磁マグネットフロータ6がオフされると同時に、
搬送ベルト8aを駆動する図示しない駆動モータに通電
されて搬送ベルト8aが矢印方向へと回転され、電磁マ
グネット7aに吸着されたブランク5は搬送ベルト8a
によりプレス方向へと搬送され、ブランク5がスタック
上方より外れたところで永久マグネット8b側に吸着さ
れた後、さらに搬送ベルト8aによりプレス側へ搬送さ
れ、図示しないプレスラインへと供給される。
以下上記動作を繰り返してブランク5を連続的にプレス
ラインへ供給すると共に、ブランク5の搬入によりリフ
トテーブル3上のブランク5が…減少すると、リフトシ
リンダ2によりリフトテーブル3が上昇されて、スタッ
クの最上面は常にピックアップ位置に維持される。
なお電磁マグネット7aの磁力のみではピックアップで
きないような大型のブランク5の場合は、電磁マグネッ
トフロータ6により浮上されたブランク5の下方に強力
なエアジェットを吹き込んで、ブランク5の吸着を補助
したり、バキュームカップなどの補助吸着具を必要最小
限設けることにより、電磁マグネット7aの吸着を補助
するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
この考案は以上詳述したように、電磁マグネットフロー
タにより浮上されたブランクを電磁マグネットよりなる
ピックアップ部で吸着して搬送手段へ受け渡すようにし
たことから、従来のバキュームカップなどの吸着手段で
吸着していたときに比べて構成が簡単で、かつ可動部が
ないことから、調整作業もほとんど必要としないなど従
来のピックアップ装置の不具合を全て解消することがで
きるようになる。
またブランク吸着手段を上下動させずにスタックされた
ブランクを上から1枚ずつ吸着して搬送手段へ受け渡す
ようにしたことから、従来の吸着手段を上下動させてブ
ランクを吸着していたものに比べて、ブランクを吸着し
てから搬入するまでの時間を大幅に短縮でき、これによ
って単位時間当りの搬送枚数が大幅に増大するため生産
性の向上も図れるようになる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は側面図、第
2図は第1図II−II線に沿う断面図、第3図及び第4図
は従来の説明図である。 3はリフトテーブル、5はブランク、6は電磁マグネッ
トフロータ、7はピックアップ部、7aは電磁マグネッ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リフトテーブル3上にスタックされたブラ
    ンク5をピックアップ位置へリフトさせるリフタ4と、
    スタック最上部のブランク5を磁力により分離するマグ
    ネットフロータ6と、分離されたブランク5を吸着して
    搬送手段へと受け渡すピックアップ部7とによりなるデ
    ィスタックフィーダにおいて、上記ブランク5のピック
    アップ位置に、オンオフ制御されてスタックされたブラ
    ンク5を上から順に分離する電磁マグネットフロータ6
    と、上記電磁マグネットフロータ6と交互にオンオフ制
    御されて、電磁マグネットフロータ6が分離したブラン
    ク5を吸着し、かつ搬送手段へ受け渡す電磁マグネット
    7aを設置すると共に、最上部のブランク5が常にピッ
    クアップ位置となるようにリフタ4を制御してなるディ
    スタックフィーダのブランクピックアップ装置。
JP1987171957U 1987-11-12 1987-11-12 ディスタックフィーダのブランクピックアップ装置 Expired - Lifetime JPH06192Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987171957U JPH06192Y2 (ja) 1987-11-12 1987-11-12 ディスタックフィーダのブランクピックアップ装置

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JP1987171957U JPH06192Y2 (ja) 1987-11-12 1987-11-12 ディスタックフィーダのブランクピックアップ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0180232U JPH0180232U (ja) 1989-05-30
JPH06192Y2 true JPH06192Y2 (ja) 1994-01-05

Family

ID=31463955

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987171957U Expired - Lifetime JPH06192Y2 (ja) 1987-11-12 1987-11-12 ディスタックフィーダのブランクピックアップ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03152030A (ja) * 1989-11-09 1991-06-28 Koyabe Seiki:Kk ディスタックフィーダのブランクピックアップ装置
JPH07100548B2 (ja) * 1991-02-21 1995-11-01 株式会社小矢部精機 ディスタックフィーダのブランクピックアップ装置
JPH0739890Y2 (ja) * 1991-08-23 1995-09-13 富士エンヂニアリング株式会社 金属板の供給装置
EP3280553A1 (en) * 2015-04-08 2018-02-14 Magswitch Technology Europe GmbH Ferromagnetic sheet fanning and gripping device

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JPH0180232U (ja) 1989-05-30

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