JPS6368858A - 印刷版の製造方法並びに製造装置 - Google Patents

印刷版の製造方法並びに製造装置

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JPS6368858A
JPS6368858A JP61211501A JP21150186A JPS6368858A JP S6368858 A JPS6368858 A JP S6368858A JP 61211501 A JP61211501 A JP 61211501A JP 21150186 A JP21150186 A JP 21150186A JP S6368858 A JPS6368858 A JP S6368858A
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JP61211501A
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English (en)
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Kyoichiro Azami
生明 京一郎
Masaji Kume
久米 正次
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G13/00Electrographic processes using a charge pattern
    • G03G13/26Electrographic processes using a charge pattern for the production of printing plates for non-xerographic printing processes
    • G03G13/28Planographic printing plates

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラー原稿からの透過光又は反射光を光学的
に色分解し、該分解色光をそのまま利用して直接色分解
印刷版を製造する方法並びにその方法を実施するための
装置に関する。
〔従来技術〕
カラー原稿から透過光又は反射光を通常の光学的方法、
例えば赤、緑、青紫の三色カラーフィルターを用いて、
いわゆるR、G、Bの三原色に色分解して、このR,G
、Bの三色光をもとにして青板(シアン)、赤飯(マゼ
ンタ)、置版(イエロー)用のネガ又はポジフィルムを
作成した後各色分解印刷版を作製する方法は従来より広
く行なわれている。この従来方法においては、可視光の
全波長領域、400 nm〜700 nmに光感度特性
を有する感光材料が必要である。
従来、このよう々光感度特性を有する感光材としては銀
塩フィルムが使用されていた。しかし、この銀塩フィル
ムは通常のフィルムに比べ高価であシ、また 室作業が
困難であった。更に銀塩フィルムを使用する場合、それ
を直接印刷版として使用することは出来ず、該銀塩フィ
ルムを現像定着後、ps版等の印刷原版に銀塩フィルム
に形成したポジ又はネガの画像を焼付けて印刷版を作る
操作を必要としていた。
これら一連の操作は、それ自体煩雑であり、また夫々の
操作に個有の設備を用意しなければならず、これらの設
備費用、人件費はフィルムの材料費と共に無視出来ない
ものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明が解決しようとする第1の課題は、銀塩フィルム
を使用せずに、カラー原稿から短時間かつ容易に直接色
分解印刷版を得る方法を提供することである。
第2の課題は、上記方法を実施するためのコンパクトで
安価かつ操作の簡単な装置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記、第1の課題は、以下の手段を講することにより達
成される。
即ち、光導電体を印刷原版として使用し、電子写真法に
より該印刷原版上にトナー画像を形成し、該トナー画像
を定着させ、非画像部の感光層を除去又は親水性化処理
することにより印刷版を製造する方法において、前記光
導電体として、400nm乃至700 nmの光波長領
域全域に光感度を有する有機光導電体を使用し、前記電
子写真法において、カラー原稿からの透過光又は反射光
を光学的に色分解して得られる分解色光を前記印刷原版
に投射することによりカラー原稿から直接色分解印刷版
を得ることを特徴とする印刷版の製造方法を採用するこ
とにより達成される。
本発明の第2の課題は、400 nm乃至700 nm
の光波長領域全域に光感度を有する有機光導電体を印刷
原版として使用し、電子写真法により色分解印刷版を製
造する装置であって、原稿載置台、光源、カラーフィル
ター、レンズ、印刷原版固定部、印刷原版への帯電装置
、露光した印刷原版の現像装置、現像によって形成した
トナー画像を定着する装置、非画像部の感光層を除去す
る装置又は親水性化処理をする装置、印刷原版又は印刷
版を移送する手段よりなることを特徴とするカラー原稿
から直接色分解印刷版を製造する装置とすること罠よっ
て達成される。
パンクロマチック感光体という)の好適例として次のも
のを挙げることができる。
(1)第1の好適例は、(、)−”リノン化合物、(b
)フタロシアニン化合物、(C)オキサジアゾール化合
物及び(d)アルカリ可溶性樹脂から成る感光層を導電
性支持体上に設けた感光体である。
(、)  ペリレン化合物としては、電子写真用材料と
して従来公知の各種ペリレン化合物を特に制限なく使用
できるが、特に好ましい化合物として、 表わされる化合物が挙げられる。
(b)  フタロシアニン化合物としては、金属又は無
金属フタロシアニン化合物が挙げられ、特に好適なもの
として、例えばチタンオキシフタロシアニン、バナジウ
ムオキシフタロシアニン、アルミニウムモノクロルフタ
ロシアニン、マグネシウムフタロシアニン、銅フタロシ
アニン及びこれらの金属フタロシアニン化合物の4個の
ベンゼン核の少なくとも一部がハロゲン原子、ニトロ基
、アミノ基、又は置換基を有してもよいアルキル、アラ
ルキル、アリール基で置換されたフタロシアニン化合物
が挙げられる。特に好適なものはチタニルフタロシアニ
ン化合物である。
(e)  オキサジアゾール化合物としては2,5−ビ
ス(4−ジメチルアミノフェニル) −1,3,4−オ
キサジアゾール、2,5−ビス(4−ジエチルアミノフ
ェニル) −1,3,4−オキサジアゾール、2,5−
ビス(4−アミノフェニル)−1,3,4−オキサジア
ゾール、2−(4’−アミノスチリル)−5−7エニル
ー1.3.4−オキサジアゾール、2−(4’−アミノ
スチリル)−5−(4’−メチルフェニル)−i、3.
4−オキサジアゾールなどのオキサジアゾール化合物、
N−メfルカルパゾール、N−エチルカルバ/−/l/
、N−プロビルカルハソールノ如きN−アルキルカルバ
ゾール化合物、ジメチルアミノ安息香酸、ジエチルアミ
ン安息香酸、ジエチルアミン安息香酸の如きジアルキル
アミン安息香酸等が拳げられ、特に好適なものトシて2
,5−ビス(4−ジエチルアミノフェニル) −1,3
,4−オキサジアゾールが挙げられる。
(d)  アルカリ可溶性樹脂としては、例えばスチレ
ン−マレイン酸共重合体:アクリルモ/−=r−、酢酸
ビニルモノマー、スチレンモノマー、塩化ビニルモノマ
ーの如き重合性上ツマ−と、アクリル酸、メタクリル酸
、マレイン酸、フマール酸、イタコン酸の如きカルブキ
シル含有重合性モノマーとの共重合体等が使用できる。
感光層中の(a)ペリノン化合物及び(b)フタロシア
ニン化合物の割合は、(d)アルカリ可溶性樹脂に対し
てそれぞれ0.5〜90重量%が好ましく、特に好まし
くは10〜40重量%である。(e)オキサジアゾール
化合物の割合は、(d)アルカリ可溶性樹脂に対して0
.1〜90重量%が好ましく、特に好ましくは1〜80
重量%である。
(2〕  第2の好適例は(a)アンデンスロン化合物
、(b)フタロシアニン化合物、(e)オキサジアゾー
ル化合物及び(d)アルカリ可溶性樹脂から成る感光層
を導電性支持体上に設けfc疹先光体ある。
(&)アンデンスロン化合物として、電子写真用材料と
して従来公知の各種アンデンスロン化合物を特に制限な
く使用できるが、特に好ましいものとして、 式 (式中、XlとX2は各々独立的にハロダン原子を表わ
し、nは0又は1〜4の整数を表わす。)で表わされる
化合物が挙げられる。
上記第2例の感光体における(b) 、 (c)及び(
d)成分として前記第1例におけるものと同じものを使
用できる。
感光層中の(a)アンデンスロン化合物及び(b)フタ
ロシアニン化合物の割合は、(d)アルカリ可溶性樹脂
に対してそれぞれ0.5〜90重量%が好ましく、特に
好ましくは10〜40重量%である。(C)オキサジア
ゾール化合物の割合は、(d)アルカリ可溶性樹脂に対
して0.1〜90重量%が好ましく、特に好ましくは1
〜80重量%である。
(3)第3の好適例は、(a)ジスアゾ化合物、(b)
ペリノン化合物、(C)オキサジアゾール化合物及び(
d)アルカリ可溶性樹脂から成る感光層を導電性支持体
上に設けた感光体である。
(a)  ジスアゾ化合物として、一般式(1)(但し
、上記一般式(1)においてYは−CONHN=CH−
Ar        (II)及び から成る群から選択される基を表わし、一般式(1)に
おいてXはH%CH3、QC)(、、Ct、Br及びN
O2からなる群から選ばれる基を表わす、また一般式(
IDにおいてArは置換基を有してもよいフェニル基、
ナフチル基、アントリル基、ピリジル基、チェニル基、
フリル基、カルバゾリル基からなる群から選ばれる基を
表わし、一般式(I[l)においてR4及びR2は夫々
置換基を有してもよいアルキル基又はアリール基を表わ
し、一般式(■)において’J=は置換基を有してもよ
い炭化水素環基又は複素環基を表わす。)一般式Ql)
においてArは置換基を有してもよく、置換基としては
メチル基、エチル基などのアルキル基:メトキシ基、エ
トキシ基などのアルコキシ基;アセチル基、ベンゾイル
基などのアシル基;ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ
基などのアルキルアミノ基;メチルエステル基、エチル
エステル基のようなアルキルエステル基;フェニルエス
テル基;フェニルカルバモイル基:ニトロ基ニジアノ基
などが挙げられる。Arはこれらの置換基を2つ以上有
してもよく、その際置換基は互いに同じでも異なってい
てもよい。
一般式Q[DにおいてR4及びR2は置換基を有しても
よいアルキル基又はアリール基を表わし、置換基として
一般式Qr)で表わされるArにおける置「 2H5 わす。前記AC=は置換基を有してもよく、置換基とし
ては一般式(10で表わされるArにおける置換基など
が挙げられる。
上記第3例の感光体における(b)、(c)及び(d)
成分として第1例におけるものと同じものを使用できる
感光層中の(&)ジスアゾ化合物、(b)ペリノン化金
物及び(c)オキサジアゾール化合物の割合は。
(d)アルカリ可溶性樹脂に対し、(a)1〜20重量
1、(b)5〜70重量%、(c) 1〜70重its
が好ましい。
(4)第4の好適例は、(a)酸化亜鉛化合物、(b)
フタロシアニン化合物、(e)正孔輸送物質及び(d)
結着剤樹脂から成る感光層を導電性支持体上に設けた感
光体である。
(a)酸化亜鉛化合物は色素増感されたものが好ましく
 、 (b)フタロシアニン化合物としては第1例にお
けるものと同じものを使用できる。
上記の(c)正孔輸送物質としては、電子写真用材料と
して従来公知の正孔輸送物質が特に制限なく使用できる
好適な正孔輸送物質としては例えば2,5−ビス(4−
ツメチルアミノフェニル) −1,3,4−オキサジア
ゾール、2,5−ビス(4−ジエチルアミノフェニル)
 −1,3,4−オキサジアゾール、2.5−ビス(4
−アミノフェニル) −1,3,4−オキサジアゾール
、2− (4’−アミノスチリル)−5−7エニルー1
.3.4−オキサジアゾール、2−(4’−アミノスチ
リル)−5−(4“−メチルフェニル)−1,3,4−
オキサゾアゾールの如きオキサジアゾール化合物:N−
メチルカルバゾール、N−エチルカルバゾール、N−f
ロビルカルバゾールの如きN−アルキルカルバゾール化
合物;ジメチルアミノ安息香酸、ジエチルアミノ安息香
酸、ソプロピルアミノ安息香酸の如きジアルキルアミノ
安息香酸化合物;2−メチルインドール、3−メチルイ
ンドール、2−エチルインドール、2−フェニルインド
ール、3−インドールアセトン、インドキソールの如き
インドール化合物が挙げらn、特に好適な化合物はオキ
サジアゾール化合物とN−アルキルカルバゾール化合物
である。中でも特に好適な物質は、2.5−ビス(4−
ジエチルアミノフェニル) −1,3,4−オキサジア
ゾール及びN−エチルカルバゾールである。
(d)結着剤樹脂としては、電子写真用材料として従来
公知の結着剤樹脂が特に制限なく使用できるが、好適な
ものとしては、例えば、ポリスチレン、ポリアクリルア
ミド、ポリ−N−ビニルカルバゾール、?リアミド樹脂
、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂、
ポリカーぎネート樹脂並びに前記第1例の感光体で例示
したアルカリ可溶性樹脂等が挙げられる。
感光層中の(a)酸化亜鉛化合物、(b)フタロシアニ
ン化合物、(c)正孔輸送物質及び(d)結着剤樹脂の
好適な相互の混合割合は、(、)に対し、(b) 0.
1〜30重量%、(c) 0.1〜30重量%、(d)
10〜100重量%である。
以上述べた第1例〜第4例の感光体における感光層の厚
さは3〜50μが好ましく、特に好ましくは3〜15μ
である。
前記感光体の導電性支持体には、印刷版用基板として従
来より広く用いられている砂目立てしたAt板、導電性
処理を施した樹脂含浸紙のほか、亜鉛板、鋼板等の金属
板、金属蒸着層をもつプラスチックシート等が用いられ
る。
以上例示した第1〜第4例の感光体は、例えば、適当な
有機溶剤又はアルカリ水溶液中に結着剤樹脂を溶解した
溶液に前記(、)〜(c)の化合物を加え、?−ルミル
、被インドシェーカー、レッドディビル、超音波分散機
の如き分散機によって均一に分散させ、これを導電性支
持体上に、塗布、乾燥することにより作製できる。
感光体を使って印刷版を作製する際に採用すべき画線部
と非画線部の形成方法には次に述べる2つの方法がある
第1の方法は、デノーチング法(Daeoatlng法
)と呼ばれる方法である。この方法は、電子写真装置を
使用して感光体上にトナー画像を形成し、このトナー画
像を定着させた後、この感光体表面を苛性ソーダ、ケイ
酸ソーダ等をアルカリ剤として含有するアルカリ水溶液
で現像することにより非画像部を溶解除去し、トナー画
像だけを除去せずに残す方法である。印刷時には、版画
に残ったこのトナー画像が画線部となり、露出した支持
体表面が非画線部となる。このようにして作製される印
刷跡は、湿し水を使う平版印刷版として使用できる。前
記第1例、第2例及び第3例の感光体にはこの第1の方
法を適用する。結着剤樹脂としてアルカリ可溶性樹脂を
用いた第4例の感光体にもこの第1の方法を適用する。
第2の方法は、ノン・デノーチング法(Non−dee
oating法)と呼ばれる方法である。
この方法は電子写真装置を使用して感光体上にトナー画
像を形成し、このトナー画像を定着させた後この感光体
表面の非画像部を親水性化処理する方法である。周知の
如く、感光層が酸化亜鉛を含有するものであるときは、
フェロシアン化カリウムを含有する処理液で処理するこ
とにより非画像部を親水性化処理することができる。ハ
ノキ剤を含有する親水性樹脂溶液を定着したトナー画像
を有する感光体表面に塗装することにより、ハシキ現象
を利用して非画像部上にのみ選択的に付着させることに
より非画像部を親水性化処理することもできる。結着剤
樹脂としてアルカリ水溶液に不溶性の樹脂を使用した前
記第4例の感光体にはこの第2の方法を適用する。
以上、本発明で使用することのできるパンクロマチック
感光体を例示したが、本発明で使用される感光体は、前
記第1〜第4例の感光体に限定されるものではなく、パ
ンクロマチック特性を有する感光体であればいずれのも
のも本発明で使用することができる。
本発明方法を実施するための装置としては、カラー原稿
から色分解色光を得るための原稿載置台、Jl製版用光
源としてよく使用される。ノ・ロダンランプ、キセノン
ランプ、レンズ系、複数枚のフィルター、ビンシステム
、バキューム等ヲ(fill、を几位置決め装置付印刷
原版固定部(1!!光部)等よりなるカメラワークセク
ションと;印刷原版にトナー画像を形成するための印刷
原版を帯電させるコロナ放電他による帯電装置、分解色
光によ如露光実施するセクション;トナー画像を定着さ
せる定着装置、非画像部の感光層溶解除去して核部を親
水性にする装置又は該非画像部の感光層を親水性化処理
する装置;出来上った印刷版を受ける印刷版受け;各装
置間を印刷原版、各種処理された印刷(原)版を搬送す
る搬送手段、必要に応じて印刷版固定部の印刷原版に密
着して設けた網点形成用コンタクトスクリーン等により
構成される。
本発明装置は、カラー原稿から色分解印刷版を一貫した
流れ作業によって極めて簡単に、かつ短時間に製造する
ことができる。
本発明方法を実施するための装置としては、原稿載置台
、通常よく使用されるハロゲンランプ、キセノランゾ等
の光源、レンズ、複数枚のフィルター、ビンシステムや
バキューム手段を備えた印刷原版固定部(j!光部)、
電子写真法を実施するための帯電装置並びに現像定着装
置、必要に応じて設けられる印刷原版自動供給装置、露
光後の印刷原版を印刷原版固定部から現像装置、定着装
置、非画像部の感光層を除去する装置又は該非画像部を
親水性化処理を施す装置等を通過させるための搬送手段
、完成した印刷版受は等から構成される。
場合により露光部に網点形成の為にコンタクトスクリー
ンを設けることもある。
本発明により、印刷原版に露光現像する場合、従来公知
の電子写真的方法を用いる。即ち、帯電、露光、トナー
現像、定着の操作を行なう。なお場合によって非画像部
の感光層を透通な溶剤で除去する場合もある。
本発明による装置は上記一連の工程、操作を一台の装置
によって連続して行なうことができる。
〔実施例〕
(実施例−1) 第1図は本発明方法を実施するための一実施例を示す色
分解印刷版製造装置の概略を示したものである。
図に示す装置は、原稿載置台(位置決め装置付)(4)
、光源(B)、3枚以上のカラーフィルター(C)、レ
ンズ(D)、ロール秋印刷原版供給装置(F)、カッタ
ー(G)、コロナ放電等の帯電装置@)、印刷原版固定
部(露光部)(1)、トナー現像装置(J)、定着部(
転)、非画像部の感光層除去装置(L)、非画像部への
親水性化処理装置(Q)、印刷版受け(ロ)、搬送手段
(N)、並びに図示していないロール状印刷原版を所定
長、所定位置へ供給するために必要な電気的又は光電的
女検出手段、並びに印刷原版を露光位置に正確に固定ス
る為のビンシステム、バキュームによる吸着固定手段、
光源の照射光量、現像装置の現像時間、定着装置の加熱
温度、圧力、時間等を制御するコントロールパネル等よ
シ構成される。力お、装置(L)と(Q)は必要に応じ
切換えて使用される。また、現像装置(J)及び定着部
(8)は囲いをして遮蔽し、又換気装置を設け、現像剤
のトナーや溶剤等が露光部やレンズへ侵入するのを防止
する。
なお、第1図に示す原稿載置台(A)と光源(B)の位
置関係は透過原稿用であ)、反射原稿の場合にはAとB
の位置を逆にする。
(実施例−2) 実施例−1におけるロール伏印刷原版の代シに枚葉シー
トの印刷原版を使用し、該印刷原版を枚葉シート供給装
置(図示せず)により第1図の印刷原版固定部(I)へ
供給するようにしたものである。
その他は実施例−1と同じである。
(実施例−3) 枚葉の印刷原版を使用し、該印刷原版を印刷版固定部(
I)へ装着する手段が手動のものである。この実施例で
は、印刷原版固定部(I)を開閉できる扉(図示せず)
にして作業性をよくすることが好ましい。
(実施例−4) ペリノン化合物120部、チタニルフタロシアニン10
部、オキサジアゾール化合物150部、結着剤樹脂とし
てアルカリ可溶性樹脂であるカルボキモル化酢酸ビニル
樹脂(Nattonal 5tarch andChe
mical Corp、製rREsYN 28−293
0 J:Mw=20000)トシェーカーを用い均一に
分散する。出来上った分散液を砂目立した厚さ12”0
μmのアルミ板上に塗布乾燥し、感光層の膜厚3μ情の
印刷原版(P、)を得た。
上記印刷原版(Pl)を第1図の印刷原版固定部CI)
に装着し、原稿載置台(5)にカラーの透過原稿(0)
を取シ付け、印刷原版(Pl)上にコンタクトスクリー
ン(CS)を密着固定する。
次いで露光条件を設定し、フィルターにより色分解した
分解色光により印刷原版(P、)を露光する。
印刷原版(P、)は予め帯電装置により感光層が帯電さ
れておシ、露光により色分解画像の潜像が形成される。
露光した印刷原版(P、)は搬送手段(N)により現像
装置(J)にもたらされ潜像にトナーが付着され画像が
形成される。次いで定着装置(K)により画像は定着さ
れ印刷に耐え得る画像部を形成する。
非画像部の感光層を除去装置(I、)のアルカリ水溶液
により除去した後色分解印刷版受け(ロ)に搬出する。
上記工程を置版、赤版、青板及び墨版の各色版毎に繰シ
返して、カラー原稿から多色印刷するための色分解印刷
版(Pc1)を作製した。
なお、各工程は全て自動制御可能である。
又、上記現像に使用したトナーは大日本インキ化学工業
(株)製の液体現像剤(CBR−105)を使用し、塗
膜除去には、米国ポリクローム社製のデコーディング液
(+872)(アルカリ水溶液)を使用した。
(実施例−5) ジグロムアンザンスロン120部、チタニルフタロシア
ニン10部、オキサジアゾール化合物150部、結着剤
樹脂としてポリエステル樹脂(東洋紡績社製、rVyl
on 200J) 660部及びメチルエチルケトン−
メチレンクロライド混合溶媒5500部からなる混合物
を被インドシェーカーを用いて均一に分散させた。得ら
れた塗料をワイヤーパーを用いて陽極酸化した240μ
mのアルミ板に塗布乾燥し、感光層の膜厚13μmの印
刷原版(P2)を得た。
次いで、実施例−4と同様の方法により、各色分解印刷
版(Pe2)を得た。
(実施例−6) 酸化亜鉛(堺化学社製rsazex +2000J) 
2640部、チタニルフタロシアニン化合物20部、2
.5−ビス(4−ジエチルアミノフェニル) −1,3
,4−オキサジアゾール150部、及び、結着剤樹脂と
してポリ酢駿ビニル樹脂(National  5ta
rch andCemlcal Corp、製rRES
YN 28−2930 J :Mw=20000)ニー
カーを用い均一に分散して感光剤を調製した。
該感光剤をワイノや一パーを用いて200μm厚のアル
ミニウム板上に塗布乾燥し、感光層の膜厚15μmの印
刷原版(P3)を得た。
上記印刷原版(P3)を実施例−4と同様にして該印刷
原版上にトナー画像を定着し、次いで非画慮部の感光層
を親水性化処理装置(Q)により処理し、各色分解印刷
版(Pe3)を得た。上記親水化処理にはフェロシアン
化カリウム溶液を使用した。
(印刷テスト) 上記各実施例により得た各4色の色分解印刷版(Po、
)(Pe2)(Pe3)をマン・ローランド社製枚葉オ
フセット印刷機R−202(2色機)で夫々印刷した結
果、いずれの色分解印刷版も従来法によって作製した印
刷版による印刷と全く遜色のない良好な印刷をすること
ができた。なお通し枚数は5万通しであった。
〔発明の効果〕
本発明は、カラー原稿から、銀塩フィルムその他のフィ
ルムの中間体を使用することなく印刷原版に対し直接色
分解画像を形成し色分解印刷版を得ることができ、従っ
て、作業工程を少なくすることが出来るため印刷版の製
造に要する時間を大巾に短縮することが出来コストダウ
ンを図ることができる。又、設備を少なくすることがで
き、かつ、銀塩フィルム等を使用しない為設備費、材料
費の削減の効果も大きい。
更には、どのような色分解印刷版を製造するにも同じ性
能を有する印刷原版を使用することが出来るため、安価
な印刷原版を使用することができ、又取扱い及び管理も
容易と彦る等極めて優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置の一例を示す概略機構図で、図中
の各符号は夫々下記のものを示している。 A・・・原稿載置台、B・・・光源、C・・・フィルタ
ー、D・・・レンズ、F・・・ロール壮印刷原版供給装
置、G・・・カッター、H・・・帯電装置、■・・・印
刷原版固定部、J・・・現像装置、K・・・定着装置、
L・・・塗膜除去装置、M・・・印刷版受け、N・・・
搬送手段、O・・・原稿、P・・・印刷原版、Q・・・
親水性化処理装置、Cs・・・コンタクトスクリーン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光導電体を印刷原版として使用し、電子写真法によ
    り該印刷原版上にトナー画像を形成し、該トナー画像を
    定着させ、非画像部の感光層を除去又は親水性化処理す
    ることにより印刷版を製造する方法において、 前記光導電体として、400nm乃至700nmの光波
    長領域全域に光感度を有する有機光導電体を使用し、前
    記電子写真法において、カラー原稿からの透過光又は反
    射光を光学的に色分解して得られる分解色光を前記印刷
    原版に投射することによりカラー原稿から直接色分解印
    刷版を得ることを特徴とする印刷版の製造方法。 2、400nm乃至700nmの光波長領域全域に光感
    度を有する有機光導電体を印刷原版として使用し、電子
    写真法により色分解印刷版を製造する装置であって、原
    稿載置台、光源、カラーフィルター、レンズ、印刷原版
    固定部、印刷原版への帯電装置、露光した印刷原版の現
    像装置、現像によって形成したトナー画像を定着する装
    置、非画像部の感光層を除去する装置又は親水性化処理
    をする装置、印刷原版又は印刷版を移送する手段よりな
    ることを特徴とするカラー原稿から直接色分解印刷版を
    製造する装置。
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