JPH0474255B2 - - Google Patents

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JPH0474255B2
JPH0474255B2 JP21598783A JP21598783A JPH0474255B2 JP H0474255 B2 JPH0474255 B2 JP H0474255B2 JP 21598783 A JP21598783 A JP 21598783A JP 21598783 A JP21598783 A JP 21598783A JP H0474255 B2 JPH0474255 B2 JP H0474255B2
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strip
strips
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G59/00De-stacking of articles
    • B65G59/02De-stacking from the top of the stack
    • B65G59/04De-stacking from the top of the stack by suction or magnetic devices

Landscapes

  • De-Stacking Of Articles (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 技術分野 本発明はローデイング装置、特にICリードフ
レームの如き短冊状のメツキ物を予め複数列・複
数枚積重ねておいて各列1枚当てメツキ処理装置
へ供給するのに好適な短冊状物のローデイング装
置に関する。
(ロ) 従来技術と問題点 この種のローデイング装置は、ある所からある
所へ頻繁に対象物を取上げては搬送、受渡しする
ものであり、その供給速度もかなり速いものが開
発されている。しかしメツキ処理装置用のローデ
イング装置に例をとれば、ICリードフレームの
如く薄くて、重ねると密着し易く、他に対し引つ
掛かり易い小突起を周辺に持つている短冊状物は
扱いづらいものであり、その上能率向上のために
予め複数列で各列複数枚積重ねた状態としてお
き、各列1枚当て取上げてはメツキ処理装置へ搬
送、受渡しせねばならず、列数が増す分装置全体
が大型化、複雑化し易く、しかもメツキ処理装置
側の処理速度の向上に伴ないローデイング装置側
の供給能力を相当向上させねばならないものであ
る。
このため本出願人は従来より種々改良を加え、
短冊状物の取上げ−搬送−受渡しという一連の操
作を円弧状「⌒」の移動軌跡にまとめた短冊状物
のローデイング装置又は、円形状「〓」の移動軌
跡にした短冊状物のローデイング装置を開発・提
案したが(特開昭58−100696、実開昭56−104894
号)、前者にあつては円弧状の移動軌跡を描かせ
るための作業空間を或る程度大きく採るため装置
がその分大型化し、又後者にあつては複数枚積重
ねた短冊状物は取上げ−搬送−受渡しされるに従
つて、その取上げられる高さ位置が段々と下がつ
てゆくため門形状の移動軌跡の内上下方向の軌跡
分が長くなり円形状の移動軌跡の全体長さが短か
くするには限界があり、更にローデイング装置の
いわば要部となるバキユームボツクスに円弧なり
門形状なりの移動軸跡を移動させて描かせるため
その分バキユームボツクスの支持・移動構造が複
雑になるものであつた。
更に、前述した如く、ICリードフレームは重
ねると密着し易く、予め複数列・複数枚積重ねて
おく場合も事前に各ICリードフレームを1枚づ
つバラバラに分離して密着せぬようにしてから積
重ねるようにしているが、バキユームボツクスに
よる吸着・取出しの際、まれには2枚吸着してし
まいそのまま処理装置へ搬送−受渡しすると後で
の対処が難しくなるので、確実に1枚当ての吸
着・取出しにより短冊状物を搬送−受渡しするこ
とが要求される。
(ハ) 目的 本発明は叙上の従来技術に着目してなされたも
ので、予め短冊状物をセツトしておく載置台装置
に改良を加えて、複数枚積重ねた短冊状物を持上
げることにより最上位のものをバキユームボツク
スで吸着し易くするようにし、バキユームボツク
スには単に水平・前後方向の移動軌跡を描かせる
のみで短冊状物の供給速度を高速化できるように
し、併せてもしバキユームボツクスが2枚吸着し
た場合にはそれを是正することができる短冊状物
のローデイング装置を提供せんとするものであ
る。
(ニ) 構成 本発明に係る短冊状物のローデイング装置は、
上記の目的を達成するためにその構成を載置台装
置上に複数の積重ねブロツクにして載置された短
冊状物を、進退動自在なバキユームボツクス装置
にて、各短冊状物の積重ねブロツクごとに1枚あ
て同時に処理装置へ供給するローデイング装置に
おいて、上記載置台装置に、短冊状物のサイズに
合わせてその前後左右を規制することにより短冊
状物の積重ねブロツク状態を保持するブラケツト
ユニツトを複数設けると共に、ブラケツトユニツ
ト内において短冊状物の積重ねブロツクを昇降自
在とする昇降プレートを各ブラケツトユニツトご
とに設け、また上記バキユームボツクス装置に、
載置台装置の上方にあつて載置台装置と処理装置
との間を水平面内で進退動自在とされる可動フレ
ームを設けると共に、相互の間隔が調整自在な2
個が一組とされる複数組みのバキユームボツクス
本体を可動フレームの下部に上下動可能な取付け
状態にして設け、さらに、昇降プレートの上昇に
つれて持上げられた積重ねブロツクがバキユーム
ボツクス本体の底面部に押接することによりバキ
ユームボツクス本体が上昇した状態を検知する検
知手段を設けると共に、バキユームボツクス本体
が過剰枚数の短冊状物を吸着した状態を検知する
ための板厚センサーを各バキユームボツクス本体
の組ごとに設け、且つ載置台装置から処理装置に
至る間に、過剰吸着の短冊状物をバキユームボツ
クス本体より中途で受取るための中間受台を配
し、そして昇降プレートで持上げられた積重ねブ
ロツクの最上位の短冊状物がバキユームボツクス
本体の底面部に押接するようにした状態で一組の
バキユームボツクス本体にて最上位の短冊状物を
吸着する一方で、前記検知手段によるバキユーム
ボツクス本体の上昇検知に基づいて、昇降プレー
トの上昇停止及び下降を行なわせると共に、可動
フレームを処理装置側に前進させて短冊状物の処
理装置への供給を行なわせ、且つ板厚センサーに
て短冊状物の過剰吸着が検知された際には、可動
フレームを中間受台上で停止・位置決めさせて過
剰吸着の短冊状物を中間受台に落下させるように
している。
(ホ) 実施例 以下、本発明の詳細を図示の一実施例を参照し
て説明する。尚、以下に於いて、「短冊状物」と
はICリードフレーム、「処理装置」とはメツキの
前処理装置を意味するものとして説明するが、勿
論本発明に係る短冊状物のローデイング装置はメ
ツキ物の供給用に限定されるものではなく、短冊
状物一般に適用できるものである。
この短冊状物のローデイング装置は、主に載置
台装置1とバキユームボツクス装置2と、そして
2枚吸着是正装置46とから構成されている。載
置台装置1は、短冊状物3を複数枚積重ねた積重
ねブロツクとして複数ブロツクが載置でき且つ後
述するバキユームボツクス本体の取上げに際し最
上位の短冊状物3aを常に一定高さ位置に持上げ
るためのものであり、架台4に水平状に固定した
ベースプレート5と、このベースプレート5の上
面側へ配置するブラケツトユニツト6と、ベース
プレート5の下面側に配置する昇降シリンダ7
と、そしてガイドロツド8とを主に備えている。
ベースプレート5はその上面に前後方向(矢示
A方向)及び左右方向(矢示B方向)のガイド用
のアリ溝9を備えており、ブラケツトユニツト6
はこのアリ溝9を介して移動・位置決め自在とし
てある。尚ブラケツトユニツト6、昇降シリンダ
7及びガイドロツド8はベースプレート5上に載
置する短冊状物3を積重ねブロツクの列数に応じ
各複数列設けられるものであるが、各列の構造は
同一につき一つの列について説明し他は省略す
る。
ブラケツトユニツト6は、短冊状物3の位置決
め兼積重ね状態の保持を図るもので、各々対称的
な前後・左右4箇のL字形状のブラケツト6a,
6b,6c,6dより構成され、止めビス10に
て、短冊状物3の前後・左右幅に応じた位置で固
定自在とされている。尚、各ブラケツト6a〜6
dはその下面にアリ溝9内に係合する突起(図示
せず)を有しており、止めビス10はこの「突
起」部分を通つてアリ溝9の底面に当接自在とさ
れている。
昇降シリンダ7は、取付け用のブロツク12、
プレート13、ボルト14,15を介してベース
プレート5の下面側に突出して取付けられてお
り、そのロツドは、ブラケツトユニツト6内の昇
降プレート17に接続してあつて、ブラケツトユ
ニツト6内のベースプレート5の部分に形成した
開口18内で、この昇降プレート17をその上に
積重ねた複数枚の短冊状物3ごと昇降自在として
いる。ガイドロツド8は第3図で具体的に示す如
く、1つの昇降シリンダ7の前後に一対取付けら
れるもので、ベースプレート5の下面側に固定し
たガイドブツシユ19に支持され、その上端を昇
降プレート17に接続している。尚、昇降プレー
ト17は、ビス20を介し重合した上下2枚のプ
レート17a,17bより形成されている。
バキユームボツクス装置2は、可動フレーム2
1と左右一対のバキユームボツクス本体22a,
22bと、バキユーム用の導管23とから主に構
成されている。可動フレーム21は上記の載置台
装置1の上方で左右方向にわたつて架設され且つ
この載置台装置1と処理装置24との間を水平面
内で前後方向に進退動自在とされるものである。
そして具体的には架台4上で前後方向に架設した
左右一対のガイドシヤフト25に支持され同じく
前後方向に架設した送りネジ26にガイドブツシ
ユ27を介して接続されたものである。この送り
ネジ26は先端に取付けたプーリ28がモータ2
9のプーリ30とタイミングベルト31を介し接
続されている。
バキユームボツクス本体22a,22bは、1
列の短冊状物3の積重ねブロツクに対し左右一対
配置されるもので、可動フレーム21の下方に吊
下げシリンダ32を介し上下動可能にして複数並
設される。吊下げシリンダ32は前後一対のもの
で、そのロツド33の下端にはホルダープレート
34が取付けてあり、ホルダープレート34のア
リ溝35に左右一対で一組とされたバキユームボ
ツクス本体22a,22bが係合・支持され且つ
蝶ネジ36にて固定位置を左右方向で調整自在と
している。第4図中の想像線で示すように短冊状
物3の左右幅が大きい場合、載置台装置1側の左
右のブラケツト6c,6dの幅調整と共に左右一
対のバキユームボツクス本体22a,22bの間
隔調整をするものである。吊下げシリンダ32の
ロツド33の上部にはドツグ37が取付けてあり
バキユームボツクス本体22a,22bが上昇す
ればこの上昇を検知するための検知手段であるリ
ミツトスイツチ38に触れるようにしてある。こ
のリミツトスイツチ38は、載置台装置1側の昇
降シリンダ7、モータ29その他にON、OFF用
の信号を送るものである。
左右一対のバキユームボツクス本体22a,2
2bの底面部には各々吸引用の小孔39が複数一
列状態で形成され、前後両側面部には蛇腹形状の
分岐管40が各々接続されており、又底面部の外
側には左右・前後各一対の計4本の位置決めピン
41が突設してある。分岐管40は一方でバキユ
ーム用の導管23に接続され更に接続管42を介
してバキユーム源としてのブロワー43に接続さ
れている。導管23は可動フレーム21上に固定
バンド44で取付けられており、可動フレーム2
1の下方で各列左右一対にして複数列配置されて
いる各バキユームボツクス本体22a,22bに
分岐管40を介して吸引力を付与するものであ
る。
尚、第1図中45は電磁弁で、各駆動源の制御
を行なうものである。
2枚吸着是正装置46は、載置台装置1及び処
理装置24の間に配置した中間受台47と、バキ
ユームボツクス本体22a,22bに取付ける板
厚センサー48とから主に形成されている。中間
受台47は載置台装置1のベースプレート5と同
様に架台4上に設置されるが、その設置高さ位置
は処理装置24の入側部分24aの高さと略同じ
くしている。49は高さ調整ロツドで、前後左右
の計4本1組のものとして中間受台47を支持し
必要に応じてその高さを調整し得るようにしてあ
る。この中間受台47は単なるプレート状のもの
でもよいが、後述するように過剰吸着物、即ち2
枚の短冊状物3、を中途受取ることによりバキユ
ームボツクス本体22a,22bの前後方向の進
退動に対して支障となるようであれば、中途で受
取りし短冊状物3を左右方向へ更に取出せるよう
に例えばベルトコンベアの如き搬出装置(図示せ
ず)を組合わせることは十分可能である。
板厚センサー48は、例えば透過磁束の大小に
よつて短冊状物3の板厚を検出できる既知のセン
サーを採用することができ、かかる板厚センサー
48を短冊状物3の列数に応じて複数取付けられ
ている全バキユームボツクス本体22a,22b
の各々に取付けておくものである。具体的にはバ
キユームボツクス本体22a,22bの前方側面
下縁側に取付けておき〔第3図〕、2枚吸着を検
出した場合はモータ29へ信号を送り可動フレー
ム21の前進動を途中で停止せしめちようど中間
受台47の上方位置でバキユームボツクス本体2
2a,22bを中途停止せしめるものである。更
に、この板厚センサー48にて中途停止に伴なう
短冊状物3の吸着の解除、再吸着・取出しのため
のバキユームボツクス本体22a,22bの後退
動、等の一連の操作を行なわしめるため必要な信
号を適所へ送信するようにしてもよい。
次に作用を説明する。先ず載置台装置1を操作
して、複数列・複数枚の短冊状物3を各ブラケツ
トユニツト6にてベースプレート5上に位置決め
し積重ね状態を保持する。この時、短冊状物3の
前後・左右のサイズに合わせて、各ブラケツトユ
ニツト6を形成しているブラケツト6a〜6d
を、アリ溝9をガイドとして用いることで、位置
調整することが容易である。ブラケツトユニツト
6内で短冊状物3が積重ねブロツクとなつている
状態を第5図bで示す。次いで、載置台装置1上
方にバキユームボツクス本体22a,22bが位
置する状態に於いて、昇降シリンダ7を操作し、
昇降プレート17ごと積重ねブロツクを上方へ持
ち上げれば、各列に於いて、最上位の短冊状物3
aがバキユームボツクス本体22a,22bの底
面部外側に当接し、若干吊下げシリンダ32のロ
ツド33を上方へ押上げる。この時短冊状物3a
の左右辺は位置決めピン41で規制され、バキユ
ームボツクス本体22a,22bの底面部に形成
してある小孔39は必ず短冊状物3aの左右辺側
の吸引対象部と対応し、導管23、分岐管40を
介しブロワー43は吸引力を小孔39に及ぼし一
組のバキユームボツクス本体22a,22bの底
面部が協同して一枚の短冊状物3aを吸着するも
のである。
ロツド33の上方押上げにて、ドツグ37はリ
ミツトスイツチ38に触れ昇降シリンダ7の上昇
が停止され且つ下降する。…と同時にモータ29
が回転しプーリ28,30及びタイミングベルト
31を介して送りネジ26が回動し、ガイドブツ
シユ27と一体の可動フレーム21が各列のバキ
ユームボツクス本体22a,22b、導管23ご
と水平方向で前進し載置台装置1上より処理装置
24上へと至りそこで停止し、ブロワー43によ
り吸引力の付与を解除し処理装置24上に各列1
枚当て取上げ−搬送して来た短冊状物3aを受渡
し、それと同時に可動フレーム21を退動・復帰
せしめて、再び前記の操作を繰返えすものであ
る。
そして、供給すべき短冊状物3のサイズが変わ
る場合には、新たなサイズに合わせてブラケツト
6a〜6d及びバキユームボツクス本体22a,
22bそれぞれについて調整を行なうことにな
る。具体的には、ブラケツト6a〜6dについて
は、ブラケツト6a〜6dで囲まれる短冊状物3
保持用の空間を新サイズに適合させるための調整
を行なうもので、止めビス10を弛めた状態でア
リ溝9を案内にしつつブラケツト6a〜6dをそ
れぞれの新サイズ用所定位置まで移動させること
により行なう(第3図、第4図の想像線の位置参
照)。また、バキユームボツクス本体22a,2
2bについては、両者の間隔を新サイズに適合さ
せるための調整、つまり、バキユームボツクス本
体22aの位置決めピン41とバキユームボツク
ス本体22bの位置決めピン41との間隔が新サ
イズに対応するようにするための調整を行なうも
ので、蝶ネジ36を弛めた状態でアリ溝35を案
内にしつつバキユームボツクス本体22a,22
bをそれぞれ移動させて行なう(第4図の想像線
の位置参照)。
このように、両バキユームボツクス本体22
a,22bの置決めピン41同士の間隔を短冊状
物3のサイズごとに調整するのは、バキユームボ
ツクス本体22a,22bの底面部にそれぞれ一
列状態で形成してある吸引用の小孔39,39、
……の列に短冊状物3の周縁部の吸着対象部位を
正確に位置対応させる必要があるからである。つ
まり、ICリードフレームのような短冊状物3は
沢山の打抜き部分があり安定的な吸着を行なえる
のがその周縁部だけであり、したがつて確実で効
率のよい吸着を行なうためには、この周縁部を特
定的に吸着対象部位とする必要があるからであ
る。
このような一連の吸着・取上げ−搬送−受渡し
という操作に於いて、バキユームボツクス本体2
2a,22bがもし短冊状物3を1枚ではなく2
枚吸着した場合、板厚センサー48はその過乗吸
着状態を検出しモータ29の回転による可動フレ
ーム21の前進動を途中で停止させ、中間受台4
7の上方で位置決めさせて、そこでブロワー43
による吸引力の付与を解除せしめる。すると、各
バキユームボツクス本体22a,22bにて吸着
されていた短冊状物3はそのまま中間受台47上
に落下し、2枚吸着が是正される。次いで、可動
フレーム21を再び後退動させバキユームボツク
ス本体22a,22bをして再び載置台装置1に
積重ねてある短冊状物3を吸着・取出させるもの
である。
(ヘ) 効果 本発明に係る短冊状物のローデイング装置は、
以上説明してきたような内容のものなので、IC
リードフレームの如き短冊状のメツキ物に限らず
短冊状物一般を取上げ−搬送し−受渡すという一
連の機能を極めて効率よく行なうことができるも
のである。そして特に、 (a) 積重ね状態の短冊状物は昇降シリンダにより
持上げられてバキユームボツクス本体の底面部
外側へ当接せしめられるため、短冊状物の吸
着・取上げのためにその都度バキユームボツク
ス本体を下降、復帰上昇させる必要がなくバキ
ユームボツクス本体の移動は単なる水平・前後
方向での進退動のみでよく、その分、供給速度
を向上せしめることができ、 (b) 短冊状物を処理装置へ供給するにつれ積重ね
状態の短冊状物の枚数が減り各列1枚当て取出
される最上位の短冊状物の高さ位置が変わる
が、昇降シリンダにて常に持上げてバキユーム
ボツクス本体の底面部へ当接させるから短冊状
物の高さ位置の変化に関係なく吸着が確実で最
後の1枚に至るまで短冊状物が効率よくバキユ
ームボツクス本体で取上げることができ、 (c) 短冊状物を吸着・取上げるためのバキユーム
ボツクス本体の下降・上昇用装置をバキユーム
ボツクス装置から除外させたことにより、可動
側のバキユームボツクス装置の全体構造を簡便
且つ小型化でき、 (d) 載置台装置側のブラケツトユニツトの位置調
整及びバキユームボツクス装置側の左右一対の
バキユームボツクス本体の間隔調整により、幅
サイズの相違する短冊状物をも処理でき、 (e) 載置台装置と処理装置との間に中間受台を配
置し、バキユームボツクス本体に設けた板厚セ
ンサーで過乗吸着か否かをチエツクし、もし2
枚吸着していれば2枚吸着された短冊状物を中
間受台上で中途受取ることができて2枚吸着を
是正でき、バキユームボツクス本体による1枚
当て短冊状物の吸着・取出しをより確実化で
き、短冊状物を受渡された処理装置に支障の生
じるのを未然に防ぐこともできる、 …という秀れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る短冊状物のローデイング
装置の一実施例を示す概略側面図、第2図は第1
図中の矢示方向より見た短冊状物のローデイン
グ装置の側面図、第3図は第1図中の矢示部の
要部拡大側面図、第4図は第3図中の矢示部方
向より見た要部側面図、そして第5図は載置台装
置の拡大斜視図であつて、(a)は昇降プレートを若
干上昇させた状態、(b)は短冊状物を複数枚積重ね
た状態、及び(c)は短冊状物を載置する前の状態、
を各々示す。 1……載置台装置、2……バキユームボツクス
装置、3……短冊状物、6……ブラケツトユニツ
ト、21……可動フレーム、22a,22b……
バキユームボツクス本体、23……導管、24…
…処理装置、32……吊下げシリンダ、46……
2枚吸着是正装置、47……中間受台、48……
板厚センサー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 載置台装置上に複数の積重ねブロツクにして
    載置された短冊状物を、進退動自在なバキユーム
    ボツクス装置にて、各短冊状物の積重ねブロツク
    ごとに1枚あて同時に処理装置へ供給する短冊状
    物のローデイング装置において、 上記載置台装置は、短冊状物のサイズに合わせ
    てその前後左右を規制することにより短冊状物の
    積重ねブロツク状態を保持するブラケツトユニツ
    トを複数備えると共に、ブラケツトユニツト内に
    おいて短冊状物の積重ねブロツクを昇降自在とす
    る昇降プレートを各ブラケツトユニツトごとに備
    えており、また 上記バキユームボツクス装置は、載置台装置の
    上方にあつて載置台装置と処理装置との間を水平
    面内で進退動自在とされる可動フレームを備える
    と共に、相互の間隔が調整自在な2個が一組とさ
    れる複数組みのバキユームボツクス本体を可動フ
    レームの下部に上下動可能な取付け状態にして備
    え、また昇降プレートの上昇につれて持上げられ
    た積重ねブロツクがバキユームボツクス本体の底
    面部に押接することによりバキユームボツクス本
    体が上昇した状態を検知する検知手段を備え、さ
    らにバキユームボツクス本体が過剰枚数の短冊状
    物を吸着した状態を検知するための板厚センサー
    を各バキユームボツクス本体の組ごとに備えてお
    り、且つ 載置台装置から処理装置に至る間に、過剰吸着
    の短冊状物をバキユームボツクス本体より中途で
    受取るための中間受台が配され、そして 昇降プレートで持上げられた積重ねブロツクの
    最上位の短冊状物をバキユームボツクス本体の底
    面部に押接させた状態で一組のバキユームボツク
    ス本体にて最上位の短冊状物が吸着される一方
    で、前記検知手段によるバキユームボツクス本体
    の上昇検知に基づいて、昇降プレートの上昇停止
    及び下降が行なわれると共に、可動フレームが処
    理装置側に前進して短冊状物の処理装置への供給
    が行なわれ、且つ板厚センサーにて短冊状物の過
    剰吸着が検知された際には、可動フレームが中間
    受台上で停止・位置決めして過剰吸着の短冊状物
    の中間受台への落下が行なわれるようにしたこと
    を特徴とする短冊状物のローデイング装置。
JP21598783A 1983-11-18 1983-11-18 短冊状物のロ−デイング装置 Granted JPS60112530A (ja)

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