JPH0430198Y2 - - Google Patents

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JPH0430198Y2
JPH0430198Y2 JP1985076498U JP7649885U JPH0430198Y2 JP H0430198 Y2 JPH0430198 Y2 JP H0430198Y2 JP 1985076498 U JP1985076498 U JP 1985076498U JP 7649885 U JP7649885 U JP 7649885U JP H0430198 Y2 JPH0430198 Y2 JP H0430198Y2
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plate material
plate
clamp
lifting mechanism
uppermost
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  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 この考案は、積み重ねられた板材を1枚ごとに
分離して次工程へ搬送する一枚取り装置に関する
ものである。
B 考案の技術的背景及びその問題点 従来、重ねて載置された板材を1枚ずつ移載せ
しめるには、位置制御装置を備えた例えばリフタ
ーテーブル等にて行つていた。
そして、固定された端部持上機構にてバキユー
ムもしくはマグネツト等を使用し、1枚ごとに分
離搬送する方法が用いられていた。
リフターテーブルを上昇させ、所定の位置に保
持する場合は、該テーブル上の積載重量が、板材
の搬出により変化する。
このため停止位置が狂い、オーバーラン等に依
り機械の損傷が発生する。
これを防止するためには、非常に高度、且複雑
な制御方式を要していた。
板材を一枚取りする端部持上げ機構としてはマ
グネツトを使用した場合は、板材を2〜3枚吸着
することがあり、非磁性材料には使用出来ない。
バキユームを使用した場合は、板材相互の密着
の状態によつては、確実に1枚づつ吸着すること
が出来なかつた。
板材が複雑な加工形状で打抜かれている場合
は、板材の各所で打抜時のかえりとか、加工形状
によつては板材各所でだれが発生する。
上記した打抜き時のかえりとか、加工形状によ
るだれ等に依り、一枚取りした板材とその下側の
板材間にて、移行時には下側の板材を引摺つた
り、傷を付けたりする。
またこのため板材の位置ずれを生じ、分離搬送
作業が出来なくなる等の不都合が生じた。
C 考案の目的 この考案は、上記問題点に鑑み創案されたもの
で、端部持上げ機構にて分離した板の端部を把持
する機構と、確実に板間を分離させる機構を備え
た板材一枚取り装置の提供を目的とする。
D 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案は、テーブ
ル上に積み重ねられた板材における最上部の板材
の一端部側を吸着して持上げる端部持上げ機構
と;上記端部持上げ機構によつて一端部を持上げ
られた最上部の板材の上記一端部側を把持自在か
つ前記テーブルに隣接して配置された搬送テーブ
ル側へ移動可能なクランプ装置と;前記クランプ
装置によつて一端部を把持された最上部の板材と
その下部の板材との間に一端部側から他端部付近
に進入して上記最上部の板材を支持し、かつ前記
搬送テーブル上へ板材を案内する案内板と;を備
えてなり、前記クランプ装置と前記案内板とを同
時に搬送テーブル側へ移動する構成としてなるも
のである。
E 実施例 この考案の実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図は、本考案の側面図、第2図は正面図、
第3図は平面図、第4図乃至第7図は作業工程順
を示す側面図である。
昇降自在に装着したテーブル1上に積み重ねて
載置された板材供給装置と、板材Sを一枚取りす
る端部持上機構3と、一枚取りした板材S′の端部
と下側の板との間に挿入する分離機構17と、板
材S′の端面をクランプし移送するクランプ機構3
5と、板材を搬出する搬出テーブル63とから構
成してある。
板材供給装置は昇降自在なテーブル1、例えば
第1図に示したリンク機構を持つて成るリフター
テーブル等の上面にパレツト等を介して、多数の
板材Sを重ねて載置し、板材の搬出に関連して必
要高さだけ上昇させる。
端部持上機構3は前記テーブル1の適宜側方
(第1図においては右側方)に配置し、テーブル
1に離れて立設された架台5は、形鋼を適宜に組
合わせて枠体構造を成している。
該架台5の上面両側に、油圧又は、エヤシリン
ダーの如き作動装置7を倒立し、該作動装置7の
ピストンロツド先端部に、リフトビーム9が横架
保持されている。
該リフトビーム9には、先端にバキユームカツ
プ11が枢着され、伸縮自在に成る如く弾性体1
3(例えばスプリング等)に張着した軸15が複
数個垂設されている。
該軸15は、後述するクランプ装置35のクラ
ンプ37と接触せぬよう、数個の群に分割配置さ
れ、上記バキユームカツプ11へは別に設けられ
吸引装置(図示しない)が連通している。
分離機構17については前記端部持上機構3に
より1端を引上げられた板材S′と、下側の板材S
間に挿入可能な位置に配置したサポートアーム1
9は、架台5の両側に延設されたレール31上を
摺動する。
動力源としては、前記架台5上片側に設置され
た油圧又はエヤシリンダーの如き作動装置21に
より、前後進(第1図に於て左右方向)自在とな
る。
サポートアーム19の先端は、板材の一枚取り
を容易となすため、先端には外方(第1図で左方
向)に向かつて下方に傾斜した傾斜面23が形成
されている。
該サポートアーム19の後部には、板材S′の案
内となる案内板25が溶着され、後述する搬送テ
ーブル63のパイプローラー65に接触せぬよう
分割配設されている。
案内板25の裏面には、該案内板25を支承す
るため、多数のガイドローラー27が回転自在に
連設された軸受台29が、架台5の横梁上に固定
されている。
尚、サポートアーム19の両端裏側に、前記レ
ール31上を摺動するためのガイド部33(例え
ばボールガイド等)が複数個配設され、前後進運
動を円滑ならしめている。
クランプ装置35は先端にクランプ37が固着
されたフレーム39の両側裏面に、架台5の両側
上面に設置されたレール41を摺動するためにガ
イド部43(例えばボールガイド等)を複数個配
設してある。
架台5の側面両端部付近に設けられたスプロケ
ツト49の後端側スプロケツトは連結軸53に連
結されている。
各スプロケツト49間には、チエーン47が掛
回され、該チエーン47の1部は、フレーム39
の片端下面に垂下固着されたブラケツト45に係
止されている。
モーター57の回動軸に組込まれたスプロケツ
ト51と連結軸53に組込まれたスプロケツト5
5間をチエーンにて掛回し、モーター57の駆動
によりフレーム39は前後進(第1図にて左右方
向)する。
クランプ37は、フレーム39の側壁に垂下固
着され、前述した如くバキユームカツプ11と接
触することなく複数個配設されている。
該クランプ37は、板材S′の端部を油圧又は、
空圧により上下の挾持板間で、押圧保持する一般
に市販されたクランプであり、構造の詳細につい
ては省略する。
尚クランプ37の第1次後退位置、つまり搬送
テーブル63上に板材が搬送可能な位置に移行さ
れた時、停止を検知するリミツトスイツチ59を
作動させるため、フラツプ61がフレーム39の
片端仮面に組付けられている。
搬送テーブル63は架台5に両側を支持すされ
た横梁上に、複数個のパイプローラー65を支承
する軸受67が固着され、該軸受67に隣接して
パイプローラー65の片端の軸にスプロケツト6
9が組込まれている。
各スプロケツト69は、チエーン71が掛回さ
れ、該チエーン71の1部がモーター73の回転
軸に組込まれたスプロケツト75に掛回され、モ
ーター73によりパイプローラー65は回動す
る。
尚、パイプローラーの上面は、前記した一枚取
り機構中の案内板25上面より若干高い位置に設
定してある。
以上の如き構成において、その作用としては第
4図乃至第7図の作業工程順を示す図面を参照し
ながら説明する。
第4図に示す如く、テーブル1上に所定の位置
に重ねて載置された多数の板材Sを、1枚ずつ搬
送テーブル63に移載せしめるにあたつては、ま
ず端部持上機構3に設けたバキユームカツプ11
を下降させる。
次に最上層の板材S′の1端を吸着せしめ、作動
装置7にてバキユームカツプ11を上昇させ、板
材S′の1端を適宜の高さに持上げ保持する。
第5図に於て、分離機構17に設けた作動装置
21(第3図参照)を伸長させ、サポートアーム
19を前進(図面では左方向)させる。
吸着位置付近まで前進させ、吸着できなかつた
部分をまずサポートする。
次にクランプ装置35に設けたクランプ37を
モーター57(第3図参照)を回動させスプロケ
ツト、チエーンを介して前進(第5図では左側
へ)させる。
クランプ37にて、板材S′の端部を挿入後挾圧
し板材S′を保持する。
第6図に於て、既に吸着位置付近てサポートし
ていたサポートアーム19を、更に前進させ完全
に最上部の板材S′と下側の板材Sとを分離させ
る。
この時板材S′の端部は、前記したクランプ37
にて1端を固持させれているので、板のずれを防
ぐ事ができる。
第7図に於て、バキユームカツプ11の吸引を
解き、最初の設定位置に戻してからクランプ37
とサポートアーム19を同時に急速後退(回動で
は右方向)させる。
サポートアーム19の案内板25上に乗つた板
材S′は、搬送テーブル63のパイプローラー65
上の所定位置迄移行させられる。
上記位置は、クランプ37の第1次後退位置で
あり、クランプ力を解除し更にクランプ37を後
退限(図面では破線を示す)迄移行させると、板
材S′はクランプ37より外れ、パイプローラー6
5上に乗り移る。
以上のようにして、パイプローラー65上に載
置され板材S′は、搬送テーブル63を駆動し、次
工程へ搬出される。
尚パイプローラー65上を板材S′が移行する
際、サポートアーム19に溶着されパイプローラ
ー65間に配設された案内板25により板材S′は
ガイドされ巻込み等を防止することが出来る。
以上の操作を繰返すことにより、テーブル1上
に積載された板材Sを1枚ずつ搬出する事が出来
る。
この考案は、種々の板材搬送装置に利用するこ
とが出来、例えば自動倉庫用の板材選択取出しシ
ステムにも適用が考えられる。
F 考案の効果 以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案は、テーブル1上に積み重ね
られた板材Sにおける最上部の板材S′の一端部側
を吸着して持上げる端部持上げ機構3と;上記端
部持上げ機構3によつて一端部を持上げられた最
上部の板材S′の上記一端部側を把持自在かつ前記
テーブル1に隣接して配置された搬送テーブル6
3側へ移動可能なクランプ装置35と;前記クラ
ンプ装置35によつて一端部を把持された最上部
の板材S′とその下部の板材との間に一端部側から
他端付近に進入して上記最上部の板材S′を支持
し、かつ前記搬送テーブル63上へ板材S′を案内
する案内板25と;を備えてなり、前記クランプ
装置35と前記案内板25とを同時に搬送テーブ
ル63側へ移動する構成としてなるものである。
上記構成より明らかなように、本考案において
は、端部持上げ機構3によつて持上げられ、かつ
クランプ装置35によつて一端部を把持された最
上部板材S′とその下部の板材Sとの間に進入して
最上部の板材S′を支持する案内板25は、板材の
一端部から他端部付近にまで進入するものである
から、下部の板材Sから最上部の板材S′を確実に
切り離す態様となり、最上部の板材S′の移送時
に、下部の板材S′上を滑るようなことがなく、擦
り傷を生じるようなことがないものである。
また、最上部の板材S′搬送テーブル63上に移
送するときには、上記板材S′の一端部を把持した
クランプ装置35と上記板材S′を載置支持した案
内板25とが同時に移動する構成であるから、例
えば上記板材S′の1部に適宜の加工が行なわれて
いる場合であつても、上記加工部を損傷すること
なく板材S′の移送を行なうことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の1部断面を含む全体側面
図、第2図は、この考案の全体正面図、第3図
は、この考案の全体平面図、第4図乃至第7図
は、この考案の作業工程順を示す要部側面図であ
る。 1……テーブル、3……端部持上機構、17…
…分離機構、19……サポートアーム、35……
クランプ装置、63……搬送テーブル、S及び
S′……板材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テーブル1上に積み重ねられた板材Sにおける
    最上部の板材S′の一端部側を吸着して持上げる端
    部持上げ機構3と;上記端部持上げ機構3によつ
    て一端部を持上げられた最上部の板材S′の上記一
    端部側を把持自在かつ前記テーブル1に隣接して
    配置された搬送テーブル63側へ移動可能なクラ
    ンプ装置35と;前記クランプ装置35によつて
    一端部を把持された最上部の板材S′とその下部の
    板材との間に一端部側から他端部付近に進入して
    上記最上部の板材S′を支持し、かつ前記搬送テー
    ブル63上へ板材S′を案内する案内板25と;を
    備えてなり、前記クランプ装置35と前記案内板
    25とを同時に搬送テーブル63側へ移動する構
    成としてなることを特徴とする板材一枚取り装
    置。
JP1985076498U 1985-05-24 1985-05-24 Expired JPH0430198Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985076498U JPH0430198Y2 (ja) 1985-05-24 1985-05-24

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JP1985076498U JPH0430198Y2 (ja) 1985-05-24 1985-05-24

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Publication Number Publication Date
JPS61193933U JPS61193933U (ja) 1986-12-03
JPH0430198Y2 true JPH0430198Y2 (ja) 1992-07-21

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ID=30618694

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JP1985076498U Expired JPH0430198Y2 (ja) 1985-05-24 1985-05-24

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0767988B2 (ja) * 1991-11-16 1995-07-26 ミヤマ株式会社 板状体の搬送装置
JP4506462B2 (ja) * 2004-12-28 2010-07-21 ノーリツ鋼機株式会社 プリンタ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58139936A (ja) * 1982-02-15 1983-08-19 Sharp Corp シ−トの重送防止装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5454088U (ja) * 1977-09-26 1979-04-14

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JPS58139936A (ja) * 1982-02-15 1983-08-19 Sharp Corp シ−トの重送防止装置

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JPS61193933U (ja) 1986-12-03

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