JP2564485Y2 - リードフレーム供給装置 - Google Patents

リードフレーム供給装置

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JP2564485Y2
JP2564485Y2 JP10893291U JP10893291U JP2564485Y2 JP 2564485 Y2 JP2564485 Y2 JP 2564485Y2 JP 10893291 U JP10893291 U JP 10893291U JP 10893291 U JP10893291 U JP 10893291U JP 2564485 Y2 JP2564485 Y2 JP 2564485Y2
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JP10893291U
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Inventor
勝良 川辺
Original Assignee
東芝メカトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、リードフレームを1枚
ずつ供給するリードフレーム供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造技術におけるペレットボンデ
ィング装置においては、供給部から順次リードフレーム
をボンディング位置に供給することが行なわれる。ここ
で供給部においては、積層されたリードフレームを順次
押し上げ、最上位のリードフレームを吸着ノズルで保持
してガイドレールに搬送するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで図5に示すよ
うに、リードフレーム1のアイランド部2がプレス加工
により下方に突出したリードフレームの場合、アイラン
ド部2における厚みt1が、他の部分の厚みt2より厚
くなる。このようなリードフレーム1の場合、複数枚を
積層状態にすると、厚みの差に起因して積層形状が扇形
となり、上層と下層とではリードフレームの傾きが相違
することから、自動供給が困難であった。このためこの
種のリードフレームの供給部には、リードフレームが1
枚ずつ分離収納されるマガジンなどを用い、このマガジ
ンから1枚ずつ供給するようにしていた。
【0004】ところがこの手段によると、作業者がリー
ドフレームを1枚ずつマガジンなどに収納しなければな
らず、その準備作業に多くの時間を費やしていた。また
マガジンなどに収納されるリードフレームの枚数は、積
層タイプのストッカに比べて少ないため、頻繁に装置を
停止させてマガジンを交換しなければならず、さらに、
作業者が随時監視していなければならないことなどか
ら、作業効率が非常に悪かった。
【0005】そこで本考案は、凸部を有するリードフレ
ームを積層状態にて収納でき、しかも確実に供給するこ
とができるリードフレーム供給装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案は、凸部を有するリードフレームを1枚ずつ取り
出し、搬送するリードフレーム供給装置において、前記
リードフレームを積層したときに形成される扇形と同等
の略扇形の断面形状を有する収納空間が形成されたスト
ッカを設け、この収納空間に前記凸部を前記略扇形の周
長の長い方に位置させて積層収納された前記リードフレ
ームを支持するとともに自身の昇動により前記リードフ
レームを押し上げる支持部材と、この支持部材を間欠的
に昇動させる駆動装置とを設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本考案によれば、凸部を有するリードフレーム
が略扇形の収納空間に積層状態で収納されるとともに、
支持部材の昇動によりリードフレーム全体が押し上げら
れ、最上位のリードフレームから順次取り出されること
となる。
【0008】
【実施例】本考案の実施例について、図面を参照して説
明する。図1は本考案の一実施例であるリードフレーム
供給装置の側面図、図2は図1の正面図、図3は図1の
リードフレーム供給装置を用いたペレットボンディング
装置の正面図である。
【0009】まず図3において、ペレットボンディング
装置10は、図5に示したリードフレーム1の供給部2
0、搬送部30、ボンディング部40、そして収納部5
0を有する。
【0010】供給部20は、リードフレーム1を1枚ず
つ供給するもので、リードフレーム1を後述するように
積層状態で収納保持するストッカ22を有するととも
に、吸着ノズルなどのピックアップ手段21が設けられ
る。
【0011】搬送部30は、供給部20からピックアッ
プ手段21により順次1枚ずつ供給されるリードフレー
ム1を、不図示のピッチ送り手段により搬送レール31
に沿って間欠的に搬送する。
【0012】ボンディング部40は、リードフレーム1
の搬送方向に移動する移動台41上に設けられたボンデ
ィングへッド42と、このボンディングへッド42に支
持され、リードフレーム1の搬送方向と直交方向並びに
上下方向に移動自在に支持されたボンディングアーム4
3とを有し、ボンディングアーム43の先端部には吸着
ノズル44が装着される。
【0013】収納部50は、リードフレーム1を分離収
納するマガジン51と、このマガジン51の上下動装置
52を有する。
【0014】従ってこのペレットボンディング装置10
においては、供給部20に積層収納されたリードフレー
ム1の最上位のものが、ピックアップ手段21により吸
着保持されて搬送レール31に供給される。そこで不図
示のピッチ送り手段により搬送レール31に沿ってリー
ドフレーム1は間欠的に搬送され、ボンディング部40
に位置決めされる。ここでリードフレーム1上には半導
体ペレットがボンディングされる。このボンディング作
業は、吸着ノズル44で半導体ペレットを吸着保持させ
た後、リードフレーム1におけるボンディング位置に応
じて、移動台41、ボンディングアーム43を適宜移動
させることにより行なわれる。そしてボンディングの終
了したリードフレーム1は再度不図示のピッチ送り手段
により搬送され、収納部50のマガジン51内に順次収
納される。
【0015】次にここで用いられる供給部20につい
て、図1を用いて説明する。図において、ストッカ22
には、リードフレーム1を積層したときに形成される扇
形と同等の略扇形の断面形状を有する収納空間23が、
ストッカ22の上面の水平面に開口する状態で形成され
る。そしてこの収納空間23には、昇降機構24を構成
する支持アーム25の一端部が位置させられる。そして
支持アーム25の他端部は、ストッカ22の上縁レベル
と略同レベル位置で扇形の仮想中心とほぼ一致する回動
中心0を有する回転プレート26に固定される。この回
転プレート26は、モータ27によりベルト28を介し
て間欠的に回転駆動させられる。またストッカ22の上
縁レベル位置には検出器29が設けられ、ストッカ22
に積層されたリードフレーム1の最上位がこのレベルに
到達したことを検出する。なお不図示の制御部は、この
検出器29の検出信号に基づいて、モータ27並びにピ
ックアップ手段21の動作を制御するようになってい
る。
【0016】次にこの供給部の作動について説明する。
【0017】まずストッカ22の収納空間23にリード
フレーム1を収納するにあたり、モータ27を駆動し
て、収納空間23に位置する支持アーム25の一端部を
下降させておく。そして作業者は、略扇形に形成された
収納空間23における周長の長い方(図1において左
方)にリードフレーム1のアイランド部2を位置させる
状態で、複数枚のリードフレーム1を積層収納する。こ
のとき最下方のリードフレーム1は、支持アーム25に
て支持されることとなる。次にモータ27が起動され、
円弧状に昇動する支持アーム25により積層状態のリー
ドフレーム1が収納空間23に沿って一斉に持ち上げら
れる。そして最上位のリードフレーム1がストッカ22
の上縁レベル位置(ピックアップ位置)に到達すると、
検出器29がこれを検出し、モータ27の駆動を停止す
る。次にピックアップ手段21がこの最上位のリードフ
レーム1を吸着保持し、搬送レール31まで搬送する。
【0018】さてピックアップ手段21により最上位の
リードフレーム1が搬送されると、モータ27が再起動
されて積層状態のリードフレーム1全体が持ち上げられ
る。そして、収納空間23で最上位に位置するリードフ
レーム1を検出器29が検出した時点で、モータ27は
停止する。これにより、次に搬送されるリードフレーム
1がピックアップ位置に位置付けられることとなり、以
後は同様な動作が繰り返される。
【0019】上記説明した供給装置によれば、ストッカ
22の収納空間23が、凸部を有するリードフレーム1
を積層した時に得られる扇形と同等の略扇形に形成され
ているため、この種のリードフレーム1をストッカ22
内に整然と積層状態で収納させることができる。このた
め従来のマガジンタイプに比べて収納量をはるかに増大
させることができ、従ってストッカ22の交換頻度、交
換に伴う装置の停止時間をともに減少させることがで
き、作業効率を向上させることができる。
【0020】また収納空間23においては、リードフレ
ーム1が扇形に収納されているものの、ストッカ22の
上縁レベルと略同レベル位置に回動中心0を有する回転
プレート26に固定された支持アーム25の回動によ
り、収納空間23の開口に位置した最上位のリードフレ
ーム1は、水平状態に設定される。このため、ピックア
ップ手段21によってリードフレーム1を確実にピック
アップすることができる。
【0021】なお上記実施例においては、ストッカ22
に収納されたリードフレーム1の昇降機構として、支持
アーム25を回転プレート26に固定し、この回転プレ
ート26をモータ27にて駆動する構成としたが、図4
に示す変形例のように構成してもよい。同図に示した昇
降機構60の例は、ストッカ22の上縁レベルと略同レ
ベル位置で扇形の仮想中心とほぼ一致する回動中心Pを
有する支持アーム61が設けられ、この支持アーム61
の中間部を収納空間23に積層されたリードフレーム1
の支持部62とするとともに、その延長端にローラ63
が回転自在に支持される。そしてローラ63は、昇降動
させられる係合台64に当接されるように構成される。
【0022】従ってこの昇降機構60においては、スト
ッカ22の収納空間23にリードフレーム1を収納する
ときには、係合台64を下降させておき、リードフレー
ム1の収納後、係合台64を上昇させることにより、支
持アーム61は回転中心Pを中心に円弧状に昇動し、積
層されたリードフレーム1は支持部62により略扇形の
収納空間23に沿って上昇させられる。そして収納空間
23の開口に位置した最上位のリードフレーム1は水平
状態となり、この状態のリードフレーム1がピックアッ
プ手段に21よって吸着保持される。
【0023】この変形例によると、支持アーム61の昇
降に必要な作用位置を回動中心Pから遠ざけるようにで
きるため、係合台64の上下動を小さな出力で行うこと
ができ、従ってその駆動源を図1を用いて説明した昇降
機構24のモータ27に対して小型化することが可能と
なる。
【0024】
【考案の効果】本考案によると、凸部を有するリードフ
レームを積層状態で収納でき、しかも確実に供給するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるリードフレーム供給装
置の側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1のリードフレーム供給装置を用いたペレッ
トボンディング装置の正面図である。
【図4】昇降機構の変形例の正面図である。
【図5】リードフレームを示し、同図(A)は平面図、
同図(B)は正面図である。
【符号の説明】
1 リードフレーム 2 アイランド部 10 ペレットボンディング装置 20 供給部 21 ピックアップ手段 22 ストッカ 23 収納空間 24 昇降機構 25 支持アーム 26 回転プレート 27 モータ 29 検出器 30 搬送部 40 ボンディング部 50 収納部 60 昇降機構 61 支持アーム 62 支持部 63 ローラ 64 係合台

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凸部を有するリードフレームを1枚ずつ
    取り出し、搬送するリードフレーム供給装置において、
    前記リードフレームを積層したときに形成される扇形と
    同等の略扇形の断面形状を有する収納空間が形成された
    ストッカを設け、この収納空間に前記凸部を前記略扇形
    の周長の長い方に位置させて積層収納された前記リード
    フレームを支持するとともに自身の昇動により前記リー
    ドフレームを押し上げる支持部材と、この支持部材を間
    欠的に昇動させる駆動装置とを設けたことを特徴とする
    リードフレーム供給装置。
JP10893291U 1991-12-06 1991-12-06 リードフレーム供給装置 Expired - Lifetime JP2564485Y2 (ja)

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JP10893291U JP2564485Y2 (ja) 1991-12-06 1991-12-06 リードフレーム供給装置

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JPH0550730U JPH0550730U (ja) 1993-07-02
JP2564485Y2 true JP2564485Y2 (ja) 1998-03-09

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