JPH0550730U - リードフレーム供給装置 - Google Patents

リードフレーム供給装置

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JPH0550730U
JPH0550730U JP10893291U JP10893291U JPH0550730U JP H0550730 U JPH0550730 U JP H0550730U JP 10893291 U JP10893291 U JP 10893291U JP 10893291 U JP10893291 U JP 10893291U JP H0550730 U JPH0550730 U JP H0550730U
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勝良 川辺
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東芝精機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 凸部を有するリードフレームを積層状態で収
納でき、しかも確実に供給できること。 【構成】 凸部2を有するリードフレーム1を積層した
ときに形成される扇形と同等の略扇形の断面形状を有す
る収納空間23が形成されたストッカ22を設け、この
収納空間23にリードフレーム1の凸部2を略扇形の周
長の長い方に位置させて積層収納する。収納されたリー
ドフレーム1は支持アーム25にて支持され、この支持
アーム25がモータ27にて昇動することにより、リー
ドフレーム1は収納空間23に沿って上昇させられ、水
平状態となった最上位のリードフレーム1がピックアッ
プ手段21にて吸着、搬送される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、リードフレームを1枚ずつ供給するリードフレーム供給装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
半導体製造技術におけるペレットボンディング装置においては、供給部から順 次リードフレームをボンディング位置に供給することが行なわれる。ここで供給 部においては、積層されたリードフレームを順次押し上げ、最上位のリードフレ ームを吸着ノズルで保持してガイドレールに搬送するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで図5に示すように、リードフレーム1のアイランド部2がプレス加工 により下方に突出したリードフレームの場合、アイランド部2における厚みt1 が、他の部分の厚みt2より厚くなる。このようなリードフレーム1の場合、複 数枚を積層状態にすると、厚みの差に起因して積層形状が扇形となり、上層と下 層とではリードフレームの傾きが相違することから、自動供給が困難であった。 このためこの種のリードフレームの供給部には、リードフレームが1枚ずつ分離 収納されるマガジンなどを用い、このマガジンから1枚ずつ供給するようにして いた。
【0004】 ところがこの手段によると、作業者がリードフレームを1枚ずつマガジンなど に収納しなければならず、その準備作業に多くの時間を費やしていた。またマガ ジンなどに収納されるリードフレームの枚数は、積層タイプのストッカに比べて 少ないため、頻繁に装置を停止させてマガジンを交換しなければならず、さらに 、作業者が随時監視していなければならないことなどから、作業効率が非常に悪 かった。
【0005】 そこで本考案は、凸部を有するリードフレームを積層状態にて収納でき、しか も確実に供給することができるリードフレーム供給装置を提供することを目的と する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、凸部を有するリードフレームを1枚ずつ取 り出し、搬送するリードフレーム供給装置において、前記リードフレームを積層 したときに形成される扇形と同等の略扇形の断面形状を有する収納空間が形成さ れたストッカを設け、この収納空間に前記凸部を前記略扇形の周長の長い方に位 置させて積層収納された前記リードフレームを支持するとともに自身の昇動によ り前記リードフレームを押し上げる支持部材と、この支持部材を間欠的に昇動さ せる駆動装置とを設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案によれば、凸部を有するリードフレームが略扇形の収納空間に積層状態 で収納されるとともに、支持部材の昇動によりリードフレーム全体が押し上げら れ、最上位のリードフレームから順次取り出されることとなる。
【0008】
【実施例】
本考案の実施例について、図面を参照して説明する。図1は本考案の一実施例 であるリードフレーム供給装置の側面図、図2は図1の正面図、図3は図1のリ ードフレーム供給装置を用いたペレットボンディング装置の正面図である。
【0009】 まず図3において、ペレットボンディング装置10は、図5に示したリードフ レーム1の供給部20、搬送部30、ボンディング部40、そして収納部50を 有する。
【0010】 供給部20は、リードフレーム1を1枚ずつ供給するもので、リードフレーム 1を後述するように積層状態で収納保持するストッカ22を有するとともに、吸 着ノズルなどのピックアップ手段21が設けられる。
【0011】 搬送部30は、供給部20からピックアップ手段21により順次1枚ずつ供給 されるリードフレーム1を、不図示のピッチ送り手段により搬送レール31に沿 って間欠的に搬送する。
【0012】 ボンディング部40は、リードフレーム1の搬送方向に移動する移動台41上 に設けられたボンディングへッド42と、このボンディングへッド42に支持さ れ、リードフレーム1の搬送方向と直交方向並びに上下方向に移動自在に支持さ れたボンディングアーム43とを有し、ボンディングアーム43の先端部には吸 着ノズル44が装着される。
【0013】 収納部50は、リードフレーム1を分離収納するマガジン51と、このマガジ ン51の上下動装置52を有する。
【0014】 従ってこのペレットボンディング装置10においては、供給部20に積層収納 されたリードフレーム1の最上位のものが、ピックアップ手段21により吸着保 持されて搬送レール31に供給される。そこで不図示のピッチ送り手段により搬 送レール31に沿ってリードフレーム1は間欠的に搬送され、ボンディング部4 0に位置決めされる。ここでリードフレーム1上には半導体ペレットがボンディ ングされる。このボンディング作業は、吸着ノズル44で半導体ペレットを吸着 保持させた後、リードフレーム1におけるボンディング位置に応じて、移動台4 1、ボンディングアーム43を適宜移動させることにより行なわれる。そしてボ ンディングの終了したリードフレーム1は再度不図示のピッチ送り手段により搬 送され、収納部50のマガジン51内に順次収納される。
【0015】 次にここで用いられる供給部20について、図1を用いて説明する。図におい て、ストッカ22には、リードフレーム1を積層したときに形成される扇形と同 等の略扇形の断面形状を有する収納空間23が、ストッカ22の上面の水平面に 開口する状態で形成される。そしてこの収納空間23には、昇降機構24を構成 する支持アーム25の一端部が位置させられる。そして支持アーム25の他端部 は、ストッカ22の上縁レベルと略同レベル位置で扇形の仮想中心とほぼ一致す る回動中心0を有する回転プレート26に固定される。この回転プレート26は 、モータ27によりベルト28を介して間欠的に回転駆動させられる。またスト ッカ22の上縁レベル位置には検出器29が設けられ、ストッカ22に積層され たリードフレーム1の最上位がこのレベルに到達したことを検出する。なお不図 示の制御部は、この検出器29の検出信号に基づいて、モータ27並びにピック アップ手段21の動作を制御するようになっている。
【0016】 次にこの供給部の作動について説明する。
【0017】 まずストッカ22の収納空間23にリードフレーム1を収納するにあたり、モ ータ27を駆動して、収納空間23に位置する支持アーム25の一端部を下降さ せておく。そして作業者は、略扇形に形成された収納空間23における周長の長 い方(図1において左方)にリードフレーム1のアイランド部2を位置させる状 態で、複数枚のリードフレーム1を積層収納する。このとき最下方のリードフレ ーム1は、支持アーム25にて支持されることとなる。次にモータ27が起動さ れ、円弧状に昇動する支持アーム25により積層状態のリードフレーム1が収納 空間23に沿って一斉に持ち上げられる。そして最上位のリードフレーム1がス トッカ22の上縁レベル位置(ピックアップ位置)に到達すると、検出器29が これを検出し、モータ27の駆動を停止する。次にピックアップ手段21がこの 最上位のリードフレーム1を吸着保持し、搬送レール31まで搬送する。
【0018】 さてピックアップ手段21により最上位のリードフレーム1が搬送されると、 モータ27が再起動されて積層状態のリードフレーム1全体が持ち上げられる。 そして、収納空間23で最上位に位置するリードフレーム1を検出器29が検出 した時点で、モータ27は停止する。これにより、次に搬送されるリードフレー ム1がピックアップ位置に位置付けられることとなり、以後は同様な動作が繰り 返される。
【0019】 上記説明した供給装置によれば、ストッカ22の収納空間23が、凸部を有す るリードフレーム1を積層した時に得られる扇形と同等の略扇形に形成されてい るため、この種のリードフレーム1をストッカ22内に整然と積層状態で収納さ せることができる。このため従来のマガジンタイプに比べて収納量をはるかに増 大させることができ、従ってストッカ22の交換頻度、交換に伴う装置の停止時 間をともに減少させることができ、作業効率を向上させることができる。
【0020】 また収納空間23においては、リードフレーム1が扇形に収納されているもの の、ストッカ22の上縁レベルと略同レベル位置に回動中心0を有する回転プレ ート26に固定された支持アーム25の回動により、収納空間23の開口に位置 した最上位のリードフレーム1は、水平状態に設定される。このため、ピックア ップ手段21によってリードフレーム1を確実にピックアップすることができる 。
【0021】 なお上記実施例においては、ストッカ22に収納されたリードフレーム1の昇 降機構として、支持アーム25を回転プレート26に固定し、この回転プレート 26をモータ27にて駆動する構成としたが、図4に示す変形例のように構成し てもよい。同図に示した昇降機構60の例は、ストッカ22の上縁レベルと略同 レベル位置で扇形の仮想中心とほぼ一致する回動中心Pを有する支持アーム61 が設けられ、この支持アーム61の中間部を収納空間23に積層されたリードフ レーム1の支持部62とするとともに、その延長端にローラ63が回転自在に支 持される。そしてローラ63は、昇降動させられる係合台64に当接されるよう に構成される。
【0022】 従ってこの昇降機構60においては、ストッカ22の収納空間23にリードフ レーム1を収納するときには、係合台64を下降させておき、リードフレーム1 の収納後、係合台64を上昇させることにより、支持アーム61は回転中心Pを 中心に円弧状に昇動し、積層されたリードフレーム1は支持部62により略扇形 の収納空間23に沿って上昇させられる。そして収納空間23の開口に位置した 最上位のリードフレーム1は水平状態となり、この状態のリードフレーム1がピ ックアップ手段に21よって吸着保持される。
【0023】 この変形例によると、支持アーム61の昇降に必要な作用位置を回動中心Pか ら遠ざけるようにできるため、係合台64の上下動を小さな出力で行うことがで き、従ってその駆動源を図1を用いて説明した昇降機構24のモータ27に対し て小型化することが可能となる。
【0024】
【考案の効果】
本考案によると、凸部を有するリードフレームを積層状態で収納でき、しかも 確実に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるリードフレーム供給装
置の側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1のリードフレーム供給装置を用いたペレッ
トボンディング装置の正面図である。
【図4】昇降機構の変形例の正面図である。
【図5】リードフレームを示し、同図(A)は平面図、
同図(B)は正面図である。
【符号の説明】 1 リードフレーム 2 アイランド部 10 ペレットボンディング装置 20 供給部 21 ピックアップ手段 22 ストッカ 23 収納空間 24 昇降機構 25 支持アーム 26 回転プレート 27 モータ 29 検出器 30 搬送部 40 ボンディング部 50 収納部 60 昇降機構 61 支持アーム 62 支持部 63 ローラ 64 係合台

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凸部を有するリードフレームを1枚ずつ
    取り出し、搬送するリードフレーム供給装置において、
    前記リードフレームを積層したときに形成される扇形と
    同等の略扇形の断面形状を有する収納空間が形成された
    ストッカを設け、この収納空間に前記凸部を前記略扇形
    の周長の長い方に位置させて積層収納された前記リード
    フレームを支持するとともに自身の昇動により前記リー
    ドフレームを押し上げる支持部材と、この支持部材を間
    欠的に昇動させる駆動装置とを設けたことを特徴とする
    リードフレーム供給装置。
JP10893291U 1991-12-06 1991-12-06 リードフレーム供給装置 Expired - Lifetime JP2564485Y2 (ja)

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JP10893291U JP2564485Y2 (ja) 1991-12-06 1991-12-06 リードフレーム供給装置

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JPH0550730U true JPH0550730U (ja) 1993-07-02
JP2564485Y2 JP2564485Y2 (ja) 1998-03-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210115535A (ko) * 2020-03-13 2021-09-27 주식회사 파워로직스 보호회로모듈 제조장치

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