JPH0692513A - 直積式基板供給装置 - Google Patents

直積式基板供給装置

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Publication number
JPH0692513A
JPH0692513A JP4242983A JP24298392A JPH0692513A JP H0692513 A JPH0692513 A JP H0692513A JP 4242983 A JP4242983 A JP 4242983A JP 24298392 A JP24298392 A JP 24298392A JP H0692513 A JPH0692513 A JP H0692513A
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JP
Japan
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substrate
substrates
suction
bases
holding
Prior art date
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Pending
Application number
JP4242983A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Tanno
正 淡野
Hiromi Kinoshita
洋美 木下
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 基板吸着手段による基板2枚吸着が発生して
も、次工程のトラブルと基板の破損を防止することがで
きる。 【構成】 2枚吸着検知センサ13からの信号により、
下側の基板1のみを通し上側の基板1を規制し保留する
基板通過規制部材14と、下側の基板1が基板通過規制
部材14を通過したことを検出し、基板搬送手段7を停
止させる通過検出センサ17と、基板搬送手段7の停止
後に、基板通過規制部材14に規制されて基板搬送手段
7上に残った上側の基板1を、基板搬送手段7から上方
に持ち上げ、先に基板通過規制部材14を通過している
基板1を基板搬送手段7が再起動して搬送後に、前記の
持ち上げていた基板1を基板搬送手段7上に載置する基
板保留手段15と、基板保留手段15によって基板搬送
手段7上に再載置された基板1を、位置確認すると共
に、次回の基板搬送まで待機させる保留確認センサ16
とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品実装設備にお
ける各種処理装置に基板を供給する直積式基板供給装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】直積式基板供給装置の従来例の構成を図
5に基づいて説明する。
【0003】図5において、複数の基板101がベース
102上に垂直方向に直積され、ガイド103が上記の
直積された基板101に当接して、基板101の横ずれ
を防止し基板収納部を構成している。基板101を吸着
して、基板101を基板収納部から上方に取り出す吸着
パット104がアーム105に取り付けられており、こ
のアーム105はリフター106によって上昇・下降す
る。このリフター106によってアーム105が下降す
ると、アーム105に取り付けられた吸着パット104
が基板収納部で基板101を吸着する。この吸着の真空
状態は、真空検知センサ109によって確認される。こ
の吸着確認後に、アーム105はリフター106によっ
て上昇し、吸着パット104は基板101を吸着した状
態で上昇する。上昇して定位置に達すると、リフター1
06の上限リミットスイッチ108が作動して、リフタ
ー106が停止し、吸着パット104は吸着している基
板101の吸着を解除して、基板101をコンベア(基
板搬送手段)107上に載置する。
【0004】上記の従来例の動作を図6のフローチャー
トに基づいて説明する。
【0005】図6において、従来例は、予め、基板10
1が、人手によって基板収納部に水平に直積みされ、ガ
イド103によってその端面が揃えられている。
【0006】ステップ#101において、次工程から基
板要求信号が来て、ステップ#102に進む。
【0007】ステップ#102において、コンベア10
7のレールが開き、吸着パット104に吸着された基板
101がレールの間を上下に通過できる状態にして、ス
テップ#103に進む。
【0008】ステップ#103において、吸着パット1
04のエアー吸引が開始され、吸着パット104が吸着
作用を有する状態になって、ステップ#104に進む。
【0009】ステップ#104において、リフター10
6が、コンベア107のレールの間を通って下降し、吸
着パット104を基板101に接触させて基板101を
吸着し、ステップ#105に進む。
【0010】ステップ#105において、吸着パット1
04の真空吸着状態を確認する真空検知センサ109が
作動し、吸着パット104の基板101の吸着を確認し
て、ステップ#106に進む。
【0011】ステップ#106において、ステップ#1
05における真空検知センサ109の前記吸着確認に基
づいてリフター106が停止し、ステップ#107に進
む。
【0012】ステップ#107において、リフター10
6がアーム105及び基板101を吸着した吸着パット
104を上昇させ、ステップ#108に進む。
【0013】ステップ#108において、リフター10
6の上限リミットスイッチ108が作動し、ステップ#
109に進む。
【0014】ステップ#109において、リフター10
6が上昇を停止し、ステップ#110に進む。
【0015】ステップ#110において、コンベア10
7のレールが閉じられ、ステップ#111に進む。
【0016】ステップ#111において、吸着パット1
04のエアー吸引が終了し、基板101がコンベア10
7の閉じられたレール上に載置され、ステップ#112
に進む。
【0017】ステップ#112において、コンベア10
7の回転が開始され、基板101を次工程に搬送し、ス
テップ#113に進む。
【0018】ステップ#113において、次工程から基
板受取信号を受け、ステップ#114に進む。
【0019】ステップ#114において、コンベア10
7の回転が停止し、1サイクルの動作が完了し、開始の
状態に戻る。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来例
の構成では、基板表面に粘着性があることや、直積み不
良による横ずれ等の原因によって、複数枚の基板が同時
に吸着され、基板供給にトラブルが発生し、生産効率が
低下したり、基板破損を引き起こして良品生産率向上の
妨げになるという問題点がある。
【0021】本発明は、上記の問題点を解決し、吸着ミ
スの発生を防止し、吸着ミスが発生しても、吸着ミスに
よる次工程のトラブル発生と基板の破損を防止すること
ができ、生産性と良品生産率の向上とが可能である直積
式基板供給装置を提供することを課題としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の直積式基板供給
装置は、上記の課題を解決するために、基板を垂直方向
に直積して保持する基板収納部と、前記基板収納部から
基板を吸着して上方に取り出す基板吸着手段と、前記基
板吸着手段を前記基板収納部に対して上下方向に移動す
る上下駆動手段と、前記基板吸着手段によって取り出さ
れた基板を載置して次工程に搬送する基板搬送手段とを
有する直積式基板供給装置において、前記基板吸着手段
によって取り出されて基板搬送手段上に載置された基板
の枚数を判断し、2枚吸着を検知した場合に、前記基板
搬送手段を起動すると共に、前記直積式基板供給装置に
組み込まれた下記の基板規制・保留システムを動作させ
る2枚吸着検知センサを有し、この基板規制・保留シス
テムにおいて、前記基板吸着手段によって2枚の基板が
重なって前記基板搬送手段上に載置された場合に、これ
らの2枚の基板の上側の基板の搬送を前記基板搬送手段
上で規制して下側の基板のみを通す基板通過規制部材
と、前記2枚の基板の下側の基板が前記基板通過規制部
材を通過したことを検出し、前記基板搬送手段を停止さ
せる通過検出センサと、この基板搬送手段の停止後に、
前記基板通過規制部材に規制されて前記基板搬送手段上
に残った前記2枚の上側の基板を、前記基板搬送手段か
ら上方に持ち上げ、先に前記基板通過規制部材を通過し
ている前記基板を前記基板搬送手段が再起動して次工程
に搬送後に、前記の持ち上げていた基板を前記基板搬送
手段上に載置する基板保留手段と、この基板保留手段に
よって前記基板搬送手段上に再載置された基板を、位置
確認すると共に、次回の基板搬送まで待機させる保留確
認センサとを有することを特徴とする。
【0023】又、本発明の直積式基板供給装置は、上記
の課題を解決するために、基板を垂直方向に直積して保
持する基板収納部と、前記基板収納部から基板を吸着し
て上方に取り出す基板吸着手段と、前記基板吸着手段を
前記基板収納部に対して上下方向に移動する上下駆動手
段と、前記基板吸着手段によって取り出された基板を載
置して次工程に搬送する基板搬送手段とを有する直積式
基板供給装置において、基板収納部は垂直方向に直積し
た基板を水平面に対して所定角度を付けて保持する基板
傾斜載置手段を有し、基板吸着手段は前記基板と同じ角
度まで揺動する揺動手段を有することを特徴とする。
【0024】又、本発明の直積式基板供給装置は、上記
の課題を解決するために、基板収納部は、基板収納部の
片側のガイドを垂直方向に直積した基板の片側の端面に
当接及び退避させて、直積した基板の端面位置を修正し
て垂直方向に揃える端面規制手段を有することが好適で
ある。
【0025】
【作用】本発明の直積式基板供給装置は、基板収納部に
基板が垂直方向に直積されている。そして、正常動作に
おいては、基板吸着手段が、上下駆動手段によって基板
収納部に対して上下に駆動され、基板収納部に直積され
ている基板を上から一枚ずつ吸着して上方に取り出し、
この吸着した基板を、基板を載置して搬送する基板搬送
手段上に、一枚ずつ載置して次工程に搬送する。
【0026】しかし、基板吸着手段が、基板収納部から
基板を吸着する際に、直積されている基板の表面に粘着
性があることや、直積不良によるずれ等の原因で、複数
枚、主として2枚の基板が同時に吸着されて、基板搬送
手段上に載置されることがある。この場合に、本発明
は、2枚吸着検知センサが、基板吸着手段が吸着し基板
搬送手段上に載置した基板の枚数を判断して、2枚吸着
を検出し、基板搬送手段を起動すると同時に、直積式基
板供給装置に組み込まれた下記の基板規制・保留システ
ムを動作させる。
【0027】基板規制・保留システムにおいて、基板搬
送手段上に配されて、基板搬送手段との間に基板が一枚
だけ通過する空間を有する基板通過規制部材が、基板吸
着手段によって基板搬送手段上に2枚重ねて載置されて
搬送される基板の、下側の基板のみを通過させ、上側の
基板を規制して基板搬送手段上に残す。
【0028】通過検出センサが、前記基板通過規制部材
を通過した基板が所定位置まで到達したことを検出し、
基板搬送手段を停止させる。基板搬送手段が停止した
後、基板搬送手段の下方に配された基板保留手段のヘッ
ドが、上昇して、前記の2枚吸着された基板の上側の基
板で、基板搬送手段上に残っている基板を、基板搬送手
段上から上方に持ち上げる。
【0029】この状態で、基板搬送手段が再起動し、先
に基板通過規制部材を通過して基板搬送手段上に載置さ
れている基板を次工程に搬送する。
【0030】この搬送が終了すると、基板搬送手段は停
止し、基板保留手段のヘッドがが下降して、持ち上げて
いた前記基板を基板搬送手段上に載置保留する。
【0031】保留確認センサが、前記の基板の載置保留
を確認し、次回の基板搬送まで待機させる。
【0032】又、本発明の直積式基板供給装置は、基板
収納部が、垂直方向に直積した基板を水平面に対して所
定角度を付けて保持する基板傾斜載置手段を有するの
で、直積された基板が低い方向に滑って横ずれを防止で
きるだけではなく、基板吸着手段が、基板吸着手段を前
記基板の所定角度に合わせて傾斜させる揺動手段を有し
て基板を吸着して上方に持ち上げるので、基板吸着手段
が基板を吸着して持ち上げる場合に、持ち上げる基板
と、残る基板との間に滑りが発生し、基板表面間の粘着
力によって、2枚の基板が持ち上げられることを防止で
きる。
【0033】又、本発明の直積式基板供給装置におい
て、基板収納部が、垂直方向に直積した基板の端面を規
制するガイドを、基板端面に当接及び退避させて、直積
した基板の端面位置を修正して垂直方向に揃える端面規
制手段を有するように構成すると、基板を直積したと
き、又は、基板吸着手段が基板を吸着して持ち上げた際
に、基板の端面位置が不揃いになっても、端面規制手段
が、ガイドを基板の端面に当接及び退避させることによ
って基板を動かし位置を修正して垂直方向に揃えること
ができ、直積不良による2枚吸着を防止できる。
【0034】
【実施例】本発明の直積式基板供給装置の一実施例を図
1〜図4に基づいて説明する。
【0035】図1において、本実施例では、複数の基板
1がベース2上に垂直方向に直積され、直積されたこれ
らの基板1の端面を揃えるガイド3が上記の直積された
基板1の横ずれを防止すると共に基板収納部を構成し、
基板収納部から基板1を吸着して取り出す吸着パット4
がアーム5に取り付けられ、このアーム5が上下駆動手
段6によって上昇・下降し、この上下駆動手段6によっ
てアーム5が下降すると、アーム5に取り付けられた吸
着パット4が基板収納部で基板1を吸着する。
【0036】又、アーム5には、吸着パット4の吸着作
用を確認するための真空検知センサ9が取り付けられて
おり、この真空検知センサ9が真空を確認すると、アー
ム5の下降は停止する。上下駆動手段6によってアーム
5が上昇すると、吸着パット4は基板1を吸着して上昇
する。上下駆動手段6が上限まで上昇すると、上限リミ
ットスイッチ8が作動して、上下駆動手段6の上昇が停
止する。そして、吸着パット4の基板吸着作用が解除さ
れて、基板は、搬送するコンベア(基板搬送手段)7上
に載置される。
【0037】以上は従来例と同様であるが、本実施例で
は、上記に加えて、垂直方向に直積した基板1を水平面
に対して所定角度を付けて保持するための基板傾斜載置
手段10と、ガイド3を基板の端面に対して当接したり
退避したするよう往復運動させ、直積した基板1の端面
の位置が揃うようにする端面規制手段11と、アーム5
を揺動して、基板1の所定角度に傾ける揺動手段12
と、吸着パット4によってコンベア(基板搬送手段)7
上に載置された基板1の枚数を検出する2枚吸着検知セ
ンサ13と、吸着パット4によって2枚の基板1が重な
ってコンベア(基板搬送手段)7上に載置された場合
に、これらの2枚の基板1の上側の基板の搬送を前記コ
ンベア(基板搬送手段)7上で規制して下側の基板1の
みを通す基板通過規制部材14と、基板通過規制部材1
4に規制された前記上側の基板1を、ヘッド15′で、
前記コンベア(基板搬送手段)7から上方に持ち上げる
基板保留手段15と、2枚の基板1の下側の基板1が前
記基板通過規制手段14を通過したことを検出する通過
検出センサ17と、前記基板保留手段15による基板の
保留を検出する保留確認センサ16と、直積式基板供給
装置全体を制御する制御手段18とを有する。
【0038】次に、本実施例の動作を図2〜図4に基づ
いて説明する。
【0039】図2のフローチャートにおいて、本実施例
は、予め、基板1が、人手によって基板収納部に直積み
され、この基板収納部の底部にある基板傾斜載置手段1
0によって水平面に対して所定角度を付けて保持され、
ガイド3及びガイド3を往復運動させて垂直方向に直積
した基板1の端面に当接させたり退避させたりして、基
板の位置を修正する端面規制手段11によって端面が揃
えられている。そして、正常時には、ステップ#1で、
次工程から基板要求信号が来て、ステップ#2に進む。
【0040】ステップ#2で、コンベア7のレールが開
き、吸着パット4に吸着された基板1がレールの間を上
下に通過できる状態にして、ステップ#3に進む。
【0041】ステップ#3で、吸着パット4のエアー吸
引が開始され、ステップ#4に進む。
【0042】ステップ#4で、吸着パット4が取り付け
られているアーム5が揺動手段12に駆動されて揺動
し、アーム5に取り付けられている吸着パット4が、前
記基板収納部にある基板1の傾きと同じ傾きに傾き、ス
テップ#5に進む。
【0043】ステップ#5で、上下駆動手段6が、アー
ム5と吸着パット4とをコンベア7のレールの間を通っ
て下降させ、吸着パット4を基板1に接触させ、基板1
を吸着させて、ステップ#6に進む。
【0044】ステップ#6で、吸着パット4の吸着作用
の真空度を確認する真空検知センサ9が作動し、ステッ
プ#7に進む。
【0045】ステップ#7で、上下駆動手段6が停止
し、アーム5と吸着パット4とが停止して、ステップ#
8に進む。
【0046】ステップ#8で、上下駆動手段6が上昇
し、アーム5と吸着パット4とが上昇して、ステップ#
9に進む。
【0047】ステップ#9で、上限リミットスイッチ8
が作動し、ステップ#10に進む。
【0048】ステップ#10で、上下駆動手段6が停止
し、アーム5と吸着パット4とが停止して、ステップ#
11に進む。
【0049】ステップ#11で、コンベア7のレールが
閉じられ、ステップ#12に進む。
【0050】ステップ#12で、吸着パット4が取り付
けられているアーム6が揺動して、吸着パット4が水平
に戻り、ステップ#13に進む。
【0051】ステップ#13で、吸着パット4のエアー
吸引が終了し、基板1がコンベア7の閉じられたレール
上に載置され、ステップ#14に進む。
【0052】ステップ#14で、2枚吸着検知センサ1
3が、吸着パット4によってコンベア7上に載置された
基板の枚数を検出し、1枚であれば正常動作としてステ
ップ#15に進み、2枚であれば基板を規制・保留する
ために、ステップ#20に進む。
【0053】ステップ#15で、コンベア7の回転が開
始され、基板1を次工程に搬送し、ステップ#16に進
む。
【0054】ステップ#16で、次工程から基板受取信
号を受け、ステップ#17に進む。
【0055】ステップ#17で、コンベア7の回転が停
止し、ステップ#18に進む。
【0056】ステップ#18で、端面規制手段11がガ
イド3を往復運動させて、直積された基板1の端面の並
びを修正して垂直方向に揃えて、1サイクルの動作が完
了し、開始の状態に戻る。
【0057】本実施例の工程に、吸着ミスがあった場合
の基板規制・保留動作を図3、図4に基づいて説明す
る。
【0058】図4のフローチャートにおいて、ステップ
#14で、図3(1)に示すように、2枚吸着検知セン
サ13が、吸着ミスを検出し、検出信号を制御手段18
に送り、ステップ#20に進み、制御手段18が、各セ
ンサの検出信号に基づいて基板規制・保留動作を制御
し、ステップ#20以下の動作を制御する。
【0059】ステップ#20で、コンベア7の回転が開
始され、2枚重なった基板1が、基板通過規制部材14
の位置まで進み、ステップ#21に進む。
【0060】ステップ#21で、図3(2)、(3)に
示すように、基板通過規制部材14が、2枚重なった基
板1の上側の基板1の通過を規制し、下側の基板1のみ
を通し、ステップ#22に進む。
【0061】ステップ#22で、図3(4)に示すよう
に、通過検出センサ17が、前記の下側の基板1が基板
通過規制部材14を通過して所定位置に到達したことを
検出し、検出信号を制御手段18に送り、ステップ#2
3に進む。
【0062】ステップ#23で、図3(4)に示すよう
に、コンベア7の回転が停止し、ステップ#24に進
む。
【0063】ステップ#24で、図3(4)に示すよう
に、基板保留手段15のヘッド15′が上昇して、基板
通過規制部材14に通過を規制された前記の上側の基板
1をコンベア7から持ち上げ、ステップ#25に進む。
【0064】ステップ#25で、コンベア7の回転が開
始され、ステップ#22で基板通過規制部材14を通過
してコンベア7上に載置されていた基板1を次工程に搬
送し、ステップ#26に進む。
【0065】ステップ#26で、次工程から基板受取信
号を受け、ステップ#27に進む。
【0066】ステップ#27で、コンベア7の回転が停
止し、ステップ#28に進む。
【0067】ステップ#28で、図3(5)に示すよう
に、基板保留手段15が下降して、基板1をコンベア7
上に載置し、ステップ#29に進む。
【0068】ステップ#29で、保留確認センサ16
が、上記の保留完了を確認し、ステップ#30に進む。
【0069】ステップ#30で、次工程から基板受取信
号を受け、ステップ#31に進む。
【0070】ステップ#31で、コンベア7の回転が開
始され、保留中の基板1を次工程に搬送し、ステップ#
32に進む。
【0071】ステップ#32で、次工程から基板受取信
号を受け、ステップ#33に進む。
【0072】ステップ#33で、コンベア7の回転が停
止し、吸着ミスの修正を終了して、ステップ#34に進
む。
【0073】ステップ#34で、端面規制手段が直積基
板の端面の位置を修正して垂直方向に揃え、正規の状態
に戻る。
【0074】本発明の直積式基板供給装置は、上記の実
施例の限らず種々の態様が可能である。例えば、端面規
制手段は、2方向に設けることができる。各種センサの
位置と役割分担は目的に合わせて自由に設計できる。基
板通過規制部材は目的に合わせて自由に設計できる。基
板保留手段は目的に合わせて自由に設計できる。端面規
制手段や基板傾斜載置手段も目的に合わせて自由に設計
できる。
【0075】
【発明の効果】本発明の直積式基板供給装置は、2枚吸
着検知センサが、吸着ミスによる2枚吸着を検出し、基
板規制・保留システムを動作させ、基板規制・保留シス
テムが、同時に吸着された2枚の基板を規制して、1枚
を搬送し他の1枚を保留して、正常の場合と同様に、別
々に、次工程に搬送するので、2枚吸着ミスが発生して
も、次工程でのトラブル発生を防止できるという効果を
奏する。
【0076】又、本発明の直積式基板供給装置は、基板
収納部が、基板を水平面に対して所定角度を付けて直積
する基板傾斜載置手段を有するので、直積された各基板
が低い方向に滑って基板の端面が揃い、横ずれを防止で
きるだけではなく、基板吸着手段が、前記基板の所定角
度に合わせて傾斜して基板を吸着し持ち上げる揺動手段
を有するので、持ち上げる基板と、残る基板との間に滑
りが発生し、基板表面間の粘着力によって、2枚の基板
が持ち上げられることを防止できるという効果を奏す
る。
【0077】又、本発明の直積式基板供給装置におい
て、基板収納部の端面規制手段が、ガイドを、垂直に直
積した基板の端面に当接及び退避させることによって基
板を動かし基板の端面の位置を修正して垂直方向に揃え
ることができるので、基板を直積したとき、又は、基板
吸着手段が基板を吸着して持ち上げた際に、基板の端面
位置が不揃いになっても、基板を動かし位置を修正して
垂直方向に揃えることができ、直積不良による2枚吸着
を防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示す正面図であ
る。
【図2】図1のフローチャートである。
【図3】図1の基板通過規制部材の動作図である。
【図4】図3のフローチャートである。
【図5】従来例の全体構成を示す正面図である。
【図6】図5のフローチャートである。
【符号の説明】
3 ガイド 4 吸着パット 6 上下駆動手段 7 コンベア(基板搬送手段) 10 基板傾斜載置板 11 端面規制手段 12 揺動手段 13 2枚吸着検知センサ 14 基板通過規制部材 15 基板保留手段 16 保留確認センサ 17 通過検出センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を垂直方向に直積して保持する基板
    収納部と、前記基板収納部から基板を吸着して上方に取
    り出す基板吸着手段と、前記基板吸着手段を前記基板収
    納部に対して上下方向に移動する上下駆動手段と、前記
    基板吸着手段によって取り出された基板を載置して次工
    程に搬送する基板搬送手段とを有する直積式基板供給装
    置において、前記基板吸着手段によって取り出されて基
    板搬送手段上に載置された基板の枚数を判断し、2枚吸
    着を検知した場合に、前記基板搬送手段を起動すると共
    に、前記直積式基板供給装置に組み込まれた下記の基板
    規制・保留システムを動作させる2枚吸着検知センサを
    有し、この基板規制・保留システムにおいて、前記基板
    吸着手段によって2枚の基板が重なって前記基板搬送手
    段上に載置された場合に、これらの2枚の基板の上側の
    基板の搬送を前記基板搬送手段上で規制して下側の基板
    のみを通す基板通過規制部材と、前記2枚の基板の下側
    の基板が前記基板通過規制部材を通過したことを検出
    し、前記基板搬送手段を停止させる通過検出センサと、
    この基板搬送手段の停止後に、前記基板通過規制部材に
    規制されて前記基板搬送手段上に残った前記2枚の上側
    の基板を、前記基板搬送手段から上方に持ち上げ、先に
    前記基板通過規制部材を通過している前記基板を前記基
    板搬送手段が再起動して次工程に搬送後に、前記の持ち
    上げていた基板を前記基板搬送手段上に載置する基板保
    留手段と、この基板保留手段によって前記基板搬送手段
    上に再載置された基板を、位置確認すると共に、次回の
    基板搬送まで待機させる保留確認センサとを有すること
    を特徴とする直積式基板供給装置。
  2. 【請求項2】 基板を垂直方向に直積して保持する基板
    収納部と、前記基板収納部から基板を吸着して上方に取
    り出す基板吸着手段と、前記基板吸着手段を前記基板収
    納部に対して上下方向に移動する上下駆動手段と、前記
    基板吸着手段によって取り出された基板を載置して次工
    程に搬送する基板搬送手段とを有する直積式基板供給装
    置において、基板収納部は垂直方向に直積した基板を水
    平面に対して所定角度を付けて保持する基板傾斜載置手
    段を有し、基板吸着手段は前記基板と同じ角度まで揺動
    する揺動手段を有することを特徴とする直積式基板供給
    装置。
  3. 【請求項3】 基板収納部は、基板収納部の片側のガイ
    ドを垂直方向に直積した基板の片側の端面に当接及び退
    避させて、直積した基板の端面位置を修正して垂直方向
    に揃える端面規制手段を有する請求項1又は2に記載の
    直積式基板供給装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103771165A (zh) * 2014-02-17 2014-05-07 广州达意隆包装机械股份有限公司 一种纸板输送机构及输送方法
FR3058667A1 (fr) * 2016-11-14 2018-05-18 Jean Ferras Distributeur de plateaux
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