JPS6341320A - 匣鉢出し装置 - Google Patents

匣鉢出し装置

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JPS6341320A
JPS6341320A JP18309686A JP18309686A JPS6341320A JP S6341320 A JPS6341320 A JP S6341320A JP 18309686 A JP18309686 A JP 18309686A JP 18309686 A JP18309686 A JP 18309686A JP S6341320 A JPS6341320 A JP S6341320A
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JP
Japan
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sagger
lifter
saggers
group
boxing
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JP18309686A
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English (en)
Inventor
Akio Shibata
柴田 秋夫
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NIKKEI KK
Original Assignee
NIKKEI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本願発明は次に述べる問題点の解決を目的とする。
(産業上の利用分野) この発明は、タイル等の製品を
収容させた複数の匣鉢を積重ねて焼成した後に、その積
重ね状態の匣鉢群から製品を取出す匣鉢出し装置に関す
るもので、詳しくは焼成の際に溶着した匣鉢どうしを分
離させる機能を備えた匣鉢出し装置に関するものである
(従来の技術) この種の匣鉢出し装置は、製品搬出コ
ンベアと匣鉢搬出コンベアとの間に、タイル等の製品を
収容した匣鉢を複数積み重ねて成る匣鉢群を順次持上げ
るようにしてあるリフターを配設し、そのリフター上と
製品搬出コンベア上との間を往復移動する製品移送吸盤
とそのリフター上と匣鉢搬出コンベア上との間を往復移
動する匣鉢移送吸盤とを配設し、上記リフター上の匣鉢
群の最上段の匣鉢から製品移送吸盤で製品を吸着して製
品搬出コンベア上に移送し、製品取出後の最上段の空匣
鉢を匣鉢移送吸盤で吸着して匣鉢搬出コンベア上に移送
し、空匣鉢取出後リフターが上昇してリフター上の最上
段の匣鉢を一定高さに位置させるようになっている。と
ころが、タイル等の製品を焼成する場合には、一般に多
数の匣鉢を1〜2mの高さに積重ねる関係上匣鉢相互の
接触面に大きな圧力が作用し、しかも積重ね状態の匣鉢
群が高温度にさらされるので、焼成炉から取出した匣鉢
群の各上下の匣鉢が互いに若干溶着していることが多く
、その為単に最上段の匣鉢を匣鉢移送吸盤で吸着して持
上げるだけでは、下段の実匣鉢をも一体的に持上げて移
送する事態を招く問題点があった。
そこで上記問題点を解決する為に、特開昭57−294
13号公報に示されているように最上段の匣鉢をその下
の匣鉢から強制的に分離しなから匣鉢がら製品を取出す
ようにした匣鉢出し装置が提案されている。ところが、
この装置にあっては、リフター上に最上段から2枚目の
匣鉢の側面に当接する高さの壁板を立設すると共にその
壁仮に最上段の匣鉢の側面を受止める当て板を設け、リ
フター上に送り込んだ匣鉢群の側面を上記壁板に当接さ
せた後最上段の匣鉢の側面を押圧部材によって当て板方
向へ押すようにしであるので、複数の匣鉢群をリフター
上に送り込む場合に一列状態で搬送した複数の匣鉢群を
そのまま直列的にリフター上に送り込むことが困難で、
匣鉢群の送り込み手段が複数になる問題点があった。ま
た上記匣鉢群をリフター上へ直列的に送り込むようにし
たとしても、匣鉢群の最上段から2枚目の匣鉢が壁板に
当接しなくなるので、押圧部材が最上段の匣鉢を押して
もその匣鉢を下側の匣鉢から充分に分離し得ない問題点
があった。更にまた、上記装置にあっては、押圧部材が
水平方向へ進退して最上段の匣鉢に水平方向の押圧力の
みを作用させるようにしてあるので、その匣鉢を剪断力
のみによって下側の匣鉢から分離することになって極め
て大きな押圧力を必要とする問題点もあった。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は上記従
来の問題点を除き、複数の匣鉢群をリフター上へ直列的
に容易に送り込むことができしがちその場合匣鉢群の送
り込み位置が左右に多少ずれたときでも最上段の匣鉢を
その下側の匣鉢から確実に分離し得るようにした匣鉢出
し装置を提供しようとするものである。
本願発明の構成は次の通りである。
(問題点を解決する為の手段) 本願発明は前記請求の
範囲記載の通りの手段を講したものであってその作用は
次の通りである。
(作用) ストッパー体とプッシャー体とが後退してい
る状態でリフター上の存置予定空間に匣鉢群を送り込む
。次にストッパー体が前進してストッパー体の下段受止
面がりフタ−上の匣鉢群の最上段から2枚目の匣鉢の側
面に当接する。次にプッシャー体が前進してプッシャー
体の当接面が最上段の匣鉢の側面に当接してその匣鉢の
みを押圧移動させ、ストッパー体の下段受止面に当接さ
せる。次に製品移送体が最上段の匣鉢上の製品を支持し
て製品搬出コンベア上に載せ、その製品を製品搬出コン
ベアによって搬出する。次に匣鉢移送体が最上段の空匣
鉢を支持して匣鉢搬出コンベア上に載せ、その空匣鉢を
匣鉢搬出コンベアによって搬出する。リフターが上昇し
て匣鉢群を匣鉢1つ分の高さ寸法だけ上昇させる。
(実施例) 以下本願の実施例を示す図面について説明
する。1は焼成炉から取出された匣鉢群2を一列状態で
後述のりフタ−上に送り込む匣鉢送込コンベア(以下コ
ンベア1と記す)で、フレーム3に回転自在に支承させ
であるプーリ4にベルト5を懸回して構成しである。上
記匣鉢群2はタイル等の製品10を収容している匣鉢(
実匣鉢とも言う)2aを複数積重ねて構成してあり、そ
れらの匣鉢2a相互間は一般に焼成熱によって溶着して
いる。6は匣鉢群2を順次上昇させる為の匣鉢昇降装置
である。この匣鉢昇降装置6において、7は本体で、垂
直方向のガイドレール8を固着しである。9はガイドレ
ール8に上下動自在に取付けであるリフターで、上側に
は匣鉢群2を乗載する為の略水平な載置面9aが複数(
図面では3つ)形成しである。このリフター9は本体7
内に備えた電動又は流体圧によって作動する昇降機構(
図示省略)によって昇降されるようにしである。
上記リフター9は第1図、第2図に示すように上記コン
ベア1のベルト5.5間に下降し、リフター9の各i3
1置装9aがコンベア1による匣鉢群2の移送軌跡の下
側にその移送軌跡と同方向の一列状態で位置するように
してある。11はRW面9aの上方に形成しである存置
予定空間で、匣鉢群2を存置させ得る大きさに形成しで
ある。
次に、12は存置予定空間11に位置された匣鉢群2の
最上段の匣鉢2aを検出する匣鉢検出装置で、上記本体
7に取着しである光電管によって構成しである。13は
製品10を乗載して搬出する製品搬出コンベア(以下コ
ンベア13と記す)で、図示を省略したフレームによっ
て回転自在に支承されているプーリー14にベルト15
を懸回しであるヘルドコンベアの例を示している。16
は製品取出後の空の匣鉢2aを乗載して搬出する匣鉢搬
出コンベア(以下コンベア16と記す)で、図示を省略
したフレームによって回転自在に支承されている多数の
ローラ17から成るローラコンベアの例を示している。
上記コンベア13.16は上記コンベア1の送込方向に
対して直交する方向において上記各存置予定空間11を
挟む位置に3組配設しである。
次に、18は最上段の匣鉢2a上の製品IOと空になっ
た匣鉢2aを上記コンベア13.16上に取出す取出装
置である。この取出装置18において、1つは固定的な
フレーム、20はフレーム19に支持されているガイド
ロッドで、上記コンベア13.16の搬出方向と平行な
水平方向に配置されている。21はガイドロッド20に
摺動自在に取付けである移動体、22はフレーム19に
止着しである流体シリンダで、これのピストンロッド2
2aが移動体21に止着しであるブラケット23に連結
しである。24は移動体21に止着しである下向きの流
体シリンダ、25は流体シリンダ24のピストンロッド
24aに連結しである昇降枠で、移動体21に固着しで
あるガイドロフト26によって昇降自在に案内されてい
る。27は昇降枠25の一端部に吊杆28.28によっ
て上下動可能に吊下げられている製品移送体として例示
する下向きの吸盤で、空気吸引力によって製品10を吸
若保持するようにしてある。29は昇降枠25の他端部
に吊杆30.30によって上下動可能に吊下げられてい
る匣鉢移送体として例示する下向きの吸盤で、空気吸引
力によって空の匣鉢2aを吸着保持するようにしてある
。上記吸盤27.29は各存置予定空間11に対応する
ように3組設けてあり、一方の吸盤27をリフター9上
の最上段の匣鉢2a上に位置させると他方の吸盤29が
コンベア16の乗載面上に位置し、他方の吸盤29をリ
フター9上の最上段の匣鉢2a上に位置させると一方の
吸盤27がコンベア13の乗載面上に位置するようにし
てある。
次に、31はリフター9上の最上段の匣鉢2aを最上段
から2枚目の匣鉢2aから分離する匣鉢分離装置で、第
3図〜第7図に示すようにストッパー装置32とプッシ
ャー装置33とで構成しである。これらの装置32.3
3は各存置予定空間11に対応するように3組設けであ
る。上記ストッパー装置32において、34は上記フレ
ーム19に止着しである軸受35に支軸36を介して揺
動自在に取付けである揺動腕、37は揺動腕34の上端
に一体に設けであるストッパー体で、存置予定空間11
の一方側においてその存置予定空間11の匣鉢群2の側
面に向けて進退自在に配設しである。
上記ストッパー体37には存置予定空間11に存置され
た匣鉢群2の最上段から2枚目の匣鉢2aの側面に当接
可能な上段受止面37aとその匣鉢群2の最上段の匣鉢
2aの側面を受止可能な下段受止面37bを形成しであ
る。上記下段受止面37bは上段受止面37aよりも存
置予定空間11から遠ざかる側へ所定量後退した位置に
形成しである。38は揺動腕34に固着しである軸受、
39はフレーム19に固着しであるブラケット、40は
ブラケット39に支点ピン41を介して揺動自在に連結
しである流体シリンダで、そのピストンロッド40aは
上記軸受38に継手42及び連結ピン43を介して連結
しである。上記流体シリンダ40のヘッド側ピストン室
に供給する流体の流体圧は、上段受止面37aが最上段
から2枚目の匣鉢2aの側面に当接したときの押圧力P
が匣鉢群2を押し倒したり傾斜させない範囲内で最大値
になるように図示しない減圧弁等の圧力調節機器によっ
て調節しである。また流体シリンダ40の作動ストロー
クはりフタ−9上の匣鉢群2の位置に左右に多少のバラ
ツキがあっても上段受止面37aが匣鉢2aの側面に確
実に当接するように選定しである。上記ストッパー体3
7の後退位置は継手42とピストンロッド40aとの結
合度合のtA節によって設定しである。
次に、上記ブツシャ−装置33において、44.45は
フレーム19に固着しである軸受、46.47は軸受4
4.45に支点ピン45a、47aを介して揺動自在に
連結しである互いに平行な揺動レバー、48は揺動レバ
ー46.47の下端部に連結ビン46b、47bを介し
て連結しである揺動体、49は揺動体48の上端に一体
に設けであるプッシャー体で、存置予定空間11の他方
側においてその存置予定空間11の匣鉢群2の側面に向
けて水平を維持して進退自在に配設しである。上記プッ
シャー体49には存置予定空間11に存置された匣鉢群
2の最上段の匣鉢2aの側面にのみ当接可能な当接面4
9aを形成しである。50は揺動体48に固着しである
軸受、51はフレーム19に固着しであるブラケット、
52はブラケット51に支点ピン53を介して揺動自在
に連結しである流体ンリンダで、そのピストンロッド5
2aは上記軸受50に継手54及び連結ビン55を介し
て連結しである。
上記プッシャー体49の後退位置は継手54とピストン
ロッド52aとの結合度合の調節によって適宜設定しで
ある。また上記揺動レバー46.47は後退端に揺動さ
れた時点で略垂直又は下部が若干匣鉢群2側へ寄った傾
釘状態となるように配設し、プッシャー体49が前進さ
れるときプッシャー体49が円弧軌跡を描いて斜め上向
き方向へ移動するようにしてある。上記流体シリンダ5
2のヘッド側ピストン室に供給する流体の流体圧は、プ
ッシャー体49の当接面49aが最上段の匣鉢2aの側
面を押すときの押圧力が最上段の匣鉢2aをその下側の
匣鉢2aから分離するのに必要な大きさとなるように設
定しである。
上記構成のものにあっては、第1図に示すようにストッ
パー体37とプッシャー体49が後退端に位置され、か
つリフター9が第2図に仮想線で示す下降端に位置され
ている状態で、コンベア1が複数の匣鉢群2を一列状態
で移送し、それらの3つの匣鉢群2をリフター9上の3
つの載置面9aの真上に送り込み、この状態で再びコン
ベア1の作動が停止される。次に、リフター9が所定量
上昇してそのリフター9の各載置面9aが夫々コンペア
l上の匣鉢群2をす(い上げて載置面9a上に載せ、3
つの匣鉢群2を各存置予定空間11に夫々存置させる。
次に、匣鉢分離装置31の流体シリンダ40が作動して
ピストンロッド40aが突出し、これにより揺動腕34
が存置予定空間11側へ揺動してストッパー体37が前
進移動し、そのストッパー体37の上段受止面37aが
第4図に示すように最上段から2枚目の匣鉢2aの側面
に当接する。次に、流体シリンダ52が作動してピスト
ンロッド52aが突出し、これにより上記揺動レバー4
6.47が存置予定空間側へ揺動してプッシャー体49
が前進移動し、そのプッシャー体49の当接面49aが
上記リフター9上の最上段の匣鉢2aの側面に当接して
その匣鉢2aを押す。この場合、最上段から2枚目の厘
鉢2aは上記プッシャー体49にょる押圧方向の動きが
上段受止面37aによって■止されているので、上記プ
ッシャー体49による押圧力によって最上段の匣鉢2a
のみをストッパー体37側へ押圧移動させる。上記最上
段の匣鉢2aはその後ストツパ一体37の下段受止面3
7bに当接して所定位置に停止される。上記プッシャー
体49が前進移動する場合、そのプッシャー体49は水
平を維持した状態で円弧状の軌跡を描いて斜め上向きに
揺動するので、プッシャー体49が最上段の匣鉢2aの
側面に当接すると、そのプッシャー体49は円弧軌跡の
接線方向へ斜め上向きの押圧力Pを作用させ、その押圧
力Pによって匣鉢2aを押す。上記押圧力Pは水平方向
の分力P1と垂直方向の分力P2に分解される。この垂
直方向の分力P2は最上段の匣鉢2aをその匣鉢2a下
面のストッパー体37側端部の点0を支点にして上方へ
傾けて持上げるように作用し、また水平方向の分力P1
は最上段の匣鉢2aとその下側の匣鉢2aとの溶着面を
剪断するように作用する。上記垂直方向の分力P2は最
上段の匣鉢2aとその下側の匣鉢2aとの/8着面を分
離するとき極めて効果的に作用するので、本実施例の場
合には水平方向の分力P1のみにょる匣鉢2aの分離に
比べて小さい押圧力Pによって匣鉢2aを確実に分離す
ることができる。次に、流体シリンダ22のピストンロ
ッド22aが引込まれて吸盤27が存置予定空間11の
上方に位πされている状態で、流体シリンダ24が作動
して昇降枠25を下降させ、上記吸盤27を上記匣鉢群
2の最上段の厘鉢2a上に下降させる。このとき図示を
省略した真空発生器及び切換パルプが作動して吸盤27
に真空圧が作用し、上記匣鉢2a上の製品10を吸着す
る。次に、再び流体シリンダ24が作動して昇降枠25
及び吸!!27を上昇させ、その後流体シリンダ22が
作動して移動体21をコンベア13側へ移動させ、吸盤
29が上記最上段の空の匣鉢2a上方に移動される。次
に、流体シリンダ24が再び作動して昇降枠25を下降
させ、これにより吸盤29は最上段の空の匣鉢2a上に
下降され、吸盤27はコンベヤ13上に下降される。こ
のとき上記吸盤29に真空圧が作用して空の匣鉢2aを
吸着し、また吸盤27の真空圧が遮断されて上記製品1
0をコンベア13上に釈放する。次に、流体シリンダ2
4が再び作動し、吸盤27が空のまま上昇すると共に吸
盤29が空匣鉢2を把持して持上げる。次に、再び流体
シリンダ22が作動して移動体21をコンベア16側へ
移動させて吸盤29を存置予定空間11上方に位置させ
る。次に、光電管等の匣鉢検出装置12が最上段の匣鉢
2aが取出されたことを検出すると、リフター9が上昇
して匣鉢群2を上昇させ、次にそのリフター9上の最上
段の匣鉢2aを匣鉢検出装置12が検出すると、上記リ
フター9の上昇を停止させ、また流体シリンダ24が作
動して昇降枠25を下降させて吸盤27を次の最上段の
匣鉢2a上に下降させると共に吸盤29をコンベア16
上に下降させる。次に、上記吸盤29の真空圧が遮断さ
れて匣鉢2aをコンベア16上に釈放し、また吸盤27
内に真空力が作用し、匣鉢2a上の製品10を保持する
。上記作動を繰り返すことによって匣鉢群2の匣鉢2a
と製品10を1頃次取出して搬出できる。
第8図はプッシャー体の異なる例を示すもので、プッシ
ャー体49eの当接面49aeにウレタンゴム等の弾性
体80を貼着し、プッシャー体49aeが匣鉢’lae
に当接するときの衝撃をやわらげ、匣鉢2aeの破損を
防止すると共に騒音を低減するようにしたものである。
なお、機能上前図のものと同−又は均等構成と考えられ
る部分には、前回と同一の符号にアルファへ、トのeを
付して重複する説明を省略した。
(また、次回のものにおいても順次同様の考えでアルフ
ァヘットのfを付して重複する説明を省略する。) 第9図はプッシャー体の異なる例を示すもので、プッシ
ャー体49「の当接面49afを垂直面に対して0〜3
0度の範囲で上向きの傾斜面を形成し、当接面49af
が匣鉢2afの側面に当接すると、傾斜面がその匣鉢2
afに上向きの力を作用させて匣鉢2afの分離効果を
高めるようにしたものである。
上記実施例ではりフタ−上に3つの匣鉢群を載せ、それ
らの匣鉢群に対応してストッパー体とプッシャー体を夫
々3組配設しであるが、大型の流体シリンダーを利用す
ることによって複数の匣鉢群に対して一対のストッパー
体とプッシャー体で構成しても良い。
(発明の効果) 以上のように本発明にあっては、タイ
ル等の製品10を収容している複数の厘鉢2aを積重ね
て成る匣鉢群2をリフター7上に送り込む場合、ストッ
パー体37とプッシャー体49を後退させてリフター7
上の匣鉢群の存置予定空間11から離間させておくこと
ができるので、匣鉢群2をリフター7上の存置予定空間
11にストッパー体37とブソンヤ一体49間に対面す
る方向から容易に送り込むことができ、その結果複数の
匣鉢群をリフター上に送り込む場合でも一列状態で搬送
して来た複数の匣鉢群をそのまま直列的にリフター7上
に送り込むことができ、匣鉢群2の送り込みを箇隼な装
置で行うことができる。
また上記のように匣鉢群2をリフター7上の存置予定空
間11にストッパー体とプッシャー体間に対面する方向
から容易に送り込み得るようにしたものであっても、ス
トッパー体37をリフター7上の匣鉢群の側面に対して
進退させて自体の上段受止面37aを最上段から2枚目
の匣鉢の側面に当接させ、プッシャー体49をリフター
7上の匣鉢群の側面に対して進退させて自体の当接面を
492を最上段の匣鉢の側面に当接させるようにしてあ
るので、リフター上に送り込んだ匣鉢群の位置が左右方
向へ多少ずれている場合でも、最上段の匣鉢を最上段か
ら2枚目の匣鉢に対して確実に横移動させることができ
、これにより匣鉢どうしが溶着していても最上段の厘鉢
を確実に分離できてその匣鉢の取出し作業を安定させる
ことができる。
また本発明にあっては、プッシャー体49を斜め上向き
方向へ進退自在に支持させ、当接面49aが最上段の匣
鉢の側面に当接したときその匣鉢に対して上方への持上
刃を作用させるようにすれば、最上段の厘鉢をその下の
匣鉢から分離する場合匣鉢に対するプッシャー体の押圧
力による分離効果を高めることができ、匣鉢分離に要す
るプソンヤ一体49の押圧力を小さくして省エネ化を図
ることができる。
また本発明にあっては、プッシャー体49の当接面49
aを垂直面に対して所定角度上向きに傾斜した状態に形
成し、当接面49aが最上段の匣鉢の側面に当接したと
きその当接面が匣鉢に対して上方へ持上刃を作用させる
ようにすれば、上記と同様にプッシャー体の押圧力を小
さくして省エネ化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 図面は本願の実施例を示すもので、第1図は一部を断面
にして示す正面図、第2図はn−n線断面図、第3図は
第2図の要部拡大図、第4図は第3図の作動状態を示す
図、第5図はV−V線断面図、第6図はv+−vr線断
面図、第7図は■−■線断面図、第8図はプッシャー体
の異なる例を示す部分図、第9図はプッシャー体の別の
異なる例を示す部分図。 2・・・匣鉢群、2a・・・匣鉢、7・・・リフター、
11・・・存置予定空間、37・・・ストッパー体、3
7a・・・下段畳上面、37b・・・下段受止面、49
・・・プッシャー体、49a・・・当接面。 第1図 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)タイル等の製品を収容している匣鉢を複数積重ね
    て成る匣鉢群を順次持上げるようにしてあるリフターと
    、上記リフターの側方に配設され、かつ上記匣鉢内の製
    品のみを乗載して搬出するようにしてある製品搬出コン
    ベアと、上記リフターの側方に配設され、かつ上記匣鉢
    を乗載して搬出するようにしてある匣鉢搬出コンベアと
    、上記リフター止部と上記製品搬出コンベア上部との間
    を往復移動し、リフター上の最上段の匣鉢の製品を製品
    搬出コンベア上に移載させるようにしてある製品移送体
    と、上記リフター上部と上記匣鉢搬出コンベア上部との
    間を往復移動し、リフター上の最上段の空匣鉢を匣鉢搬
    出コンベア上に移載させるようにしてある匣鉢移送体と
    を備えている匣鉢出し装置において、上記リフター上に
    乗載されるべき匣鉢群の存置予定空間の一方側にはスト
    ッパー体を上記存置予定空間に存置されるべき匣鉢群の
    側面に向けて進退自在に配設し、上記ストッパー体には
    上記存置予定空間に存置された匣鉢群の最上段から2枚
    目の匣鉢の側面に当接させ得るようにしてある下段受止
    面と上記存置予定空間に存置された匣鉢群の最上段の匣
    鉢の側面を受止め得るようにしてある上段受止面とを備
    えさせ、上記上段受止面は上記下段受止面よりも上記存
    置予定空間から遠ざかる側へ所定量後退した位置に形成
    してあり、上記存置予定空間の他方側にはプッシャー体
    を上記存置予定空間の側面に向けて進退自在に配設し、
    上記プッシャー体には上記存置予定空間に存置された匣
    鉢群の最上段の匣鉢の側面にのみ当接させ得るようにし
    てある当接面を備えさせてあることを特徴とする匣鉢出
    し装置。
  2. (2)タイル等の製品を収容している匣鉢を複数積重ね
    て成る匣鉢群を順次持上げるようにしてあるリフターと
    、上記リフターの側方に配設され、かつ上記匣鉢内の製
    品のみを乗載して搬出するようにしてある製品搬出コン
    ベアと、上記リフターの側方に配設され、かつ上記匣鉢
    を乗載して搬出するようにしてある匣鉢搬出コンベアと
    、上記リフター上部と上記製品搬出コンベア上部との間
    を往復移動し、リフター上の最上段の匣鉢の製品を製品
    搬出コンベア上に移載させるようにしてある製品移送体
    と、上記リフター上部と上記匣鉢搬出コンベア上部との
    間を往復移動し、リフター上の最上段の空匣鉢を匣鉢搬
    出コンベア上に移載させるようにしてある匣鉢移送体と
    を備えている匣鉢出し装置において、上記リフター上に
    乗載されるべき匣鉢群の存置予定空間の一方側にはスト
    ッパー体を上記存置予定空間に存置されるべき匣鉢群の
    側面に向けて進退自在に配設し、上記ストッパー体には
    上記存置予定空間に存置された匣鉢群の最上段から2枚
    目の匣鉢の側面に当接させ得るようにしてある下段受止
    面と上記存置予定空間に存置された匣鉢群の最上段の匣
    鉢の側面を受止め得るようにしてある上段受止面とを備
    えさせ、上記上段受止面は上記下段受止面よりも上記存
    置予定空間から遠ざかる側へ所定量後退した位置に形成
    してあり、上記存置予定空間の他方側にはプッシャー体
    を上記存置予定空間の側面に向けて進退自在に配設し、
    上記プッシャー体には上記存置予定空間に存置された匣
    鉢群の最上段の匣鉢の側面にのみ当接させ得るようにし
    てある当接面を備えさせ、さらにプッシャー体をその当
    接面が最上段の匣鉢の側面に当接するとき斜め上向き方
    向へ前進するように支持させてあることを特徴とする匣
    鉢出し装置。
  3. (3)プッシャー体の当接面を当接面が最上段の匣鉢の
    側面に当接するとき垂直面に対して所定角度上向きの傾
    斜面となるように形成してあることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載の匣鉢出し装置。
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