JPH02155241A - リードフレームの送出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はリードフレームの送出装置に係り、スタッカー
から搬送路へ、装置の運転を停止することなく連続的に
リードフレームを補充できるようにしたものである。

（従来の技術） リードフレームに電子部品を実装する電子部品実装手段
において、リードフレームはスタッカーにべた積して収
納されており、これを−枚づつ搬送路に転送し、この搬
送路によりリードフレームをピッチ送りしながら、移送
ヘッドにより一定ピッチ毎に電子部品を実装するように
なっている。

このようにスタフカーのリードフレームを搬送路に転送
するリードフレームの送出装置として、特開昭６１−２
９１３４号公報に示されるものが知られている。このも
のは、搬送路の側方にスタッカーを配設して構成されて
おり、転送装置の吸着パッドをスタッカーと搬送路の間
を往復させて、スタッカーにべた積されたリードフレー
ムを上から１枚づつ吸着して搬送路に転送するようにな
っている。またこのようにリードフレームが上から１枚
づつ転送されると、リードフレームの上面は次第に下降
し、吸着パッドによる吸着が困難もしくは不能になるの
で、べた積されたリードフレームをリフターにより下か
ら支持し、このリフターを転送の進行に合わせて徐々に
上昇させることにより、リードフレームの上面が一定の
高さを保持するようになっている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら上記従来装置は、スタッカーのリードフレ
ームが無くなると、その都度装置の運転を停止して、リ
ードフレームをスタッカーに補充せねばならなかったた
め、実装能率があがらない問題があった。

したがって本発明は、装置の運転を停止することなく、
スタッカーへのリードフレームの補充を行うことができ
る手段を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段） このために本発明は、リードフレームのスタッカーと、
リードフレームを移送ヘッドへ向ってピッチ送りする搬
送路と、スタッカーと搬送路の間を往復して、このスタ
ッカーにべた積されたリードフレームを一枚づつ吸着し
て搬送路へ転送する吸着パッドを備えた転送装置と、べ
た積されたリードフレームを下から支持するリフターと
、べた積されたリードフレームが上記吸着パッドにより
上から順に搬送路に転送されることにより、その上面が
所定高さまで低下したことを検出する検出器と、この検
出器の検出信号により、上記リフターを上昇させて、リ
ードフレームの上面の高さを初期高さまで復帰させる昇
降装置と、リフターが上記上昇を複数回繰り返すことに
より、リフターが所定高さまで上昇したことを検出する
検出装置と、この検出装置の検出信号により作動して、
スタッカーに残存するリードフレームを下から支持する
リードフレームの落下防止部材を備えた落下防止装置と
からリードフレームの送出装置を構成している。

（作用） 上記構成において、スタッカーのリードフレームは、上
から１枚づつ吸着パッドに吸着されて搬送路へ転送され
、この搬送路によりピッチ送りされて、移送ヘッドによ
り電子部品が一定ピッチ毎に実装される。このようにし
てリードフレームが上から一枚づつ搬送路に転送される
にしたがい、ストッカー内のリードフレームの上面が所
定高さまで低下すると、検出器がこれを検出し、その検
出信号によりリフターはリードフレームの目減り分だけ
上昇し、リードフレームの上面の高さを初期高さに復帰
させる。かかる動作が繰り返されて、ストッカー内のり
−ドフレームの残存量が少なくなると、リフターの位置
は次第に高くなるが、リフターが所定高さまで上昇した
ことを検出装置が検出すると、その検出信号により落下
防止装置が作動して、スタッカーに残存するリードフレ
ームを下から支持する。そこでリフターを下降させ、リ
フターの上にリードフレームを補充するが、その間も、
吸着パッドによるリードフレームの転送作業は停止する
ことな（続行される。そして補充作業が終了したならば
、リフターを上昇させて、これに補充されたリードフレ
ームの上面を、落下防止装置に支持されたリードフレー
ムの下面に接近させるとともに、落下防止装置によるリ
ードフレームの支持状態を解除し、以後、すべてのリー
ドフレームをリフターにより支持し、上記動作を繰り返
す。

（実施例） 次に、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。

第１図において、１はリードフレームＬＦをぺた積して
収納するスタッカーであって、左右一対のフレームｌａ
、ｌｂを立設して成っている。２はリードフレームＬＦ
の搬送路であって、左右一対のレール２ａ、２ｂから成
っている。

レール２ａ、２ｂは、スタッカー１に収納されたリード
フレームＬＦの上面と同一もしくは略同−高さに、かつ
フレームｌａ、ｌｂの延長ｂｉ上にこれと平行に配設さ
れており、スタッカー１から転送されたリードフレーム
ＬＦを、移送ヘッド３へ向って間欠的にピッチ送りし、
移送へ゛ラド３により、ピッチをおいて電子部品が実装
される。４はリードフレームＬＦのクランプ部材である
。

５ａ、５ｂはフレームｌａ、ｌｂの支持板であって、支
持部材６ａ、６ｂ上に配設されている。７は支持部材６
ａ、６ｂ上に設けられたガイドレール、８は支持板５ａ
、５ｂの下面に設けられて、このガイドレール７に嵌合
する嵌合材であり、支持板５ａ、５ｂに装着されたプレ
ート１ａ、ｌｂは、ガイドレール７に沿って横方向Ｎに
摺動し、リードフレームＬＦの品種変更によりその巾寸
法が変るときには、これに対応して、フレームｌａ、ｌ
ｂの間隔を調整できるようになっている。なおこの巾寄
せ手段については、後に第３図を参照しながら詳述する
。

１１ａ、ｌｌｂは横長の板体から成るリフターであって
、昇降子１２ａ、１２ｂに装着されており、上記フレー
ムｌａ、ｌｂの内面に沿って配設されている。１３はリ
フター１１３，１１ｂの昇降装置であって、モータ１４
、タイミングベルト１５によりこのモータ１４に駆動さ
れる送りナンド１６、この送りナンド１６に螺着された
垂直な送りねじ１７、送りねじ１７の上端部に装着され
た支持プレー！・１８、支持プレート１８から直立する
シャフト１９等から成っている。シャフト１９は上記支
持板５ａ、５ｂを貫通して、その上端部には上記昇降子
１２ａ、１２ｂが装着されており、モータ１４が駆動す
ると、リフター１１ａ、ｌｌｂはプレートｌａ、ｌｂの
内面に沿って昇降する。シャフト１９の下端部にはベア
リング９が軸着されている。このベアリング９は支持プ
レート１８上に接地しており、フレームｌａ、ｌｂの巾
寄せ時には、支持プレート１８上を転動する。２ｏは支
持プレート１８に垂設されて、この支持プレート１８と
一緒に昇降するロッドであって、固定プレート２１を貫
通し、支持プレート１８の昇降をガイドする。２２はこ
のロッド２ｏの下端部に設けられた受光素子、２３はロ
ッド２゜の側方に配設された発光素子であって、後に詳
述するように、リードフレームＬＰを支持するリフター
１１２，ｌｌｂが所定高さまで上昇したことを検出する
検出装置となっている。１゜は受光素子２２に接続され
たブザーやランプのような報知装置である。

２６．２７はリードフレームＬＦの落下防止装置として
のシリンダーであって、上記プレート１ａ、１ｂの上部
背面に設けられている。２８はプレート１ａ、１ｂの上
部にこれに沿って複数個並設されたリードフレームＬ　
Ｆの落下防止部材であって、シリンダー２６．２７のロ
ッドに連結されており、シリンダー２６．２１が駆動す
ることにより、フレームｌａ、ｌｂの内方に進入してリ
ードフレームＬＦを下から支持する。部分拡大図（ａ）
において、２９はプレー）ｌａ、ｌｂＯ上縁部に形成さ
れた切欠部であり、落下防止部材２８はこの切欠部２９
から突没する。

３０はリードフレームＬＦの転送装置であって、リード
フレームＬＦを吸着する吸着パッド部３１と、この吸着
パッド部３１をスタッカー１と搬送路２の間を往復させ
る往復移動装置３２から成っている。吸着パッド部３１
は、平板３３に吸着パッド３４を複数個垂設して成って
おり、吸着パッド３４の下端部にリードフレームＬＦを
吸着する。往復移動装置３２は、搬送路２と平行に配設
されたガイド体３５から成っている。上記平板３３は、
モータ３６に駆動されて、このガイド材３５に設けられ
た送りねじ３５ａに沿って摺動する摺動板３７の前面に
、垂直方向のガイド材３８．３９を介して装着されてお
り、モータ３６が駆動すると、吸着パッド部３１はスタ
ッカー１と搬送路２の間を往復する。４０は吸着パッド
部３１の昇降駆動用モータ、４１はこのモータ４０に駆
動されるカム、４２は平板３３に立設された支柱４３に
装着されたカムフォロアであり、またスタッカー１内の
リードフレームＬＦを吸着するときや、吸着したリード
フレームＬＦを搬送路２に着地させるときは、モータ４
０が駆動して吸着バッド３４はわずかに昇降する０部分
拡大図（ｂ）において、２４ａ、２４ｂ及び２５ａ、２
５ｂは、プレートｉａ、ｌｂの上部に設けられた発光素
子と受光素子であり、一方の画素子２４ａ、２４ｂは、
リードフレームＬＦの上面が所定高さまで下降したこと
を検出する第１の検出器を、また他方の画素子２５ａ、
２５ｂは、リフター１１８．１１ｂが所定高さまで上昇
したことを検出する第２の検出器を構成している。

次に第１図と第３図を参照しながら、フレームｌａ、ｌ
ｂとレール２ａ、　　２ｂの巾寄せ装置を説明する。

４５ａ、４５ｂはレール２ａ、２ｂの支持材であって、
その両側部には水平な送りねじ４６゜４７が貫通してい
る。この送りねじ４６．４７には、右ねし４６ａ、４７
ａと左ねじ４６ｂ。

４７ｂが形成されており、それぞれ各支持材４５ａ、４
５ｂに装着された送りナツト４８に螺合している。４９
は送りねじ４７の駆動用モータであって、その回転はタ
イミングベルト５０を介して他方の送りねじ４６にも伝
達される。

５１．５２は送りねじ４６．４７の軸受は部材である。

スタッカー１の上記支持板５ａ、５ｂにも送りねじ５３
．５４が貫通しており、それぞれの右ねじ５３ａ、５４
ａ及び左ねじ５３ｂ。

５４ｂは、支持板５ａ、５ｂに装着された送りナツト５
５に螺合している。またモータ４９の回転は、タイミン
グベルト５６．５７を介して各送りねし５３．５４に伝
達される。

この中寄せ装置は上記のような構成より成り、リードフ
レームＬＦの品種変更にともない、その巾寸法が変るの
に対応するために、フレームｌａ、ｌｂやレール２ａ、
２ｂの間隔を調整するときは、モータ４９を駆動する。

するとフレームｌａ、ｌｂやレール２ａ、２ｂは横力向
Ｎに摺動し、これらの間隔を調整する。このように本装
置は、プレートｌａ、ｌｂの延長線上に、これらと平行
にレール２ａ、２ｂを配設しているので、フレームｌａ
、ｌｂとレー）Ｌｔ’ｌａ、２ｂの両者の中寄せを、同
一のモータ４９の駆動により簡単に行うことができ、ま
た両者の巾寄せを同一のモータ４９の駆動により行うこ
とにより、巾寄せに伴って、両者に相対的な位置ずれが
生じるのを防止できる。

次に、長さの短いリードフレームを、スタッカー１の前
部へ収納するための手段を説明する。

６０はスタッカー１の下部に配設されたシリンダー、６
１はこのシリンダー６０のロッドに連結されたシャフト
、６２はこのシャフト６１の先端部にピン６３により回
転自在に軸着されたレバー、６４はこのレバー６２に立
設されたボールである。このポール６４は、常時は側方
位置く第３図実線位置）にある。スタッカー１内におけ
るリードフレームＬＦの位置基準辺はその前辺（搬送路
２に相対する辺）であり、したがってリードフレームＬ
Ｆは寸法の大小にかかわらず、その前辺が所定位置に位
置していなければならない、しかしながらリードフレー
ムＬＦが長さの短いものに品種変更された場合、フレー
ムｌａ、ｌｂの間隔は狭いので、リードフレームＬＦを
フレームｌａ、ｌｂの前部まで手で押し込んで、前辺を
所定位置に位置決めすることは困難である。したがって
かかる場合、リードフレームＬＦをフレームｌａ、ｌｂ
の手前側（第１図において左側）に入れたうえで、ポー
ル６４をビン６３を中心に回転させてリードフレームＬ
Ｆの後方に移動させ（第３図破線位置参照）、次にシリ
ンダー６０のロッドを退行させることにより、ボール６
４を前方へ移動させ、ポール６４によりリードフレーム
ＬＦをスタッカー１の前部まで押し込むものである。

第１図において、６５は、フレーム１ａの上方に設けら
れたリードフレームＬＰの押圧装置であって、シリンダ
６６と、そのロッドの先端部に装着された押圧部材６７
から成っている。

このものは、吸着パッド部３４がリードフレームＬＦを
ピックアップする際に、誤って２枚以上のリードフレー
ムＬＦがピックアップされないように、上部の複数枚の
リードフレームＬＦを側方から押圧して、これらのリー
ドフレームＬＦを上凸状に湾曲させ、ピックアップされ
るべき最上段のリードフレームＬＦを、２段目以下のリ
ードフレームＬＦと強制的に分離させるものである。

第２図（ｉ）〜（Ｖ）は、スタッカー付近を動作順に簡
略に示すものであり、次にこの図を併せて参照しながら
、本送出装置の全体の動作の説明を行う。

第２図（ｉ）に示す状態において、リードフレームＬＦ
はスタッカー１に多数ぺた積されており、最上段のリー
ドフレームＬＦは、吸着パッド部３１の吸着パッド３４
に吸着されて、搬送路２へ１枚づつ転送される。転送さ
れたリードフレームＬＦは、搬送路２上を移送へラド３
へ向ってピッチ送りされ、移送ヘッド３により一定ピッ
チ毎に電子部品が実装される。このようにして、スタッ
カー１内のリードフレームＬＦが１枚づつ搬送路２へ転
送されると、その上面りは次第に下降し、吸着パッド３
４による吸着が不能になる。なお吸着パッド３４にはス
プリング４４（第２図（ｉ）参照）が装着されており、
若干の高さの変動は吸収できるようになっている。そこ
でリードフレームＬＦの上面りが所定高さまで下降した
ことを検出器２４ａ。

２４ｂが検出すると、その検出信号によりモータ１４が
駆動し、リフター１１３．ｌｌｂをリードフレームＬＦ
の目減り分だけ若干上昇させて、リードフレームＬＦの
上面が初期高さに達するまで持ち上げる。

かかる動作を繰り返すうちに、スタッカー１内のリード
フレームＬＦの残量は次第に少くなり、リフター１１ａ
、ｌｌｂの位置は次第に高くなる。そこでリフター１１
８．ｌｌｂと一体的に上昇するロッド２０の受光素子２
２が、発光素子２３の高さまで達すると、受光素子２２
の検出信号によりシリンダー２６．２７のロッドが突出
し、落下防止部材２８がフレームｌａ。

１ｂの内方に突出して、残り少くなったリードフレーム
ＬＦを下部から支持するとともに（第２図（ｉｉ　）参
照）、報知装置１０により、作業者にリードフレームＬ
Ｐの残量が少なくなったことを報知する。そこで作業者
はリフター１ｌａ、ｌｌｂを下降させ、リフター１１２
，１１ｂ上にリードフレームＬＦを手作業により補充す
る（第２図（ｉｉｉ　）参照）、このリフター１１ａ、
ｌｌｂの下降は、別途センサーを設けて自動的に行って
もよく、あるいは作業者がモータ１４を手動操作して逆
回転させることにより行ってもよい、その間、スタッカ
ー１に残存するリードフレームＬＦの落下は、落下防止
部材２８により防止されており、吸着パッド部３１によ
るリードフレームＬＦの転送作業は、停止することはな
（続行されている。

次にリードフレームＬＦの補充が終えたならば、モータ
１４を正方向へ回転させてリフター１１ａ、ｌｌｂを上
昇させ、その上のリードフレームＬＰの上面が落下防止
部材２８まで達すると（第２図（ｉｖ）参照）、第２の
検出器２５ａ、２５ｂによりこれが検出され、その検出
信号により、シリンダ２６．２７は駆動して落下防止部
材２８はスタッカー１内へ退去し、以後、すべてのリー
ドフレームＬＦはリフター１ｌａ。

１１ｂに支持されて、上記と同様の動作が操り返される
（第２図（Ｖ）参照）。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は、リードフレームのスタッ
カーと、リードフレームを移送ヘッドへ向ってピッチ送
りする搬送路と、スタッカーと搬送路の間を往復して、
このスタッカーにべた積されたリードフレームを一枚づ
つ吸着して搬送路へ転送する吸着パッドを備えた転送装
置と、べた積されたリードフレームを下から支持するリ
フターと、べた積されたリードフレームが上記吸着パッ
ドにより上から順に搬送路に転送されることにより、そ
の上面が所定高さまで低下したことを検出する検出器と
、この検出器の検出信号により、上記リフターを上昇さ
せて、リードフレームの上面の高さを初期高さ、まで復
帰させる昇降装置と、リフターが上記上昇を複数回繰り
返すことにより、リフターが所定高さまで上昇したこと
を検出する検出装置と、この検出装置の検出信号により
作動して、スタッカーに残存するリードフレームを下か
ら支持するリードフレームの落下防止部材を備えた落下
防止装置とからリードフレームの送出装置を構成してい
るので、スタッカーにリードフレームを補充すべくリフ
ターを下降させている間は、スタッカーに残存するリー
ドフレームを落下防止部材により支持して、転送装置に
よる転送作業を続行できるものであり、したがって装置
の運転をまったく停止することなく、スタッカーへのリ
ードフレームの補充を行うことができ、ひいては移送ヘ
ッドによる実装作業も停止することなく連続して行うこ
とができるので、それだけ実装能率をあげることができ
る。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示すものであって、第１図はリー
ドフレームの送出装置の斜視図、第２図（ｉ）　、　（
ｉｉ）　、　（ｉｉｉ）　、　（ｉｖ）　、　（ｖ）は
動作順を示す要部背面図、第３図は巾寄せ手段の平面図
である。 １・・・スタッカー ｌａ、ｌｂ・・・フレーム ２・・・搬送路 ３・・・移送ヘッド １１２．１１ｂ・・・リフター １３・・・昇降装置 ２２．２３・・・検出装置 ２４ａ、２４ｂ・・・検出器 ２６゜ ２８　・ ３０　・ ３４　・ ＬＦ　　・ ・・・落下防止装置 落下防止部材 転送装置 吸着パッド リードフレーム

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. リードフレームのスタッカーと、リードフレームを移送
   ヘッドへ向ってピッチ送りする搬送路と、スタッカーと
   搬送路の間を往復して、このスタッカーにべた積された
   リードフレームを一枚づつ吸着して搬送路へ転送する吸
   着パッドを備えた転送装置と、べた積されたリードフレ
   ームを下から支持するリフターと、べた積されたリード
   フレームが上記吸着パッドにより上から順に搬送路に転
   送されることにより、その上面が所定高さまで低下した
   ことを検出する検出器と、この検出器の検出信号により
   、上記リフターを上昇させて、リードフレームの上面の
   高さを初期高さまで復帰させる昇降装置と、リフターが
   上記上昇を複数回繰り返すことにより、リフターが所定
   高さまで上昇したことを検出する検出装置と、この検出
   装置の検出信号により作動して、スタッカーに残存する
   リードフレームを下から支持するリードフレームの落下
   防止部材を備えた落下防止装置とから成ることを特徴と
   するリードフレームの送出装置。