JP2016069175A - シート供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シート3が上昇する昇降路23を有し、シート3を枚葉印刷機2(シート処理装置)に供給するシート供給部5を備える。昇降路23を含むシート供給部5の内部空間Sへの進入を許容する進入開口15を有する。昇降路23の上部領域23cと下部領域23aとの間の中間部23bに出し入れされる落下防止部材33と、落下防止部材33を昇降路23内の作動位置と昇降路23から退避する退避位置との間で移動させる落下防止部材駆動装置26とを備える。落下防止部材33の位置を検出する第1の検出手段51と、進入開口を通過する物体を検出する第2の検出手段52とを備える。落下防止部材33が作動位置に位置していない状態で第2の検出手段52が物体を検出したときにシート供給部5の動作を不能とし、落下防止部材33が作動位置に位置付けられている状態においては、シート供給部5の動作を可能とする制御装置を備えた。
【選択図】 図1
Description
このため、落下防止部材を作動位置に位置付けることにより、下部領域内の物体と落下物との衝突を避けることができるから、運転中であっても下部領域にアクセスすることが可能になる。したがって、本発明によれば、落下防止部材が作動位置に位置付けられている状態においては、下部領域内に物体が進入したとしてもシートの供給が停止することはないから、生産性を落とすことなく落下物との衝突を避けることができるシート供給装置を提供することができる。
図1に示すシート供給装置1は、枚葉印刷機に付属した装置であり、枚葉印刷機の印刷装置2に被印刷媒体としてのシート3を供給するものである。この実施の形態においては、印刷装置2によって、本発明でいう「シート処理装置」が構成されている。
昇降路23は、上述した積載板11が通ることが可能な広さを有し、床面とシート供給部5の最上部との間で上下方向に延びている。そして昇降路23は、シート供給部5の内部空間Sに含まれている。シート供給部5は、上述した進入開口15を除いて図示していない壁部材によって囲まれている。すなわち、進入開口15は、昇降路23を含むシート供給部5の内部空間Sへの進入を許容する唯一の開口である。この実施の形態による進入開口15は、シート供給部5の下部であって、昇降路23の下部領域23aと対応する部位に形成されている。
このパイル昇降モータ21が積載台16を上昇させることにより、積載されたシート3が積載台16および積載板11とともに昇降路23内を上昇する。この実施の形態においては、このパイル昇降装置22によって、請求項2記載の発明でいう「昇降駆動装置」が構成されている。
この実施の形態による落下防止装置26は、図3および図4に示すように、水平方向に延びる板状の落下防止部材33と、この落下防止部材33を前後方向(図3および図4においては左右方向)に移動させる落下防止部材駆動装置34などを備えている。
連結ロッド37は、軸受部材40を貫通して前後方向に水平に延びている。軸受部材40は、連結ロッド37を移動自在に支持する機能を有し、シート供給部5の左右方向に延びる板状支持部材41に固定されている。板状支持部材41は、図5および図6に示すように、後方に延びる連結部材42を介してシート供給部5の第1のフレーム部材43に支持されている。第1のフレーム部材43は、上下方向に延びる支柱44(図1参照)によって走行路8に対して固定されている。
供給開始スイッチ50は、シート供給部5の各装置の動作を開始させるものである。
第1の検出手段51は、落下防止部材33の位置を検出するためのものである。落下防止部材33は、上述したように作動位置と退避位置との間で移動する。このため、第1の検出手段51は、落下防止部材33が作動位置に位置付けられていることを検出するための作動位置検出器56と、落下防止部材33が退避位置に位置付けられていることを検出するための退避位置検出器57とを備えている。
この上部側センサ65は、図5に示すように、第2のフレーム部材46における左右方向の一端部(右側の端部)に取付けられている。反射板66は、板状支持部材41における左右方向の他端部に取付けられている。このため、光路L5は、上方から見て昇降路23を斜めに横切っている。
この下部側センサ67は、図5に示すように、第2のフレーム部材46における左右方向の他端端部(左側の端部)に取付けられている。反射板68は、板状支持部材41における左右方向の一端部に取付けられている。このため、光路L6は、上方から見て上部側センサ65の光路L5とは交差する状態で昇降路23を斜めに横切っている。
供給動作制御部71は、第1の検出手段51および第2の検出手段52の検出結果に基づいて、パイル昇降モータ21と、サッカー装置24および串棒作動装置25などの動作を図8のフローチャートに示すように制御する。ここで、供給動作制御部71の動作を図8のフローチャートを用いて説明する。
このため、シート供給部5が運転しているときに落下防止部材33が作動位置に位置していない状態で進入開口15に何らかの物体が進入すると、シート供給装置1が停止する。
パイル自動上昇スイッチ55がON操作されると、ステップP7において、供給動作制御部71がパイル昇降モータ21を動作させて積載台16を上昇させる。積載台16が上昇することにより、積載台16が積載板11を台車7から押し上げ、補給用のシート3が昇降路23内を上昇する。
積載台16と共に上昇する補給用のシート3は、上昇することによりシート供給動作が行われている串棒31上の最下位のシート3の下面に串棒31を介して下方から押し付けられる。
下降動作制御部72は、パイル昇降モータ21と落下防止部材駆動装置34の動作を制御する第1〜第5の機能部81〜84を有している。ここでは下降動作制御部72の構成を図10に示すフローチャートを併用して説明する。
第5の機能部85は、積載台16が上昇しているときに第4の検出手段54が物体を検出しかつ第3の検出手段53が物体を検出していない上昇物検出状態において、パイル昇降モータ21を停止させる。すなわち、上昇動作制御部73は、図11に示すフローチャートのステップP201において、パイル昇降モータ21を動作させて積載台16を上昇させる。次に、ステップP202において、第4の検出手段54が検出状態であるか否かを判別する。
第6の機能部86は、上述した上昇物検出状態において落下防止部材33を退避位置に位置付ける。すなわち、上昇動作制御部73は、図11に示すフローチャートのステップP204において、落下防止部材駆動装置34を動作させて落下防止部材33を退避位置に移動させる。落下防止部材33が退避位置に位置付けられることにより、昇降路23の上部領域23cと下部領域23aとの仕切が無くなりひとつの空間が形成され、積載台16および積載シート3が載置された積載板11が下部領域23aから上部領域23cへ移動することが可能になる。この場合であっても、第2の検出手段52の光路L1〜L4が遮られると、図8のフローにしたがい、供給動作制御部71がシート供給部5を停止させる。
第8の機能部88は、第4の検出手段54が物体を検出していない状態で、物体を検出していた第3の検出手段53が物体を検出しない状態に移行したときに落下防止部材33を作動位置に位置付ける。
このため、落下防止部材33を作動位置に位置付けることにより、下部領域23a内の物体と落下物との衝突を避けることができるから、シート供給装置1が運転中であっても積載台16の下方を開放することが可能になる。したがって、この実施の形態によれば、落下防止部材33が作動位置に位置付けられている状態においては、下部領域23a内に物体が進入したとしてもシート3の供給が停止することはないから、生産性を落とすことなく落下物との衝突を避けることができるシート供給装置を提供することができる。
制御装置27は、パイル昇降装置22の駆動中に第3の検出手段53または第4の検出手段54が物体を検出したときにパイル昇降装置22を停止させ、かつ落下防止部材33が退避位置に位置付けられるように落下防止部材駆動装置26の動作を制御する。
この実施の形態においては、積載台16が下降する行程で落下防止部材33が昇降物との干渉を避けて作動位置から退避位置に移動し、その後作動位置に戻る。したがって、この実施の形態によれば、落下防止部材33が昇降路23の外に出る期間を可及的短くすることができるから、下部領域23a内に落下物が落ちる可能性をより一層低くすることができる。
この実施の形態においては、積載台16が上昇する行程で落下防止部材33が昇降物との干渉を避けて作動位置から退避位置に移動し、その後作動位置に戻る。したがって、この実施の形態によれば、落下防止部材33が昇降路23の外に出る期間を可及的短くすることができるから、下部領域23a内に落下物が落ちる可能性をさらに低くすることができる。
Claims (4)
- 多数のシートが積み重ねられた状態で上昇する昇降路を有し、この昇降路の最上部において最も上に位置するシートをシート処理装置に供給するシート供給部と、
前記昇降路を含む前記シート供給部の内部空間への進入を許容する進入開口と、
前記昇降路における供給中のシートが存在する上部領域と補給用の新たなシートが積載状態で設置される下部領域との間の中間部に出し入れ可能に構成された落下防止部材と、
前記落下防止部材を、前記上部領域と前記下部領域とが仕切られ、前記上部領域からの落下物を受け止める作動位置と、前記昇降路から退避する退避位置との間で移動させる駆動装置と、
前記落下防止部材の位置を検出する第1の検出手段と、
前記下部領域に対応して設けられ、前記進入開口を通過する物体を検出する第2の検出手段と、
前記落下防止部材が前記作動位置に位置していないことを前記第1の検出手段が検出している状態で前記第2の検出手段が物体を検出したときに前記シート供給部の動作を不能とし、前記落下防止部材が前記作動位置に位置付けられていることを前記第1の検出手段が検出している状態においては、前記シート供給部の動作を可能にする制御装置とを備えた
ことを特徴とするシート供給装置。 - 請求項1記載のシート供給装置において、
シートが積載される積載板を支承して前記昇降路を昇降する積載台と、
前記積載台を昇降させる昇降駆動装置と、
前記上部領域であって前記落下防止部材の近傍で物体を検出する第3の検出手段と、
前記下部領域であって前記落下防止部材の近傍で物体を検出する第4の検出手段とをさらに備え、
前記制御装置は、前記昇降駆動装置の駆動中に前記第3の検出手段または第4の検出手段が物体を検出したときに前記昇降駆動装置を停止させ、かつ前記落下防止部材が前記退避位置に位置付けられるように前記駆動装置の動作を制御するものであることを特徴とするシート供給装置。 - 請求項2記載のシート供給装置において、
前記制御装置は、
前記積載台が下降しているときに前記第3の検出手段が物体を検出しかつ前記第4の検出手段が物体を検出していない下降物検出状態において、前記昇降駆動装置を停止させる第1の制御部と、
前記下降物検出状態において前記落下防止部材を前記退避位置に位置付ける第2の制御部と、
前記落下物防止部材が前記退避位置に位置付けられている状態で前記積載台が下降するように前記昇降駆動装置を動作させる第3の制御部と、
前記第3の検出手段が物体を検出していない状態で、物体を検出していた前記第4の検出手段が物体を検出しない状態に移行したときに前記落下防止部材を前記作動位置に位置付ける第4の制御部とを有していることを特徴とするシート供給装置。 - 請求項2記載のシート供給装置において、
前記制御装置は、前記積載台が上昇しているときに前記第4の検出手段が物体を検出しかつ前記第3の検出手段が物体を検出していない上昇物検出状態において、前記昇降駆動装置を停止させる第5の制御部と、
前記上昇物検出状態において前記落下防止部材を前記退避位置に位置付ける第6の制御部と、
前記落下物防止部材が前記退避位置に位置付けられている状態で前記積載台が上昇するように前記昇降駆動装置を動作させる第7の制御部と、
前記第4の検出手段が物体を検出していない状態で、物体を検出していた前記第3の検出手段が物体を検出しない状態に移行したときに前記落下防止部材を前記作動位置に位置付ける第8の制御部とを有していることを特徴とするシート供給装置。
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CN108099422A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-06-01 | 东莞市天合机电开发有限公司 | 一种打印机用降落式补纸的纸张补充装置 |
CN108162614A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-06-15 | 东莞市天合机电开发有限公司 | 一种具有中心传递框的打印机纸张补充装置 |
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JPH02155241A (ja) * | 1988-12-07 | 1990-06-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | リードフレームの送出装置 |
JPH04354733A (ja) * | 1991-05-30 | 1992-12-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 枚葉機の給紙部における用紙自動積替装置 |
JPH10202838A (ja) * | 1997-01-18 | 1998-08-04 | Heidelberger Druckmas Ag | 印刷機において枚葉紙によって形成されたパイルを操作する装置 |
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2014
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