JPS62153076A - パツケ−ジ支持装置 - Google Patents

パツケ−ジ支持装置

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JPS62153076A
JPS62153076A JP61293556A JP29355686A JPS62153076A JP S62153076 A JPS62153076 A JP S62153076A JP 61293556 A JP61293556 A JP 61293556A JP 29355686 A JP29355686 A JP 29355686A JP S62153076 A JPS62153076 A JP S62153076A
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JP
Japan
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bobbin
axis
bearing
ring
roller
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Pending
Application number
JP61293556A
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English (en)
Inventor
ロベルト デムト
バルター ヘフティ
ウルス ケラー
ダニエル ハンゼルマン
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Maschinenfabrik Rieter AG
Original Assignee
Maschinenfabrik Rieter AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Maschinenfabrik Rieter AG filed Critical Maschinenfabrik Rieter AG
Publication of JPS62153076A publication Critical patent/JPS62153076A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C35/00Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
    • F16C35/04Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
    • F16C35/06Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
    • F16C35/07Fixing them on the shaft or housing with interposition of an element
    • F16C35/077Fixing them on the shaft or housing with interposition of an element between housing and outer race ring
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
    • B65H54/40Arrangements for rotating packages
    • B65H54/54Arrangements for supporting cores or formers at winding stations; Securing cores or formers to driving members
    • B65H54/553Both-ends supporting arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S384/00Bearings
    • Y10S384/90Cooling or heating
    • Y10S384/902Porous member

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ボビン又はその上に形成されるパッケージが
回転するローラに接触しているタイプの糸パツケージ形
成装置のためのボビン支持機構に関する。このローラは
糸を往復動させるように構成された溝付きドラムでも、
又は別のトラバース機構の付いたものでもよ(、クロス
巻きのパッケージの形成が可能なものであればよい。好
適例においては、この機構は、ボビンが一対のアームの
間に支持される所謂クレードルタイプのものである。し
かし、本発明はボビンが片持し梁成の短いシャフトやス
ピンドル上に支持される形式のものに対しても適用可能
である。
〔従来の技術〕
これらの糸巻き取りシステムにおいては、ボビン係合エ
レメントが支持機構の他の部品に対して一定の範囲で可
動となるように支持され、それによって、ボビンがロー
ラに接触する際の姿勢の歪みを成る範囲で調節して補償
することができるように構成されていることは公知であ
る。このようなシステムは、例えば、ドイツ特許明細書
第1560475号に開示されている。別のシステムは
スイス特許明細書第339102号にも示されている。
しかし、これらの公知システムにおいても、ボビンとロ
ーラとが直線的な接触をするように姿勢を修正すること
は不可能である。更に、これらのシステムはクロス巻き
パッケージの形成の際に不可避的に発生するショックに
対する緩衝を行うことも不可能である。本発明はこれら
の効果を二つながら得ようとするものである。
〔発明の構成〕
本発明によれば、ボビン/パッケージとローラとの間に
所望の直線的接触を可能にするために、弾性変形可能な
材料で作られた部材が使用されている。
この材料は、例えばポリウレタンエラストマ等の弾性圧
縮可能な多孔質弾性材料である。しかし、この重要な特
色は前記部材の容積圧縮性であり、この特性は多孔性部
材を使用しなくても他の手段によって得ることも可能で
ある。例えば、緻密な弾性材料からなる部材を用いて一
つ以上の空間を形成し、該部材がこの空間内に変形して
(即ちこの部材の容積圧縮を可能として)所望の弾性圧
縮性が得られるようにすることもできる。
この弾性変形可能な部材は、使用時に隣接する比較的剛
性の高い部品の間に取付けられる。
これらの部品は、使用時に相互に回転する必要がないこ
とが望ましく、即ち前記部材は隣接するこれらの部品間
にトルクを伝達することが必要でないことが望ましい。
この部材は選択的な変形をするように配置され、これに
よって隣接する前記部品をボビン/パッケージの回転軸
に対して実質的に直角方向の、少なくとも一つの”好ま
しい”方向に相対運動させることを可能にする。この好
ましい方向とは、巻取り作業の際にボビン/パッケージ
を担持する支持アームに実質的に直交していることが好
ましい。
前記部材の変形によって前記部品の運動が起こる場合に
は、前記部材も一つ以上の他の方向、例えばボビン/パ
ッケージの回転軸に沿う方向に隣接部品を相対運動させ
ることを阻止、又は少なくとも抑制するように配置され
ている。
前記部材の選択的変形性は、該部材を適宜に形成し且つ
これを隣接する前記部品と共に組み立てて一つのユニッ
トを形成することによって得られる。この配置は次のよ
うにして行われる。即ち、使用時に部材が変形する以前
に、組立体内に少なくとも一つの空間が残されており、
力が働いてこの組立体を前記部品を所望の方向に相対運
動させる場合に、前記部材が前記所定の空間内に変形す
ることができるようになされている。この配置によれば
、前記部品を前記他方向に移動させるように前記部材を
変形させる空間は殆ど乃至はご(僅かしか存在しない。
好適配置によれば、弾性材料部材はベアリングユニット
内に組み込まれ、該ユニットはボビン支持機構に取付け
られ、クレードル機構の一方のアーム等の該機構のもう
一つの部分の軸を中心に、ボビン係止エレメントを回転
可能に支持している。
該ヘアリングユニットは一対の相互に相対回転自在なベ
アリングエレメントを具えた従来型のベアリングからな
っている。この従来型ベアリングはハウジングの形をし
た支持体上に取付けられ、弾性材料部材によってこれに
保持されている。弾性材料部材はリング状をなしている
ことが好ましい。
選択的変形は、リングの断面の選択によって得られる。
以下、図面に示す好適実施例に基づいて、本発明を更に
詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図及び第2図に示されたパッケージホルダは関連す
るヨーロッパ特許出願筒86105117.5号に詳細
に述べられ、その内容は本明細書中に参考として組み入
れられている。従って、その細部はここには繰り返さな
いが、前記関連出願中で使われているものに対応した符
号を用いて装置の概略を簡単に説明する。
符号10は機台フレームの一部を示す。、残りの部分は
本発明に無関係なので省略する。符号14と16はブラ
ケット12から前方に突出しているサイドプレートを示
し、前記ブラケットはフレーム10に適宜な方法で取付
けられている。ピン18がこれらのサイドプレートに支
持され、符号22で示された所謂クレードルのための回
動ジヨイントを形成している。このクレードルは、前述
の回動ジヨイントを形成するピン18上に取付けられた
、後方に延在するサイドプレート26を有するヨーク2
4を具えている。このクレードルは更に前記ヨーク24
と一体化された第17−ム28と、これも前記ヨーク2
4と一体化された耳30.32にピン34によって回動
自在に取付けられている。アーム38は、図示の位置(
アーム28に略平行な)からアーム28と隔たった位置
まで、ピン34を中心に回動し、クレードルアームの間
へのボビン44の着脱を可能としている。
クレードルが”閉鎖”されている場合(アーム3日が図
示の位置にある場合)には、ボビン44は両クレードル
の間に支持され、模式的に示されたヘアリング46によ
って該クレードルに対して相対回転可能になっている。
巻取り作業の際に、糸パツケージ48がボビン44上に
形成される。
前記関連出願は、リーフスプリング52.接触エレメン
ト54及びサイドプレート16上に設けられたセグメン
ト形状の前方延長部とを具えている。これらの部品は本
発明にかかるパッケージホルダに含まれているが、本質
的なものではない。
本発明はむしろ、以後の図面に関連して後述するように
、機械の他の部品に関して所望の位置関係にボビン44
を支持することを可能にする手段に関するものである。
第1図及び第2図には、各ベアリング46が直接各アー
ムに取付けられ、ボビン44が該ベアリング内に支持さ
れている構成が模式的に示されている。実際、ボビン及
びこれに担持されているパッケージは駆動ロール(第1
図及び第2図には示されていない)と接触して回転して
いる。この駆動ロールはそれ自身第1図及び第2図のボ
ビン44の軸に実質的に平行な軸を中心に回転自在にな
されている。こ、れらの図から明らかなように、この構
成においては駆動ロールの軸方向の長さは、アーム28
と38が閉じた時の両者間の間隔よりも狭いことが必要
である。クレードル22はそのアーム28.38間に当
てはまる駆動ロール又はその部分を具えていることが必
要である。
しかし、多くの機械においては、クレードルはその回動
軸(第1図及び第2図のビン18で規定された)を略水
平方向にして配列されている。円筒形パッケージの場合
には、共通の一本の摩擦駆動ロールがこれら全てのクレ
ードルに対して設置されている。このロールは実質的に
一定の直径を有する一本のシャフトとして形成され、こ
のシャフトはクレードルの列全体をよぎって、その回動
軸に略平行に延在している。このような構成においては
、第3図のボビン144等のボビンチューブは関連する
クレードルアームの深さDよりも大きい外径を有するこ
とが必要である。第3図には、第1図及び第2図のアー
ム28に対応するこのような一つのアームが符号128
で示されている。
次に、アーム128に対してボビン144の一端を支持
するための機構について述べる。第1図と第2図のアー
ム38に対応する他方のクレードルアームに対してボビ
ンを支持するのに、実質的にこれと同じ機構が使用され
ている。
コーン状パッケージを巻く場合にも、ワインダは全ての
巻取り位置に対して共通の一本の駆動シャフトを有して
いる。しかし、このシャフトは各テークアツプ位置に関
連する個々のロール形成部(スリーブ)を担持していて
もよい。このタイプの成る機構においては、各スリーブ
は軸方向に隣接する別々に回転可能な複数のセクション
からなり、これら各セクションは使用時にその上に装着
形成されるボビン又はパッケージに接触している。
ヨーロッパ特許第63690号に開示された好適実施例
においては、これらのセクションは一つの駆動伝達手段
によって結合されている。このヨーロッパ特許(米国特
許第4415125号に対応)の内容は本出願中に参考
として組み入れられている。
本発明は、コーン状及び円筒状パッケージの両方の巻取
りに応用可能である。第3図に示されたボビン144は
、従って、コーン状でも円筒状のいずれでもよい。本発
明の本質から見て、パッケージに係合するローラが糸の
トラバースの溝を有するドラムであるか、又は交差巻き
パ・7ケージを形成するための別個のトラバース機構を
具えているかは無関係である。
ボビン支持体は実質的に3つのエレメントからなってい
る。即ち、ボビン受はプレート又はディスク100.ヘ
アリングユニット102 (このユニットについては本
明細占中に後述する)及び該ベアリングユニット102
を受けるためにアーム128に取付けられた(この支持
手段は図示しない)支持リング104である。
ディスク100はその外周のフランジ106にボビン1
44と実際に係合する略円錐台状部分を具えている。デ
ィスクの中央には、ヘアリングユニット102内に圧入
される短いシャフト110が突出している。従って、デ
ィスク100はヘアリングユニットの軸112を中心に
回転することができる。
支持リング104もベアリングユニット102を受ける
ソケットの一部(特に符号は付さない)を形成するフラ
ンジ114を有している。該ソケットの内周面は球面を
なし、ユニット102の外周面のこれに対応する球面と
協働する。フランジ114は弾性的に膨張可能であり、
それによってユニット102はそれを受けるソケット内
にスナップ的に嵌合可能である。この構成はドイツ特許
明細書第1560475号及びこれに対応する米国特許
明細書第3286948号に開示されたものに略準拠し
ている。
アーム128に支持されたベアリングユニット102及
びクレードルの他方のアームに同じように支持された同
様のヘアリングユニット(図示しない)は、それぞれの
ソケット内で動くことが可能となり、これによって、ボ
ビン144をクレードルに取付けた後に、ヘアリングユ
ニットの軸112はボビンの姿勢に適合するように修正
される。しかし、この構成は、ボビン144が第3図に
符号116でその一部が図示されている摩擦駆動ロール
と直ちに線接触することを保証するものではない。実際
に、ボビンの一方の端か他方の端のいずれかが最初にロ
ール116と接触することが非常に多く、ベアリングユ
ニソl−102を受容するソケットを具えた”ユニバー
サル取付は機構”ではこの不正な姿勢を充分に修正する
ことは不可能であることが判る。この不正な取付は姿勢
は、例えばボビン形状の欠陥(損傷に起因することが多
い)やボビンの支持ディスク100に対する不充分な整
列によるものである。
このような不正な取付は姿勢は、本発明にかかるベアリ
ングユニット102によって修正することが可能である
。この構成は第4図の詳細な図示によって更にはっきり
する。しかし、第4図は前記ユニットの特定の製造モー
ドを示しており、これは本発明の要旨ではないので、第
4図に102Aで示されたベアリングユニットはあくま
でもこの新規なベアリングユニットの一実施例に過ぎな
いことを理解すべきである。
第4図に示された通り、ユニソ)102Aは内側レース
117.外側レース118.及び該両レース117.1
18上を走行するボールベアリング120からなり、こ
れによってベアリング軸112を中心にレースの相対回
転が可能となる。
前記外側レース118は次ぎに詳述する多孔質弾性材料
のリング122内に埋入されている。ユニット全体は、
軸112に直交する環状領域126において接合された
左右側セクションからなるハウジング124内に入れら
れている。この図示された構成においては、接合は両セ
クションの重なり部分を接着剤で固定することによって
行われている。しかし、ベアリングユニットの周囲に適
宜なハウジングを設置するのに、従来から知られている
適宜な他の接合技術を使用することも可能である。ハウ
ジング124は支持リング104内のソケットに受容さ
れた前述の球面を提供する。
多孔質弾性材料リング122は、使用時にボビン144
をロール116に接触させるように付勢する力によって
、外側レース118とハ、ウジング124の間で圧縮可
能なように選択される。このような力を発生させる手段
は図には示されていない。この手段は、例えば英国特許
明細書第1349425号に開示されているスプリング
荷重のシステム等の公知のタイプのものでもよい。その
他の方法でも、ボビン144をロール116に接触させ
るように付勢するものであれば使用することができ、例
えば選択的に加圧自在なユニット等をこの目的に使用可
能である。これらの手段によって発生された力は、ロー
タ式精紡機(ヨーロッパ特許明細書第126352号並
びに第127017号に開示)、巻返し機(米国特許明
細書第3971520号並びに第3356306号)、
捲縮加工機(英国特許明細書第1399891号)等の
糸処理機械のテークアツプシステムにおける糸パツケー
ジの巻取りに従来から使用されている程度の大きさであ
ればよい。
ハウジング124の内径L(第4図)は外側レース11
8の外径よりも小さい。前記弾性材料はハウジングの軸
方向の端部壁とこれに対応する外側レース118の軸方
向面との間に半径方向に内向きに設置されている。従っ
て、両レース117゜118とボール120とで構成さ
れたボールベアリングはハウジング124内に確実に保
持され、該弾性リング122の圧縮性の範囲内でハウジ
ングに対して動くことが可能である。更に後述する如(
、外側レース18は半径方向には可動であるが、軸方向
には拘束されていることが望ましい。
レース118とハウジング124の円筒状壁面との間で
弾性リングが圧縮されるので、前記付勢力に応じた調節
が可能となる。リング122は、変形力が除去された場
合に元の形に回復するような弾性を有していることが必
要であり、しかも変形が繰り返されてもその弾性を維持
することを要し、換言すればリングの材料は所定の作業
寿命の全期間にわたって残留圧縮が無視できる程度(又
は少なくとも許容範囲内)であることを要する。
”セラスト(CELLASTO)”及び”シロマ(SY
LOMER)”の商品名で市販されているポリウレタン
エラストマが好適に使用される。これら両材料は、スイ
スのチューリッヒのアンゲスト・アンド・ビスチル社(
^ngst Pftster AG)から供給されてい
る。−例として、本出願人からM2/1の名称で販売さ
れているロータ式精紡機に好適に使用されるヘアリング
ユニット102Aに対して、次のような寸法が推奨され
る。
ハウジング124の球面の直径・・−24鶴軸112方
向のユニットの長さ−9wmレース118の外径・・−
191m 直径D直径4図)・−・15龍 ハウジング124の製造に使用される金属シートの厚さ
−・−0,5s鳳 リング122は全作動状態を通じて圧縮されていてもよ
い(ユニット102Aの製造の後)。前記多孔質弾性材
料は非常に高い容積圧縮度を有し、そのため上述の寸法
を存するベアリングユニット102Aによって、約2鶴
までの不正取付けを補償することが可能である。
上の説明において、本発明にかかるベアリングユニット
は各クレードルアームに設置されているものと仮定して
いる。このことは本質的なことではないが、本発明のベ
アリングユニットが一方のアームのみに設置される場合
には、本発明のベアリングユニットを持たない方のボビ
ン144の端部がロール116に接触しないように、こ
のクレードルをロール116に対してセ・ノドする必要
がある。
本発明は第3図及び第4図に示す実施例に限定されるも
のではない。特に、弾性圧縮又は変形可能な材料をヘア
リングユニット内に組み込むことは、好ましいことでは
あるが、木質的なことではない。この材料は、アーム1
28と支持リング104との間の接合部Jの領域に組み
込まれてもよい(第3図)。別の例としては、この材料
はスタブシャフト110とベアリングユニット102の
間の接合部Cの領域に設けることもできる。理論的には
、この材料はディスク100自体の構造内、特にボビン
144との接触域に設けることも可能である。しかし、
この領域においては、材料はボビンとの摩擦接触によっ
て損傷を受ける可能性があるので、できればこのような
構成ぽ回避すべきである。しかし、これも本発明の範囲
に入るものである。
更に、必ずしもボビン支承部100をクレードルアーム
128に接続する構造物内にこの弾性材に設置されても
よく、これを可能にする構成の例が第5図に示されてい
る。図示の各斜視図で、クレードルのヨークは符号24
で、アームは28と38で示されている。第5A図では
、弾性材料のブロック130が各クレードルアームに内
蔵され、これに所望の弾性圧縮性を与えている。第5B
図では、ヨーク24はシャフト132を中心に回転自在
でなり、これによって選択的に円筒形パッケージとコー
ンパッケージとの巻取りを行うことができる(コーンパ
ッケージの場合のコーン角度はシャフト132の軸を中
心にヨークを回転させて調節される)。この例において
は、弾性圧縮性材料で作られたスリーブ134がスタブ
シャフト132に被せられている。第5C図の例におい
ては、弾性圧縮性材料のブロック136がヨーク24と
アーム28.38との間の接合部領域に設けられている
。第5D図の例においては、ヨーク24自身が二分割さ
れ、弾性圧縮性の材料のブロック140で接合されてい
る。第5E図の例では、弾性圧縮性材料はアール38と
ヨーク24の回動ジヨイント領域にスリーブ142とし
て設置されており、この場合には、アーム38は上述の
ようにボビンの不正な姿勢の調整が可能である。第5F
図においては、ヨーク24自身がクレードルの下方に設
置されたピン146を中心に回動可能な支持プレート1
44に取付けられ、これによってクレードルの姿勢を調
節してコーン角度を変更することができる。又、弾性圧
縮性材料は、支持プレート144とピン146との間に
スリーブ148として設置されている。
本発明は、この材料を2本アームのクレードルに対して
使用するものに限定されるべきではない。
例えば、米国特許第3971520号に開示されている
ような別のタイプのパッケージ支持手段も公知である。
これらのパッケージ支持システムの不正な姿勢を補償す
るのに弾性圧縮又は変形可能な材料を使用することも、
本発明の範囲に含まれる。
本発明は円筒形パッケージとコーンパッケージの巻取り
の両者において利点を有する。いずれの場合にも、本発
明によってフリクションロールとの接触を確保すること
が可能となり、この弾性圧縮性材料は小さな姿勢の不正
とパッケージの巻取りの際のショックを吸収し、それに
よってテークアツプシステムの振動を改善する。
しかしながら、本発明の利点は特にコーンパッケージの
巻取りの場合に顕著であり、特に関連するヨーロッパ特
許出願第127017号に開示されたような精紡機用自
動糸継装置と一猪に使用されることが好ましい。これら
のシステムにおいては、糸継ぎが終了した後の紡糸ユニ
ットから糸の引き出しが、引き出しシステム(一対の回
転引き出しローラ等の)によって、テークアツプとは無
関係に一定の速度で行われる。引き出しシステムとテー
クアツプシステムとの間に一時的な糸の貯留が形成され
る。しかしコーンチューブ144とフリクションロール
との直接の接触によるテークアツプ速度は、チューブの
どちらの端部が最初にロールに接触するかによって非常
に違ったものとなる。
この変動可能性は、確実に線接触を行わせることによっ
て実質的に解消する。このやり方は、例えば米国特許明
細四箇4266734号に述べられているような、摩擦
駆動ロールがボビンの局限された領域でのみ接触するよ
うに形成されている別の例と対照的なものである。本発
明で行われている解決策は、ボビンの両端がフリクショ
ンロールと接触することが望ましい本出願人にかかる米
国特許第441525号のテークアツプシステムの場合
に、特に有用である。しかし、弾性圧縮性材料による緩
衝効果は、?−ヒえ線接触が必要ない場合でも有効であ
る。
本発明は新規なボビン支持システムを提供するばかりで
なく、第3図及び第4図に示されたような新規なベアリ
ングユニットをも提供する。このユニットは、一対の相
対回転するベアリングエレメント(レース117,11
8)、ベアリングユニットのハウジング(殻体124)
、及び前記ベアリングエレメントと前記ハウジングとの
間に設置された弾性変形可能な材料を含み、前記エレメ
ントをハウジングに対して保持し、前記材料の変形度に
よって規定された限度以内で、ハウジングに対して前記
エレメントを調節可能になしている。
ベアリングエレメントの相対回転を保証するために、例
えば第4図に示すボールエレメント、バレル型エレメン
ト ニードルエレメント又は平面(ジャーナル)ヘアリ
ングエレメント等の多くの異なったやり方が提案されて
いる。明らかに、弾性材料はベアリングエレメントの一
方と殻体とに作用することが望ましい。これらのエレメ
ントが内外エレメ、ント(一方が他方の内部で回転可能
になっている)として配置されている場合には、ハウジ
ングは内側エレメントの内部、又は外側エレメントの周
囲に設けられる(後者の構成は第3図と第4図に図示さ
れている)。前者の場合には、弾性材料は内側エレメン
トとハウジングとに作用し、一方、後者の場合には、図
示されたように、外側エレメントとハウジングとに作用
する。
殻体124は金属シートとか、プラスチック等の適宜な
ケース作製材料で作られている。第4図に示すように各
部分毎に作られてもよ(、又は一体物として作られても
よい。各部分はベアリングの軸(図示のように)に直角
な面、又は該軸を含む面内で結合される。
しかし、殻体124等のハウジングを具えた特別のベア
リングユニットに、支持体とベアリングエレメントとの
間に弾性リングを設けることは、本質的なことではない
。第6図にはコーン状ボビンの小径端の支持のために適
用された別の構成が示されており、この場合には大径端
の方は第3図に示された機構によって支持されている。
第6図において、ボビン係合ディスク150は外向きに
張り出したフランジ154を具えた略皿型をなす部分1
52を有する。使用に際し、該部分152はボビンの軸
端がフランジ154に接触するまでボビンの開放端内に
挿入される。
ディスク150は、ピン156と、該ピンの一端に設け
られたフランジ158とを具えたコネクタによってクレ
ードル機構のアーム(図示しない)に取付けられている
。フランジ158は、ピン156の長手方向軸がフリク
ションローラ(第3図の116)の軸と実質的に平行に
延在し、且つピンがそれ自身の支持アームからクレード
ルの他方のアーム(第3図の118)の方へ突出するよ
うに、クレードルアームに適宜な手段(図示しない)に
よって固定されている。第4図に示すような、内外側レ
ースとボールヘアリングからなる回転ベアリングが符号
160で示されている。このベアリングは、内側レース
をピンの円筒状外周面上に押し込み嵌合させたり、又は
このレースを、スロy ト157とその自由端にベアリ
ングを保持するための張り出し159とを有するピン1
56Δ(第7図)にスナップ嵌合させることによって、
ピン156に取付けられる。
第4図のリング122と同様な多孔性弾性材料のリング
162が、部分152の円筒状内周面と外側レースの外
周面との間に挿入される。この弾性リングは側周面に接
着され、ベアリング160に対してディスク150を保
持する。
リング162はリング122と同様に、二つの比較的剛
性の高い部品(この場合にはディスク150とベアリン
グ160)の相対運動を限定された範囲で可能にし、パ
ッケージ/駆動ローラの接触領域から伝達されるショッ
クと振動を吸収し緩衝する機能を有する。しかし、この
構成は第3図の構成にはなかった付加的な問題、即ちこ
の弾性リングがディスク150からベアリング160の
外側レースへトルクを伝達しなければならないと云う問
題を提起する。この弾性リングが作業中の荷重に耐えら
れない場合には、リングはトルクを伝達する必要のない
位置、即ちベアリングとビン/支持アームとの間(ベア
リングとパッケージとの間ではなく)に移動するか、又
は第5図に示すようにクレードル構造の中に組み込む必
要がある。
いずれの場合にも、ディスク150と支持アーム(図示
しない)との取り外しの容易な結合(第7図のベアリン
グ160とピン156との間のスナップ嵌合等の)が好
ましい。これにより、ディスクは支持アームから取り外
され、ディスクユニット(第6図、第7図のディスク1
50.ベアリング160.リング162)とアームの間
に巻きついた糸を取り除くことが可能となる。この糸の
巻きつきは特にコーン状パッケージの小径端に起こり易
い。
更に、コーンボビンの小径端には、ピンの形式のスナッ
プ嵌合エレメントの方が、第3図のスナップ嵌合ソケッ
ト114よりも好ましい。なぜならば、小径端において
は組立体内に空間が非常に少ないからである。同時に、
ディスクユニットが確実に保持されるならば、ディスク
ユニットのビンへの嵌合は若干緩くてもよい。なぜなら
ば、弾性リングが回転荷重に耐えられる場合には、姿勢
の歪みは弾性リング162によって吸収されるからであ
る。弾性リングが荷重に耐えられない場合には、ピン型
コネクタを維持するために弾性体はクレードルアーム機
構(第5図)内に移動させられる必要がある。
ピンのスロット157が、支持アーム(図示しない)の
長手方向に実質的に直交する面内に設けられている。従
って、クレードルアームをフリクションローラの方へ付
勢する力によって、ディスクユニットと支持アームとの
間の結合が解除されることはなくなる。
上述の例においては、弾性材料の孔がヘアリングエレメ
ントとこれに隣接する剛性部品との間に”自由空間”を
提供する。該弾性材料は(孔の幾つかを潰すことによっ
て)この自由空間内に変形し、ベアリングエレメントと
これに隣接する剛性部品との相対位置を調節し、ボビン
をフリクションローラに対して線接触させることが可能
となる。
弾性変形体が孔を有しない場合には、その代わりに殻体
(又はベアリングの外周面)に接触する一連の隆起(又
はこれと同等な突起)を持っている。
該材料を突起の間の空間内に変形させることによって、
容積的に圧縮することが可能となる。このような構成も
第5図の機構に使用することができる。
弾性変形する材料を受は入れる自由空間を形成するため
の別の構成は、残りの図面を参照して説明される。これ
らは全て第4図に示されたような殻体に取付けられたベ
アリングユニノ1〜(第8図の102B;第10図のl
 O2C)である。
第8図において殻体は符号124で示され、中間領域1
26で結合された二つの半休からなっている。このヘア
リング自身は、第4図に示されたように、内外側レース
117,118とボールヘアリング120とで構成され
ている。これらのエレメントは第10図の実施例にも現
れており、同じ符号が使用されているので、ここでは個
々に説明はしない。違いは第8図に符号164で、又第
10図に符号176で示されている弾性リングの形状に
ある。しかし、それぞれの場合に、リング自身は緻密な
弾性体で作られ、リング122のような孔を含んでいな
い。
リング164は両側面フランジ166の間に形成された
、放射状に内側に開口している環状溝(特には符号を付
していない)を有する。該溝はヘアリングの外側レース
118を受容し、側面フランジ166はレース11Bの
側面と殻体124の対面する壁との間に把持される。リ
ング164の材料は孔を有しないので、フランジ166
がヘアリングの軸方向に作用する力によって変形する可
能性は非常に少なく、従ってベアリングと殻体とは相互
に軸方向に強固に結合される。
第8図は”常態”即ち荷重のかかっていない状態のヘア
リングユニットを示す。断面で見ると、リング164の
外周面は丸みを帯びた頂部168を有し、該頂部は殻体
の中央結合領域126に一致しでいる。リングの外周面
は頂部168から殻体124の両側壁の方に向かって両
方向に傾斜しており、これによって頂部の両側に二つの
環状チャンバ170と172がリングと殻体との間に形
成される。
他の部品はそのままにして、第8図のヘアリングユニッ
ト102Bを第3図のユニット1.02に代替したとす
る。アーム128は今や荷重を殻体124に及ぼし、ボ
ビン144を第3図で下向きに付勢してロール116に
接触させる。ディスク100上の短シャフト110は、
逆向きの反作用力ヲユニソト102Bのベアリングに対
して作用する。リング164の上部(第3図において)
は外側レース118と殻体124との間で圧縮される。
先ず、力は全体的に、ヘアリングユニットの頂点領域に
おける頂部168と殻体124との間の狭い接触帯に作
用する。従って、該頂部はこの接触領域において押し潰
され、リングがチャンバ170.172内へ張り出すこ
とによって、リングの所望の変形が可能となる。
アーム128は、ロール116により早く接触した方の
ボビン144の端部を支持し、次いで、クレードル機構
に加わる全荷重力が前述の接触帯に作用する。リングの
変形度はこれに対応して大きくなり、変形は次の二つの
結果の一方が得られるまで継続する。
一ボビンの他端がロールに接触し、全荷重力が両クレー
ドルアームの間で分担される。(理想的状態) 一チャンバ170,172の最上部、即ちヘアリングユ
ニットの上部領域が、常態から変形した材料で充填され
、リング164がもはやそれ以上変形不能になる。(望
ましくない状a)後者の場合、クレードル機構を再調節
して姿勢の歪み(そしてリングの要求する補償度)が減
少するか、又はヘアリングユニットを設計し直してベア
リングと殻体との間に更に多くの自由空間を設け、リン
グの変形の自由度を大きくするかが必要である。第9図
と第1θ図はこの第2のタイプの解決策を示す。
第10図に示ずユニソ)102Cは、第8図のユニット
102Bと基本的には同じ機能を有するので、これに対
しては補償原理の補助的な説明は必要としないであろう
。しかし、リング176の主体は断面形状(第9図)に
おいてアーチ型をなしている。このアーチは各端部に側
面フランジ166Aを有し、これらのフランジは外側レ
ース118を受容する環状溝の境界を形成している。
常態において(即ちリングの変形前には)、レース11
8の軸方向の縁は第10図に示すようにアーチの端部に
接触している。
従って、ボビンがフリクションロールに接触する前には
、三つの環状チャンバがレース118の円筒外周面と殻
体124の円筒内周面との間に形成されている。これら
のチャンバは、第8図の同じ符号のチャンバに対応する
170Aと172A、及びアーチとレースの間に形成さ
れた補助チャンバ174である。リングの変形は、アー
チがその周囲にある一つの領域において偏平に押し潰さ
れるまで1!続される。
第9図と第10図に示されたアーチの形状は好適例を表
している。−例として角度X(第9図)は約20〜25
度、角度Yは約13〜18度である。
アーチの頂部168Aはその全周において殻体124に
接触していることが好ましく、ベアリングと殻体は、荷
重がベアリングユニットに加わる前には規定された半径
方向の相対位置を保っている。しかし、このことは必須
のことではなく、リングの変形を吸収するために小さな
間隙が残されていてもよい。
第10図に示すように、各フランジ166Aは、軸方向
に外向きに拡がった”補助アーチ”として形成されてい
る。これらの補助アーチはベアリングと殻体の軸方向の
相対変位に対して充分な抵抗性を有してはいるが、それ
でも相対変位に対する若干の自由度を与えるように設計
されてもよい。
ヘアリングの軸112は、これによって殻体に対して所
望の整合性を以て保持されるが、必要ならば補助アーチ
によって若干の順応性を与えられる。
できればフランジは中実体で作られることが望ましい。
第11A図及び第11B図は更に別のリングの断面の、
上部だけが示されている。符号118゜124.126
で示された部分は他の図面の同じ符号の部分に対応して
いる。リング180は、結合領域126で殻体124と
接触している中央隆起部182を有する。該隆起部の1
】は、リングがボビンにかかる力のために変形していな
い時(第11A図)に、リングの軸方向長さの約1/4
〜1/3である。隆起部の高さは、リングの半径方向厚
さく殻体124の壁とレース11Bとの間に把持された
フランジを除く)の約1/3〜1/2である。
荷重力が加えられると(第11B図)、隆起部は殻体1
24の円筒壁とレース118の間で押し潰され、リング
の主体上に”眉”が形成される。
第12図は第3図と第6図に示されたものに代わる、コ
ーンボビンの小径端用に好適な構成を示す。支持アーム
(図示しない)は、第3.8.10及び11図代示すい
ずれかの形式のベアリングユニット102を受容するソ
ケット114Aを担持している。この場合、ボビン係合
ディスク190は薄壁構造であり、これに対応して強力
な材料(例えばスチール)を採用する必要がある。ディ
スク190は、糸が巻取り中にボビンの端部からスリッ
プして外れた場合に、ベアリング領域にこれが入り込ま
ないように防護するフランジ192を有する。
第8図、第10図及び第11図のリングは、ヘアリング
と殻体の相対変位に好ましい方向、即ちベアリングの回
転軸112に対して半径方向の変位を与えるように特別
に設計されている。第3図の例はこの点に関して同様で
あり、側面フランジ(第3図では特別の符号は付されて
いない)の壁の厚さはリング主体の厚さよりも蟲かに小
さく、従って、隣接部品の相対運動に対して迩かに少な
い自由度しか与えない。更に、殻体とベアリングとの間
でフランジを最初から把持していることにより、このフ
ランジが多孔質材料で作られていたとしでも、これの弾
性の一部は消滅する。しかし、第8図、第10図及び第
11図の例は、ベアリングと殻体の最適相対位置を与え
るように設計され、これによってベアリングユニット全
体の正確な組立がやり易くなるので好ましいものである
クレードル機構への取付けの際にユニットの角度位置が
無関係になるので、半径方向の全ての方向への相対変位
が略均等な自由度を以て行われることは、このベアリン
グユニットの好ましい特長の一つである。しかし、全半
径方向の相対運動は本発明にとって必須の要件ではない
。第3図、第8図及び第1O図の例について考えると、
リングは使用時に回転せず、従ってその周辺の比較的限
定された一つの領域内でのみ圧縮される。必要な自由度
は局限された弾性クッションによって与えられる。要す
るに、弾性体は(その形状が何であれ、又クレードル機
構内の何れの位1ηに設置されるにせよ)、ボビンをロ
ーラに押しつけるようにクレードルによって加えられる
荷重力に呼応して、フリクションローラ116とボビン
144(第3図)の間の接触領域に発生する反作用のベ
クトルに平行な方向に限定された自由度を与える必要が
ある。
上述の反作用力は、ローラ(図示しない)の回転軸をロ
ーラとボビンとの接触域に結合する線に沿って作用する
。この領域は巻取り作業中に若干変化する。その理由は
、一部はボビン上でのパッケージの成長に伴って系の幾
何学的配置が変化するため(及び第1図の支持アーム2
8.38がローラから離れる方向に回動するため)であ
り、又一部はボビンとパッケージとの不一致のためであ
る。通常、パッケージ巻取りの初期にローラとボビンと
を線接触させ、その後、糸の薄い層がボビン上を被覆す
るまで短い時間にわたってこれを維持することが肝要で
ある。しかし、−C的に、パッケージ巻取りの全ての段
階で、弾性変形が可能となるように保証することが好ま
しい。
ボビンの回転軸(少なくとも該軸がベアリングによって
実質的に規定されている場合には)を囲繞する弾性装置
の設置によって、ボビン/パッケージとローラとの間の
接触域で発生するショックや振動が吸収/緩衝される。
この衝撃力又は振動力はボビンの長さ方向と交差する全
ての方向に働く。
第1図及び第2図を参照して簡略に説明したように、又
パッケージ巻取り技術においてよく知られているように
、支持アーム28.38は、ボビンをホルダに保持する
のに必要な軸方向力を加える。
ベアリングの殻体に対する軸方向の動きを規制すること
によって、これらの軸方向の保持力はディスクによって
構成されたボビン支持手段を介して有効にボビンに伝達
される。
事実、半径方向の運動の自由度が保証されている限り、
軸112に沿うベアリングと殻体との相対変位の自由度
を与えることは必須のことではない。従って、弾性リン
グの側面フランジは省略できるが、得られたベアリング
ユニットは組立の難しいものとなる。しかし、この欠点
は、リングを殻体に組付ける前に、リングを外側レース
に取付けることにより克服、可能である。
図示のように、弾発手段がヘアリング軸を取り囲んでい
る場合にも、該弾発手段は一体物でなくてもよいが、複
数の分割部品からなるものは組立が難しいことが判って
いる。分割部品が使用される場合には、これらの部品の
間には間隙が残されることが望ましい。このような弾発
手段は、例えば、可撓性璧を有するホース構造体によっ
て構成される。いかなる場合にも第8図及び第10図に
示すような”一つだけの頂部”のリングは必須ではなく
、二つの頂部(間に通路を有する)又は二つのアーチを
有するものも可能である。
弾性リングは、ベアリングユニットが無荷重の場合、ベ
アリングを殻体に対して所定の正常位置に保持し、荷重
が解除された場合にヘアリングを該位置に復帰させる機
能を有することに注目すべき゛である。殻体は実質的に
ヘアリングの所定の空間内での運動の自由度を制限する
手段を形成し、弾発手段が前記空間内に設けられ、ベア
リングを殻体に対して所定の位置に保持している。運動
の自由度は半径方向よりも軸方向に厳密に限定される。
許容された運動の自由度に鑑みて、ソケット114内で
の殻体124の回動運動は必要ない。
ソケットは殻体をしっかりと把持するように設置され、
スナップ嵌合作用によって取り外しや交換可能になされ
ている。
本発明は、勿論、弾発手段をベアリングと殻体との間に
設置するものに限定されるものではない。
弾発手段をスリーブとベアリングの内側レースとの間に
設置しても全く同様の効果が得られることは明らかであ
り、この場合には、スリーブは動きを制限するために内
側レースと協働する外側に突出したフランジを有してい
る。第5図に示すように、弾発手段がクレードル機構の
他の個所に設置される場合には、弾発手段に隣接する部
材は、半径方向の運動の自由度よりも軸方向の相対運動
の自由度を限定するように形成され、及び/又は弾発手
段自身が選択的な変形性を有するように構成されること
が好ましい。
第3.8.10.11図に示すユニット内のへアリング
ユニソトに許容される軸方向の動きは非常に小さいもの
であり、0.2〜Q、3 sn以下である。
0.5鰭程度の小さい半径方向の自由度でも効果はある
が、各ユニットは1.5關以上の半径方向の動きを与え
るように配置されることが好ましい。
第8.10.11図に示すリングに使用される材料は、
25±5%の範囲のショア硬度を有する。
硬度が低い場合には変形性が向上するが、非常に軟らか
いゴム状材料(15〜20の範囲のショア硬度の)は取
り扱いが難しく、又老化し易いので人手が困難である。
しかし、図示の種々の変形に示すような所望の性能を持
つように構成された形状のリングを使用すれば、これら
の非常に軟らかいゴムを使う必要はない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、関連するヨーロッパ特許出願第8
6105117.5号の対応する図面からのコピーであ
り、本発明が適用されるパッケージホルダの一つのタイ
プを示子。 第3図は、第1図及び第2図のホルダに使用されるのに
適した本発明のボビン支持機構の断面図である。 第4図は、第3図の実施例に使用されるのに適したベア
リングユニットの断面図であり、該ユニットを作製する
1方策の詳細図である。 第5図は本発明の範囲内の6種の機構の斜視図であり、
それぞれ第3図及び第4図の例に使用された構成と類似
した弾性材料部材を用いている。 第6図は第3図と同様の図であり、コーンボビンの小径
端の支持に利用される構成を示す。 第7図は第6図の変形例を示す。 第8図は本発明にかかるボビン支持機構に含まれる別の
形態の弾性リングを具えたヘアリングユニットを示す。 第9図は別の形態の弾性リングの断面図である。 第10図は第9図のリングを具えたヘアリングユニット
を示す。 第1IA図は非圧縮状態の別の弾性リングの断面図を示
す。 第11B図は同じく圧縮状態の弾性リングの断面図を示
す。 第12図は第6図の例の変形を示す。 28.38−アーム 44−ボビン 46−ヘアリング 48−パッケージ 144−・・ボビン 100−ディスク 102・−へアリングユニソト 10.1−−−リング 114−フランジ 116− フリクションロール 117、IIL−−−レース 122−・リング Fig、3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所定の軸(ローラ軸)を中心に回転自在なローラと
    、該ローラ軸に実質的に平行なボビンの回転軸(ボビン
    軸)を形成し、該ボビンを付勢して前記ローラ上の接触
    領域において前記ローラと接触させる手段を有するボビ
    ン支持機構、及び隣接する前記機構の剛性部材との相対
    変位を許容する弾発手段を具えた糸パッケージ巻取り装
    置であって、 前記剛性部材と前記弾発手段とは、前記ローラ軸に平行
    な方向の相対変位よりも、前記ローラ軸と前記接触領域
    とを結合する線に実質的に平行な方向に大きな相対変位
    をなすように配置されていることを特徴とする糸パッケ
    ージ巻取り装置。 2、前記剛性部材と弾発手段とは、前記ボビン軸に平行
    な方向の相対変位よりも、前記ボビン軸に対して放射状
    の全ての方向への大きい相対変位が許容されている特許
    請求の範囲第1項に記載された装置。 3、前記弾発手段が、前記ボビン軸を囲繞する弾性リン
    グによって構成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第2項に記載された装置。 4、前記ボビンを規定する手段がベアリングであり、前
    記リングが該ベアリングを囲繞していることを特徴とす
    る特許請求の範囲第3項に記載された装置。 5、支持アーム、該支持アームと前記ボビン軸規定手段
    とをスナップ嵌合する結合手段を具えていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項に
    記載された装置。 6、前記スナップ嵌合による結合手段が、前記ボビン軸
    規定手段の取付け部を受容するアーム上のソケットを含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第5項に規定された
    装置。 7、前記スナップ嵌合による結合手段が、前記アーム上
    に設けられたピンと、前記ボビン軸規定手段の上に設け
    られた取付け部とを含み、前記取付け部が前記ピンの上
    に嵌合することを特徴とする特許請求の範囲第5項に記
    載された装置。 8、前記弾発手段が前記隣接部材の一つを他の隣接部材
    に対して所定の位置に保持し、後者は限定された空間を
    規定し、その内部において前記一方の部材は前記弾発手
    段によって与えられた付勢力に抗して前記所定の位置か
    ら移動することができるように構成されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項〜第7項のいずれか1項
    に記載された装置。 9、前記空間が、前記線に平行な方向よりも前記軸に平
    行な方向に厳密に限定されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第8項に記載された装置。 10、前記弾発手段が選択的に変形する性質を有し、前
    記線に平行な方向には比較的容易に変形するが、前記軸
    に平行な方向には比較的変形し難いことを特徴とする特
    許請求の範囲第8項又は第9項に記載された装置。 11、所定の軸を中心に相対回転可能な一対のベアリン
    グエレメントと、限定された空間を形成するように構成
    された取付け部材とを有し、該空間内で前記ベアリング
    エレメントは前記取付け部材に対して可動であり、前記
    空間内には弾発手段が設けられ、前記ベアリングエレメ
    ントを前記取付け部材に対して所定の位置に保持するよ
    うに構成され、該弾発手段と前記取付け部材とは共に、
    前記軸の放射状方向への前記ベアリングエレメントの前
    記取付け部材に対する相対変位を許容し、一方では前記
    軸に平行な方向への前記ベアリングエレメントの前記取
    付け部材に対する相対変位は実質的に防止するようにな
    されているベアリングユニット。 12、支持されているボビン又はパッケージが回転ロー
    ラに接触しながら糸を巻き取る装置のためのボビン支持
    機構であって、弾性的に圧縮可能な部材が機構内に組み
    込まれ、該部材の弾性圧縮によってボビン/パッケージ
    が前記ローラの隔たった複数の領域に接触することを特
    徴とするボビン支持機構。 13、相対回転可能なベアリングエレメント、殻体、及
    び前記エレメントを前記殻体に対して保持する弾性圧縮
    可能な材料からなる部材を具え、前記弾性材料はその圧
    縮性によって決まる限界の範囲内で、ベアリングエレメ
    ントを殻体に対して調節可能になしているベアリングユ
    ニット。
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