JPH0718684Y2 - 繊維巻取機 - Google Patents

繊維巻取機

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JPH0718684Y2
JPH0718684Y2 JP1991018311U JP1831191U JPH0718684Y2 JP H0718684 Y2 JPH0718684 Y2 JP H0718684Y2 JP 1991018311 U JP1991018311 U JP 1991018311U JP 1831191 U JP1831191 U JP 1831191U JP H0718684 Y2 JPH0718684 Y2 JP H0718684Y2
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JP
Japan
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finger
collet
axial direction
moving body
moving
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JP1991018311U
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JPH04107753U (ja
Inventor
栄三 出野
敬祐 河西
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Winding Filamentary Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コレット本体の外周に
配置されるフィンガーの径方向外方への移動により繊維
巻取用チューブを保持する繊維巻取機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばガラス繊維巻取機にあっては、ガ
ラス繊維巻取用チューブが嵌合されるコレットを備えて
いる。そのコレットは、コレット本体と、このコレット
本体の外周に配置される複数のフィンガーとを有し、各
フィンガーの径方向外方への移動により前記チューブを
保持するようにしている。そして、そのコレットを回転
させることによりチューブにガラス繊維を巻取ってい
る。
【0003】上記のようなガラス繊維巻取機にあって
は、チューブの挿抜作業を行なう際にコレット本体に対
してフィンガーを径方向外方と径方向内方に移動させる
必要がある。例えば実開昭62‐113172号公報に開示され
るガラス繊維巻取機は、軸方向移動可能な単一の移動体
がコレットに設けられ、この移動体と各フィンガーと
が、移動体の軸方向一方への移動により各フィンガーが
径方向外方へ移動するように、各フィンガーの軸方向一
端側で連動されている。また各フィンガーは、移動体が
軸方向他方に移動すると自重により径方向内方に移動す
るものとされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ガラス繊維は、一般に
溶融槽から紡出されるフィラメントを集束してストラン
ドとすることで形成されるため、フィラメント相互が分
離しないようにバインダーが付与される。また、ガラス
繊維を例えばプラスチックの強化材として用いるような
場合には、プラスチックとの結合力を大きくするために
バインダーが付与される。このようなバインダーが、巻
取りの際に前記フィンガーとチューブとの間に入り込む
と、フィンガーとチューブとを接着させてしまうことが
ある。特に、チューブとして紙チューブを用いたような
場合は接着力が大きくなる。そのため、従来のように各
フィンガーの径方向内方への移動をフィンガーの自重に
よるものとすると、接着力によりフィンガーが径方向内
方に移動せず、コレットからチューブを抜き取る作業が
困難なものになっていた。
【0005】また、フィンガーが自重により径方向内方
に移動するものでは、下方のフィンガーは径方向内方に
移動しないため、各フィンガーの移動量が不均一にな
る。また、上記従来例にあっては、移動体と各フィンガ
ーとが、フィンガーの軸方向一端側で連動されるため、
フィンガーは軸方向に移動しつつ径方向に移動するもの
である。そのため、フィンガーを軸方向にわたり均一に
径方向移動させることが困難であった。このように各フ
ィンガーの径方向移動量が不均一であると、チューブの
コレットに対する挿抜作業を円滑に行なうのが困難とな
る。これはガラス繊維以外の繊維の巻取機にあっても同
様に問題となる。
【0006】上記のような問題がコレットに対するチュ
ーブの挿抜作業を自動化する上で支障となっている。
【0007】また、従来例のようにフィンガーが軸方向
に移動すると、コレットの回転時におけるバランスが崩
れ易いという問題がある。
【0008】本考案は、上記従来技術の問題を解決する
ことのできる繊維巻取機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案の特徴とするとこ
ろは、コレット本体と、このコレット本体の外周に配置
される複数のフィンガーとを備え、各フィンガーの径方
向外方への移動により繊維巻取用チューブを保持する繊
維巻取機において、前記コレット本体側に一対の軸方向
移動可能な移動体け、各移動体と各フィンガーとは
各フィンガーの軸方向両端位置で軸方向に向かうに従い
径方向に向かうテーパ面を介して接するとともに、各フ
ィンガーの軸方向両端位置には各フィンガーを径方向内
方へ付勢するバネと各移動体を軸方向他方へ付勢するバ
ネとが設けられ、この移動体の軸方向一方への移動によ
り各フィンガーが径方向内方へ移動すると共に移動体の
軸方向他方への移動により各フィンガーが径方向外方へ
移動するようにした点にある。
【0010】
【作用】本考案の構成によれば、移動体が軸方向一方へ
移動すると、各フィンガーを径方向内方へ付勢するバネ
の弾性力が作用することにより各フィンガーは径方向内
方へ移動し、移動体がバネに付勢されて軸方向他方へ移
動すると、その移動体を付勢するバネの弾性力がテーパ
面を介し作用することにより各フィンガーは径方向外方
へ移動する。これにより、各フィンガーは強制的に径方
向外方と径方向内方とに移動させられる。
【0011】また、各移動体と各フィンガーとが、各フ
ィンガーの軸方向両端位置で連動されているため、各フ
ィンガーを軸方向移動させることなく径方向移動させる
ことができ、さらに、各フィンガーは軸方向寸法が大き
なものであっても径方向に移動できる。しかも、各フィ
ンガーを径方向に移動させるために、各フィンガーを径
方向に付勢するバネの弾性力と各移動体を軸方向に付勢
するバネの弾性力とを、各フィンガーの軸方向両端位置
でテーパ面を介し作用させるので、各移動体と各フィン
ガーとの間に別部材を設けることなく、簡略な機構で各
フィンガーを確実に動作させることができる。
【0012】
【比較例】 以下、図面を参照して本考案の比較例を説明
する。
【0013】図6に示すガラス繊維巻取機1は、本体2
にタレット盤3が回転駆動自在に取付けられ、このタレ
ット盤3に一対のコレット4が回転駆動自在に取付けら
れている。各コレット4にはガラス繊維巻取り用チュー
ブ5が挿抜自在に嵌合される。
【0014】そして、タレット盤3の回転によってコレ
ット4は図6において右方の巻き取り位置と、左方の玉
揚げ位置とに位置変更自在とされている。その巻取り位
置で回転駆動されるコレット4に保持されたチューブ5
に、ガラス溶融槽6から紡出される多数のガラス繊維フ
ィラメント7を集束したストランド8が巻き取られる。
そのフィラメント7はローラ9を介してバインダーが付
与され、ローラ10を介して集束される。
【0015】図1〜図3、図5に示すように、上記コレ
ット4はガラス繊維巻取機1のスピンドルシャフト11
に取付けられている。このコレット4は、円筒形のコレ
ット本体4aと、このコレット本体4aの外周に配置さ
れる複数のフィンガー12とを有する。そのコレット本
体4aは前記スピンドルシャフト11に、テーパ面40
を介して嵌合されると共にコレットナット30により固
定されている。また、コレット本体4aの図3において
左方側にフロントリング35が固定され、右方側にバッ
クリング34が固定されている。
【0016】また、図5に示すようにコレット本体4a
の外周には軸方向に沿う複数の溝13が設けられ、この
溝13に前記フィンガー12が径方向に移動自在に挿入
されている。その各溝13の内部にはキー14が取付け
られており、このキー14がフィンガー12に設けられ
た凹部15の内面に当接することにより、フィンガー1
2の径方向移動量が一定範囲とされている。
【0017】コレット本体4aの各端に、一対の筒状の
移動体24が軸方向摺動可能に嵌合されている。各移動
体24の内周とコレット本体4aの外周との間に環状の
空気室25が設けられている。この空気室25に圧力空
気を供給するため、コレット本体4aとスピンドルシャ
フト11とに空気流路26が形成され、この空気流路2
6は図外コントロールバルブを介しコンプレッサに接続
されている。なお、移動体24とコレット本体4aとの
間には、空気室25からの空気漏れ防止用のシール27
が介在されている。
【0018】各移動体24の端面には圧縮バネ33の一
端が当接されている。図3において左方側のバネ33の
他端は前記フロントリング35に当接され、図3におい
て右方側のバネ33の他端は前記バックリング34に当
接されている。
【0019】これにより、空気室25に圧力空気を供給
すると、各移動体24は軸方向外方に(図3において左
方側の移動体24は左方に、図3において右方側の移動
体24は右方に)移動する。また、空気室25への圧力
空気の供給を解除すると、バネ33の弾性力により各移
動体24は軸方向内方に移動する。
【0020】そして、各移動体24と各フィンガー12
とが、各フィンガー12の軸方向両端位置において、移
動体24の軸方向外方への移動により各フィンガー12
が径方向内方へ移動すると共に、移動体24の軸方向内
方への移動により各フィンガー12が径方向外方へ移動
するよう連動されている。
【0021】本比較例では、各フィンガー12の軸方向
両端に揺動部材50が配置され、この揺動部材50を介
して各フィンガー12と各移動体24とが連動する。各
揺動部材50は図1、図2、図4に示すように、軸方向
に沿う部分50aと径方向に沿う部分50bとでL字形
に形成され、軸方向内端面と径方向内端面とは曲面50
c、50dとされ、軸方向外端面は球面50eとされて
いる。揺動部材50の材質は外力によって変形しない金
属を用いるのが好ましい。
【0022】揺動部材50の軸方向内端部は、フィンガ
ー12の端部に設けられた凹部12aに挿入されてい
る。揺動部材50の径方向内端部は、移動体24の外周
に形成された周溝24aに挿入されている。前記フロン
トリング35及びバックリング34の軸方向内面が球面
座34a、35aとされ、この球面座34a、35aに
揺動部材50の軸方向外端の球面50eが支持されてい
る。
【0023】これにより、前記空気室25に圧力空気を
供給すると、図1の状態から両移動体24が軸方向外方
に移動し、図2に示すように各揺動部材50が揺動し、
各フィンガー12は径方向内方へ移動する。また、空気
室25への圧力空気の供給を解除すると、バネ33の弾
性力により図2の状態から両移動体24が軸方向内方に
移動し、図1に示すように各揺動部材50が揺動し、各
フィンガー12は径方向外方へ移動する。
【0024】上記構成によれば、チューブ5にガラス繊
維を巻き取ったならば、コレット4は前記玉揚げ位置に
位置される。この玉揚げ位置において空気室25に圧力
空気が供給されることで、各移動体24は軸方向外方に
移動する。この移動体24の軸方向外方への移動による
揺動部材50の揺動により、各フィンガー12は径方向
内方に強制的に移動させられる。これにより、フィンガ
ー12とチューブ5とがバインダーにより接着していて
も、その接着が解除されるためチューブ5をコレット4
から容易に抜き取ることができる。
【0025】そして、コレット4からガラス繊維を巻き
取ったチューブ5が抜き取られると、新しいチューブ5
がコレット4に挿入され、空気室25への圧力空気の供
給が解除される。空気室25への圧力空気の供給が解除
されることで、各移動体24はバネ33の弾性力により
軸方向内方に移動する。この移動体24の軸方向内方へ
の移動による揺動部材50の揺動により、各フィンガー
12は径方向外方に強制的に移動させられる。これによ
り、各フィンガー12によって新しいチューブ5が保持
される。なお、各フィンガー12によるチューブ5の保
持力は、コレット4の回転停止時にあっては各フィンガ
ー12を径方向外方へ移動させようとするバネ33の弾
性力に基づき、コレット4の回転中にあっては各フィン
ガー12を径方向外方へ移動させようとする遠心力に基
づく。
【0026】上記比較例によれば、フィンガー12とチ
ューブ5とがバインダーにより接着していても、その接
着は各フィンガー12が強制的に径方向内方に移動させ
られることによって解除されるため、チューブ5をコレ
ット4から容易に抜き取ることができる。また、各移動
体24と各フィンガー12とが、各フィンガー12の軸
方向両端位置で連動されているので、各フィンガー12
を軸方向移動させることなく径方向移動させることがで
き、各フィンガー12の径方向移動量を均一なものとで
き、コレット4に対するチューブ5の挿抜作業を円滑に
行なうことができる。また、各フィンガー12が軸方向
に移動することがないので、コレット4の回転時におけ
るバランスが崩れることもない。
【0027】次に、変形比較例を説明する。
【0028】例えば、上記比較例では揺動部材50をバ
ックリング34とフロントリング35の球面座34a、
35aを介し支持したが、図7に示すように、揺動部材
50を支軸60によって揺動自在に支持し、その支軸6
0をバックリング34、フロントリング35に取付ける
ようにしてもよい。
【0029】また、上記比較例では移動体24は、圧力
空気の供給により軸方向外方に移動し、圧力空気の供給
解除によりバネ33の弾性力によって軸方向内方に移動
するが、圧力空気の供給により軸方向内方に移動し、圧
力空気の供給解除によりバネの弾性力によって軸方向外
方に移動する構成にしてもよい。この場合、圧力空気の
供給時にフィンガー12は強制的に径方向外方に移動さ
せられてチューブ5の保持がなされ、、圧力空気の供給
解除時にフィンガー12は径方向内方に強制的に移動さ
せられる。
【0030】
【実施例】 以下、図8、図9を参照して本考案の実施例
を説明する。 上記比較例との相違は、揺動部材50を設
けることなく移動体24と各フィンガー12とを連動し
た点にある。
【0031】すなわち、各移動体24の軸方向内端部の
外周面は、軸方向内方に向かうに従い径方向内方に向か
うテーパ面24bとされている。各フィンガー12の軸
方向両端部の内周面は、その移動体24のテーパ面24
bに接するテーパ面12bとされている。これにより、
各移動体24がバネ33により軸方向内方に押されるこ
とで、そのテーパ面24bがフィンガー12のテーパ面
12bに押し付けられる。
【0032】また、各フィンガー12の軸方向両端に、
軸方向外方に突出する突出部12cが形成され、バック
リング34とフロントリング35に軸方向内方に突出す
る突出部34b、35bが形成されている。各フィンガ
ー12毎に、突出部12cとリング34、35の突出部
34b、35bとの間に圧縮バネ70が介在されてい
る。この圧縮バネ70により各フィンガー12が径方向
内方に押されることで、前記フィンガー12のテーパ面
12bが移動体24のテーパ面24bに押し付けられて
いる。なお、バネ70の弾性力は、フィンガー12に作
用する重力と、フィンガー12とチューブ5とのバイン
ダーによる接着力とに抗し、フィンガー12を径方向内
方に強制的に移動させることができる大きさとされる。
他の構成は上記比較例と同様で同一部分は同一符号で示
す。なお、移動体20とコレット本体4aとの間に、両
者の軸中心の相対回転を規制するキー75が設けられて
いる。
【0033】上記図8、図9に示す構成によれば、空気
室25に圧力空気を供給すると、図8の状態から両移動
体24が軸方向外方に移動し、図9に示すように各フィ
ンガー12はバネ70の弾性力により強制的に径方向内
方に移動させられる。また、空気室25への圧力空気の
供給を解除すると、図9の状態から両移動体24はバネ
33の弾性力により軸方向内方に移動し、テーパ面24
b、テーパ面12bを介して各フィンガー12を押し付
けることにより、各フィンガー12は強制的に径方向外
方へ移動させられる。これにより、各移動体24と各フ
ィンガー12とは、各フィンガー12の軸方向両端位置
で連動され、各フィンガー12は軸方向寸法が大きなも
のであっても径方向に移動できる。しかも、各フィンガ
ー12を径方向に移動させるために、各フィンガー12
を径方向に付勢するバネ70の弾性力と各移動体24を
軸方向に付勢するバネ33の弾性力とを、各フィンガー
12の軸方向両端位置でテーパ面24b、12bを介し
作用させるので、各移動体24と各フィンガー12との
間に比較例における揺動部材50のような別部材を設け
ることなく、簡略な機構で各フィンガー12を動作させ
ることができる。
【0034】
【考案の効果】本考案によれば、移動体の軸方向移動に
より各フィンガーを径方向内方に強制的に移動させるこ
とで、フィンガーとチューブとの接着を解除し、チュー
ブのコレットからの抜き取り作業を容易に行うことがで
きる。
【0035】また、各フィンガーを軸方向移動させるこ
となく強制的に径方向移動させることができるので、各
フィンガーの径方向移動量を均一なものとしてチューブ
のコレットに対する挿抜作業を円滑に行うようにでき、
その挿抜作業の自動化にも貢献できる。
【0036】また、各フィンガーが軸方向に移動するこ
とがないので、コレットの回転時におけるバランスが崩
れることもない。さらに、各フィンガーは軸方向寸法が
大きなものであっても径方向に移動でき、しかも、簡略
な機構で各フィンガーを確実に動作させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の比較例に係るコレット装置の要部の断
面図
【図2】本考案の比較例に係るコレット装置の要部の断
面図
【図3】本考案の比較例に係るコレット装置の縦断面図
【図4】本考案の比較例に係るフィンガーと揺動部材の
斜視図
【図5】本考案の比較例に係るコレット装置の横断面図
【図6】本考案の比較例に係るガラス繊維巻取機の正面
【図7】揺動部材の変形比較例を示す図
【図8】本考案の実施例に係るコレット装置の要部の断
面図
【図9】本考案の実施例に係るコレット装置の要部の断
面図
【符号の説明】 1 ガラス繊維巻取機 4a コレット本体 5 チューブ 12 フィンガー 24 移動体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コレット本体と、このコレット本体の外
    周に配置される複数のフィンガーとを備え、各フィンガ
    ーの径方向外方への移動により繊維巻取用チューブを保
    持する繊維巻取機において、前記コレット本体側に一対
    の軸方向移動可能な移動体け、各移動体と各フィン
    ガーとは各フィンガーの軸方向両端位置で軸方向に向か
    うに従い径方向に向かうテーパ面を介して接するととも
    に、各フィンガーの軸方向両端位置には各フィンガーを
    径方向内方へ付勢するバネと各移動体を軸方向他方へ付
    勢するバネとが設けられ、この移動体の軸方向一方への
    移動により各フィンガーが径方向内方へ移動すると共に
    移動体の軸方向他方への移動により各フィンガーが径方
    向外方へ移動するようにしたことを特徴とする繊維巻取
    機。
JP1991018311U 1991-03-02 1991-03-02 繊維巻取機 Expired - Lifetime JPH0718684Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991018311U JPH0718684Y2 (ja) 1991-03-02 1991-03-02 繊維巻取機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991018311U JPH0718684Y2 (ja) 1991-03-02 1991-03-02 繊維巻取機

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Publication Number Publication Date
JPH04107753U JPH04107753U (ja) 1992-09-17
JPH0718684Y2 true JPH0718684Y2 (ja) 1995-05-01

Family

ID=31904861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991018311U Expired - Lifetime JPH0718684Y2 (ja) 1991-03-02 1991-03-02 繊維巻取機

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6446426A (en) * 1987-08-17 1989-02-20 Ishikawajima Harima Heavy Ind Cleaner

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JPH04107753U (ja) 1992-09-17

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